JPH09198269A - 耐故障性型コンピュータシステム及び通信処理方法 - Google Patents
耐故障性型コンピュータシステム及び通信処理方法Info
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- JPH09198269A JPH09198269A JP8009399A JP939996A JPH09198269A JP H09198269 A JPH09198269 A JP H09198269A JP 8009399 A JP8009399 A JP 8009399A JP 939996 A JP939996 A JP 939996A JP H09198269 A JPH09198269 A JP H09198269A
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Abstract
せることなく、通信処理のレイテンシを改善することを
可能にする。 【解決手段】故障発生時にシステムをリスタートできる
ように、チェックポイントを採取しながら処理を進め、
最後のチェックポイント採取以降に発生した通信処理要
求を蓄積しておき、次のチェックポイント採取時に実行
確定して通信処理要求を実行する耐故障型コンピュータ
システムにおいて、最後のチェックポイント採取で実行
確定された通信処理要求の通信相手を保持するための最
終確定通信処理要求リスト22aと、新たに通信処理要
求が発生した時に、同通信処理要求の通信相手が最終確
定通信処理要求リスト22aに保持された通信相手に一
致するか否かを判定する制御部20と、通信相手が一致
すると判定された際に、次のチェックポイント採取の開
始を早めるチェックポイント処理部20aとを具備す
る。
Description
テムをリスタートできるように、チェックポイントを採
取しながら処理を進め、最後のチェックポイント採取以
降に発生した通信処理要求を蓄積しておき、次のチェッ
クポイント採取時に実行確定し、実行確定した通信処理
要求を実際に実行していく耐故障性型コンピュータシス
テム及び同システムに適用して好適なる通信処理方法に
関する。
トできるように、チェックポイントを採取しながら処理
を進める耐故障性型のコンピュータシステムにおいて
は、最後のチェックポイント採取以降に実行要求された
通信処理要求を蓄積しておき、次のチェックポイント採
取時に実行確定し、実行確定した通信処理要求を、チェ
ックポイント採取後に実際に実行していく。
ータシステムが直前のチェックポイントの処理に戻るた
め、故障が発生するまでに生成された情報等も全てキャ
ンセルしなければ、一貫性を保証できないためである。
システムにおける、通信処理の様子を示す図である。コ
ンピュータシステムは、時刻Tn でチェックポイントを
採り終えた後、次に時刻Tn+1 でチェックポイントを採
るまでの間に要求された通信処理要求A,B,Cを、実
行することなく蓄積しておく。
に時刻Tn+1 でチェックポイントを採る時に、実行確定
される。コンピュータシステムは、時刻Tn+1 でチェッ
クポイントを採り終えた後、通常処理が再開されると、
実行確定された通信処理要求A,B,Cを、順次、実際
に発行していく。
発生し、蓄積された通信処理がキャンセルされる様子を
示す図である。時刻Tn でチェックポイントを採り終え
た後、次にチェックポイントを採るまでの間に要求され
た通信処理要求A,B,Cは、実行されることなく蓄積
されている。
にチェックポイントを採る時に、実行確定され、実際に
実行されるが、次にチェックポイントを採る前に故障が
発生した場合には、蓄積している通信処理要求A,B,
Cをキャンセルする必要がある。
た場合、コンピュータシステムは、時刻Tn で採取した
チェックポイントの状態にロールバック、つまり通信処
理要求A,B,Cが要求されていない状態にしてスター
トするので、故障発生前に蓄積した通信処理要求A,
B,Cをキャンセルしてしまう。
積しておき、チェックポイント採取時に、実行確定させ
るタイプのコンピュータシステムにおいては、どうして
も通信処理のレイテンシが悪く、つまり通信処理要求が
あってから実際に発行されるまでに要する時間が長くか
かってしまうという問題がある。この問題を多少なりと
も緩和するために、従来は、以下の様な条件が成立した
時には、強制的にチェックポイントの採取を行なってい
た。
時間を経過した。 (2)蓄積された通信処理要求が、一定量を超過した。 しかし、この方法では、通常時、通信処理要求を蓄積し
