JPH09197129A - 表示装置における光ファイバの固定装置 - Google Patents
表示装置における光ファイバの固定装置Info
- Publication number
- JPH09197129A JPH09197129A JP8023394A JP2339496A JPH09197129A JP H09197129 A JPH09197129 A JP H09197129A JP 8023394 A JP8023394 A JP 8023394A JP 2339496 A JP2339496 A JP 2339496A JP H09197129 A JPH09197129 A JP H09197129A
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- Japan
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- optical fiber
- hole
- fixture
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- fixing
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- Pending
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 作業者が誰であっても、表示板に対して光フ
ァイバをばらつきなく固定することができる光ファイバ
の固定装置を提供する。 【解決手段】 各光ファイバ4Aが挿入される貫通孔6
hを有する固定具6を備え、表示板5にはこれらの固定
具6を挿入する挿入孔5hを設け、表示板5の挿入孔5
hの裏面より光ファイバ4Aを挿入し、さらに固定具6
の貫通孔6h内に光ファイバ4Aを固定具6の尾部側か
ら挿入した後、表示板5の挿入孔5hに光ファイバ4A
の先端部が固定具6より露出するように圧入、装着して
光ファイバ4Aを表示板5に固定する。固定具6に設け
られる貫通孔6hは、固定具6の尾部先端に向かって貫
通孔6hを広げるように傾斜面6hsを形成するのが望
ましい。また、固定具6の表示板5を貫通する外周部分
には、1個又は複数個の切り込み溝6kを設けるように
する。
ァイバをばらつきなく固定することができる光ファイバ
の固定装置を提供する。 【解決手段】 各光ファイバ4Aが挿入される貫通孔6
hを有する固定具6を備え、表示板5にはこれらの固定
具6を挿入する挿入孔5hを設け、表示板5の挿入孔5
hの裏面より光ファイバ4Aを挿入し、さらに固定具6
の貫通孔6h内に光ファイバ4Aを固定具6の尾部側か
ら挿入した後、表示板5の挿入孔5hに光ファイバ4A
の先端部が固定具6より露出するように圧入、装着して
光ファイバ4Aを表示板5に固定する。固定具6に設け
られる貫通孔6hは、固定具6の尾部先端に向かって貫
通孔6hを広げるように傾斜面6hsを形成するのが望
ましい。また、固定具6の表示板5を貫通する外周部分
には、1個又は複数個の切り込み溝6kを設けるように
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暗い所でも所要の表示
をすることができる警報板、指示板、案内板等の表示装
置における光ファイバの固定装置の改良に関する。
をすることができる警報板、指示板、案内板等の表示装
置における光ファイバの固定装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示装置としては、例え
ば、採光装置等を用いた図2に示すものがあった。図2
は従来の表示装置の構成図である。同図において、1は
採光機、2は半球状の透明カバー、3a及び3bは夫々
採光プリズム等の採光素子である。4は採光素子3a及
び3bを介して採光された太陽光を伝える複数本の光フ
ァイバ、5は光ファイバ4の出射光で表示される表示灯
の「止まれ」等の文字を備えた表示板である。また、F
は採光機1の支持フレームである。同図に示すように、
採光機1は半球状の透明カバー2に覆われており、採光
素子3a及び3bを太陽の運行に対応して所定の回転角
となるように制御することにより透明カバーを通過する
太陽光線の入射光L1を光ファイバ4の上端4aに対し
て、常時、所定方向の出射光L2を出射するようにして
いる。即ち、採光素子3a及び3bの出射光は光ファイ
バ4を介して表示板5の表示部6aに伝えられ、表示部
6aにおいて照射され、表示板5に設けられた「止ま
れ」という記載事項を照射することにより、上記記載事
項の表示が外部に伝えられるようにしていた。なお、従
来のこの種の表示装置における表示板に対する光ファイ
バの固定装置は、図3に示すように構成されていた。即
ち、従来のものでは、図3に示すように表示板5に設け
た光ファイバ4Aの径よりも可成り大きめの径として挿
