JPH09198007A - 表示装置、輝度調整装置、輝度調整方法、及び輝度調整システム - Google Patents

表示装置、輝度調整装置、輝度調整方法、及び輝度調整システム

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JPH09198007A
JPH09198007A JP2333996A JP2333996A JPH09198007A JP H09198007 A JPH09198007 A JP H09198007A JP 2333996 A JP2333996 A JP 2333996A JP 2333996 A JP2333996 A JP 2333996A JP H09198007 A JPH09198007 A JP H09198007A
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JP
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brightness
pixel
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color
display device
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Application number
JP2333996A
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English (en)
Inventor
Kenji Morimoto
研二 森本
Noriyuki Tomimatsu
則行 冨松
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示装置を構成する表示素子間の輝度バラツ
キと表示素子内の画素輝度バラツキを低減し、均一な輝
度で駆動する表示装置と、そのバラツキを自動的に調整
する輝度調整装置を得る。 【解決手段】 輝度調整装置14は表示装置15に実装
された表示素子1から発した光を受光部である太陽電池
17で検出して、輝度補正量判定手段で色毎輝度補正値
と画素毎輝度補正値を算出し、その結果に基づいて、表
示装置15へ輝度補正値変更要求信号を送信する。表示
装置15では色毎輝度補正値を表示素子1の点灯する色
毎のタイミングに同期して切り替えて表示素子1を駆動
制御するとともに、点灯信号の階調データと画素毎輝度
補正値に基づき画素毎に補正された階調データを演算し
て表示素子1に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、大型映像表示装
置の画面を構成する表示素子、表示素子内の画素の輝度
バラツキを低減して均一に駆動する表示装置及びその輝
度調整装置、並びに輝度調整方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に大型映像表示装置の画面を構成す
る表示素子は、同一の駆動条件で点灯させてもかなりの
輝度バラツキがあり、画質に悪影響を及ぼす。このた
め、駆動側で輝度バラツキを打ち消すような補正が必要
である。
【0003】従来このような要求に応えるものとして、
例えば図10に示すような輝度調整回路(特開平4−2
47490号公報)が提案されている。図10におい
て、1は赤、緑、青の蛍光体をマトリックスに配列した
蛍光表示管、2は一定の高圧が印加される陽極、3は放
出電子量を制御するシールド電極、4は走査信号が印加
されるXグリッド(走査電極)、5は蛍光体の点灯/消
灯信号が印加されるYグリッド(データ電極)、6は電
子を放出するフィラメント、7は走査信号をXグリッド
4に供給する駆動回路、8は点灯/消灯信号をYグリッ
ド5に供給する駆動回路、9は走査信号を作るXグリッ
ドコントローラ、10は点灯/消灯信号を作るYグリッ
ドコントローラ、11RはR(赤)用電圧調整回路、1
1GはG(緑)用電圧調整回路、11BはB(緑)用電
圧調整回路、12RはR用電圧調整回路のスイッチ回
路、12GはG用スイッチ回路、12BはB用スイッチ
回路、Vdは駆動電圧、Vhは陽極2に印加する高圧、V
kはフィラメント用電源、Vfはフィラメント用電圧、V
sはシールド電極3に印加するシールド電極駆動電圧で
ある。
【0004】次に、図10の輝度調整装置の動作につい
て説明する。蛍光表示管1はフィラメント6から放出さ
れた電子がX,Yグリッド4,5によって加速され陽極
2へ衝突して発光するもので、X,Yグリッド4,5を
駆動回路7,8およびコントローラ9,10によって制
御することによって任意の表示をすることができる。
X,Yグリッド電極4,5の駆動回路7,8はそれぞれ
のコントロール信号に従って駆動電圧Vdをスイッチン
グしてX,Yグリッドに供給する。ここで蛍光表示管1
の輝度は、フィラメント6とX,Yグリッド4および
5、シールド電極3と陽極2の間の電圧に依存するが、
グリッド電極4,5に供給される駆動電圧Vdと陽極2
に印加される高圧Vhは一定とし、シールド電極3に供
給されるシールド電圧Vsの値を変えることで蛍光表示
