JPH09196646A - 表面性状測定方法及び装置 - Google Patents

表面性状測定方法及び装置

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JPH09196646A
JPH09196646A JP946296A JP946296A JPH09196646A JP H09196646 A JPH09196646 A JP H09196646A JP 946296 A JP946296 A JP 946296A JP 946296 A JP946296 A JP 946296A JP H09196646 A JPH09196646 A JP H09196646A
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texture measuring
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JP946296A
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English (en)
Inventor
Shigeki Ogawa
茂樹 小川
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管路等に挿入して、その内表面の性状を自動的
に推定する表面性状測定方法及び装置を提供する。 【解決手段】発光系Aと、発光系Aからの照射光L1 を
被測定物αの表面α1に照射し、その散乱反射光L2 を
受光検出して受光量信号Poとx位置信号S1とy位置
信号S2 を出力する受光検出系Bと、予め予想される複
数の被測定物αの表面α1 性状をパラメータ記憶する記
憶系Cと、受光量信号Poとx位置信号S1 とy位置信
号S2 とを信号変換する変換系Dと、受光量信号Po'
とx位置信号S1'とy位置信号S2'とを記憶系Cに記憶
されたパラメータ情報とを比較照合演算して最も近いパ
ラメータ情報を選択する照合演算系Eと、を備えること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種管路の内面の
錆での腐食状態などを検査するために、管路内に挿入し
て管路内面の性状(材質や表面状態)を測定する方法及
びその実施に直接使用する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地下管路の内面の性状(表面の凹
凸状態、材質、錆、泥や砂の付着、水溜まり、貫孔等)
を検査する装置としてCCDカメラなど使われている。
一方、カラーセンサや光沢センサを用いて、表面性状を
検出する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、表面の
凹凸情報だけでは、地下管路の内表面の錆や土砂の付
着、表面材質を検査して腐食状態を診断することは不可
能であり、しかもCCDカメラなどを使って、管路内面
の性状を判断をする場合は、人間が目視観察を行ってい
る。この判断を自動的にするには、CCDの画像処理が
考えられるが、処理が複雑で時間がかかり、コスト高を
招くという問題がある。
【0004】一方、カラーセンサや光沢センサは自動判
別には適しているが、これらは被測定物までの距離を一
定にして、基準となる被測定面のデータと比較するもの
であり、距離や光量が変動すると正常に測定できなくな
る。また、表面の凹凸状態は測定できない。従って、測
定距離や光量が変動することを前提とした管路の内面検
査には適用できない。
【0005】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次の通りである。即ち、本発明の第1の目的は、
管路等に挿入して、その内表面の性状を自動的に推定し
得る表面性状測定方法及び装置を提供せんとするもので
ある。
【0006】本発明の第2の目的は、照射光を被測定物
表面に照射した散乱反射光の受光距離特性パラメータを
利用する表面測定方法及び装置を提供せんとするもので
ある。
【0007】本発明の第3の目的は、受光量の多少に係
わらず一定光量を発する発光手段としての発光系を用い
る表面性状測定方法及び装置を提供せんとするものであ
る。
【0008】本発明の第4の目的は、受光量に応じて発
光量を変化させる発光手段としての発光系を用いる表面
性状測定方法及び装置を提供せんとするものである。
【0009】本発明の第5の目的は、照射位置を周方向
に亙って回転移動する表面性状測定方法及び装置を提供
せんとするものである。
【0010】本発明の第6の目的は、受光距離特性パラ
メータとして被測定物までの距離に対する位置検出手段
たる位置検出素子上の受光量を測定した静特性を用いる
表面性状測定方法及び装置を提供せんとするものであ
る。
【0011】本発明の第7の目的は、受光距離特性パラ
メータとして被測定物までの距離に対する発光手段たる
