JPH09191473A - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

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JPH09191473A
JPH09191473A JP10145696A JP10145696A JPH09191473A JP H09191473 A JPH09191473 A JP H09191473A JP 10145696 A JP10145696 A JP 10145696A JP 10145696 A JP10145696 A JP 10145696A JP H09191473 A JPH09191473 A JP H09191473A
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JP
Japan
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signal
output
color
circuit
television
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JP10145696A
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Takashi Hata
隆司 畑
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多方式のテレビジョン信号を再生するテレビ
ジョン受信機においてカラー方式を自動的に判別して各
種の信号処理回路を切り替えると共にくし形フィルタの
遅延量も自動的に切り替えるようにしたテレビジョン受
信機を提供することを目的とする。 【解決手段】 コンポジットビデオ信号が入力端子1か
ら入力される。このときスイッチSW1乃至SW3は、
初期設定でa側に切り替わった状態になっており、ビデ
オ信号処理回路6のカラー復調回路からの情報をマイク
ロコンピュータ5に送り、テレビジョン信号の方式をを
判別する。そして、マイクロコンピュータ5はスイッチ
SW1乃至SW3を制御して、各方式に合ったように切
り替えると共に、くし形フィルタ2の遅延量をPALと
NTSCとで切り替えて、それぞれの方式に適合したく
し形フィルタを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるテレビジョ
ン方式のテレビジョン信号を受信できるようにしたテレ
ビジョン受信機に関するもので、特に、異なるテレビジ
ョン信号をくし形フィルタにより輝度信号と色信号とを
分離できるようにしたテレビジョン受信機である。
【0002】
【従来の技術】現在、テレビジョン放送の方式は、NT
SC方式とPAL方式とSECAM方式の3方式に分け
ることがでる。これらの3つの方式は、走査線数やカラ
ー信号の伝送などが異なるため、その受信装置も異な
る。
【0003】このように異なる方式のテレビジョン信号
を1つのテレビジョン受信機で、受信できるようにした
多方式テレビジョン受信機が提案されている。
【0004】ところで、テレビジョン信号は、輝度信号
に色信号が重畳されてされているコンポジットビデオ信
号であり、テレビジョン受信機では、このコンポジット
ビデオ信号から輝度信号と色信号を分離する処理をす
る。そこで、その分離の精度が高ければ、高画質な輝度
信号と色信号を得ることができる。このように高精度の
分離回路としては、一般にくし形フィルタが用いられて
いる。くし形フィルタの構成は、具体的には、昭和61
年7月30日の日刊工業新聞社発行の「画像のデジタル
信号処理」の第106頁から第108頁に記載されてい
る。
【0005】特に、近年のテレビジョン受信機において
は、このくし形フィルタを用いることが多くなってきて
いる。ところが、このくし形フィルタは、色信号の周波
数が、水平周波数の定数倍に選ばれているシステムしか
採用できない。そのため、多方式のテレビジョン受信機
で採用しようとすれば、テレビジョン方式で言えば、N
TSC方式かPAL方式でしか採用できず、SECAM
方式では採用できない。
【0006】また、くし形フィルタの構成は、複数また
は1つの水平同期周期の期間の遅延回路を用いて、遅延
信号と非遅延信号とを加算または減算することで、コン
ポジットビデオ信号から輝度信号と色信号とを分離して
抽出することができる。
【0007】従って、クシ形フィルタは水平周波数と色
信号の周波数との関係が、そのテレビジョン信号方式で