管1の輝度を調整している。また図10においては、
R,G,B各色毎の電圧調整回路11R,11G,11
Bを備え、各電圧調整回路は駆動電圧Vdを抵抗で分圧
してスイッチ回路12R,12G,12BがONの時、
シールド電極3に各色毎のシールド電圧(Vr,Vg,V
b)を供給する。スイッチ回路12R,12G,12B
はコントローラ13によってON/OFF制御され、V
r,Vg,Vbの3つの駆動電圧の中の1つがシールド電
極3に供給される。コントローラ13は電圧調整回路1
1R,11G,11Bの出力を時分割に切り替える。蛍
光表示管1の輝度は駆動電圧Vsが一定であっても色毎
に異なるのでこの様に色毎に切り替えて各々違う電圧値
としてシールド電極3に印加することで色毎の輝度調整
が可能となる。
【0005】また、一般的にこのような表示装置の輝度
を調整する装置として、カメラ等を用いて測定する方法
(特開昭59−180588号)公報が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置の輝度
調整回路は以上のように構成されており、蛍光表示管の
色毎の平均の輝度が均一になるような調整を行なってい
る。しかしながら、その蛍光表示管を構成する画素間の
輝度にバラツキがあると画面にランダムな輝度ムラが残
ってしまう問題点があった。一方、輝度を調整する装置
においてはカメラの位置合わせが難しく、さらに装置が
大きくなり現地等での輝度調整作業が困難となる問題点
があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、画面を構成する表示素子同士の
色毎の輝度バラツキと表示素子内の画素毎の輝度バラツ
キの両者を低減し、輝度バラツキの少ない表示装置及び
その輝度調整装置、並びに輝度調整方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る表
示装置15は、図2に示すように、まず各々の表示素子
に対して発光色と同数の色毎輝度補正値と、その表示素
子内にある全画素の数と同数の画素毎輝度補正値を書き
込んだ不揮発性メモリ34を設け、画素毎の輝度調整が
できるように、画素輝度補正演算器31により、輝度調
整装置14から受けた点灯信号に含まれる画素単位の階
調データと、上記画素毎輝度補正値とに基づいて画素毎
に補正された階調データを演算して、表示素子(蛍光表
示管1)に出力する。また、蛍光表示管1の色毎の輝度
調整ができるように、D/Aコンバーター37が色毎輝
度補正値に基づいて出力する各色の電圧を、アナログス
イッチ39が表示素子1の点灯する色のタイミングに同
期して切替えてシールド電極駆動部36へ出力すること
により、表示素子の色毎の輝度補正を可能にする。
【0009】請求項2の発明は、不揮発性メモリ34へ
補正値を書込む時には、調整済判別用のパスワードも同
時に書込むようにし、このパスワードが書込まれていな
い時には、自動的に色毎輝度補正値と画素毎輝度補正値
をある値に初期化する手段を設けたものである。すなわ
ち、表示装置15の電源立上げ時には不揮発性メモリ3
4内の調整済パスワードをチェックし、上記パスワード
が書込まれていなければ表示装置が新品と判断して、補
正値をある値に初期化して、輝度調整時間を短縮する。
【0010】請求項3の発明は、輝度調整において、図
8に示す手順で画素毎輝度補正値を算出し、この画素毎
輝度補正値を不揮発性メモリ34に書込むようにしたも
のである。すなわち、画素毎輝度補正値を、画素毎輝度
補正値をある一定の値にした状態(未補正の状態)で
の、その表示素子内にある各色毎の全画素の平均値輝度
になるような値に設定し、表示素子間のバラツキは画素
毎輝度補正値に反映させないことで、明るい画素からな
る表示素子の階調数が極端に小さくなるのを防ぐことが
可能となる。
【0011】請求項4の発明に係る輝度調整装置は、表
示装置から発した光を検出する受光手段と、受光手段で
検出した光を電気的データに変換する光・電気変換手段
と、上記電気的データを基準の輝度値と比較して色毎輝
度補正値と画素毎輝度補正値を算出する輝度補正量算出
手段と、上記色毎輝度補正値と画素毎輝度補正値を表示
装置に送出する手段を備えたものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項4の輝度調整装
置において、図4に示すように受光部に表面積の広い太
陽電池17を設け、表示素子の発した光を余すことなく
吸収するようにする。
【0013】請求項6の発明は、蛍光表示管1内の中央
付近の画素18aと端付近の画素18bを同一輝度で発
光させた時に、太陽電池からの出力電流が極力等しくな
るように、蛍光表示管1内を複数パート、例えば8パー
トに分割して蛍光表示管1個当りに8枚の太陽電池17
を対応させて設けたものである。
【0014】請求項7の発明は、ある画素18が発した
光が複数の太陽電池17に当ることがないように遮光板
38を設けたものである。
【0015】請求項8の発明は、画素18が発した光を
余すことなく太陽電池17で吸収させるため、遮光板3
8を光が反射するように白く塗装したものである。
