JPH09187689A - 薬液散布装置 - Google Patents

薬液散布装置

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Publication number
JPH09187689A
JPH09187689A JP1833696A JP1833696A JPH09187689A JP H09187689 A JPH09187689 A JP H09187689A JP 1833696 A JP1833696 A JP 1833696A JP 1833696 A JP1833696 A JP 1833696A JP H09187689 A JPH09187689 A JP H09187689A
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JP
Japan
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vibration
motor
chemical liquid
skin
sprayed
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Application number
JP1833696A
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English (en)
Inventor
Yuji Nishimura
祐治 西村
Tsunekazu Kobayashi
恒量 小林
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬液を被散布部の肌へ散布し効果的に肌の内
部に浸透させる薬液散布装置を提供する。 【解決手段】 モータ11のシャフト12に偏芯カム13を設
ける。モータ11が回転駆動すると、偏芯カム13の回転軸
と重心位置のずれに起因して振動が発生する。この振動
はモータ11が固定されている振動伝達板14を介して振動
ドーム体16に伝達され振動ドーム体16は振動する。この
状態で、振動ドーム体16を薬液の被散布部に接触させる
と、振動が被散布部へ印加され肌のマッサージを行い肌
の血流が活性化する。次に正特性サーミスタ10が設定の
温度に加熱している状態で、押ボタン5を押すと、薬液
送出管路6の弁機構が開弁し、薬液容器3の薬液が薬液
送出管路6を通り、途中、正特性サーミスタ10で温めら
れて管路6の出口端から振動ドーム体16の噴出孔35を介
して被散布部へ散布され、薬液はマッサージにより血流
活性化した肌に効果的に浸透する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は美容や医療の分野で
頭や顔や手足等の肌に薬液を散布(塗布)する薬液散布
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】美容の分野において、ヘアケヤを行う場
合には、頭皮に例えば育毛剤等の薬液を薬液容器から直
接散布(塗布)し、その後、指先でもって頭皮をマッサ
ージし、頭皮の血行を良くすると共に頭皮に前記薬液を
馴染ませ(浸透させ)、マッサージと薬液により髪の毛
根部の活性化を促進させるというヘアケヤの方式が一般
的である。また、顔や手足等のスキンケヤを行う場合に
も、上記同様、顔や手足等の肌に例えば美容剤等の薬液
を薬液容器から直接塗布し、その後、指や手のひらで肌
をマッサージし、肌の血行を良くすると共に肌に前記薬
液を馴染ませ、肌のケヤを行うというスキンケヤの方式
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、指や手のひらを用いてマッサージする方式で
は、人がマッサージを行うために、いつでも最適なマッ
サージを行うことができるとは限らず、散布された肌に
薬液を効果的に頭や顔や手足等の肌に馴染ませることが
できないこともあり、定常的に効果的なヘアケヤやスキ
ンケヤを行うことができないという問題がある。
【0004】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、薬液を、頭や顔や手足等の
肌に散布すると共に最適なマッサージを行って薬液を効
果的に肌に浸透させる薬液散布装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明は、薬液を貯
蔵する薬液容器と、モータの回転駆動により偏芯部材を
回転させて振動を発生させる振動発生機構と、薬液の被
散布部に接触し前記振動発生機構の振動を被散布部へ印