定められている定数倍になっていないと、遅延信号と非
遅延信号との位相がずれるため、正常な輝度信号と色信
号出力が得られない。
【0008】ところが、上述したようにくし形フィルタ
を使用できるのは、NTSC方式とPAL方式である
が、先ほど説明したように、くし形フィルタは、水平周
波数と色信号の周波数の関係により遅延量を決めなけれ
ばならないが、NTSC方式とPAL方式とでは、その
関係が異なるので、放送方式にあったように遅延量を変
化させなければならない。
【0009】そのため、多方式のテレビジョン受信機で
は、くし形フィルタの遅延回路の遅延時間は、NTSC
方式の信号を受信するときと、PAL方式の信号を受信
するときでは、それぞれの方式に定められた遅延時間に
設定する必要がある。
【0010】そこで、従来は、くし形フィルタを搭載し
ているテレビジョン受信機で、操作者が、手動のスイッ
チにより指示をして、受信している放送方式にあわせて
適切な遅延量を設定するようにしていた。
【0011】この従来技術を図6に示す。図6におい
て、1はコンポジットビデオ信号が入力される入力端
子、2はNTSC方式及びPAL方式の切り替えができ
るくし形フィルタ、3はクロマ信号をトラップするクロ
マトラップ、4はクロマ信号を通過させるクロマバンド
パスフィルタ(BPF)、9はビデオ信号を処理するた
めのビデオ信号処理回路、7は陰極線管(CRT)、8
はマイクロコンピュータ、SW4、SW5はスイッチで
ある。
【0012】次に、動作を説明する。図6において、ま
ず、受信するテレビジョン信号は、NTSC方式、PA
L方式、SECAM方式のいずれかの信号であるが、前
述したようにそれぞれの方式は、受信回路が異なるた
め、受信回路を各方式に合うように設定しなければなら
ない。そこで、この回路では、操作者が、スイッチSW
7によって予めテレビジョン方式を設定する。
【0013】マイクロコンピュータ8は、スイッチSW
7が押圧されるごとに、ドグル動作で切り替わるように
なっており、カラー方式をPAL→NTSC→SECA
M→PAL→・・・と順次カラー方式を切り替える切り
替え信号をくし形フィルタ2、スイッチSW4,SW
5、ビデオ信号処理回路9へ出力して、各回路を所定の
動作を行うようにする。
【0014】ここで、各方式についての動作を説明す
る。まず、操作者が、テレビジョン受信機を受信したい
チャンネルを選択すると同時に、その受信チャンネルの
テレビジョン方式もスイッチSW7で選択する。
【0015】例えば、PAL方式のチャンネルを選択す
ると、マイクロコンピュータ8は、ビデオ信号処理回路
9のカラー復調回路をPAL方式の復調回路に選択す
る。そして、スイッチSW4及びSW5をそれぞれb側
に切り替える。
【0016】また、くし形フィルタ2をPAL方式に適
合するようにくし形フィルタ2の遅延回路を切り替え
る。すなわち、このくし形フィルタ2の具体的な構成と
しては、図7に示すように、入力端子13から入力され
るコンポジットビデオ信号を1水平走査線期間遅延する
1H遅延回路9と2水平走査数期間遅延する2H遅延回
路10とスイッチSW6と加算回路11と減算回路12
とからなる。そして、PAL方式の場合には、この遅延
回路を2H遅延回路10側にスイッチSW6を切り替え
ることにより、PAL用のくし形フィルタとして構成
し、NTSCの場合には、この遅延回路を1H遅延回路
9側にスイッチSW6を切り替えることにより、NTS
C用のくし形フィルタとして構成することができる。
【0017】よって、PAL方式のコンポジットビデオ
信号が、入力されると、くし形フィルタ2を介してスイ
ッチSW4には、輝度(Y)信号が出力され、スイッチ
SW5には、色(C)信号が出力される。
【0018】このY信号とC信号がビデオ信号処理回路
9に入力されて、PAL方式の復調回路で復調されて、
CRT7へビデオ信号が出力されて表示される。
【0019】一方、NTSCのコンポジットビデオ信号
が入力された場合は、マイクロコンピュータ8は、ビデ
オ信号処理回路9のカラー復調回路をNTCS方式の復
調回路に選択する。そして、スイッチSW4及びSW5
をそれぞれb側に切り替える。
【0020】また、くし形フィルタ2をNTSC方式に
適合するようにくし形フィルタ2の遅延回路を切り替え
る。NTSCの場合には、この遅延回路を1H遅延回路
9側にスイッチSW6を切り替えることにより、NTS
C用のくし形フィルタとして構成する。
【0021】よって、NTSC方式のコンポジットビデ
オ信号が、入力されると、くし形フィルタ2を介してス
イッチSW4には、輝度(Y)信号が出力され、スイッ
チSW5には、色(C)信号が出力される。