発光系から発する発光量に対する位置検出手段たる受光
検出系に入る受光量の比を表す散乱反射率を測定した静
特性を用いる表面性状測定方法及び装置を提供せんとす
るものである。
【0012】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲の各請求項の記載から自ずと明らか
となろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決は、本発
明の次に列挙する新規な特徴的構成手法及び手段を採用
することにより前記目的を達成する。即ち、本発明方法
の第1の特徴は、予め、予想される複数の被測定物の表
面性状を受光距離特性パラメータ群として用意して置
き、まず、発光手段からの照射光を被測定物の表面に照
射し、次いで、その散乱反射光を位置検出手段で受光検
出し、その後、その受光位置から、三角測量法によって
前記被測定物までの距離を測定し、引続き、当該測定値
により前記パラメータ群から最も近いパラメータを選定
し、その上で、前記被測定物の表面性状を推定してなる
表面性状測定方法にある。
【0014】本発明方法の第2の特徴は、前記本発明方
法の第1の特徴における発光手段が、受光量の多少に係
わらず一定光量を発してなる表面性状測定方法にある。
【0015】本発明方法の第3の特徴は、前記本発明方
法の第1の特徴における発光手段が、受光量に応じて発
光量を変化されてなる表面性状測定方法にある。
【0016】本発明方法の第4の特徴は、前記本発明方
法の第1又は第2の特徴における受光距離特性パラメー
タが、被測定物までの距離Xに対する位置検出手段上の
受光量Poを測定した静特性を表してなる表面性状測定
方法にある。
【0017】本発明方法の第5の特徴は、前記本発明方
法の第1又は第3の特徴における受光距離特性パラメー
タが、被測定物までの距離Xに対する散乱反射率βを測
定した静特性を表してなる表面性状測定方法にある。
【0018】本発明方法の第6の特徴は、前記本発明方
法の第5の特徴における散乱反射率βが、発光手段から
発する発光量Piに対する位置検出手段に入る受光量P
oの比である表面性状測定方法にある。
【0019】本発明方法の第7の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2又は第4の特徴における最も近いパラメ
ータの選定が、まず、測定時に位置検出手段により距離
Xと受光量Poを同時に測定し、次いで、その座標
(X,Po)を求め、引続いて、静特性を表すパラメー
タ群中から当該座標に最照合するパラメータを選んでな
る表面性状測定方法にある。
【0020】本発明方法の第8の特徴は、前記本発明方
法の第1、第3、第5又は第6の特徴における最も近い
パラメータの選定が、まず、測定時に、位置検出手段に
より距離Xと受光量Poを測定し、これと同時並行し
て、発光手段から発する発光量Piをも測定し、次い
で、当該発光量Piに対する受光量Poの比の散乱反射
率βを算出し、引続いて、その座標(X,β)を求め、
その上で、静特性を表すパラメータ群中から当該座標に
最照合するパラメータを選んでなる表面性状測定方法に
ある。
【0021】本発明方法の第9の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における照射光と散乱反射光が、それぞれ途中
を回転走査手段を通して屈折し、当該回転走査手段を一
体同軸回転することにより被測定物の照射位置を周方向
に亙り回転移動してなる表面性状測定方法にある。
【0022】本発明方法の第10の特徴は、前記本発明
方法の第9の特徴における屈折が、反射屈折である表面
性状測定方法にある。
【0023】本発明方法の第11の特徴は、前記本発明
方法の第9又は第10における被測定物が、内表面を有
する円筒物や管路等である表面性状測定方法にある。
【0024】本発明装置の第1の特徴は、発光系と、当
該発光系からの光を被測定物の表面に照射し、その散乱
反射光を受光検出して受光量信号と次元位置信号を出力
する受光検出系と、予め予想される複数の被測定物の表
面性状をパラメータ記憶する記憶系と、前記受光量信号
及び前記次元位置信号と当該記憶系に記憶されたパラメ
ータ情報とを比較照合演算して最も近いパラメータ情報
を選択する照合演算系とを備えてなる表面性状測定装置
にある。
【0025】本発明装置の第2の特徴は、前記本発明装
置の第1の特徴における受光検出系と照合演算系が、そ
の間に信号変換する変換系を介挿してなる表面性状測定
装置にある。
【0026】本発明装置の第3の特徴は、光を発射する
とともにその発光量信号をモニタ出力する発光系と、当
該発光系からの光を被測定物の表面に照射し、その散乱
反射光を受光検出して受光量信号と次元位置信号を出力
する受光検出系と、予め予想される複数の被測定物表面
の性状をパラメータ記憶する記憶系と、前記発光量信号
と前記受光量信号と前記次元位置信号を当該記憶系に記