ておき、チェックポイント採取時に、実行確定させるタ
イプのコンピュータシステムにおいては、送信処理のレ
イテンシの悪化を十分に防ぐことができなかった。
ピュータシステムにおいて実行される通信処理方法で
は、通信処理のレイテンシが悪く、また強制的にチェッ
クポイントの採取を、(1)最後チェックポイント採取
後、一定時間を経過した時、(2)蓄積された通信処理
要求が、一定量を超過した時に実行しても、送信処理の
レイテンシの悪化を十分に防ぐことができなかった。ま
た、前述した(1)(2)の条件に基づいて、チェック
ポイントを頻繁に採取することで、送信処理のレイテン
シの悪化を低減させることができるが、コンピュータシ
ステムのオーバヘッドが増加してしまうという問題があ
った。
れたもので、コンピュータシステムのオーバヘッドを増
加させることなく、通信処理のレイテンシを改善するこ
とが可能な耐故障性型コンピュータシステム及び通信処
理方法を提供することを目的とする。
システムをリスタートできるように、チェックポイント
を採取しながら処理を進め、最後のチェックポイント採
取以降に発生した通信処理要求を蓄積しておき、次のチ
ェックポイント採取時に実行確定し、実行確定した通信
処理要求を実際に実行していく耐故障型コンピュータシ
ステムにおいて、最後のチェックポイント採取によっ
て、実行確定された通信処理要求の通信相手を保持する
ための最終確定通信処理要求リストと、新たに通信処理
要求が発生した時に、同通信処理要求の通信相手が、前
記最終確定通信処理要求リストに保持された通信相手に
一致するか否かを判定する制御手段と、前記制御手段に
よって通信相手が一致すると判定された際に、次のチェ
ックポイント採取の開始を早めるチェックポイント処理
手段とを具備したことを特徴とする。
理要求の発生頻度とチェックポイント採取の実行間隔と
の関係が判別され、チェックポイント採取に比較して通
信処理要求の発生頻度が高い場合には、チェックポイン
ト採取の開始を促進させることで、通信処理のレイテテ
ンシが改善される。
取によって、実行確定された通信処理要求の通信相手を
保持するための最終確定通信処理要求リストと、次のチ
ェックポイント採取によって実行確定した通信処理要求
のうち、前記最終確定通信処理要求リストに保持された
通信相手と一致する通信処理要求を優先的に処理する制
御手段とを具備したことを特徴とする。
によらず、通信処理要求の実行順位を変更することで通
信処理のレイテテンシが改善される。チェックポイント
採取の実行頻度が通常と比較して増加させる必要がない
ため、システムのオーバヘッドの増加を招かない。
して遅延限界時間を付加して記録するための通信処理要
求蓄積リストと、前記通信処理要求蓄積リストに記録さ
れた通信処理要求に付加された遅延限界時間に基づい
て、通信処理要求が遅延限界時間を経過したにも関わら
ず未実行であるか否かを判別する制御手段と、前記制御
手段による判別の結果、未実行の通信処理要求がある場
合に、次のチェックポイント採取の開始を早めるチェッ
クポイント処理手段とを具備したことを特徴とする。
CPU利用率が指示値よりも低い場合に、次のチェック
ポイント採取の開始を早めることにより、チェックポイ
ント採取を早めることでシステムのオーバヘッドの増加
を回避することができる。
して遅延限界時間を付加して記録するための通信処理要
求蓄積リストと、前記通信処理要求蓄積リストに記録さ
れた通信処理要求に付加された遅延限界時間に基づい
て、次のチェックポイント採取によって実行確定した通
信処理要求のうち、遅延限界時間の早いものを優先的に
処理する制御手段とを具備したことを特徴とする。
施の形態について説明する。本実施形態においては、図
1に示すようなシステムにおいて、コンピュータシステ
ム10間で通信を行なう場合を例にして説明する。
にシステムをリスタートできるように、チェックポイン
トを採取しながら処理を進め、最後のチェックポイント
採取以降に発生した通信出力要求を蓄積しておき、次の
チェックポイント採取時に実行確定し、実行確定した通
信出力要求を実際に実行していく耐故障性型のコンピュ
ータシステムである。
タシステム10(10−1,10−2,10−3,10
−4,…)が、ネットワーク12を介して相互に接続さ
れて構成された分散処理システムである。
ム10の機能構成を示すブロック図である。図2に示す
ように、コンピュータシステム10は、制御部20、記