【0022】このY信号とC信号がビデオ信号処理回路
9に入力されて、NTSC方式の復調回路で復調され
て、CRT7へビデオ信号が出力されて表示される。
【0023】更に、SECAM方式のコンポジットビデ
オ信号が入力されると、マイクロコンピュータ8は、ビ
デオ信号処理回路9のカラー復調回路をSECAM方式
の復調回路に選択する。そして、スイッチSW4及びS
W5をそれぞれa側に切り替える。
【0024】従って、SECAM方式のコンポジットビ
デオ信号が、入力されると、クロマトラップフィルタ3
から輝度(Y)信号が出力され、クロマBPF4からは
色(C)信号が出力され、スイッチSW4,SW5から
ビデオ信号処理回路9へそれぞれの信号が供給される。
【0025】そして、ビデオ信号処理回路9でSECA
M方式の復調回路で処理された後、CRT7へビデオ信
号が出力されて表示される。
【0026】このようにして構成された多方式を受信で
きるテレビジョン受信機において、くし形フィルタを搭
載したものは、NTSCとPALでくし形フィルタの遅
延回路の遅延量を切り替える必要がある。
【0027】ところで、カラー方式を判別するために
は、色信号を再生したのちに判別する方法が一般的に知
られており、このこの方法を用いると、くし形フィルタ
の場合では、遅延回路の遅延量をNTSC方式とPAL
方式とで適合したものでないと位相がずれてしまい適正
な色信号を再生できないので、カラー方式を正しく判別
できない。
【0028】そのため、自動的にカラー方式を判別する
システムを構成することができないので、くし形フィル
タの遅延量は、手動で切り替えざるを得ない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みなされたものであり、多方式のテレビジョン信号
を再生するテレビジョン受信機においてカラー方式を自
動的に判別して各種の信号処理回路を切り替えると共に
くし形フィルタの遅延量も自動的に切り替えるようにし
たテレビジョン受信機を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、異なる放送方
式のテレビジョン信号を受信可能なテレビジョン受信機
において、受信したテレビジョン信号を輝度信号及び色
信号に分離するくし形フィルタと、受信したテレビジョ
ン信号から色信号成分を減衰して輝度信号のみを分離す
る輝度信号分離フィルタと、受信したテレビジョン信号
から色信号のみを分離する色信号分離フィルタと、受信
したテレビジョン信号の輝度信号及び色信号を処理する
信号処理回路と、前記くし形フィルタからの出力と受信
したテレビジョン信号のスルーの出力とを切り替えて前
記信号処理回路へ出力する第1のスイッチ手段と、前記
スルーの出力とそのスルーの出力を前記輝度分離フィル
タに通過させた後の出力とを切り替え前記信号処理回路
へ出力する第2のスイッチと、前記くし形フィルタの出
力と前記色分離フィルタの出力とを切り替える第3のス
イッチと、前記信号処理回路の色信号処理によって放送
方式を判別する判別情報を出力する判別情報出力と、前
記判別出力により前記第1、第2、第3のスイッチを切
り替え、更に、前記くし形フィルタの遅延量を切り替え
るように制御する制御手段とからなることを特徴とする
テレビジョン受信機である。
【0031】また、前記制御手段は、前記色分離フィル
タの出力が前記信号処理回路へ出力されるように制御し
て、前記判別出力を得るようにしたことを特徴とする。
【0032】更に、前記制御手段は、前記色分離フィル
タの出力が前記信号処理回路へ出力されるように制御し
て、前記判別出力を得た後、放送方式に応じて前記くし
形フィルタを通過させるるようにしたことを特徴とす
る。
【0033】そして、前記制御手段は、前記色分離フィ
ルタの出力が前記信号処理回路へ出力されるように制御
して、前記判別出力を得た後、放送方式に応じて前記く
し形フィルタを通過させるると共に、くし形フィルタの
遅延量を可変するようにしたことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。図1は、本発明の実施例のブロッ
ク図であり、図6の従来技術で示す図番と同じもについ
ては、同じ機能を示すものであるため、その説明は割愛
する。図1において、図6の従来技術と異なるのは、従
来技術のスイッチSW4、スイッチSW5に代わりスイ
ッチSW1、スイッチSW2、スイッチSW3で構成さ
れた切り替えの配置と、マイコン5の動作が異なる。そ
して、ビデオ信号処理回路6の構成も異なる。スイッチ
の切り替えは、コンポジットビデオ信号をスルーに出力
