JPH09185554A - 情報保護装置 - Google Patents

情報保護装置

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JPH09185554A
JPH09185554A JP7343817A JP34381795A JPH09185554A JP H09185554 A JPH09185554 A JP H09185554A JP 7343817 A JP7343817 A JP 7343817A JP 34381795 A JP34381795 A JP 34381795A JP H09185554 A JPH09185554 A JP H09185554A
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JP
Japan
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unit
information
information processing
range
processing device
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Application number
JP7343817A
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English (en)
Inventor
Shizuo Inohara
静夫 猪原
Masao Ikezaki
雅夫 池崎
Koji Iwamoto
幸治 岩本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可搬性を有するコンピュータ等の内部に記憶
された情報の安全性を確保する情報保護装置を提供する
ことである。 【構成】 機能制御部150は、位置検出部120によ
って検出された情報処理装置の現在位置が、範囲決定部
130の決定した情報処理装置の移動可能範囲外であっ
たとき、情報処理装置の記憶媒体を固定的に停止させた
り、情報処理装置の電源回路を停止させたりする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報保護装置に関
し、より特定的には、可搬性を有する情報処理装置が内
部に有する情報の秘密性を保護する情報保護装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の技術革新によって、集積回路は高
集積化し、各種の記憶媒体は大容量化・小型化した。そ
のため、上記のような可搬性を有する情報処理装置(携
帯電話、ノート型パソコン、PDA(Personal
Digital Assistants)等)が、そ
の利便性によって業務用だけでなく個人用としても広く
使用されるようになった。情報化社会が進むにつれて、
上記の情報処理装置は、ますます社会に浸透していくこ
とが予想される。その一方で、情報処理装置は、紛失や
盗難に遭う等の可能性が高くなるという危険性を含んで
いる。そのため、携帯電話等の場合には、パスワードを
用いて発信を制限する等の対策が講じられている。しか
しながら、ノート型パソコンについては、盗難等に対す
る方策が何ら講じられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、発信を
制限したとしても携帯電話等を紛失した場合、所有者
は、それが現在どこにあるかを認識することは事実上不
可能であり、当該携帯電話が再び所有者の手元に戻って
くる可能性はきわめて少ない。そのため、その携帯電話
の内部に記憶されている情報が他人の手に渡ってしま
い、これが悪用されるおそれも生じる。また、紛失等に
対して何ら対策が講じられていないノート型パソコンに
おいては、その内部の情報が容易に他人の手に渡る。し
かも、ノート型パソコンには、所有者の業務に係る情報
や個人的な情報が記憶されていることも多く、これらの
情報が悪用されると所有者が被る被害は多大なものにな
る。今後の情報化社会において、情報の悪用による犯罪
が様々な形で発生することが十分に予想されるにもかか
わらず、情報処理装置には、記憶された情報を保護する
機能が備わっていないという問題があった。
【0004】それ故に、本発明の目的は、可搬性を有す
る情報処理装置の内部に記憶された情報を保護するため
の情報保護装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および効果】以下には上記
目的を達成するための本発明の構成を示すが、後述する
発明の実施形態との対応関係を明確にするために、本発
明で採用される各構成要素には、対応する部分の参照番
