JPH09201735A - 移載装置 - Google Patents

移載装置

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JPH09201735A
JPH09201735A JP1459196A JP1459196A JPH09201735A JP H09201735 A JPH09201735 A JP H09201735A JP 1459196 A JP1459196 A JP 1459196A JP 1459196 A JP1459196 A JP 1459196A JP H09201735 A JPH09201735 A JP H09201735A
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JP1459196A
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Kazuo Kikuchi
一夫 菊地
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを長距離にわたって移載でき、更に、
2点間の直線距離を高速でかつ高精度に移載でき、そし
て更に、ワークの向きを変えずに移載できる移載装置を
得ること 【解決手段】 本発明の本発明の移載装置1Aは、3組
の平行リンク(第1リンク31、32、第2リンク3
3、34、第3リンク35、36)を水平状態で第1伸
縮角度伝達装置40と第2伸縮角度伝達装置60で連結
して伸縮アーム30を形成し、これを基板21の下面に
存在するサーボモータ22に連結し、制御することによ
り伸縮アーム30を伸縮させ、位置Aに存在するワーク
Wを保持、搬送させ、位置Bまたは位置Cに移載できる
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移載装置に係わ
り、特に半導体ウエハ、液晶表示基板などのようなワー
クを移載する場合に用いて好適な移載装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】先ず、従来技術の移載装置を図7及び図
8を参照しながら説明する。図7は従来技術のコンベア
式の移載装置を概念的に示した一部平面図であり、図8
は従来技術のスカラ型アーム式の移載装置の原理を説明
するための概念図であって、同図Aは複数枚の基板が載
置されている或る所定の位置にアームが伸びた状態を示
した平面図、同図Bは同図Aに示した状態から基板を保
持してアームが縮んだ状態を示した平面図、そして図C
は同図Bに示した状態から基板を保持して回動し、アー
ムが伸びて所定の他の位置に移載し終えた状態を示した
平面図である。
【0003】従来、半導体ウエハ、液晶表示基板などの
ようなワークを或る所定の場所から他の所定の場所に移
載する場合に用いる移載装置としては、先ず、図7に示
したようなコンベア式の移載装置1Bがある。この移載
装置1は搬送路を構成する基台2に、その両側部に沿っ
て複数の回転ローラ3を回転自在に整列、装着して構成
されており、これらの回転ローラ3上に移載しようとす
るワークWを載置し、そしてこれらの回転ローラ3を回
転駆動することによって、そのワークWを矢示の方の下
流に在る所定の位置に移動させ、移載できるようになっ
ている。
【0004】また、図8に示した従来の他のスカラ型ア
ーム式の移載装置1Cは、2個の大プーリ4、5と、こ
れら大プーリの1/2の直径の上下に重ねて配設されて
いる2個の小プーリ6A、6B(6Bは6Aの下に在
る)と、大プーリ4と小プーリ6Bとに掛け渡されたベ
ルト7及びそれらのプーリの軸に連結されたアーム8
と、小プーリ6Aと大プーリ5とに掛け渡されたベルト
9及びそれらのプーリの回転軸に連結されたアーム10
と、大プーリ5の軸に装着されているホルダー11と、
大プーリ4を回動するサーボモータ(不図示)などから
構成されている。
【0005】この移載装置1Cは、大プーリ4がサーボ
モータの駆動制御の下に回動してアーム8が所定の回転
角度、例えば、反時計方向に30°回動すると、小プー
リ6A、6Bが時計方向に60°回動し、従ってアーム
10も時計方向に60°の角度、回動して開き、そして
大プーリ5は30°の角度、反時計方向に回動して、そ
の軸に連結しているホルダー11も同方向に30°回動
し、全体として、この移載装置1Cのアームが矢示Xa