するか、くし形フィルタ2を通過させるかを選択するす
るスイッチSW1を設け、更に、そのスイッチSW1を
経た出力をクロマトラップ3を通過させ、また、クロマ
BPF4を通過させるか否かを選択するスイッチSW
2、SW3を設けた構成である。そして、そのスイッチ
SW1乃至SW3をビデオ信号処理回路6からの出力で
マイコン5が制御するようにした構成である。
【0035】はじめに、この実施例では、自動的にテレ
ビジョン方式を判別して色復調回路を切り替えるととも
に、スイッチSW1、SW2,SW3とくし形フィルタ
の遅延回路を切り替えるようにしている。そして、この
テレビジョン方式の判別をビデオ信号処理回路6の色復
調回路の出力をマイコン5で行っている。
【0036】まず、このテレビジョン方式の判別の動作
について説明する。図4は、この実施例のテレビジョン
受信機のビデオ信号処理回路6の一部である色復調回路
14である。
【0037】色復調回路14は、PAL復調器18,S
ECAM復調器20およびNTSC復調器22を含む。
PAL復調器18,SECAM復調器20およびNTS
C復調器22にそれぞれ対応して、ACCキラー回路2
4,IDキラー回路26およびACCキラー回路28が
設けられる。これらのACCキラー回路24,IDキラ
ー回路26およびACCキラー回路28は、復調可否判
別手段として機能する。
【0038】すなわち、端子30から入力されたビデオ
信号はACCキラー回路24,IDキラー回路26およ
びACCキラー回路28に与えられ、そのビデオ信号が
復調できるか否かが判断され、その結果に応じて復調可
否を示すキラー信号が、ACCキラー回路24,IDキ
ラー回路26およびACCキラー回路28から、色復調
回路14の外部のマイコン16に与えられる。復調可能
を示すキラー信号が出力されれば、それに続く復調器で
ビデオ信号が復調される。たとえば、ビデオ信号がPA
L信号であれば、ACCキラー回路24から復調可能を
示すキラー信号が出力され、IDキラー回路26および
ACCキラー回路28からは復調不可能を示すキラー信
号が出力される。このときには、PAL復調器18でP
AL信号が復調されるが、SECAM復調器20および
NTSC復調器22ではPAL信号は復調されない。
【0039】そして、PAL復調器18,SECAM復
調器20およびNTSC復調器22から出力される色差
信号すなわちR−YおよびB−Y信号はスイッチ32に
与えられる。スイッチ32はマイコン5からのカラーシ
ステムコントロール信号に応じてスイッチング制御さ
れ、PAL,SECAMおよびNTSCのうちいずれか
のR−YおよびB−Y信号を選択してマトリクス回路3
4に送る。
【0040】ここで、マイコン5はメモリ36を含み、
メモリ36には図5に示すようなカラー方式の自動判別
のためのプログラムが記憶されているほか、そのエリア
P,SおよびNにそれぞれキラー信号が格納される。し
たがって、マイコン5はエリアP,SおよびNにそれぞ
れ格納されたキラー信号に応じて色復調回路14に対し
てカラーシステムコントロール信号を出力して、復調す
べきカラー方式を指示する。
【0041】マトリクス回路34からは色差信号である
R−Y,B−Y,G−Y信号がCRT・ドライブアンプ
38に送られ、そして、CRT40上に再生される。ま
た、端子30からのビデオ信号はY信号処理回路40に
送られ、シャープネス,コントラストおよびブライトが
調整されて、CRTドライブアンプ38に送られる。
【0042】このように、テレビジョン受信機では、色
復調回路14の外部すなわちマイコン5から、どの方式
(PAL/SECAM/NTSC)でビデオ信号を復調
するのかをコントロールし、CRT7に出力すべき復調
信号を決定している。
【0043】このようなテレビジョン受信機の主要な動
作を図5を参照して説明する。 まず、図5に示すステ
ップS1において、PAL復調モードに設定される。す
なわち、マイコン5は、ビデオ信号をPAL信号として
復調するように、色復調回路14に対してカラーシステ
ムコントロール信号を出力する。すると、ACCキラー
回路24は、入力されたビデオ信号がPAL信号か否か
を判断する。PAL信号であれば復調可能を示すキラー
信号“0”が出力され、PAL信号でなければ、復調不
可能を示すキラー信号“1”が出力される。ステップS
3において、このキラー信号はメモリ36のエリアPに
格納される。
【0044】次いで、ステップS5において、SECA
M復調モードに設定される。すなわち、マイコン5は、
ビデオ信号をSECAM信号として復調するように、色
