JPH09201350A - 尿測定器具 - Google Patents
尿測定器具Info
- Publication number
- JPH09201350A JPH09201350A JP8343838A JP34383896A JPH09201350A JP H09201350 A JPH09201350 A JP H09201350A JP 8343838 A JP8343838 A JP 8343838A JP 34383896 A JP34383896 A JP 34383896A JP H09201350 A JPH09201350 A JP H09201350A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urine
- tube
- drip chamber
- measuring device
- patient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01G—WEIGHING
- G01G17/00—Apparatus for or methods of weighing material of special form or property
- G01G17/04—Apparatus for or methods of weighing material of special form or property for weighing fluids, e.g. gases, pastes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/20—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons for measuring urological functions restricted to the evaluation of the urinary system
- A61B5/207—Sensing devices adapted to collect urine
- A61B5/208—Sensing devices adapted to collect urine adapted to determine urine quantity, e.g. flow, volume
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より単純でしかもより確実に作動するような
尿測定器具を提供する。 【解決手段】 流出チューブ１４内に同軸的に細長く延
在して配置されたフレキシブルなチューブ内部エレメン
ト１６が設けられており、該チューブ内部エレメント１
６が、周囲を液体流によって流過可能な凹凸状の外輪郭
を備えている。
尿測定器具を提供する。 【解決手段】 流出チューブ１４内に同軸的に細長く延
在して配置されたフレキシブルなチューブ内部エレメン
ト１６が設けられており、該チューブ内部エレメント１
６が、周囲を液体流によって流過可能な凹凸状の外輪郭
を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カテーテル挿入さ
れた患者の尿流を監視しかつ検査するための、特に尿容
量を検出するための、たとえば患者用ベットに固定する
ことのできる尿測定器具であって、尿捕集容器が設けら
れていて、該尿捕集容器にカテーテルチューブと、軟弾
性的な流出チューブとが接続されている形式のものに関
する。
れた患者の尿流を監視しかつ検査するための、特に尿容
量を検出するための、たとえば患者用ベットに固定する
ことのできる尿測定器具であって、尿捕集容器が設けら
れていて、該尿捕集容器にカテーテルチューブと、軟弾
性的な流出チューブとが接続されている形式のものに関
する。
【０００２】
【従来の技術】このような形式の尿測定器具は、ドイツ
連邦共和国特許第４３３８６８７号明細書に基づき公知
である。この公知の尿測定器具は特に病院内の集中治療
病棟において使用される。集中治療病棟では、患者に対
する液体の供給と排出のバランスをコントロールする必
要がある。この目的のためには、たとえば注入によって
患者に供給された液体量が検出されて、患者が自然排出
するか、または人工循環路を介して排出する液体量と比
較される。この場合に最も重要となる体液は尿である。
尿は集中治療病棟においては通常、患者の膀胱から導出
され、この場合、患者の膀胱にはカテーテルチューブが
挿入される。カテーテルには流出チューブが接続されて