憶されたパラメータ情報と比較照合演算して最も近いパ
ラメータ情報を選択する照合演算系とを備えてなる表面
性状測定装置にある。
【0027】本発明装置の第4の特徴は、前記本発明装
置の第3の特徴における発光系及び受光検出系が、照合
演算系との間に信号を変換する変換系を介挿してなる表
面性状測定装置にある。
【0028】本発明装置の第5の特徴は、前記本発明装
置の第1又は第2の特徴における発光系が、受光量の多
少に係わらず一定光量を発光自在な光源を有してなる表
面性状測定装置にある。
【0029】本発明装置の第6の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2又は第5の特徴における発光系が、光源
と、これを発光駆動するドライブ回路との有機的組合構
成からなる表面性状測定装置にある。
【0030】本発明装置の第7の特徴は、前記本発明装
置の第5の特徴における光源が、半導体レーザである表
面性状測定装置にある。
【0031】本発明装置の第8の特徴は、前記本発明装
置の第3又は第4の特徴における発光系が、受光量に応
じて発光量を変化自在に構成してなる表面性状測定装置
にある。
【0032】本発明装置の第9の特徴は、前記本発明装
置の第3、第4又は第8の特徴における発光系は、発光
量モニタ付光源と、発光量モニタに接続して発光量信号
を出力する発光量検出回路と、前記光源を発光駆動する
ドライブ回路と、受光検出系からの受光量信号を帰還入
力し受光量に応じて当該ドライブ回路を駆動する帰還回
路と、の有機的組合構成からなる表面性状測定装置にあ
る。
【0033】本発明装置の第10の特徴は、前記本発明
装置の第9の特徴における発光量モニタ付光源が、半導
体レーザである表面性状測定装置にある。
【0034】本発明装置の第11の特徴は、前記本発明
装置の第9又は第10における発光量モニタが、半導体
レーザに一体内蔵されたフォトダイオードである表面性
状測定装置にある。
【0035】本発明装置の第12の特徴は、前記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10又は第11の特徴における受光検出系
が、被測定物表面からの散乱反射光を受光検出する位置
検出素子と、当該位置検出素子と接続し受光量信号と次
元位置信号とを出力する位置検出回路と、の有機的組合
構成からなる表面性状測定装置にある。
【0036】本発明装置の第13の特徴は、前記本発明
装置の第2、第3、第4、第5、第6、第7、第8、第
9、第10、第11又は第12の特徴における変換系
が、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換
器群からなる表面性状測定装置にある。
【0037】本発明装置の第14の特徴は、前記本発明
装置の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8、第9、第10、第11、第12又は第13の特徴に
おける照合演算系が、マイクロプロセッサである表面性
状測定装置にある。
【0038】本発明装置の第15の特徴は、前記本発明
装置の第12、第13又は第14の特徴における位置検
出素子が、一次元から三次元位置のいずれかを検出自在
である表面性状測定装置にある。
【0039】本発明装置の第16の特徴は、前記本発明
装置の第6、第7、第8、第9、第10、第11、第1
2、第13、第14又は第15の特徴における光源が、
照射光軸が軸心を透過するようコリメータを前置してな
る表面性状測定装置にある。
【0040】本発明装置の第17の特徴は、前記本発明
装置の第12、第13、第14、第15又は第16の特
徴における位置検出系が、反射光軸が中心を透過するよ
うレンズ系を前置してなる表面性状測定装置にある。
【0041】本発明装置の第18の特徴は、前記本発明
装置の第17の特徴におけるコリメータとレンズ系が、
その間に、入射光用反射鏡と出射光用反射鏡を一体同軸
回転する回転走査部を介在し、測定時、被測定物の内表
面を周方向に亙り回転移動照射するよう、前記コリメー
タを透過した光源光を前記入射光用反射鏡で一旦反射し
て前記被測定物の内表面を照射し、その散乱反射光を前
記出射光用反射鏡で再反射して前記レンズ系に入射自在
に構成してなる表面性状測定装置にある。
【0042】
【発明の実施する形態】発光系の光源からの光を被測定
物の表面に照射し、その散乱反射光を受光検出系の受光
素子で検出し、その受光量から被測定物の表面性状を推
定診断する本発明の表面性状測定方法及び装置のそれぞ
れ実施形態を以下に説明する。
【0043】(方法形態例1)本方法形態例は、光源と
して、受光量の多少に係わらず一定光量を発する発光手
段としての光源を用い、該光源からの光を被測定物の表
面に照射し、その散乱反射光を位置検出手段としての位
置検出素子(PSD)で検出し、その受光位置から、三
角測量法によって被測定物までの距離を測定するととも