復調回路14に対しカラーシステムコントロール信号を
出力する。すると、IDキラー回路26は、ビデオ信号
がSECAM信号か否かを判断し、SECAM信号であ
れば復調可能を示すキラー信号“0”を出力し、SEC
AM信号でなければ復調不可能を示すキラー信号“1”
を出力する。ステップS7において、このキラー信号は
メモリ36のエリアSに格納される。
【0045】次いで、ステップS9において、NTSC
復調モードが設定される。すなわち、マイコン5は、ビ
デオ信号をNTSC信号として復調するように、色復調
回路14に対しカラーシステムコントロール信号を出力
する。すると、ACCキラー回路28は、ビデオ信号が
NTSC信号か否かを判断する。ACCキラー回路28
は、ビデオ信号がNTSC信号であれば復調可能を示す
カラー信号“0”を出力し、NTSC信号でなければ復
調不可能を示すキラー信号“1”を出力する。ステップ
S11において、このキラー信号はメモリ36のエリア
Nに格納される。
【0046】次いでステップS13において、エリアP
およびエリアSにそれぞれ格納されるキラー信号がとも
に“0”か否かが判断される。“NO”であればステッ
プS15に進み、エリアPに格納されるキラー信号が
“0”か否かが判断される。“YES”であれば、ステ
ップS17に進み、PAL復調モードに設定される。す
なわち、このときマイコン5から出力されるカラーシス
テムコントロール信号によって、ACCキラー回路24
が動作し、PAL復調器18でビデオ信号が復調され、
スイッチ32はPAL復調器18からの色差信号を選択
する。次いで、ステップS19において、ACCキラー
回路24からのキラー信号は“1”になったか否かが判
断される。キラー信号が“1”にならない限りPAL復
調モードで処理を続け、“1”になればステップS1に
戻る。
【0047】ステップS15が“NO”であれば、ステ
ップS21において、エリアSに格納されたキラー信号
が“0”か否かが判断される。“YES”であればステ
ップS23において、SECAM復調モードに設定され
る。すなわち、このときマイコン5からのカラーシステ
ムコントロール信号によって、IDキラー回路26が動
作し、SECAM復調器20でビデオ信号が復調され、
スイッチ32はSECAM復調器20からの色差信号を
選択する。そして、ステップS25において、IDキラ
ー回路26からのキラー信号は“1”であるか否かが判
断される。キラー信号が“1”にならない限りSECA
M復調モードで処理を続け、“1”になればステップS
1に戻る。
【0048】ステップS21が“NO”であれば、ステ
ップS27において、エリアNに格納されるキラー信号
が“0”か否かが判断される。“YES”であればステ
ップS28において、NTSC復調モードが設定され
る。NTSC復調器22でビデオ信号が復調される。す
なわち、このときマイコン5から出力されるカラーシス
テムコントロール信号によって、ACCキラー回路28
が動作し、NTSC復調器22でビデオ信号が復調さ
れ、スイッチ32はNTSC復調器22からの色差信号
を選択する。そして、ステップS29において、ACC
キラー回路28からのキラー信号は“1”であるか否か
が判断される。キラー信号が“1”にならない限りNT
SC復調モードで処理を続け、“1”になればステップ
S1に戻る。
【0049】ステップS27が“NO”であれば、白黒
放送と判断され、ステップS1に戻る。
【0050】ステップS13において、ステップS13
が“YES”、すなわちACCキラー回路24およびI
Dキラー回路26からともに復号可能を示すキラー信号
“0”が出力されれば、ステップS31に進む。ステッ
プS13が“YES”になるのは、PALの色搬送波周
波数とSECAMの色搬送波周波数とが近いためACC
キラー回路24またはIDキラー回路26のいずれかが
誤動作する場合である。そこで、使用地域などに応じ
て、SECAM復調モードおよびPAL復調モードのう
ちいずれを優先するのかを予めプログラミングしてお
く。
【0051】そして、ステップS31において、SEC
AM復調モードを優先するか否かが判断される。SEC
AM復調モードを優先するようにプログラミングしてい
れば、ステップS33に進む。ステップS33におい
て、SECAM復調モードが設定され、ステップS23
と同様に処理される。そして、ステップS35におい
て、IDキラー回路26からのキラー信号は“1”であ
るか否かが判断され、“1”にならない限りSECAM
復調モードで処理を続け、“1”になればステップS1
に戻る。
【0052】ステップS31が“NO”、すなわちPA