の方向に伸びて、移載しようとするワークWを保持す
る。ホルダー11が一枚のワークWを保持すると、サー
ボモータが逆回転して、図8Bに示したように、2本の
アーム8、10が折り畳まれた状態に縮む。
【0006】そして、ワークWを保持し、2本のアーム
8、10が折り畳まれた状態のまま、この移載装置1C
を別駆動源のサーボモータ(不図示)の回転制御の下
に、矢示Rの方向に回動した後、前記サーボモータを駆
動させ、図8Bを用いて説明した動作と逆の動作をさせ
ると、図8Cに示したように、縮んでいたアーム8、1
0及びホルダー11は矢示Xbの方向に伸びて、保持し
ていたワークWを所定の位置に移載することができる。
以上の操作が順次繰り返されることにより、次々にワー
クWを移載することができる。
【0007】更に、このような移載装置1Cの構成及び
動作は、例えば、昭和62年9月22日に公開された実
開昭62−150087「搬送装置」の公開公報に詳細
に記載されているので、その説明に委ね、ここでは省略
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の回転
ローラ3を用いた移載装置1Bにおいては、移載される
ワークWが基台2と接触することから、基台2に付着し
たダストがワークWに付着したり、或いは、ワークWと
基台2との接触により、ワークWが損傷するおそれがあ
る。また、ワークWと基台2との間に滑りなどに起因し
て、ワークWの位置出しを高精度に行うことができない
といった問題点がある。
【0009】一方、後者の移載装置1Cにおいては、直
線搬送に移載装置1Cそのものの回動動作を必要とする
ため、高速搬送が制限され、そして、この回動動作によ
って搬送されるワークWの姿勢が、図8Cに示したよう
に反転してしまい、例えば、後工程の搬送路に設置され
る種々の処理装置にワークWを同一姿勢で移載しようと
すると、各処理装置の移載装置に対する設置位置が制限
されて、設置の自由度が狭められてしまう。
【0010】それ故、本発明はこのような課題を解決し
ようとするものであって、ダストの発生や、このダスト
が基板に付着することを極力防止し、そして少ない設置
面積、空間で、基板を長距離にわたって移載でき、更
に、2点間の直線距離を高速でかつ高精度に移載でき、
そして更に、基板の向きを変えずに移載できる移載装置
を得ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】それ故、本発明の移載装
置は、駆動装置と、この駆動装置に基端部が水平状態で
連結し、前記駆動装置の制御の下に所定の方向に所定の
回転角度だけ回動する互いに平行な一対の第1リンク
と、この第1リンクの先端部に連結した第1伸縮角度伝
達装置と、この第1伸縮角度伝達装置に基端部が前記第
1リンクが存在する方向から水平状態で連結し、前記第
1リンクの前記所定の回転角度と同一の回転角度だけ前
記第1リンクの回動方向とは逆の回動方向に回動し、前
記第1リンクの2倍の長さを有する互いに平行な一対の
第2リンクと、この第2リンクの先端部に連結した第2
伸縮角度伝達装置と、この第2伸縮角度伝達装置に基端
部が前記第2リンクが存在する方向から水平状態で連結
し、前記第2リンクの前記所定の回転角度と同一の回転
角度だけ前記第2リンクの回動方向とは逆の回動方向に
回動し、前記第1リンクと同一の長さを有する互いに平
行な一対の第3リンクと、この第3リンクの先端部に装
着されたホルダーとから構成して、前記課題を解決し
た。
【0012】従って、本発明の移載装置は、3組の平行
リンクを連動して作動させることにより、移載装置のア
ームの回転半径が同じでも、比較的長い距離にわたって
移載することができる。特に基板の向きを変えることな
く、高速で直線移載することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図1乃至図6を参照しなが
ら、本発明の移載装置を説明する。図1は本発明の移載
装置の実施例を示す外観斜視図であり、図2は図1に示
した本発明の移載装置の上面図であり、図3は図2にお
ける矢示Yの方向から見た側面図であり、図4は本発明
の移載装置の駆動装置部分の構造を示す、図2のA−A
線上における一部断面図であり、図5は本発明の移載装
置の伸縮角度伝達装置部分の構造を示していて、同図A
は図2における矢示Xの方向から見た側面図、、同図B
