JPH09192283A - スイミング用カウンタ - Google Patents

スイミング用カウンタ

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JPH09192283A
JPH09192283A JP436796A JP436796A JPH09192283A JP H09192283 A JPH09192283 A JP H09192283A JP 436796 A JP436796 A JP 436796A JP 436796 A JP436796 A JP 436796A JP H09192283 A JPH09192283 A JP H09192283A
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JP
Japan
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swimming
rotation
distance
speed
rotating body
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Withdrawn
Application number
JP436796A
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English (en)
Inventor
Eiji Takiguchi
栄二 滝口
Yukinori Higa
幸則 比嘉
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TOHO DENSHI KK
Original Assignee
TOHO DENSHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水泳速度,水泳時間ならびに水泳距離を正確
に測定でき、また、運動消費カロリーを正確に算出でき
るスイミング用カウンタを提供する。 【解決手段】 水流によって回転される回転体の回転を
非接触で検出し所定の回転角度毎に回転検出信号20a
を出力する回転検出手段20と、回転検出信号20aに
基づいて回転体の所定回転数の回転周期を演算し、回転
周期−水泳速度変換テーブルに基づいて水泳速度を求め
るとともに、水泳時間を計時する単発測定・記録制御部
63と、単発測定の結果を積算する累積測定・記録制御
部64と、設定された泳法,体重ならびに累積水泳時間
に基づいてカロリー消費量を演算するカロリー消費量演
算部65と、各種の動作モードを切替えるとともにLC
D表示器16に表示する内容を制御する動作モード・表
示制御部61とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水泳時間,水泳
速度,水泳距離,カロリー消費量を測定して表示するこ
とのできるスイミング用カウンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開平2−9819号公報には、水流を
受けて回転するローターと、回転数を距離に換算する回
路と、距離を表示する表示盤を備えた水泳用距離計が記
載されている。
【0003】特開平5−288563号公報には、図1
6に示すように、腰に装着可能なハウジング102と、
このハウジング内に設けられ、ハウジングを腰に装着し
て泳ぐ際、ハウジングに穿設された水流通孔を介して導
かれる水流により回転する回転体103と、この回転体
103の回転数を検知する回転数検知手段104,10
5と、回転数検知手段により検知された回転数を距離数
に変換する距離変換手段106と、距離変換手段により
演算された距離数を表示する表示手段107とを備えた
水泳距離計測器101が記載されている。なお、104
は回転体103の羽根に固着された磁石、105は磁石
からの磁力線を検出してパルス信号を出力する回転セン
サである。
【0004】特開平6−182017号公報には、水泳
運動において、水泳者の移動距離を水流量として検出す
る流量計(流量センサ)と、流量を水泳者の移動距離、
すなわち水泳距離に換算表示する機能とからなる水泳距
離計が記載されている。この水泳距離計は、水泳進行方
向に向って水泳距離計本体に取水口および排水口を備
え、水泳運動により取水口から排水口へ通過する水流に
よってロータフィンを回転させ、このロータフィンに設
けられた磁石の磁力線をリードスイッチにより電気的パ
ルス信号として検出する流量センサ部を備えている。ま
た、特開平6−182017号公報には、電子式水泳距
離計の計測、表示項目としては、水泳距離の表示に止ら
ずに、例えば任意距離における水泳速度、体重などの個
人データの設定機能による運動消費カロリー計算等、あ
るいは、水泳距離、水泳速度等の日、週、月毎の経時的
対比データなども計測し、計算し、表示することも実施
可能であることが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】原理的には、泳ぐこと
によって生ずる相対的な水流によってロータ等の回転体
を回転させ、その回転数に予め設定した単位回転数当り
の水泳距離を乗算することで、水泳距離を求めることが
できる。さらに、求めた水泳距離を水泳時間で除算する
ことで水泳速度を求めることができる。
