JPH09185452A - 静電式デジタル化タブレットにおけるオフセット信号を取り消すための方法とその装置 - Google Patents

静電式デジタル化タブレットにおけるオフセット信号を取り消すための方法とその装置

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JPH09185452A
JPH09185452A JP33051496A JP33051496A JPH09185452A JP H09185452 A JPH09185452 A JP H09185452A JP 33051496 A JP33051496 A JP 33051496A JP 33051496 A JP33051496 A JP 33051496A JP H09185452 A JPH09185452 A JP H09185452A
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Jerzy A Teterwak
エイ.テターワク ジャージー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタイザにおいて出力信号を発生させるデ
ジタイザ出力信号発生方法とその装置を提供すること。
特に、センサ− パネル12近傍の使用者以外の物体に
起因する静電容量上の信号ノイズを除去することによっ
て、使用者の指先によるセンサ− パネル12へのタッ
チ入力の検出精度を高めること。 【解決手段】 上記デジタイザ出力信号発生方法とその
装置において、使用者がセンサ− パネル12にタッチ
した時に、第一成分と第二成分とを有する第一信号が発
生させられ、上記第一信号の第一成分と実質的に同一の
第二信号が発生させられ、そして上記第二信号によって
上記第一信号の第一成分が相殺させられて、上記第一信
号の上記第二成分と実質的に同一の、タッチ入力の検出
出力信号が発生させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にデジタイ
ザに関し、更に詳しくは静電式指先入力型デジタイザに
関する。
【0002】
【従来の技術】当業界でよく知られている通り、静電式
デジタル化パネル、即ち静電式デジタイザは、ガラス材
のような非導電性プレ−トによって覆われた電気抵抗層
を有する。当該デジタイザがタッチ モ−ドで作動して
いる時、電気抵抗層のコ−ナ部分は一般的にAC(交
流)基準信号によって励起させられる。従って、指先が
非導電性プレ−トにタッチすると、当該指先は、電気抵
抗層と静電容量的結合によって一体化され、その結果、
電流が電気抵抗層のコ−ナ部分に発生させられる。当該
指先の位置については、当該位置を一般的に電気抵抗層
の各コ−ナ部分に流れる電流の割合に基づいて決定する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようする課題】既知の静電式デジタル化
パネル、即ち静電式デジタイザにおける問題点の一つ
は、当該デジタイザと、通常は接地されているコンピユ
−タの周囲の金属製コンポ−ネントとを静電容量的に結
合させる寄生キヤパシタンスの存在である。この種の静
電容量的結合は、指先が非導電性プレ−トにタッチした
時の使用者の当該指先との間における静電容量的結合の
強さに匹敵する強さを有するか、又はそれ以上の強さを
有する。
【0004】更に詳しく説明すると、既知の静電式指先
入力型デジタル化タブレットがアイドル状態にある時
(例えば、使用者の指先が非導電層にタッチしていない
時)でも、コンピユ−タの周囲の金属製コンポ−ネント
の寄生キヤパシタンスによって引き起こされる負荷のみ
に起因するオフセット電流が電気抵抗層に流れている。
当該オフセット電流は、使用者の指先が非導電層にタッ
チしている時の当該デジタル化タブレットのアクテイブ
状態においても、当然のことながら存在している。この
ようなオフセット電流は好ましくないので除去したいの
であるが、使用者の指先に起因して流れる電流に混ざっ
てしまい、デジタル化タブレットにおける使用者の指先
の相対的な座標位置を決定する際のエラ−の原因とな
る。
【0005】従って、今日、必要とされる静電式の指先
入力型デジタル化タブレットすなわちデジタイザは、セ
ンサ− パネルと、コンピユ−タを形成するその他のコ