入孔5aに対して光ファイバ4Aを挿入し、接着剤Sに
より光ファイバ4Aを表示板5に接着させて固定するよ
うにしていた。
ば、採光装置等を用いた図2に示すものがあった。図2
は従来の表示装置の構成図である。同図において、1は
採光機、2は半球状の透明カバー、3a及び3bは夫々
採光プリズム等の採光素子である。4は採光素子3a及
び3bを介して採光された太陽光を伝える複数本の光フ
ァイバ、5は光ファイバ4の出射光で表示される表示灯
の「止まれ」等の文字を備えた表示板である。また、F
は採光機1の支持フレームである。同図に示すように、
採光機1は半球状の透明カバー2に覆われており、採光
素子3a及び3bを太陽の運行に対応して所定の回転角
となるように制御することにより透明カバーを通過する
太陽光線の入射光L1を光ファイバ4の上端4aに対し
て、常時、所定方向の出射光L2を出射するようにして
いる。即ち、採光素子3a及び3bの出射光は光ファイ
バ4を介して表示板5の表示部6aに伝えられ、表示部
6aにおいて照射され、表示板5に設けられた「止ま
れ」という記載事項を照射することにより、上記記載事
項の表示が外部に伝えられるようにしていた。なお、従
来のこの種の表示装置における表示板に対する光ファイ
バの固定装置は、図3に示すように構成されていた。即
ち、従来のものでは、図3に示すように表示板5に設け
た光ファイバ4Aの径よりも可成り大きめの径として挿
入孔5aに対して光ファイバ4Aを挿入し、接着剤Sに
より光ファイバ4Aを表示板5に接着させて固定するよ
うにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置におけ
る光ファイバの固定装置では、上記のように光ファイバ
を表示板に対して接着剤を用いて固定するようにしてい
たので、次のような問題点があった。 (1)接着剤によって挿入孔と光ファイバの間隙を埋め
る関係となるので、作業者によって表示板に対する光フ
ァイバの固定の位置や方向にばらつきを生じる。 (2)また、接着剤が固化するまで光ファイバを固定し
ておく必要があり、作業性が悪い。 (3)また、接着剤の劣化により光ファイバが固定され
ている期間が短い。 本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決するよ
うにした表示装置における光ファイバの固定装置を提供
することを目的とする。
る光ファイバの固定装置では、上記のように光ファイバ
を表示板に対して接着剤を用いて固定するようにしてい
たので、次のような問題点があった。 (1)接着剤によって挿入孔と光ファイバの間隙を埋め
る関係となるので、作業者によって表示板に対する光フ
ァイバの固定の位置や方向にばらつきを生じる。 (2)また、接着剤が固化するまで光ファイバを固定し
ておく必要があり、作業性が悪い。 (3)また、接着剤の劣化により光ファイバが固定され
ている期間が短い。 本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決するよ
うにした表示装置における光ファイバの固定装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は上記
課題を解決するために、複数の光ファイバを使用して所
要の表示を行う表示装置において、上記各光ファイバが
挿入される貫通孔を有する固定具を備え、表示板にはこ
れらの固定具を挿入する挿入孔を設け、上記表示板の挿
入孔に対して光ファイバを裏面より挿入した後、さらに
固定具の尾部側から上記貫通孔に対して光ファイバを挿
入し、このように光ファイバが挿入された固定具を表示
板の挿入孔に固定具の尾部側から挿入し、このように挿
入された光ファイバの先端部が上記固定具より露出する
ように装着して光ファイバを表示板に固定するように構
成されている。この場合、上記固定具に設けられる貫通
孔は、固定具の尾部先端に向かって貫通孔を広げるよう
に傾斜面を形成するのが望ましい。また、上記固定具の
表示板を貫通する外周部分には、1個又は複数個の切り
込み溝を設けるようにし、さらに、上記固定具は、弾性
のあるポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート
等の樹脂材料で成形するのが望ましい。本発明の表示装
置における光ファイバの固定装置は、表示板に挿入孔を
設け、この挿入孔に光ファイバを挿入した固定具を尾部
側から圧入することにより、表示板に対して光ファイバ
を固定するようにしたもので、固定具は容易に表示板に
対して装着でき、作業性が良くなる。また、光ファイバ
は表示板の挿入孔に対して固定具により固定することが
できるから、作業者による光ファイバの固定の位置や方
向にばらつきが生じることがなくなる。また、上記固定
具に設けられる貫通孔は、固定具の尾部先端に向かって