【0006】しかしながら、同じ距離を泳いだ場合で
も、水泳速度によって回転体の回転数が異なることが、
実験の結果判明した。このため、回転数に基づいて水泳
距離を算出した場合は、算出した水泳距離の誤差が大き
くなる虞れがあり、算出した水泳距離に誤差が含まれて
いれば、水泳距離を水泳時間で除算して得た水泳速度も
不正確となる虞れがある。さらに、水泳距離の計測に誤
差が生ずると、カロリー消費量の表示結果にも誤差が含
まれてしまう。
【0007】特開平5−288563号公報に記載され
ている水泳用距離計測器は、図16に示したように、水
泳用距離計測器101のハウジング102内に複数の羽
根103aを備えた回転体103を設け、回転体3の接
線方向に水流を与えるように入口側の水流通孔108な
らびに出口側の水流通孔109を形成している。しかし
ながら、回転体103が回転しようとすると、出口側の
水流通孔109に近い羽根103aによって水を回転体
103を配置した回転体室110内側に押し込もうとす
るため、回転体103が回転しにくくなる。このため、
水泳距離または水泳速度に応じた回転数が得られにくく
なって、水泳距離の検出に誤差が生じやすくなるという
問題がある。
【0008】また、同じ距離を泳ぐ場合であっても、ク
ロールや平泳ぎ等の泳法の違いよって、消費カロリーが
異なる。そこで、健康管理等を目的として水泳をしてい
る場合は、より正確に消費カロリーを算出できるように
することが望まれていた。
【0009】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、水泳速度ならびに水泳距離をより正確
に測定でき、また、運動消費カロリーをより正確に算出
することのできるスイミング用カウンタを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係るスイミング用カウンタは、水流によって
回転される回転体と、この回転体の回転を非接触で検出
し所定の回転角度毎に回転検出信号を出力する回転検出
手段と、回転検出信号に基づいて回転体の所定回転数の
回転周期を演算する回転周期演算手段と、所定回転数の
回転周期と水泳速度との関係を予め対応付けた回転周期
−水泳速度対応手段と、この回転周期−水泳速度対応手
段によって対応付けられた水泳速度を表示する表示手段
とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、この発明に係るスイミング用カウン
タは、水流によって回転される回転体と、この回転体の
回転を非接触で検出し所定の回転角度毎に回転検出信号
を出力する回転検出手段と、回転検出信号に基づいて前
記回転体の所定回転数の回転周期を演算する回転周期演
算手段と、所定回転数の回転周期と水泳速度との関係を
予め対応付けた回転周期−水泳速度対応手段と、この回
転周期−水泳速度対応手段によって対応付けられた水泳
速度と前記所定回転数の回転周期とを積算して所定回転
数の回転周期における水泳距離を算出し、算出した水泳
距離を積算することで水泳距離を演算する水泳距離演算
手段と、水泳距離演算手段で演算した水泳距離を表示す
る表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】なお、回転体はハウジング内に配置すると
ともに、ハウジングに、回転体の接線方向に水流を与え
るように形成された入口側の水流通孔から出口側の水流
通孔に至る水流路を形成し、さらに、回転体の回動にと
もなってハウジング内に押し込まれようとする水をハウ
ジング外部へ排出させるための排出口をハウジングの出
口側の水流通孔に近接または連続して形成するのが望ま
しい。
【0013】さらに、この発明に係るスイミング用カウ
ンタは、水泳者の体重を入力するための体重入力手段
と、泳法を指定するための泳法指定手段と、水泳の継続
時間を計時する水泳継続時間計時手段または水泳距離を
求める水泳距離演算手段からなる水泳量算出手段と、泳
法別に体重と単位水泳時間当りのカロリー消費量または
泳法別に体重と単位水泳距離当りのカロリー消費量とを
対応付けたカロリー消費量対応手段と、このカロリー消
費量対応手段によって対応付けられたカロリー消費量と
水泳用算出手段で求めた水泳継続時間または水泳距離と
に基づいて水泳によって消費したカロリーを演算するカ
ロリー消費量演算手段と、このカロリー消費量演算手段
で演算したカロリー消費量を表示する表示手段とを備え
たことを特徴とする。
【0014】この発明に係るスイミング用カウンタは、
回転体の所定回転数の回転周期と水泳速度との関係を予
め対応付けた回転周期−水泳速度対応手段を備えたの
で、回転体の所定回転数の回転周期から水泳速度を対応
付けることができる。よって、より正確な水泳速度を表
示することができる。
【0015】また、この発明に係るスイミング用カウン
タは、回転周期−水泳速度対応手段によって対応付けら
れた水泳速度と所定回転数の回転周期とを積算して所定
回転数の回転周期における水泳距離を算出し、算出した
水泳距離を積算することで水泳距離を演算するので、よ
り正確な水泳距離を求めて表示することができる。
【0016】なお、回転体の回動によってハウジング内
の押し込まれようとする水をハウジング外部へ排出させ
るための排出口をハウジングの出口側の水流通孔に近接
または連続して形成しているので、回転体の回動が水流