ンポ−ネントとの間の迷容量的(stray capa
citive)結合の結果として発生するオフセット信
号に対する補償を行なえるものであるか、又は当該オフ
セット信号を相殺することができるものでなければなら
ない。
【0006】従って、本発明の目的は、静電式デジタル
化タブレットにおけるオフセット信号を取り消すための
方法と、その装置としての静電式の指先入力型デジタル
化タブレットすなわちデジタイザを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第一態様に従って、下記の工程からなる、
デジタイザにおいて出力信号を発生させるデジタイザ出
力信号発生方法が提供される:使用者がセンサ− パネ
ルにタッチした時に第一信号を発生する第一信号発生工
程であって、上記第一信号は第一成分と第二成分を有す
る、上記第一信号発生工程と、上記第一信号の上記第一
成分と実質的に同一の第二信号を発生する第二信号発生
工程と、そして上記第二信号を用いて上記第一信号の上
記第一成分を相殺することにより、上記第一信号の上記
第二成分と実質的に同一の出力信号を発生させる、上記
第二信号使用工程。
【0008】更に上記目的を達成するために、本発明の
もう一つ別の態様に従って、下記の構成要素からなるデ
ジタイザが提供される:使用者にタッチされた時に、第
一出力配線に第一信号を出力するセンサ− パネルであ
って、上記第一信号は第一成分と第二成分を有する、上
記センサ− パネルと、上記第一信号の上記第一成分と
実質的に同一の第二信号を第二出力配線に出力するイン
ピ−ダンス回路網と、そして上記第一出力配線と上記第
二出力配線の双方に接続される補償回路であって、
(1)上記第二信号を用いて上記第一信号の上記第一成
分を相殺し、(2)上記第一信号の上記第二成分と実質
的に同一の出力信号を発生する、上記補償回路。上記目
的を達成するために、本発明の更にもう一つ別の態様に
従って、下記の構成要素からなるデジタイザが提供され
る:使用者にタッチされた時に、第一センサ− パネル
信号と第二センサ− パネル信号を出力するセンサ−
パネルであって、(1)上記第一センサ− パネル信号
は、第一成分と第二成分を有し、そして、(2)上記第
二センサ− パネル信号は、第三成分と第四成分を有す
る、上記センサ− パネルと、上記第一センサ− パネ
ル信号の上記第一成分と実質的に同一の第一インピ−ダ
ンス信号を出力する第一インピ−ダンス回路網と、上記
第二センサ− パネル信号の上記第三成分と実質的に同
一の第二インピ−ダンス信号を出力する第二インピ−ダ
ンス回路網と、上記第一センサ− パネル信号と上記第
一インピ−ダンス信号とを受信する第一補償回路であっ
て、(1)上記第一インピ−ダンス信号用いて上記第一
センサ− パネル信号の上記第一成分を相殺し、そし
て、(2)上記第一センサ− パネル信号の上記第二成
分と実質的に同一の第一出力信号を発生する、上記第一
補償回路と、そして、上記第二センサ− パネル信号と
上記第二インピ−ダンス信号とを受信する第二補償回路
であって、(1)上記第二インピ−ダンス信号を用いて
上記第二センサ− パネル信号の上記第三成分を相殺
し、そして、(2)上記第二センサ− パネル信号の上
記第四成分と実質的に同一の第二出力信号を発生する、
上記第二補償回路。
【0009】従って、本発明の目的は、新規で有用なデ
ジタイザを提供することである。
【0010】本発明のもう一つの目的は、改良されたデ
ジタイザを提供することである。
【0011】本発明の更にもう一つの目的は、デジタイ
ザに出力信号を発生させるための新規で有用なデジタイ
ザ出力信号発生方法を提供することである。
【0012】本発明の更にもう一つの目的は、デジタイ
ザに出力信号を発生させるための改良されたデジタイザ
出力信号発生方法を提供することである。
【0013】本発明の更に尚もう一つの目的は、寄生キ
ヤパシタンスに由来するオフセット信号を相殺するデジ
タイザを提供することである。
【0014】本発明の更に尚もう一つの目的は、タッチ
モ−ドにおけるセンサ− パネルに対する使用者の指
先の相対的な位置の測定精度を向上させるデジタイザを
提供することである。
【0015】本発明の上記目的やその他の目的、特徴お
よび長所は、以下の説明と添付図面とによって明らかに