【0016】請求項9の発明は、増幅回路数を減らすた
めに図3で示すように1個の蛍光表示管1に対応する太
陽電池複数枚(8枚)を並列に接続し、複数枚が流す電
流の和を電圧に変換するようにしたものである。
【0017】請求項10の発明は、太陽電池17の感度
は温度で変化するため、周囲温度に応じてA/Dコンバ
ーター22の読み値を補正するための温度センサー26
を設けて、25℃を基準に0.5℃単位であらかじめ設
定された係数を掛けるようにしたものである。
【0018】請求項11の発明は、輝度調整装置14内
の不揮発性メモリ25内に色毎調整時の目標値となる基
準値をセットする時には、図5に示すように基準の表示
素子1を受光部にセットし自動的に測定し、不揮発性メ
モリ25に書込む処理を設けたものである。
【0019】請求項12の発明は、表示装置15の電源
を輝度調整装置14から供給して自動的にON/OFF
するためのサイリスタリレー30を設けたものである。
【0020】請求項13の発明は、輝度調整終了時に、
正常終了であれば連続音、異常終了であれば断続音の音
を鳴らすためのブザー28を設けたものである。
【0021】請求項14の発明は、輝度調整装置14
に、工場内の生産ラインで使用する時の輝度補正値の統
計処理や各種システムアップ用の外部シリアルインタフ
ェース27を設けたものである。
【0022】請求項15の発明は、経年変化などで輝度
が劣化した表示装置15を調整するときには、工場出荷
時にセットされた基準値の何パーセントで調整するかを
操作用スイッチ24で設定できるようにしたものであ
る。
【0023】請求項16の発明に係る輝度調整方法は、
輝度調整時間を短くするために、図6のフローに示すよ
うな輝度調整方法を採用したものである。すなわち、図
7に示す表示素子の輝度の粗調整を行なう第1の調整ス
テップと、図8に示す各々の表示素子内の画素輝度を均
一にする第2の調整ステップと、最後に再び図9に示す
表示素子の細やかな輝度の調整を行なう第3の調整ステ
ップを含む。
【0024】請求項17の発明に係る輝度調整方法は、
表示装置の回路と表示素子を温めるために、表示装置を
一定時間白100%で点灯させる処理を自動調整の最初
に設けたものである。
【0025】請求項18の発明に係る表示装置輝度調整
システムは、図1に示すように、異なる発光色で発光を
行なう複数個の画素を備えた表示素子を有する表示手段
と、上記表示素子から発した光を受光し基準の輝度値に
基づいて色毎輝度補正値と画素毎輝度補正値を算出する
輝度補正量算出手段と、上記色毎輝度補正値を表示素子
の点灯する色毎のタイミングに同期して切り替えて表示
素子を駆動制御する表示素子駆動手段と、点灯信号の階
調データと上記画素毎輝度補正値に基づき画素毎に補正
された階調データを演算して上記表示手段に出力する画
素輝度補正手段を備えたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明に係る表示装置15及び
その輝度調整装置14の全体を示す構成概念図である。
まず図1を用いて全体の構成を説明すると、表示装置1
5には、輝度調整装置14からの点灯信号を入力する点
灯信号入力手段と、輝度調整装置14からの輝度補正値
変更要求信号を入力する輝度補正値変更要求入力手段
と、輝度調整装置14から入力された点灯信号と表示装
置15内にある色毎輝度補正値(24バイト)と画素
(ドット)毎輝度補正値(512バイト)に従って蛍光
表示管1を駆動する蛍光表示管制御手段と、輝度調整装
置14へ光を発するR(赤):16個、G(緑):32
個、B(青):16個の画素18で構成された蛍光表示
管1を8個設けている。
【0027】一方、輝度調整装置14には、表示装置1
5を点灯させるための点灯信号出力手段と、表示装置1
5内にある輝度補正値を変更するための輝度補正値変更
要求出力手段と、表示装置15からの光を受ける1枚当
り8画素に対向する64枚の太陽電池と、検出した輝度
から輝度補正量を判定する輝度補正量判定手段と、装置
操作用スイッチや調整結果を表示するLCD表示器やブ
ザー等のマンマシンインタフェース手段と、工場内の生
産ラインで使用する時の輝度補正値の統計処理や各種シ
ステムアップ用のシリアルインタフェース手段を設けて
いる。
【0028】次に、図2を用いて表示装置15の構成を
説明する。表示装置15は、輝度調整装置14からの輝
度補正値変更要求を受信するマイコン33と、色毎輝度
補正値(24バイト)と画素毎輝度補正値(512バイ
ト)を記憶する不揮発性メモリ34と、不揮発性メモリ
34からマイコン33を経由して出力された画素毎輝度
補正値を一時的に格納するメモリ32と、そのメモリ3
2内の画素毎輝度補正値と輝度調整装置14から受けた
点灯信号の階調データとを演算(階調データ×画素毎輝
度補正値÷画素毎輝度補正値最大値)して出力する画素
輝度補正演算器31と、画素輝度補正演算器31が出力
した画素輝度補正済点灯信号を受けて階調制御を行なう
タイミング発生回路35と、蛍光表示管1を8個駆動す
るXグリッド駆動回路7,Yグリッド駆動回路8と、マ
イコン33が出力する色毎輝度補正値をDCレベルの電
圧に変換するD/Aコンバーター37と、そのD/Aコ