おり、この流出チューブを通じて、尿は、患者の下方で
ベットに固定された尿捕集容器、つまり一般には尿袋内
に流出する。チューブ管路の逆行性汚染を阻止し、ひい
ては患者の感染を阻止するためには、有利にはチューブ
管路内にたいてい滴下室が配置されている。この滴下室
によって汚染路は遮断される。診断医師が尿との関連に
おいて関心を寄せる、説得力ある極めて重要な測定値と
しては、規定の時間内に排出された尿の全容量、たとえ
ば「２４時間尿」、規定の時間間隔内の尿の平均容量
流、尿の固有密度ならびに尿の色の視覚コントロールが
挙げられる。
連邦共和国特許第４３３８６８７号明細書に基づき公知
である。この公知の尿測定器具は特に病院内の集中治療
病棟において使用される。集中治療病棟では、患者に対
する液体の供給と排出のバランスをコントロールする必
要がある。この目的のためには、たとえば注入によって
患者に供給された液体量が検出されて、患者が自然排出
するか、または人工循環路を介して排出する液体量と比
較される。この場合に最も重要となる体液は尿である。
尿は集中治療病棟においては通常、患者の膀胱から導出
され、この場合、患者の膀胱にはカテーテルチューブが
挿入される。カテーテルには流出チューブが接続されて
おり、この流出チューブを通じて、尿は、患者の下方で
ベットに固定された尿捕集容器、つまり一般には尿袋内
に流出する。チューブ管路の逆行性汚染を阻止し、ひい
ては患者の感染を阻止するためには、有利にはチューブ
管路内にたいてい滴下室が配置されている。この滴下室
によって汚染路は遮断される。診断医師が尿との関連に
おいて関心を寄せる、説得力ある極めて重要な測定値と
しては、規定の時間内に排出された尿の全容量、たとえ
ば「２４時間尿」、規定の時間間隔内の尿の平均容量
流、尿の固有密度ならびに尿の色の視覚コントロールが
挙げられる。
【０００３】尿測定時では、外部影響が容量の検出を損
なうことが阻止されなければならない。したがって、カ
テーテルチューブは一般に直接に尿捕集容器に接続され
るのではなく（実際には可能である）、間挿された滴下
室を介して接続される。この滴下室はさらに引張負荷軽
減のためにも役立つ。流出チューブに作用する力、たと
えば患者の運動に基づく力が、流出チューブへの、測定
結果の誤謬を生ぜしめる力導入を招くことを回避するた
めに、公知の尿測定器具では、ほとんど自己支持力を有
しない（ｋｒａｆｔｆｒｅｉ）チューブループが生じる
ように流出チューブが極めて長尺に形成されている。し
かし、このためには流出チューブのための材料の慎重な
選択が必要となる。つまり、材料は決して過度に剛性で
あってはならないわけである。しかし材料が過度に軟ら
かいと、つまりたとえば流出チューブがラッテクスから
成っていると、このようなチューブは外部影響、たとえ
ば看護人による測定器具の不本意な接触によって屈曲し
てしまう傾向があり、折り重なってしまうことが判っ
た。滴下室から尿捕集室への尿導出もしくは尿流はこの
場合、もはや行われなくなる。それどころか、逆流が生
じてしまい、このような逆流は滴下室内の逆止弁を閉鎖
してしまう。その結果、あとから流れる尿はもはや滴下
室から流出することができなくなり、この尿はまず滴下
室を満たし、次いでカテーテルチューブをも満たす。
なうことが阻止されなければならない。したがって、カ
テーテルチューブは一般に直接に尿捕集容器に接続され
るのではなく（実際には可能である）、間挿された滴下
室を介して接続される。この滴下室はさらに引張負荷軽
減のためにも役立つ。流出チューブに作用する力、たと
えば患者の運動に基づく力が、流出チューブへの、測定
結果の誤謬を生ぜしめる力導入を招くことを回避するた
めに、公知の尿測定器具では、ほとんど自己支持力を有
しない（ｋｒａｆｔｆｒｅｉ）チューブループが生じる
ように流出チューブが極めて長尺に形成されている。し
かし、このためには流出チューブのための材料の慎重な
選択が必要となる。つまり、材料は決して過度に剛性で
あってはならないわけである。しかし材料が過度に軟ら
かいと、つまりたとえば流出チューブがラッテクスから
成っていると、このようなチューブは外部影響、たとえ
ば看護人による測定器具の不本意な接触によって屈曲し
てしまう傾向があり、折り重なってしまうことが判っ
た。滴下室から尿捕集室への尿導出もしくは尿流はこの
場合、もはや行われなくなる。それどころか、逆流が生
じてしまい、このような逆流は滴下室内の逆止弁を閉鎖
してしまう。その結果、あとから流れる尿はもはや滴下