貫通孔を広げるように傾斜面を形成すると、貫通孔の尾
部側から光ファイバを挿入する作業が楽となる。さら
に、表示板の挿入孔を貫通する上記固定具の外周部分
に、1個又は複数個の切り込み溝を設けるようにする
と、固定具を表示板の挿入孔に挿入する際、固定具の貫
通孔が内側に変形して光ファイバを圧着する。さらに、
固定具は弾性のある樹脂を用いるようにすると、上記の
固定作業時における変形が容易であると共に、軽量、コ
ンパクトになり、また、LEDからの発光色に合致した
色調に調整した固定具を作ることが容易となる。
課題を解決するために、複数の光ファイバを使用して所
要の表示を行う表示装置において、上記各光ファイバが
挿入される貫通孔を有する固定具を備え、表示板にはこ
れらの固定具を挿入する挿入孔を設け、上記表示板の挿
入孔に対して光ファイバを裏面より挿入した後、さらに
固定具の尾部側から上記貫通孔に対して光ファイバを挿
入し、このように光ファイバが挿入された固定具を表示
板の挿入孔に固定具の尾部側から挿入し、このように挿
入された光ファイバの先端部が上記固定具より露出する
ように装着して光ファイバを表示板に固定するように構
成されている。この場合、上記固定具に設けられる貫通
孔は、固定具の尾部先端に向かって貫通孔を広げるよう
に傾斜面を形成するのが望ましい。また、上記固定具の
表示板を貫通する外周部分には、1個又は複数個の切り
込み溝を設けるようにし、さらに、上記固定具は、弾性
のあるポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート
等の樹脂材料で成形するのが望ましい。本発明の表示装
置における光ファイバの固定装置は、表示板に挿入孔を
設け、この挿入孔に光ファイバを挿入した固定具を尾部
側から圧入することにより、表示板に対して光ファイバ
を固定するようにしたもので、固定具は容易に表示板に
対して装着でき、作業性が良くなる。また、光ファイバ
は表示板の挿入孔に対して固定具により固定することが
できるから、作業者による光ファイバの固定の位置や方
向にばらつきが生じることがなくなる。また、上記固定
具に設けられる貫通孔は、固定具の尾部先端に向かって
貫通孔を広げるように傾斜面を形成すると、貫通孔の尾
部側から光ファイバを挿入する作業が楽となる。さら
に、表示板の挿入孔を貫通する上記固定具の外周部分
に、1個又は複数個の切り込み溝を設けるようにする
と、固定具を表示板の挿入孔に挿入する際、固定具の貫
通孔が内側に変形して光ファイバを圧着する。さらに、
固定具は弾性のある樹脂を用いるようにすると、上記の
固定作業時における変形が容易であると共に、軽量、コ
ンパクトになり、また、LEDからの発光色に合致した
色調に調整した固定具を作ることが容易となる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1(A)、(B)に示す
一実施の形態により本発明を具体的に説明する。本発明
が適用される表示装置としては、図2に示した従来の表
示装置の構成と同等に構成すれば良いので、ここでは省
略する。図1(A)は本発明の固定具の正面図、同図
(B)は固定具と表示板要部及び光ファイバの挿入前の
状態を示す縦断正面図及び正面図、同図(C)は本発明
の固定具を用いて1本の光ファイバを表示板に固定した
状態を示す縦断正面図である。各図において、6は本発
明の固定具で、この固定具6は弾性のある樹脂材料より
成形されており、図示のように、その中心部に光ファイ
バ4Aを挿入する貫通孔6hが設けられている。この貫
通孔6hは、光ファイバ4Aの挿入側である固定具6の
尾部側に先端に向かって貫通孔6hを広げるように傾斜
面6hsを形成するものとする。この傾斜面6hsは図
示のように表示板5の肉厚より先の部分に形成するのが
望ましい。また、固定具6の外周部分には図1(A)に
示すように、1個又は複数個の切り込み溝6kを設ける
ものとする。また、表示板5には、各固定具6を装着さ
せるための複数個の挿入孔5hを設けるものとする。な
お、固定具6の弾性のある樹脂材料としては、ポリアミ
ド、ポリアセタール、ポリカーボネート等の樹脂材料が
適当である。上記構成において、光ファイバ4Aを表示
板5に固定するには、表示板5の挿入孔5hの裏面より
光ファイバ4Aを挿入し、さらに固定具6の貫通孔6h
内に光ファイバ4Aを固定具6の尾部側から挿入した
後、表示板5の挿入孔5hに光ファイバ4Aの先端部を
所定長さだけ固定具6の前面から突出するようにして圧
入、固定すれば良い。また、図示のように固定具6に設
けられる貫通孔6hは、固定具6の尾部先端に向かって
貫通孔6hを広げるように傾斜面6hsを形成すると、
貫通孔6hの尾部側から光ファイバ4Aを挿入する作業
が楽となる機能を有する。さらに、固定具6の外周部分
に、1個又は複数個の切り込み溝6kを設けるようにす
ると、固定具6を表示板5の挿入孔5hに挿入する際、