憶部22、及び通信処理部24が設けられている。
ュータシステム10の全体の制御を司るもので、例えば
CPUにおいてOS(オペレーティングシステム)を実
行することによって実現される。制御部20は、通信処
理部24からの通信処理要求を、記憶部22に設けられ
る各リスト22a〜22cを用いて制御する。
20aが設けられている。チェックポイント処理部20
aは、システムにおけるチェックポイント採取を、予め
設定された所定の条件に基づいて制御する。また、制御
部20は、通信処理部24の他、各種処理を実行するた
めに要するCPUに対する負担を示すCPU利用率20
bを管理している。
とで、通信処理を含む各種処理を実行する際に、各種デ
ータを格納するためのものである。記憶部22には、通
信処理部24からの通信処理要求に対する通信処理を制
御するために、通信処理要求蓄積リスト22a、通信処
理要求確定リスト22b、及び最終確定通信処理要求リ
スト22cが設けられる。
チェックポイント採取以降に発生した蓄積通信処理部2
4からの通信出力要求を蓄積するために用いられる。通
信処理要求確定リスト22bは、通信処理要求蓄積リス
ト22aに格納された通信処理要求で、チェックポイン
ト採取によって実行が確定された通信処理要求を蓄積す
るために用いられる。最終確定通信処理要求リスト22
cは、最後のチェックポイント採取によって実行確定さ
れた通信処理要求のみを蓄積するために用いられる。
テムとの間の通信の要求(通信処理要求)を発生するも
ので、例えばCPUにおいて通信用アプリケーションプ
ログラムを実行することによって実現される。通信処理
部24は、特定のプロトコルに基づいて通信を行なう。
て、図3に示すフローチャート、及び図4に示す通信処
理要求に対する操作を説明するための図を用いて説明す
る。まず、通信処理部24が、通信相手をJ(コンピュ
ータシステムを示す)とする通信処理要求を発生したも
のとする。制御部20は、通信処理部24からの通信処
理要求を通信処理要求蓄積リスト22aに接続する(ス
テップA1)。
ト22aに接続した通信処理要求と同じ通信相手Jに対
する通信処理要求が、前回のチェックポイント採取時に
存在していなかったか否かを調べるために、最終確定通
信処理要求リスト22cを検索する(ステップA2)。
要求リスト22cに存在していなかった場合、制御部2
0は、通信処理要求の処理を終える。一方、該当する通
信処理要求が存在していた場合には、制御部20は、現
在のCPU利用率20bが、ある指定値より低いか否か
を調べる(ステップA3)。
低くなかった場合には、制御部20は、それで通信処理
要求の処理を終える。もし低かった場合には、制御部2
0は、チェックポイント処理部20aによってチェック
ポイントの採取を促進する(ステップA4)。
検索される最終確定通信処理要求リスト22cを、どの
ようにして作成するかについて説明する。通信処理要求
蓄積リスト22aに接続されていた通信処理要求は、図
4に示すように、チェックポイント採取時に、通信処理
要求蓄積リスト22aから通信処理要求確定リスト22
bへと移動され実行確定される。
22aに記録されていた通信処理要求D,E,F(D,
E,Fは通信相手を示す)が実行確定され、通信処理要
求確定リスト22bに記録されている。従って、通信処
理要求確定リスト22bには、実行確定された全ての処
理要求が記録される。
通信処理要求確定リスト22bに通信処理要求が移動さ
れる際に、実行確定された通信処理要求が、その通信相
手と共に最終確定通信処理要求リスト22cに記録され
る。
ト22bに新たに追加して記録された通信処理要求D,
E,Fが、最終確定通信処理要求リスト22cに記録さ
れる。従って、最終確定通信処理要求リスト22cに
は、最後に採取されたチェックポイントによって実行確
定された通信処理要求のみが記録される。
cのデータ構造を示している。図5に示すように、前回
のチェックポイントで実行確定された通信処理要求(R
1,R2,…)が、その通信相手を示すデータ(各コン
ピュータシステムに付与された名前、「kawasaki」「yo
kohama」…)と対応づけられて記録されている。
対する通信処理要求が、前回のチェックポイント採取時
に存在していなかったか否か(最終確定通信処理要求リ
スト22cに記録されているか否か)を調べる理由につ
いて説明する。
ポイントが採取された後に発生した通信相手Jに対する
通信処理要求は、チェックポイント採取時(時刻Tn )
に実行確定されて発行される。最終確定通信処理要求リ
