JP2010249062A - 風力発電用風車とブレード - Google Patents

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Abstract

【課題】微風での起動が可能で、回転に伴う風の乱れを抑制し、発電効率に優れた風力発電用風車を提供することを目的とする。
【解決手段】回転軸2を中心として所定角度ごとに複数のブレード3が設けられ、ブレード3が1.0以上の揚力係数を有する流線形の翼型である風力発電用の風車である。翼弦54に対して回転軸側の面たる裏面6には、翼弦長に対して前縁52から55%〜95%の範囲内に開口部51を設ける。これにより開口部51における抗力により微風でも起動することができ、ブレード3の揚力により回転する高風速域では、ブレード3の裏面6の前縁52から離れた翼弦長に対して55%〜95%の位置に開口部51が設けられているから、抵抗となる裏面6の風の乱れが少なく、高い回転トルクを得ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、風力発電用風車とブレードに関する。
垂直軸垂直翼型の風力発電において、風力発電用のブレードを風力により回転させるためには、風の力によりブレードを押す力である抗力と、回転によりブレードに発生する揚力とを用いて発電が行われる。
抗力を用いる風力発電としては、受風面積を重視した形状のサボニウス型が一般的に知られ、風速1m/秒程度の微風によりブレードを回転させることができが、回転中における回転トルクが風速以上に得られない。また、揚力を用いる風力発電としては、航空機同様の羽形状によるジャイロミル型が一般的に知られているが、回転中に発生する微風ではブレードを回転させることができない。
このような問題を考慮して、航空機同様の羽形状のブレードの内面側一部を切り欠くことにより、回転始動時の抗力を得て微風により回転を行うことができるジャイロミル型の風車が提案されている(例えば特許文献1)。
また、自己始動性を高く保ちつつ、回転開始後には高速回転可能で、出力係数の良好な垂直軸風車が提案されている(特許文献2)。
この垂直軸風車は、垂直軸風車のブレード翼型の腹面又は背面に、風速比が低い領域で追風による効力を発生して高い出力係数を得ることが可能な切り欠き部分を有する低速用ブレード部分と、風速比が高い領域で高い出力係数を得ることが可能な翼型断面(切り欠き部分を設けない通常の翼型断面)を備えた高速用ブレード部分とから構成した垂直軸風車用ブレードを備えるものである。
特許第3451085号公報 国際公開番号WO2005−116446
上記特許文献1の風車では、ブレードの内面側の一部を切り欠いたために、回転中に起こる風の乱れを解決することができなかった。このため揚力が減少し、本来あるべき回転トルクが低下するため、風力発電の目的である高い発電量を得ることができなかった。
また、上記特許文献2の垂直軸風車の垂直軸風車用ブレードは、切り欠き部分を有する低速用ブレード部分を、ブレード翼型の腹面又は背面の上部に設けるとともに高速用ブレード部分をその下部に設けるものであるために、ブレード翼型の翼全長間におけるバランスを失い、高速回転に際するブレード自体のスムーズな回転を阻害するとともに複数のブレードによって構成される垂直軸風車全体の回転に悪影響を及ぼす結果、所期の出力係数を得ることができない欠点を有するものである。
また、上記切り欠き部分を有する低速用ブレード部分がブレード翼型の上部にのみ設けられた場合、下部の切り欠き部分を有しない高速用ブレード部分の重量によって低速用ブレード部分が、その切り欠き部分によって得ようとする風速比が低い領域で追い風による効力を発生して高い出力係数を得ようとする作用効果が阻害されることになり、本来の切り欠き部分による作用効果が充分に得られず、自己始動性にも悪影響を与えるものであった。
さらに、従来の垂直軸垂直翼型の風力発電機において、航空機同様の羽形状を有するブレードでは、アルミニウム合金の薄板を曲げ加工したものが用いられているが、ブレードの前縁部分の形状の均一性が得られにくいため、空気の流れに乱れを生じるという問題があり、また、強度が得られにくく、ねじれなどが発生する虞がある。
そこで、本発明は微風での起動が可能で、回転に伴う風の乱れを抑制し、発電効率に優れた風力発電用風車とブレードを提供することを目的とする。