固定具6の貫通孔6hが内側に変形して光ファイバ4A
を図1(C)に示すように圧着固定する。なお、光ファ
イバ4Aの発光源であるLEDなど(図示せず)からの
出力が例えば、赤色、黄色等の目立つ色の場合には、固
定具6の色もこのLEDの出力に合致した色に選定する
か、あるいは透明にすることが望ましい。この場合、固
定具6を樹脂材料を用いると、成形時に色も所望の色に
選定することができて便利である。
一実施の形態により本発明を具体的に説明する。本発明
が適用される表示装置としては、図2に示した従来の表
示装置の構成と同等に構成すれば良いので、ここでは省
略する。図1(A)は本発明の固定具の正面図、同図
(B)は固定具と表示板要部及び光ファイバの挿入前の
状態を示す縦断正面図及び正面図、同図(C)は本発明
の固定具を用いて1本の光ファイバを表示板に固定した
状態を示す縦断正面図である。各図において、6は本発
明の固定具で、この固定具6は弾性のある樹脂材料より
成形されており、図示のように、その中心部に光ファイ
バ4Aを挿入する貫通孔6hが設けられている。この貫
通孔6hは、光ファイバ4Aの挿入側である固定具6の
尾部側に先端に向かって貫通孔6hを広げるように傾斜
面6hsを形成するものとする。この傾斜面6hsは図
示のように表示板5の肉厚より先の部分に形成するのが
望ましい。また、固定具6の外周部分には図1(A)に
示すように、1個又は複数個の切り込み溝6kを設ける
ものとする。また、表示板5には、各固定具6を装着さ
せるための複数個の挿入孔5hを設けるものとする。な
お、固定具6の弾性のある樹脂材料としては、ポリアミ
ド、ポリアセタール、ポリカーボネート等の樹脂材料が
適当である。上記構成において、光ファイバ4Aを表示
板5に固定するには、表示板5の挿入孔5hの裏面より
光ファイバ4Aを挿入し、さらに固定具6の貫通孔6h
内に光ファイバ4Aを固定具6の尾部側から挿入した
後、表示板5の挿入孔5hに光ファイバ4Aの先端部を
所定長さだけ固定具6の前面から突出するようにして圧
入、固定すれば良い。また、図示のように固定具6に設
けられる貫通孔6hは、固定具6の尾部先端に向かって
貫通孔6hを広げるように傾斜面6hsを形成すると、
貫通孔6hの尾部側から光ファイバ4Aを挿入する作業
が楽となる機能を有する。さらに、固定具6の外周部分
に、1個又は複数個の切り込み溝6kを設けるようにす
ると、固定具6を表示板5の挿入孔5hに挿入する際、
固定具6の貫通孔6hが内側に変形して光ファイバ4A
を図1(C)に示すように圧着固定する。なお、光ファ
イバ4Aの発光源であるLEDなど(図示せず)からの
出力が例えば、赤色、黄色等の目立つ色の場合には、固
定具6の色もこのLEDの出力に合致した色に選定する
か、あるいは透明にすることが望ましい。この場合、固
定具6を樹脂材料を用いると、成形時に色も所望の色に
選定することができて便利である。
【0006】
【発明の効果】本発明の表示装置における光ファイバの
固定装置は、上記のように構成されているので、次のよ
うな優れた効果を有する。 (1)固定具の貫通孔に光ファイバを挿入した後、固定
具を表示板の挿入孔に圧入し、光ファイバを装着すると
いうように光ファイバの固定を機械的に行うことができ
るので、作業者によって光ファイバの固定の位置や方向
にばらつきが生じることがなくなった。 (2)固定具に設けられる貫通孔に、固定具の尾部先端
に向かって貫通孔を広げるように傾斜面を形成すると、
貫通孔の尾部側から光ファイバを挿入する作業が楽にな
る。 (3)このように、本発明の固定具によれば、光ファイ
バを表示板に対して機械的に簡単に且つ瞬時に表示板に
固定できるので、作業性が大幅に向上する。 (4)さらに、固定具は弾性のある樹脂材料を用いるよ
うにすると、上記固定作業時に必要な固定具の変形が容
易に行われ、また、軽量、コンパクトになり、さらに、
LEDなどからの発光色に合致した色調のものを容易に
作ることができるので、表示板のレイアウトの変更も容
易となる。 (5)また、本発明の固定具によって光ファイバを表示
板へ固定すると、従来のように接着剤によるような劣化
は生じることがないので、固定寿命が長くなる。
固定装置は、上記のように構成されているので、次のよ
うな優れた効果を有する。 (1)固定具の貫通孔に光ファイバを挿入した後、固定
具を表示板の挿入孔に圧入し、光ファイバを装着すると
いうように光ファイバの固定を機械的に行うことができ
るので、作業者によって光ファイバの固定の位置や方向
にばらつきが生じることがなくなった。 (2)固定具に設けられる貫通孔に、固定具の尾部先端
に向かって貫通孔を広げるように傾斜面を形成すると、
貫通孔の尾部側から光ファイバを挿入する作業が楽にな
る。 (3)このように、本発明の固定具によれば、光ファイ
バを表示板に対して機械的に簡単に且つ瞬時に表示板に