は図Aの下面図であり、図6は本発明の移載装置の動作
説明図で、同図Aは回転移載の動作を、そして同図Bは
直線移載の動作を示す。
【0014】先ず、図1乃至図5を参照して、本発明の
移載装置の実施例の構成を説明する。符号1Aは本発明
の移載装置を指す。この移載装置1Aは、大きく別け
て、駆動装置20部分と伸縮アーム30部分とから構成
されている。駆動装置20部分は基板21の下面に、そ
の回転軸23が基板21に開けた貫通孔を突き抜けて上
方に垂直に突出するように固定されたサーボモータ22
と、その回転軸23の先端部に固定されたプーリ24な
どから構成されている。
【0015】一方、伸縮アーム30は、互いに平行な一
対の第1リンク31、32、第1伸縮角度伝達装置4
0、互いに平行な一対の第2リンク33、34、第2伸
縮角度伝達装置60、互いに平行な一対の第3リンク3
5、36及びワークWを保持するホルダー37とから構
成されている。前記第1リンク31、32は、その基端
部31A、32Aが後記するような構造で駆動装置20
に水平状態で連結し、その駆動装置20のサーボモータ
22の制御の下に所定の方向に所定の回転角度だけ回動
できる。
【0016】図5を用いて説明するように、この第1リ
ンク31、32の先端部31B、32Bは前記第1伸縮
角度伝達装置40の下部に回動自在に連結されており、
そしてこの第1伸縮角度伝達装置40の上部には第2リ
ンク33、34の基端部33A、34Aが回動自在に連
結している。基端部33A、34Aが前記のように第1
伸縮角度伝達装置40に連結している第2リンク33、
34の先端部33B、34Bは回転軸23の上方に、第
1リンク31、32と平行に水平状態で存在し、第1リ
ンク31、32の2倍の長さを備えている。
【0017】この第2リンク33、34の先端部33
B、34Bは第2伸縮角度伝達装置60の下部に回動自
在に連結しており、その上部には第3リンク35、36
の基端部35A、36Aが回動自在に連結している。そ
して基端部35A、36Aが前記のように第2伸縮角度
伝達装置60に回動自在に連結している第3リンク3
5、36の先端部35B、36Bは回転軸23の上方
に、第2リンク33、34と平行に水平状態で存在し、
前記第1リンクと同一の長さを備えている。そして第3
リンク35、36の先端部35B、36Bにはホルダー
37が装着されている。
【0018】図2に上面図で示した、この移載装置1A
は、その伸縮アーム30を伸ばした状態のものである。
そして図3には図2に矢示で示した方向から見た側面の
移載装置1Aを示した。
【0019】次に、前記第1リンク31、32の基端部
31A、32Aと駆動装置20との連結構造を図4を参
照しながら説明する。基板21の下面に固定されたサー
ボモータ22の回転軸23の両隣に所定の間隔で近接し
て、2本の固定軸25、26が回転軸23と並行に、か
つこれら3本が一直線上に並ぶように、基板21の上面
に植設されている。これらの上端部には回転自在なベア
リング27、28がそれぞれ固定されており、更に、こ
れらのベアリング27、28上にそれぞれ第1リンク3
1、32の基端部31A、32Aが固定されている。
【0020】そして、図4Bに示したように、これらの
ベアリング27、28の周面及びこれら周面と反対側の
プーリ24の周面に金属ベルト29が掛け渡されてい
る。この金属ベルト29はプーリ24及びベアリング2
7、28に接している各周面で固定されている。金属ベ
ルト29がプーリ24の周面に掛け渡される角範囲は9
0°或いはそれ以下の範囲とする。
【0021】このように構成することで、サーボモータ
22が作動し、プーリ24が時計方向に回動すると、各
ベアリング27、28は反時計方向に回動し、従って、
第1リンク31、32はそれらの基端部31A、32A
を中心にして、共に平行を保って矢示Raの反時計方向
に回動し、逆にプーリ24が反時計方向にに回動する
と、各ベアリング27、28は時計方向に回動させ、従
って、第1リンク31、32はそれらの基端部31A、
32Aを中心にして、共に平行を保って矢示Rbの時計
方向に回動させることができる。
【0022】次に、図5を参照しながら、前記第1伸縮
角度伝達装置40の連結構造を説明する。短冊状の支持
板41にはベアリングを介して、4本の回転軸42、4
3、44、45が一直線状に、所定の間隔で近接して支
持板41に垂直に回転自在に装着されている。支持板4