に、予め予想される複数の被測定物の性状をパラメータ
として、被測定物までの距離Xに対する前記位置検出素
子上の受光量Poを測定した静特性を用意しておき、測
定時には、当該位置検出素子により、距離Xと受光量P
oを同時に測定して、座標(X,Po)を求め、前記静
特性の中からこの座標に最も近いパラメータを選ぶこと
により、被測定物の表面性状を推定する。
【0044】(方法形態例2)本方法形態例は、光源と
して、受光量に応じて発光量を変化させる発光手段とし
ての光源を用い、該光源からの光を被測定物の表面に照
射し、その散乱反射を位置検出手段としての位置検出素
子(PSD)で検出し、その受光位置から、三角測量法
によって被想定物までの距離を測定するとともに、予め
予想される複数の被測定物の性状をパラメータとして、
被測定物までの距離Xに対する散乱反射率β(前記光源
から発する発光量Piに対する前記位置検出素子に入る
受光量Poの比)を測定した静特性を用意しておき、測
定時には、当該位置検出素子により距離Xと受光量Po
をまた前記光源に内蔵された発光量モニタにより発光量
Piを測定して、座標(X,β)を求め、前記静特性の
中からこの座標に最も近いパラメータを選ぶことによ
り、被測定物の表面性状を推定する。
【0045】(装置形態例1)本装置形態例は、受光量
の多少に係わらず一定光量を発する光源を有する発光系
と、当該光源から被測定物の表面に照射した光の散乱反
射光を検出する位置検出素子(PSD)からなる受光素
子を有する受光検出系と、予め予想される複数の被測定
物の性状をパラメータとして被測定物までの距離Xに対
する前記位置検出素子(PSD)上の受光量Poを測定
した静特性を記憶する記憶系Cと、前記位置検出素子
(PSD)により検出した、距離Xと受光量Poの座標
(X,Po)に最も近いパラメータを前記静特性から選
択する照合演算系、とを備える。
【0046】(装置形態例2)本装置形態例は、受光量
に応じて発光量を変化させるための帰還回路を持つ光源
及び、該光源に内蔵され、該光源の発光量を検出する発
光量モニタを有する発光系と、該光源から被測定物の表
面に照射した光の散乱発射光を検出する位置検出素子
(PSD)からなる受光素子を有する受光検出系と、予
め予想される複数の被測定物の性状をパラメータとし
て、被測定物までの距離Xに対する散乱反射率β(前記
光源から発する発光量Piに対する前記位置検出素子
(PSD)に入る受光量Poの比)を測定した静特性を
記憶する記憶系と、前記位置検出素子(PSD)により
検出した距離Xと受光量Po、および前記発光量モニタ
により検出した発光量Piより、座標(X,β)を求
め、該静特性の中からこの座標に最も近いパラメータを
選択する照合演算系、とを備える。
【0047】以上のように本発明の実施形態例では、光
源からの光を被測定物の表面に照射し、その散乱反射光
を受光素子で受けるようにし、当該光源として受光量の
多少に係わらず、一定光量を発する光源と、受光素子と
して位置検出素子(PSD)とを用い、三角測量法によ
って被測定物までの距離を測定するとともに、予め予想
される複数の被測定物の性状をパラメータとして、被測
定物の距離Xに対する前記位置検出素子上の受光量Po
を測定した静特性を用意しておき、測定時には、当該位
置検出素子により、距離Xと受光量Poを同時に測定し
て座標(X,Po)を求め、前記静特性の中からこの座
標に最も近いパラメータを選ぶことにより、被測定物の
表面性状を推定するようにしたものである。
【0048】また、光源として、受光量に応じて発光量
を変化される光源を用いる場合には、受光素子として位
置検出素子(PSD)を用い、三角測量法によって被測
定物までの距離を測定するとともに、予め予想される複
数の被測定物の性状をパラメータとして、被測定物まで
の距離Xに対する散乱反射率β(前記光源から発する発
光量Piに対する位置検出素子(PSD)に入る受光量
Poの比)を測定した静特性を用意しておき、測定時に
は、当該位置検出素子により距離Xと受光量Poを、ま
た前記光源に内蔵された発光量モニタにより発光量Pi
を測定して座標(X,β)を求め、前記静特性の中から
この座標に最も近いパラメータを選ぶことにより、被測
定物の表面性状を推定するようにしたものである。
【0049】従って、本実施形態例は、被測定物までの
距離Xと位置検出素子(PSD)の受光量、のみ又は光
源の発光量の発光量をも同時に測定し、被測定物の種類
によって予め測定して設定した静特性と比較して、被測
定物の表面性状を診断するようにしているから、距離に
よって受光量が変動しても、受光量の情報または散乱反
射率の情報から被測定物の性状を自動的に診断すること
ができる。また、距離の情報により、被測定物の表面の
凹凸状態も同時に測定できる。
【0050】[実施例]以下、図面に従って本発明の実
施例を具体的詳細に説明する。 (装置実施例1)図1は、本装置実施例の基本的なシス
テム構成図、図2乃至図3は本装置実施例のそれぞれ使
用状態説明概念図である。