室から流出することができなくなり、この尿はまず滴下
室を満たし、次いでカテーテルチューブをも満たす。
【０００４】尿全容量の検出時に、測定値の誤謬を招く
影響を回避するためには、ドイツ連邦共和国特許出願公
開第３５４４０３１号明細書に基づき、測定室装置と分
離装置とを、患者の体内に挿入されたカテーテルの末端
部と、尿捕集容器との間の接続部として設けることが公
知である。カテーテルはカテーテル接続部分を介して、
プラスチックから成る弾性的な流出チューブのチューブ
接続部分に接続されている。分離装置は弾性的なスリー
ブを有しており、このスリーブによって、流出チューブ
に作用する押圧力および衝撃力が尿捕集容器へ伝達され
ることが阻止される。このためには、分離装置を特別
に、尿捕集容器（捕集袋）を浮動式に保持する固定用ア
ームに係合させることが必要となる。したがって、この
ような分離装置は相応して高い手間を必要とする。
影響を回避するためには、ドイツ連邦共和国特許出願公
開第３５４４０３１号明細書に基づき、測定室装置と分
離装置とを、患者の体内に挿入されたカテーテルの末端
部と、尿捕集容器との間の接続部として設けることが公
知である。カテーテルはカテーテル接続部分を介して、
プラスチックから成る弾性的な流出チューブのチューブ
接続部分に接続されている。分離装置は弾性的なスリー
ブを有しており、このスリーブによって、流出チューブ
に作用する押圧力および衝撃力が尿捕集容器へ伝達され
ることが阻止される。このためには、分離装置を特別
に、尿捕集容器（捕集袋）を浮動式に保持する固定用ア
ームに係合させることが必要となる。したがって、この
ような分離装置は相応して高い手間を必要とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の尿測定器具を改良して、より単純でしか
もより確実に作動するような尿測定器具を提供すること
である。
で述べた形式の尿測定器具を改良して、より単純でしか
もより確実に作動するような尿測定器具を提供すること
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、流出チューブ内に同軸的に細長く
延在して配置されたフレキシブルなチューブ内部エレメ
ントが設けられており、該チューブ内部エレメントが、
周囲を液体流によって流過可能な凹凸状の外輪郭を備え
ているようにした。
に本発明の構成では、流出チューブ内に同軸的に細長く
延在して配置されたフレキシブルなチューブ内部エレメ
ントが設けられており、該チューブ内部エレメントが、
周囲を液体流によって流過可能な凹凸状の外輪郭を備え
ているようにした。
【０００７】
【発明の効果】本発明は、軟弾性的な流出チューブの使
用にもかかわらず、外部影響を受けない連続的な尿流出
を保証することができる場合に、前で述べたような手間
のかかる分離装置を不要にして、その代わりに測定値の
誤謬を招く不都合な力を伝達しない、軟質の材料から成
る流出チューブを用いて確実に作業することができる、
という思想から出発する。このような前提条件、つまり
軟弾性的な流出チューブの使用にもかかわらず、外部影
響を受けない連続的な尿流出を保証する、ことは本発明
によれば、軟質の材料から成る流出チューブ内に同軸的
に配置された、凹凸状の外輪郭を有するチューブ内部エ
レメントによって満たされる。すなわち、このようなチ
ューブ内部エレメントは、流出チューブの、外部影響に
よって生じる屈曲個所において、尿流の遮断を阻止する
わけである。このようなチューブ内部エレメントの、凹
凸状の外輪郭もしくは不規則的な外輪郭を有する形状付
与に基づき、弾性的な軟質の流出チューブに屈曲個所が
生じた場合に、この流出チューブがチューブ内部エレメ
ントに全周にわたって接触することは排除される。すな
わち、流出チューブの内壁はチューブ内部エレメントに
単に部分的にしか接触せず、したがってチューブ内部エ
レメントは常に周囲を液体流によって流過可能となり、
ひいてはあとから流れる尿の流出を維持する。
用にもかかわらず、外部影響を受けない連続的な尿流出
を保証することができる場合に、前で述べたような手間
のかかる分離装置を不要にして、その代わりに測定値の
誤謬を招く不都合な力を伝達しない、軟質の材料から成
る流出チューブを用いて確実に作業することができる、
という思想から出発する。このような前提条件、つまり
軟弾性的な流出チューブの使用にもかかわらず、外部影
響を受けない連続的な尿流出を保証する、ことは本発明
によれば、軟質の材料から成る流出チューブ内に同軸的