号を付しておく。ただし、この参照番号は、あくまでも
理解を容易にするためおよび参考のために付されるので
あって、本発明の特許請求の範囲を限定的に解釈するも
のではないことを予め指摘しておく。
【0006】第1の発明は、可搬性を有する情報処理装
置の内部に記憶された情報の秘密性を保護するための装
置であって、情報処理装置が移動可能な範囲を決定し記
憶する範囲決定/記憶手段(130)と、外部から送信
されてくる信号に基づいて、情報処理装置の現在位置を
検出する位置検出手段(120)と、位置検出手段によ
って検出された現在位置が、範囲決定/記憶手段に記憶
された範囲内であるか否かを判定する判定手段(14
0)と、判定手段の判定結果に基づいて、情報処理装置
の内部に記憶された情報を保護するように当該情報処理
装置が有する機能を制御する機能制御手段(150)と
を備える。
【0007】上記の構成により、判定手段は、位置検出
手段によって検出された現在位置が範囲決定/記憶手段
に記憶されている移動可能な範囲内であるか否かを判定
する。機能制御手段は、判定手段による判定結果に基づ
いて、内部の情報を保護すべく情報処理装置が有する機
能を制御する。従って、現在位置が範囲外であると判定
手段が判定すれば、機能制御手段は情報処理装置の機能
を制御することが可能となる。これによって、情報処理
装置が盗難等に遭い所有者以外の者によって予め設定さ
れた範囲外に持ち出されたとき、当該情報処理装置が内
部に有する情報を保護すべく処理できるため、当該情報
の秘密性を保護することができる。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、機能
制御手段による情報処理装置の機能制御を解除する機能
解除手段(160)をさらに備える。
【0009】上記の機能制御手段を備えることにより、
一旦機能制御手段によって機能が制御された情報処理装
置を元の状態に戻すことが可能となる。そのため、盗難
等に遭った情報処理装置が本来の所有者の手元に戻って
きたときに、所有者は再度この情報処理装置を使用する
ことができる。
【0010】第3の発明は、第2の発明において、予め
定められた符号が入力されたか否かを判定する符号判定
手段(170)をさらに備え、範囲決定/記憶手段は、
符号判定手段の判定結果に応じて、範囲を決定し、記憶
し、機能解除手段は、符号判定手段の判定結果に応じ
て、機能制御手段による情報処理装置の機能制御を解除
することを特徴とする。
【0011】符号判定手段は、予め定められた符号が入
力されたか否かを判定し、当該符号が入力されたとき
に、範囲決定/記憶手段は情報処理装置の移動可能な範
囲を決定し、記憶する。また、機能解除手段も、符号判
定手段に上記の符号が入力されたときに情報処理装置の
機能を復元させる。従って、上記の符号を所有者のみに
付与すると、所有者のみが情報処理装置の範囲決定/記
憶手段及び機能解除手段を操作可能となる。これによっ
て、所有者のみが情報処理装置の移動可能範囲を変更で
きるようになる。また、情報処理装置が盗難等に遭って
も、内部の情報の秘密性を保持することができる。この
情報処理装置が所有者の手元に戻ってきたときには、再
度内部の情報を用いて情報処理装置を使用することが可
能となる。
【0012】第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発
明において、範囲決定/記憶手段に記憶された範囲を外
部に送信する送信手段(180)をさらに備える。
【0013】送信手段は、範囲決定/記憶手段に記憶さ
れた範囲を外部に送信する。従って、この範囲情報を受
信し記憶させておく装置があれば、所有者は、情報処理
装置が手元に離れていても範囲決定手段に記憶されてい
る所定の範囲を容易に知ることができる。
【0014】第5の発明は、第1〜第3のいずれかの発
明において、位置検出手段によって検出された情報処理
装置の現在位置を外部に送信する送信手段をさらに備え
る。
【0015】送信手段は、位置検出手段によって検出さ
れた情報処理装置の現在位置を外部に送信する。従っ
て、この情報を受信する装置を所有者が持っていれば、
盗難に遭う等によって情報処理装置が紛失した際も、情
報処理装置の所在位置を認識することができる。そのた
め、所有者は情報処理装置の行方を追跡することができ
ることとなる。
【0016】第6の発明は、第1〜第3のいずれかの発
明において、範囲決定/記憶手段に記憶された範囲、及
び位置検出手段によって検出された情報処理装置の現在
位置を外部に送信する送信手段をさらに備える。
【0017】上記構成により、送信手段は、範囲決定/
記憶手段に記憶された範囲を外部に送信する。従って、
この範囲情報を受信し記憶させておく装置があれば、所
有者は、情報処理装置が手元を離れていても範囲決定手