によって抑制されにくくなり、水泳速度に応じた回転体
の回転が得られる。よって、水泳速度ならびに水泳距離
の検出精度が向上する。
【0017】さらに、この発明に係るスイミング用カウ
ンタは、泳法別に体重と単位水泳時間当りのカロリー消
費量または泳法別に体重と単位水泳距離当りのカロリー
消費量とを対応付けたカロリー消費量対応手段を備えた
ので、泳法に応じてカロリー消費量を正確に演算して表
示することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明に係
るスイミング用カウンタの外観図、図2はスイミング用
カウンタの使用例を示す説明図である。この発明に係る
スイミング用カウンタ1は、カウンタ本体2と、装着用
ベルト3とからなる。このスイミング用カウンタ1は、
水泳者の腹側に装着して使用される。
【0019】図3はカウンタ本体の平面図、図4は羽根
車からなる回転体の配置を示す一部破断平面図、図5は
カウンタ本体の縦断面図、図6はカウンタ本体の横断面
図である。図5および図6に示すように、カウンタ本体
2は、ベース(ハウジング)4にカウンタユニット5を
着脱自在に嵌着してなる。ベース4の両側に装着用ベル
ト3の取付部6を一体的に形成している。ベース4の内
部に回転体室7を形成し、この回転体室7内に軸8を介
して回転体9を回転自在に取り付けている。
【0020】カウンタユニット5は、下ケース10にO
リング11を介して上ケース12を嵌合させて、ユニッ
ト内室13を水蜜構造としている。ユニット内室13内
にプリント基板組立14を収納している。
【0021】このプリント基板組立14には、図示しな
い1チップマイクロコンピュータとその周辺電子部品
と、LCD用コネクタ15を介してLCD表示器16が
実装されるとともに、図示しない電池ホルダを介してボ
タン型の電池17が交換可能に取り付けられている。ま
た、回転体10に固着された磁石18,18によってス
イッチング動作するリードスイッチ19をプリント基板
組立14に実装している。
【0022】そして、回転体10に固着された磁石1
8,18とリードスイッチ19とで、回転検出手段20
を構成している。上ケース12は、LCD表示窓21を
備えるとともに、LCD表示窓21をフロントガラス2
2で覆うことで、ユニット内室13を水蜜構造としてい
る。
【0023】図3に示すように、カウンタユニット5
は、モードボタン23と、セレクトボタン24と、カウ
ントボタン25の3つの操作部と、表示部26を備え
る。カウントボタン25には、ボタン押下時に指がすべ
るの防止するための複数の突起25aを設けている。
【0024】図4に示すように、複数の羽根9aを備え
た回転体9は、カウンタ本体2の中心から少し偏位させ
て配置している。回転体9には、2個の磁石18を18
0度間隔で配置している。
【0025】図5に示すように、一方の磁石18はN極
が、他方の磁石18はS極がリードスイッチ19に対向
するよう配置している。これによって、回転体9が1回
転する毎にリードスイッチ19が1回オンする構造とし
ている。
【0026】図7は水流路の説明図である。ベース(ハ
ウジング)4内に形成された回転体室7内に回転自在に
軸止された回転体9に対して接線方向の水流を供給する
ように、入口側の水流通孔27から出口側の水流通孔2
8へ至る水流路29を形成している。水流路29の外側
壁30をほぼ直線とし、幅広の入口側の水流通孔27か
らの入水をテーパ部31で絞ることで、羽根9aを介し
て回転体9を有効に回動させる水流を発生させるように
している。
【0027】さらに、回転体9の回動にともなって回転
室7内に押し込まれようとする水をベース(ハウジン
グ)4の外部へ排出されるための排出口32,33を2
個設けている。出口側の水流通孔28の断面積に対し
て、第1の排出口32の断面積は小さく、第2の排出口
33の断面積はさらに小さく設定している。排出口3
2,33を設けない構造では、泳ぎ始め時に回転体9が
スムーズに回転しないことがあるが、排出口32,33
を設けることで、回転の始動特性が良好となる。また、
排出口32,33を設けることで所定の水泳速度におけ
る回転体9の回転周期のばらつきが小さくなる。
【0028】なお、図7では、第1,第2の排出口3
2,33をそれぞれ独立に形成した例を示したが、出口
側の水流通孔28に連続して開口断面積を異ならしめた
排出口を形成してもよい。
【0029】図8はこの発明に係るスイミング用カウン
タの回路ブロック構成図である。スイミング用カウンタ
1の電子回路部50は、モードボタン23,セレクトボ
タン24,カウントボタン25の各ボタンの操作に応じ
てそれぞれ作動するモードスイッチ23S,セレクトス
イッチ24S,カウントスイッチ25Sと、回転体9の
1回転毎に1パルスの信号を出力する回転検出手段20
と、1チップマイクロコンピュータ51と、LCD表示
器16と、電池17と、電池電圧監視回路52とからな
る。
【0030】1チップマイクロコンピュータ51は、L
CD駆動回路を内蔵してものを用いている。電池電圧監
視回路52は、電池17の電源電圧が予め設定した電圧
以下に低下した場合は、電池電圧低下検出出力52aを
1チップマイクロコンピュータ51へ供給する。1チッ
プマイクロコンピュータ51は、電池電圧低下検出出力
52aが供給されると、LCD表示器16に設けた電池