される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に関して種々の変形例や代
替例を作り易いのであるが、ここでは、本発明の特定の
実施例を例示的に図面で示しながら詳細に説明する。但
し、ここで了解しておかなければならないことが一つあ
る。それは、以下に開示される特定の形態のみに本発明
を限定する意図は全く無いと言うこと、換言すれば、本
発明は反対に、本願の特許請求の範囲の欄に記載された
請求項によって定義される通りの本発明の精神および技
術的な範囲に属する全ての変形例や、均等物や、そして
代替例を含む、と言うことである。
【0017】以下、図面を参照しながら、本発明の実施
例を詳細に説明する。
【0018】最初に、図1を参照すると、そこにはコン
ピユ−タ(図示せず)用のデジタイザ10が示されてい
る。デジタイザ10は、静電式センサ− パネル12と
オフセット信号相殺回路16を有する。静電式センサ−
パネル12は、ノ−トブック型コンピユ−タのハウジ
ングのようなハウジング14に固定される一方、下記に
おいて更に説明されるように、複数のコ−ナ チャンネ
ルすなわちコ−ナ通信線18a、18b、18cおよび
18dを介してオフセット信号相殺回路16に効果的に
接続される。説明中の実施例には、四本のコ−ナ通信線
18a、18b、18cおよび18d(以下、18a−
18dと表示する)がある。当該コ−ナ通信線18a−
18dによって、静電式センサ− パネル12がオフセ
ット信号相殺回路16に接続される。
【0019】図2に示される通り、静電式センサ− パ
ネル12は、幾つかの材料層を有する。ガラス層20
は、当該ガラス層20の下側に配置される液晶デイスプ
レイ(以下、LCDと言う)スクリ−ンのようなデイス
プレイ スクリ−ン22を保護する。ガラス層20の上
面24は、書き込み/タッチ面を形成する。一方、ガラ
ス層20の下面は、センサ−の反応材26によって覆わ
れる。図示の実施例において、当該センサ−の反応材2
6は、透明なインジウム−錫酸化物(以下、ITOと言
う)からなる薄層またはコ−テイングである。
【0020】ポリエステル製の破片飛散防止用シ−ルド
28は、上記反応材すなわち反応性ITO層26の下側
に張り付けられて、ガラス層20が破壊された時に当該
ガラス層20の破片が飛散しないようにする。このポリ
エステル製の破片飛散防止用シ−ルド28の下側に、別
のITOシ−ルド層(図示せず)を追加的に配置するこ
ともできる。このような追加的ITOシ−ルド層は、デ
イスプレイ スクリ−ン22と反応性ITO層26との
間の静電容量的結合に由来する信号ノイズの強さを減少
させる。反応性ITO層26と上記追加的ITOシ−ル
ド層との間の静電容量的結合の強さに関しては、追加的
ITOシ−ルド層に対して、反応性ITO層26のコ−
ナ部分を励起させる時に用いるのと同一のAC電圧すな
わち基準信号を印加することによって、当該静電容量的
結合の強さを大幅に低下させることが出来る。このこと
については、以下において更に詳細に説明する。空気間
隙30によって、破片飛散防止用シ−ルド28はLCD
スクリ−ン22の上面から隔てられる。
【0021】各々のコ−ナ通信線18a−18dは、反
応性ITO層26の各々のコ−ナ部分と電気的に接続さ
れて、使用者の指先がガラス層20の上面24にタッチ
した結果生じる電流を受け取る。反応性ITO層26に
対してAC電圧すなわち基準信号によるバイアス電圧が
掛けられると、上記のタッチを行なった指先は、反応性
ITO層26に対して静電容量的な大きな負荷を加え
る。その結果、反応性ITO層26の個々のコ−ナ部分
を通って追加的な電流が流れる。
【0022】更に詳しく説明すると、反応性ITO層2
6がわずかな電気抵抗を有するので、上記の指先タッチ
によって発生させられた誘導電流は、四本のコ−ナ通信
線18a−18dの間で分割される。コ−ナ通信線18
a−18dの各々に流れる電流の強さは、図1に示され
る通り、例えば、ガラス層20上の指先位置32のよう
な位置にある使用者の指先と、反応性ITO層26の個
々のコ−ナ部分との間の反応性ITO層26の部分の電
導度に比例する。
【0023】従って、使用者の指先によるタッチ動作を
検出するためには、センサ− パネル12上に加えられ
た静電容量上の負荷に対応する追加電流部分を測定すれ