段に記憶されている所定の範囲を容易に知ることができ
る。さらに、送信手段は、位置検出手段によって検出さ
れた情報処理装置の現在位置を外部に送信する。従っ
て、この情報を受信する装置を所有者が持っていれば、
盗難に遭う等によって情報処理装置が紛失した際も、情
報処理装置の所在位置を認識することができる。そのた
め、所有者は情報処理装置の行方を追跡することができ
ることとなる。
【0018】第7の発明は、第1〜第6の発明におい
て、所定時間毎に位置検出手段を動作させる位置認識制
御手段(190)をさらに備える。
【0019】第8の発明は、第1〜第6の発明におい
て、情報処理装置の所定動作毎に、位置検出手段を動作
させる位置認識制御手段をさらに備える。
【0020】上記第7又は第8の発明では、位置認識制
御手段を備えることにより、所有者は、所望する時に位
置検出手段に情報処理装置の現在位置を検出させること
が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る情報保護装置101の全体構成を示すブロック図
である。図1において、情報保護装置101は、I/O
部200を介して、情報処理装置に接続されており、信
号受信部110と、位置検出部120と、範囲決定部1
30と、判定部140と、機能制御部150と、機能解
除部160とを備える。ここで、情報処理装置とは、可
搬性を有し、内部に有する記憶媒体に情報を記憶し、各
種処理を実行する装置であり、例えば、携帯電話、ノー
ト型パソコン、PDA(Personal Digit
al Assistants)である。
【0022】情報保護装置101には、情報処理装置の
現在位置を特定するための信号が送信されてくる。信号
受信部110はこの信号を受信する。この信号として
は、PHS等の携帯電話において用いられる制御信号
や、GPS(Global Positioning
System)信号等がある。GPS信号を適用した場
合、情報処理装置の現在位置を特定できるが、PHS等
の制御信号によって検出できるのは、情報処理装置の現
在位置ではなくで、情報処理装置が現在位置するゾーン
である。しかし、以下の説明においては、このゾーンも
情報処理装置の現在位置として取り扱う。位置検出部1
20は、信号受信部110によって受信された信号に基
づいて、情報処理装置の現在位置を検出する。位置検出
部120は、通常、検出結果を判定部140に出力する
が、後述する初期設定時には、検出結果を範囲決定部1
30に出力する。範囲決定部130は、位置検出部12
0によって検出された情報処理装置の現在位置に基づい
て、所定の範囲を決定する。範囲決定部130は、内部
に有するメモリ(図示せず)に、この所定の範囲を記憶
させる。なお、所定の範囲については後述する。判定部
140は、位置検出部120によって検出された情報処
理装置の現在位置が、範囲決定部130に記憶されてい
る所定の範囲内であるか否かを判定する。判定部140
は、所定の範囲内に情報処理装置が位置すると判定した
場合、位置検出部120から新たな検出結果が入力され
るのを待機する。判定部140は、所定の範囲外に情報
処理装置が位置すると判定した場合、その旨を機能制御
部150に通知する。機能制御部150は、判定部14
0からの通知に応じて、情報処理装置の内部に記憶され
た情報を保護するための処理を実行する。この処理の例
としては、内部の記憶媒体の機能を固定的に停止させた
り、電源回路の動作を禁止することが考えられる。ま
た、機能解除部160は、I/O部200を介して、解
除信号を入力すると、機能制御部150によって実行さ
れた処理を解除させる。
【0023】以下、図1を参照して第1の実施形態の動
作について説明する。まず最初に、範囲決定部130
は、情報処理装置が移動可能な範囲(前述した所定の範
囲)を内部のメモリに設定する(以下、この設定のこと
を初期設定と称する)。このとき、位置検出部120
は、信号受信部110によって受信された信号に基づい
て、情報処理装置の現在位置を検出し、範囲決定部13
0に出力する。範囲決定部130は、入力された現在位
置に基づいて所定の範囲を決定し記憶する。ここで、所
定の範囲とは、位置検出部120がGPS信号に基づい
て、情報処理装置の現在位置を検出した場合、範囲決定
部130は、この現在位置を基準とした範囲(例えば、
この現在位置するゾーンを中心とした円形のエリア等)
を決定する。位置検出部120がPHSの制御信号に基
づいて、情報処理装置が現在位置するゾーンを検出した
場合、範囲決定部130は、このゾーンを基準とした複
数のゾーン(例えば、この基準を中心とした円形のエリ
アに位置するゾーン等)を決定する。なお、この所定の
範囲は、上記の例示に限られるものではなく、様々な方
法で決定すればよい。