に配置された、凹凸状の外輪郭を有するチューブ内部エ
レメントによって満たされる。すなわち、このようなチ
ューブ内部エレメントは、流出チューブの、外部影響に
よって生じる屈曲個所において、尿流の遮断を阻止する
わけである。このようなチューブ内部エレメントの、凹
凸状の外輪郭もしくは不規則的な外輪郭を有する形状付
与に基づき、弾性的な軟質の流出チューブに屈曲個所が
生じた場合に、この流出チューブがチューブ内部エレメ
ントに全周にわたって接触することは排除される。すな
わち、流出チューブの内壁はチューブ内部エレメントに
単に部分的にしか接触せず、したがってチューブ内部エ
レメントは常に周囲を液体流によって流過可能となり、
ひいてはあとから流れる尿の流出を維持する。
【０００８】チューブ内部エレメント、つまりたとえば
真珠鎖、規則的または不規則的な間隔を置いて設けられ
た複数のくびれ部を備えた、軟質のプラスチックまたは
ゴムから成る細長いストリップまたは螺旋状の外輪郭を
備えた対象物は、尿捕集容器にまで到達するような長さ
に設定することができる。さらに、軟弾性的な流出チュ
ーブの運動に従動するチューブ内部エレメントに基づ
き、屈曲個所の永続的な固着も回避される。このような
固着は通常、尿に含まれる成分によって助成される。い
ずれにせよ、尿を確実に流出させることができ、しかも
不都合な逆流を排除することのできるような、流出チュ
ーブの大きな横断面が常に開放されている。
真珠鎖、規則的または不規則的な間隔を置いて設けられ
た複数のくびれ部を備えた、軟質のプラスチックまたは
ゴムから成る細長いストリップまたは螺旋状の外輪郭を
備えた対象物は、尿捕集容器にまで到達するような長さ
に設定することができる。さらに、軟弾性的な流出チュ
ーブの運動に従動するチューブ内部エレメントに基づ
き、屈曲個所の永続的な固着も回避される。このような
固着は通常、尿に含まれる成分によって助成される。い
ずれにせよ、尿を確実に流出させることができ、しかも
不都合な逆流を排除することのできるような、流出チュ
ーブの大きな横断面が常に開放されている。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
面につき詳しく説明する。
【００１０】図１に示した尿測定器具１は少なくとも１
つの保持ベルト２によって、患者用ベットのベットビー
ム３に固定されている。器具ハウジング４は表示装置を
備えたコンピュータのための室５を有していて、さらに
挿入された滴下室７を収容している。この滴下室７はク
ランプユニット６によって確保されている。コンピュー
タおよび表示装置のための室５を起点として測定ケーブ
ル８が測定ユニット９にまで通じている。この測定ユニ
ット９には、懸吊部１０を介して尿袋１２が懸吊されて
おり、この尿袋１２の出口端部は排出コック１１を備え
ている。滴下室７には、上方からカテーテルチューブ１
３が開口している。滴下室７の下端部は軟弾性的な材料
から成る流出チューブ１４を介して尿袋１２に接続され
ている。滴下室７内に底部側で配置された逆止弁１５に
より、尿袋１２および／または流出チューブ１４から尿
が逆流することが阻止される。
つの保持ベルト２によって、患者用ベットのベットビー
ム３に固定されている。器具ハウジング４は表示装置を
備えたコンピュータのための室５を有していて、さらに
挿入された滴下室７を収容している。この滴下室７はク
ランプユニット６によって確保されている。コンピュー
タおよび表示装置のための室５を起点として測定ケーブ
ル８が測定ユニット９にまで通じている。この測定ユニ
ット９には、懸吊部１０を介して尿袋１２が懸吊されて
おり、この尿袋１２の出口端部は排出コック１１を備え
ている。滴下室７には、上方からカテーテルチューブ１
３が開口している。滴下室７の下端部は軟弾性的な材料
から成る流出チューブ１４を介して尿袋１２に接続され
ている。滴下室７内に底部側で配置された逆止弁１５に
より、尿袋１２および／または流出チューブ１４から尿
が逆流することが阻止される。
【００１１】図２から良く判るように、流出チューブ１
４には滴下室７と尿袋１２との間で、この実施例では真
珠鎖として形成された、細長いフレキシブルなチューブ
内部エレメント１６が配置されている。このチューブ内
部エレメント１６は滴下室７の下端部から、もしくは逆
止弁１５の下方から、尿袋１２の入口にまで、もしくは
入口の近傍にまで達しているか、またはそれどころか尿
袋１２の内部にまで達している。このチューブ内部エレ
