JPH09200846A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

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Publication number
JPH09200846A
JPH09200846A JP8020707A JP2070796A JPH09200846A JP H09200846 A JPH09200846 A JP H09200846A JP 8020707 A JP8020707 A JP 8020707A JP 2070796 A JP2070796 A JP 2070796A JP H09200846 A JPH09200846 A JP H09200846A
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JP
Japan
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base station
noise
interference
channel
mobile communication
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Application number
JP8020707A
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English (en)
Inventor
Takaaki Satou
崇昭 佐藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近傍の基地局あるいは移動局からの不要輻射
による送受信帯域内雑音の影響を回避して電波監視がで
きるようにして、各基地局が自律分散的に使用する無線
チャネルを選択できるようにした移動通信システムを提
供する。 【解決手段】 基地局の電波監視機能は、電波信号を受
信する受信手段11と、受信する無線チャネルを設定する
チャネル設定手段12と、受信した信号のレベル測定を行
う受信レベル測定手段13と、受信レベル情報を基準とし
て、受信信号が干渉波であるか雑音であるかを識別した
上で干渉の有無を判定する干渉波/雑音識別手段14と、
干渉の有無を判定した結果を記憶する使用チャネル候補
リスト記憶手段15から構成される。干渉波/雑音識別手
段14によって雑音と干渉波を識別し、それにより近傍の
基地局あるいは移動局からの不要輻射による送受信帯域
内雑音の影響を回避して電波監視ができるようにして、
基地局が使用可能な無線チャネルを自律分散的に選択す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車電話/携帯
電話などの移動通信システムに関し、近傍に移動局また
は基地局が存在しても、これらからの不要輻射の影響を
回避して、電波監視を実行できるようにした移動通信シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車/携帯電話に代表される移
動通信システムに対する需要は、激増する傾向にあり、
有限の周波数資源を有効に利用するための様々な方式が
検討されている。
【0003】そのひとつの方式として、半径数km程度の
セルをサービスエリアとするマクロセルに対して、半径
数100m程度のマイクロセルで周波数を再利用すること
で、周波数の再利用効率を向上させる方法がある。
【0004】マイクロセル基地局でサービスエリアを構
成するには、多数の基地局装置が必要となる。また、小
規模のエリアをサービスするマイクロセル基地局では小
型化を図ることができるため建物内などに設置すること
も考えられる。このような理由から、マイクロセルの各
基地局が周辺の基地局の使用する無線チャネルと干渉を
起こさないチャネルを、自律分散的に選択することが必
要となる。
【0005】従来、移動通信システムにおける無線チャ
ネル割り当て方法は、特開平4―373326号公報に
記載されたものが知られている。すなわち、干渉のない
無線チャネルを基地局へ割り当てるために、電波監視を
行って干渉量の小さい周波数を検出するものである。
【0006】干渉量は、その無線チャネルの受信レベル
を測定することで得られる。図13は、従来の基地局の
電波監視機能の構成を示しており、電波信号の受信を行
う受信手段131と、前記受信手段131に対して、受信を行
う無線チャネルの周波数を設定する作用を有するチャネ