加する振動印加体と、前記薬液容器の薬液を前記振動印
加体を介して被散布部へ送出する薬液送出機構とを有す
る構成をもって前記課題を解決する手段としている。
【0006】また、第2の発明は、前記第1の発明を構
成する振動発生機構には設定の周期でモータの回転をオ
ン・オフ、あるいは、モータの回転数を変化させる回転
制御回路が設けられている構成をもって前記課題を解決
する手段としている。さらに、第3の発明は、前記第1
又は第2の発明を構成する薬液容器から薬液送出出口に
至る薬液の通路には薬液を加熱する定温発熱体が設けら
れている構成をもって前記課題を解決する手段としてい
る。
【0007】上記構成の発明において、振動発生機構の
モータのシャフトには偏芯部材が、該偏芯部材の重心位
置がシャフトの回転軸からずれた位置となるように設け
られている。モータの回転駆動により偏芯部材をモータ
のシャフトの回転軸を回転軸にして回転させると、偏芯
部材の回転軸が偏芯部材の重心からずれている(偏芯し
ている)ために、偏芯部材の回転に伴って偏芯部材の重
心位置が回転移動し、この偏芯部材の重心位置の回転移
動によりシャフトが振れてモータから振動が発生する。
例えば、上記の如く、振動発生機構が振動を発生させて
いる状態で、振動印加体を薬液の被散布部の肌に接触さ
せると、振動印加体によって前記振動発生機構の振動が
被散布部の肌に印加され、被散布部の肌が振動してマッ
サージされ肌の血流が良好に活性化する。
【0008】さらに、薬液送出機構によって、薬液容器
の薬液が前記振動印加体を介して被散布部へ送出される
と、前記の如く、振動によって被散布部の肌の血流は活
性化されているために、上記薬液は効果的に肌に浸透す
ることになる。
【0009】前記振動発生機構に回転制御回路が設けら
れ、この回転制御回路の制御動作によって、設定の周期
でモータの回転がオン・オフする場合にはモータの回転
のオン・オフに合わせて振動発生機構の振動の発生がオ
ン・オフして断続的になり、また、設定の周期でモータ
の回転数が変化する場合にはモータの回転数の増減変化
に応じて振動発生機構の振動が強弱変化する。上記の如
く、設定の周期で、振動の形態が変化し、このような振
動が薬液の被散布部へ印加されることによって、被散布
部の肌のマッサージ効果は一定の振動が印加されるより
も向上し、肌の血流はより効果的に活性化し、散布され
る薬液がより深く肌の内部に浸透する。
【0010】薬液容器から薬液送出出口に至る薬液の通
路に定温発熱体が設けられる場合には、被散布部に散布
される薬液は温められ活性化し、被散布部の肌に浸透し
易くなり、また、被散布部に散布された薬液の熱が被散
布部の肌の血流を活性化し、前記振動による肌の血流活
性化作用と相俟って被散布部の肌の血流をより活性化
し、薬液がより一層肌の内部に効果的に浸透する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における実施の形
態例を図面に基づいて説明する。
【0012】図1には第1の実施の形態例における薬液
散布装置の主要構成を示す断面図が表されており、図2
には、図1に示す薬液散布装置のA−A位置での断面図
が示されている。本実施の形態例の薬液散布装置1は、
本体ケース2と、薬液容器3と、収納ケース4と、薬液
送出用押ボタン5と、薬液送出管路6と、電源スイッチ
ボタン8と、駆動電源である電池(充電池を含む)9
と、定温発熱体である正特性サーミスタ10と、直流モー
タ11と、モータシャフト12と、偏芯部材である偏芯カム
13と、振動伝達板14と、振動印加体である振動ドーム体
16と、Oリング17,18と、Oリング等によって形成され
る仕切部材21と、この仕切部材21を止める鍔爪20と、接
続枠体22と、図3に示す回転制御回路26とを有して構成
されている。
【0013】図1および図2に示すように、本体ケース
2内には、薬液容器3と、この薬液容器3の上に収納ケ
ース4とが納められており、薬液容器(ボンベ)3には
薬液と共に高圧炭酸ガス等の高圧ガスが封入され、この
薬液容器3の頂壁には弁機構(図示せず)が組み込まれ
た薬液送出管路6の入口端が接続されている。薬液送出
管路6は収納ケース4の底壁に設けられた貫通孔24を通
って伸張形成されており、この薬液送出管路6には正特
性サーミスタ10が設けられている。正特性サーミスタ10
はセラミックス定温発熱体であり、周知のように、通電
により抵抗値がキュリー点を越えると急激に上昇して設
定の温度まで発熱するもので、薬液送出管路6を通る薬
液を設定の温度(例えば、薬液が肌に散布されたときに
不快感を与えず、かつ、薬液が活性化する40〜45℃)に