【0024】情報保護装置101において、信号受信部
110は、常時送信されてくる信号(GPS信号やPH
Sの制御信号)を受信し、これを位置検出部120に出
力する。位置検出部120は、入力された信号に基づ
き、情報処理装置の現在位置を検出し、この検出結果を
判定部140に出力する。判定部140は、位置検出部
120から入力される情報処理装置の現在位置が、範囲
決定部130のメモリに格納されている所定の範囲内に
あるか否かを判定する。判定部140は、この現在位置
が所定の範囲内であると判定すれば、位置検出部120
から新たな検出結果が入力されるのを待機する。逆に、
判定部140は、この現在位置が所定の範囲外であると
判定すれば、その旨を機能制御部150に通知する。機
能制御部150は、この通知に応じて、情報処理装置の
内部に記録された情報を保護するための処理を実行す
る。ここで、情報を保護するための処理とは、内部の記
憶媒体の機能を固定的に停止させる処理や電源回路の動
作を禁止する処理等をいう。機能解除部160は、I/
O部200を介して、情報処理装置から解除信号を入力
すると、機能制御部150によって実行された処理を解
除させる。この解除信号とは、所有者がデータ入力部
(図示せず)を操作して入力するものである。
【0025】上述から明らかなように、情報保護装置1
01の判定部140は、情報処理装置の現在位置が、所
定の範囲外に位置することになった時に、所有者以外の
者が情報処理装置を所持している(すなわち、情報処理
装置が盗難等に遭った)と判断する。このとき、機能制
御部150は、情報処理装置の内部の情報を保護するた
めに、上述したような処理を実行する。これによって、
情報処理装置が保有する情報の秘密性は保護される。さ
らに、機能解除部160は、盗難に遭った情報処理装置
が所有者の手元に戻ってきた場合に、所有者によって入
力された解除信号に応じて、機能制御部150によって
実行された処理を解除させる。これによって、所有者
は、再度情報処理装置を使用することができる。
【0026】なお、上述した第1の実施形態は、内部情
報の秘密性を保護するための構成と、紛失等した情報処
理装置が所有者の手元に戻ってきた場合に再度この情報
処理装置を使用可能にするための構成とを有している
が、内部情報の秘密性を保護するだけでよい場合は、当
該機能解除部160を備えなくてもよい。この場合、機
能制御部150は、前述した処理ではなく、情報処理装
置が保有する情報を消去若しくは破壊するための処理を
実行することが好ましい。
【0027】図2は、本発明の第2の実施形態に係る情
報保護装置102の構成を示すブロック図である。な
お、図2に示す情報保護装置102は、以下の点を除い
て、図1に示す第1の実施形態と同一の構成を有し、相
当する部分には同一の参照番号を付し、その説明を省略
する。情報保護装置102には、認証処理部170が新
たに追加されている点が図1に示す構成と比較して異な
る。情報処理装置の所有者には、所有者のみが知り得る
符号が予め付与されている。この符号は、文字や図形等
から構成されており、一般的にID番号と呼ばれるもの
である。認証処理部170は、I/O部200を介し
て、所有者のID番号を入力する。認証処理部170
は、このID番号によって現在情報処理装置を操作して
いる者が正しい所有者であるか否かを判断する。認証処
理部170は、正しいID番号が入力された場合、上述
した初期設定を可能にしたり、機能解除部160を能動
化する。
【0028】以下、図2を参照して、情報保護装置10
2の動作について説明する。まず、所有者は、図示しな
いデータ入力部を操作してID番号を情報処理装置に入
力する。このID番号は、I/O部200を介して、認
証処理部170に入力される。認証処理部170は、正
しいID番号が入力された場合には、範囲決定部130
が情報処理装置が移動可能な範囲を決定すること(初期
設定)を可能にする。これに応じて、情報保護装置10
2においては、第1の実施形態と同様にして初期設定が
実行される。
【0029】また、所有者は、機能解除部160を機能
させる際にも、データ入力部を操作してID番号を情報
処理装置に入力する。機能解除部160は、認証処理部
170に正しいID番号が入力され、その後、解除信号
(前述)が入力された場合には、機能制御部150が実
行した処理を解除する。その他の動作については、第1
の実施形態に記述したものと同様であるため、その説明
を略する。
【0030】なお、上記の認証処理部170は、正しい
識別番号が入力されなかったときには、情報処理装置の
内部の情報を保護するために、以降の入力を受け付けな
いように構成されることが好ましい。また、上記のデー
タ入力部としては、所有者の操作によりデータを入力で