ル設定手段132と、前記受信手段131が受信した電波信号
の受信レベルを測定する作用を有する受信レベル測定手
段133と、前記受信レベル測定手段133からの受信レベル
情報から、干渉が起きているかどうかを判定する作用を
有する干渉判定手段134と、前記干渉判定手段134からの
干渉の有無の判定結果を記憶する作用を有する使用チャ
ネル候補リスト記憶手段135から構成される。
【0007】以上のように構成された従来の基地局の電
波監視機能について、図13および図14を用いてその
動作を説明する。まず、監視対象の無線チャネルCHn
設定ステップ141では、チャネル設定手段132が、監視対
象の無線チャネルCHn の周波数を受信手段131へ設定す
る。
【0008】受信レベルの測定ステップ142では、周辺
基地局に対して、CHnが空きチャネルであるかどうかを
判定するために、受信手段131からの受信信号を受信レ
ベル測定手段133がCHnの受信レベルを測定する。
【0009】干渉判定しきい値との比較ステップ143で
は、あらかじめ設定しておいた干渉の有無を判定する基
準となるしきい値(干渉判定しきい値)ITとCHnの受信レ
ベル測定結果Rnとのレベル比較を行う。
【0010】このレベル判定結果により、Rn<ITの場合
は、「干渉なし」と判定される。一方、Rn≧ITの場合は、
「干渉あり」と判定される。
【0011】前記のようにして、無線チャネルCHnの電
波監視結果が使用チャネル候補リスト記憶手段135へ記
憶される。
【0012】基地局は、使用チャネル候補リスト記憶手
段135のリストから干渉なしの無線チャネルを選択し
て、このチャネルを使用して、移動局との電波信号の授
受を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の移動通信システムにおいては、各基地局が自律分散
的に自局が使用する無線チャネルを選択するための電波
監視を行う場合に、図15に示すように、基地局151の
近傍に他基地局152が設置された場合や移動局153が基地
局151の近傍に存在すると、他基地局152または移動局15
3の不要輻射による送受信帯域内雑音を基地局151が干渉
波であると誤判定してしまうという問題を有していた。
本発明は、前記従来の問題を解決するもので、近傍に移
動局または基地局が存在しても、これらからの不要輻射
の影響を回避して電波監視ができるようにして、各基地
局が自律分散的に使用する無線チャネルを選択できるよ
うにした優れた移動通信システムを提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記問題を解決するため
に本発明は、基地局に対する不要輻射が存在する場合で
も、電波監視で受信した受信信号が干渉波であるか、ま
たは不要輻射による雑音であるのかを識別する手段を備
えることによって、雑音を受信した場合に、これを干渉
波であると誤判定することを回避しようとしたものであ
る。
【0015】これにより、近傍に移動局または基地局が
存在しても、これらからの不要輻射の影響を回避して電
波監視ができるようにして、各基地局が自律分散的に使
用する無線チャネルを選択できるようにした優れた移動
通信システムが得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の基地局と移動局から構成される移動通信シス
テムにおいて、前記基地局が、近傍の基地局または移動
局からの不要輻射による送受信帯域内雑音の影響を回避
するための手段を少なくとも備え、これにより空きチャ
ネル検索および使用中の無線チャネルに対する干渉検出
を行う電波監視を行い、電波監視の結果に基づいて前記
基地局が自律分散的に無線チャネルを選択することを特
徴とする移動通信システムとしたものであり、近傍の基
地局または移動局からの不要輻射による送受信帯域内雑
音と周辺の基地局が送信する下りの電波信号とを識別し
て、空きチャネル検索を実行できるという作用を有す
る。
【0017】さらに運用中の使用チャネルに対する干渉
波の有無を監視する場合にも、近傍の基地局または移動
局からの不要輻射による送受信帯域内雑音と周辺基地局
に在圏する移動局が送信する上り電波信号とを識別し
て、干渉検出を実行できるという作用を有する。
【0018】また、請求項2に記載の発明は、前記不要
輻射による送受信帯域内雑音の影響を回避するための手
段が、監視対象の無線チャネル近傍の周波数スペクトラ
ムを推定する手段であることを特徴とする請求項1記載
の移動通信システムとしたものであり、監視対象の無線