本発明の風力発電用風車のブレードは、ブレードの裏面に複数の開口部を配設した風力発電用風車のブレードにおいて、前記複数の開口部は、前記裏面の翼長方向間の中央領域部分と、この中央領域部分の上下翼端間の上部および下部領域部分の三つの領域部分に必要数の開口部を配設するとともに前記中央領域部分には、ブレードの翼長の中心線を中心とする対称形状の中央開口部を設けることにより構成したことを特徴とする。
また、本発明の風力発電用風車のブレードは、前記上部および下部領域部分に、前記中央領域部分の中心線を中心とする対象位置に、それぞれ対称形状の上部および下部開口部を配設することにより構成したことを特徴とする。
また、本発明の風力発電用風車のブレードは、ブレードの裏面に複数の開口部を配設した風力発電用風車のブレードにおいて、前記複数の開口部は、ブレードの翼長方向間に、翼長の中心線を中心とする対象位置に配設するとともに翼長の中心線より上下翼端間の対象位置の開口部は、それぞれ対称形状の開口部を配設することにより構成したことを特徴とする。
また、本発明の風力発電用風車のブレードは、前記複数の開口部を配設したブレードの裏面は、前記複数の開口部を配設した裏カバー材(後側部材)にて構成したことを特徴とする。
また、本発明の風力発電用風車のブレードは、ブレードの裏面に複数の開口部を配設した風力発電用風車のブレードにおいて、前記ブレードの裏面を、ブレードの前部とは別体の部材にて形成するとともに、前記ブレードの裏面を、中央領域部分を形成する中央領域部材と、上下領域部分とを形成する上部および下部領域部材との三つの部材にて形成し、かつ中央領域部材の中心線を中心とする上下方向間の対象位置に、前記複数の開口部を配設することにより構成したことを特徴とする。
また、本発明の風力発電用風車のブレードは、前記中央領域部材に配設した複数の開口部は、前記中央領域部材の中心線を中心とする対象位置の各開口部と対称形状の開口部を配設して構成したことを特徴とする。
また、本発明の風力発電用風車のブレードは、前記ブレードは、1,0以上の揚力係数を有する流線形の翼型であるとともに前記複数の開口部は、翼弦に対して、ブレードの回転軸側の面である裏面であって、翼弦長に対して前縁から55%〜95%の範囲内に配設することにより構成したことを特徴とする。
また、本発明の風力発電用風車のブレードは、前記ブレードは、1,0以上の揚力係数を有する流線形の翼型であるとともに前記複数の開口部は、翼弦に対して、ブレードの回転軸側の面である裏面であって、翼弦長に対して前縁から55%〜95%の範囲内に配設するとともに前記複数の開口部の合計面積が、ブレードの裏面の30%〜5%であることを特徴とする。
そして、本発明の風力発電用風車は前記各構成からなるブレードを、回転軸を中心として所定角度ごとに複数設けることにより構成したことを特徴とする。
本発明の請求項1の発明によれば、複数の開口部を設けるブレード翼型の翼全長間における開口部の配設状態にバランスを保つことができるとともに複数の開口部個々の本来の作用効果を、相互間の干渉を抑えつつ最大限に得ることができ、かつ相乗作用を得ることができる。
本発明の請求項2の発明によれば、複数の開口部を設けるブレード翼型の翼全長間における開口部の配設状態にバランスを保つことができるとともに複数の開口部個々の本来の作用効果を、相互間の干渉を抑えつつ最大限に得ることができ、かつ相乗作用を得ることができる。
本発明の請求項3の発明によれば、複数の開口部を設けるブレード翼型の翼全長間における開口部の配設状態にバランスを保つことができるとともに複数の開口部個々の本来の作用効果を、相互間の干渉を抑えつつ最大限に得ることができ、かつ相乗作用を得ることができる。
本発明の請求項4の発明によれば、複数の開口部を設けるブレード翼型の翼全長間における開口部の配設状態にバランスを保つことができるとともに複数の開口部個々の本来の作用効果を、相互間の干渉を抑えつつ最大限に得ることができ、かつ相乗作用を得ることができる。また、ブレード全体の調整を裏カバー材により遂行することができ、調整の簡易化を容易にするとともにブレード全体のメンテナンスにも役立たせることができる。
本発明の請求項5の発明によれば、複数の開口部を設けるブレード翼型の翼全長間における開口部の配設状態にバランスを保つことができるとともに複数の開口部個々の本来の作用効果を、相互間の干渉を抑えつつ最大限に得ることができ、かつ相乗作用を得ることができる。そして、ブレード全体の強度の調整を容易にするとともに複数の開口部の配設状体の調整を裏面の中央領域部材のみにより遂行できる利点に加えてメンテナンスの簡易化並びに費用低減を計ることができる。
