JPH09196213A - ホース継手 - Google Patents

ホース継手

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Publication number
JPH09196213A
JPH09196213A JP897696A JP897696A JPH09196213A JP H09196213 A JPH09196213 A JP H09196213A JP 897696 A JP897696 A JP 897696A JP 897696 A JP897696 A JP 897696A JP H09196213 A JPH09196213 A JP H09196213A
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JP
Japan
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water
hose
joint
water outlet
main body
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Application number
JP897696A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ikeda
義雄 池田
Takeshi Tsunekawa
武 恒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09196213A publication Critical patent/JPH09196213A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L29/00Joints with fluid cut-off means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valve Housings (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水先が変更されることに伴ってホースを着
脱する手間をなくすこと。 【構成】 洗濯機等に給水するにあたっては、カバー1
5を回動操作することに伴いボール弁18を移動させ、
第1の通水路20を閉塞する。すると、蛇口1からの水
が第2の通水路21およびホース26を通して洗濯機に
給水される。また、バケツ等に給水するときには、カバ
ー15を回動操作することに伴いボール弁18を移動さ
せ、第2の通水路21を閉塞する。すると、蛇口1から
の水が第1の通水路20を通して流出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水源からホース
に給水するためのホース継手に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来より、水道の蛇口
から洗濯機等に給水するにあたっては、蛇口に着脱管継
手を固定し、この着脱管継手に洗濯機のホースを接続し
ていた。このため、着脱管継手を通してバケツ等に給水
する場合には、着脱管継手からホースを取外す手間が必
要だった。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ホースを着脱することなく異なった給
水先に給水できる使い勝手が良好なホース継手を提供す
ることである。
【0003】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のホース継
手は、給水源から水が供給される本体部と、この本体部
に設けられ、本体部から出水するための複数の出水口
と、前記本体部に操作可能に設けられ、前記複数の出水
口を選択的に開放することに伴い出水口を切換える切換
手段とを備え、ホースを着脱可能に装着するための継手
部が前記複数の出水口のうち所定のものに設けられてい
るところに特徴を有する。
【0004】上記手段によれば、洗濯機等に給水するに
あたっては、切換手段を操作してホース装着用の出水口
を開放する。すると、給水源から本体部,ホース装着用
の出水口,ホースを通して洗濯機に給水される。また、
洗濯機等の非使用時には、切換手段を操作して他の出水
口を開放する。すると、給水源から本体部,他の出水口
を通して水が流出する。このため、給水先に応じてホー
スを着脱する必要がなくなるので、使い勝手が向上す
る。
【0005】請求項2記載のホース継手は、切換手段の