交換を要求するピクトグラフを点滅表示等させること
で、使用者に電池交換を促すようにしている。
【0031】図9はこの発明に係るスイミング用カウン
タの機能ブロック構成図である。この発明に係るスイミ
ング用カウンタ1は、1チップマイクロコンピュータ5
1を用いソフトウェア制御によって、動作モード・表示
制御部61と、設定データ記憶部62と、単発測定・記
録制御部63と、累積測定・記録制御部64と、カロリ
ー消費量演算部65と、水泳距離手動測定部66と、表
示内容制御部67とを構成している。
【0032】図10はこの発明に係るスイミング用カウ
ンタの動作モードと表示内容の説明図である。この発明
に係るスイミング用カウンタ1は、6つの動作モードを
有する。図9に示した動作モード・表示制御部61は、
モードスイッチ23Sが操作される毎に、単発記録,累
積記録,カロリー消費量,泳法選択,体重入力,プール
長入力の各モードを順次切替える。図11に示すよう
に、動作モード・表示制御部61は、現在どのモードに
あるかをLCD表示器16の上段に設けた動作モード表
示用のセグメントM1〜M6を点灯させることで表示す
るようにしている。
【0033】図10に示すように、単発記録モードにお
いては、セレクトスイッチ24Sが操作される毎に、水
泳時間と最高速度と水泳距離の表示が切替えられる。こ
の単発記録モードでは、泳ぎ始めてから泳ぎを止めるま
での水泳時間とその間の最高速度と水泳距離が表示され
る。累積記録モードでは、セレクトスイッチ24Sが操
作される毎に、累積水泳時間と累積最高速度と累積水泳
距離の表示が切替えられる。この累積記録モードを利用
することで、1日単位や1週間単位等での累積水泳時
間,その期間における最高速度,累積水泳距離を表示さ
せることができる。カロリー消費量モードでは、カロリ
ー消費量が表示される。
【0034】図11に示すように、水泳時間,累積水泳
時間は、LCD表示器16の中段に設けた7セグメント
の5桁の数字表示部16aを時間単位表示部16bのH
(時),M(分),S(秒)を表示する各表示セグメン
トを利用して、最大9時間59分59秒まで表示できる
ようにしている。最高速度,累積最高速度は、数字表示
部16aと速度単位表示用セグメント(m/S)16
c、ならびに、小数点用のドットセグメント16d,1
6dとを利用して表示される。水泳距離,累積水泳距離
は、数字表示部16aと距離単位表示用セグメント(K
m)16e、ならびに、小数点用のドットセグメント1
6d,16dとを利用して、最小1メートル単位で表示
される。最大表示距離は99.999キロメートルであ
る。カロリー消費量は、数字表示部16aとカロリー単
位表示用セグメント(Kcal)16f、ならびに、小
数点用のドットセグメント16d,16dを利用して表
示される。
【0035】図10に示すように、泳法選択モードで
は、セレクトスイッチ24Sを操作する毎に、クロー
ル,平泳ぎ,バタフライ,ビート板の4種類の泳法が順
次切替えられる。図11に示すように、現在どの泳法の
選択状態にあるかをLCD表示器16の下段に設けた泳
法表示用のセグメントE1〜E4を点灯させることで表
示するようにしている。例えば、クロールの泳法が選択
された状態にあるときに、モードスイッチ23Sを操作
することで、クロールが設定される。
【0036】図10に示すように、体重入力モードで
は、セレクトスイッチ24Sを用いて5キログラム単位
で体重を設定することができる。図11に示すように、
体重は、数字表示部16aと体重単位表示用セグメント
(Kg)16gを利用して表示される。水泳者の体重の
近い値が表示された状態で、モードスイッチ23Sを操
作することで、体重の入力がなされる。この実施例で
は、20〜200キログラムまでの範囲を5キログラム
単位で設定する例を示したが、設定範囲,設定単位は任
意に変更してもよい。
【0037】図10に示すように、プール長入力モード
では、セレクトスイッチ24Sを用いて、1メートル単
位でプールの全長を設定できる。図11に示すように、
プール長は、数字表示部16aと距離単位表示用セグメ
ント(Km)16eのm表示部を利用して表示される。
【0038】なお、各動作モードにおいて、セレクトス
イッチ24Sを所定時間以上(数秒以上)押し続けた場
合は、表示内容が所定の時間毎に遷移するようにしてい
る。例えば、体重入力モードでセレクトスイッチ24S
を押し続けると、体重表示が5キログラム単位で順次増
加される。また、電池17の残り容量が少なくなった場
合は、図11に示す電池切れ表示マーク16hが点灯ま
たは点滅表示される。
【0039】図9に示すように、動作モード・表示制御
部61は、泳法選択モードで選択された泳法を、設定デ
ータ記憶部62へ格納する。動作モード・表示制御部6
1は、体重入力モードで入力された体重を設定データ記
憶部62へ格納する。動作モード・表示制御部61は、
プール長入力モードで入力されたプール長を設定データ
記憶部62へ格納する。
【0040】動作モード・表示制御部61は、モードス
イッチ23Sとセレクトスイッチ24Sが同時に操作さ
れたことを検出した場合は、クリア指令61aを出力す
る。単発測定・記録制御部63は、クリア指令61aが
供給されると、単発測定・記録制御部63内に格納して
いる水泳時間63a,最高速度63b,水泳距離63c
の各データをクリアする。累積測定・記録制御部64