チャネルとその隣接チャネルの受信レベルを測定するだ
けで、雑音と周辺基地局の下り電波信号を識別できると
いう作用を有する。上り電波信号に対しても同様な作用
を有する。
【0019】また、請求項3に記載の発明は、前記不要
輻射による送受信帯域内雑音の影響を回避するための手
段が、監視対象の無線チャネルの受信レベル測定と前記
移動局の待ち受け中にも前記基地局との間で授受される
上り制御チャネル品質とに基づいて雑音とキャリアを識
別する手段であることを特徴とする請求項1記載の移動
通信システムとしたものであり、特に時分割多重アクセ
スシステム運用中の干渉検出を行う移動通信システムに
おいて、監視対象の無線チャネルの受信レベル測定と制
御チャネル品質測定だけで、雑音と周辺基地局に在圏す
る移動局の上り電波信号を識別できるという作用を有す
る。
【0020】また、請求項4に記載の発明は、前記不要
輻射による送受信帯域内雑音の影響を回避するための手
段が、周辺基地局が送信する下り電波信号を復調し、こ
の復調信号からフレーム同期信号や基地局識別用のコー
ドなど既知のパターンの検出を試行する手段であること
を特徴とする請求項1記載の移動通信システムとしたも
のであり、監視対象の無線チャネルの電波信号を復調す
ることで確実に、雑音と周辺基地局の下り電波信号を識
別できるという作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図12を用いて説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は自律分散的に
自局の使用する無線チャネルを基地局が選択するため
に、周辺基地局で使用する下り電波信号を監視するため
の機能、および、周辺基地局に在圏する移動局が使用す
る上り電波信号を監視するための機能のブロック図であ
る。以下では、下り電波信号の監視を例として説明する
が、上り電波信号の監視についても同様である。
【0023】図1において、基地局の電波監視機能は、
電波信号を受信する受信手段11と、受信手段11に対し
て、受信を行う無線チャネルの周波数を設定するチャネ
ル設定手段12と、受信手段11が受信した電波信号の受信
レベルを測定する受信レベル測定手段13と、受信レベル
測定手段13からの受信レベル情報から、干渉が起きてい
る危険性があると判断した場合に、それが周辺基地局の
下り電波信号であるか雑音であるかを識別する干渉波/
雑音識別手段14と、干渉波/雑音識別手段14の干渉有無
の判断結果を記憶する使用チャネル候補リスト記憶手段
15から構成されている。
【0024】以上のように構成された基地局の電波監視
機能について、図1および図2を用いてその動作を説明
する。まず監視対象の無線チャネルの設定ステップ21で
は、チャネル設定手段12が監視対象の無線チャネルCHn
の周波数を受信手段11へ設定する。
【0025】受信レベルの測定ステップ22では、周辺基
地局に対して、CHnが空きチャネルであるかどうかを判
定するために、受信手段11からのCHnの受信信号の受信
レベルを受信レベル測定手段13が測定する。
【0026】干渉判定しきい値との比較ステップ23で
は、あらかじめ設定しておいた干渉の有無を判定する基
準となるしきい値(干渉判定しきい値)ITとCHnの受信
レベル測定結果Rnとのレベル比較を干渉波/雑音識別手
段14が行う。
【0027】このレベル判定結果によりRn<ITの場合
は、「干渉なし」と判定される。一方、Rn≧ITの場合は、
ステップ24へ移行する。
【0028】受信信号の識別ステップ24では、受信信号
が雑音であるか周辺基地局が送信する下り電波信号であ
るかを干渉波/雑音識別手段14が識別する。この識別に
より、雑音と判定されると「干渉なし」となる。一方、周
辺基地局の送信する電波信号と判定されると「干渉あり」
となる。
【0029】前記のようにして、無線チャネルCHnの監
視結果が使用チャネル候補リスト記憶手段15へ記憶され
る。基地局は使用チャネル候補リスト記憶手段15のリス
トから干渉なしの無線チャネルを選択して、そのチャネ
ルを使用して移動局との電波信号の授受を行う。
【0030】(第2の実施の形態)図3は自律分散的に
自局の使用する無線チャネルを基地局が選択するため
に、周辺基地局で使用する下り電波信号、および、周辺
基地局に在圏する移動局が使用する上り電波信号を監視
するための機能ブロック図である。以下では、下り電波
信号の監視を例として説明するが、上り電波信号の場合
も同様である。
【0031】前記第1の実施の形態で示した構成のうち