ばよい。即ち、コ−ナ通信線18a−18dの各々に流
れる個々の電流の強さの相互間の相違に基づいて、当該
指先直下の反応性ITO層26における静電容量上の追
加負荷の存在を知ることが出来る。
【0024】ここで再び、図1を参照する。図1に示さ
れる通り、オフセット信号相殺回路16は、複数のコ−
ナ電流/電圧(I/V)コンバ−タ34と、複数の補償
用コンバ−タ即ち回線網電流/電圧(I/V)コンバ−
タ36と、複数の差動増幅器38と、複数のRC(抵抗
−コンデンサ)回路網40のようなインピ−ダンス回路
網40と、そして、基準信号源42と、を有する。特
に、各々のコ−ナI/Vコンバ−タ34は、各々の回線
網I/Vコンバ−タ36と各々の差動増幅器38と共に
一組にされて、図3に示されるように各々のコ−ナ通信
線18a−18d用の補償回路44を形成する。これら
の補償回路44の各々は、当該補償回路44と組み合わ
されるRC回路網40を有する。
【0025】図1に示されるように、コ−ナI/Vコン
バ−タ34の各々は、第一入力端子と第二入力端子を有
する。当該第一入力端子は、個々のコ−ナ通信線18a
−18dに接続され、そして当該第二入力端子は、基準
信号源42に接続される。回線網I/Vコンバ−タ36
の各々は、第一入力端子と第二入力端子を有する。当該
第一入力端子は、個々のRC回路網40に接続され、そ
して当該第二入力端子は、基準信号源42に接続され
る。RC回路網40の各々は、システムの接地電位点の
ような基準電位点に接続される。差動増幅器38の各々
は、第一入力端子と第二入力端子を有する。当該第一入
力端子は、個々のコ−ナI/Vコンバ−タ34に接続さ
れ、そして当該第二入力端子は、個々の回線網I/Vコ
ンバ−タ36に接続される。
【0026】次に、図3を参照する。図3は、図1に示
したオフセット信号相殺回路16のチャンネル回路部分
すなわち上記補償回路44部分の概略的なブロック線図
である。RC回路網40は、反応性ITO層26の対応
するコ−ナ部分からシステムの接地電位点にかけて見ら
れるような反応性ITO層26の複素インピ−ダンスと
実質的に釣り合う複素インピ−ダンスを有するように設
計される。即ち、RC回路網40の複素インピ−ダンス
は、二つのコンポ−ネントすなわち抵抗器(R10)と
コンデンサ(C1)を有する。これらのコンポ−ネント
は、デジタイザ10の特定の周波数に合わせて調節され
る。
【0027】コ−ナI/Vコンバ−タ34の各々は、演
算増幅器48を有する。当該演算増幅器48も又、第一
入力端子すなわち第一反転入力端子(IN−)と、第二
非反転入力端子(IN+)と、出力端子(OUT)を有
する。演算増幅器48は、閉ル−プ負帰還回路を形成す
るように接続される。当該閉ル−プ負帰還回路におい
て、抵抗器R6は、演算増幅器48の出力端子(OU
T)とその第一反転入力端子(IN−)との間に接続さ
れる。個々のコ−ナ通信線18a−18dは、演算増幅
器48の第一反転入力端子(IN−)に接続される。一
方、基準信号源42は、AC基準電圧(Vref)信号
を演算増幅器48の第二非反転入力端子(IN+)に供
給する。
【0028】個々の回線網I/Vコンバ−タ36は、演
算増幅器46を有する。当該演算増幅器46も又、第一
入力端子すなわち第一反転入力端子(IN−)と、第二
非反転入力端子(IN+)と、出力端子(OUT)を有
する。演算増幅器46も同じく、閉ル−プ負帰還回路を
形成するように接続される。当該閉ル−プ負帰還回路に
おいて、抵抗器R9は、演算増幅器46の出力端子(O
UT)とその第一反転入力端子(IN−)との間に接続
される。RC回路網40の出力は、演算増幅器46の第
一反転入力端子(IN−)に供給される。一方、基準信
号源42は、AC基準信号を演算増幅器46の第二非反
転入力端子(IN+)に供給する。
【0029】これらのI/Vコンバ−タ34、36の各
々は、二つの機能(1)及び(2)を有する。即ち、I
/Vコンバ−タ34は、機能(1)として、反応性IT
O層26を励起するAC(交流)信号を提供し、そして
機能(2)として、反応性ITO層26の個々のコ−ナ
部分を通って流れる電流を変換して、I/Vコンバ−タ
34の出力端子(OUT)における電圧信号にする。一
方、I/Vコンバ−タ36は、機能(1)として、RC
回路網40を励起するAC信号を提供し、そして機能