固定できるので、作業性が大幅に向上する。 (4)さらに、固定具は弾性のある樹脂材料を用いるよ
うにすると、上記固定作業時に必要な固定具の変形が容
易に行われ、また、軽量、コンパクトになり、さらに、
LEDなどからの発光色に合致した色調のものを容易に
作ることができるので、表示板のレイアウトの変更も容
易となる。 (5)また、本発明の固定具によって光ファイバを表示
板へ固定すると、従来のように接着剤によるような劣化
は生じることがないので、固定寿命が長くなる。
【図1】本発明装置の固定具とその装着状態を示すもの
で、同図(A)は固定具の正面図、同図(B)は固定具
と表示板要部及び光ファイバの挿入前の状態を示す縦断
正面図及び正面図、同図(C)は固定具を用いて表示板
に光ファイバを固定した状態を示す縦断正面図である。
で、同図(A)は固定具の正面図、同図(B)は固定具
と表示板要部及び光ファイバの挿入前の状態を示す縦断
正面図及び正面図、同図(C)は固定具を用いて表示板
に光ファイバを固定した状態を示す縦断正面図である。
【図2】本発明及び従来の光ファイバの表示板に対する
固定手段が適用される表示装置の全体構成を示す概要正
面図である。
固定手段が適用される表示装置の全体構成を示す概要正
面図である。
【図3】従来の表示板に対する光ファイバの固定装置を
示す拡大縦断正面図である。
示す拡大縦断正面図である。
5:表示板 5h:挿入孔 6:固定具 6h:貫通孔 6hs:傾斜面 6k:切り込み溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 季也 大阪府柏原市太平寺1丁目9−14
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の光ファイバを使用して所要の表示
を行う表示装置において、 上記各光ファイバが挿入される貫通孔を有する固定具を
備え、 表示板にはこれらの固定具を挿入する挿入孔を設け、 上記表示板の挿入孔に対して光ファイバを裏面より挿入
した後、さらに固定具の尾部側から上記貫通孔に対して
光ファイバを挿入し、 このように光ファイバが挿入された固定具を表示板の挿
入孔に固定具の尾部側から挿入し、 このように挿入された光ファイバの先端部が上記固定具
より露出するように装着して光ファイバを表示板に固定
するようにしたことを特徴とする表示装置における光フ
ァイバの固定装置。 - 【請求項2】 上記固定具に設けられる貫通孔は、固定
具の尾部先端に向かって貫通孔を広げるように傾斜面を
形成するようにした請求項1記載の表示装置における光
ファイバの固定装置。 - 【請求項3】 上記固定具の表示板を貫通する外周部分
には、1個又は複数個の切り込み溝を設けるようにした
請求項1記載の表示装置における光ファイバの固定装
置。 - 【請求項4】 上記固定具は、弾性のあるポリアミド、
ポリアセタール、ポリカーボネート等の樹脂材料で成形
するようにした請求項1乃至3のいずれかに記載の表示
装置における光ファイバの固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8023394A JPH09197129A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 表示装置における光ファイバの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8023394A JPH09197129A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 表示装置における光ファイバの固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09197129A true JPH09197129A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12109300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8023394A Pending JPH09197129A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | 表示装置における光ファイバの固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09197129A (ja) |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP8023394A patent/JPH09197129A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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