は、クリア指令61aが供給されると、累積測定・記録
制御部64内に格納している累積水泳時間64a,累積
最高速度64b,累積水泳距離64cの各データをクリ
アする。カロリー消費量演算部65は、クリア指令61
aが供給されると、カロリー消費量演算部65内に格納
しているカロリー消費量65aをクリアする。なお、設
定データ記憶部62内の格納されている泳法,体重,プ
ール長の各データは、クリア指令61aによってはクリ
アされないようにしている。
【0041】単発測定・記録制御部63は、回転検出手
段20から出力される回転検出信号20aに基づいて、
水泳の開始・終了を検出し、水泳の開始から終了までの
水泳時間63a,その間の最高速度63b,水泳距離6
3cを求めて出力するよう構成している。
【0042】累積測定・記録制御部64は、単発測定・
記録制御部63から出力される水泳時間63aならびに
水泳距離63cを積算して累積水泳時間64aならびに
累積水泳距離64cを演算する。また、累積測定・記録
制御部64は、単発測定・記録制御部63から出力され
る最高速度63bを監視し、先に格納してある最高速度
63bよりも大きな最高速度63bが供給された場合
は、そのより大きな最高速度63bを累積最高速度64
bとして更新する。
【0043】カロリー消費量演算部65は、累積測定・
記録制御部64から出力される累積水泳時間64aと、
設定データ記憶部62に格納されている泳法データ62
a,体重データ62bとに基づいて、カロリー消費量を
演算して、演算したカロリー消費量65aを出力する。
【0044】水泳距離手動測定部66は、カウントスイ
ッチ25Sが押下される度に、設定データ記憶部62に
格納されたプール長データ62cを積算することで、水
泳距離を測定し、手動測定距離66aを出力する。
【0045】動作モード・表示制御部61は、現在設定
されている動作モードならびに表示項目に応じて表示指
令61bを出力して、表示内容制御部67を介して表示
すべきデータをLCD表示器16に選択的に表示させ
る。
【0046】ここで、動作モード・表示制御部61は、
カウントスイッチ25Sによって水泳距離のカウント操
作がなされた否かを監視しており、カウントスイッチ2
5Sが操作された場合は、水泳者がプールでのターン毎
にカウント操作を行なう手動水泳距離測定モードを選択
したものと判断し、水泳距離ならびに累積水泳距離の表
示時には、水泳距離手動測定部66で測定した手動測定
距離66aを表示するようにしている。また、カウント
スイッチ25Sの操作がなされない場合は、回転検出手
段20を用いた自動距離測定結果、すなわち、水泳距離
63cならびに累積水泳距離64bを各動作モードに応
じて表示させるようにしている。なお、水泳距離63c
ならびに累積水泳距離64bを表示する際には、距離数
の表示を点滅させることで、現在表示している距離が自
動測定の結果であることを表わすようにしてもよい。な
お、手動水泳距離測定がなされた場合にのみ、水泳距離
の表示を行なうようにしてもよい。
【0047】図12は単発測定・記録制御部の具体例を
示す機能ブロック構成図である。単発測定・記録制御部
63は、測定開始・終了制御手段71と、水泳時間計時
手段72と、回転周期演算手段73と、回転周期−水泳
速度変換テーブル74と、最高速度演算手段75と、水
泳距離演算手段76と、水泳距離積算手段77とを備え
る。
【0048】回転検出手段20は、図4〜図6に示した
ように、羽根車からなる回転体9に固着された2個の磁
石18とリードスイッチ19から構成され、回転体9が
1回転する毎に1パルスの回転検出信号20aが出力さ
れる。
【0049】測定開始・終了制御手段71は、最初の回
転検出信号20aを検出した時点から1秒タイマを継続
的に動作をさせ、各1秒の間の回転検出信号20aの個
数(以下パルス数と記す)をカウントする。この測定開
始・終了制御手段71は、1秒間に3パルス以上のカウ
ント状態が2秒間継続した場合に、水泳が開始されたも
のと判断して、測定開始指令71aを出力する。また、
この測定開始・終了制御手段71は、1秒間のカウント
数が3パルス未満の状態が2秒間継続した場合には、泳
ぎが停止されたものと判断して、測定終了指令71bを
出力する。
【0050】このように、測定開始・終了制御手段71
は、回転検出手段20からの回転検出信号20aが、予
め設定した有効回転速度以上であるか否かを所定時間に
亘って監視して、水泳の開始ならびに終了を判断する構
成としているので、水泳者が水泳の開始や終了の操作を
行なうことなく、自動的に測定を行なうことができる。
また、コース移動やプールの出入りに際して回転体20
が回転することがあっても、その回転がゆっくりであっ
たり、また、一時的なものである場合は、水泳を開始し
たとは判断しない構成であるから、泳いでいないのに測
定を行なってしまうという誤計測を少なくすることがで
きる。
【0051】水泳時間計時手段72は、測定開始指令7
1aが供給されると、先の水泳時間63aの計時データ
をクリアした後に、計時を開始する。この水泳時間の計
時は、測定終了指令71bが供給された時点で停止され
る。この水泳時間計時手段72は、計時データを水泳時
間63aとして出力する。
【0052】回転周期演算手段73は、回転体9が予め
設定した回転数となるまでの時間を計測して出力する。