きる装置であれば何でもよい。例えば、リモートコント
ローラや、キーボードや、マウスや、ペンによって手書
き入力が可能なタブレットなどが適用できる。
【0031】上記の認証処理部170を備えることによ
り、所有者のみが情報保護装置102に対して初期設定
を実行する旨を指示することが可能になる。また、所有
者の操作により随時所定の範囲を変更等できるため、情
報処理装置の可搬性も担保される。
【0032】図3は、本発明の第3の実施形態に係る情
報保護装置103の構成を示すブロック図である。な
お、図3に示す情報保護装置103は、以下の点を除い
て図2に示す第2の実施形態と同一の構成を有し、相当
する部分には同一の参照番号を付し、その説明を省略す
る。情報保護装置103には、信号送信部180が新た
に追加されている点、そして、位置検出部121が検出
した情報処理装置の現在位置を信号送信部180にも出
力する機能を有すること、及び範囲決定部131が初期
設定時に決定し内部のメモリに記憶させた所定の範囲を
信号送信部180に出力する機能を有することが、図2
に示す構成と比較して異なる。情報保護装置103の動
作については、信号送信部180は、初期設定時に範囲
決定部131から所定の範囲を示す範囲情報を入力する
と、この範囲情報を含む信号を生成し外部へ送信するこ
と、及び、位置検出部121から情報処理装置の現在位
置を示す現在位置情報を入力すると、この位置情報を含
む信号を生成し外部へ送信すること以外は、第2の実施
形態と同様である。そのためその説明は省略する。
【0033】上記構成により、信号送信部180は、範
囲情報を外部に送信する。従って、この範囲情報を受信
し記憶させておく装置があれば、所有者は、情報処理装
置が手元を離れていても範囲決定部130に記憶されて
いる所定の範囲を容易に認識することができる。さら
に、信号送信部180は、情報処理装置の現在位置の情
報を外部に送信する。従って、この情報を受信する装置
を所有者が持っていれば、盗難に遭う等によって情報処
理装置が紛失した際も、情報処理装置の所在位置を認識
することが可能になる。
【0034】なお、この情報保護装置103がPHS等
の携帯電話で使用される制御信号で位置検出するもので
ある場合には、実際的には、信号受信部110と信号送
信部180とが一体的に構成されるが、本質的には図3
に示す情報保護装置103と同一のものである。なお、
上記の第3の実施形態において、範囲決定部131に記
憶されている所定の範囲及び位置検出部121が検出し
た現在位置を外部へ送信していたが、この所定の範囲又
は現在位置のいずれか一方を送信するようにしても、そ
れぞれの効果を奏する。
【0035】図4は、本発明の第4の実施形態に係る情
報保護装置104の構成を示すブロック図である。な
お、図4に示す情報保護装置104は、以下の点を除い
て、図2に示す実施形態と同一の構成を有し、相当する
部分には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
情報保護装置104には、位置認識制御部190が新た
に追加されている点が、図2に示す構成と比較して異な
る。位置認識制御部190は、内部にタイマなどの計時
部(図示せず)を有しており、この計時部によって計時
された所定時間毎に信号受信部110と位置検出部12
0とを動作させる。これに応じて、信号受信部110及
び位置検出部120は位置検出を開始する。また、位置
認識制御部190の他の構成として、以下に記述するも
のがある。 他の構成例1;情報処理装置の起動時を検出し、この起
動時検出毎に信号受信部110及び位置検出部120を
動作させるもの。 他の構成例2;I/O部200を介して特定の命令を入
力し、この特定命令入力毎に信号受信部110及び位置
検出部120を動作させるもの。
【0036】第4の実施形態の動作は、信号受信部11
0及び位置検出部120が、位置認識制御部190から
の指示に応じて動作する点のみが前述した第2の実施形
態と異なる。その他の動作は、第2の実施形態と同様で
あるためその説明を略する。
【0037】図5は、本発明の第5の実施形態に係る情
報保護装置105の構成を示すブロック図である。な
お、図5に示す情報保護装置105は、以下の点を除い
て、図3に示す実施形態と同一の構成を有し、相当する
部分には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
情報保護装置105には、位置認識制御部191が新た
に追加されている点が、図3に示す構成と比較して異な
る。また、この位置認識制御部191は、内部にタイマ
などの計時部(図示せず)を有しており、この計時部に
よって計時された所定時間毎に、信号受信部110、位
置検出部121及び信号送信部180を動作させる。こ