スト22cには、通信相手Jに対する通信処理要求が記
録される。
要求が次のチェックポイント採取時(Tn+1 )以前に発
生した場合、この通信処理要求に応じて最終確定通信処
理要求リスト22cを検索した結果、同じ通信相手Jに
対する通信処理要求が記録されていることが判別され
る。
に対する通信処理要求の発生が、現実のチェックポイン
ト採取の実行間隔より短いことになる。従って、通信処
理のレイテンシを考えると、チェックポイント間隔をも
っと短くすることによって、レイテンシを改善すること
ができる。
を短くするということは、コンピュータシステムのスル
ープットを考えると、オーバヘッドの増加を招くため好
ましくない。しかし、CPU利用率20bが低い場合に
は、オーバヘッドが増加しても大きな問題は発生しな
い。
対する通信処理要求が、前回のチェックポイント採取時
に存在していた場合で、CPU利用率が低い場合には、
チェックポイントの採取を促進すれことによって、スル
ープットを悪化させることなく、通信処理のレイテンシ
を改善することができる。
たとしても、それによって、あまりに短い間隔でチェッ
クポイントが採られてしまうと好ましくないのため、チ
ェックポイントの採取が促進されたとしても、前回のチ
ェックポイント採取時点から、ある指定時間を経過しな
ければ、チェックポイントの採取は行なわれないように
しておく。また、場合によって、例えば頻繁に発生する
通信処理要求ではないが、通信処理要求が発生した場合
には直ちに実行する必要がある場合には、指定値を0に
セットしておくことも可能である。
て、図7に示す通信処理要求に対する操作を説明するた
めの図を用いて説明する。まず、通信処理部24が、通
信相手をJ(コンピュータシステムを示す)とする通信
処理要求を発生したものとする。制御部20は、通信処
理部24からの通信処理要求を通信処理要求蓄積リスト
22aに接続する。
求蓄積リスト22aに蓄積する際に、その通信処理要求
に対して、遅延限界時間を示す情報を付加する。遅延限
界時間は、通信処理のタイプ毎、例えば通信相手との間
で通信を行なう際の通信プロトコルの違いに応じて、あ
るいは通信相手毎、例えば通信相手に対する処理要求の
処理内容の違いに応じて設定する。
特定のイベント発生時に通信処理要求蓄積リスト22a
に蓄積された通信処理要求の中に、それぞれに付加され
た遅延限界時間を経過したものが存在しないかどうか監
視する。
場合、制御部20は、チェックポイント処理部20aに
よってチェックポイントの採取を促進する。また、前述
した第1実施形態の場合と同様にして、制御部20は、
CPU利用率20bと指定値とを比較して、CPU利用
率20bが指定値より低い場合に、チェックポイントの
採取を促進するようにしても良い。
データ構造を示している。図8に示すように、各通信処
理要求(R1,R2,…)に、それぞれの遅延限界時間
が付加されて記録されている。
て、通信処理要求に応じた遅延限界時間を付加し、実際
の時間経過に応じて遅延限界時間を越えた通信処理要求
が存在する場合に、チェックポイントの採取を促進させ
ることで、オーバベッドを増加させることなくレイテン
シを改善することができる。
態では、何れも早く実行すべき通信処理要求が存在する
場合に、チェックポイントの採取を促進させることで、
通信処理のレイテンシを改善させている。早く実行すべ
き通信処理要求とは、これまで記述してきたように、以
下の様な通信処理要求(1)(2)である。
行確定された通信処理要求の通信相手と同じ相手に対す
る通信処理要求。 (2)設定された遅延限界時間を経過した通信処理要
求。
チェックポイントの採取を促進させる第1実施形態、第
2実施形態とは異なる第3の実施形態について説明す
る。図9は第3実施形態における動作を示すフローチャ
ートである。
(コンピュータシステムを示す)とする通信処理要求を
発生したものとする。制御部20は、通信処理部24か
らの通信処理要求を通信処理要求蓄積リスト22aに接
続する(ステップB1)。
ト22aに接続した通信処理要求と同じ通信相手Jに対
する通信処理要求が、前回のチェックポイント採取時に
存在していなかったか否かを調べるために、最終確定通
信処理要求リスト22cを検索する(ステップB2)。
要求リスト22cに存在していなかった場合、制御部2
0は、通信処理要求の処理を終える。一方、該当する通
信処理要求が存在していた場合には、制御部20は、通
信処理要求蓄積リスト22aに接続した通信処理要求の