操作に伴い、ホース装着用の出水口と他の出水口とが連
通する状態を経て出水口が切換えられるところに特徴を
有する。上記手段によれば、切換手段を操作すると、ホ
ース装着用の出水口と他の出水口とが連通するので、ホ
ース内の水が内圧により本体部内へ逆流し、他の出水口
を通して排出される。このため、本体部からホースを取
外すにあたって、ホースから水が吹出すことが防止され
る。
【0006】請求項3記載のホース継手は、ホースの未
装着状態で切換手段をロックするロック手段が本体部に
設けられ、切換手段がロック状態でホース装着用の出水
口を閉塞するところに特徴を有する。上記手段によれ
ば、ホースを継手部に装着していない状態では、切換手
段が操作不能状態にロックされ、ホース装着用の出水口
を閉塞する。このため、切換手段が誤操作され、ホース
装着用の出水口から水が流出することが防止される。
【0007】請求項4記載のホース継手は、水処理装置
を装着するためのネジ部が複数の出水口のうちホース装
着用の出水口を除いた所定のものに設けられているとこ
ろに特徴を有する。上記手段によれば、所定の出水口に
設けられたネジ部に水処理装置(例えば浄水器)を螺合
し、該出水口を開放すると、給水源から水処理装置に給
水される。このため、水処理装置に給水するための継手
を別途用意する必要がなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図5に基づいて説明する。まず、図1において、
水道の蛇口1の外周面には蛇口カバー2が装着されてい
る。そして、蛇口1の端面は栓3により閉塞され、蛇口
1の周壁および蛇口カバー2の周壁には出水孔1aおよ
び2aが形成されており、蛇口1からの水道水は出水孔
1aおよび2aを通して流出する。尚、蛇口1は給水源
に相当するものである。
【0009】蛇口カバー2には、出水孔2aを囲む円筒
状のネジ部2bが形成されている。そして、このネジ部
2bには、円筒状をなす連結部材4のネジ部4aが螺合
されており、出水孔2aからの水は連結部材4内に流入
する。また、連結部材4の内周面には円環状のシール部
4bが形成されている。そして、このシール部4bと蛇
口カバー2のネジ部2bとの間には、円環状のパッキン
5が挟持されており、このパッキン5は、出水孔2aか
らの水が外部に漏れないように、蛇口カバー2と連結部
材4との間をシールしている。
【0010】連結部材4の下端部には径大な係合筒部4
cが形成されており、この係合筒部4cの上面には取付
ナット6が係合されている。そして、取付ナット6の内
面にはネジ部6aが形成され、このネジ部6aには継手
ケース7のネジ部7aが螺合されている。従って、蛇口
1からの水は連結部材4を通して継手ケース7内に流入
する。
【0011】継手ケース7には円筒状のシール部7bが
形成されている。そして、シール部7bの上端面と連結
部材4の下端面との間には、円環状のパッキン8が挟持
されており、このパッキン8は、連結部材4からの水が
外部に漏れないように、連結部材4と継手ケース7との
間をシールしている。
【0012】継手ケース7内には継手ホルダー9が収容
されている。そして、継手ケース7の下端部には円筒状
のネジ部7cが形成され、このネジ部7cには継手キャ
ップ10のネジ部10aが螺合されており、継手ホルダ
ー9は継手キャップ10により固定されている。尚、符
号11は、継手ホルダー9の外周面と継手ケース7の内
周面との間で挟持されたOリングを示している。また、
符号12は、連結部材4,取付ナット6,継手ケース
7,継手ホルダー9,継手キャップ10からなる本体部
を示している。
【0013】継手ケース7内にはアーム13が収容され
ており、このアーム13の一端部にはシャフト部13a
が形成されている。そして、継手ケース7内には収容部
7dが形成され、この収容部7d内にはシャフト部13
aが回動可能に挿入されている。また、シャフト部13
aの外周部には溝部13bが形成されており、この溝部
13b内にはOリング14が収容されている。そして、
このOリング14は、シャフト部13aと継手ケース7
との間で挟持されることに伴い、両者の間をシールして
いる。
【0014】継手ケース7にはカバー15が回動可能に
係合されており、このカバー15には、図2に示すよう
に、係合凸部15aが形成されている。また、シャフト
部13aの先端部にはレバー16が固定されており、こ
のレバー16はカバー15の係合凸部15a内に係合さ
れている。従って、カバー15を回動操作すると、カバ
ー15の回動運動力がレバー16を介してシャフト部1