本発明の請求項6の発明によれば、複数の開口部を設けるブレード翼型の翼全長間における開口部の配設状態にバランスを保つことができるとともに複数の開口部個々の本来の作用効果を、相互間の干渉を抑えつつ最大限に得ることができ、かつ相乗作用を得ることができる。そして、ブレード全体の強度の調整を容易にするとともに複数の開口部の配設状体の調整を裏面の中央領域部材のみにより遂行できる利点に加えてメンテナンスの簡易化並びに費用低減を計ることができる。
本発明の請求項7の発明によれば、複数の開口部を設けるブレード翼型の翼全長間における開口部の配設状態にバランスを保つことができるとともに複数の開口部個々の本来の作用効果を、相互間の干渉を抑えつつ最大限に得ることができ、かつ相乗作用を得ることができる。
本発明の請求項8の発明によれば、複数の開口部を設けるブレード翼型の翼全長間における開口部の配設状態にバランスを保つことができるとともに複数の開口部個々の本来の作用効果を、相互間の干渉を抑えつつ最大限に得ることができ、かつ相乗作用を得ることができる。
本発明の請求項9の発明によれば、各ブレードに配設した複数の開口部における効力により高性能の自己始動性を発揮しつつ、回転開始後には、高速回転を可能とし、出力係数の良好な風力発電装置を実現することができる。
本発明の実施例1を示す風車の正面図である。 同上、ブレードの背面図である。 同上、風車の平面図である。 同上、ブレードの断面図である。 同上、ブレードの要部の背面図である。 同上、ブレードの要部の断面図である。 本発明の実施例2を示すブレードの要部の断面図である。 本発明の実施例3を示すブレードの斜視図である。 同上、ブレードの裏カバー材の平面図である。 同上、風車の正面図である。 本発明の実施例4を示すブレードの裏面図である。 同上、ブレードの三分割部材の平面図である。 同上、風車の正面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な風力発電用風車及びブレードを採用することにより、従来にない風力発電用風車が得られ、その風力発電用風車とブレードについて記述する。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。図1〜図6は本発明の実施例1を示し、同図に示すように、垂直軸型の風車1は、中心に垂直方向の回転軸2を備える。この回転軸2の周囲に複数のブレード3が円周方向等間隔に配置され、この例では3枚のブレード3,3,3が前記回転軸2と平行に配置され、すなわち、前記ブレード3は、前記回転軸2に直交する面内で同一半径の円周方向に沿って等角度間隔(本実施例では120度間隔)に配置されている。
前記ブレード3は、前記回転軸2から放射状に延びるアーム4の端部に、該支持杆4に対して所定の角度で固定されている。また、アーム4は、ブレード3の長さ方向に複数設けられ、この例では2本設けられている。
前記ブレード3の外皮は、アルミニウム合金やチタニウム合金などの軽金属、あるいは繊維強化プラスチック(FRP)などの複合材などの材質からなる薄板状の素材から形成されている。また、ブレード3の翼形は1.0以上、好ましくは1.0〜1.4の揚力係数を有する流線形であり、特に、非対称翼の軽飛行機(離陸重量5700kg以下の飛行機)の主翼に使用される形状、例えば4字系翼型、RAF翼型、ゲッチンゲン翼型などが好ましい。そして、翼型の膨らみが大きな面(外周側の面)が、ブレード3の表面5であり、翼型の膨らみが小さい面(内周側の面)が、ブレード3の裏面6であり、この裏面が回転軸側の面である。
前記ブレード3内には、前記表面5側と裏面6側を連結する連結材7が設けられ、この連結材7はブレード3の外皮と同一の薄板状の素材から形成され、その連結材7によって、回転時におけるブレード3の変形を防止している。尚、図中8は上部に前記回転軸2に連結した発電機であり、この発電機8はポール9の上に設けられている。
