JPH09197930A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09197930A
JPH09197930A JP466896A JP466896A JPH09197930A JP H09197930 A JPH09197930 A JP H09197930A JP 466896 A JP466896 A JP 466896A JP 466896 A JP466896 A JP 466896A JP H09197930 A JPH09197930 A JP H09197930A
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JP
Japan
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developer
mesh
image forming
forming apparatus
foreign matter
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Pending
Application number
JP466896A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Kume
信幸 久米
Muneharu Kodama
宗晴 兒玉
Yusaku Tanabe
雄策 田邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再利用される未転写現像剤に含まれる異物等
を除去するメッシュの目詰まりを防いで現像剤の飛散や
故障等の発生を防ぐことができる画像形成装置を提供す
ること。 【構成】 感光体(像担持体)表面から回収した現像剤
を一対の現像剤搬送ローラA1,A2の間に配置したメ
ッシュA3を通過させた後、現像装置にて再利用するよ
うに構成した画像形成装置において、前記メッシュA3
の清掃手段(ブラシB)を設ける。本発明によれば、再
利用される未転写現像剤に含まれる異物等を除去するメ
ッシュA3の清掃手段(ブラシB)を設けたため、メッ
シュA3の目詰まりを防いで画像形成装置内での現像剤
の飛散や画像形成装置の故障等の発生を防ぐことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体上に画像
を形成する画像形成装置であって、特に転写後の未転写
現像剤を再利用する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置や静電記録装置において
は、感光体等の記録媒体を繰り返して使用するため、形
成された現像剤像を転写紙等に転写した後、記録媒体表
面から転写されないで残留する未転写現像剤をクリーニ
ングする必要があり、そのために記録媒体表面を清浄化
するクリーニング装置が設けられている。
【0003】ところで、一般に実用化されているこの種
の画像形成装置の転写効率は約90%であり、残りの1
0%程度がクリーニング装置で未転写現像剤として除去
される。この除去された現像剤は廃トナーとして捨てら
れるのが一般的であるが、未転写現像剤をクリーニング
装置から現像装置に搬送して再度使用する提案がなされ
ている(米国特許第3634077号、同367889
6号、特開昭57−18187号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記提案は最近の環境
汚染問題、エコロジー等の観点から再び見直されている
が、以下のような問題を有している。
【0005】即ち、クリーニング装置によって回収され
た未転写現像剤中には、転写紙から発生した紙粉、装置
が置かれている環境から発生する綿ぼこり、まれには髪
の毛等、本来現像剤中には含まれない異物が混入してい
る。そして、これらの異物が再使用される未転写現像剤
中に含まれたまま現像装置内の現像剤と混合されると、
現像剤の特性が著しく劣化し、画像品質の低下を招く。
そのため、未転写現像剤中から異物を除去しなければな
らないが、異物を除去する一方法として、未転写現像剤
をメッシュを通過させることによって異物を除去する方
法が提案されている。
【0006】即ち、上記方法においては、図7に示すよ
うに、クリーニング装置7によって感光体1から除去さ
れた未転写現像剤を廃トナー搬送スクリュー9によって
異物除去装置Aに搬送し、該異物除去装置Aにおいて未
転写現像剤をメッシュを通過させることによって異物を
除去し、異物が除去された未転写現像剤をフレッシュな
現像剤と混合させて現像装置5に供給し、これを再び現
像に使用することが行われる。
【0007】しかしながら、上記方法によっても、未転
写現像剤がスクリュー等で搬送される過程で凝集するた
めにその粒径が大きくなったり、異物等がメッシュの目
に詰まるため、装置内の現像剤の飛散や装置の故障等が
発生するという問題があった。
【0008】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、再利用される未転写現像剤に
含まれる異物等を除去するメッシュの目詰まりを防いで
現像剤の飛散や故障等の発生を防ぐことができる画像形
成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体表面から回収した
現像剤を一対の現像剤搬送ローラの間に配置したメッシ
ュを通過させた後、現像装置にて再利用するように構成
した画像形成装置において、前記メッシュの清掃手段を
設けたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記清掃手段を前記現像剤搬送ローラの表
面に形成したことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記メッシュを移動させて、再利用する現
