JPH09195921A - 風車翼 - Google Patents
風車翼Info
- Publication number
- JPH09195921A JPH09195921A JP8007388A JP738896A JPH09195921A JP H09195921 A JPH09195921 A JP H09195921A JP 8007388 A JP8007388 A JP 8007388A JP 738896 A JP738896 A JP 738896A JP H09195921 A JPH09195921 A JP H09195921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind
- blade
- wind turbine
- rope
- turbine blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の風車翼においては翼面積が大きいため
に強風が突然に吹いたり風の方向が急激に変化したりし
た場合には風車翼に大きな力が作用する。このため、風
車翼が変形したり、破損したりするなどの不具合が起こ
ることがある。 【解決手段】 ロータヘッドに突設された桁に滑動可能
に装着され外周に柔軟性の外皮が張設されて翼形を形成
するリブをウインチにより索体を介してロータヘッドに
向けて張緩し風力に応じて翼面積を増減するようにす
る。
に強風が突然に吹いたり風の方向が急激に変化したりし
た場合には風車翼に大きな力が作用する。このため、風
車翼が変形したり、破損したりするなどの不具合が起こ
ることがある。 【解決手段】 ロータヘッドに突設された桁に滑動可能
に装着され外周に柔軟性の外皮が張設されて翼形を形成
するリブをウインチにより索体を介してロータヘッドに
向けて張緩し風力に応じて翼面積を増減するようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風力発電などに適
用される風車翼に関する。
用される風車翼に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は風力発電に使用されている従来の
風車翼の説明図である。図において、符号01はグラス
ファイバー材などで作られている外皮、02は桁、03
は外皮01内に充填されている発泡スチロールである。
強風が風車翼に作用して空力荷重が増加した場合は、風
車翼のピッチ角度を風の方向に倣うように変化させるこ
とにより風車翼の空力荷重が軽減するようになってい
る。
風車翼の説明図である。図において、符号01はグラス
ファイバー材などで作られている外皮、02は桁、03
は外皮01内に充填されている発泡スチロールである。
強風が風車翼に作用して空力荷重が増加した場合は、風
車翼のピッチ角度を風の方向に倣うように変化させるこ
とにより風車翼の空力荷重が軽減するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の風車翼においては翼面積が大きいために強
風が突然に吹いたり風の方向が急激に変化したりした場
合には風車翼に大きな力が作用する。このため、風車翼
が変形したり、破損したりするなどの不具合が起こるこ
とがある。
ような従来の風車翼においては翼面積が大きいために強
風が突然に吹いたり風の方向が急激に変化したりした場
合には風車翼に大きな力が作用する。このため、風車翼
が変形したり、破損したりするなどの不具合が起こるこ
とがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る風車翼は上
記課題の解決を目的にしており、ロータヘッドに突設さ
れた桁に滑動可能に装着され外周に柔軟性の外皮が張設
されて翼形を形成するリブをウインチにより索体を介し
て上記ロータヘッドに向けて張緩し風力に応じて翼面積
を増減するようになっている。このように柔軟性を有す
る外皮を可動のリブ外周に貼り付けて風車翼を形成し、
強風の風向きが急激に変化するなどして翼荷重が非常に
大きくなった場合にはウインチで索体を巻き取ることに
より風車翼先端をロータヘッドの方向へ引き寄せ、風力
に見合うように翼面積を増減させて風力、風向が変化し
ても所定の回転数を維持することができる。
記課題の解決を目的にしており、ロータヘッドに突設さ
れた桁に滑動可能に装着され外周に柔軟性の外皮が張設
されて翼形を形成するリブをウインチにより索体を介し
て上記ロータヘッドに向けて張緩し風力に応じて翼面積
を増減するようになっている。このように柔軟性を有す
る外皮を可動のリブ外周に貼り付けて風車翼を形成し、
強風の風向きが急激に変化するなどして翼荷重が非常に
大きくなった場合にはウインチで索体を巻き取ることに
より風車翼先端をロータヘッドの方向へ引き寄せ、風力
に見合うように翼面積を増減させて風力、風向が変化し
ても所定の回転数を維持することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態に係