【0051】本装置実施例は、発光系Aと、当該発光系
Aからの光L1 を被測定物αの表面α1 に照射し、その
散乱反射光L2 を受光検出して受光量信号Poとx位置
信号S1 とy位置信号S2 を出力する受光検出系Bと、
予め予想される複数の被測定物の表面性状をパラメータ
記憶する記憶系Cと、受光量信号Poとx位置信号S1
とy位置信号S2 とを信号変換する変換系Dと、当該変
換された受光量信号Po、x位置信号S1 、y位置信号
S2 と記憶系Cに記憶されたパラメータ情報群とを比較
照合演算して最も近いパラメータ情報を選択する照合演
算系Eとからなる。
【0052】発光系Aは、受光量の多少に係わらず一定
光量を発光自在な光源としての半導体レーザ1と、これ
を発光駆動するドライブ回路2との有機的組合構成から
なる。受光検出系Bは被測定物α表面α1 からの散乱反
射光L2 を受光検知する受光素子としての位置検出素子
3と、位置検出素子3と接続し受光量信号Poとx位置
信号S1 、y位置信号S2 とを出力する位置検出回路4
との有機的組合構成からなる。
【0053】変換系Cは、アナログ信号をデジタル信号
に変換するA/D変換器5群からなる。照合演算系E
は、マイクロプロセッサ6からなる。
【0054】図2乃至図3に示すよう、半導体レーザ1
の前方には照射光L1 の光軸が軸心を透過するようコリ
メータ7を前置するとともに、位置検出素子3の前方に
は散乱反射光L2 の光軸が中心を透過するようレンズ系
8を前置する。図中、9は回転走査部、10は入射光用
反射鏡、11は出射光用反射鏡である。
【0055】(方法実施例1)当該本装置実施例に適用
する本方法実施例の実行手順を説明する。図1は二次元
位置検出素子(以下、PSD)3を用いた場合(光ビー
ムで走査する場合)である。まず、光源の発光量が一定
の半導体レーザ1をドライブ回路2によって一定の発光
量を出力する。
【0056】コリメータ7を通って被測定面α1 で反射
して戻ってきた光L2 はレンズ系8を通って二次元位置
検出素子(二次元PSD)3で検出され、PSD検出回
路4でPSD3上での受光量に比例した信号(受光量信
号Po)、及びPSD3上での光ビームL2 の結像点の
位置(X座標,Y座標)に比例した信号(x位置信号S
1 ,y位置信号S2 )を出力する。そして、これらの信
号は、A/D変換器5でデジタル信号に返還されて、マ
イクロプロセッサ6に入力させる。
【0057】マイクロプロセッサ6では、x位置信号S
1'、y位置信号S2'とから所定の演算を行って、図3に
示す回転走査部9の回転中心から被測定面α1 間での距
離Xを算出すると共に、予め、図4に示したような静特
性を記憶系Dに記憶しておき、距離Xと受光量信号Po
の測定値(Xn,Pon)と比較して、これに最も近い
パラメータを選択し、表面性状情報と距離情報を同時並
行出力する。
【0058】詳しくは、PSD3により、被測定面α1
までの距離Xの情報と受光量Poが検出され、受光量P
oは被測定面α1 の性状の情報を含んでいるが、これは
被測定面α1 までの距離Xの関数となる。図4は被測定
面α1 までの距離Xに対するPSD3の受光量Poの関
係を被測定面α1 の性状をパラメータとして表したもの
の一例である。距離Xが長くなるほど受光量Poは低下
し、また、被測定面α1 の散乱特性の良いものほど受光
量Poは高くなる。
【0059】従って、予め被測定物αとして想定される
複数の性状をパラメータとして、このような距離Xと受
光量Poとの相互関係(静特性)を測定して用意してお
き、実際に計測された座標(Xn,Pon)に最も近い
パラメータを選ぶことにより、被測定面の性状を推定す
ることができる。例えば、図4の場合は、距離Xnと受
光量Ponが計測されたとすると、パラメータ2が選択
され、表面性状はビニール管であると推定できる。
【0060】図3は、被測定物αが管路の内面等のよう
に円筒面であるものを光ビームL1の回転走査によっ
て、全周方向にわたって測定する場合を説明すると、同
図において、光源としても半導体レーザ1から出た光L
1 はコリメータ7を通して平行光束となり、回転走査部
9の入射光用反射鏡10で反射屈折されて被測定面α1
に照射される。ここで散乱した光L2 の一部が回転走査
部9の出射光用反射鏡11で反射屈折され、レンズ系8
で集束されて二次元位置検出素子(二次元PSD)3上
で結像する。
【0061】そして、三角計量法の原理により、二次元
PSD3上の結像点に依存する二次元位置信号(x位置
信号S1 ,y位置信号S2 )から、被測定面α1 の性状
に関する情報が得られる。ここで、回転走査部9を回転
することにより、管路α内表面α1 の全周方向にわたっ
て照射位置を移動しながら連続的に測定することができ
る。
【0062】他方、図2は、被測定面α1 を平面の1点
とした場合であって、半導体レーザ1等の光源から出た
光L1 はコリメータ7を通して平行光束となり、被測定