で、干渉波/雑音識別手段14を周波数スペクトラム推定
手段34に置き換えたものである。
【0032】周波数スペクトラム推定手段34は、監視対
象の無線チャネルCHnの受信レベルが干渉判定しきい値
を越えた場合に、そのチャネルの隣接チャネルCHn-1,CH
n+1を測定することによって、監視対象無線チャネル近
傍の周波数スペクトラムを推定し、受信した電波信号が
周辺基地局の下り電波信号であるか雑音であるかを識別
して、干渉波の有無を判定する作用を有するものであ
り、受信レベルと干渉の有無を判定する基準のしきい値
との比較を行う受信レベル判定手段341と、監視対象の
無線チャネルとその隣接チャネルの受信レベル測定結果
に基づき、受信した電波信号が周辺基地局が送信する下
り電波信号であるか、雑音であるかを判定するためのレ
ベル比較を行う監視チャネル・隣接チャネル受信レベル
比較手段342と、前記監視チャネル・隣接チャネル受信
レベル比較手段342が雑音であると判断した場合に、そ
の雑音レベルが運用上の障害とならないかどうかを判断
する雑音レベル判定手段343から構成される。
【0033】以上のように構成された基地局の電波監視
機能について、図3、図4、図5、図6及び図7を用い
てその動作を説明する。図5、図6及び図7は受信レベ
ル測定結果と測定結果から推定される周波数スペクトラ
ムとの関係を示すものである。
【0034】まず、監視対象の無線チャネルの設定ステ
ップ41では、チャネル設定手段32が監視対象の無線チャ
ネルCHnの周波数を受信手段31へ設定する。受信レベル
の測定ステップ42では、周辺基地局に対して、CHnが空
きチャネルであるかどうかを判定するために、受信手段
31からのCHnの受信信号の受信レベルを受信レベル測定
手段33が測定する。
【0035】CHnの受信レベルRnと干渉判定しきい値IT
との比較ステップ43では、あらかじめ設定しておいた干
渉の有無を判定する基準となるしきい値(干渉判定しき
い値)ITとCHnの受信レベル測定結果Rnとのレベル比較を
受信レベル判定手段341が行う。
【0036】このレベル判定結果によりRn<ITの場合
は、「干渉なし」と判定される(図5(A)を参照)。 一
方、Rn≧ITの場合は、ステップ44へ移行する。
【0037】隣接チャネルCHn-1,CHn+1の受信レベル測
定44では、CHn近傍の周波数スペクトラム推定のための
データとして、隣接チャネルの受信レベル測定を行う。
CHn-1,CHn +1の受信周波数の設定とレベル測定は、CHn
の場合と同様である。
【0038】受信レベルの最大値、最小値の取得ステッ
プ45では、前記ステップ44までのステップで得られたCH
nの受信レベルRn、CHn-1の受信レベルRn-1、CHn+1の受
信レベルRn+1から、受信レベルの最大値と最小値を求め
る。
【0039】受信レベル差の計算ステップ46は、前記ス
テップ45までのステップで得られた最大値と最小値の差
を求め、これを受信レベル差ΔRとする。
【0040】キャリア判定ステップ47では、あらかじめ
設定しておいたキャリア判定しきい値CTとの比較を行う
ことで、監視対象チャネルのCHnもしくはその隣接チャ
ネルCHn-1,CHn+1に周辺基地局が送信する下り電波信号
による周波数スペクトラムの変化があるかどうかを監視
チャネル隣接チャネル受信レベル比較手段342が判定す
る。 ΔR<CTの場合は、受信信号は雑音であると判断
し、ステップ48へ移行する。
【0041】一方、ΔR≧CTの場合は、受信信号は周辺
基地局が送信する下り電波信号であると判断し、「干渉
あり」と判定する(図5(B)、図6(A)及び図6(B)を参
照)。
【0042】雑音レベル判定ステップ48では、あらかじ
め設定しておいた雑音レベル許容しきい値NTと比較を行
うことで、運用上の障害となるレベルの雑音であるかど
うかを雑音レベル判定手段343が判断する。
【0043】Rn<NTの場合は、雑音レベルが運用上の障
害とならないレベルであると判断して、「干渉なし」と判
定する(図7を参照)。
【0044】Rn≧NTの場合は、運用上の障害となるよう
なレベルの大きい雑音が存在していると判断して、「使
用不可」と判定する。
【0045】以上のように本発明の第2の実施の形態に
よれば、受信レベルの比較による監視対象チャネル近傍
の周波数スペクトラムを推定することによって、送受信
帯域内雑音の影響を回避可能な空きチャネル検索を実行
できる。
【0046】(第3の実施の形態)図8は自律分散的に
自局の使用する無線チャネルを基地局が選択するため
に、周辺基地局と電波信号の授受を行う移動局が在圏す