1の下方においては、各回転軸42、43、44、45
の下端部にそれぞれプーリ46、47、48、49が固
定されており、そして更に、回転軸42、45の最下端
部に前記第1リンク31、32の先端部31B、32B
が固定されている。更にまた、回転軸43、44の上端
部には第2リンク33、34の基端部33A、34Aが
固定されている。
【0023】また、プーリ46と47には、プーリ46
の手前周面からプーリ47の後方周面に金属ベルト50
が掛け渡されており、その金属ベルト50の両端部はそ
れぞれ90°或いはそれ以下の角範囲にわたって巻き付
けられて固定されている。そして、プーリ48と49に
は、金属ベルト50の向きと逆向きに掛け渡されるよう
に、プーリ49の手前周面からプーリ48の後方周面に
金属ベルト51が掛け渡されており、その金属ベルト5
1の両端部はそれぞれ90°或いはそれ以下の角範囲に
わたって巻き付けられて固定されている。
【0024】従って、このように構成することで、図5
Bにおいて、第1リンク31、32が共に矢示Raで示
した時計方向に回動すると、プーリ46、47の組では
プーリ46が時計方向に、プーリ47が反時計方向に回
動し、プーリ48、49の組ではプーリ49が時計方向
に、プーリ48は反時計方向に回動し、従って、第2リ
ンク33、34はそれらの基端部33A、34Aを中心
にして、共に平行を保って矢示Raの反時計方向に回動
する。
【0025】そして逆に、第1リンク31、32が共に
矢示Rbで示した反時計方向に回動すると、プーリ4
6、47の組ではプーリ46は反時計方向に回動し、プ
ーリ47は時計方向に回動し、プーリ48、49の組で
はプーリ49が反時計方向に回動し、プーリ48は時計
方向に回動し、従って、第2リンク33、34はそれら
の基端部33A、34Aを中心にして、共に平行を保っ
て矢示Raの時計方向に回動させることができる。
【0026】第1伸縮角度伝達装置40は以上説明した
ような構造で構成され、そして動作を行うものである
が、第2伸縮角度伝達装置60についても同様の構造で
構成され、そして動作を行うものであるので、これらの
説明は省略する。
【0027】次に、本発明の移載装置1Aの動作を図6
を用いて説明する。移載装置1Aは前記のように構成さ
れているため、今、図1において、サーボモータ22が
所定の制御の下に作動して、プーリ24が矢示Rbの反
時計方向に回動すると、第1リンク31、32は矢示R
aの時計方向に回動し、この動きに従って、第2リンク
33、34は矢示Rbの反時計方向に回動し、そしてこ
の動きに従って、第3リンク35、36が矢示Raの反
時計方向に回動し、伸縮アーム30は、図6Aに示した
ように、ワークWが載置されている所定の位置Aまで伸
長する。
【0028】伸びた伸縮アーム30が、その先端部に装
着されているホルダー37でワークWを保持すると、サ
ーボモータ22を逆転、回動させる。そうすると、伸縮
アーム30は前記の伸長動作と逆の動きをして縮まり、
先ず、ホルダー37が回転中心のプーリ24上に折り畳
まれる。
【0029】この伸縮アーム30全体を折り畳んだ状態
で、全体を不図示の動力源で90°回動させ、そしてサ
ーボモータ22を作動させて、前記と同様に動作で伸縮
アーム30を伸長させると、図6Aに示したように、位
置Aから90°の角度位置に在る位置Bに保持したワー
クWを移載することができる。ワークWを移載し終わる
と伸縮アーム30は全体が縮まり、そして逆方向に90
°回動して、その位置からまた前記と同様の動作を繰り
返し行い、次々とワークWを一枚ずつ位置Aから位置B
に移載することができる。
【0030】伸縮アーム30の全体が、前記回転中心の
プーリ24上に折り畳まれた状態から90°回動させる
ことなく、その折り畳まれた状態を一通過点として更に
プーリ24を回動させると、図6Bに示したように、伸
縮アーム30は伸び出し、位置Aと反対側に存在する位
置Cに一直線で進み、ワークWを移載することができ
る。そしてサーボモータ22を作動させて、前記と同様
に逆動作させて伸縮アーム30を縮ませて回転中心に全
体を折り畳み、そしてこの状態を始点としてまた前記と
同様にサーボモータ22の回転を制御すると、伸縮アー
ム30を前記のように繰り返し伸縮させることができ、
ワークWを一枚ずつ位置Aから位置Cへ次々に移載する
ことができる。
【0031】本発明の移載装置1Aは、同一回転半径内