実行順位を高めて記録する(ステップB3)。
(2)が存在する場合に、チェックポイントを採取する
のではなく、該当する通信処理要求の実行順位を高める
ことによってレイテンシを改善する。
部20は、通信処理要求蓄積リスト22aに通信処理要
求を記録する際に(ステップB1)、各通信処理要求毎
に遅延限界時間を付加するようにしても良い。
から通信処理要求を受けた際に、図9に示す処理を実行
すると共に、一定時間間隔毎、あるいは特定のイベント
発生時に通信処理要求蓄積リスト22aに蓄積された通
信処理要求の中に、それぞれに付加された遅延限界時間
を経過したものが存在しないかどうか検査する。ここ
で、該当する通信処理要求が存在した場合には、制御部
20は、該当する通信処理要求の実行順位を高める。
させる方法と、通信処理要求の実行順位を変更する方法
を併用する場合の動作を説明するための例を示してい
る。図10に示すように、時刻Tn-1 にチェックポイン
トが採取された後に通信相手A,D,Eに対する通信処
理要求が発生し、チェックポイント採取時(時刻Tn )
に実行確定されて発行されたものとする。最終確定通信
処理要求リスト22cには、通信相手A,D,Eに対す
る通信処理要求が記録される。
n+1 )以前に、同じ送信相手A,D,Eを含む通信処理
要求A,B,C,D,E,Fが、それぞれの通信相手に
対して順次に発生したものとする。制御部20は、各通
信処理要求A,B,C,D,E,Fに対して、それぞれ
の通信処理のタイプ毎、あるいは通信処理相手毎に応じ
た遅延限界時間を付加して通信処理要求蓄積リスト22
aに記録する。
A,B,C,D,E,Fに応じて最終確定通信処理要求
リスト22cを検索する。この結果、制御部20は、通
信相手A,D,Eに対する通信処理要求が記録されてい
ることを判別する。
積リスト22aに記録されている通信相手A,D,Eに
対する通信処理要求の実行順位を上位にする。従って、
通信処理要求蓄積リスト22aには、通信処理要求A,
D,E,B,C,Fの順に接続されることになる。
付加された遅延限界時間をもとに、遅延限界時間を経過
したものが存在しないかどうかを監視し、該当する通信
処理要求が判別された場合には、その通信処理要求を優
先して実行順位を変更する。
を促進させる方法と、通信処理要求の実行順位を変更す
る方法を併用することで、より適確にレイテンシの改善
を図ることができる。
めの条件は、前述した本発明によって得られる採取条件
の他に、以下に示す採取条件(1)(2)を加えること
も可能である。
時間を経過した場合。 (2)蓄積された通信処理要求が、一定量を超過した場
合。 なお、採取条件(2)は、システム全体で蓄積された通
信処理要求が、一定量を超過した時のものなので、さら
に以下の条件(3)も加えておく。
る通信処理要求」が一定量を超過した場合。 なお、前述した各実施形態においては、通信処理部24
が発生した全ての通信処理要求を一旦、通信処理要求蓄
積リスト22aに蓄積する場合の処理の流れについて説
明してきたが、受信処理は必ずしも一旦蓄積して、チェ
ックポイントを採取するタイミングを待って実行する必
要が無い場合もある。この場合は、送信処理のみを一旦
蓄積して、チェックポイントのタイミングを待って実行
する。本発明は、勿論、このように場合に適用すること
もできる。
に適用したり、特定のプロトコルに基づく通信のみに適
用したり、特定の通信相手のみに適用したりして、それ
以外の通信処理装置あるいは通信プロトコルあるいは通
信相手には、従来の手法を用いたり、あるいは別の手法
を用いたりして、組み合わせて適用することもできる。
での通信処理のみにしか適用できない方法ではなく、外
部記憶装置(ハードディスク装置等)、プリンタ装置等
のI/O装置にも適用することができる。
常時、通信処理要求を蓄積しておき、チェックポイント
採取時に、実行確定させるタイプのコンピュータシステ
ムであっても、コンピュータシステムのオーバヘッドを
増加させることなく、通信処理のレイテンシを改善する
ことができるものである。
するシステムの構成の一例を示すブロック図。
の機能構成を示すブロック図。
フローチャート。
対する操作を説明するための図。
スト22cのデータ構造を示す図。
要求のタイミングを示す図。
対する操作を説明するための図。
積リスト20aのデータ構造を示す図。
ーチャート。
トの採取を促進させる方法と第2実施形態による通信処
理要求の実行順位を変更する方法を併用する場合の動作
を説明するための例を示す図。