る風車翼の説明図である。図において、本実施の形態に
係る風車翼は風力発電に使用される風車の風車翼で、図
における符号21は翼前側の桁、22は翼後側の桁、3
は桁21,22に固定されている風車翼基端のリブ、
4,5,6は桁21,22に滑動自在に嵌め込まれた可
動のリブ、7は風車のロータヘッド、8はロータヘッド
7にロープ9が通るように穿けられた孔、9は風車翼先
端のリブ6を風車翼基端の方へ引くロープ、10はロー
プ9の留め金具、11,12,13はリブ3,4,5に
ロープ9が通るように穿けられた孔、14はウインチ、
15はモータである。本風車翼は図に示すようにロータ
ヘッド7に複数の桁21,22が固定され、この桁2
1,22に案内されて複数のリブ4,5,6が滑動自在
に装着されており、リブ3,4,5,6の外周に可撓性
のシート材による外皮1が貼付けられて風車翼を形成し
ている。また、風車翼先端のリブ6内側に留め金具10
が取付けられ、留め金具10に固定されたロープ9がウ
インチ14により巻き取られるように構成されている。
る風車翼の説明図である。図において、本実施の形態に
係る風車翼は風力発電に使用される風車の風車翼で、図
における符号21は翼前側の桁、22は翼後側の桁、3
は桁21,22に固定されている風車翼基端のリブ、
4,5,6は桁21,22に滑動自在に嵌め込まれた可
動のリブ、7は風車のロータヘッド、8はロータヘッド
7にロープ9が通るように穿けられた孔、9は風車翼先
端のリブ6を風車翼基端の方へ引くロープ、10はロー
プ9の留め金具、11,12,13はリブ3,4,5に
ロープ9が通るように穿けられた孔、14はウインチ、
15はモータである。本風車翼は図に示すようにロータ
ヘッド7に複数の桁21,22が固定され、この桁2
1,22に案内されて複数のリブ4,5,6が滑動自在
に装着されており、リブ3,4,5,6の外周に可撓性
のシート材による外皮1が貼付けられて風車翼を形成し
ている。また、風車翼先端のリブ6内側に留め金具10
が取付けられ、留め金具10に固定されたロープ9がウ
インチ14により巻き取られるように構成されている。
【0006】風が当たると本風車翼は回転し、回転で生
じた遠心力により外側のリブ6が風車翼の最先端まで移
動して拡げた風車翼を形成し、規定の風力以下ではこの
状態で回転する。また、急に風速が速くなって風車翼の
回転数が規定値を越すとモータ15が起動してウインチ
14によりロープ9を巻き取ることにより風車翼の先端
に移動していたリブ6を中心方向へ引き寄せて風車翼の
全長を短くし、翼面積を減少させることにより風車翼に
作用する力を低減させて風車翼の回転数を規定値に保持
する。
じた遠心力により外側のリブ6が風車翼の最先端まで移
動して拡げた風車翼を形成し、規定の風力以下ではこの
状態で回転する。また、急に風速が速くなって風車翼の
回転数が規定値を越すとモータ15が起動してウインチ
14によりロープ9を巻き取ることにより風車翼の先端
に移動していたリブ6を中心方向へ引き寄せて風車翼の
全長を短くし、翼面積を減少させることにより風車翼に
作用する力を低減させて風車翼の回転数を規定値に保持
する。
【0007】従来の風車翼においては翼面積が大きいた
めに強風が突然に吹いたり風の方向が急激に変化したり
した場合には風車翼に大きな力が作用する。このため、
風車翼が変形したり、破損したりするなどの不具合が起
こることがあるが、本風車翼においては風車のロータヘ
ッド7に複数の桁21,22が突出して固定されてお
り、この桁21,22に案内されて複数のリブ4,5,
6が滑動自在に装着され、リブ3,4,5,6の外周を
覆うようにシート材による外皮1が貼り付けられて風車
翼を形成するとともに、風車翼先端のリブ6内側にロー
プ9の留め金具10が取付けられ、この留め金具10に
固定されたロープ9をウインチ14で巻き取るようにな
っており、風車翼の外皮1として柔軟性を有するシート
材を複数のリブ3,4,5,6の外周に貼り付けたこと
により風車翼を折り畳むことができ、強風が吹いたり風
向きが急激に変化するなどして風車翼の荷重が非常に大
きくなるとウインチ14でロープ9を巻き取って風車翼
先端のリブ6をロータヘッド7の方向へ引き寄せること
により翼面積が減少して風力に見合った翼面積となり、
風力が高くなっても所定の回転数を維持することができ
る。このように風車翼の面積を可変とすることにより、
強風に対応した所定の翼面積に設定することができ、風
車翼の過回転が避けられる。これにより、突然に強風が
吹いたり風向きが変わっても風車翼が破損することがな
くなる。
めに強風が突然に吹いたり風の方向が急激に変化したり
した場合には風車翼に大きな力が作用する。このため、
風車翼が変形したり、破損したりするなどの不具合が起
こることがあるが、本風車翼においては風車のロータヘ
ッド7に複数の桁21,22が突出して固定されてお
り、この桁21,22に案内されて複数のリブ4,5,
6が滑動自在に装着され、リブ3,4,5,6の外周を
覆うようにシート材による外皮1が貼り付けられて風車