温めるように構成されている。
【0014】前記収納ケース4内には、前記薬液送出管
路6の一部と、正特性サーミスタ10と、直流モータ11
と、モータシャフト12と、偏芯カム13と、直流モータ11
の回転制御を行う図3に示す回転制御回路26が設けられ
た回路基板(図示せず)と、正特性サーミスタ10と直流
モータ11と回転制御回路26を駆動させるための電池9等
が収納されている。収納ケース4の上端外周面にはOリ
ング17を係止するOリング係止部31が段部によって形成
され、このOリング係止部31にOリング17が係止してい
る。収納ケース4の上端開口面は振動伝達板14で塞がれ
ており、振動伝達板14には前記薬液送出管路6を通すた
めの貫通孔が設けられ、この貫通孔を通して前記薬液送
出管路6はさらに伸張形成されており、その薬液送出管
路6の出口側は振動伝達板14の上に設けられる振動ドー
ム体16内に該振動ドーム体16に臨ませて収容されてい
る。
【0015】前記本体ケース2の底壁には貫通孔27が設
けられ、この貫通孔27を通して薬液送出用押ボタン5が
本体ケース2の外側へ突出しており、この薬液送出用押
ボタン5と、前記薬液送出管路6と、この薬液送出管路
6に組み込まれ前記薬液送出用押ボタン5の操作によっ
て弁の開閉を行う図示されていない弁機構とにより薬液
送出機構が構成されている。
【0016】上記薬液送出機構は、薬液送出用押ボタン
5を押し弁機構を開弁させて、薬液容器3の薬液を高圧
ガスの高圧力により薬液送出管路6を通して噴出(送
出)させるように構成されており、周知のように、上記
の如く、薬液送出用押ボタン5を押し薬液を高圧ガスの
高圧力を用いて噴出させる機構には様々な種類がある
が、それらのうち、どの種の機構を採用しても構わな
い。また、上記薬液送出機構は、周知であるので、その
詳細な説明および図示は省略する。
【0017】前記振動ドーム体16は金属やプラスチック
等、加えられた振動でもって振動することが可能な材料
で形成されている。この振動ドーム体16の開口縁部には
鍔30が形成されている。また、振動ドーム体16の内周壁
には鍔爪20が形成されており、振動ドーム体16の内周壁
と鍔爪20により係止されて薬液の逆流防止用のOリング
21が設けられている。前記振動ドーム体16は凸曲面を呈
し、この凸曲面の頂部部分には複数の噴出孔35が設けら
れている。薬液送出管路6の出口から噴出した薬液は噴
出孔35を通って外部へ噴出される。なお、噴出された薬
液が振動ドーム体16の内周壁を伝っての下方への逆流は
Oリング21によって防止されるようになっている。
【0018】前記本体ケース2の上端外周面には雄ねじ
部が形成され、この雄ねじ部は接続枠体22の雌ねじ部に
螺合し、薬液容器3と収納ケース4を納めた本体ケース
2の上側に振動伝達部14と振動ドーム体16を順に乗せ、
前記接続枠体22を振動ドーム体16側から挿入し、接続枠
体22に設けた係止部29でOリング18を押し、振動ドーム
体16の鍔30と振動伝達板14をOリング17と18で挟み込ん
で固定すると共に振動伝達板14を収納ケース4の開口部
に押し付ける格好で、前記本体ケース2と接続枠体22は
螺合接続し、接続枠体22によって、薬液容器3および収
納ケース4を納めた本体ケース2と、振動伝達板14と、
振動ドーム体16とは組み合わされ固定される。
【0019】前記直流モータ11は振動伝達板14に固定さ
れており、この直流モータ11のモータシャフト12に偏芯
カム13が該偏芯カム13の重心位置をモータシャフト12の
回転軸からずらして取付けられている。前記直流モータ
11には、図3に示すように、回転制御回路26が接続され
ている。前記電池9と、正特性サーミスタ10と、直流モ
ータ11と、回転制御回路26と、スイッチ36とは図3に示
す回路を構成し、スイッチ36をスイッチオン・オフする
ための電池スイッチボタン8が図1に示すように本体ケ
ース2に設けられている。
【0020】前記回転制御回路26は、図3に示すよう
に、電源制御トランジスタ34と、マイクロコンピュータ
(MPU)37と、電流検出抵抗体38と、抵抗体39とを有
して構成されている。前記MPU37はタイマを内蔵し、
このMPU37には、スイッチ36がスイッチオンのとき
に、設定の周期で、電源制御トランジスタ34をスイッチ
オン・オフさせて電池9から直流モータ11への通電をオ
ン・オフさせるプログラムと、設定の周期で、電流検出
抵抗体38の検出電流に基づいて直流モータ11への通電量
を設定の範囲で増減変化させるプログラムと、スイッチ
36のスイッチオン期間、設定の通電量を直流モータ11へ