信処理の様子を示す図。
生し、蓄積された通信処理がキャンセルされる様子を示
す図。
Claims (9)
- 【請求項1】 故障発生時にシステムをリスタートでき
るように、チェックポイントを採取しながら処理を進
め、最後のチェックポイント採取以降に発生した通信処
理要求を蓄積しておき、次のチェックポイント採取時に
実行確定し、実行確定した通信処理要求を実際に実行し
ていく耐故障型コンピュータシステムにおいて、 最後のチェックポイント採取によって、実行確定された
通信処理要求の通信相手を保持するための最終確定通信
処理要求リストと、 新たに通信処理要求が発生した時に、同通信処理要求の
通信相手が、前記最終確定通信処理要求リストに保持さ
れた通信相手に一致するか否かを判定する制御手段と、 前記制御手段によって通信相手が一致すると判定された
際に、次のチェックポイント採取の開始を早めるチェッ
クポイント処理手段とを具備したことを特徴とする耐故
障型コンピュータシステム。 - 【請求項2】 故障発生時にシステムをリスタートでき
るように、チェックポイントを採取しながら処理を進
め、最後のチェックポイント採取以降に発生した通信処
理要求を蓄積しておき、次のチェックポイント採取時に
実行確定し、実行確定した通信処理要求を実際に実行し
ていく耐故障型コンピュータシステムにおいて、 最後のチェックポイント採取によって、実行確定された
通信処理要求の通信相手を保持するための最終確定通信
処理要求リストと、 次のチェックポイント採取によって実行確定した通信処
理要求のうち、前記最終確定通信処理要求リストに保持
された通信相手と一致する通信処理要求を優先的に処理
する制御手段とを具備したことを特徴とする耐故障型コ
ンピュータシステム。 - 【請求項3】 故障発生時にシステムをリスタートでき
るように、チェックポイントを採取しながら処理を進
め、最後のチェックポイント採取以降に発生した通信処
理要求を蓄積しておき、次のチェックポイント採取時に
実行確定し、実行確定した通信処理要求を実際に実行し
ていく耐故障型コンピュータシステムにおいて、 それぞれ通信処理要求に対して遅延限界時間を付加して
記録するための通信処理要求蓄積リストと、 前記通信処理要求蓄積リストに記録された通信処理要求
に付加された遅延限界時間に基づいて、通信処理要求が
遅延限界時間を経過したにも関わらず未実行であるか否
かを判別する制御手段と、 前記制御手段による判別の結果、未実行の通信処理要求
がある場合に、次のチェックポイント採取の開始を早め
るチェックポイント処理手段とを具備したことを特徴と
する耐故障型コンピュータシステム。 - 【請求項4】 前記チェックポイント処理手段は、CP
U利用率が指示値よりも低い場合に、次のチェックポイ
ント採取の開始を早めることを特徴とする請求項1また
は請求項3記載の耐故障型コンピュータシステム。 - 【請求項5】 故障発生時にシステムをリスタートでき
るように、チェックポイントを採取しながら処理を進
め、最後のチェックポイント採取以降に発生した通信処
理要求を蓄積しておき、次のチェックポイント採取時に
実行確定し、実行確定した通信処理要求を実際に実行し
ていく耐故障型コンピュータシステムにおいて、 それぞれ通信処理要求に対して遅延限界時間を付加して
記録するための通信処理要求蓄積リストと、 前記通信処理要求蓄積リストに記録された通信処理要求
に付加された遅延限界時間に基づいて、次のチェックポ
イント採取によって実行確定した通信処理要求のうち、
遅延限界時間の早いものを優先的に処理する制御手段と
を具備したことを特徴とする耐故障型コンピュータシス
テム。 - 【請求項6】 故障発生時にシステムをリスタートでき
るように、チェックポイントを採取しながら処理を進
め、最後のチェックポイント採取以降に発生した通信処
理要求を蓄積しておき、次のチェックポイント採取時に
実行確定し、実行確定した通信処理要求を実際に実行し
ていく耐故障型コンピュータシステムの通信処理方法で
あって、 最後のチェックポイント採取によって、実行確定された
通信処理要求の通信相手を保持し、 新たに通信処理要求が発生した時に、同通信処理要求の
通信相手が、保持していた通信相手に一致するか否かを
判定し、 一致する場合には次のチェックポイント採取の開始を早
めることを特徴とする通信処理方法。 - 【請求項7】 故障発生時にシステムをリスタートでき
るように、チェックポイントを採取しながら処理を進
め、最後のチェックポイント採取以降に発生した通信処