3aに伝達され、シャフト部13aと一体的にアーム1
3が回動する。
【0015】アーム13の回動端部には、図1に示すよ
うに、下面が開口する円筒状の収容部13cが形成され
ている。そして、この収容部13c内には圧縮コイルバ
ネ17が収容され、圧縮コイルバネ17の下端部には伝
達板17aが取付けられている。また、伝達板17aと
継手ホルダー9との間にはボール弁18が介在されてて
いる。このボール弁18は、圧縮コイルバネ17のバネ
力により下方へ付勢されたものであり、カバー15の回
動操作に伴いアーム13と一体的に回動する。尚、符号
19は、アーム13,カバー15,レバー16,圧縮コ
イルバネ17,ボール弁18からなる切換手段を示して
いる。
【0016】継手ホルダー9内には、下方へ延びる第1
の通水路20およびL字状をなす第2の通水路21が形
成されている。これら通水路20および21は、継手ケ
ース7内の水を出水するためのものであり、通水路20
の入水口20a(図3参照)および通水路21の入水口
21aはボール弁18の回動軌跡上に配置され、入水口
20aおよび21aには、図2に示すように、ゴム製の
シール部材22が装着されている。尚、シール部材22
には、入水口20aに通じる開口部22a(図3参照)
および入水口21aに通じる開口部22b(図1参照)
が形成されている。
【0017】従って、図2に示すように、カバー15が
矢印A方向へ回動操作された状態では、図1に示すよう
に、圧縮コイルバネ17のバネ力によりボール弁18が
シール部材22の開口部22bに嵌合する。これによ
り、第2の通水路21の入水口21aが閉塞され、第1
の通水路20の入水口20aが開放されるので、継手ケ
ース7内の水が入水口20aを通して第1の通水路20
内に流入する。
【0018】また、図4に示すように、カバー15が反
矢印A方向へ回動操作された状態では、図3に示すよう
に、圧縮コイルバネ17のバネ力によりボール弁18が
シール部材22の開口部22aに嵌合する。これによ
り、第1の通水路20の入水口20aが閉塞され、第2
の通水路21の入水口21aが開放されるので、継手ケ
ース7内の水が入水口21aを通して第2の通水路21
内に流入する。尚、ボール弁18は、カバー15の回動
操作に伴いシール部材22の上面を摺動する。
【0019】継手キャップ10の下端部には、図1に示
すように、円筒状のネジ部10bが形成されており、こ
のネジ部10bには泡沫キャップ23のネジ部23aが
螺合されている。そして、第1の通水路20の出水口2
0bは継手キャップ10内に通じており、第1の通水路
20内に流入した水は、出水口20bから継手キャップ
10および泡沫キャップ23を通して流出する。尚、符
号24は、第1の通水路20の外周面と継手キャップ1
0との間で挟持されたOリングである。
【0020】泡沫キャップ23内には、錆および異物を
除去するためのフィルター23bが装着されている。そ
して、このフィルター23b内には金網23cが収容さ
れており、泡沫キャップ23から流出する水は、金網2
3cを通過することに伴い泡沫化される。また、継手キ
ャップ10のネジ部10bの下端面と泡沫キャップ23
との間には円環状のパッキン25が挟持されており、こ
のパッキン25は、継手キャップ10から水が漏れない
ように、継手キャップ10と泡沫キャップ23との間を
シールしている。
【0021】ホース26の一端部は全自動洗濯機(図示
せず)に接続され、ホース26の他端部にはコネクタ2
7が接続されている。このコネクタ27は、孔状をなす
複数の収容部27aを有するものであり、各収容部27
a内にはボール28が収容されている。尚、符号26a
は、ホース25の外周面に装着されたホースキャップを
示している。尚、コネクタ27は継手部21cからの水
流に耐え得る耐圧構造を有している。
【0022】コネクタ27の外周面にはスリーブ29が
移動可能に挿入されている。そして、スリーブ29の内
周面には凸部29aが形成されており、この凸部29a
とコネクタ27との間は圧縮コイルバネ30を介して連
結されている。この圧縮コイルバネ30はスリーブ29
を矢印B方向へ付勢するものであり、スリーブ29の凸
部29aを複数のボール28上に位置させている。
【0023】第2の通水路21の出水口21bには、本
体部12から突出する円筒状の耐圧継手部21cが形成
されており、この継手部21cの外周面には溝部21d
が形成されている。そして、次の手順でコネクタ27を
継手部21cに接続することに伴い、出水口21bにホ
ース26が接続される。
【0024】まず、圧縮コイルバネ30のバネ力に抗し