通電させるプログラムとが与えられており、MPU37に
は実行する唯一のプログラムを選択するための選択スイ
ッチ(図示せず)が設けられて、装置使用者が実行プロ
グラムを選択することが可能となっている。
【0021】上記MPU37は、選択スイッチにより選択
された実行プログラムに基づいて、直流モータ11の通電
量を制御するように構成されており、回転制御回路26
は、MPU37の制御動作によって、スイッチ36のスイッ
チオン期間に、設定の周期で、直流モータ11への通電を
オン・オフさせて直流モータ11の回転駆動をオン・オフ
させる、あるいは、設定の周期で直流モータ11への通電
量を設定の範囲で増減変化させ直流モータ11の回転数を
増減変化させる、あるいは、スイッチ36のスイッチオン
期間、直流モータ11へ設定の通電量を通電させて直流モ
ータ11を設定の回転数で回転させるというように直流モ
ータ11の回転駆動を制御するように構成されている。
【0022】図3に示す回路では、スイッチ36がスイッ
チオンすると、電池9の電流が正特性サーミスタ10と回
転制御回路26に流れると共に、前記の如く、回転制御回
路26によって制御された電流が直流モータ11に通電さ
れ、前記正特性サーミスタ10は通電により抵抗値がキュ
リー点を越えると急激に上昇して発熱し、直流モータ11
は、回転制御回路26の回転制御に基づいて、回転駆動す
る。
【0023】前記直流モータ11とモータシャフト12と偏
芯カム13と回転制御回路26により振動発生機構が構成さ
れており、前記の如く、回転制御回路26の回転制御に基
づいて直流モータ11が回転駆動し、偏芯カム13がモータ
シャフト12の回転軸を軸にして回転し、偏芯カム13の回
転軸と偏芯カム13の重心との位置ずれ(偏芯)によっ
て、偏芯カム13の回転に伴ってモータシャフト12が振れ
て直流モータ11自体から振動を発生させるように構成さ
れている。
【0024】上記振動発生機構が発生させた振動は、直
流モータ11が固定されている振動伝達板14を介して振動
ドーム体16に伝達され、振動ドーム体16を振動させる。
このように振動している振動ドーム体16を薬液の被散布
部に接触させることで、被散布部の肌が振動しマッサー
ジが行われ、肌の血流が活性化することになる。
【0025】なお、被散布部の肌のマッサージが良好に
行われる振動を振動発生機構が発するように、回転制御
回路26の回路定数が設定されている。
【0026】上記構成の薬液散布装置1の動作例を簡単
に説明する。電源スイッチボタン8を押しスイッチ36を
スイッチオンすると、正特性サーミスタ10が設定の温度
まで発熱し、一方、MPU37の選択されたプログラムに
よる回転制御回路26の回転制御に基づいて、直流モータ
11が回転駆動し、偏芯カム13の回転によって振動が発生
し、この振動が振動伝達板14を介して振動ドーム体16を
振動させる。振動ドーム体16が振動している状態で、振
動ドーム体16を薬液の被散布部に接触させると、振動ド
ーム体16の振動が被散布部の肌へ印加され、肌が振動し
てマッサージされ、肌の血流が活性化する。この状態で
薬液送出用押ボタン5を押すと、薬液送出管路6の弁機
構が開弁して、薬液容器3の薬液が、高圧ガスの高圧力
により、薬液送出管路6を通り、途中、正特性サーミス
タ10により例えば40〜45℃に温められ活性化し、出口端
から振動ドーム体16の噴出孔35を介して肌に散布(塗
布)され、振動によって血流活性化された肌に効果的に
浸透する。
【0027】この実施の形態例によれば、直流モータ11
とモータシャフト12と偏芯カム13と回転制御回路26を有
して振動を発生させる振動発生機構を設け、振動発生機
構の振動を振動伝達板14を介して振動ドーム体16に伝達
して振動ドーム体16を振動させ、振動している振動ドー
ム体16を薬液の被散布部に接触させて振動を被散布部へ
印加するように構成したので、被散布部の肌をいつでも
最適にマッサージすることが可能となり、肌の血流を効
果的に活性化させることができ、散布される薬液を肌の
表皮部分だけでなく、肌のより深い内部にまで浸透させ
ることができる。
【0028】また、この実施の形態例は、直流モータ11
の回転駆動を利用して振動を発生させるように構成され
ており、振動の発生条件は、直流モータ11の回転数、つ
まり、直流モータ11への通電量によって設定され、この
通電量の設定およびその可変設定は簡単であるので、肌
を最適にマッサージする振動を容易に発生させることが
できる。さらに、直流モータ11の回転駆動は安定してい
るので、最適なマッサージを行う振動を安定して発生さ
せることができ、装置使用中に振動が不安定となり使用