ンバーター37が出力するR用、G用、B用の電圧をタ
イミング発生回路35からのR、G、Bの点灯タイミン
グ信号に同期して切替えるアナログスイッチ39と、そ
のアナログスイッチ39の出力を増幅してシールド電極
3に印加するシールド電極駆動部36を設けている。
【0029】次に、上記表示装置15の動作について説
明する。表示装置15は、電源立上時にマイコン33
が、不揮発性メモリ34から色毎輝度補正値(24バイ
ト)と画素毎輝度補正値(512バイト)と調整済パス
ワード(後述)を読み出してマイコン33内のRAMに
セットする。その後、マイコン33は、マイコン33内
のRAMにある色毎輝度補正値(24バイト)をD/A
コンバーター37へ、同じくマイコン33内のRAMに
ある画素毎輝度補正値(512バイト)をメモリ32へ
一定周期で書込みを繰り返す。
【0030】また、D/Aコンバーター37は、マイコ
ン33から書込まれた色毎輝度補正値(24バイト)を
蛍光表示管1一個当りR、G、B用の3チャンネルで合
計24チャンネルのDCレベルに変換した電圧をアナロ
グスイッチ39へ出力する。そして、当該アナログスイ
ッチ39は、タイミング発生回路35からのR、G、B
の点灯タイミング信号に同期して、D/Aコンバーター
37から入力されたR用、G用、B用のいずれかのDC
レベル電圧を選択してシールド電極駆動部36へ出力す
る。さらに、当該シールド電極駆動部36は、アナログ
スイッチ39から入力されたR、G、Bの点灯タイミン
グに同期して波高値の変化する階段状の電圧を増幅し
て、蛍光表示管1のシールド電極3(図10参照)に印
加することにより、各蛍光表示管1毎の色毎の輝度調整
を行う。
【0031】一方、画素輝度補正演算器31は、表示装
置15の外部から受ける点灯信号の、1画素当り10ビ
ットからなる画素単位階調データの入力タイミングに同
期して、マイコン33からメモリ32にセットされた表
示装置15の全画素数と同数の画素毎輝度補正値(51
2バイト)を1バイトずつ読出し、演算(階調データ×
画素毎輝度補正値÷256)してタイミング発生回路3
5へ出力する。また、タイミング発生回路35は、画素
輝度補正演算器31から受けた画素毎に補正された階調
データに従って、Xグリッド駆動回路7とYグリッド駆
動回路8を制御する。さらに、Xグリッド駆動回路7と
Yグリッド駆動回路8が、蛍光表示管1のXグリッド4
とYグリッド5を駆動することにより、各蛍光表示管1
の画素毎の輝度ムラが低減された蛍光表示管1の点灯を
行なう。
【0032】また、表示装置15は、電源立上時にマイ
コン33が不揮発性メモリ34から輝度補正値と同時に
調整済パスワードを読出して、その調整済パスワードが
あらかじめ決められた調整済パスワードと一致しなけれ
ば新品と判断して、色毎輝度補正値(24バイト)と画
素毎輝度補正値(512バイト)を目標値付近の輝度が
得られる値に初期化する。
【0033】さらに、マイコン33は、マイコン33内
のRAMにある色毎輝度補正値(24バイト)あるいは
画素毎輝度補正値(512バイト)を後述するような手
順により輝度調整装置14で決定された値に書き換え
る。また、このときの画素毎輝度補正値は、その表示素
子内にある各色毎の全画素の平均値輝度になるような値
がセットされる。すなわち、表示素子間のバラツキは画
素毎輝度補正値には反映しないようにする。これは、表
示素子間のバラツキを画素毎輝度補正値に反映した場
合、仮に、通常より2倍に明るい表示素子の輝度を画素
毎輝度補正値で補正すると演算が“階調データ×128
÷256”となり、この結果として階調データが半分に
低下してしまうことを防ぐためである。さらにまた、マ
イコン33は輝度調整装置14から輝度補正値書込要求
信号を受信した時には、色毎輝度補正値(24バイト)
と画素毎輝度補正値(512バイト)と調整済パスワー
ドを不揮発性メモリ34に書込む。
【0034】実施の形態2.次に、図3を用いてこの発
明に係る輝度調整装置の構成を説明する。輝度調整装置
14は、表示装置15が発する光を受け電流に変換する
8枚を並列に接続した太陽電池17と、これら8枚の太
陽電池が流す電流の和を電圧に変換する増幅部19と、
その変換されたパルス状の電圧をDCレベルに変換する
フィルター20と、そのフィルター20の出力を選択す
るアナログスイッチ21と、その出力電圧を12ビット
のデータに変換するA/Dコンバーター22と、そのデ
ータを取込んで輝度補正値の変更量の判定と表示装置1
5への点灯信号出力と表示装置15内にある輝度補正値
の変更要求出力を行なうマイコン23を設けたものであ
る。さらに、マイコン23には室温に応じて太陽電池1
7の感度を補正するため温度センサー26と、操作用ス
イッチ24と、調整結果を表示するLCD表示器29
と、蛍光表示管1の輝度調整時の目標となる値を保存す
る不揮発性メモリ25と、表示装置15の電源をON/
OFFするサイリスタリレー30と、ブザー28と、パ
ソコン16等を接続する外部シリアルインタフェース2
7を有している。
【0035】次に、図4を用いて輝度調整装置14の受
光部の構造について説明する。輝度調整装置14の受光
部は、1枚当り8個の画素18に対向する太陽電池17