(2)として、RC回路網40を通って流れる電流を変
換して、I/Vコンバ−タ36の出力端子(OUT)に
おける電圧信号にする。
【0030】演算増幅器46、48の各々は、閉ル−プ
負帰還回路を形成するように接続されているので、その
反転入力端子(IN−)と非反転入力端子(IN+)の
間の電圧差は実質的にゼロに等しい。従って、個々の上
記反転入力端子(IN−)に存在する上記AC信号は、
基準信号源42から個々の上記非反転入力端子(IN
+)に印加されるAC基準信号と実質的に等しい。即
ち、反応性ITO層26の個々のコ−ナ部分を励起する
AC信号は、基準信号源42から個々の上記非反転入力
端子(IN+)に印加されるAC基準信号と実質的に等
しい。同様に、RC回路網40を励起するAC信号は、
基準信号源42から個々の上記非反転入力端子(IN
+)に印加されるAC基準信号と実質的に等しい。
【0031】反応性ITO層26のコ−ナ部分とRC回
路網40を励起するAC信号に起因して、電流が反応性
ITO層26のコ−ナ部分とRC回路網40とをそれぞ
れ通って流れる。上記反転入力端子(IN−)は、実質
的に無限インピ−ダンスを表わすので、全電流は、個々
のフイ−ドバック抵抗器R6、R9を通って流れる。従
って、その際、個々のフイ−ドバック抵抗器R6、R9
の両端で電圧降下を生ずる。個々の当該電圧降下の値
は、式(i)x(R)によって表わされる。当該式にお
いて、iは入力電流の値であり、そして、Rは、個々の
フイ−ドバック抵抗器R6、R9の抵抗値である。
【0032】個々のI/Vコンバ−タ34、36の出力
端子における出力電圧(Vout)の値は、演算増幅器
46、48の反転入力端子(IN−)における電圧の値
と、個々のフイ−ドバック抵抗器R6、R9の両端で生
じる電圧降下量との合計に等しい。従って、当該出力電
圧(Vout)の値は、式(Vref)+(i)x
(R)によって表わされる。当該式において、Vref
は、基準信号源42から印加されるAC基準信号の電圧
値であり、iは入力電流の値であり、そして、Rは、個
々のフイ−ドバック抵抗器R6、R9の抵抗値である。
上記のことから、ここで一つ了解しておかなければなら
ないことがある。それは、個々のI/Vコンバ−タ3
4、36の出力端子における出力電圧(Vout)の値
は、一定のAC基準信号の電圧(Vref)の値に、個
々の入力電流に比例する電圧量の値を加えたものに等し
いと言うことである。
【0033】差動増幅器38は、演算増幅器50、5
1、52を備えた従来形式の構成と同じ構成を有する。
演算増幅器50、51は各々、閉ル−プ負帰還回路を形
成するように接続される。その際、演算増幅器50の非
反転入力端子(IN+)は、演算増幅器48の出力端子
(OUT)に接続され、そして演算増幅器51の非反転
入力端子(IN+)は、演算増幅器46の出力端子(O
UT)に接続される。
【0034】一方、オフセット信号相殺回路16のチャ
ンネル回路44部分すなわち上記補償回路44部分は、
二つの動作モ−ドすなわち動作状態を有する。その一つ
は、使用者の指先がガラス層20にタッチしていない時
のアイドル(不使用時)モ−ドであり、もう一つは使用
者の指先がガラス層20にタッチしている時のアクテイ
ブ(使用時)モ−ドである。アイドル モ−ドにおい
て、コ−ナI/Vコンバ−タ34の出力端子(OUT)
に発生する信号は、回線網I/Vコンバ−タ36の出力
端子(OUT)に発生する補償信号と実質的に同一であ
る。
【0035】即ち、コ−ナI/Vコンバ−タ34の出力
端子(OUT)に発生する信号は、オフセット電流を表
わす。当該オフセット電流は、センサ− パネル12を
囲む金属製コンポ−ネントに由来する寄生キヤパシタン
スのみに起因して発生して、コ−ナ通信線18a−18
dを通って流れる。一方、回線網I/Vコンバ−タ36
の出力端子(OUT)に発生する補償信号は、コ−ナI
/Vコンバ−タ34の出力端子(OUT)に発生する信
号と実質的に同一である。なぜならば、反応性ITO層
26の複素インピ−ダンスは、RC回路網40の複素イ
ンピ−ダンスと実質的に同一だからである。
【0036】コ−ナI/Vコンバ−タ34の出力端子
(OUT)と回線網IM/Vコンバ−タ36の出力端子
(OUT)の双方からの実質的に同一の双方の出力信号
が、差動増幅器38の両入力端子に印加されると、当該