メント１６は、同じく力伝達なしに配置された軟質の流
出チューブ１４と同様に、可撓性でかつ軟弾性的に形成
されている。図２に示したように、不本意な外部影響、
たとえば患者用ベット内での患者の運動または看護人に
よる尿測定器具１への接触によって生ぜしめられた外部
影響に基づき、流出チューブ１４の、ほとんど自己支持
力を有しないチューブループが屈曲して、屈曲部１７を
形成した場合には、チューブ内部エレメント１６によ
り、流出チューブ１４の互いに向かい合って位置する内
壁が互いに接触することが阻止される。公知の測定装置
では、このような内壁の相互接触によって、流出チュー
ブ１４の屈曲部の永続的な固着が生ぜしめられてしま
う。チューブ内壁はチューブ内部エレメント１６の不規
則的な外輪郭もしくは凹凸状の外輪郭に部分的にしか接
触しない。これにより、尿は滴下室７からさらに尿袋１
２内にまで確実に流出するようになる。なぜならば、周
囲を液体流によって流過可能に形成された、つまり凹凸
状の外輪郭または角張った横断面を有する外輪郭を持っ
て形成されたチューブ内部エレメント１６が、流出チュ
ーブ１４の流過横断面を常に十分な大きさに開かせてい
て、周囲を尿流によって流過され得るようになっている
からである。この場合、尿流は滴下室７および患者に通
じたカテーテルチューブ１３において逆流を生ぜしめる
ことができない。
４には滴下室７と尿袋１２との間で、この実施例では真
珠鎖として形成された、細長いフレキシブルなチューブ
内部エレメント１６が配置されている。このチューブ内
部エレメント１６は滴下室７の下端部から、もしくは逆
止弁１５の下方から、尿袋１２の入口にまで、もしくは
入口の近傍にまで達しているか、またはそれどころか尿
袋１２の内部にまで達している。このチューブ内部エレ
メント１６は、同じく力伝達なしに配置された軟質の流
出チューブ１４と同様に、可撓性でかつ軟弾性的に形成
されている。図２に示したように、不本意な外部影響、
たとえば患者用ベット内での患者の運動または看護人に
よる尿測定器具１への接触によって生ぜしめられた外部
影響に基づき、流出チューブ１４の、ほとんど自己支持
力を有しないチューブループが屈曲して、屈曲部１７を
形成した場合には、チューブ内部エレメント１６によ
り、流出チューブ１４の互いに向かい合って位置する内
壁が互いに接触することが阻止される。公知の測定装置
では、このような内壁の相互接触によって、流出チュー
ブ１４の屈曲部の永続的な固着が生ぜしめられてしま
う。チューブ内壁はチューブ内部エレメント１６の不規
則的な外輪郭もしくは凹凸状の外輪郭に部分的にしか接
触しない。これにより、尿は滴下室７からさらに尿袋１
２内にまで確実に流出するようになる。なぜならば、周
囲を液体流によって流過可能に形成された、つまり凹凸
状の外輪郭または角張った横断面を有する外輪郭を持っ
て形成されたチューブ内部エレメント１６が、流出チュ
ーブ１４の流過横断面を常に十分な大きさに開かせてい
て、周囲を尿流によって流過され得るようになっている
からである。この場合、尿流は滴下室７および患者に通
じたカテーテルチューブ１３において逆流を生ぜしめる
ことができない。
【図１】本発明による尿測定器具の全体を部分的に断面
して示す図である。
して示す図である。
【図２】流出チューブの拡大図である。
１ 尿測定器具、 ２ 保持ベルト、 ３ ベットビー
ム、 ４ 器具ハウジング、 ５ 室、 ６ クランプ
ユニット、 ７ 滴下室、 ８ 測定ケーブル、 ９
測定ユニット、 １０ 懸吊部、 １１ 排出コック、
１２ 尿袋、１３ カテーテルチューブ、 １４ 流
出チューブ、 １５ 逆止弁、 １６チューブ内部エレ
メント、 １７ 屈曲部
ム、 ４ 器具ハウジング、 ５ 室、 ６ クランプ
ユニット、 ７ 滴下室、 ８ 測定ケーブル、 ９
測定ユニット、 １０ 懸吊部、 １１ 排出コック、
１２ 尿袋、１３ カテーテルチューブ、 １４ 流
出チューブ、 １５ 逆止弁、 １６チューブ内部エレ
メント、 １７ 屈曲部
Claims (1)
- 【請求項１】 カテーテル挿入された患者の尿流を監視
しかつ検査するための、たとえば患者用ベットに固定す
ることのできる尿測定器具であって、尿捕集容器が設け
られていて、該尿捕集容器にカテーテルチューブと、軟
弾性的な流出チューブとが接続されている形式のものに
おいて、流出チューブ（１４）内に同軸的に細長く延在
して配置されたフレキシブルなチューブ内部エレメント
（１６）が設けられており、該チューブ内部エレメント
（１６）が、周囲を液体流によって流過可能な凹凸状の