を合計64枚設けており、蛍光表示管1内の中央付近の
画素18aを同一輝度で発光させた時に、太陽電池から
の出力電流が極力等しくなるように、蛍光表示管1内を
8パートに分割して蛍光表示管1個当りに8枚の太陽電
池17を対応させている。また、それぞれの太陽電池1
7は蛍光表示管1を受光部にセットした状態で、対向す
る8個の画素以外の光が当らないように遮光板38で囲
んでおり、さらに画素18が発した光を余すことなく太
陽電池17で吸収させるため、遮光板38を光が反射す
るように白く塗装している。
【0036】次に、輝度調整装置14の概略動作につい
て説明する。まず、輝度調整装置14は表示装置15へ
点灯信号を出力する。次に、輝度調整装置14は、表示
装置15が発した光を、蛍光表示管1一個当りに電気的
に並列に8枚接続され、構造的に対向する8個の画素の
みの光を余すことなく吸収する白い遮光板38で囲まれ
た太陽電池17により検出する。次に、その8枚の太陽
電池17は検出した光を電流に変換し、その電流の和を
増幅部19が電圧に変換する。このとき、増幅部19の
増幅率をマイコン23が、蛍光表示管1内のある色の全
画素を点灯させる時は低くし、1個の画素のみを点灯さ
せる時は高くして精度を上げている。次に、増幅部19
が出力するパルス状の電圧をフィルター20がDCレベ
ルに変換し、アナログスイッチ21へ出力する。また、
アナログスイッチ21は、マイコン23の要求に従って
8回路のフィルター20の出力の1回路を選択して、A
/Dコンバーター22へ出力する。そして、A/Dコン
バーター22はDCレベルの電圧を12ビットのデータ
に変換し、マイコン23がそのデータを取り込む。
【0037】マイコン23は、A/Dコンバーター22
から取り込んだ12ビットデータに、温度センサー26
で取り込んだ温度に応じた係数(25℃を基準に0.5
℃単位であらかじめ設定された係数)を掛け、その値を
輝度補正量判定に用いる。また、マイコン23は、不揮
発性メモリ25から読み込んだ蛍光表示管1の色毎輝度
調整時の目標となる値に、あらかじめ操作用スイッチ2
4によって設定された輝度低下率を掛けた値を輝度補正
量判定に用いる。さらに、マイコン23は、パソコン1
6等を接続した外部シリアルインタフェース27からの
全輝度補正値収集要求に対して、表示装置15から全輝
度補正値を収集し、外部シリアルインタフェース27を
経由してパソコン16へ全輝度補正値を送信する。
【0038】次に、図5を用いて輝度調整装置14内の
不揮発性メモリ25に、基準の蛍光表示管1の輝度をセ
ットする動作について説明する。輝度計等を用いてあら
かじめ基準の輝度および色温度に調整された蛍光表示管
1一個を受光部にセットする。そして輝度調整装置14
は蛍光表示管1にR(赤)を点灯させ、その輝度を取り
込みA/D変換して不揮発性メモリ25に書込む。次に
G(緑),B(青)に関しても同様な動作を行う。以上
の動作を8ケ所設けられた受光部にて同様に行う。以上
により24個の12ビットデータが不揮発性メモリ25
にセットされる。
【0039】次に、図6を用いて自動輝度調整の全体動
作について説明する。輝度調整装置14は最初に表示装
置15の電源をONする。また、その表示装置15は電
源立上げ時に不揮発性メモリ34から、色毎輝度補正値
(24バイト)と、画素毎輝度補正値(512バイト)
と、調整済判別用のパスワードを読み出し、そのパスワ
ードがあらかじめ決められた値と一致しない時(表示装
置が新品の場合)は、補正値をある所定値に初期化す
る。次に、表示装置15の回路と蛍光表示管1を温める
ために、表示装置15を一定時間白100%で点灯させ
る。次に、調整時間を短縮するためにステップ1の処理
で蛍光表示管1の輝度が目標値付近になるように表示装
置15内にある色毎輝度補正値(8ビット)を±10ス
テップで変化させることで粗調整する。また、その期間
には画素毎輝度補正値(8ビット)は8割程度の一定の
仮の値をセットしておく。次にステップ2の処理によ
り、蛍光表示管1内の各色の画素18の輝度が同蛍光表
示管1内の各色の画素輝度平均値になるように表示装置
15内にある画素毎輝度補正値(8ビット)を変更する
ことで調整する。また、この処理においては画素毎輝度
補正値とその画素輝度は比例する関係に構成したので、
計算により画素毎輝度補正値を算出できる。すなわち画
素輝度の測定は1回のみでよく、この過程においても調
整時間を短縮できる。次にステップ3の処理により、再
び蛍光表示管1の輝度が目標値になるように表示装置1
5内にある色毎輝度補正値(8ビット)を今度は±1ス
テップで変化させることで細やかに調整する。次に調整
済判別用のパスワードと、色毎輝度補正値(24バイ
ト)と、画素毎輝度補正値(512バイト)を表示装置
15内の不揮発性メモリ34に書込む。最後に、輝度調
整装置14は、ブザー28を鳴らし、サイリスタリレー
30で表示装置15への電源をOFFする。
【0040】次に、図7を用いて図6のステップ1(蛍
光表示管1内の粗調整)の動作について説明する。輝度
調整装置14は表示装置15にR(赤)を点灯させる点
灯信号を出力する。そして輝度を測定し、あらかじめ輝