この例では、前記ブレード3の前部11はアルミニウム合金の押し出し品により形成されており、この前部11は前記連結材7より前側の中空部12と、前記連結部7から後側にそれぞれ延びた表面連結部13と裏面連結部14とを一体に有し、押し出し成形により長さ方向に同一断面が連続する。前記表面連結部13の後端側には、内側に凹んだ段部15により表面取付部16が形成され、また、前記裏面連結部14の後端側には、内側に凹んだ段部17により裏面取付部18が形成され、前記表面取付部16の外面に、前記前部11より薄い板からなる表カバー材19が、固定手段たるリベット20により固定され、また、前記裏面取付部18の外面に、前記前部11より薄い板からなる裏カバー材21が、リベット20により固定されている。そして、段部15,17により、前記表面5及び裏面6に段差が形成されないように構成されている。また、前記表面連結部13及び裏面連結部14の後端には、内側に略直角に折り曲げた折曲げ縁部13A,14Aが形成されている。そして、それら表カバー材19及び裏カバー材21が後側部材である。
尚、図中22は、前記前部11に複数設けたビスホールであって、前記中空部12内に設けられ、連結材7の両端角部の2箇所と、前側の2箇所に設けられている。
ブレード3には、アーム4の取付位置に対応して、アーム支持部材31が設けられ、このアーム支持部材31は、中央部31Aの両側に側部31B,31Bを有する断面略コ字状をなし、その中央部31Aを表面連結部13及び表カバー材19の内面に沿わせ、中央部31a複数のリベット20により表カバー材19に固定され、それら側部31B,31Bの前側を前記表面連結部13と裏面連結部14の間に固定配置している。尚、前記アーム支持部材31には、前記折曲げ縁部13Aが嵌入する受溝部131Aが中央部31A側に形成され、また、前記アーム支持部材31には、前記折曲げ縁部14Aが嵌入する受溝部131Bが側部31Bの縁に形成されている。さらに、アーム支持部材31の前側を固定部材たるビス32により前記連結材7に固定する。
また、前記裏面連結部13には、アーム4の取付位置に対応して、挿通孔33が形成され、この挿通孔33にアーム受材34を挿通し、このアーム受材34に前記アーム4の先端を挿通すると共に、その先端を前記側部31B,31Bの間に嵌入し、ブレード3内において、複数のボルト35を側部31B,31B、アーム受材34に挿通し、ナット35Aを螺合することにより、ブレード3にアーム受材34を固定する。そして、ブレード3から突出したアーム受材34に、アーム4を外嵌入し、複数のボルト35とナット35Aにより、アーム受材34にアーム4を固定する。尚、前記アーム受材34はアルミニウム合金の押し出し品からなり、中実材料からなる。このように、前記アーム支持部材31、アーム受材34、ボルト35及びナット35Aなどにより、ブレード3にアーム4を固定するアーム固定手段36を構成している。
前記ブレード3の長さ方向両端部には、該端部を塞ぐ蓋板41が設けられている。この蓋板41は、断面略L字状の固定部材42により固定され、この固定部材42の一側片42Aをブレード3の内面にリベット20により固定し、前記固定部材42の他側片42Bを前記蓋板41にリベット20により固定する。また、蓋板41の前側は、図示しないビスを該蓋板41に挿通し、そのビスを前記ビスホール22に螺合することにより固定される。
尚、前記固定部材42には、前記折曲げ縁部13Aが嵌入する受構部131Aが一側片に形成され、また、前記アーム支持部材31には、前記折曲げ縁部14Aが嵌入する受溝部131Bが側部31Bの縁に形成されている。
前記ブレード3には、前記裏面6に複数の開口部51,51・・・形成されている。この開口部51は、翼の空力特性によって、前縁52と後縁53との間で、前縁52から55%〜95%の範囲内、好ましくは75%〜95%の範囲内に、複数の開口部51,51・・・を設け、これら開口部51,51・・・の合計面積が裏面6の面積の30%〜5%、好ましくは20%〜5%としている。これにより、ブレード3は、低いレイノルズ数で高い揚力係数になるような翼型に形成され、かつ高風速域で裏面6側における空気の流れの乱れの少ない構造となる。
また、ブレード3に対する風向き(回転方向Tに対する法線方向)に対して、ブレード3の翼弦54は、0度〜5度の角度で取り付けられている。尚、図中Wは風の吹く方向である。
したがって、低風速域における起動時には、複数のブレード3に風を受けると、ブレード3の後部に位置する開口部51により、後側からの風の抵抗が大となり、この空気抵抗によりブレード3が前方に向かって回転する起動トルクが得られる。