者に不快感を与えるということを回避することができ
る。さらに、直流モータ11は少ない電力で回転駆動させ
ることができるので、省電力化を図ることが可能で、非
常に経済的である。
【0029】また、振動発生機構に直流モータ11の回転
制御を行う回転制御回路26を設けたので、電源スイッチ
オンの期間、直流モータ11の回転駆動を設定の周期でオ
ン・オフさせる、あるいは、直流モータ11の回転数を設
定の周期で増減変化させることが可能で、直流モータ11
の回転駆動による振動発生機構の振動の形態が設定の周
期で変化することより、被散布部のマッサージ効果は、
一定の振動を印加するよりも向上し、散布される薬液を
肌の内部に、より効果的に浸透させることができる。
【0030】さらに、薬液送出管路6には正特性サーミ
スタ10が設けられているので、薬液は薬液容器3から薬
液送出管路6の出口端に至るまでの間に正特性サーミス
タ10によって温められて活性化し、被散布部の肌に浸透
し易くなり、また、温められた薬液が被散布部の肌に散
布されると、薬液の熱が肌の血流を活性化させ、前記マ
ッサージによる血流活性化作用と相俟って肌の血流活性
化を促進させることができ、より一層効果的に薬液を肌
に馴染ませることができる。
【0031】さらに、上記の如く、薬液送出管路6に正
特性サーミスタ10を設けたので、正特性サーミスタ10は
薬液送出管路6を通って噴出される薬液だけを温めれば
よく、薬液容器3の薬液を全部温める場合に比べて省電
力化を図ることができる。
【0032】なお、本実施の形態例では、回転制御回路
26のMPU37に、スイッチ36のスイッチオン期間に、直
流モータ11への通電を設定の周期でオン・オフさせるプ
ログラムと、直流モータ11への通電量を設定の周期で増
減変化させるプログラムと、直流モータ11へ設定の通電
量を通電させるプログラムとが与えられ、それらプログ
ラムのうち、実行させるプログラムを唯一選択するため
の選択スイッチが設けられていたが、選択スイッチを設
けずに、MPU37に唯一のプログラムを予め与えておく
ようにしてもよい。
【0033】また、回転制御回路26を設けずに、振動形
態が変化しない一定の振動が被散布部の肌へ印加される
ように構成してもよく、このように、回転制御回路26を
設けない場合にも、もちろん、肌のマッサージを最適に
行う振動を発生するように振動発生機構を構成すること
で、被散布部の肌を最適にマッサージすることは可能で
ある。
【0034】以下に、第2の実施の形態例を説明する。
第2の実施の形態例の説明において、前記第1の実施の
形態例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説
明は省略する。
【0035】第2の実施の形態例において特徴的なこと
は、図4の(a)に示すように、電池9から正特性サー
ミスタ10への通電のスイッチオン・オフを行うスイッチ
SW1 と、電池9から直流モータ11への通電のスイッチ
オン・オフを行うスイッチSW2 とを別々に設けて正特
性サーミスタ10への通電と直流モータ11への通電を独立
させて行うことができるような構成にしたことであり、
それ以外の構成は前記第1の実施の形態例の構成と同様
であり、その説明は省略する。
【0036】第2の実施の形態例では、図4の(a)に
示すように、前記第1の実施の形態例で示した回転制御
回路26が設けられておらず、スイッチSW2 がスイッチ
オンして直流モータ11への通電が行われているときに
は、直流モータ11は設定の回転数で回転する。上記直流
モータ11の回転数は、薬液の被散布部のマッサージが良
好に行われる振動が発生するように設定されている。も
ちろん、回転制御回路26を設け、スイッチSW2 のスイ
ッチオン期間、回転制御回路26の制御によって、直流モ
ータ11の回転駆動を設定の周期でオン・オフさせる、あ
るいは、直流モータ11の回転数を設定の周期で増減変化
させるという如く、直流モータ11の回転を制御するよう
にしてもよい。
【0037】前記スイッチSW1 には図4の(a)に示
すa,b,cの各位置に移動可能でスイッチSW1 をス
イッチオン・オフさせるスイッチング可動部材40が設け
られ、スイッチSW2 にも上記同様のスイッチング可動
部材41が設けられており、上記スイッチング可動部材40
と41は連動し、このスイッチング可動部材40,41をa,
b,cの各位置に移動させるスイッチ操作部(図示せ
ず)が本体ケース2に設けられている。
【0038】図4の(a)および(b)に示すように、
スイッチング可動部材40,41がa位置にあるときには、
スイッチSW1 とスイッチSW2 の両方がスイッチオフ