面α1 に当てられ、ここで四方八方に散乱してその散乱
反射光L2 の一部がレンズ系8を通して集束され、一次
元位置検出素子(一次元PSD)3上で結像する。そし
て、いわゆる三角測量法の原理により、一次元PSD3
上の結像点に依存したx位置信号S1 のみから、被測定
面α1 までの距離Xの情報が得られる。また一次元PS
D3上での受光量Poから被測定面α1 の性状に関する
情報が得られる。
【0063】(装置実施例2)図5は本装置実施例の基
本的なシステム構成図である。なお、図1乃至図3に示
す前記装置実施例1中同系と同素子は同一符号を付して
説明の重複を避けた。
【0064】本装置実施例は、光L1 を発射するととも
にその発光量信号Piをモニタ出力する発光系A' と、
発光系A' からの光L1 を被測定物αの表面α1 に照射
し、その散乱反射光L2 を受光検出して受光量信号Po
とx位置信号S1 、y位置信号S2 を出力する受光検出
系Bと、予め予想される複数の被測定物α表面α1 の性
状をパラメータ記憶する記憶系Cと、発光量信号Piと
受光量信号Poとx位置信号S1 とy位置信号S2 とを
信号変換する変換系Dと、それぞれ変換された発光量信
号Pi' と受光量信号Po' とx位置信号S1'とy位置
信号S2'を記憶系Cに記憶された前記パラメータ情報群
と比較照合演算して最も近いパラメータ情報を選択する
照合演算系Eとからなる。
【0065】発光系A' は、受光量信号Poに応じて発
光量Piを変化自在かつ発光量モニタとしてのフォトダ
イオード12を一体内蔵した半導体レーザ1' と、フォ
トダイオード12に接続して発光量信号Piを出力する
発光量検出回路13と、受光検出系Bの位置検出回路4
からの受光量信号Poを帰還入力し、受光量信号Poに
応じてドライブ回路2を駆動する帰還回路14との有機
的組合構成からなる。
【0066】(方法実施例2)当該本装置実施例に適用
する本方法実施例の実行手順を説明する。前記方法実施
例1の方法は、光源として一定光量を発する場合に適用
できるが、逆に、光源の発光量Piを可変にして、受光
量Poを一定に保つように制御される場合がある。この
場合は、静特性として図6に示すように、被測定面α1
までの距離Xに対する散乱反射率β(光源から発する発
光量Piに対するPSD3上での受光量Poの比、β=
Po/Pi)をとればよい。例えば、図6の場合、被測
定面α1 までの距離としてXnが、散乱反射率としてβ
nが検出されたとすると、静特性はパラメータ3が選択
され、被測定面α1 の性状は鋼管錆有と推定される。
【0067】詳しくは、光源として用いる半導体レーザ
1' 内部に発光量モニタ用のフォトダイオード12が内
蔵されている。この出力が発光量検出回路13によっ
て、発光量信号Piとして取り出される。被測定面α1
で反射して戻ってきた光L2 は二次元位置検出素子(二
次元PSD)3で検出され、PSD検出回路4でPSD
3上での受光量に比例した信号(受光量信号Po)、お
よびPSD3での光ビームL2 の結像点の位置(X座
標,Y座標)に比例した信号(x位置信号S1 ,y位置
信号S2 )を出力する。
【0068】このうち、受光量信号Poは帰還回路14
を通して、ドライブ回路2に帰還され、例えば、受光量
を一定に保つように半導体レーザ1' の発光量を制御す
る。発光量信号Pi、受光量信号Po、x位置信号S1
およびy位置信号S2 は、A/D変換器5でデジタル信
号Pi' ,Po' ,S1',S2'に変換されてマイクロプ
ロセッサ6に入力される。
【0069】マイクロプロセッサ6では、x位置信号S
1 とy位置信号S2 とから所定の演算を行って、図3に
示す回転走査部9の回転中心から被測定面α1 までの距
離X、および発光量信号Pi' と受光量信号Po' から
散乱反射率βを算出すると共に、予め、図6に示したよ
うな静特性を記憶しておき、距離Xと散乱反射率βの測
定値(Xn,βn)と比較して、これに近いパラメータ
を選択し、表面性状情報と距離情報を同時並行出力す
る。なお、図2に示す一次元PSD3を用いて平面の一
点を測定する場合は、y位置信号S2 の部分が不用なだ
けで、その他は同じである。
【0070】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、被
測定物までの距離と光源の発光量および反射後の受光量
を同時に測定し、被測定物の種類によって予め測定して
設定した静特性と比較して被測定面の性状を診断するよ
うに構成しているから、距離によって受光量が変動して
も、受光量の情報、または散乱反射率の情報から、被測
定物の性状を自動的に診断することができる。また、距
離の情報により、被測定物の表面の凹凸状態も同時に測
定できるという利点がある。
【0071】光源の種類として一定光源の場合と可変光
量の場合を説明したが、一定光量の場合は、受光量だけ
測定すれば良いので、処理が簡単だが反射率の変化に対
応できる範囲が制限される一方、可変光量の場合は、発