外輪郭を備えていることを特徴とする尿測定器具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19548678A DE19548678A1 (de) | 1995-12-23 | 1995-12-23 | Urinmeßgerät |
| DE19548678.1 | 1995-12-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09201350A true JPH09201350A (ja) | 1997-08-05 |
Family
ID=7781377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8343838A Pending JPH09201350A (ja) | 1995-12-23 | 1996-12-24 | 尿測定器具 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5776077A (ja) |
| EP (1) | EP0780667B1 (ja) |
| JP (1) | JPH09201350A (ja) |
| AT (1) | ATE207610T1 (ja) |
| AU (1) | AU700956B2 (ja) |
| CA (1) | CA2193246A1 (ja) |
| DE (2) | DE19548678A1 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998023309A1 (fr) * | 1996-11-27 | 1998-06-04 | Tsukada Medical Research Co., Ltd. | Dispositif mictionnel du type a ouverture et fermeture automatiques simples |
| US6049730A (en) * | 1998-12-28 | 2000-04-11 | Flaga Hf | Method and apparatus for improving the accuracy of interpretation of ECG-signals |
| IL152950A0 (en) | 2002-11-19 | 2003-06-24 | Biometrix Ltd | A fluid administrating manifold |
| US8357105B2 (en) | 2008-08-07 | 2013-01-22 | Covidien Lp | Anti-reflux mechanism for urine collection systems |
| US9357950B2 (en) | 2009-06-03 | 2016-06-07 | Biometrix Ltd. | Apparatus and method of fluid aspiration |
| US9074920B2 (en) | 2009-06-03 | 2015-07-07 | Biometrix Ltd. | Apparatus and method for bedside collection of body fluids and automatic volume level monitoring |
| CN103735279B (zh) * | 2013-12-12 | 2015-05-06 | 科迈（常州）电子有限公司 | 尿液计量仪旋转固定机构 |
| WO2016168541A1 (en) | 2015-04-15 | 2016-10-20 | The Johns Hopkins University | System and urine sensing devices for and method of monitoring kidney function |
| CN107063414B (zh) * | 2017-05-19 | 2023-06-06 | 上海市杨浦区市东医院 | 实时尿液/体液监测系统 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1071550A (en) * | 1976-09-07 | 1980-02-12 | Harry H. Leveen | Flexible tubing |
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