一方、周速比1以上の高風速域では、ブレード3に発生する揚力により回転し、この際、開口部51がブレード3の後方に位置するため、裏面6に沿って前縁52から復縁53へと向かう空気の流れに乱れが生じ難く、高い回転トルクを得ることができる。
このように本実施例では、回転軸3に直交する面内で、回転軸3を中心として所定角度ごとに複数のブレード3が設けられ、ブレード3が1.0以上の揚力係数を有する流線形の翼型である風力発電用の風車において、翼弦54に対して回転軸側の面たる裏面6には、翼弦長に対して前縁52から55%〜95%の範囲内に開口部51を設けたから、開口部51における抗力により微風でも起動することができ、ブレード3の揚力により回転する高風速域では、ブレード3の裏面6の前縁52から離れた翼弦長に対して55%〜95%の位置に開口部51が設けられているから、抵抗となる裏面6の風の流れの乱れが少なく、高い回転トルクを得ることができる。
また、このように本実施例では、回転軸側の面たる裏面6に対して開口部51の面積が30%〜5%であるから、一層、風の流れの乱れが少ないものとなる。
また、このように本実施例では、複数の開口部51を設けたから、起動時に風を効率よく捉えることができる。
また、このように本実施例では、ブレード3の前部11より開口部51の部材たる裏カバー材21が薄いから、風の抵抗が大きな前部11を厚くすることにより、前部11の強度を確保し、開口部51の部材を薄くすることにより、軽量化を計ることができる。
また、このように本実施例では、請求項1記載のブレードの製造方法において、ブレード3の少なくとも一部をアルミニウム合金の押出成形により製造したから、アルミニウム合金の押出成形により、均一な肉厚と形状を確保することができる。
また、このように本実施例では、ブレード6の前部11をアルミニウム合金の押出成形により製造したから、風の抵抗が大きな前部11の強度と均一形状とを確保することができる。
また、このように本実施例では、前部11が中空部12を有するから、中空部12により強度が向上する。
また、このように本実施例では、前部11に、後側部材たる表カバー材19及び裏カバー材21を連結する表面及び裏面連結部13,15を設けたから、表面及び裏面連結部13,15に表カバー材19及び裏カバー材21を連結することができる。
また、このように本実施例では、前部11の厚さより後側部材たる表カバー材19及び裏カバー材21が薄いから、表カバー材19及び裏カバー材21を薄くすることにより、軽量化を計ることができる。
また、このように本実施例では、連結部13,15をアルミニウム合金の押出成形により製造したから、連結部13,15の強度と均一な形状を確保することができる。
また、このように本実施例では、連結部13,15の端部に後側部材たる表カバー材19及び裏カバー材21の厚さに対応した段部15,17を設け、この段部15,17に表カバー材19及び裏カバー材21の前側を配置したから、前部11と表カバー材19及び裏カバー材21との間の段差の発生を解消することができる。
また、実施例上の効果として、前部11にビスホール22を設けたから、端部に蓋板41などをビスにより簡便に取り付けることができる。
図7は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述する。この例では、前部11は、中空部12と該中空部12と別体に設けられた分割部61とからなり、この分割部61は、前記表面連結部13と裏面連結部14の前端を板状の後連結材62により連結した略コ字形形状をなし、前記連結材7にあり溝状の嵌合溝7Aを設け、前記後連結材62に、前記嵌合溝7Aに嵌合する嵌合部62Aが形成されている。そして、それら嵌合受部たる嵌合溝7Aと嵌合部62Aにより連結手段63を構成している。また、それら前部11及び分割部61がそれぞれアルミニウム合金の押し出し品より形成されている。また、中空部12内には、前記ビスホール22が連結材7の両端角部の2箇所と、中央側の2箇所と、前側の2箇所に設けられている。
したがって、嵌合溝7Aに嵌合部62Aを合わせ、中空部12に対して、分割部61を長さ方向に移動することにより両者を連結一体化することができる。
このように本実施例では、前部11と連結部13,15とを連結する連結手段63を一体に備えるから、連結手段63により前部11と連結部13,15を有する分割部61とを連結することができる。