この実施例では、8回転する時間を測定するようにして
いる。すなわち、回転周期演算手段73は、回転検出信
号(パルス信号)20aの8パルス毎の周期を10ミリ
秒の精度で測定し、8パルス毎の回転周期データ73a
を出力する。
【0053】回転周期−水泳速度変換テーブル74は、
回転周期−水泳速度との関係を予め設定した変換テーブ
ルを備える。この回転周期−水泳速度変化テーブル74
は、回転周期データ73aが供給されると、水泳速度デ
ータ74aを出力する。この実施例では、水泳速度と回
転体9が8回転する周期との関係を予め測定し、その結
果に基づいて作成した回転周期−水泳速度変換テーブル
を使用している。
【0054】図13は回転周期−水泳速度変換テーブル
の内容を示す説明図である。水泳速度は毎秒0.4メー
トル〜毎秒2メートルの範囲を設定している。各水泳速
度に対応するパルス数8個の周期入力には、幅をもたせ
ている。例えば、回転周期データが1.93秒〜2.6
1秒の範囲では毎秒0.4メートルの水泳速度が、ま
た、回転周期データが0.38〜0.39秒の範囲では
毎秒2.0メートルの水泳速度が得られるようにしてい
る。
【0055】なお、何回転毎に水泳速度を求めるかは適
宜設定可能である。この実施例では、水泳速度を求める
ための回転数を比較的大きくとることで、回転体9の一
時的な回転速度の変化の影響を受けにくくして、より安
定した水泳速度データを得るようにしている。
【0056】最高速度演算手段75は、測定開始指令7
1aが供給されると、先の最高速度演算結果をクリアし
た後に、新たな演算を開始する。最高速度演算手段75
は、回転周期データ73aと水泳速度データ74aとに
基づいて水泳距離を求め、求めた距離が予め設定した速
度算出距離を越える度に、平均水泳速度を算出する。そ
して、この最高速度演算手段75は、先に算出された平
均水泳速度と新たに算出された平均水泳速度との大小関
係を比較し、大きい方の値を記憶する。この実施例で
は、水泳距離が3メートルを越える度に平均水泳速度を
算出し、より大きな平均水泳速度が算出された場合は記
憶値を更新することで、最大水泳速度を求め、求めた最
大水泳速度を最高速度63bとして出力するようにして
いる。
【0057】水泳距離演算手段76は、回転体9の所定
回転(8回転)毎に求められる回転周期データ73aと
その回転周期データ73aに基づく水泳速度データ74
aとを積算することで水泳距離データ76aを求め、求
めた水泳距離データ76aを水泳距離積算手段77へ供
給する。
【0058】水泳距離積算手段77は、回転体9の所定
回転(8回転)毎に対応して求められた水泳距離データ
76aを順次積算することで水泳距離63cを求め、求
めた水泳距離63cを出力する。なお、この水泳距離積
算手段77は、測定開始指令71aが供給されると、先
の積算結果をクリアし、新たに水泳距離の積算を開始す
る。
【0059】なお、測定開始・終了制御手段71は、図
9に示した動作モード・表示制御部61からクリア指令
61aが供給された場合は、測定終了指令71bを強制
的に出力することで、水泳時間63a,最高速度63
b,水泳距離63cの各測定結果をクリア(0に設定)
するようにしている。
【0060】なお、この実施例において、水泳時間計時
手段72は、測定開始指令71aに基づいて計時を開始
するタイマ構成を示したが、回転周期演算手段73から
出力される回転周期データ73aを積算することで、水
泳時間を計時するようにしてもよい。
【0061】図14はカロリー消費量演算部の具体例を
示す機能ブロック構成図である。カロリー消費量演算部
65は、カロリー消費量対応手段81と、カロリー消費
量演算手段82とを備える。カロリー消費量対応手段8
1は、体重,泳方別に単位水泳時間当りのカロリー消費
量データを格納したカロリー消費量テーブルを備え、泳
方データ62aに基づいて指定される泳方で、体重デー
タ62bで指定される体重における単位時間当りのカロ
リー消費量データ81aを出力する。
【0062】図15は体重,泳法別カロリー消費量テー
ブルの一例を示す説明図である。図15に示すカロリー
消費量テーブルは、水泳時間1分???当りのカロリー
消費量を格納している。このカロリー消費量テーブルに
は、予め求めたカロリー消費量の近似値を格納してい
る。
【0063】カロリー消費量の近似値は、 体重 × 泳方別係数 × エネルギー代謝近似値 ×
基礎代謝基準値 の計算式で求めたものである。泳方別係数は、クロール
は1.0、平泳ぎは0.85、バタフライは1.2、ビ
ート板は0.5の値を用いている。エネルギー代謝近似
値は、競泳選手のエネルギー代謝値20の2/3の値
(20×2/3)を用いている。基礎代謝基準値は、2
0〜29歳の男性の基礎代謝基準値0.0167を用い
ている。
【0064】なお、性別や年令についても入力・設定が
できる構成とし、性別や年令等を含めて、カロリー消費
量を設定するようにしてもよい。
【0065】図14に示したカロリー消費量演算手段8
2は、カロリー消費量対応手段81から供給される単位
水泳時間(1分)当りのカロリー消費量データ81a
と、図9に示した累積測定・記録制御部64から供給さ
れる累積水泳時間64aとに基づいて、カロリー消費量
を積算し、積算したカロリー消費量65aを出力する。
このカロリー消費量演算手段82は、図9に示した動作
モード・表示制御部61からクリア指令61aが供給さ