てスリーブ29を反矢印B方向へスライドさせる。そし
て、継手部21cの外周面にコネクタ27を押込み、複
数のボール28を継手部21cの溝部21d内に係合さ
せる。この後、スリーブ29を矢印B方向へスライドさ
せ、スリーブ29の凸部29aにより複数のボール28
を押え、溝部21d内から抜止めする。
【0025】尚、スリーブ29の凸部29aには、凸部
29aが複数のボール28上に円滑に乗上げることがで
きるように、傾斜面29bが形成されている。また、コ
ネクタ27の内周面には溝部27bが形成され、この溝
部27b内にはパッキン31が装着されており、このパ
ッキン31は、コネクタ27と継手部21cとの間で挟
持されることに伴い両者の間をシールしている。
【0026】コネクタ27の外周面およびスリーブ29
の外周面には凸部27cおよび29cが形成されてお
り、スリーブ29を把持して反矢印B方向へ引張ると、
圧縮コイルバネ30が収縮することに伴いスリーブ29
が反矢印B方向へ移動し、まず、スリーブ29の凸部2
9aが複数のボール28から外れ、複数のボール28に
作用していた押圧力が除去される。次に、スリーブ29
の凸部29cがコネクタ27の凸部27cに当接し、ス
リーブ29を介してコネクタ27に反矢印B方向への押
圧力が作用するので、複数のボール28が溝部21dか
ら外れ、コネクタ27が継手部21cから抜き取られ
る。
【0027】カバー15には、図5に示すように、外側
へ膨らむ凸部15bが形成されている。また、継手ケー
ス7には、凸部15b内に位置して2つの凸部7eが形
成されており、これら凸部7e相互間にはロック部材3
2が移動可能に収容されている。そして、このロック部
材32と継手ケース7との間には圧縮コイルバネ33が
介在されており、ロック部材32は、圧縮コイルバネ3
3のバネ力によりカバー15側(反矢印B方向)へ付勢
されている。尚、符号7fは、圧縮コイルバネ33の心
棒を示している。
【0028】カバー15の凸部15bには、反矢印A方
向側端部に位置してロック孔15cが形成され、ロック
部材32にはロック凸部32aが形成されている。そし
て、圧縮コイルバネ33のバネ力によりロック部材32
が反矢印B方向へ押圧され、ロック凸部32aがロック
孔15cに係合すると、カバー15が反矢印A方向へ回
動された状態にロックされ、ボール弁18により第2の
通水路21の入水口21a(シール板22の開口部22
b)が閉塞される。
【0029】カバー15には、図1に示すように、凸部
15bの下側に位置して空間部34が形成されており、
継手部21cにコネクタ27を装着すると、スリーブ2
9の先端部が空間部34内に挿入される。すると、スリ
ーブ29がロック部材32のロック凸部32aを押圧
し、圧縮コイルバネ33のバネ力に抗してロック部材3
2を矢印B方向へ移動させる。これにより、図2に示す
ように、ロック凸部32aとロック孔15cとの係合が
解除され、カバー15が回動操作可能な状態になる。
尚、符号35は、カバー15,圧縮コイルバネ33,ロ
ック部材32からなるロック手段を示している。
【0030】次に上記構成の作用について説明する。ホ
ース26を通して洗濯機に給水するにあたっては、図1
に示すように、継手部21cにコネクタ27を装着す
る。すると、スリーブ29がロック部材32のロック凸
部32aを押圧するので、ロック凸部32aとカバー1
5のロック孔15cとの係合が解除され、カバー15が
回動操作可能な状態になる。
【0031】この後、図4に示すように、カバー15を
反矢印A方向へ回動操作する。すると、レバー16,ア
ーム13を介してボール弁18が反矢印A方向へ回動
し、図3に示すように、シール部材22の開口部22a
に嵌合する。これにより、第1の通水路20の入水口2
0aが閉塞され、第2の通水路21の入水口21aが開
放されるので、第2の通水路21の出水口21bから継
手部21cおよびホース26を通して洗濯機に給水され
る。
【0032】また、洗濯機の非使用時には、図2に示す
ように、カバー15を矢印A方向へ回動操作する。する
と、レバー16,アーム13を介してボール弁18が矢
印A方向へ回動し、図1に示すように、シール部材22
の開口部22bに嵌合する。これにより、第2の通水路
21の入水口21aが閉塞され、第1の通水路20の入
水口20aが開放されるので、第1の通水路20の出水
口20bから継手キャップ10および泡沫キャップ23
を通して流水する。
【0033】上記実施例によれば、本体部12に出水口
20bおよび21bを設け、カバー15の回動操作に伴
い、出水口20bおよび21bを選択的に開放する構成