また、このように本実施例では、連結手段63は、前部11と、連結部13,15を有する分割部61の一方に設けた嵌合部62Aと、他方に設けた嵌合受部たる嵌合溝7Aを備えるから、嵌合部62Aと嵌合溝7Aとの嵌合により前部11と連結部13,15とを連結することができる。
尚、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。
図8,図9,図10は本発明の実施例3を示し、風力発電用風車のブレードを示す斜視図及びブレードの裏カバー材(後側部材)の平面図、風力発電用風車の正面図である。
本実施例では、実施例1,2で説明したブレード3を改良したもので図8,9に示すブレード300を図10に示す如く垂直軸型の風車100は、中心に垂直方向の回転軸200を備えるとともにこの回転軸200の周囲に複数のブレード300を円周方向等間隔に配置することにより構成されている。
ただし図10の場合では、3枚のブレード300を前記回転軸200と平行に配置したもので、3枚のブレード300を回転軸200に直交する面内で同一半径の円周方向に沿って等角度間隔(図10では120度間隔)で配設され、前記回転軸200から放射状に延びるアーム400の端部に、該アーム400に対して所定角度で固定されている。
しかして、本実施例での前記風車100を構成するブレード300は前記実施例1,2で述べたブレードの裏面に複数の開口部51を配設したブレード3の改良にかかる実施例であって、以下に記載の実施例については、実施例1及び2にての実施例の各構成を適用しつつ実施するもので、以下には図8及び9にて図示の構成について、特にその構成の詳細を説明する。
まず、図8に示す如くブレード300を構成する表面及び裏面600を備える前部110の取付部18に裏カバー材(後側部材)210をリベット20にて取り付けることにより構成する。
また、上下翼端部には、上下翼端枠310を介装するとともに上下翼端板311を取り付けることにより構成する。
しかして、前記裏カバー材(後側部材)210はブレード300の裏面の翼長方向間の中央領域部分に該当する裏カバー材210の中央領域部分210A、この中央領域部分210Aの上下翼端間の上部及び下部領域部分210B,Cの三つの領域部分に複数の開口部510を配設したものである。
すなわち、この実施例4では、特に中央領域部分210Aに中央開口部511を設けるとともに上部及び下部領域部分210B及び210Cには上部開口部512,514及び516を開口配設し、かつ下部開口部513,515及び517をそれぞれ開口配設することにより構成する。
また、前記中央開口部511は、ブレード300の翼長の中心線に該当する裏カバー材210の中心線210Pを中心とする対称形状、すなわち扇形状の開口部を設けることにより構成する。
そして、前記上部領域部分210Bと下部領域部分210Cには、前記中心線210Pを中心とする対象位置に、略台形状の開口部512〜517をそれぞれ配設するとともに上下部領域部分の対象位置の相互間の開口部は、それぞれ対称形状の開口部を配設した構成からなる。
すなわち、それぞれ対象位置に配設される上部開口部512及び下部開口部513,上部開口部514と下部開口部515及び上部開口部516と下部開口部517はそれぞれ同一台形状で、互いに対象形状のものである。
以上のブレード300における開口部510の構成は、本発明の目的とする、微風での起動性、回転に伴う風の乱れの制御性、さらには発電効率性の3条件を向上することを目的とするものである。
すなわち、実施例1ではブレードの回転軸側の面に複数の開口部51を配設することによりその目的を遂行するものであった。
そして、図1及び2には翼長間に同一形状の開口部51を所要間隔置きに配設したが、これを前記実施例4の如く配設することにより前記3条件の目的をより効果的に得られるように改良したものである。
特に、ブレード300の翼長の中心線に該当する裏カバー材210の中心線210Pを中心とする中央領域部分210Aに扇形状の中央開口部211を開口配設するとともに上下部領域部分210B,Cには、それぞれ中心線210Pを中心とする対象位置にそれぞれ対称形状の開口部である上下部開口部512〜517を開口配設することによってブレード翼全長間に於けるバランスを得られることに加えて回転軸始動時の抗力をより効果的に得られると同時に回転中の風の乱れをより効果的に抑制することができ、その結果発電効率を向上することができるものである。