双方の出力信号は、差動増幅器38のコモン モ−ド除
去特性に基づいて相殺される。従って、差動増幅器38
の出力端子(OUT)に出力信号が表われることは無い
ので、オフセット信号は実質的に除去されることにな
る。
【0037】要するに、補償用のRC回路網40の複素
インピ−ダンスは、反応性ITO層26の対応するコ−
ナ部分の複素インピ−ダンスと実質的に同一になる。従
って、個々のI/Vコンバ−タ34、36からの出力電
圧はみんな、実質的に同一になる。この結果、差動増幅
器38の反転入力端子(IN−)と非反転入力端子(I
N+)には同じ値の電圧が印加されるので、差動増幅器
38の出力端子(OUT)の電圧はゼロとなる。このこ
とから分かることは、センサ− パネル12と当該セン
サ− パネル12近傍のコンピユ−タの種々の金属製コ
ンポ−ネントとの間に存在する迷容量的(stray
capacitive)結合に起因してコ−ナ通信線1
8a−18dに発生するオフセット信号が相殺されると
言うことである。
【0038】チャンネル回路44は、使用者の指先がセ
ンサ− パネル12のガラス層20に接近しタッチする
時には、アクテイブ モ−ドで作動する。当該アクテイ
ブモ−ドにおいて、コ−ナ通信線18a−18dを流れ
る電流は増加する。なぜならば、使用者の指先と反応性
ITO層26との間の静電容量的な結合に起因する電流
がオフセット電流に加わるからである。RC回路網40
を流れる電流は、アクテイブ モ−ドにおいて実質的に
変化しない。
【0039】従って、コ−ナI/Vコンバ−タ34の出
力端子(OUT)に発生する信号は、個々のコ−ナ通信
線18a−18dを流れる電流の合計量を表わす。但
し、個々のコ−ナ通信線18a−18dを流れる電流量
は、回線網IM/Vコンバ−タ36の出力端子(OU
T)に発生する補償信号よりも大きい。コ−ナI/Vコ
ンバ−タ34の出力端子(OUT)に発生する出力と、
回線網IM/Vコンバ−タ36の出力端子(OUT)に
発生する出力との間の差は、電流量を表わし、更に詳し
くは、使用者の指先がセンサ− パネル12のガラス層
20にタッチしていることによる静電容量的結合効果に
専ら由来して発生する電流の量に対応する。コ−ナI/
Vコンバ−タ34の出力端子(OUT)と回線網IM/
Vコンバ−タ36の出力端子(OUT)双方からの双方
の出力信号が、差動増幅器38の入力端子に印加される
と、金属製コンポ−ネントの寄生キヤパシタンスとRC
回路網40の寄生キヤパシタンスとは相殺されるが、そ
の様子は、丁度、チャンネル回路44のアイドル状態に
おける時と同じ様子である。
【0040】個々のI/Vコンバ−タ34、36からの
双方の出力信号の間の差分は、差動増幅器38において
増幅され、その結果、センサ− パネル12に接近しタ
ッチする実質的に使用者の指先のみを表わす出力信号と
して出力される。ここで了解すべきことが一つある。そ
れは、差動増幅器38の出力が追加デジタイザ回路(図
示せず)に印加され、それによって、センサ− パネル
12に対する使用者の指先の相対的な位置が決定される
と言うことである。
【0041】本発明は、図面と上記説明によって上記の
通り詳細に図解され記述されたが、当該図解と記述は、
その性格上、あくまでも例示的なものであって決して限
定的なものではない。従って、ここで了解すべきこと
は、上記最適実施例は単なる例示であり、それ故、本発
明の精神に基づく上記実施例の全ての変形例や改修例は
本発明に属すると言うことである。
【0042】
【発明の効果】デジタイザにおいて出力信号を発生させ
る本発明のデジタイザ出力信号発生方法とその装置は、
特に、センサ− パネル12近傍の使用者以外の物体に
起因する静電容量上の信号ノイズを除去することによっ
て、使用者の指先によるセンサ− パネル12へのタッ
チ入力の検出精度を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コンピユ−タのセンサ− パネルに効果的に
接続されたオフセット信号相殺回路を有するデジタイザ
であって、本発明の特徴を取り入れたデジタイザのブロ
ック線図である。
【図2】 図1の線2−2の矢印方向に沿って見たセン
サ− パネルの斜視図である。
【図3】 図1のオフセット信号相殺回路のチャンネル
回路部分の概略的なブロック線図である。
【符号の説明】