像剤が通過するメッシュ領域を清掃するように構成した
ことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記メッシュの両面を清掃可能に前記清掃
手段をメッシュの両側に配置したことを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記清掃手段は現像剤搬送ローラ用の除去
ブラシを兼用するようにしたことを特徴とする。
【0014】従って、本発明によれば、再利用される未
転写現像剤に含まれる異物等を除去するメッシュの清掃
手段を設けたため、メッシュの目詰まりを防いで画像形
成装置内での現像剤の飛散や画像形成装置の故障等の発
生を防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0016】<実施の形態1>先ず、図2に基づいて画
像形成装置の一形態としての複写機の概要を説明する。
【0017】即ち、図2は複写機要部の概略構成図であ
り、該複写機においては、記録媒体としての感光体1が
図示矢印方向に回転駆動され、その表面が主帯電器2に
よって一様に帯電される。そして、この感光体1の表面
には像露光3によって潜像が形成される。尚、図2にお
いて、4は非画像部を形成するためのブランク露光であ
る。
【0018】而して、感光体1上に形成された潜像は現
像装置5において現像剤を用いて現像されて現像剤像と
して顕画化され、顕画化された現像剤像は転写装置6に
よって紙等の不図示の転写材に転写され、現像剤像の転
写を受けた転写材は不図示の定着装置に搬送され、定着
装置によって現像剤像の定着を受ける。
【0019】一方、転写材に転写されなかった未転写現
像剤はクリーニング装置7によって感光体1の表面から
除去された後、図1に示す異物除去装置Aに搬送され、
未転写現像剤が除去された感光体1は前露光8で一様な
電位に除電された後、次の画像形成に供される。
【0020】ここで、前記異物除去装置Aを図1に基づ
いて説明する。
【0021】前述のようにクリーニング装置7によって
感光体1の表面から除去された未転写現像剤は、廃トナ
ー搬送スクリュー9によって異物除去装置Aに搬送され
る。この異物除去装置Aに搬送された未転写現像剤は、
廃トナー搬送スクリュー9の上部で現像剤送り部材A4
上に落下し、図示矢印方向に回転する現像剤送り部材A
4によって下部現像剤搬送ローラA1に送られる。下部
現像剤搬送ローラA1は、その内部にマグネットローラ
11が固定され、その周囲をスリーブa12が回転するよ
うに構成され、磁性現像剤をスリーブa12の表面に磁気
力で引き付けてこれを搬送できるようになっている。
【0022】而して、下部現像剤搬送ローラA1におい
てスリーブa12が図示矢印方向に回転されると、異物除
去用のメッシュA3の位置で、上方に配置された上部現
像剤搬送ローラA2の磁気力によって、未転写現像剤が
メッシュA3を通過し、メッシュA3の目より大きい異
物はメッシュA3を通過できないで分離される。分離さ
れた異物は、スリーブa12の回転と共に除去ブラシA5
の位置に搬送され、この除去ブラシA5によってスリー
ブa12表面から除去されて廃トナー回収ボックスA7内
に回収される。尚、図1において、A6は除去ブラシA
5から異物等を除去するフリッカーバーである。
【0023】一方、異物が分離された未転写現像剤は、
下部現像剤搬送ローラA1と同様に構成された上部現像
剤搬送ローラA2の表面に磁気力によって引き付けら
れ、スリーブa22の回転と共に搬送され、スクレーパー
A8によってスリーブa22表面から除去されて搬送スク
リューA9上に落下する。すると、未転写現像剤は搬送
スクリューA9によって不図示の現像剤ホッパー内に搬
送されて再使用される。
【0024】以下に、本実施の形態に係る複写機の仕様
の概要を示す。
【0025】感光体:φ100mm 感光体周速:500mm/sec 複写速度:80枚/分(A4サイズ) 異物除去装置について; 下部現像剤搬送ローラ 外径:φ25mm 表面磁束密度:400Gauss (6極全て極位置にて) 周速:20rpm 上部現像剤搬送ローラ 外径:φ25mm 表面磁束密度:950Gauss (6極全て極位置にて) 周速:20rpm メッシュ :#200 (実験例1)下部現像剤搬送ローラA1表面の一部にメ
ッシュ清掃用のブラシB(図1参照)を形成して通紙耐
久を行った。尚、ブラシBとしてはアクリル繊維のもの
を使用した。
【0026】而して、現像剤として平均粒径7μmの磁
性現像剤を用いて通常環境下にてA4サイズ80万枚の
通紙テストを行ったが、メッシュA3の目詰まりは発生
しなかった。
【0027】又、室温33℃、相対湿度85%の高温高
湿環境下では現像剤の凝集度が高くなって流動性が低下
するが、この環境下においても、通紙50万枚耐久時点
で問題となるようなメッシュA3の目詰まりは発生しな
かった。
【0028】(比較例)下部現像剤搬送ローラA1にブ
ラシBを形成しない場合、通常環境下において同様の通
紙テストにて、30〜40万枚の通紙でメッシュA3の
目詰まりが発生し、現像剤がメッシュA3を通過できな
くなってしまった。
【0029】更に、高温高湿下では約15万枚でメッシ
ュA3の目詰まりが発生してしまった。
【0030】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図3に基づいて説明する。尚、図3は下部現像剤
搬送ローラの他の実施の形態を示す断面図である。
【0031】実施の形態1では下部搬送ローラA1上の
1箇所にブラシBを形成したが、本実施の形態では、図
3(a)に示すように複数(図示例では3つ)のブラシ
Bを形成し、或は図3(b)に示すように下部搬送ロー