れた場合は、カロリー消費量65aをクリア(0に設
定)する。
【0066】そして、累積水泳時間64aを監視し、累
積水泳時間64aが1分増加するごとに、カロリー消費
量データ81aを積算するようにしている。このよう
に、所定時間経過毎にカロリー消費量データ81aを積
算する構成としているので、他の泳方が選択された場合
には選択された泳方に応じたカロリー消費量データ81
aに基づいてカロリー消費量の積算がなされる。よっ
て、各種の泳方を組合せながら水泳トレーニングを行な
う場合でも、正確なカロリー消費量を求めることができ
る。
【0067】なお、カロリー消費量対応手段81は、カ
ロリー消費量テーブルを備える代わりに、前述のカロリ
ー消費量の近似値の計算式に基づいて単位水泳時間当り
のカロリー消費量を計算する計算手段を備える構成とし
てもよい。
【0068】また、この実施例では単位水泳時間当りの
カロリー消費量に基づいてカロリー消費量を求める構成
について示したが、単位水泳距離(例えば10メート
ル)当りのカロリー消費量データを体重,泳方別に格納
してカロリー消費量テーブル、または、カロリー消費量
の計算手段を備え、累積水泳距離に基づいてカロリー消
費量を算出する構成としてもよい。
【0069】以上の構成であるから、この発明に係るス
イミング用カウンタ1を、図2に示したように水泳者の
腰に装着した状態で水泳を開始すると、単発測定・記録
制御部63は、自動的に計測を開始し、泳ぎを止めると
自動的に計測を終了する。したがって、泳ぎを止めた時
点で、今回の水泳における水泳時間,最高速度,水泳距
離を選択的に表示させて確認することができる。また、
累積測定・記録制御部64は、水泳時間,水泳距離をそ
れぞれ積算するので、例えば1日単位や1週間単位での
水泳量を知ることができる。また、いままでの最高速度
を知ることができる。水泳の開始時や終了時に何ら操作
する必要がないので、測定忘れ等が発生することがな
く、水泳時間等の計測を正確に行なうことができる。
【0070】さらに、プール長の設定入力を行なった後
に、例えばターン毎にカウントボタン25を操作するこ
とで、水泳距離が積算されるので、ターン回数を覚えて
おいてターン回数にプール長を乗算して水泳距離を求め
るということをすることなく、正確な水泳距離を知るこ
とができる。
【0071】また、水泳者の体重ならびに泳方を設定し
ておくことで、カロリー消費量が自動的に積算されるの
で、カロリー消費量を選択的に表示させることで、水泳
によるカロリー消費量を知ることができ、健康管理等に
役立てることができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係るこの
発明に係るスイミング用カウンタは、水流により回転さ
れる回転体の所定回転数の回転周期と水泳速度との関係
を予め対応付けた回転周期−水泳速度対応手段を備えた
ので、回転体の所定回転数の回転周期から水泳速度を対
応付けることができる。よって、より正確な水泳速度を
表示することができる。
【0073】また、この発明に係るスイミング用カウン
タは、回転周期−水泳速度対応手段によって対応付けら
れた水泳速度と所定回転数の回転周期とを積算して所定
回転数の回転周期における水泳距離を算出し、算出した
水泳距離を積算することで水泳距離を演算するので、よ
り正確な水泳距離を求めて表示することができる。
【0074】なお、回転体の回動によってハウジング内
の押し込まれようとする水をハウジング外部へ排出させ
るための排出口をハウジングの出口側の水流通孔に近接
または連続して形成しているので、回転体の回動が水流
によって抑制されにくくなり、水泳速度に応じた回転体
の回転が得られる。よって、水泳速度ならびに水泳距離
の検出精度が向上する。
【0075】さらに、この発明に係るスイミング用カウ
ンタは、泳法別に体重と単位水泳時間当りのカロリー消
費量または泳法別に体重と単位水泳距離当りのカロリー
消費量とを対応付けたカロリー消費量対応手段を備えた
ので、泳法に応じてカロリー消費量を正確に演算して表
示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスイミング用カウンタの外観図
である。
【図2】この発明に係るスイミング用カウンタの使用例
を示す説明図である。
【図3】カウンタ本体の平面図である。
【図4】羽根車からなる回転体の配置を示すカウンタ本
体の一部破断平面図である。
【図5】カウンタ本体の縦断面図である。
【図6】カウンタ本体の横断面図である。
【図7】羽根車からなる回転体の水流路の説明図であ
る。
【図8】この発明に係るスイミング用カウンタの回路ブ
ロック構成図である。
【図9】この発明に係るスイミング用カウンタの機能ブ
ロック構成図である。
【図10】この発明に係るスイミング用カウンタの動作
モードと表示内容の説明図である。
【図11】LCD表示器の表示項目の説明図である。
【図12】単発測定・記録制御部の具体例を示す機能ブ
ロック構成図である。
【図13】回転周期−水泳速度変換テーブルの内容を示
す説明図である。
【図14】カロリー消費量演算部の具体例を示す機能ブ
ロック構成図である。
【図15】体重,泳法別カロリー消費量テーブルの一例
を示す説明図である。
【図16】従来の水泳距離計測器の構造を示す部分断面
【符号の説明】