度調整装置14内の不揮発性メモリ25にセットされて
いるR(赤)の目標値と比較し、その結果に基づいて表
示装置15内にある色毎輝度補正値を+10ステップ又
は−10ステップ加減算させる相対変更要求信号を表示
装置15に送信する。そうすると表示装置15内のシー
ルド電極3の電圧が変化し、輝度が粗調整される。以上
の動作を、測定した輝度が目標値に達するまで繰り返
す。また、G(緑)、B(青)に関してもR(赤)と同
様の処理を繰り返す。
【0041】次に、図8に用いて図5のステップ2(画
素18の調整)の動作について説明する。輝度調整装置
14は図8の点灯状態のように各蛍光表示管1の一個の
画素のみを点灯させる点灯信号を表示装置15へ出力す
る。そして各蛍光表示管1内の一個の画素のみの輝度を
測定する。以上を64回繰り返し512画素全部の画素
輝度を測定する。次に、各蛍光表示管1毎の各色の画素
毎輝度平均値を算出する。そして、その画素輝度平均値
を各画素輝度で割った値に図6の処理の最初にセットし
た画素毎輝度補正初期化値を掛けた値が補正された画素
毎輝度補正値となる。そして、輝度調整装置14から表
示装置15へ補正された512バイトの画素毎輝度補正
値を送信し表示装置15内のあらかじめセットしておい
た画素毎輝度補正初期化値を書換える。
【0042】次に図9を用いて図6のステップ3(蛍光
表示管1の細やかな調整)の動作について説明する。輝
度調整装置14は表示装置15にR(赤)を点灯させる
点灯信号を出力する。そして輝度を測定し、R(赤)の
目標値と比較し、その結果に基づいて表示装置15内に
ある色毎輝度補正値を+1ステップ又は−1ステップ加
減算させる相対変更要求信号を表示装置15に送信す
る。すると表示装置15内のシールド電極3の電圧が変
化し、輝度が調整される。以上の動作を、測定した輝度
が目標値に達するまで繰り返す。なお、G(緑)、B
(青)に関してもR(赤)と同様の処理を繰り返す。す
なわち、ステップ3の動作はステップ1の表示装置15
内にある色毎輝度補正値の相対変化量が+1ステップ又
は−1ステップに代るものであり、この段階で最終的な
細やかな調整が行われる。
【0043】その他の実施の形態.上記実施の形態の説
明では、この発明を蛍光表示管の輝度調整に利用する場
合について述べたが、その他の発光素子を多数並べた表
示装置にも利用できることはいうまでもない。
【0044】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外部から入力
された点灯信号に含まれる画素単位の階調データと不揮
発性メモリ手段に書込まれた画素毎輝度補正値に基づい
て、画素毎の補正された階調データを算出し、表示装置
に出力することにより、画素毎の輝度補正を可能にす
る。また、不揮発性メモリ手段に書込まれた色毎輝度補
正値を、表示素子の点灯する色のタイミングに同期して
切り替えて表示素子を駆動制御することにより、表示素
子の色毎の輝度補正を可能にする。
【0045】請求項2の発明によれば、不揮発性メモリ
手段に補正値が書込まれていない場合(表示装置が新品
の時)には、色毎輝度補正値と画素毎輝度補正値を自動
的に目標値付近の輝度が得られる値に初期化することに
より、輝度調整時間を短縮することができる。
【0046】請求項3の発明によれば、画素毎輝度補正
値が表示装置内の画素バラツキのみを補正し、表示素子
間の輝度バラツキ補正は画素毎輝度補正値では行なわな
いようにすることにより、階調数の低下を小さくするこ
とを可能にする。
【0047】請求項4の発明によれば、表示装置に実装
された表示素子から発した光を受光部で検出して色毎輝
度補正値と画素毎輝度補正値を算出し、それにより表示
装置へ輝度補正値変更要求を送出することにより、表示
素子の輝度のバラツキを防止することができる。
【0048】請求項5の発明によれば、受光素子に表面
積の広い太陽電池を用いることで、表示素子の発した光
を余すことなく吸収することができる。
【0049】請求項6の発明によれば、表示素子1個当
りに複数枚の太陽電池を対応させることにより、表示素
子内の中央付近の画素と端付近の画素を同一輝度で発光
させた時に、太陽電池から出力される出力電流をほぼ等
しくすることができる。
【0050】請求項7の発明によれば、太陽電池の周囲
に遮光板を設けることにより、ある画素が発した光が複
数の太陽電池に当らないようにすることができる。
【0051】請求項8の発明によれば、光が反射するよ
うに遮光板を白く塗装することにより、画素が発した光
を余すことなく太陽電池で吸収することを可能にする。
【0052】請求項9の発明によれば、太陽電池からの
増幅回路数を減らすことができる。例えば、図3に示す
ように1個の表示素子に対応する太陽電池を8枚並列に
接続して、太陽電池8枚が流す電流の和を電圧に変換す
ることにより、増幅回路数を1/8にすることが可能に
なる。
【0053】請求項10の発明によれば、太陽電池の温
度に対する感度変化を補正することで、周囲温度に左右
されない輝度調整装置を得る。すなわち、例えば周囲温
度に応じてA/Dコンバーター22の読み値を補正する
ための温度センサー26を設けて、25℃を基準に0.