ラA1の全面にブラシBを形成した。尚、ブラシBの密
度が高いと現像剤のメッシュ通過率が悪くなるため、ブ
ラシBの密度や剛度等は適宜選択すれば良い。
【0032】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図4に示す。尚、図4は実施の形態3に係る異物
除去装置要部の断面図であり、本図においては図1に示
したと同一要素には同一符号を付している。
【0033】本実施の形態は、メッシュA3の上下にブ
ラシBを配置し、メッシュA3をプランジャーPにて必
要に応じて図示矢印方向に往復動させることによって該
メッシュA3を清掃し、このメッシュA3の清掃効率を
高めるようにしたものである。
【0034】<実施の形態4>図5に本発明の実施の形
態4を示す。尚、図5は実施の形態4に係る異物除去装
置要部の断面図であり、本図においては図4に示したと
同一要素には同一符号を付している。
【0035】本実施の形態は基本的に実施の形態3と同
様であるが、更にブラシBを追加したものである。
【0036】本実施の形態では、最初、プランジャーP
を作動させない位置でメッシュA3を使用し、プランジ
ャーPのON/OFFによってメッシュA3の清掃を適
宜行う。そして、耐久が進むに連れて、清掃によっても
メッシュA3の目詰まりが防止できなくなった場合に
は、プランジャーPを作動させた位置でメッシュA3を
使用し、適宜プランジャーPのON/OFFによってメ
ッシュA3の清掃を行う。
【0037】而して、本実施の形態によれば、メッシュ
A3の2箇所の位置を使用でき、メンテナンス間隔を更
に2倍程度延長することが可能となる。
【0038】<実施の形態5>図6に本発明の実施の形
態5を示す。尚、図6は実施の形態5に係る異物除去装
置要部の断面図であり、本図においても図4に示したと
同一要素には同一符号を付している。
【0039】本実施の形態も実施の形態3,4と同様に
メッシュA3をプランジャーPで移動させてこれを清掃
する方法を採用するが、ブラシとして図1に示した下部
現像剤搬送ローラA1用の除去ブラシA5をメッシュA
3の清掃ブラシとしても兼用している。
【0040】而して、本実施の形態によれば、異物除去
装置のコンパクト化を図ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、再利用される未転写現像剤に含まれる異物等を
除去するメッシュの清掃手段を設けたため、メッシュの
目詰まりを防いで画像形成装置内での現像剤の飛散や画
像形成装置の故障等の発生を防ぐことができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る異物除去装置の断
面図である。
【図2】本発明に係る画像形成装置要部の断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態2に係る異物除去装置の下
部現像剤搬送ローラの断面図である。
【図4】本発明の実施の形態3に係る異物除去装置要部
の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態4に係る異物除去装置要部
の断面図である。
【図6】本発明の実施の形態5に係る異物除去装置要部
の断面図である。
【図7】従来の画像形成装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 感光体(像担持体) 5 現像装置 A 異物除去装置 A1 下部現像剤搬送ローラ A2 上部現像剤搬送ローラ A3 異物除去用メッシュ A4 現像剤送り部材 A5 除去ブラシ(清掃手段) A6 フリッカーバー A7 廃トナー回収ボックス A8 スクレーパー A9 搬送スクリュー B ブラシ(清掃手段) P プランジャー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体表面から回収した現像剤を一対
    の現像剤搬送ローラの間に配置したメッシュを通過させ
    た後、現像装置にて再利用するように構成した画像形成
    装置において、 前記メッシュの清掃手段を設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記清掃手段を前記現像剤搬送ローラの
    表面に形成したことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記メッシュを移動させて、再利用する
    現像剤が通過するメッシュ領域を清掃するように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記メッシュの両面を清掃可能に前記清
    掃手段をメッシュの両側に配置したことを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記清掃手段は現像剤搬送ローラ用の除
    去ブラシを兼用することを特徴とする請求項3記載の画
    像形成装置。
JP466896A 1996-01-16 1996-01-16 画像形成装置 Pending JPH09197930A (ja)

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JP466896A JPH09197930A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 画像形成装置

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JP466896A JPH09197930A (ja) 1996-01-16 1996-01-16 画像形成装置

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