る基地局へ送信する上り電波信号を監視するための機能
ブロック図である。
【0047】前記第1の実施の形態で示した構成のうち
で、干渉波/雑音識別手段14を使用チャネル状態監視手
段84へ置き換えたものである。
【0048】使用チャネル状態監視手段84は、基地局が
移動局に対してサービスを行っている運用状態で、使用
中の無線チャネルが周辺の他基地局在圏の移動局から干
渉を受けていないかどうかを監視する作用を有するもの
であり、TDMA方式の移動通信システムにおける空きスロ
ットなど、自局が送信を行っていないタイミングで使用
中のチャネルの受信レベル測定を行い、その測定結果に
応じて、「危機的な干渉あり」あるいは「干渉の危険性あ
り」の判断を、基準となるしきい値(干渉レベル小しきい
値、干渉レベル大しきい値)で行う受信レベル判定手段8
41と、使用中の無線チャネルで授受される制御チャネル
品質を監視する制御チャネル品質監視手段843と、前記
受信レベル判定手段841と制御チャネル品質監視手段843
とからの情報に基づいて、干渉の有無を最終的に判定
する干渉判定手段842から構成される。
【0049】以上のように構成された基地局の電波監視
機能について、図8および図9を用いて、その動作をPD
Cに代表されるTDMA/FDDアクセス方式に適用した場合を
例として説明する。まず、使用チャネルの受信レベル測
定ステップ91では、現在使用している無線チャネルCHに
対して、移動局との音声・非音声データの通信を行って
いない空きスロットが存在する場合に、この空きスロッ
トのタイミングでCHの受信レベル測定を行う(図10を
参照)。すなわち、自局が使用しているチャネルCHは、
周辺基地局に対して空きチャネルとなっているかどうか
を判定するための情報として、CHの受信レベル測定を受
信レベル測定手段83が行う。
【0050】受信レベルの比較ステップ92では、チャネ
ルCHの受信レベルRと干渉レベル小しきい値IT1と干渉レ
ベル大しきい値IT2との比較を受信レベル判定手段841が
行う。ここで、IT2はRが危機的な干渉となるレベルであ
るかを判断する基準のしきい値であり、IT1はRが干渉を
起こす危険性のあるレベルであるかを判断する基準のし
きい値である。R<IT1の場合は、干渉判定手段842が「干
渉なし」と判定する。 R≧IT2の場合は、干渉判定手段8
42が「干渉あり」と判定する。
【0051】IT1<R≦IT2の場合は、ステップ93へ移行
する。制御チャネル品質監視情報の取得ステップ93で
は、制御チャネル品質監視手段843からの基地局が待ち
受け中の移動局と電波信号で授受を行う制御チャネルに
対する品質監視情報を取得する。ここで、制御チャネル
品質情報の一例として、次の項目を検出したスロットを
エラーとして一定時間間隔毎にエラー数を集計して、エ
ラー率ERを測定する方式を示す。 (1)フレーム同期ワード(SW)不検出 (2)干渉対策コード(CC)不検出 (3)誤り検出(CRCビット照合エラー) これらの項目の検出は、基地局の運用中に通常行われる
ものであり、本発明の電波監視のために特別に行うもの
ではない。
【0052】エラー率の判定ステップ94では、エラー率
ERを制御チャネル品質の良否を判断する基準となるしき
い値(品質判定しきい値)QTと比較して、干渉による影響
があるかどうかを判断する。
【0053】ER<QTの場合は、移動局との通信に影響が
ない程度の雑音などの妨害波が存在していると判断し
て、干渉判定手段842が「干渉なし」と判定する。
【0054】ER≧QTの場合は、干渉判定手段842が移動
局との通信に障害があると判断して、「干渉あり」と判定
する。
【0055】以上のように本発明の第3の実施の形態に
よれば、干渉波と雑音を識別するための特別なハードウ
ェアを追加することなく、監視対象の無線チャネルを受
信するだけで、送受信帯域内雑音の影響を回避可能な運
用チャネルの電波監視を実行できる。
【0056】(第4の実施の形態)図11は自律分散的に
自局の使用する無線チャネルを基地局が選択するため
に、周辺基地局で使用する下り電波信号を監視するため
の機能ブロック図である。
【0057】前記第1の実施の形態で示した構成のうち
で、干渉波/雑音識別手段14を既知パターン識別手段11
4へ置き換えたものである。
【0058】既知パターン識別手段114は、受信した電
波信号が干渉判定のしきい値を越える場合には、受信信
号の復調を行って、復調信号に含まれるフレーム同期信
号や基地局識別用のパターンなどの既知のパターンの検