状態で、電池9から正特性サーミスタ10への通電も、直
流モータ11への通電も行われない装置電源オフの状態で
ある。スイッチング可動部材40,41がb位置にあるとき
には、スイッチSW1 がスイッチオン状態で電池9から
正特性サーミスタ10への通電が行われ、正特性サーミス
タ10は通電により設定の温度に加熱する。一方、スイッ
チSW2 はスイッチオフ状態で、電池9から直流モータ
11への通電は行われず直流モータ11は駆動しない。スイ
ッチング可動部材40,41がc位置にあるときには、スイ
ッチSW1 がスイッチオフ状態で、正特性サーミスタ10
への通電は行われないので正特性サーミスタ10は加熱せ
ず、一方、スイッチSW2 はスイッチオン状態で、直流
モータ11への通電が行われて、直流モータ11が回転駆動
し、偏芯カム13が回転して振動を発生させる。
【0039】上記構成の薬液散布装置の動作例を簡単に
説明する。前記スイッチ操作部を操作してスイッチング
可動部材40,41をa位置からb位置に移動させると、電
池9から正特性サーミスタ10への通電が開始され、この
通電により正特性サーミスタ10が設定の温度に加熱す
る。正特性サーミスタ10が設定の温度に加熱しているこ
とが確認された後に、スイッチング可動部材40,41をb
位置からc位置に移動させると、正特性サーミスタ10へ
の通電は停止し、一方、直流モータ11への通電が開始さ
れて、直流モータ11が回転駆動し、偏向カム13の回転に
より振動が発生する。
【0040】スイッチング可動部材40,41をb位置から
c位置に移動させた直後に、振動ドーム体16を薬液の被
散布部に接触させ、薬液送出用押ボタン5を押すと、薬
液送出管路6の弁機構が開弁し、薬液容器3の薬液が、
高圧ガスの高圧力によって、薬液送出管路6を通り、途
中、正特性サーミスタ10の余熱により、例えば、40〜45
℃に温められ活性化し、薬液送出管路6の出口端から振
動ドーム体16の噴出孔35を介して外部へ噴出し、肌に薬
液が散布され、薬液は直流モータ11の回転駆動に基づい
た振動により良好にマッサージされ血流が活性化した肌
に効果的に浸透する。
【0041】第2の実施の形態例によれば、正特性サー
ミスタ10への通電のスイッチオン・オフを行うスイッチ
SW1 と、直流モータ11への通電のスイッチオン・オフ
を行うスイッチSW2 とを別々に設けたので、正特性サ
ーミスタ10への通電と直流モータ11への通電を独立させ
て行うことができるようになり、例えば、薬液散布を行
わず、肌のマッサージのみを行うようなときには、直流
モータ11への通電だけを行い、正特性サーミスタ10への
通電を行わないようにすれば、装置使用時の消費電力が
少なくて済み、電池9の消耗期間を長くすることが可能
となる。
【0042】また、この実施の形態例は、前記第1の実
施の形態で示した薬液容器3、薬液送出用押ボタン5と
薬液送出管路6と弁機構等を有する薬液送出機構、直流
モータ11とモータシャフト12と偏芯カム13等を有する振
動発生機構、振動印加体である振動ドーム体16を有して
構成されているので、前記第1の実施の形態同様の優れ
た効果を奏することができる。
【0043】なお、本発明は上記各実施の形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記各実施の形態例では、薬液送出管路6に正特
性サーミスタ10を設けたが、設定の温度の熱を発するこ
とができるものであれば、正特性サーミスタ以外の他の
定温発熱体を設けてもよい。また、上記の如く、薬液送
出管路6に正特性サーミスタ10を設け、送出・散布され
る薬液だけを温めるようにしたが、薬液容器3の薬液の
全てを温めるように正特性サーミスタ10等の定温発熱体
を薬液容器3の収容側に設けてもよい。また、マッサー
ジによる血流活性化だけで効果的に薬液を肌に浸透させ
ることができる場合には、薬液を温める正特性サーミス
タ10等の定温発熱体を設けなくてもよい。
【0044】さらに、上記各実施の形態例では振動ドー
ム16の内壁面に鍔爪20を設けていたが、この鍔爪20の代
わりに薬液送出管路6を挿通させる挿通口を設けた仕切
板を形成してもよい。この場合にはOリング21を設けな
くてもよい。また、上記仕切板を正特性サーミスタ10
(セラミックス発熱体)で構成してもよく、このような
場合には薬液送出管路6の出口端から噴出し仕切板上に
落ちた薬液を設定の温度に加熱することができ、この加
熱された薬液を振動ドーム体16の噴出孔35から薬液の被
散布部へ散布することができる。このような構成である
ときには、上記の如く、正特性サーミスタである仕切板
により薬液を温めることができるので、薬液送出管路6
に正特性サーミスタ10を必ずしも設けなくてもよい。
【0045】さらに、上記各実施の形態例では、正特性
サーミスタ10の駆動電源が直流モータ11、あるいは、直
流モータ11と回転制御回路26の駆動電源と共通の電池9
であったが、正特性サーミスタ10は外部の電源(例えば
商用電源)により駆動させてもよい。このような場合に
は、予めサーミスタ10に、例えば、プラグ付のコード等
を用いて外部の電源からの通電を行って正特性サーミス
タ10を加熱しておき、薬液の散布使用直前に正特性サー
ミスタ10の通電を止め、送出される薬液を正特性サーミ
スタ10の余熱で温めることも可能である。上記のように
正特性サーミスタ10を外部の電源で駆動させる場合に
は、電池9は、正特性サーミスタ10を駆動させる必要が
なく、直流モータ11あるいは直流モータ11と回転制御回
路26を駆動させるだけでよいので、電池9の消耗期間を
長くすることができる。もちろん、正特性サーミスタ10
も外部の電源で駆動させてもよい。
【0046】さらに、上記各実施の形態例では、薬液容
器3に薬液と共に高圧ガスが封入され、高圧ガスの高圧
力を用いて薬液を噴出させるように薬液送出機構が構成
されていたが、薬液容器3に高圧ガスを封入せず、例え
ば、ポンプ構成で薬液容器3の薬液を送出するように薬
液送出機構を構成してもよい。上記のように、薬液の噴
出に高圧ガスの高圧力を利用しない場合には、薬液容器
に薬液と共に高圧ガスを封入する必要がなく、また、薬
液を噴出する度に、薬液と共に炭酸ガス等のガスが噴出
することがなくなり、噴出されたガスによる環境汚染を
回避することができる。
【0047】さらに、振動印加体の被散布部接触面の形
状は、上記各実施の形態例で示した振動ドーム体16の滑
らかな凸曲面形状に限定されるものではなく、例えば、
複数の凸部が形成され、振動印加体と被散布部の接触点
が複数となるような凹凸の被散布部接触面等、薬液の被
散布部に接触して振動を被散布部へ印加することができ
る形状であればよい。上記のように、振動印加体の被散
布部接触面に複数の凸部を設け、振動印加体と被散布部
の接触点が複数である場合には、上記各実施の形態例の
ように接触点が1箇所である場合よりも、被散布部への
振動印加点が増加し、マッサージ領域を広げることが可
能となる。
【0048】さらに、回転制御回路26のMPU37には、
スイッチ36のスイッチオン期間に、直流モータ11への通
電を設定の周期でオン・オフさせるプログラムと、直流
モータ11への通電量を設定の周期で増減変化させるプロ
グラムと、直流モータ11へ設定の通電量を通電させるプ
ログラムとが与えられていたが、少なくとも上記のう
ち、1個以上のプログラムが与えられていればよく、上
記3個のプログラム全てが与えられていなくてもよい。
また、肌のマッサージを良好に行うための振動を発生さ
せることができるのであれば、上記以外の内容のプログ
ラム、例えば、直流モータ11への通電を設定の周期でオ
ン・オフし、かつ、直流モータ11への通電オン期間に通
電量を設定の範囲で増減変化させるプログラム等をMP
U37に与えてもよい。
【0049】さらに、上記第2の実施の形態例では、ス
イッチSW1 のスイッチング部材40とスイッチSW2
スイッチング部材41は連動するように構成されていた
が、各スイッチング部材40,41をそれぞれ独立して操作
できるようにし、スイッチSW1 とスイッチSW2 を独
立してスイッチオン・オフできるようにしてもよく、そ
のようにすれば、装置使用者が正特性サーミスタ10の発
熱と直流モータ11の回転駆動のスイッチオン・オフの組
み合わせを任意に行うことができる。
【0050】さらに、上記各実施の形態例の薬液散布装
置はヘアケヤやスキンケヤを行う美容の分野だけでな
く、医療の分野でも使用することが可能である。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、モータの回転駆動に
より偏芯部材を回転させて振動を発生させる振動発生機
構を設け、振動発生機構の振動を振動印加体を介して被
散布部へ印加するように構成したので、いつでも被散布
部の肌を最適にマッサージすることが可能となり、薬液
散布時に効果的に肌の血流を良好に活性化させることが
でき、薬液を効果的に肌に浸透させることができる。
【0052】また、振動発生機構は、前記の如く、モー
タの回転駆動を利用して振動を発生させており、肌を最
適にマッサージする振動を発生させるモータの回転数等
の回転条件は、モータへの通電量によって、設定あるい
は可変設定することができ、設定作業が簡単であるため
に、肌を最適にマッサージする所望の振動を容易に発生
させることができる。さらに、モータの回転駆動は安定
しているので、振動を安定的に被散布へ印加することが
でき、肌へ印加される振動が不安定となって装置使用者
に不快感を与えることを回避することができる。さら
に、モータの回転駆動の消費電力は少なくて済むので、
省電力化を図ることができ、非常に経済的である。
【0053】振動発生機構に回転制御回路を設け、モー
タの回転を設定の周期でオン・オフ、あるいは、モータ
の回転数を設定の周期で増減変化させる場合にあって
は、モータの回転がオン・オフするときにはモータのオ
ン・オフに合わせて振動の発生がオン・オフし、モータ
の回転数が変化するときにはモータの回転数の増減変化
に応じて振動が強弱変化するという如く、設定の周期で
振動の形態が変化し、この振動の変化が肌への刺激とな
り、一定の振動が肌へ印加されるよりも、肌の血流活性
化を促進させることができ、散布される薬液をより効果
的に肌の内部に浸透させることが可能となる。
【0054】さらに、薬液容器から薬液送出出口に至る
薬液の通路に定温発熱体を設けた構成とすることで、薬
液は温められて活性化し、肌に浸透し易くなり、また、
温められた薬液が散布されると、薬液の熱が肌の血流を
活性化し、前記マッサージによる血流活性化作用と相俟
って、より一層肌の血流が活性化し、薬液をより効果的
に肌の内部に浸透させることが可能となる。さらに、上
記の如く、薬液容器から薬液送出出口に至る薬液の通路
に定温発熱体を設けたので、定温発熱体は被散布部に散
布される少量の薬液だけを温めればよく、薬液容器内の
多量の薬液を温めなければならない場合に比べて、省電
力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薬液散布装置の一実施の形態例を
示す断面説明図である。
【図2】図1の薬液散布装置におけるA−A位置での断
面を示す説明図である。
【図3】第1の実施の形態例に示す正特性サーミスタと
直流モータと回転制御回路を駆動させる回路を示す回路
図である。
【図4】第2の実施の形態例に示す正特性サーミスタと
直流モータを駆動させる回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 薬液散布装置 3 薬液容器 5 薬液送出用押ボタン 6 薬液送出管路 10 正特性サーミスタ 11 直流モータ 13 偏芯カム 16 振動ドーム体 26 回転制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液を貯蔵する薬液容器と、モータの回
    転駆動により偏芯部材を回転させて振動を発生させる振
    動発生機構と、薬液の被散布部に接触し前記振動発生機
    構の振動を被散布部へ印加する振動印加体と、前記薬液
    容器の薬液を前記振動印加体を介して被散布部へ送出す
    る薬液送出機構とを有する薬液散布装置。
  2. 【請求項2】 振動発生機構には設定の周期でモータの
    回転をオン・オフ、あるいは、モータの回転数を変化さ
    せる回転制御回路が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の薬液散布装置。
  3. 【請求項3】 薬液容器から薬液送出出口に至る薬液の
    通路には薬液を加熱する定温発熱体が設けられている請
    求項1又は請求項2記載の薬液散布装置。
JP1833696A 1996-01-09 1996-01-09 薬液散布装置 Pending JPH09187689A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011515285A (ja) * 2008-03-19 2011-05-19 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド エアゾール散布器
CN105289868A (zh) * 2015-10-22 2016-02-03 广东爵仕泳池水疗设备有限公司 一种浴缸用按摩喷头

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011515285A (ja) * 2008-03-19 2011-05-19 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド エアゾール散布器
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