翼を形成するとともに、風車翼先端のリブ6内側にロー
プ9の留め金具10が取付けられ、この留め金具10に
固定されたロープ9をウインチ14で巻き取るようにな
っており、風車翼の外皮1として柔軟性を有するシート
材を複数のリブ3,4,5,6の外周に貼り付けたこと
により風車翼を折り畳むことができ、強風が吹いたり風
向きが急激に変化するなどして風車翼の荷重が非常に大
きくなるとウインチ14でロープ9を巻き取って風車翼
先端のリブ6をロータヘッド7の方向へ引き寄せること
により翼面積が減少して風力に見合った翼面積となり、
風力が高くなっても所定の回転数を維持することができ
る。このように風車翼の面積を可変とすることにより、
強風に対応した所定の翼面積に設定することができ、風
車翼の過回転が避けられる。これにより、突然に強風が
吹いたり風向きが変わっても風車翼が破損することがな
くなる。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る風車翼は前記のように構成
されており、風力に見合うように翼面積を増減させて風
力、風向が変化しても所定の回転数を維持することがで
きるので、風車翼の過回転が避けられ、風車翼の変形、
破損が防止される。
されており、風力に見合うように翼面積を増減させて風
力、風向が変化しても所定の回転数を維持することがで
きるので、風車翼の過回転が避けられ、風車翼の変形、
破損が防止される。
【図1】図1(a)は本発明の実施の一形態に係る風車
翼の断面図、同図(b)は同図(a)におけるB−B矢
視断面図、同図(c)は同図(a)におけるc−c矢視
断面図である。
翼の断面図、同図(b)は同図(a)におけるB−B矢
視断面図、同図(c)は同図(a)におけるc−c矢視
断面図である。
【図2】図2(a)は従来の風車翼の正面図、同図
(b)は同図(a)におけるB−B矢視断面図である。
(b)は同図(a)におけるB−B矢視断面図である。
1 外皮 3 固定のリブ 4 可動のリブ 5 可動のリブ 6 可動のリブ 7 ロータヘッド 8 ロープが通る孔 9 ロープ 10 ロープの留め金具 11 ロープが通る孔 12 ロープが通る孔 13 ロープが通る孔 14 ウインチ 15 モータ 21 翼前側の桁 22 翼後側の桁
Claims (1)
- 【請求項1】 ロータヘッドに突設された桁に滑動可能
に装着され外周に柔軟性の外皮が張設されて翼形を形成
するリブと、該リブを索体を介して上記ロータヘッドに
向けて張緩し風力に応じて翼面積を増減するウインチと
を備えたことを特徴とする風車翼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00738896A JP3510410B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 風車翼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00738896A JP3510410B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 風車翼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09195921A true JPH09195921A (ja) | 1997-07-29 |
JP3510410B2 JP3510410B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=11664552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00738896A Expired - Fee Related JP3510410B2 (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | 風車翼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3510410B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003025389A1 (en) * | 2001-09-19 | 2003-03-27 | Keun-Suk Jang | Windmill blade and apparatus for generating power using the blade |
DE10337708A1 (de) * | 2003-08-16 | 2005-03-10 | Josef Gail | Windradrotorflügel |
KR100478753B1 (ko) * | 2002-02-21 | 2005-03-22 | 근 석 장 | 풍차 날개 |
WO2005052364A1 (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-09 | Tamotsu Shimanouchi | ワイヤ式強力風力発電機 |