5℃単位であらかじめ設定された係数を掛けるようにす
ることにより、太陽電池17の温度による感度変化を打
ち消すことを可能にする。
【0054】請求項11の発明によれば、輝度調整時の
目標となる値を輝度調整装置内の不揮発性メモリに書込
む作業を簡単かつ正確にすることができる。
【0055】請求項12の発明によれば、例えば表示装
置の電源を輝度調整装置から供給して自動的にON/O
FFするためのサイリスタリレー等を設けることによ
り、表示装置の電源を手動でON/OFFする手間をは
ぶくことを可能にする。
【0056】請求項13の発明は、例えば、輝度調整終
了時に正常終了であれば連続音、異常終了であれば断続
音の音を鳴らすためのブザーを設けることにより、調整
結果を表示するLCD表示器等を見る手間を省くことが
できる。
【0057】請求項14の発明によれば、外部シリアル
インタフェースを設けることにより、表示装置の色毎輝
度補正値と画素枚輝度補正値をパソコン等で収集して統
計処理や生産管理を行なうことができ、工場内の生産ラ
インで使用する時の輝度補正値の統計処理や生産管理等
の各種システムアップを可能にする。
【0058】請求項15の発明によれば、工場出荷時に
セットされた基準値の何パーセントで調整するかを操作
用スイッチで設定できるようにすることにより、簡単に
輝度調整時の目標となる値を変更できるようにし、経年
変化などで輝度が劣化した表示装置を簡単に調整するこ
とを可能にする。
【0059】請求項16の発明における輝度調整方法に
よれば、表示素子の輝度の粗調整を行なう第1の調整ス
テップと、各々の表示素子内の画素輝度を均一にする第
2の調整ステップと、最後に再び表示素子の細やかな輝
度の調整を行なう第3の調整ステップを実施することに
より、短い時間で画面を構成する表示素子どうしの色毎
の輝度バラツキと表示素子内の画素毎の輝度バラツキを
すばやく正確に調整することができる。また、表示素子
内の画素輝度バラツキを均一に調整した後に、表示素子
同士の色毎の輝度バラツキおよび目標の色温度への調整
を行うので輝度ムラのない映像を表示することができ
る。
【0060】請求項17の発明における輝度調整方法に
よれば、自動調整の最初に表示装置を一定時間白100
%で点灯させるプリヒートステップを設けて、表示装置
の回路と表示素子を一定時間温めることにより、輝度調
整時の各表示装置の条件を同じにし、安定した状態で輝
度調整を行うことが可能になる。
【0061】請求項18の発明によれば、表示装置の輝
度を自動的に検出判定し調整するように構成したので、
操作を繁雑化することなく表示装置の輝度を短時間で正
確に簡単に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る表示装置及びその輝度調整装
置の全体構成を示す概念図である。
【図2】 この発明に係る表示装置を示す回路構成図で
ある。
【図3】 この発明に係る輝度調整装置を示す回路構成
図である。
【図4】 上記輝度調整装置の受光部の構造図である。
【図5】 上記輝度調整装置内の不揮発性メモリに基準
の蛍光表示管の輝度をセットする動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】 この発明に係る自動輝度調整方法の全体動作
を示すメインフローチャートである。
【図7】 この発明に係る蛍光表示管の粗調整部分の動
作を示すフローチャートであり、図6のサブルーチンで
ある。
【図8】 この発明に係る画素輝度調整部分の動作を示
すフローチャートであり、図6のサブルーチンである。
【図9】 この発明に係る蛍光表示管の細やかな調整部
分の動作を示すフローチャートであり、図6のサブルー
チンである。
【図10】 従来の蛍光表示管の輝度調整回路図であ
る。
【符号の説明】
1 蛍光表示管、14 輝度調整装置、15 表示装
置、17 太陽電池、18a,18b 画素、19 増
幅部、20 フィルター、21,39 アナログスイッ
チ、22 A/Dコンバータ、23,33 マイコン、
24 操作スイッチ、25,34 不揮発性メモリ、2
6 温度センサー、27 外部シリアルインターフェー
ス、29 LCD表示器、30 サイリスタリレー、3
1 画素輝度補正演算器、32 メモリ、35 タイミ
ング発生回路、36 シールド電極駆動部、37 D/
Aコンバータ、38 遮光板。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる発光色で発光を行なう複数個の画
    素を備えた表示素子を複数個並べた表示装置において、 各々の表示素子に対して発光色と同数の色毎輝度補正値
    と、その表示素子内にある全画素の数と同数の画素毎輝
    度補正値を書き込んだ不揮発性メモリ手段と、 上記色毎輝度補正値を表示素子の点灯する色のタイミン
    グに同期して切り替えて表示素子を駆動制御する表示素
    子駆動手段と、 上記画素毎輝度補正値と外部から入力された点灯信号の