L復調モードを優先するようにプログラミングしていれ
ば、ステップS37に進む。ステップS37において、
PAL復調モードが設定され、ステップS17と同様に
処理される。次いで、ステップS39において、ACC
キラー回路24からのキラー信号は“1”であるか否か
が判断され、“1”にならない限りPAL復調モードで
処理を続け、“1”になればステップS1に戻る。
【0053】以下、テレビジョン受信機の動作を、より
具体的に説明する。
【0054】たとえば、ビデオ信号としてNTSC信号
が入力されるとする。
【0055】マイコン5は、まずビデオ信号をPAL信
号として復調するように、色復調回路14に対しカラー
システムコントロール信号を出力する。すると、ACC
キラー回路24が動作する。入力されたビデオ信号(N
TSC信号)はPAL信号でないので、ACCキラー回
路24は、PAL復調器18ではそのビデオ信号を復調
できないことを示すキラー信号“1”をマイコン5に送
る。
【0056】次いで、マイコン5は、ビデオ信号をSE
CAM信号として復調するように、色復調回路14に対
してカラーシステムコントロール信号を出力する。する
と、IDキラー回路26が動作する。入力されたビデオ
信号はSECAM信号でないので、ACCキラー回路2
4は、SECAM復調器20ではそのビデオ信号を復調
できないことを示すキラー信号“1”をマイコン5に送
る。
【0057】次いで、マイコン5は、ビデオ信号をNT
SC信号として復調するように、色復調回路14に対し
てカラーコントロール信号を出力する。すると、ACC
キラー回路28が動作する。入力されたビデオ信号はN
TSC信号であるので、ACCキラー回路28は、NT
SC復調器22でビデオ信号を復調できることを示すキ
ラー信号“0”をマイコン5に送る。
【0058】するとマイコン5では、ビデオ信号がNT
SC信号であることを認識し、復調モードをNTSC復
調モードに設定し、スイッチ32にNTSC復調器22
からの出力を選択させる。
【0059】このようにして、プログラミングされた動
作に従って、カラー方式を順次サーチし、入力されたビ
デオ信号のカラー方式を自動的に判別する。このテレビ
ジョン受信機は、マイコン5のメモリ36内に格納され
たプログラムによって動作するので、その動作の変更に
はプログラムを変更すればよい。この動作の変更のため
には、色復調回路14のICの回路変更は不要となるの
で、EPROMやワンタイム・マイコンを用いれば、従
来より飛躍的に早く、変更後の動作を確認できる。
【0060】また、この実施例において、マイコン5が
PAL,SECAM,NTSCをサーチした後、PAL
とSECAMについてそれぞれACCキラー回路24お
よびIDキラー回路26から復調可能を示すキラー信号
“0”が出力されていると、PAL復調モードおよびS
ECAM復調モードのうちいずれかを優先しなければな
らないが、この実施例ではプログラムによって優先順位
を設定することも容易に行える。
【0061】尚、このようなテレビジョン信号の判別方
法は、先に出願人が特願平7−247267号で提案し
ている。
【0062】以上のようにして判別されたテレビジョン
信号の判別出力により、マイコン5は、図2フローチャ
ートのように動作を行う。すなわち、テレビジョン受信
機の電源をオンすると(S41)、マイコン5は、スイ
ッチSW1乃至SW3をすべてa側に切り替える初期設
定をおこなう(S42)。これは、電源オンしたとき
に、受信しているのがどのテレビジョン信号の方式なの
かわからないことや、ビデオ信号処理回路6で上述した
ようなテレビジョン信号の方式を正しく判別するため
に、くし形フィルタ2を介さず、クロマBPF4のみを
通過して色信号を得て、ビデオ信号処理回路6へ入力す
る。
【0063】この入力されたビデオ信号処理回路6の色
復調回路14により、上述した動作で、テレビジョン信
号の方式を判別する。この時、クロマBPF4は、テレ
ビジョン信号の方式に応じて例えば、順次、帯域を切り
替えれらて、いずれの方式であっても色信号を抽出でき
るようにする。
【0064】そして、上述した色復調回路により、テレ
ビジョン信号の方式を判別する判別出力をマイコン5に
送る。マイコン5は、この判別出力を受け、NTSC/
PAL/SECAM/白黒のテレビジョン信号を判別し
て、各制御を行う。
【0065】まず、テレビジョン信号が、NTSC方式
であると判断した場合(S43)、スイッチSW1、S
W3をb側に、スイッチSW2をa側にして、くし形フ
ィルタ2から得たY信号とC信号をビデオ信号処理回路
6に供給する(S44)。そして、くし形フィルタ2の