出を試行することによって、受信信号が周辺基地局が送
信する下り電波信号であるか、雑音であるかを識別する
作用を有するものであり、受信レベルの測定結果に対し
て、干渉の危険性の有無を判定する受信レベル判定手段
1141と、受信信号の復調を行うデータ復調手段1142と、
データ復調手段1142からの復調データに対して、フレー
ム同期の確立を行うフレーム同期手段1143と、フレーム
同期確立後の復調データから既知のパターンの検出を試
行するパターン検出手段1144と、受信レベル判定手段11
41からの情報と、パターン検出手段1144からの情報によ
って、受信信号が周辺基地局の送信する下り電波信号を
受信したものか、雑音であるかを判定する干渉判定手段
1145から構成される。
【0059】以上のように構成された基地局の電波監視
機能について、図10、図11および図12を用いてそ
の動作をTDMA/FDD方式のシステムに適用した例としてPD
Cを一例に説明する。まず、監視対象の無線チャネルの
設定ステップ121では、チャネル設定手段112が監視対象
の無線チャネルCHnの周波数を受信手段111へ設定する。
【0060】受信レベルの測定ステップ122では、周辺
基地局に対して、CHnが空きチャネルであるかどうかを
判定するために、受信手段111からの受信信号の受信レ
ベルを受信レベル測定手段113が測定する。
【0061】CHnの受信レベルRnと干渉判定しきい値IT
との比較ステップ123では、あらかじめ設定しておいた
干渉の有無を判定する基準となるしきい値(干渉判定し
きい値)ITと受信レベル測定手段113からのCHnの受信レ
ベル測定結果Rnとのレベル比較を受信レベル判定手段11
41が行う。
【0062】このレベル判定結果により、Rn<ITの場合
は、「干渉なし」と判定される。一方、Rn≧ITの場合は、
ステップ124の処理へ移行する。
【0063】受信データの復調ステップ124では、受信
手段111からの受信データの復調をデータ復調手段1142
が行う。
【0064】フレーム同期確立ステップ125では、デー
タ復調手段1142からの復調データに対して、フレーム同
期手段1143がフレーム同期の確立を試行する。この際、
PDCの制御チャネルが割り当てられるスロット2および
スロット5に含まれる同期ワード(SW)の検出により、フ
レーム同期の確立を試行する。フレーム同期の確立に失
敗した場合は、ステップ127へ移行する。フレーム同期
の確立に成功した場合は、ステップ126へ移行する。
【0065】パターン検出ステップ126では、フレーム
同期手段1143からのフレーム同期確立後の復調データか
ら、パターン検出手段1144が、干渉対策コード(CC)の検
出を行う。この際、同一のCCがN回以上検出された場合
に「パターン検出成功」とし、N回未満の場合は、「パター
ン検出失敗」とする。パターン検出成功の場合は、干渉
判定手段1145が「干渉あり」と判定する。パターン検出失
敗の場合は、ステップ127の処理へ移行する。
【0066】雑音レベル判定127では、予め設定してお
いた雑音レベル許容しきい値CTと比較を行うことで、運
用上の障害となるレベルの雑音であるかどうかを干渉判
定手段1145が判断する。
【0067】Rn<CTの場合は、干渉判定手段1145が雑音
レベルが運用上の障害とならないレベルであると判断し
て、「干渉なし」と判定する。
【0068】Rn≧CTの場合は、運用上の障害となるよう
なレベルの大きい雑音が存在すると判断して、「使用不
可」と判定する。
【0069】以上のように本発明の第4の実施の形態に
よれば、基地局が送信する下り電波信号の受信・復調を
行うことで、確実に干渉波と雑音を識別して、送受信帯
域内の雑音の影響を回避可能な運用チャネルの電波監視
を実行できる。
【0070】なお、本実施の形態では雑音との識別をよ
り確実に行うため、(1)フレーム同期信号の検出によ
るフレーム同期確立と、(2)干渉対策コードの検出成
功で、干渉波と雑音を識別する方式を示したが処理時間
短縮が必要な場合はステップ126 のパターン検出の処理
を省略しても、雑音との識別は可能である。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明は、基地局に対する
不要輻射が存在する場合でも、電波監視で受信した受信
信号が干渉波であるか、または不要輻射による雑音であ
るのかを識別する手段を備えることによって、雑音を受
信した場合に、これを干渉波であると誤判定することを
回避し、その結果、近傍に移動局または基地局が存在し
