JPH09180323A - カセット式記録再生装置 - Google Patents

カセット式記録再生装置

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Publication number
JPH09180323A
JPH09180323A JP7350741A JP35074195A JPH09180323A JP H09180323 A JPH09180323 A JP H09180323A JP 7350741 A JP7350741 A JP 7350741A JP 35074195 A JP35074195 A JP 35074195A JP H09180323 A JPH09180323 A JP H09180323A
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JP
Japan
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cassette
stage
tape
pair
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Withdrawn
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JP7350741A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Suzuki
勝弘 鈴木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットローディング時には、カセットステ
ージ上でのテープカセットの位置ずれを防止し、カセッ
トイジェクト時には、カセットステージ上でテープカセ
ットを一定量だけスムーズに、かつ、確実に排出するこ
とができるようにすること。 【解決手段】 カセットローディング時にはテープカセ
ット1の圧着力を強くし、カセットイジェクト時にはテ
ープカセット1の圧着力を弱くして、テープカセット1
をカセットステージ6上で排出し易くする圧着力可変手
段15を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオカセ
ットレコーダ等のテープカセットを用いて情報の記録、
再生を行うカセット式記録再生装置に関し、特に、テー
プカセットをカセットステージを用いてローディング及
びイジェクトする技術の分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビデオテープレコーダ等のカ
セット式記録再生装置では、図20の(A)(B)に示
すように、テープカセット1を挿入するフロントパネル
3の横長開口であるカセット挿入口4の内側にカセット
搬送手段であるカセットステージ6を配置している。そ
して、カセットステージ6をカセット挿入位置P1 と、
その後方のカセット引込み位置P2 と、その下方のカセ
ット装着位置P3 との間でほぼL型の移動軌跡に沿って
矢印a、b及びa′、b′方向に往復動させるカセット
ローディング機構が配置されている。そして、そのカセ
ットステージ6にはカセット圧着ローラ7等のカセット
圧着手段やカセット排出レバー8等のカセット排出手段
が設けられている。
【0003】そして、図20の(A)に示すように、カ
セットローディング時には、テープカセット1をカセッ
ト挿入口4からカセットステージ6内に矢印a方向から
水平に挿入して、このテープカセット1をカセット圧着
ローラ7等によってカセットステージ6の底板6a上に
矢印c方向から圧着する。
【0004】そして、このカセット挿入後に、カセット
ローディング機構を作動させて、カセットステージ6を
カセット挿入位置P1 からカセット引込み位置P2 まで
矢印a方向に水平に引き込んだ後、カセット引込み位置
2 からカセット装着位置P3 まで矢印b方向に垂直に
下降して、このテープカセット1をカセット装着位置P
3 に水平に装着する。なお、この時、このテープカセッ
ト1の前蓋1Aが上方である矢印b′方向に開蓋され
る。
【0005】そして、この時、テープカセット1はカセ
ット装着位置P3 で位置決めピン(図示せず)上に装着
されて位置決めされ、カセットステージ6はそのカセッ
ト装着位置P3 より少し下った位置まで移動されて、テ
ープカセット1の下面とカセットステージ6の底板6a
との間に段差G1 が発生することにより、カセット圧着
ローラ7等によってテープカセット1がカセット装着位
置P3 上に矢印b方向から強く圧着されて安定するよう
になされている。
【0006】そして、このカセットローディング後に、
テープカセット1内の磁気テープがテープローディング
機構によってカセット外に引き出されて回転ヘッドドラ
ム(何れも図示せず)にローディングされて、情報の記
録、再生が行われる。そして、記録、再生後のカセット
イジェクト時には、カセットローディング時の逆動作
で、カセットステージ6がカセット装着位置P3 からカ
セット引込み位置P2 まで矢印b′方向に垂直に上昇さ
れた後、カセット挿入位置P1 まで矢印a′方向に水平
に移動されて、その途中で、テープカセット1がカセッ
ト排出レバー8等によってカセット挿入口4からフロン
トパネル3外に矢印a′方向に排出されるように構成さ
れている。
【0007】そして、図20の(A)に実線で示すよう
に、カセットローディング時に、テープカセット1の後
端1bをフロントパネル3とほぽ面一となる位置まで深
く挿入するものでは、図20の(B)に示すように、カ
セットイジェクト時に、テープカセット1をカセット排
出レバー8等によってカセットステージ6に対して矢印
a′方向に一定量L1 だけ排出して、カセットステージ
6がカセット挿入位置P1 に復帰した時に、そのテープ
カセット1の後端1bをフロントパネル3外に一定量L
1 だけ矢印a′方向に突出させることによって、そのカ
セット1の後端1bを手で容易につまんで、カセットス
テージ6からフロントパネル3外へ矢印a′方向に容易
に抜き取ることができるように構成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来はカセッ
ト圧着ローラ7等のカセット圧着手段によるカセット圧
着力に問題があった。
【0009】即ち、カセットローディング時には、カセ
ット圧着ローラ7等のカセット圧着力を強くして、カセ
ットステージ6によってテープカセット1をカセット挿
入位置P1 からカセット引込み位置P2 まで矢印a方向
に水平に引き込む際に、テープカセット1がカセットス
テージ6上でずれ動かないようにする必要がある。
【0010】一方、カセットイジェクト時には、カセッ
ト圧着ローラ7等のカセット圧着力を弱くして、テープ
カセット1をカセット排出レバー8等によってカセット
ステージ6に対して矢印a′方向に一定量L1 だけスム
ーズに排出できるようにすることが好ましい。
【0011】しかし、従来は、カセットローディング時
及びカセットイジェクト時におけるカセット圧着ローラ
7等による負荷がバランスするように設計していた。従
って、カセットローディング時には、図20の(C)に
示すように、カセット圧着ローラ7等のカセット圧着力
が弱過ぎて、カセットステージ6をカセット挿入位置P
1 からカセット引込み位置P2 まで矢印a方向に水平に
引き込んだ際に、テープカセット1が慣性力によってカ
セットステージ6上で矢印a′方向に位置ずれL2 を発
生し、カセットステージ6をカセット装着位置P3 まで
矢印b方向に下降した際に、テープカセット1を正規の
位置に正しく装着できないと言うカセット装着ミスを発
生し易かったり、カセットイジェクト時には、図20の
(B)に1点鎖線で示すように、カセット圧着ローラ7
等のカセット圧着力が強過ぎて、カセット排出レバー8
等によるテープカセット1の排出量が不足L3 してしま
い、テープカセット1をフロントパネル3外へ抜き取り
にくくなる等の問題があった。
【0012】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、カセットローディング時には、カ
セットステージ上でのテープカセットの位置ずれを防止
し、カセットイジェクト時には、カセットステージ上で
テープカセットを一定量だけスムーズに、かつ、確実に
排出することができるようにしたカセット式記録再生装
置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のカセット式記録再生装置は、カセットステ
ージによってテープカセットをカセット挿入位置からカ
セット装着位置へローディングする際には、カセット圧
着機構によるカセット圧着力を強くし、カセットステー
ジによってテープカセットをカセット装着位置からカセ
ット挿入位置へイジェクトする際に、カセット圧着機構
によるカセット圧着力を弱めて、カセット排出機構によ
るカセットステージからのテープカセットの排出をスム
ーズに行えるようにする圧着力可変手段を備えたもので
ある。
【0014】上記のように構成された本発明のカセット
式記録再生装置は、カセットステージによってテープカ
セットをカセット挿入位置からカセット装着位置へロー
ディングする際には、圧着力可変手段によってカセット
圧着機構によるカセット圧着力を強くできるので、カセ
ットステージ上でのテープカセットの位置ずれを防止で
きる。そして、カセットステージによってテープカセッ
トをカセット装着位置からカセット挿入位置へイジェク
トする際には、圧着力可変手段によってカセット圧着機
構によるカセット圧着力を弱めるので、カセット排出機
構によってテープカセットをカセットステージに対して
一定量だけスムーズに、かつ、確実に排出することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をビデオカセットレ
コーダ等に適用したカセット式記録再生装置の実施の形
態を図1〜図19を参照して説明する。なお、図20と
同一構造部には同一の符号を付して説明の重複を省く。
【0016】「本発明の要旨の説明」まず、図1によっ
て、本発明の要旨について説明する。
【0017】本発明のカセット式記録再生装置は、カセ
ット圧着機構11のカセット圧着力を強いカセット圧着
力F1 と、弱いカセット圧着力F2 とに切り替えること
ができるようにした圧着力可変手段15を備えたもので
ある。
【0018】即ち、図1の(A)に示すように、カセッ
トローディング時には、テープカセット1をフロントパ
ネル3のカセット挿入口4からカセットステージ6内に
矢印a方向に水平に挿入した際に、圧着力可変手段15
によって既に強いカセット圧着力F1 に設定されている
カセット圧着機構11によって、テープカセット1をカ
セットステージ6の底板6a上に強く圧着する。そし
て、カセットステージ6をカセット挿入位置P1 からカ
セット引込み位置P2 を経てカセット装着位置P3 へロ
ーディングする際に、カセットステージ6上でのテープ
カセット1の位置ずれを防止して、テープカセット1を
カセット装着位置P3 に正しく、しかも、強力に装着す
る。
【0019】そして、図1の(B)に示すように、カセ
ットイジェクト時には、カセットステージ6をカセット
装着位置P3 からカセット引込み位置P2 を経てカセッ
ト挿入位置P1 へイジェクトする途中で、圧着力可変手
段15によってカセット圧着機構11のカセット圧着力
を弱いカセット圧着力F2 に切り替えて、カセット排出
機構16によって、テープカセット1をカセットステー
ジ6に対して矢印a′方向に一定量L1 だけスムーズ
に、かつ、確実に排出して、カセットステージ6がカセ
ット挿入位置P1 へ復帰した時に、そのテープカセット
1の後端1bをフロントパネル3の外方に一定量L1
け確実に、かつ、安定して突出させるようにしたもので
ある。
【0020】「本発明の実施形態の構成の説明」次に、
図2〜図19によって、本発明の実施形態の構成につい
て説明する。
【0021】「2種類のテープカセットの説明」図2、
図3、図8、図10、図11及び図12に示すように、
大きさ(前後方向の奥行きD1 、D2 と左右方向の幅W
1 、W2 )及び厚みH12 が異なる2種類のテープカ
セット1、2の内部には、大小直径が異なる左右一対の
テープリール31、32に巻回された磁気テープ32が
収納されている。そして、これらの磁気テープ32はこ
れらのテープカセット1、2の前端1a、2aに取り付
けられて矢印f、f′方向に回転して開閉される内外2
重構造の前蓋1A、2Aの内側に沿ってパスされてい
る。
【0022】従って、これらのテープカセット1、2の
前後方向(矢印a、a′方向)におけるほぼ重心位置と
なるリールセンターP11、P12は、これらのテープリー
ル31、32の直径差に応じて、これらの前端1a、2
aから互いに異なった距離L11、L12分偏位された位置
に設定されている。
【0023】「カセットステージの説明」次に、図2〜
図4に示すように、カセットステージ6は、板金等によ
って形成されていて、水平な底板6aと、その底板6a
の左右両端から上方に垂直に立ち上げられた左右一対の
側板6bとによって断面形状が上向きのほぼコ字状に形
成されていて、底板6aの後端(矢印a方向側の端部)
の左右両側には大型テープカセット2用の左右一対のカ
セットストッパー34が一体に形成されている。なお、
この底板6a上には、大型テープカセット2用のカセッ
トストッパー34と同様の小型テープカセット1用のカ
セットストッパー(図示せず)が一体に形成されてい
る。
【0024】そして、このカセットステージ6は図20
で説明したように、ローディング機構によってカセット
挿入位置P1 とカセット装着位置P3 との間で、カセッ
ト引込み位置P2 を経てほぼL型の移動軌跡に沿って矢
印a、b方向及び矢印b′、a′方向に往復駆動される
ように構成されている。
【0025】「カセット圧着機構の説明」次に、図2〜
図5及び図7に示すように、カセットステージ6上には
カセット圧着機構11が取り付けられている。
【0026】そして、このカセット圧着機構11は、フ
ロントパネル3のカセット挿入口4を内側から開閉する
開閉蓋12と、その開閉蓋12を支持して上下に回転す
るカセット圧着レバー35とを備えている。
【0027】そして、カセット圧着レバー35は左右一
対のアーム部35aと、これらの上端部間を水平に連結
する梁部35bとによって断面形状が下向きのほぼコ字
状に形成されている。そして、このカセット圧着レバー
35は、これらの左右一対のアーム部35aの後端によ
ってカセットステージ6の左右一対の側板6bの後端に
左右一対の水平な支点ピン36を介して上下方向である
矢印g、g′方向に回転自在に取り付けられている。そ
して、このカセット圧着レバー35は、引張りコイルバ
ネからなる回転付勢手段である左右一対の圧着バネ37
によってカセット圧着方向である矢印g′方向に回転付
勢されて、カセットステージ6の左右両側板6bに一体
に形成された左右一対のストッパー40aに当接されて
停止されるように構成されている。
【0028】そして、開閉蓋12は合成樹脂等によって
成形されていて、この開閉蓋9は、その上端の左右両側
をカセット圧着レバー35の左右一対のアーム部35a
の前端の上側に左右一対の水平な支点ピン38を介して
前後及び上下方向である矢印c、c′方向に回転自在に
取り付けられている。そして、この開閉蓋9は、捩りコ
イルバネからなる閉蓋用及びカセット圧着用の兼用回転
付勢手段である左右一対の開閉蓋バネ39によって矢
印′方向に回転付勢されて、図7に示すカセット挿入口
4の閉蓋位置にて、この開閉蓋12が左右一対のアーム
部35aに一体に形成されたストッパー40bに当接さ
れて停止されるように構成されている。
【0029】「カセット圧着部の説明」図4、図5、図
8及び図12に示すように、開閉蓋12はカセット圧着
部材に構成されていて、この開閉蓋12の下端側で、左
右方向のほぼ中央部の両側には小型テープカセット1を
圧着するための左右一対のカセット圧着部13がその小
型テープカセット1の幅W1 よりやや小さい間隔で一体
成形されている。
【0030】また、この開閉蓋12の左右両端部には大
型テープカセット2を圧着するための左右一対のカセッ
ト圧着部14が一体成形されている。そして、これらの
カセット圧着部14はそれぞれ断面形状がほぼL型に形
成されていて、それぞれ上下一対のカセット圧着用突起
14a、14bを備えている。
【0031】従って、1つのカセット圧着部材である開
閉蓋に小型テープカセット1用の左右一対のカセット圧
着部13と、大型テープカセット2用の左右一対のカセ
ット圧着部14とが一体成形された構造を呈している。
【0032】「カセット排出機構の説明」次に、図2〜
図6、図8〜図12に示すように、カセット排出機構1
6は、定位置に固定された左右一対のカム41と、カセ
ットステージ6に取り付けられた左右一対のカム従動レ
バー42及び左右一対のカセット排出レバー43とによ
って構成されている。
【0033】そして、左右一対のカム41は合成樹脂等
によって成形されていて、これらのカム41は、図20
で説明したカセットステージ6のカセット挿入位置P1
とカセット引込み位置P2 との間における矢印a、a′
方向の水平移動経路のほぼ中間位置の左右両側に配置さ
れていて、左右一対のシャーシ側板45の内側に固着さ
れている。そして、これらのカム41の上端面がカム面
41aに形成されている。
【0034】また、左右一対のカム従動レバー42は、
合成樹脂等によって形成されていて、これらのカム従動
レバー42はカセットステージ6に取り付けられている
カセット圧着レバー37の左右一対のアーム部37aに
おける前後方向のほぼ中央位置に左右一対の水平な支点
ピン45を介して前後方向である矢印h、h′方向に回
転自在に取り付けられている。そして、これら左右一対
のカム従動レバー42は支点ピン45から下方に垂下さ
れ、かつ、これらカム従動レバー42は捩りコイルバネ
からなる回転付勢手段である左右一対のカムバネ46に
よって矢印h方向に回転付勢されている。
【0035】また、左右一対のカセット排出レバー43
は、板金等によってほぼ対称状に形成されていて、これ
らのカセット排出レバー43は、カセットステージ6に
おける底板6aの後端の左右両側位置の下部に垂直な支
点ピン47を介して前後方向である矢印i、i′方向に
回転自在に取り付けられている。そして、これらのカセ
ット排出レバー42の内側端には、上方に垂直に立ち上
げられたカセット排出用突起43aが一体に形成され、
これらのカセット排出レバー42の外側端から上方に垂
直に立ち上げられた突起43bに、左右一対のカム従動
レバー42の内側に一体成形された突起42aが矢印h
方向から当接されている。
【0036】そして、これら左右一対のカセット排出レ
バー43の支点ピン47とカセット排出用突起43aと
の間から上方に立ち上げられたほぼL型の係止片48が
カセットステージ6の底板6aに形成された左右一対の
ガイド部49に係止されて矢印i、i′方向に移動され
るように構成されている。そして、この底板6aのガイ
ド片49より内側位置には、左右一対のカセット排出用
突起43aを矢印i′方向から当接させることによっ
て、左右一対のカセット排出レバー43を矢印i方向の
原位置を停止する左右一対のカセット排出ストッパー4
9が形成されている。
【0037】「圧着力可変手段の説明」図2及び図9に
示すように、この圧着力可変手段15は、左右一対のカ
ム従動レバー42及びカムバネ46と、左右一対のカム
41のカム面41aのカセット挿入方向側の後端側(矢
印a方向側)に形成された傾斜面51とによって構成さ
れている。なお、これらの傾斜面51はカセット排出方
向(矢印a′方向)に向って上り傾斜に形成されてい
る。
【0038】次に、図2及び図10に示すように、カセ
ット排出ストローク切替手段17は、カセット圧着レバ
ー35による左右一対のカム従動レバー42の上下方向
である矢印g、g′方向の昇降動作によって、これらの
カム従動レバー42の下端と、左右一対のカム41のカ
ム面41aとのオーバーラップ量OV11、OV12に差を
与えることにより、左右一対のカセット排出レバー43
によるテープカセット1、2の排出ストロークを切り替
えるようにしたものである。
【0039】次に、図14〜図19に示すように、カセ
ット誤挿入防止機構18は、合成樹脂等によって成形さ
れた回転式の左右一対のカセット判別部材19、カセッ
ト挿入ガイド20及び左右一対のロックレバー23等に
よって構成されている。
【0040】そして、フロントパネル3の内側で、カセ
ット挿入口4の下縁及び左右両側縁に沿ってほぼ上向き
のコ字状に配置された支持部材52が左右一対のシャー
シ側板44の前端に固着されている。そして、この支持
部材52にカセット判別部材19、カセット挿入ガイド
20及びロックレバー23がそれぞれ水平な支点ピン2
1、22、24を介して矢印d、d′方向、矢印e、
e′方向及び矢印j、j′方向に回転自在に取り付けら
れている。そして、これらカセット判別部材19、カセ
ット挿入部材20及びロックレバー23は捩りコイルバ
ネからなる回転付勢手段である判別部材バネ53、挿入
ガイドバネ54及びロックバネ55によってそれぞれ矢
印d′、e′、j′方向に回転付勢されている。
【0041】そして、左右一対のカセット判別部材19
がフロントパネル3の内側に最も近接された位置で、カ
セット挿入口4の左右両側に配置されていて、そのカセ
ット判別部材19の上端に一体成形されたカセット判別
部材19aがカセット挿入口4内に左右両側位置に挿入
されている。そして、これらのカセット判別部材19の
後端側の左右両側位置には各一対、合計4つの水平な係
合ピン19b、19cが一体成形されている。
【0042】そして、カセット挿入ガイド20はカセッ
ト挿入方向(矢印a方向)に対して直角な方向に長く伸
ばされて水平状に配置されていて、このカセット挿入ガ
イド20には左右両側に形成された凸部20aと、中央
部に形成された凹部20bとを有している。そして、凹
部20bの左右両側の内側対向面に、小型テープカセッ
ト1をカセットステージ6内の中央部へ誘導するための
挿入ガイド面56が形成されていて、その挿入ガイド面
56の両側の前端面が左右一対のカセットストッパー面
57に形成されている。
【0043】そして、このカセット挿入ガイド20は左
右一対のカセット判別部材19よりカセット挿入方向側
(矢印a方向側)に偏位された位置に配置されている。
そして、図17に示すように、カセットステージ6がカ
セット挿入位置へ復帰された状態で、そのカセット挿入
ガイド20のカセット挿入方向側の端部に配置された左
右一対の支点ピン22がそのカセットステージ6の底板
6aよりも下方に配置されている。
【0044】そして、このカセット挿入ガイド20が支
点ピン22を中心に矢印e、e′方向に回転駆動される
ことによって、挿入ガイド面56及びカセットストッパ
ー面57を有する左右一対の凸部20aがカセットステ
ージ6の底板6aの前端側の左右両側に形成された左右
一対の切欠き58を通して、図17に示すカセット挿入
空間である底板6aの上部位置と、図18に示すカセッ
ト挿入空間外である底板6aの下方位置との間で矢印
e、e′方向に昇降できるように構成されている。
【0045】そして、このカセット挿入ガイド20の左
右一対の凸部20の左右両側に左右一対の係合片20c
が水平状に一体成形されていて、左右一対のカセット判
別部材19の内側の左右一対の係合ピン19bがその左
右一対の係合片20cに下方から係合されている。
【0046】従って、カセット判別部材19とカセット
挿入ガイド20とがカセット挿入及び排出方向(矢印
a、a′方向)に互いに大幅にオーバーラップOV1
れて配置されており、かつ、後述するように、カセット
挿入ガイド20をカセット挿入空間の下方に逃がすため
のカセット判別部材19の動作ストロークS22を小スト
ロークに構成したことによって、カセット誤挿入防止機
構18のカセット挿入及び排出方向における占有スペー
スS23が非常に小さく構成されている。
【0047】そして、このことから、図17に示すよう
に、カセットステージ6をカセット挿入位置P1 へ復帰
させた時に、そのカセットステージ6をフロントパネル
3に十分に近接させながら、なおかつ、そのカセットス
テージ6の底板6aの前後方向(矢印a、a′方向)の
奥行きD12を十分に大きくとることができるように構成
されている。
【0048】なお、カセット判別部材19の係合ピン1
9bと、カセット挿入ガイド20の係合片20cとの係
合量OV2 を非常に小さく設定したことによって、カセ
ット判別部材19の動作ストロークS22が小ストローク
に設定されている。
【0049】そして、左右一対のロックレバー23は左
右一対のカセット判別部材19のカセット挿入方向側
(矢印a方向側)に配置されて、これらロックレバー2
3にはカセット判別部材19の外側の係合ピン19cを
ロックするロック片23aと、カセットステージ6によ
って制御されるカム従動片23bとがほぼL型に一体成
形されている。
【0050】そして、カセットステージ6の左右両側板
6bの前端側の左右両側部にはカム従動アーム23bを
制御する左右一対の水平なカム片59が一体に形成され
ている。
【0051】「本発明の実施形態の動作の説明」次に、
図1〜図19によって、上述した本発明の実施形態にお
ける各機構の動作を説明する。
【0052】「カセット誤挿入防止機構の動作説明」ま
ず、図14〜図19によって、カセット誤挿入防止機構
18の動作について説明する。
【0053】まず、このカセット誤挿入防止機構18の
原位置への復帰状態では、図19に実線で示したよう
に、カセットステージ6がカセット挿入位置P1 まで矢
印a′方向に復帰されたことによって、その左右一対の
カム片59が左右一対のロックレバー23のカム従動片
23b上に矢印a方向から乗り上げている。
【0054】そして、これら左右一対のロックレバー2
3が支点ピン24を中心にロック解除位置までロックバ
ネ55に抗して矢印j′方向に回転されて、これらのロ
ック片23aが左右一対のカセット判別部材19の係合
ピン19cから矢印j′方向に外されている。
【0055】そして、図17に示すように、左右一対の
カセット判別部材19が支点ピン21を中心に判別部材
バネ53によって原位置まで矢印d′方向に回転駆動さ
れて、これらのカセット判別部19aがカセット挿入口
4内に挿入され、このカセット判別部材19は支持部材
52に形成されているストッパー(図示せず)に当接し
て停止されている。
【0056】そして、これら左右一対のカセット判別部
材19の係合ピン19bがカセット挿入ガイド20の左
右一対の係合片20cを上方である矢印d′方向に押し
上げして、カセット挿入ガイド20が支点ピン22を中
心に挿入ガイドバネ20に抗して上方である矢印e′方
向に回転されて、このカセット挿入ガイド20の左右一
対の凸部20aがカセットステージ6の底板6aの左右
一対の切欠き58を通して、その底板6aの上方位置ま
で突出されている。
【0057】従って、カセットステージ6がカセット挿
入位置P1 へ復帰された状態では、カセット挿入ガイド
20の挿入ガイド面56及びカセットストッパー面57
がカセットステージ6の底板6aより上方に突出されて
いる。
【0058】そこで、カセット挿入口4からカセットス
テージ6内に小型及び大型テープカセット1、2を選択
的に挿入するが、まず、図14に示すように、小型テー
プカセット1をカセット挿入口4からカセットステージ
6内のほぼ中央位置へ矢印a方向から水平に正しく挿入
する場合には、カセット挿入ガイド20の左右一対の挿
入ガイド面56がその小型テープカセット1の左右両側
面1cを案内して、この小型テープカセット1がカセッ
トステージ6内の底板6a上の中央位置へ正しく誘導さ
れる。
【0059】なお、カセットステージ6内の中央位置へ
矢印a方向から水平に挿入された小型テープカセット1
は、大型テープカセット2と共通の挿入基準位置P0
に、その前端1aが揃えられたところでカセットストッ
パー(図示せず)にて停止される。
【0060】一方、図14に1点鎖線や2点鎖線で示す
ように、小型テープカセット1をカセット挿入口4の中
央位置に対して右や左に片寄った位置に矢印a方向から
誤挿入しようとした場合には、その小型テープカセット
1の前端1aが、カセット挿入ガイド20の左右一対の
カセットストッパー面57の何れか一方に衝突される。
【0061】従って、カセットステージ6内の右又は左
に片寄った位置への小型テープカセット1の誤挿入をカ
セット挿入ガイド20によって未然に防止することがで
きる。
【0062】次に、図11に示すように、大型テープカ
セット2をカセット挿入口4からカセットステージ6内
に矢印a方向から水平に挿入した時には、その大型テー
プカセット2の左右両側面2cがカセットステージ6の
左右両側板6bによって誘導される。そして、この大型
テープカセット2は、小型テープカセット1と共通の挿
入基準位置P0 に、その前端2aが揃えられた位置まで
矢印a方向に挿入されて、左右一対のカセットストッパ
ー34によって停止される。
【0063】この際、図18に示すように、大型テープ
カセット2をカセット挿入口4に矢印a方向から極く僅
かに挿入しただけで、その大型テープカセット2の前蓋
2Aの前面の左右両端が左右一対のカセット判別部材1
9のカセット判別部19aに当接して、これらを矢印a
方向に押す。
【0064】すると、左右一対のカセット判別部材19
が支点ピン21を中心に判別部材バネ53に抗して矢印
d方向に回転されるが、これらのカセット判別部材19
が図17に実線で示す原位置から1点鎖線で示す切替位
置まで、オーバーストローク量OV2 に相当する小スト
ロークS22だけ矢印d方向に回転された時に、図18に
示すように、これらのカセット判別部材19の係合ピン
19bがカセット挿入ガイド20の左右一対の係合片2
0cから矢印a方向に外れる。
【0065】すると、その瞬間に、カセット挿入ガイド
20が支点ピン22を中心に挿入ガイドバネ54によっ
て矢印e方向に回転されて、そのカセット挿入ガイド2
0の左右一対の凸部20aがカセットステージ6の底板
6aの下方へ逃がされる。
【0066】従って、大型テープカセット2をカセット
挿入口4に矢印a方向から極く僅かな量だけ挿入した瞬
間に、カセット挿入ガイド20の挿入ガイド面56及び
カセットストッパー面57をカセット挿入空間の下方へ
素早く逃がすことができる。そして、大型テープカセッ
ト2をそのまま引き続いてカセットステージ6内の挿入
基準位置P0 まで何らの障害もなく矢印a方向にスムー
ズに挿入することができる。
【0067】そして、この時の大型テープカセット2の
引き続いての矢印a方向への挿入の進行により、図19
に示すように、左右一対のカセット判別部材19のカセ
ット判別部19aが大型テープカセット2の下面2dの
下まで押し下げられて、これらのカセット判別部材19
が図19に示すロック位置まで矢印d方向に回転され
る。
【0068】そして、カセットステージ6内への大型テ
ープカセット2の挿入が完了し、後述するように、カセ
ットステージ6がカセット挿入位置P1 からカセット引
込み位置P2 を経てカセット装着位置P3 へローディン
グされるが、カセットステージ6が図19に実線で示す
カセット挿入位置P1 からカセット引込み位置P2 に向
けて矢印a方向に水平移動された瞬間に、カセットステ
ージ6の左右一対の係合片59が左右一対のロックレバ
ー23のカム従動片23b上から矢印a方向に外され
る。
【0069】すると、これらのロックレバー23が支点
ピン24を中心に図19に実線で示すロック解除位置か
ら図19に1点鎖線で示すロック位置までロックバネ5
5によって矢印j方向に回転されて、そのロック片23
aが左右一対のカセット判別部材19の係合ピン19c
上へ移動して、これ以後、そのロック片23aによって
カセット判別部材19が図19の位置でロックされるこ
とになる。
【0070】そして、後述するように、テープカセット
1、2の選択的な記録、再生後に、カセットステージ6
がカセット装着位置P3 からカセット引込み位置P2
経て、図19に示すカセット挿入位置P1 へ矢印a′方
向から復帰されると、前述したように、左右一対の係合
片58が左右一対のロックレバー23のカム従動片23
b上に乗り上げて、このロックレバー23がロックバネ
55に抗して図19の実線で示すロック解除位置まで矢
印j′方向に回転される。すると、これらのロック片2
3aが左右一対のカセット判別部材19の係合ピン19
cから矢印j方向に外れて、これらのカセット判別部材
19のロックが解除される。
【0071】そして、このカセットステージ6のカセッ
ト挿入位置P1 への復帰後に、大型テープカセット2が
カセットステージ6内からフロントパネル3外へ矢印
a′方向に抜き取られると、図17に実線で示すよう
に、左右一対のカセット判別部材19が判別部材バネ5
3によって原位置まで矢印d′方向に回転され、これら
の係合ピン19bによってカセット挿入ガイド20が挿
入ガイドバネ54に抗して矢印e′方向に押し上げられ
て、このカセット誤挿入防止機構18が原位置へ復帰さ
れる。
【0072】「カセット圧着機構の動作説明」次に、図
2〜図13によって、カセット圧着機構16の動作につ
いて説明する。
【0073】まず、カセットローディング開始前では、
図7に示すように、開閉蓋12が支点ピン38を中心に