遅延回路を1水平走査線遅延回路9の出力が得られるよ
うにスイッチSW6を切り替える(S45)。
【0066】これで、受信状態が継続されれば、受信完
了として動作を終了し、継続されなければ、同じ動作を
繰り返す(S52)。
【0067】次に、テレビジョン信号が、PAL方式で
あると判断した場合(S46)、スイッチSW1、SW
3をb側に、スイッチSW2をa側にして、くし形フィ
ルタ2から得たY信号とC信号をビデオ信号処理回路6
に供給する(S47)。そして、くし形フィルタ2の遅
延回路を2水平走査線遅延回路10の出力が得られるよ
うにスイッチSW6を切り替える(S48)。
【0068】これで、受信状態が継続されれば、受信完
了として動作を終了し、継続されなければ、同じ動作を
繰り返す(S52)。
【0069】また、テレビジョン信号が、SECAM方
式であると判断した場合(S49)、スイッチSW1、
SW3をa側に、スイッチSW2をb側にして、スルー
のコンポジット信号をクロマトラップ3とクロマBPF
4を通過させて得たY信号とC信号をビデオ信号処理回
路6に供給する(S50)。
【0070】これで、受信状態が継続されれば、受信完
了として動作を終了し、継続されなければ、同じ動作を
繰り返す(S52)。
【0071】一方、いずれの方式でもない場合、例え
ば、白黒放送のような場合は、スイッチSW1乃至SW
3を初期設定であるa側に設定して、コンポジットビデ
オ信号をそのままビデオ信号処理回路のY信号の入力へ
スルーに通過させ、クロマBPP4を通過させたのちC
信号の入力する。以上により、各テレビジョン信号を受
信できる。
【0072】ところで、図1に示す実施例では、テレビ
ジョン信号方式に応じてスイッチSW1〜SW3で切り
替えているので、そのスイッチの端子にDC電圧差があ
ると、スイッチの切り替えがDCの変動となって現れ
る。そして、そのDC変動は、クランプ回路がDCを補
正するように働くので、スイッチ切り替え後過渡的に変
化して補正されることになる。この状態を図9に示す。
【0073】このようにスイッチの切り替えによる影響
によりRGB出力信号にもその影響が出てしまい、図1
0に示すようなテレビジョン画面上では横線上のノイズ
が出てしまうという問題点がある。
【0074】そこで、これを解決するためにスイッチの
切り替えタイミングを工夫することによりこれを解決す
ることができる。即ち、図8にその実施例のブロック図
を示す。まず、図8において、図1と同じ図番は同じ機
能を示しているので説明は割愛する。図8で図1と異な
る構成は、ビデオ信号処理回路6の同期回路61から出
力される水平・垂直同期信号に基づいて水平出力回路1
4と垂直出力回路15へそれぞれ水平・垂直ドライブ信
号を供給し、その垂直ドライブ信号をマイコン5に入力
している点である。
【0075】次に、動作を説明する。映像信号は、同期
回路61で同期信号を分離して、その分離した同期信号
に基づいて水平ドライブ信号と垂直ドライブ信号を出力
する。そして、水平ドライブ信号は水平出力回路14に
供給され、垂直ドライブ信号は垂直出力回路15に供給
される。この垂直出力回路15から得られる垂直帰線に
発生する垂直フライバックパルスを(図11参照)マイ
コン5のポートに入力する。
【0076】マイコン5は、垂直フライバックパルスを
入力されることで、垂直帰線期間のタイミングを検出す
ることができる。そこで、マイコン5は、スイッチSW
1〜SW3の状態を切り替える場合、前述した垂直帰線
期間のタイミングを参照してその期間の開始から任意の
時間t後に切り替えるように切り替えタイミングを制御
する。
【0077】これにより前述したノイズは、垂直の帰線
期間に出るので、画面上のノイズは見えなくなる。ま
た、マイコン5へ入力するのは垂直フライバック信号で
なくても垂直ドライブ信号を用いても良いことは言うま
でもないことである。
【0078】尚、くし形フィルタの遅延回路9及び遅延
回路10を切り替えるときも垂直帰線期間のタイミング
で行うようにする。
【0079】
【発明の効果】以上、本発明は、テレビジョン信号を正
確に判別した後、くし形フィルタを放送方式に適応した
形に自動的に変えることができるので、くし形フィルタ
によって輝度信号と色信号を正確に分離することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の動作を示すフローチャート図。
【図3】くし形フィルタの出力信号波形を示す図。
【図4】テレビジョン信号の判別処理回路を示すブロッ
ク図。
【図5】テレビジョン信号の判別処理回路を示すフロー