尚、前記実施例3に於けるブレード300については、実施例1と同様に1.0以上の揚力係数を有する流線形の翼型である構成に加えて前記開口部は、ブレードの回転軸側の面において、翼弦長に対して翼弦の前縁から55%〜95%の範囲内に配設するとともにその面積が30%〜5%の構成にて実施することが好適である。
図11,図12及び図13は本発明の実施例4を示し、風力発電用風車のブレードの裏面図、ブレードの三分割部材の平面図、風力発電用風車の正面図である。
図13に示すように図11,図12にて示すブレード301を、実施例3と同様に図10の構成にてアーム400に固定しつつ回転軸200に配置することにより風力発電用風車101を構成したものである。
風力発電用風車101を示す図13のその他の構成については、実施例3と同一であるので説明を省略する。
よって、本実施例での風車101を構成するブレード301は前記実施例3の別の実施例を示すもので、特にブレード301は翼長間の中央領域部分、その上下部の上下部領域部分を三分割した各部分によって構成したことを特徴とする。
すなわち、図11に示す如く、ブレード301は、中央領域部分211A及びその上下部の上部領域部分211B、下部領域部211Cの三分割部分により構成されている。
そして、図11に示す如く前記各部分211A,211B,211Cは表面(図示せず)と裏面601を備える前部111とこれの後側部材に該当する表カバー材(図示せず)と裏カバー材220を備えることにより構成されている。
また、前記ブレード301は図12に示す如く、前記ブレード301の三分割部分211A〜211Cを各分割部分ごとに別体に構成し、これらを連結部材(図示せず)を各分割部分との連結部分に介装し、リベット20にて固定することにより一体化して構成するものである。
また、前記各分割部分211A〜211Cは図12に示す如く上下領域部分211B,Cは対称形状の構成からなり、表面は(図示せず)及び裏面601B,601Cを備える前部111B,111Cに表カバー材(図示せず)及び裏カバー材212B,212Cをリベット20にて取り付けることにより構成されている。
そして、中央領域部分211Aは、表面(図示せず)及び裏面601Aを備える前部111Aに開口部521〜526を開口配設した裏カバー材212Aをリベット20にて取り付けることにより構成されている。
また、前記裏カバー材211Aに開口配設した各開口部521〜526は、ブレード301の翼長方向間に於いてブレード301の翼全長の中心線211Pを中心とする対称位置に配設するとともに、中央部には扇形状の中央開口部521,522を、その上下部には略台形状の上下部開口部523〜526を対称形状となるように配設することにより構成されている。
さて、以上の構成からなるブレード301によれば、複数の開口部521〜526により前記実施例3と同様の作用効果を得られるとともに、三つの分割部分211A〜Cによって構成することによりブレード301の全体の強度を、特に開口部521〜526のない部分211B、211Cによって維持することができ、かつブレード301全体のメンテナンスを容易とし、さらには開口部521〜526による配設等の設計、調整その他のメンテナンスを中央領域部分211Aのみの構成部材にて達成することができる等の実施例3にはない作用効果が得られる。
尚、図12に示す三つの分割部分211A〜Cをそれぞれ別体に構成し、これを一体化して図11のブレード301を構成する実施例に代えて、実施例1及び2の如く前部111を形成するとともにこれの取付部16に表カバー材19と裏カバー材220をリベット20にて取り付けて構成することも可能である。
但し、この場合、裏カバー材220は中央領域部分、上下部領域部分を一枚の裏カバー材(図示せず)にて構成する場合に加えて前記図12に示す裏カバー材212A〜212Cの三つの裏カバー材にて分割したものを形成し、これを前部111A〜Cの取付部18にリベット20にて取り付けることにより実施することも可能である。
尚、この実施例4に於けるブレード301についても、実施例1と同様に1.0以上の揚力係数を有する流線形の翼型である構成に加えて前記開口部は、ブレードの回転軸側の面において、翼弦長に対して翼弦の前縁から55%〜95%の範囲内に配設するとともにその面積が30%〜5%の構成にて実施することが好適である。
1 風車
2 回転軸
3 ブレード
4 アーム
5 表面