理要求を蓄積しておき、次のチェックポイント採取時に
実行確定し、実行確定した通信処理要求を実際に実行し
ていくタイプのコンピュータシステムの通信処理方法で
あって、 最後のチェックポイント採取によって、実行確定された
通信処理要求の通信相手を保持し、 次のチェックポイント採取によって実行確定した通信処
理要求のうち、保持していた通信相手と一致する通信処
理要求を優先的に処理することを特徴とした通信処理方
法。 - 【請求項8】 故障発生時にシステムをリスタートでき
るように、チェックポイントを採取しながら処理を進
め、最後のチェックポイント採取以降に発生した通信処
理要求を蓄積しておき、次のチェックポイント採取時に
実行確定し、実行確定した通信処理要求を実際に実行し
ていくタイプのコンピュータシステムの通信処理方法で
あって、 それぞれの通信処理要求に対して遅延限界時間を付加
し、 この付加した遅延限界時間に基づいて、通信処理要求が
遅延限界時間を経過したにも関わらず未実行であるか否
かを判別し、 この判別の結果、未実行の通信処理要求がある場合に、
次のチェックポイント採取の開始を早めることを特徴と
する通信処理方法。 - 【請求項9】 故障発生時にシステムをリスタートでき
るように、チェックポイントを採取しながら処理を進
め、最後のチェックポイント採取以降に発生した通信処
理要求を蓄積しておき、次のチェックポイント採取時に
実行確定し、実行確定した通信処理要求を実際に実行し
ていくタイプのコンピュータシステムの通信処理方法で
あって、 それぞれの通信処理要求に対して遅延限界時間を付加
し、 この付加した遅延時間に基づいて、次のチェックポイン
ト採取によって実行確定した通信処理要求のうち、遅延
限界時間の早いものを優先的に処理することを特徴とし
た通信処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8009399A JPH09198269A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 耐故障性型コンピュータシステム及び通信処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8009399A JPH09198269A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 耐故障性型コンピュータシステム及び通信処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09198269A true JPH09198269A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=11719352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8009399A Pending JPH09198269A (ja) | 1996-01-23 | 1996-01-23 | 耐故障性型コンピュータシステム及び通信処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09198269A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012517042A (ja) * | 2009-02-03 | 2012-07-26 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | I/oを中断しないマルチサーバ・アプリケーション同期の方法、プログラム、及び、システム |
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1996
- 1996-01-23 JP JP8009399A patent/JPH09198269A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012517042A (ja) * | 2009-02-03 | 2012-07-26 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | I/oを中断しないマルチサーバ・アプリケーション同期の方法、プログラム、及び、システム |
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