10 デジタイザ 12 センサ− パネル 14 ハウジング 16 オフセット信号相殺回路 18a−18d コ−ナ信号線 20 ガラス層 22 液晶デイスプレイ(LCD) スクリ−ン 24 上面 26 反応性センサ−材すなわち反応性ITO層 28 破片飛散防止用シ−ルド 30 空気間隙 32 使用者の指先位置 34 コ−ナI/Vコンバ−タ 36 回路網I/Vコンバ−タ 38 差動増幅器 40 RC回路網 42 基準信号源 44 補償回路 46、48、50、51、52 演算増幅器 R1−R10 抵抗器 C1 コンデンサ i 電流値 R 抵抗値 IN− 反転入力端子 IN+ 非反転入力端子 OUT 出力端子 Vout 出力電圧値 Vref AC基準電圧値

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の工程からなる、デジタイザにおい
    て出力信号を発生させるデジタイザ出力信号発生方法:
    使用者がセンサ− パネルにタッチした時に第一信号を
    発生する第一信号発生工程であって、該第一信号は第一
    成分と第二成分を有する、該第一信号発生工程と、 該第一信号の該第一成分と実質的に同一の第二信号を発
    生する第二信号発生工程と、そして該第二信号を用いて
    該第一信号の該第一成分を相殺することにより、該第一
    信号の該第二成分と実質的に同一の出力信号を発生させ
    る、該第二信号使用工程。
  2. 【請求項2】 該第一信号の該第一成分は、該センサ−
    パネル近傍の物体との静電容量的な結合を示す成分で
    あり、そして該第一信号の該第二成分は、該センサ−
    パネルにタッチしている該使用者の静電容量的な負荷を
    示す成分である、請求項1記載のデジタイザ出力信号発
    生方法。
  3. 【請求項3】 該第二信号使用工程は、該第一信号から
    該第二信号を減算することによって該第一信号の該第一
    成分を相殺する、第二信号減算工程を含む、請求項1記
    載のデジタイザ出力信号発生方法。
  4. 【請求項4】 該第二信号発生工程は、該第一信号を発
    生するRC回路を設置するRC回路設置工程を含む、請
    求項1記載のデジタイザ出力信号発生方法。
  5. 【請求項5】 該第二信号使用工程は、 該第一信号を受信する第一I/Vコンバ−タを設置する
    第一I/Vコンバ−タ設置工程と、 該第二信号を受信する第二I/Vコンバ−タを設置する
    第二I/Vコンバ−タ設置工程と、そして該デジタイザ
    出力信号を発生させるために、該第一I/Vコンバ−タ
    と該第二I/Vコンバ−タとに接続される差動増幅器を
    設置する差動増幅器設置工程とを含む、請求項4記載の
    デジタイザ出力信号発生方法。
  6. 【請求項6】 使用者にタッチされた時に、第一出力配
    線に第一信号を出力するセンサ− パネルであって、該
    第一信号は第一成分と第二成分を有する、該センサ−
    パネルと、 該第一信号の該第一成分と実質的に同一の第二信号を第
    二出力配線に出力するインピ−ダンス回路網と、そして
    該第一出力配線と該第二出力配線の双方に接続される補
    償回路であって、(1)該第二信号を用いて該第一信号
    の該第一成分を相殺し、(2)該第一信号の該第二成分
    と実質的に同一の出力信号を発生する、該補償回路と、
    からなるデジタイザ。
  7. 【請求項7】 該第一信号の該第一成分は、該センサ−
    パネル近傍の物体との静電容量的な結合を示す成分で
    あり、そして該第一信号の該第二成分は、該センサ−
    パネルにタッチしている該使用者の静電容量的な負荷を
    示す成分である、請求項6記載のデジタイザ。
  8. 【請求項8】 該センサ− パネルは電気抵抗層を有
    し、そして該補償回路は、該電気抵抗層のコ−ナ部分に
    電気的に接続される、請求項6記載のデジタイザ。
  9. 【請求項9】 該インピ−ダンス回路網は抵抗器とコン
    デンサを有し、該抵抗器と該コンデンサは、該電気抵抗
    層の該コ−ナ部分におけるインピ−ダンスと実質的に釣
    り合うように相互に接続される、請求項8記載のデジタ
    イザ。