ても、これらからの不要輻射の影響を回避して電波監視
ができるようにして、各基地局が自律分散的に使用する
無線チャネルを選択できるようにした優れた移動通信シ
ステムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における基地局の電
波監視機能のブロック図、
【図2】本発明の第1の実施の形態における基地局の電
波監視機能の動作説明のための電波監視フロー図、
【図3】本発明の第2の実施の形態における基地局の電
波監視機能のブロック図、
【図4】本発明の第2の実施の形態における基地局の電
波監視機能の動作説明のための電波監視フロー図、
【図5】(A)および(B)は、本発明の第2の実施の形態に
おける電波監視の測定結果と推定周波数スペクトラムと
の関係を示す図、
【図6】(A)および(B)は、本発明の第2の実施の形態に
おける電波監視の測定結果と推定周波数スペクトラムと
の関係を示す図、
【図7】本発明の第2の実施の形態における電波監視の
測定結果と推定周波数スペクトラムとの関係を示す図、
【図8】本発明の第3の実施の形態における基地局の電
波監視機能のブロック図、
【図9】本発明の第3の実施の形態における基地局の電
波監視機能の動作説明のための電波監視フロー図、
【図10】本発明の第3の実施の形態における基地局の
電波監視機能のレベル測定タイミング図、
【図11】本発明の第4の実施の形態における基地局の
電波監視機能のブロック図、
【図12】本発明の第4の実施の形態における基地局の
電波監視機能の動作説明のための電波監視フロー図、
【図13】従来の基地局の電波監視機能のブロック図、
【図14】従来の基地局の電波監視機能の動作説明のた
めの電波監視フロー図、
【図15】基地局の近傍に他基地局が設置された場合
や、移動局が基地局の近傍に存在する場合の移動通信シ
ステムの例を示す。
【符号の説明】
11、31、81、111、131 受信手段 12、32、82、112、132 チャネル設定手段 13、33、83、113、133 受信レベル測定手段 14 干渉波/雑音識別手段 15、35、85、115、135 使用チャネル候補リスト記憶手
段 34 周波数スペクトラム推定手段 84 使用チャネル状態監視手段 114 既知パターン識別手段 134 干渉判定手段 151 基地局 152 近隣の他基地局 153 移動局 341、841、1141 受信レベル判定手段 342 監視チャネル隣接チャネル受信レベル比較手段 343 雑音レベル判定手段 842 干渉判定手段 843 制御チャネル品質監視手段 1142 データ復調手段 1143 フレーム同期手段 1144 パターン検出手段 1145 干渉判定手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局と移動局から構成される移
    動通信システムにおいて、 前記基地局が、近傍の基地局または移動局からの不要輻
    射による送受信帯域内雑音の影響を回避するための手段
    を少なくとも備え、これにより空きチャネル検索および
    使用中の無線チャネルに対する干渉検出を行う電波監視
    を行い、電波監視の結果に基づいて前記基地局が自律分
    散的に無線チャネルを選択することを特徴とする移動通
    信システム。
  2. 【請求項2】 前記不要輻射による送受信帯域内雑音の
    影響を回避するための手段が、監視対象の無線チャネル
    近傍の周波数スペクトラムを推定する手段であることを
    特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 【請求項3】 前記不要輻射による送受信帯域内雑音の
    影響を回避するための手段が、監視対象の無線チャネル
    の受信レベル測定と前記移動局の待ち受け中にも前記基
    地局との間で授受される上り制御チャネル品質とに基づ
    いて雑音とキャリアを識別する手段であることを特徴と
    する請求項1記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】 前記不要輻射による送受信帯域内雑音の
    影響を回避するための手段が、周辺基地局が送信する下
    り電波信号を復調し、この復調信号からフレーム同期信
    号や基地局識別用のコードなど既知のパターンの検出を
    試行する手段であることを特徴とする請求項1記載の移
    動通信システム。
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