チャート図。
【図6】従来技術のブロック図。
【図7】くし形フィルタのブロック図。
【図8】本発明の他の実施例のブロック図。
【図9】テレビジョン信号のDC変動を示す波形図。
【図10】テレビジョン信号のDC変動の画面上の状態
を示す図。
【図11】本発明の他の実施例の動作を説明するための
波形図。
【符号の説明】
1 入力端子 2 くし形フィルタ 3 クロマトラップ回路 4 クロマBPF回路 5 マイクロコンピュータ 6 ビデオ信号処理回路 7 CRT

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる放送方式のテレビジョン信号を受
    信可能なテレビジョン受信機において、 受信したテレビジョン信号を輝度信号及び色信号に分離
    するくし形フィルタと、 受信したテレビジョン信号から色信号成分を減衰して輝
    度信号のみを分離する輝度信号分離フィルタと、 受信したテレビジョン信号から色信号のみを分離する色
    信号分離フィルタと、 受信したテレビジョン信号の輝度信号及び色信号を処理
    する信号処理回路と、 前記くし形フィルタからの出力と受信したテレビジョン
    信号のスルーの出力とを切り替えて前記信号処理回路へ
    出力する第1のスイッチ手段と、 前記スルーの出力とそのスルーの出力を前記輝度分離フ
    ィルタに通過させた後の出力とを切り替え前記信号処理
    回路へ出力する第2のスイッチと、 前記くし形フィルタの出力と前記色分離フィルタの出力
    とを切り替える第3のスイッチと、 前記信号処理回路の色信号処理によって放送方式を判別
    する判別情報を出力する判別情報出力と、 前記判別出力により前記第1、第2、第3のスイッチを
    切り替え、更に、前記くし形フィルタの遅延量を切り替
    えるように制御する制御手段とからなることを特徴とす
    るテレビジョン受信機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテレビジョン受信機にお
    いて、前記制御手段は、前記色分離フィルタの出力が前
    記信号処理回路へ出力されるように制御して、前記判別
    出力を得るようにしたことを特徴とするテレビジョン受
    信機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のテレビジョン受信機にお
    いて、前記制御手段は、前記色分離フィルタの出力が前
    記信号処理回路へ出力されるように制御して、前記判別
    出力を得た後、放送方式に応じて前記くし形フィルタを
    通過させるるようにしたことを特徴とするテレビジョン
    受信機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のテレビジョン受信機にお
    いて、前記制御手段は、前記色分離フィルタの出力が前
    記信号処理回路へ出力されるように制御して、前記判別
    出力を得た後、放送方式に応じて前記くし形フィルタを
    通過させるると共に、くし形フィルタの遅延量を可変す
    るようにしたことを特徴とするテレビジョン受信機。
  5. 【請求項5】 請求項1及び請求項4記載のテレビジョ
    ン受信機において、前記制御手段は、第1、第2、第3
    のスイッチを切り替えを垂直帰線期間に行うようになさ
    れたことを特徴とするテレビジョン受信機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のテレビジョン受信機にお
    いて、前記制御手段は、前記くし形フィルタの遅延量の
    切り替えを垂直帰線期間に行うようになされたことを特
    徴とするテレビジョン受信機。
JP10145696A 1995-11-10 1996-04-23 テレビジョン受信機 Pending JPH09191473A (ja)

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JP10145696A JPH09191473A (ja) 1995-11-10 1996-04-23 テレビジョン受信機

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JP7-292947 1995-11-10
JP29294795 1995-11-10
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Effective date: 20040106