  10. 【請求項10】 該補償回路は、 該第一出力配線に接続される第一I/Vコンバ−タと、 該第二出力配線に接続される第二I/Vコンバ−タと、
    そして該第一I/Vコンバ−タと該第二I/Vコンバ−
    タの双方に接続される差動増幅器であって、該デジタイ
    ザ出力信号を発生する該差動増幅器と、を有する、請求
    項8記載のデジタイザ。
  11. 【請求項11】 下記の構成要素からなるデジタイザ:
    使用者にタッチされた時に、第一センサ− パネル信号
    と第二センサ− パネル信号を出力するセンサ− パネ
    ルであって、(1)該第一センサ− パネル信号は、第
    一成分と第二成分を有し、そして、(2)該第二センサ
    − パネル信号は、第三成分と第四成分を有する、該セ
    ンサ− パネルと、 該第一センサ− パネル信号の該第一成分と実質的に同
    一の第一インピ−ダンス信号を出力する第一インピ−ダ
    ンス回路網と、 該第二センサ− パネル信号の該第三成分と実質的に同
    一の第二インピ−ダンス信号を出力する第二インピ−ダ
    ンス回路網と、 該第一センサ− パネル信号と該第一インピ−ダンス信
    号とを受信する第一補償回路であって、(1)該第一イ
    ンピ−ダンス信号用いて該第一センサ− パネル信号の
    該第一成分を相殺し、そして、(2)該第一センサ−
    パネル信号の該第二成分と実質的に同一の第一出力信号
    を発生する、該第一補償回路と、そして該第二センサ−
    パネル信号と該第二インピ−ダンス信号とを受信する
    第二補償回路であって、(1)該第二インピ−ダンス信
    号用いて該第二センサ− パネル信号の該第三成分を相
    殺し、そして、(2)該第二センサ− パネル信号の該
    第四成分と実質的に同一の第二出力信号を発生する、該
    第二補償回路。
  12. 【請求項12】 該該第一センサ− パネル信号の該第
    一成分と、該第二センサ− パネル信号の該第三成分の
    双方は、該センサ− パネル近傍の物体との静電容量的
    な結合を示す成分であり、そして該第一センサ− パネ
    ル信号の該第二成分と、該第二センサ− パネル信号の
    該第四成分の双方は、該センサ− パネルにタッチして
    いる該使用者との静電容量的な結合を示す成分である、
    請求項11記載のデジタイザ。
  13. 【請求項13】 該センサ− パネルは電気抵抗層を有
    し、 該第一補償回路は、該電気抵抗層の第一コ−ナ部分と電
    気的に接続され、そして該第二補償回路は、該電気抵抗
    層の第二コ−ナ部分と電気的に接続される、請求項11
    記載のデジタイザ。
  14. 【請求項14】 該第一インピ−ダンス回路網は、第一
    抵抗器と第一コンデンサとを有し、該第一抵抗器と該第
    一コンデンサとは、該電気抵抗層の該第一コ−ナ部分に
    おける第一インピ−ダンスと実質的に釣り合うように相
    互に接続され、そして該第二インピ−ダンス回路網は、
    第二抵抗器と第二コンデンサとを有し、該第二抵抗器と
    該第二コンデンサとは、該電気抵抗層の該第二コ−ナ部
    分における第二インピ−ダンスと実質的に釣り合うよう
    に相互に接続される、請求項13記載のデジタイザ。
  15. 【請求項15】 該第一補償回路は、 該電気抵抗層の該第一コ−ナ部分に接続される第一I/
    Vコンバ−タと、 該第一インピ−ダンス回路網に接続される第二I/Vコ
    ンバ−タと、そして該第一I/Vコンバ−タと該第二I
    /Vコンバ−タの双方に接続される第一差動増幅器であ
    って、該第一出力信号を発生する該第一差動増幅器と、
    を有する、請求項13記載のデジタイザ。
  16. 【請求項16】 該第二補償回路は、 該電気抵抗層の該第二コ−ナ部分に接続される第三I/
    Vコンバ−タと、 該第二インピ−ダンス回路網に接続される第四I/Vコ
    ンバ−タと、そして該第三I/Vコンバ−タと該第四I
    /Vコンバ−タの双方に接続される第二差動増幅器であ
    って、該第二出力信号を発生する該第二差動増幅器と、
    を有する、請求項15記載のデジタイザ。
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