光量と受光量を測定する必要があるので、処理が多少複
雑になるが、反射率の変化には広く対応できる等優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の第1実施例を示すシステムブロ
ック構成図である。
【図2】同上の使用状態説明図である。
【図3】同上の他の使用状態説明である。
【図4】同上で用いる距離/受光量相関特性パラメータ
曲線グラフである。
【図5】本発明装置の第2実施例を示すシステムブロッ
ク構成図である。
【図6】同上で用いる距離/散乱反射率相関特性パラメ
ータ曲線グラフである。
【符号の説明】
A,A' …発光系 B…受光検出系 C…記憶系 D…変換系 E…照合演算系 α…被測定物 α1 …表面 L1 …照射光 L2 …散乱反射光 1,1' …半導体レーザ 2…ドライブ回路 3…位置検出素子 4…位置検出回路 5…A/D変換器 6…マイクロプロセッサ 7…コリメータ 8…レンズ系 9…回転走査部 10…入射光用反射鏡 11…出射光用反射鏡 12…フォトダイオード 13…発光量検出回路 14…帰還回路 Pi,Pi' …発光量信号 Po,Po' …受光量信号 S1 ,S1'…x位置信号 S2 ,S2'…y位置信号

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め、予想される複数の被測定物の表面性
    状を受光距離特性パラメータ群として用意して置き、 まず、発光手段からの照射光を被測定物の表面に照射
    し、 次いで、その散乱反射光を位置検出手段で受光検出し、 その後、その受光位置から、三角測量法によって前記被
    測定物までの距離を測定し、 引続き、当該測定値により前記パラメータ群から最も近
    いパラメータを選定し、 その上で、前記被測定物の表面性状を推定する、 ことを特徴とする表面性状測定方法。
  2. 【請求項2】発光手段は、 受光量の多少に係わらず一定光量を発する、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面性状測定方法。
  3. 【請求項3】発光手段は、 受光量に応じて発光量を変化される、 ことを特徴とする請求項1に記載の表面性状測定方法。
  4. 【請求項4】受光距離特性パラメータは、 被測定物までの距離Xに対する位置検出手段上の受光量
    Poを測定した静特性を表す、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の表面性状測定
    方法。
  5. 【請求項5】受光距離特性パラメータは、 被測定物までの距離Xに対する散乱反射率βを測定した
    静特性を表す、 ことを特徴とする請求項1又は3に記載の表面性状測定
    方法。
  6. 【請求項6】散乱反射率βは、 発光手段から発する発光量Piに対する位置検出手段に
    入る受光量Poの比である、 ことを特徴とする請求項5に記載の表面性状測定方法。
  7. 【請求項7】最も近いパラメータの選定は、 まず、測定時に位置検出手段により距離Xと受光量Po
    を同時に測定し、 次いで、その座標(X,Po)を求め、 引続いて、静特性を表すパラメータ群中から当該座標に
    最照合するパラメータを選ぶ、 ことを特徴とする請求項1、2又は4に記載の表面性状
    測定方法。
  8. 【請求項8】最も近いパラメータの選定は、 まず、測定時に、位置検出手段により距離Xと受光量P
    oを測定し、 これと同時並行して、発光手段から発する発光量Piを
    も測定し、 次いで、当該発光量Piに対する受光量Poの比の散乱
    反射率βを算出し、 引続いて、その座標(X,β)を求め、 その上で、静特性を表すパラメータ群中から当該座標に
    最照合するパラメータを選ぶ、 ことを特徴とする請求項1、3、5又は6に記載の表面
    性状測定方法。
  9. 【請求項9】照射光と散乱反射光は、 それぞれ途中を回転走査手段を通して屈折し、 当該回転走査手段を一体同軸回転することにより被測定
    物の照射位置を周方向に亙り回転移動する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8に記載の表面性状測定方法。
  10. 【請求項10】屈折は、 反射屈折である、 ことを特徴とする請求項9に記載の表面性状測定方法。
  11. 【請求項11】被測定物は、 内表面を有する円筒物や管路等である、 ことを特徴とする請求項9又は10に記載の表面性状測
    定方法。
  12. 【請求項12】発光系と、 当該発光系からの光を被測定物の表面に照射し、その散
    乱反射光を受光検出して受光量信号と次元位置信号を出
    力する受光検出系と、 予め予想される複数の被測定物の表面性状をパラメータ
    記憶する記憶系と、 前記受光量信号及び前記次元位置信号と当該記憶系に記
    憶されたパラメータ情報とを比較照合演算して最も近い