    階調データとに基づいて画素毎の補正された階調データ
    を演算して上記表示装置に出力する画素輝度補正演算手
    段を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 上記不揮発性メモリ手段に補正値が書込
    まれていない場合には、色毎輝度補正値と画素毎輝度補
    正値とを自動的にある所定値に初期化することを特徴と
    する請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 上記画素毎輝度補正値は、画素毎輝度補
    正値をある一定の値にした状態での、その表示素子内に
    ある各色毎の全画素の平均値輝度になるような値に設定
    されていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 表示装置から発した光を検出する受光手
    段と、受光手段で検出した光を電気的データに変換する
    光・電気変換手段と、上記電気的データを基準の輝度値
    と比較して色毎輝度補正値と画素毎輝度補正値を算出す
    る輝度補正量算出手段と、上記色毎輝度補正値と画素毎
    輝度補正値を表示装置に送出する手段を備えたことを特
    徴とする輝度調整装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の輝度調整装置において、
    表示素子が発する光を検出する受光部に太陽電池を備え
    たことを特徴とする輝度調整装置。
  6. 【請求項6】 上記太陽電池は、表示素子1個あたりに
    複数枚設けたことを特徴とする請求項5記載の輝度調整
    装置。
  7. 【請求項7】 上記各太陽電池の周囲には、正面以外か
    らの光を遮る遮光板を備えたことを特徴とする請求項5
    記載の輝度調整装置。
  8. 【請求項8】 上記光を遮る遮光板は色が白であること
    を特徴とする請求項7記載の輝度調整装置。
  9. 【請求項9】 表示素子1個あたりに複数枚設けられた
    太陽電池は、電気的に並列に接続されたことを特徴とす
    る請求項6記載の輝度調整装置。
  10. 【請求項10】 上記太陽電池の感度を周囲温度に応じ
    て補正する手段を備えることを特徴とする請求項5記載
    の輝度調整装置。
  11. 【請求項11】 輝度調整時の目標となる値を輝度調整
    装置内の不揮発性メモリに書込む際に、基準の表示素子
    を受光部にセットして自動的にその輝度を測定し、上記
    不揮発性メモリに書込む手段を備えることを特徴とする
    請求項4記載の輝度調整装置。
  12. 【請求項12】 自動輝度調整の最初に自動的に表示装
    置への電源を供給し、輝度調整が終了時に自動的に表示
    装置の電源を切る手段を備えたことを特徴とする請求項
    4記載の輝度調整装置。
  13. 【請求項13】 自動輝度調整の最後に、正常終了又は
    輝度不良等の調整結果内容に応じたブザーを鳴らすこと
    を特徴とする請求項4記載の輝度調整装置。
  14. 【請求項14】 上記輝度補正値を外部の情報処理手段
    で収集して輝度バラツキの統計処理ができるように外部
    インタフェースを備えることを特徴とする請求項4記載
    の輝度調整装置。
  15. 【請求項15】 工場出荷時にセットされた基準値の何
    パーセントで調整するかを色毎に設定できる輝度低下率
    設定手段を設けたことを特徴とする請求項4記載の輝度
    調整装置。
  16. 【請求項16】 表示素子の各色毎の輝度を目標値付近
    に粗調整する第1の調整ステップと、表示素子内の画素
    毎の輝度を均一に調整する第2の調整ステップと、再度
    表示素子の各色毎の輝度を目標値に細やかに調整する第
    3の調整ステップを含む輝度調整方法。
  17. 【請求項17】 自動輝度調整の最初に表示装置を一定
    時間白100%で点灯させるプリヒートステップを備え
    たことを特徴とする輝度調整方法。
  18. 【請求項18】 異なる発光色で発光を行なう複数個の
    画素を備えた表示素子を有する表示手段と、上記表示素
    子から発した光を受光し基準の輝度値に基づいて色毎輝
    度補正値と画素毎輝度補正値を算出する輝度補正量算出
    手段と、上記算出された色毎輝度補正値と画素毎輝度補
    正値を記憶する記憶手段と、上記色毎輝度補正値を表示
    素子の点灯する色毎のタイミングに同期して切り替えて
    表示素子を駆動制御する表示素子駆動手段と、点灯信号
    の階調データと上記画素毎輝度補正値に基づき画素毎に
    補正された階調データを演算して上記表示手段に出力す
    る画素輝度補正手段とを備えたことを特徴とする表示装
    置の輝度調整システム。
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