1 スイミング用カウンタ 2 カウンタ本体 3 装着用ベルト 4 ベース(ハウジング) 9 回転体 16 LCD表示器 17 電池 18 磁石 19 リードスイッチ 20 回転検出手段 27 入口側の水流通孔 28 出口側の水流通孔 32,33 排出口 51 1チップマイクロコンピュータ 61 動作モード・表示制御部 62 設定データ記憶部 63 単発測定・記録制御部 64 累積測定・記録制御部 65 カロリー消費量演算部 66 水泳距離手動測定部 67 表示内容制御部 71 測定開始・終了制御手段 72 水泳時間計時手段 73 回転周期演算手段 74 回転周期−速度対応手段(回転周期−速度変換テ
ーブル) 75 最高速度演算手段 76 水泳距離演算手段 77 水泳距離積算手段 81 カロリー消費量対応手段 82 カロリー消費量演算手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水流によって回転される回転体と、 この回転体の回転を非接触で検出し所定の回転角度毎に
    回転検出信号を出力する回転検出手段と、 前記回転検出信号に基づいて前記回転体の所定回転数の
    回転周期を演算する回転周期演算手段と、 前記所定回転数の回転周期と水泳速度との関係を予め対
    応付けた回転周期−水泳速度対応手段と、 この回転周期−水泳速度対応手段によって対応付けられ
    た水泳速度を表示する表示手段とを備えたことを特徴と
    するスイミング用カウンタ。
  2. 【請求項2】 水流によって回転される回転体と、 この回転体の回転を非接触で検出し所定の回転角度毎に
    回転検出信号を出力する回転検出手段と、 前記回転検出信号に基づいて前記回転体の所定回転数の
    回転周期を演算する回転周期演算手段と、 前記所定回転数の回転周期と水泳速度との関係を予め対
    応付けた回転周期−水泳速度対応手段と、 この回転周期−水泳速度対応手段によって対応付けられ
    た水泳速度と前記所定回転数の回転周期とを積算して所
    定回転数の回転周期における水泳距離を算出し、算出し
    た水泳距離を積算することで水泳距離を演算する水泳距
    離演算手段と、 水泳距離演算手段で演算した水泳距離を表示する表示手
    段とを備えたことを特徴とするスイミング用カウンタ。
  3. 【請求項3】 前記回転体はハウジング内に配置すると
    ともに、前記ハウジングに、前記回転体の接線方向に水
    流を与えるように形成された入口側の水流通孔から出口
    側の水流通孔に至る水流路を形成し、さらに、回転体の
    回動にともなってハウジング内に押し込まれようとする
    水をハウジング外部へ排出させるための排出口を前記ハ
    ウジングの出口側の水流通孔に近接または連続して形成
    したことを特徴とする請求項1または2記載のスイミン
    グ用カウンタ。
  4. 【請求項4】 水泳者の体重を入力するための体重入力
    手段と、 泳法を指定するための泳法指定手段と、 水泳の継続時間を計時する水泳継続時間計時手段、また
    は、水泳距離を求める水泳距離演算手段からなる水泳量
    算出手段と、 泳法別に体重と単位水泳時間当りのカロリー消費量また
    は泳法別に体重と単位水泳距離当りのカロリー消費量と
    を対応付けたカロリー消費量対応手段と、 このカロリー消費量対応手段によって対応付けられたカ
    ロリー消費量と、水泳用算出手段で求めた前記水泳継続
    時間または前記水泳距離とに基づいて水泳によって消費
    したカロリーを演算するカロリー消費量演算手段と、 このカロリー消費量演算手段で演算したカロリー消費量
    を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするスイミ
    ング用カウンタ。
JP436796A 1996-01-12 1996-01-12 スイミング用カウンタ Withdrawn JPH09192283A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001520098A (ja) * 1997-10-20 2001-10-30 ザ・リサーチ・ファウンデーション・オブ・ザ・ステート・ユニバーシティー・オブ・ニューヨーク 水泳選手トレーニング用システム及び方法
JP2003339682A (ja) * 2002-05-22 2003-12-02 Keiko Kurokawa 水中運動計
JP2008253470A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Seiko Epson Corp 水泳距離計測装置及びその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003339682A (ja) * 2002-05-22 2003-12-02 Keiko Kurokawa 水中運動計
JP2008253470A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Seiko Epson Corp 水泳距離計測装置及びその制御方法

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Effective date: 20030401