US7632070B2 (en) | 2002-06-04 | 2009-12-15 | Dawson Mark H | Telescoping wind turbine blade |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP00738896A patent/JP3510410B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003025389A1 (en) * | 2001-09-19 | 2003-03-27 | Keun-Suk Jang | Windmill blade and apparatus for generating power using the blade |
US6984110B2 (en) | 2001-09-19 | 2006-01-10 | Keun-Suk Jang | Windmill blade and apparatus for generating power using the blade |
KR100478753B1 (ko) * | 2002-02-21 | 2005-03-22 | 근 석 장 | 풍차 날개 |
US7632070B2 (en) | 2002-06-04 | 2009-12-15 | Dawson Mark H | Telescoping wind turbine blade |
DE10337708A1 (de) * | 2003-08-16 | 2005-03-10 | Josef Gail | Windradrotorflügel |
WO2005052364A1 (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-09 | Tamotsu Shimanouchi | ワイヤ式強力風力発電機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3510410B2 (ja) | 2004-03-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1092983A (en) | Wind rotor automatic air brake | |
JP3996945B1 (ja) | 垂直軸型風車 | |
JP3451085B1 (ja) | 風力発電用の風車 | |
CA1086229A (en) | Wind mills | |
JP5334796B2 (ja) | 風力発電設備のローターブレード | |
US4692095A (en) | Wind turbine blades | |
JP4997288B2 (ja) | 格納式ロータブレード構造 | |
AU2006257538B2 (en) | A blade with hinged blade tip | |
US8827644B2 (en) | Wind turbine rotor blade | |
US4504192A (en) | Jet spoiler arrangement for wind turbine | |
US5553996A (en) | Wind powered turbine | |
US4550259A (en) | Device for converting wind energy into another form of energy | |
JP4280798B2 (ja) | 自転羽根式垂直軸型風車 | |
US4335996A (en) | Windmill construction | |
JPH05503135A (ja) | 横風型のウインド・タービン | |
EP2153058A2 (en) | Wind rotor blade and wind turbine comprising such blade | |
JP2010522847A (ja) | ブレード変位が可変の多段式風力タービン | |
KR20120024820A (ko) | 자전 날개식 수직축형 풍차 | |
NO800696L (no) | Vindturbinrotor. | |
JPS5920871B2 (ja) | 風車 | |
JPH09195921A (ja) | 風車翼 | |
KR101700157B1 (ko) | 수직축형 풍차 | |
JP2010249062A (ja) | 風力発電用風車とブレード | |
JP3402882B2 (ja) | ラジアルタービン、斜流タービンの動翼 | |
JP4533991B1 (ja) | 小型プロペラ風車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20031202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031225 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |