JPH09187002A - 演算装置および演算方法 - Google Patents

演算装置および演算方法

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JPH09187002A
JPH09187002A JP34254395A JP34254395A JPH09187002A JP H09187002 A JPH09187002 A JP H09187002A JP 34254395 A JP34254395 A JP 34254395A JP 34254395 A JP34254395 A JP 34254395A JP H09187002 A JPH09187002 A JP H09187002A
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circuit
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Mitsuharu Oki
光晴 大木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDCTミスマッチ誤差対策により映像に誤
差が付加されることを抑制する。 【解決手段】 入力されている映像データがIピクチャ
またはPピクチャの場合は、セレクタ30により、±1
出力回路13からの出力データを選択し、映像データが
Bピクチャの場合は、セレクタ30により、値“0”を
選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演算装置および演
算方法に関し、特に、丸めと累積とを含む演算により、
データを変換する演算装置および演算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、映像圧縮の方法として一番多く使
用されているのが、MPEG(MovingPicture Experts
Group)1とMPEG2である。MPEG1とMPEG
2は、ISO(International Organization for Stand
ardization:国際標準化機構)が提案した映像圧縮方法
であり、詳細は、文献ISO/IEC11172−2、
およびISO/IEC13818−2に記されている。
【0003】MPEG1またはMPEG2方式では、符
号化装置において、元となる映像を2次元離散コサイン
変換(DCT)し、伝送媒体により伝送するか、または
記録媒体に記録した後、復号化装置において2次元逆離
散コサイン変換(IDCT)を施し、元の映像を復号す
る。
【0004】符号化装置から復号化装置へ供給されるデ
ータは、フレーム(映像を構成するコマ)間予測により
符号化されたデータを一部含んでいる。従って、符号化
装置の変換精度と、復号化装置の変換精度が一致しない
場合、フレーム間予測を継続して行った場合に、符号化
装置で送ろうとしていたデータと、復号化装置で復号さ
れたデータとの間に誤差が発生し、蓄積されることにな
る。これをIDCTミスマッチと呼ぶ。
【0005】理想的には、符号化装置と復号化装置の演
算精度を同じにすれば、IDCTミスマッチを防ぐこと
ができる。しかしながら、IDCT演算されたデータ
は、丸めにより整数に変換されるので、IDCT演算の
結果が“整数+0.5”のとき(小数部分が0.5のと
き)、IDCT演算の精度に拘わらず、丸めによって結
果が“1”だけ異なる確率が1/2残ることになる。
【0006】このような問題は、丸めの方法を規定する
ことによって回避することが可能であったが、MPEG
が標準化される前に、DCT、IDCTのチップが既に
市販されていたため、これらのチップをそのまま使用す
る場合は、IDCTミスマッチが回避できない問題とな
った。
【0007】そこで、IDCTミスマッチの発生を防止
するために、例えば、MPEG1では、IDCT演算を
行う前のデータ(DCT係数)の、“0”でない偶数デ
ータに対して+1または−1を加算して強制的に奇数に
変換し、IDCT演算の結果が“整数+0.5”になる
ことを防止している。
【0008】また、MPEG2では、DCT係数(8×
8画素ブロックを構成する64個の係数)の合計が偶数
のときは、(7,7)成分(DCT係数を8×8の行列
に配置した場合の行および列がそれぞれ7,7である成
分)に+1または−1を加算し、MPEG1の場合と同
様に、IDCT演算の結果が“整数+0.5”になるこ
とを防止している。
【0009】図3は、従来のMPEG1の復号化装置の
構成の一例を示すブロック図である。この図において、
バリアブルレングスデコーディング回路(VLD)10
は、入力される映像信号を含む可変長符号のビットスト
リームを復号するようになされている。また、逆量子化
(IQ;Inverse Quantization)回路11は、バリアブ
ルレングスデコーディング回路10から出力されるデー
タを逆量子化するようになされている。
【0010】判別回路12は、逆量子化回路11から出
力される信号が“0”でない偶数であるか否かを判別す
る。±1出力回路13は、逆量子化回路11から出力さ
れるデータが0でない偶数であると判別回路12により
判別された場合は、“+1”または“−1”のうち、出
力データとの加算結果が“0”に近くなる方の値を出力
するようになされている。
【0011】加算器14は、逆量子化回路11からの出
力データと、±1出力回路13からの出力データとを加
算する。逆離散コサイン変換(IDCT)演算回路15
は、加算器14からの出力データを逆離散コサイン変換
し、出力する。また、丸め回路16は、逆離散コサイン
変換演算回路15から出力される実数データを整数デー
タに丸めるようになされている。
【0012】フレームメモリ17は、Iピクチャまたは
Pピクチャよりなる予測画像を記憶する。加算器18
は、フレームメモリ17に記憶されているIピクチャま
たはPピクチャと、丸め回路16から出力されるデータ
とを加算するようになされている。
【0013】セレクタ19は、バリアブルレングスデコ
ーディング回路10から出力されるデータ(入力ストリ
ームがIピクチャ、Pピクチャ、または、Bピクチャで
あることを示すデータ)に応じて切り換えられる。すな
わち、入力ストリームがPピクチャまたはBピクチャで
ある場合は、加算器18の出力が選択され、また、入力
ストリームがIピクチャの場合は、丸め回路16の出力
が選択される。
【0014】スイッチ20は、入力ストリームがIピク
チャまたはPピクチャのとき“ON”の状態となり、セ
レクタ19からの出力データをフレームメモリ17へ供
給するようになされている。
【0015】セレクタ19からの出力信号は、図示せぬ
テレビジョン受像機などに供給され、表示出力される。
【0016】以上のような例によれば、入力されたデー
タが“0”でない偶数のときは、“+1”または“−
1”が加算され、強制的に奇数に変換されるので、ID
CT演算後のデータが“整数+0.5”になることはほ
とんどなくなり、丸め回路16の出力は一意的に決定さ
れることになるので、IDCTミスマッチの発生が抑制
される。
【0017】なお、以上の例は、MPEG1方式の映像
に関するIDCTミスマッチ対策であるが、MPEG2
方式の映像に関するIDCTミスマッチ対策では、図3
に示す例の判別回路12の代わりに、1ビット累加算回
路を設け、逆量子化回路11から出力される64個のD
CT係数の最下位のビットを累加算し、その結果に応じ
て±1出力回路13を制御するようにすればよい。
【0018】すなわち、累加算結果が“0”である場合
は、DCT係数の合計が偶数であるので、このとき、D
CT係数の(7,7)成分が偶数であれば、±1出力回
路13から“+1”を出力させ、DCT係数の(7、
7)成分に対し“1”を加算する。また、DCT係数の
(7,7)成分が奇数であれば、±1出力回路13から
“−1”を出力させ、DCT係数の(7,7)成分に対
して“−1”を加算する。
【0019】また、累加算結果が“1”である場合は、
DCT係数の合計が奇数であるので、±1出力回路13
が出力を行わないように制御する。
【0020】以上のような例によれば、丸め回路16に
おける“整数+0.5”のデータの取り扱いの相違(各
デバイス間の相違)により発生する誤差を防ぐことがで
きる。その結果、IDCTミスマッチの発生を防止する
ことができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、IDC
Tミスマッチは、フレーム間予測が連続して行われた場
合にフレームメモリ17に誤差が蓄積される現象であ
る。従って、フレームメモリ17に記憶され、フレーム
間予測に使用されるIピクチャとPピクチャは、誤差が
累積される可能性があるため、±1出力回路13により
DCT係数の補正を行う必要がある。
【0022】しかしながら、Bピクチャは、フレームメ
モリ17に記憶されることはないので、誤差が累積する
ことはない。ところが、従来の復号化装置においては、
Bピクチャに対しても±1出力回路13により、データ
の補正を行っていた。
【0023】従って、この±1出力回路13により加算
される値は、もともと、Bピクチャには不要のものであ
るので、この演算によりBピクチャに誤差が付加される
ことになる。
【0024】すなわち、DCT係数をDとし、±1出力
回路13から出力される値をTとすると、IDCT演算
の線形性から、Bピクチャに対して付加される誤差E
は、以下のように示される。 E=IDCT×(D+T)−IDCT×D =IDCT×T ・・・ (1)
【0025】このように、従来の復号化装置は、Bピク
チャに対してIDCT×Tの誤差を付加することになる
という課題があった。
【0026】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、MPEG方式のデータ復号化装置の誤差
を少なくするためのものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の演算装
置は、第1または第2のデータのいずれであるかを判別
する判別手段と、判別手段の判別結果に対応して第2の
データに所定の値を加算する加算手段と、加算手段によ
って所定の値が加算された第2のデータと、第1のデー
タのそれぞれに対し、丸めを含む所定の演算を施す第1
の演算手段と、第1の演算手段により演算が施された第
2のデータに対して、累積を含む演算を施す第2の演算
手段とを備えることを特徴とする。
【0028】請求項6に記載の演算方法は、第1または
第2のデータのいずれであるかを判別し、判別結果に対
応して第2のデータに所定の値を加算し、所定の値が加
算された第2のデータと、第1のデータのそれぞれに対
し、丸めを含む所定の演算を施し、得られた第2のデー
タに対して、累積を含む演算を施すことを特徴とする。
【0029】請求項1に記載の演算装置においては、第
1または第2のデータのいずれであるかを判別手段が判
別し、判別手段の判別結果に対応して第2のデータに所
定の値を加算手段が加算し、加算手段によって所定の値
が加算された第2のデータと、第1のデータのそれぞれ
に対し、丸めを含む所定の演算を第1の演算手段が施
し、第1の演算手段により演算が施された第2のデータ
に対して、累積を含む演算を第2の演算手段が施す。
【0030】請求項6に記載の演算方法においては、第
1または第2のデータのいずれであるかを判別し、判別
結果に対応して第2のデータに所定の値を加算し、所定
の値が加算された第2のデータと、第1のデータのそれ
ぞれに対し、丸めを含む所定の演算を施し、得られた第
2のデータに対して、累積を含む演算を施す。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明の演算装置の構成の
一例を示すブロック図である。この図において、図3と
同一の部分には、同一の符号が付してあるので、説明を
適宜省略する。
【0032】この図において、セレクタ30は、バリア
ブルレングスデコーディング回路10(判別手段)から
の出力信号に応じて、±1出力回路13の出力もしくは
値“0”の何れかを選択し、加算器14(加算手段)へ
出力するようになされている。その他の構成は、図3に
おける場合と同様である。
【0033】次にこの実施例の動作について説明する。
バリアブルレングスデコーディング回路10へ入力され
たMPEG1方式で符号化された(圧縮された)ビット
ストリームは、バリアブルレングスデコーディング回路
10により、現在入力されている映像データの種類(I
ピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチャ)を示すデー
タと、復号化された(伸長された)映像データとに分離
される。
【0034】映像データは、逆量子化回路11へ入力さ
れ、逆量子化処理が施され、出力される。この結果得ら
れたデータは、判別回路12と加算器14へ供給され
る。判別回路12は、逆量子化回路11から出力された
データが奇数であるか、または、偶数(“0”を除く)
であるかを判別する。偶数である場合には、“+1”ま
たは“−1”のうち、いずれの値を出力データに加算す
れば“0”に近くなるのかを判別する。
【0035】例えば、逆量子化回路11から出力された
データが“6”の場合は、“−1”が選択され、“−
4”の場合は、“+1”が選択されることになる。
【0036】±1出力回路13は、判別回路12から出
力されるデータに従って、“+1”または、“−1”を
出力する。そして、この出力信号は、セレクタ30へ供
給される。
【0037】セレクタ30は、バリアブルレングスデコ
ーディング回路10から供給される、現在の映像データ
の種類を示すデータに基づき、入力信号を選択する。す
なわち、Bピクチャが入力されている場合は、値“0”
を選択し、また、IピクチャまたはPピクチャが入力さ
れている場合は、±1出力回路13から出力されるデー
タを選択し、加算器14へ出力する。
【0038】その結果、Bピクチャに対してはIDCT
ミスマッチ対策が行われないことになる。従って、ID
CT出力値の小数部分が“0.5”になることがあるの
で、丸め回路16において、“1”だけ誤差を生ずる可
能性がある。しかしながら、±1出力回路13から出力
されるデータ(誤差)を加えて変換するよりも、小数部
分が“0.5”となる場合を除けば、より忠実な変換が
なされるので、従来例と比較して本実施例の方がより誤
差の少ない画像を再生することができる。
【0039】加算器14では、逆量子化回路11から出
力されるデータと、セレクタ30から出力されるデータ
とを加算し、結果を出力する。逆離散コサイン変換演算
回路15(第1の演算手段)は、加算器14からの出力
データに対してIDCT演算を施した後、演算結果を丸
め回路16(第1の演算手段)へ出力する。
【0040】なおこの図において、逆離散コサイン変換
演算回路15と、丸め回路16が接続されて描かれてい
るのは、これらの回路が、しばしば、同一のチップ上に
形成され1つのICとして提供されることが多いためで
ある。
【0041】IDCT演算および丸め処理を施されたデ
ータは、加算器18(第2の演算手段)へ供給されると
共に、セレクタ19の一方の端子へ供給される。加算器
18は、丸め回路16の出力データと、フレームメモリ
17(第2の演算手段)に記憶されている映像データ
(Iピクチャ、またはPピクチャ)とを加算し、出力す
る。
【0042】なお、スイッチ20は、バリアブルレング
スデコーディング回路10からのデータを参照し、現在
入力されている映像データが、IピクチャまたはPピク
チャのとき、スイッチ20を“閉”の状態にし、また、
入力されてる映像データがBピクチャのときは、スイッ
チ20を“開”の状態にする。その結果、Iピクチャま
たはPピクチャが入力された場合は、これらのデータが
予測画像としてフレームメモリ17へ記憶され、Bピク
チャの場合は、記憶されないことになる。
【0043】セレクタ19は、バリアブルレングスデコ
ーディング回路10からのデータを参照し、現在入力さ
れている映像データがIピクチャの場合は、丸め回路1
6から出力されるデータを選択し、また、Pピクチャま
たはBピクチャが入力されている場合は、加算器18の
出力を選択する。その結果、入力されている映像がIピ
クチャである場合は、丸め回路16の処理結果がセレク
タ19を介して出力され、また、入力されている映像が
PピクチャまたはBピクチャである場合は、フレームメ
モリ17に記憶されている以前の映像データと、丸め回
路16から出力されるデータとが加算され、セレクタ1
9を介して出力されることになる。
【0044】セレクタ19は、図示せぬテレビジョン受
像機などに接続されており、復号化された映像が表示出
力される。
【0045】以上のような実施例によれば、Bピクチャ
が入力されている場合は、セレクタ30により値“0”
を加算するので、E=IDCT×Tにより示される誤差
が画像データに付加されない。
【0046】以上の実施例は、MPEG1方式の映像デ
ータの復号化装置に関するものであるが、本発明をMP
EG2方式の復号化装置に適応することも可能である。
【0047】図2は、本発明をMPEG2方式の復号化
装置に適用した場合の構成の一例のブロック図である。
この図において、図1と対応する部分には対応する符号
が付してあるので、説明を適宜省略する。
【0048】1ビット累加算器50は、逆量子化回路1
1から出力されるデータ(DCT係数)の最下位ビット
を累加算し、結果が“0”となる場合は、DCT係数の
(7,7)成分が偶数であるか奇数であるかを更に判別
するようになされている。
【0049】その他の構成は、図1における場合と同様
である。
【0050】次に、この実施例の動作について説明す
る。なお、この実施例では、前述のように、図1に示す
実施例の判別回路12の代わりに1ビット累加算器50
が付加されているだけであるので重複する説明は省略す
る。
【0051】1ビット累加算器50は、逆量子化回路1
1から出力された64個のDCT係数の最下位ビットを
累加算する。加算結果が“0”であった場合は、64個
のDCT係数の加算結果が偶数になると判別し、DCT
係数の(7,7)成分が偶数であるか、奇数であるかを
更に判別する。その結果、(7,7)成分が偶数である
と判別すると、±1出力回路13から“1”を出力さ
せ、また、奇数であると判別すると、±1出力回路13
から“−1”を出力させる。
【0052】一方、累加算結果が“1”であった場合
は、64個のDCT係数の加算結果が奇数になると判別
し、±1出力回路13が出力を行わないように制御す
る。
【0053】セレクタ30は、バリアブルレングスデコ
ーディング回路10からのデータを参照し、現在入力さ
れている映像データがBピクチャの場合は、値“0”を
選択し、加算器14へ出力する。また、入力されている
映像データがIまたはPピクチャである場合は、±1出
力回路13を選択し、この回路からの出力信号を加算器
14へ供給する。
【0054】加算器14は、セレクタ30の出力と、逆
量子化回路11の出力とを加算し、出力する。その結
果、入力される映像データがBピクチャの場合は、常に
“0”が逆量子化回路11からの出力に加算されること
になる。また、IピクチャまたはPピクチャが入力され
ている場合は、従来の場合と同様に、データに対してI
DCTミスマッチを防止するための補正が施される。
【0055】このような実施例によれば、Bピクチャに
対しては、±1出力回路13からの出力データ(“+
1”または“−1”)が加算されなくなるので、原画に
忠実なBピクチャを再生することができる。
【0056】
【発明の効果】請求項1に記載の演算装置および請求項
6に記載の演算方法によれば、第1または第2のデータ
のいずれであるかを判別し、第2のデータに所定の値を
加算し、所定の値が加算された第2のデータと、第1の
データのそれぞれに対し、丸めを含む所定の演算を施
し、得られた第2のデータに対して、累積を含む演算を
施すようにしたので、変換後の第1のデータに含まれる
誤差を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の演算装置の構成の一例を示すブロック
図である。
【図2】本発明の演算装置の構成の他の一例を示すブロ
ック図である。
【図3】従来の演算装置の構成の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10 バリアブルレングスデコーディング回路(判別手
段) 11 逆量子化回路 12 判別回路 13 ±1出力回路 14 加算器(加算手段) 15 逆離散コサイン変換演算回路(第1の演算手段) 16 丸め回路(第1の演算手段) 17 フレームメモリ(第2の演算手段) 18 加算器(第2の演算手段) 19 セレクタ 20 スイッチ 30 セレクタ 50 1ビット累加算回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1または第2のデータのいずれである
    かを判別する判別手段と、 前記判別手段の判別結果に対応して前記第2のデータに
    所定の値を加算する加算手段と、 前記加算手段によって所定の値が加算された前記第2の
    データと、前記第1のデータのそれぞれに対し、丸めを
    含む所定の演算を施す第1の演算手段と、 前記第1の演算手段により演算が施された前記第2のデ
    ータに対して、累積を含む演算を施す第2の演算手段と
    を備えることを特徴とする演算装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の演算手段は、前記第1および
    第2のデータを逆離散コサイン変換することを特徴とす
    る請求項1に記載の演算装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のデータは符号化さ
    れたデータであることを特徴とする請求項1に記載の演
    算装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のデータは、画像デ
    ータであることを特徴とする請求項1に記載の演算装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1のデータは、MPEG方式の映
    像におけるBピクチャのデータであり、 前記第2のデータは、MPEG方式の映像におけるIま
    たはPピクチャのデータであることを特徴とする請求項
    1に記載の演算装置。
  6. 【請求項6】 第1または第2のデータのいずれである
    かを判別し、 判別結果に対応して前記第2のデータに所定の値を加算
    し、 所定の値が加算された前記第2のデータと、前記第1の
    データのそれぞれに対し、丸めを含む所定の演算を施
    し、 得られた前記第2のデータに対して、累積を含む演算を
    施すことを特徴とする演算方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008136338A1 (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Nec Corporation 動画像復号装置、動画像復号プログラム、動画像復号方法

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