れに応じて、信号受信部110及び位置検出部121は
位置検出を開始する。信号送信部180は、位置認識制
御部191によって動作させられ、情報処理装置の現在
位置を示す現在位置情報を入力されると、この情報を含
む信号を生成し外部へ送信する。なお、この位置認識制
御部191の他の構成例としては、上述した位置認識制
御部190(図4参照)と同様のものが適用できる。第
5の実施形態の動作については、信号受信部110と位
置検出部121と信号送信部180とが、位置認識制御
部191からの指示に応じて動作する点のみが前述した
第3の実施形態と異なる。その他の動作は、第3の実施
形態と同様であるためその説明を略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報保護装置1
01の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る情報保護装置1
02の全体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施形態に係る情報保護装置1
03の全体構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施形態に係る情報保護装置1
04の全体構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第5の実施形態に係る情報保護装置1
05の全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
101,102,103,104,105…情報保護装
置 110…信号受信部 120,121…位置検出部 130,131…範囲決定部 140…判定部 150…機能制御部 160…機能解除部 170…認証処理部 180…信号送信部 190,191…位置認識制御部 200…I/O部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可搬性を有する情報処理装置の内部に記
    憶された情報の秘密性を保護するための装置であって、 前記情報処理装置が移動可能な範囲を決定し記憶する範
    囲決定/記憶手段と、 外部から送信されてくる信号に基づいて、前記情報処理
    装置の現在位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段によって検出された現在位置が、範囲
    決定/記憶手段に記憶された範囲内であるか否かを判定
    する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、前記情報処理装置
    の内部に記憶された情報を保護するように当該情報処理
    装置が有する機能を制御する機能制御手段とを備える、
    情報保護装置。
  2. 【請求項2】 前記機能制御手段による情報処理装置の
    機能制御を解除する機能解除手段をさらに備える、請求
    項1に記載の情報保護装置。
  3. 【請求項3】 予め定められた符号が入力されたか否か
    を判定する符号判定手段をさらに備え、 前記範囲決定/記憶手段は、前記符号判定手段の判定結
    果に応じて、前記範囲を決定し、記憶し、 前記機能解除手段は、前記符号判定手段の判定結果に応
    じて、前記機能制御手段による情報処理装置の機能制御
    を解除することを特徴とする、請求項2に記載の情報保
    護装置。
  4. 【請求項4】 前記範囲決定/記憶手段に記憶された範
    囲を外部に送信する送信手段をさらに備える、請求項1
    〜3のいずれかに記載の情報保護装置。
  5. 【請求項5】 前記位置検出手段によって検出された情
    報処理装置の現在位置を外部に送信する送信手段をさら
    に備える、請求項1〜3のいずれかに記載の情報保護装
    置。
  6. 【請求項6】 前記範囲決定/記憶手段に記憶された範
    囲、及び前記位置検出手段によって検出された情報処理
    装置の現在位置を外部に送信する送信手段をさらに備え
    る、請求項1〜3のいずれかに記載の情報保護装置。
  7. 【請求項7】 所定時間毎に前記位置検出手段を動作さ
    せる位置認識制御手段をさらに備える、請求項1〜6の
    いずれかに記載の情報保護装置。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置の所定動作毎に、前記
    位置検出手段を動作させる位置認識制御手段をさらに備
    える、請求項1〜6のいずれかに記載の情報保護装置。
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