    パラメータ情報を選択する照合演算系とを備える、 ことを特徴とする表面性状測定装置。
  13. 【請求項13】受光検出系と照合演算系は、 その間に信号変換する変換系を介挿する、 ことを特徴とする請求項12に記載の表面性状測定装
    置。
  14. 【請求項14】光を発射するとともにその発光量信号を
    モニタ出力する発光系と、 当該発光系からの光を被測定物の表面に照射し、その散
    乱反射光を受光検出して受光量信号と次元位置信号を出
    力する受光検出系と、 予め予想される複数の被測定物表面の性状をパラメータ
    記憶する記憶系と、 前記発光量信号と前記受光量信号と前記次元位置信号を
    当該記憶系に記憶されたパラメータ情報と比較照合演算
    して最も近いパラメータ情報を選択する照合演算系とを
    備える、 ことを特徴とする表面性状測定装置。
  15. 【請求項15】発光系及び受光検出系は、 照合演算系との間に信号を変換する変換系を介挿する、 ことを特徴とする請求項14に記載の表面性状測定装
    置。
  16. 【請求項16】発光系は、 受光量の多少に係わらず一定光量を発光自在な光源を有
    する、 ことを特徴とする請求項12又は13に記載の表面性状
    測定装置。
  17. 【請求項17】発光系は、 光源と、 これを発光駆動するドライブ回路と、 の有機的組合構成からなる、 ことを特徴とする請求項12、13又は16に記載の表
    面性状測定装置。
  18. 【請求項18】光源は、 半導体レーザである、 ことを特徴とする請求項16に記載の表面性状測定装
    置。
  19. 【請求項19】発光系は、 受光量に応じて発光量を変化自在に構成する、 ことを特徴とする請求項14又は15に記載の表面性状
    測定装置。
  20. 【請求項20】発光系は、 発光量モニタ付光源と、 発光量モニタに接続して発光量信号を出力する発光量検
    出回路と、 前記光源を発光駆動するドライブ回路と、 受光検出系からの受光量信号を帰還入力し受光量に応じ
    て当該ドライブ回路を駆動する帰還回路と、 の有機的組合構成からなる、 ことを特徴とする請求項14、15又は19に記載の表
    面性状測定装置。
  21. 【請求項21】発光量モニタ付光源は、 半導体レーザである、 ことを特徴とする請求項20に記載の表面性状測定装
    置。
  22. 【請求項22】発光量モニタは、 半導体レーザに一体内蔵されたフォトダイオードであ
    る、 ことを特徴とする請求項20又は21に記載の表面性状
    測定装置。
  23. 【請求項23】受光検出系は、 被測定物表面からの散乱反射光を受光検出する位置検出
    素子と、 当該位置検出素子と接続し受光量信号と次元位置信号と
    を出力する位置検出回路と、 の有機的組合構成からなる、 ことを特徴とする請求項12、13、14、15、1
    6、17、18、19、20、21又は22に記載の表
    面性状測定装置。
  24. 【請求項24】変換系は、 アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器群
    からなる、 ことを特徴とする請求項13、14、15、16、1
    7、18、19、20、21、22又は23に記載の表
    面性状測定装置。
  25. 【請求項25】照合演算系は、 マイクロプロセッサである、 ことを特徴とする請求項12、13、14、15、1
    6、17、18、19、20、21、22、23又は2
    4に記載の表面性状測定装置。
  26. 【請求項26】位置検出素子は、 一次元から三次元位置のいずれかを検出自在である、 ことを特徴とする請求項23、24又は25に記載の表
    面性状測定装置。
  27. 【請求項27】光源は、 照射光軸が軸心を透過するようコリメータを前置する、 ことを特徴とする請求項17、18、19、20、2
    1、22、23、24、25又は26に記載の表面性状
    測定装置。
  28. 【請求項28】位置検出素子は、 反射光軸が中心を透過するようレンズ系を前置する、 ことを特徴とする請求項23、24、25、26又は2
    7に記載の表面性状測定装置。
  29. 【請求項29】コリメータとレンズ系は、 その間に、入射光用反射鏡と出射光用反射鏡を一体同軸
    回転する回転走査部を介在し、 測定時、被測定物の内表面を周方向に亙り回転移動照射
    するよう、前記コリメータを透過した光源光を前記入射
    光用反射鏡で一旦反射して前記被測定物の内表面を照射
    し、その散乱反射光を前記出射光用反射鏡で再反射して
    前記レンズ系に入射自在に構成する、 ことを特徴とする請求項28に記載の表面性状測定装
    置。
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