JPH09182890A - 洗濯機用袋状ネット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、二槽式洗濯機においてタイマー
ストップ後、手を濡らすことなく水面上で洗濯物の入っ
た袋を取り出すことができる、洗濯機用袋状ネットの提
供を目的とする。 【構成】 洗濯機用袋状ネットにおいて、少なくとも
１個以上の浮きを内容物取出口側上端に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機用袋状ネットに
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、洗濯機で洗濯を行う場合、洗
濯物がお互いにからみ合うことを防止するために、洗濯
物を收容する袋状ネットが用いられている。しかし、二
槽式の洗濯機の場合は全自動と異なり、洗濯開始から回
転がタイマーでストップした後に洗濯槽内の水が排水さ
れないため、洗濯物が槽内に沈んでいるので、特に冬季
などは冷たい水中に深く手をさし入れなければ洗濯物の
入った袋を取り出すことができないという不都合があっ
た。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、タイマース
トップ後、手を濡らすことなく水面上で洗濯物の入った
袋を取り出すことができる、洗濯機用袋状ネットの提供
を目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、洗濯機用袋状
ネットにおいて、一辺に設けられた内容物取出口側上端
３・３′に１個以上の浮きを固着する手段を構じたもの
である。

【０００５】

【作用】この発明は、上記のような手段を構じたので、
内容物取出口側に固着した浮きの浮力によって浮きを頭
に、洗濯機用袋状ネットが水面上に浮き上った状態で静
止する。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。

【０００７】図１、図２に示すものは、浮きの材質とし
てスポンジゴムを使用しているが、これに代えて発泡ス
チロール、ピンポン玉ようの中空の玉、風船などでもよ
い。スポンジゴムの形は、ネットの縫着封入の位置に合
わせて角形でも丸形でもよい。

【０００８】図１に示すものは、サイズ約４０センチメ
ートル×５０センチメートルの角型袋状ネットで、洗濯
物のワイシャツ、ブラウスならば２〜３枚入り、大体ネ
ットの３分の２位が適量である。その場合、約３センチ
メートル×１０センチメートル×２センチメートルの大
きさの三角形のスポンジゴムを２，２′の位置に縫着封
入して固着する。

【０００９】図２に示すものは、洗濯物が小さく、数が
少ない場合に使用する直径２０センチメートル程度の小
型ボール状ネットで、ファスナー開口部の位置に図１に
使用した大きさのスポンジゴム１個を、図１と同様の縫
着封入方法で固着する。

【０００１０】

【発明の効果】本発明は、洗濯機のタイマーストップと
同時に洗濯袋用ネットが浮きの浮力によって浮きを頭
に、槽内で水面上に浮き上った状態で静止するため、水
面上で容易にネットをつかむことができ、手を濡らすこ
となく取り出すことができる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例の平面図である。

【図２】本発明の第２実施例の斜視図である。

【符号の説明】

１・・ネット本体 ２・・ファスナー ３・・浮き ３′・・浮き ４・・縫着縫い目 ４′・・縫着縫い目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 洗濯機用の袋状ネットにおいて、一辺に
   設けられた内容物取出口側上端（３）・（３′）に１個
   以上の浮きを固着することを特徴とする、洗濯機用ネッ
   ト。