で比較して、ワークWを他の伸縮アームより長い距離離
れた位置に移載することができる。例えば、本発明の移
載装置1Aが、3組の平行リンクを縮めて、伸縮アーム
30全体が回転した時に最も小さい半径になるが、この
半径を「最小回転半径」とする。ここでこの「最小回転
半径」を550mm、ホルダー37の長さを150mm
とすると、最大搬送距離Lmは、〔数1〕のような距離
になる。
【0032】
【数1】
【0033】これを同じスカラ型アームで比較すると、
〔数2〕の距離にに過ぎず、本発明の移載装置1Aの方
が約1.8倍の長い距離にわたってワークWを搬送、移
載できることが判る。
【0034】
【数2】
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の移載装
置によれば、3組の平行リンクを連動して伸縮作動させ
ることにより、移載装置のアームの回転半径が同じで
も、比較的長い距離にわたって移載することができる。
特に直線搬送させる場合には、ワークの向きを変えるこ
となく、高速で移載することができる。そして伸縮アー
ムの伸縮の角度伝達に金属ベルトとプーリのみを使用し
ているだけであるので、搬送の位置精度を高めることが
できるばかりか、発塵が少なく、オイルを使用しないた
め、真空中においても使用することができるなど、数々
の優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の移載装置の実施例を示す外観斜視図
である。
【図2】 図1に示した本発明の移載装置の上面図であ
る。
【図3】 図2における矢示Yの方向から見た側面図で
ある。
【図4】 本発明の移載装置の駆動装置部分の構造を示
す、図2のA−A線上における一部断面図である。
【図5】 本発明の移載装置の伸縮角度伝達装置部分の
構造を示していて、同図Aは図2における矢示Xの方向
から見た側面図、同図Bは図Aの下面図である。
【図6】 本発明の移載装置の動作説明図で、同図Aは
回転移載の動作を、そして同図Bは直線移載の動作を示
す。
【図7】 従来技術のコンベア式の移載装置を概念的に
示した一部平面図である。
【図8】 従来技術のスカラ型アーム式の移載装置の原
理を説明するための概念図であって、同図Aは複数枚の
基板が載置されている或る所定の位置にアームが伸びた
状態を示した平面図、同図Bは同図Aに示した状態から
基板を保持してアームが縮んだ状態を示した平面図、そ
して図Cは同図Bに示した状態から基板を保持して回動
し、アームが伸びて所定の他の位置に移載し終えた状態
を示した平面図である。
【符号の説明】
1A 本発明の移載装置 20 駆動装置 21
基板 22 サーボモータ 23 回転軸 24 プーリ
29 金属ベルト 30 伸縮アーム 31、32 第1リンク 33、34 第2リンク 35、36 第3リンク 40 第1伸縮角度伝達装置 50、51 金属ベル
ト 60 第2伸縮角度伝達装置 W ワーク(半導体ウエハ、液晶表示基板など)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動装置と、該駆動装置に基端部が水平
    状態で連結し、前記駆動装置の制御の下に所定の方向に
    所定の回転角度だけ回動する互いに平行な一対の第1リ
    ンクと、該第1リンクの先端部に連結した第1伸縮角度
    伝達装置と、該第1伸縮角度伝達装置に基端部が前記第
    1リンクが存在する方向から水平状態で連結し、前記第
    1リンクの前記所定の回転角度と同一の回転角度だけ前
    記第1リンクの回動方向とは逆の回動方向に回動し、前
    記第1リンクの2倍の長さを有する互いに平行な一対の
    第2リンクと、該第2リンクの先端部に連結した第2伸
    縮角度伝達装置と、該第2伸縮角度伝達装置に基端部が
    前記第2リンクが存在する方向から水平状態で連結し、
    前記第2リンクの前記所定の回転角度と同一の回転角度
    だけ前記第2リンクの回動方向とは逆の回動方向に回動
    し、前記第1リンクと同一の長さを有する互いに平行な
    一対の第3リンクと、該第3リンクの先端部に装着され
    たホルダーとから構成されていることを特徴とする移載
    装置。
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