6 裏面
7 連結部
7A 嵌合溝(嵌合受部)
8 発電機
9 ポール
11 前部
12 中空部
13 表面連結部
14 裏面連結部
15 段部
16 取付部
17 段部
18 取付部
19 表カバー材(後側部材)
20 リベット
21 裏カバー材(後側部材)
31 アーム支持部材
51 開口部
52 前縁
53 後縁
54 翼弦
62A 嵌合部
63 連結手段
100 風車
101 風車
110 前部
111 前部
111A 前部
111B 前部
111C 前部
200 回転軸
210 裏カバー材(後側部材)
210A 中央領域部分
210B 上部領域部分
210C 下部領域部分
210P 中心線
211A 中央領域部分
211B 上部領域部分
211C 下部領域部分
211P 中心線
212A 裏カバー材(後側部材)
212B 裏カバー材(後側部材)
212C 裏カバー材(後側部材)
220 裏カバー材(後側部材)
300 ブレード
301 ブレード
400 アーム
510 開口部
511 中央開口部
512 上部開口部
513 下部開口部
514 上部開口部
515 下部開口部
516 上部開口部
517 下部開口部
521 中央開口部
522 中央開口部
523 上部開口部
524 下部開口部
525 上部開口部
526 下部開口部
600 裏面
601 裏面
601A 裏面
601B 裏面
601C 裏面

Claims (9)

  1. ブレードの裏面に複数の開口部を配設した風力発電用風車のブレードにおいて、前記複数の開口部は、前記裏面の翼長方向間の中央領域部分と、この中央領域部分の上下翼端間の上部および下部領域部分の三つの領域部分に必要数の開口部を配設するとともに前記中央領域部分には、ブレードの翼長の中心線を中心とする対称形状の中央開口部を設けることにより構成したことを特徴とする風が発電用風車のブレード。
  2. 前記上部および下部領域部分に、前記中央領域部分の中心線を中心とする対象位置に、それぞれ対称形状の上部および下部開口部を配設することにより構成した請求項1記載の風力発電用風車のブレード。
  3. ブレードの裏面に複数の開口部を配設した風力発電用風車のブレードにおいて、前記複数の開口部は、ブレードの翼長方向間に、翼長の中心線を中心とする対象位置に配設するとともに翼長の中心線より上下翼端間の対象位置の開口部は、それぞれ対称形状の開口部を配設することにより構成したことを特徴とする風力発電用風車のブレード。
  4. 前記複数の開口部を配設したブレードの裏面は、前記複数の開口部を配設した裏カバー材(後側部材)にて構成したことを特徴とする請求項1〜3記載の風力発電用風車のブレード。
  5. ブレードの裏面に複数の開口部を配設した風力発電用風車のブレードにおいて、前記ブレードの裏面を、ブレードの前部とは別体の部材にて形成するとともに、前記ブレードの裏面を、中央領域部分を形成する中央領域部材と、上下領域部分とを形成する上部および下部領域部材との三つの部材にて形成し、かつ中央領域部材の中心線を中心とする上下方向間の対象位置に、前記複数の開口部を配設することにより構成したことを特徴とする風力発電用風車のブレード。
  6. 前記中央領域部材に配設した複数の開口部は、前記中央領域部材の中心線を中心とする対象位置の各開口部と対称形状の開口部を配設して構成したことを特徴とする請求項5記載の風力発電用風車のブレード。
  7. 前記ブレードは、1,0以上の揚力係数を有する流線形の翼型であるとともに前記複数の開口部は、翼弦に対して、ブレードの回転軸側の面である裏面であって、翼弦長に対して前縁から55%〜95%の範囲内に配設することにより構成したことを特徴とする請求項1〜6記載の風力発電用風車のブレード。
  8. 前記ブレードは、1,0以上の揚力係数を有する流線形の翼型であるとともに前記複数の開口部は、翼弦に対して、ブレードの回転軸側の面である裏面であって、翼弦長に対して前縁から55%〜95%の範囲内に配設するとともに前記複数の開口部の合計面積が、ブレードの裏面の30%〜5%であることを特徴とする請求項1〜6記載の風力発電用風車のブレード。
  9. 請求項1〜8記載のブレードを、回転軸を中心として所定角度ごとに複数設けることにより構成したことを特徴とする風力発電用風車。
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