とした。このため、給水先に応じてホース26を着脱す
る手間がなくなるので、使い勝手が向上する。
【0034】ところで、洗濯機においては、給水動作の
終了時に電磁弁を閉塞するようにしているため、給水動
作の終了に伴いホースの内圧が増加する。従って、着脱
管継手によりホースを蛇口に接続していた従来では、蛇
口の水栓を閉じた後に着脱管継手からホースを取外す
と、ホース内から水が勢い良く吹出してしまうことがあ
った。
【0035】これに対して上記実施例では、カバー15
を矢印A方向から反矢印A方向へ回動操作する途中(図
2に示す状態から図4に示す状態へ移行する途中)で、
ボール弁18がシール部材22の開口部22aおよび2
2b間に位置し、第1の通水路20の出水口20bおよ
び第2の通水路21の出水口21bを連通状態(同時半
開状態)にする。
【0036】従って、カバー15を矢印A方向から反矢
印A方向へ回動操作した後、継手部21cからコネクタ
27を取外せば、ホース26内の水が内圧により第2の
通水路21を通して本体部12内へ逆流し、第1の通水
路20を通して排出される。このため、ホース26内か
ら水が吹出すことが防止されるので、ホース26から吹
出した水により床面が濡れてしまうこと,水が使用者に
掛かること等が防止される。
【0037】また、ホース26を継手部21cに装着し
ていない状態(コネクタ27を継手部21cに装着して
いない状態)では、ロック部材32のロック凸部32a
がカバー15のロック孔15cに係合し、カバー15が
操作不能状態にロックされ、しかも、ボール弁18が第
2の通水路21の入水口21aを閉塞する。このため、
カバー15の誤操作に伴い、第2の通水路21から継手
部21cを通して水が流出することが防止される。
【0038】また、蛇口カバー2,連結部材4,取付ナ
ット6を締結することに伴い、本体部12を蛇口1に取
付ける構成とした。このため、特別な工具を用いること
なく、本体部12が蛇口1に簡単に装着される。
【0039】また、ホース26にコネクタ27を接続
し、このコネクタ27を継手部21cに対して着脱する
構成とした。このため、洗濯機を使用しないときにはホ
ース26を簡単に取外すことができるので、蛇口1の周
囲の空間が広く活用される。
【0040】また、圧縮コイルバネ17によりボール弁
18をシール部材22に押し付けることに伴い、第1の
通水路20の入水口20aおよび第2の通水路21の入
水口21aを閉塞する構成とした。このため、第1の通
水路20および第2の通水路21が簡単な構成で確実に
閉塞状態に維持される。
【0041】次に本発明の第2実施例を図6に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。
【0042】継手キャップ10のネジ部10bには、パ
ッキン5を介して連結部材4のネジ部4aが螺合され、
連結部材4の係合筒部4cには取付ナット6が係合され
ている。また、水処理装置に相当する浄水器36にはネ
ジ部36aが形成されており、このネジ部36aは、パ
ッキン8を介して取付ナット6のネジ部6aに螺合され
ている。尚、連結部材4の外周面にはネジ部4dが形成
されており、このネジ部4dには取付ナット6のネジ部
6aが螺合されている。
【0043】上記実施例によれば、継手キャップ10の
ネジ部10bにアダプタ(連結部材4,取付ナット6)
を介して浄水器36を接続した。このため、カバー15
を回動操作して第1の通水路20を開放すると、第1の
通水路20の出水口20bから継手キャップ10および
アダプタを通して浄水器36に給水される。このため、
別の継手を用いることなく単一の給水源から複数の水処
理装置(洗濯機,浄水器31)に給水できる。
【0044】尚、上記第2実施例においては、継手キャ
ップ10に浄水器36を連結したが、これに限定される
ものではなく、例えばアダプタを介して食器乾燥機を連
結したり、別の本体部12を直列に連結しても良い。特
に、アダプタを介して複数の本体部12を直列接続する
場合には、複数のホース配管ができるため、便利にな
る。また、上記第2実施例においては、継手キャップ1
0のネジ部10bにアダプタを介して浄水器36を連結
したが、これに限定されるものではなく、ネジ部10b
に浄水器36を直接螺合する構成としても良い。
【0045】また、上記第1および第2実施例において
は、継手部21cに洗濯機のホース26を接続したが、
これに限定されるものではなく、例えば食器乾燥機(す
すぎ機能付き)のホースを接続しても良い。また、上記
第1および第2実施例においては、カバー15を回動操
作してボール弁18を移動させることに伴い、出水口2
0bおよび21bを選択的に開放したが、これに限定さ
れるものではなく、例えば本体部12に電磁弁を設け、
各電磁弁をスイッチ操作により開閉する構成としても良
い。
【0046】また、上記第1および第2実施例において
は、ボール弁18により出水口20bおよび21bが同
時に半開放される構成としたが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、第1の通水路20の入水口20aと
第2の通水路21の入水口21aとの離間距離をボール
弁18の直径寸法より大きく設定することに伴い、出水
口20bおよび21bを同時に全開する構成としても良
い。また、上記第1および第2実施例においては、蛇口
カバー2のネジ部2bに連結部材4を螺合する構成とし
たが、これに限定されるものではなく、例えば、蛇口1
に形成されたネジ部に連結部材4を直接螺合する構成と
しても良い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のホース継手は次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、ホース装着用の出水口および他の出水口を選
択的に開放することに伴い出水口を切換えることができ
る。このため、給水先が変更されることに伴ってホース
を着脱する手間がなくなるので、使い勝手が向上する。
請求項2記載の手段によれば、ホース装着用の出水口か
ら本体部内へ逆流した水を他の出水口から排出できる。
このため、本体部からホースを取外すにあたって、ホー
スから水が吹出すことが防止される。
【0048】請求項3記載の手段によれば、ホースの装
着状態に応じて切換手段を操作不能状態にロックし、ホ
ース装着用の出水口を閉塞できる。このため、切換手段
が誤操作され、ホース装着用の出水口から水が流出する
ことが防止される。請求項4記載の手段によれば、出水
口のネジ部に水処理装置を装着することに伴い、単一の
給水源から複数の装置に給水できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図
【図2】第2の通水路が閉塞された状態を示す横断面図
【図3】図1とは別の部分を示す縦断面図
【図4】第1の通水路が閉塞された状態を示す横断面図
【図5】カバーがロックされた状態を示す横断面図
【図6】本発明の第2実施例を示す図(ホース継手に浄
水器が接続された状態を一部破断して示す図)
【符号の説明】
1は蛇口(給水源)、10bはネジ部、12は本体部、
19は切換手段、20bおよび21bは出水口、21c
は継手部、26はホース、35はロック手段、36は浄
水器(水処理装置)を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水源から水が供給される本体部と、 この本体部に設けられ、本体部から出水するための複数
    の出水口と、 前記本体部に操作可能に設けられ、前記複数の出水口を
    選択的に開放することに伴い出水口を切換える切換手段
    とを備え、 前記複数の出水口のうち所定のものには、ホースを着脱
    可能に装着するための継手部が設けられていることを特
    徴とするホース継手。
  2. 【請求項2】 切換手段の操作に伴い、ホース装着用の
    出水口と他の出水口とが連通する状態を経て出水口が切
    換えられることを特徴とする請求項1記載のホース継
    手。
  3. 【請求項3】 本体部には、ホースの未装着状態で切換
    手段をロックするロック手段が設けられ、 切換手段は、ロック状態でホース装着用の出水口を閉塞
    することを特徴とする請求項1記載のホース継手。
  4. 【請求項4】 複数の出水口のうちホース装着用の出水
    口を除いた所定のものには、水処理装置を装着するため
    のネジ部が設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のホース継手。
JP897696A 1996-01-23 1996-01-23 ホース継手 Pending JPH09196213A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106439324A (zh) * 2016-09-22 2017-02-22 浙江省海洋水产研究所 一种气瓶连接装置

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