開閉蓋バネ39によって閉蓋位置まで矢印c′方向に回
転付勢されて、フロントパネル3のカセット挿入口4が
この開閉蓋12によって内側から閉蓋されている。
【0074】そこで、カセットローディング時には、図
8及び図12に実線で示すように、小型及び大型テープ
カセット1、2を、これらの前端1a、2a側から選択
的にカセット挿入口4を通してカセットステージ6内に
矢印a方向に水平に挿入する際に、これら小型及び大型
テープカセット1、2の前端1a、2aで開閉蓋12を
矢印a方向に押して、この開閉蓋12を支点ピン38を
中心に開閉蓋バネ39に抗して矢印c方向に回転するよ
うに押し開く。
【0075】そして、図2及び図11に示すように、こ
れら小型及び大型テープカセット1、2をカセットステ
ージ6内の挿入基準位置P0 まで矢印a方向に水平に挿
入してカセットストッパー34等によって停止する。こ
の際、図2に示すように、小型テープカセット1は前述
したカセット誤挿入防止機構18のカセット挿入ガイド
20によって案内されて、カセットステージ6の中央位
置に挿入され、大型テープカセット2はカセットステー
ジ6の左右両側板6b間に挿入される。
【0076】そして、図8に示すように、カセットステ
ージ6内に小型テープカセット1が矢印a方向から水平
に挿入された時には、矢印c方向に押し開かれた開閉蓋
12の小型テープカセット1用の左右一対のカセット圧
着部13がその小型テープカセット1の上面1aに接触
されると共に、その左右一対のカセット圧着部13がカ
セット圧着レバー35の梁部35bの下面に接して、こ
のカセット圧着レバー35を左右一対の支点ピン36を
中心に左右一対のカセット圧着バネ37に抗して矢印g
方向に小さな角度だけ回転するように押し上げる。
【0077】そして、左右一対のカセット圧着バネ37
によるカセット圧着レバー35の矢印g′方向への反発
力がカセット圧着力として働き、左右一対のカセット圧
着部13によって小型テープカセット1の下面1dがカ
セットステージ6の底面6a上に水平に圧着されて保持
される。
【0078】しかも、この時、左右一対のカセット圧着
部13は、小型テープカセット1のリールセンターP11
の近傍位置P111 を圧着し、小型テープカセット1はカ
セットステージ6内に極めて安定良く保持される。
【0079】一方、図12に示すように、カセットステ
ージ6内に大型テープカセット2が矢印a方向から水平
に挿入された時には、小型テープカセット1用の左右一
対のカセット圧着部13は大型テープカセット2に接触
されずに矢印c方向に押し開かれた開閉蓋12の大型テ
ープカセット2用の左右一対のカセット圧着部14の各
一対、合計4つのカセット圧着用突起14a、14bが
大型テープカセット2の上面2aに接触される。
【0080】そして、この時には、小型テープカセット
1用の左右一対のカセット圧着部13はカセット圧着レ
バー35の梁部35bの下面には接触されず、開閉蓋1
2が矢印c方向に回転されながら、その左右一対の支点
ピン38によってカセット圧着レバー35が矢印g方向
に押し上げられて、このカセット圧着レバー35が左右
一対の支点ピン36を中心に左右一対のカセット圧着バ
ネ37に抗して矢印g方向に大きな角度に回転するよう
に押し上げる。
【0081】従って、この時には、左右一対のカセット
圧着バネ37によるカセット圧着レバー35の矢印g′
方向の反発力によるカセット圧着力が大型テープカセッ
ト2の重量に見合うように大きくなり、左右一対のカセ
ット圧着部14によって大型テープカセット2の底面2
dがカセットステージ6の底板6a上に水平に強く圧着
されて保持される。
【0082】そして、この時、左右一対のカセカセット
圧着部14の合計4つのカセット圧着用突起14a、1
4bは、大型テープカセット2のリールセンターP12
近傍位置P112 を強く圧着し、大型テープカセット2は
カセットステージ6内に極めて安定良く保持される。
【0083】そして、このように左右各一対のカセット
圧着部13、14を1つのカセット圧着部材である開閉
蓋12に一体成形したことによって、図8及び図12に
示すように、各左右一対のカセット圧着部13、14に
よる小型及び大型テープカセット1、2の圧着可能スペ
ースS16、S17を、これらの前蓋1A、2Aの開閉のた
めの可動スペースS2 によりカセット排出方向(矢印
a′方向)側で、フロントパネル3までの間の広いスペ
ースに設定することができる。
【0084】そして、カセットステージ6内への小型及
び大型テープカセット1、2の選択的な挿入完了後に、
図3及び図10に示すように、カセットステージ6が実
線で示すカセット挿入位置P1 から1点鎖線で示すカセ
ット装着位置P2 までカセット引込み位置P2 を経て矢
印a、b方向にローディングされて、これら小型及び大
型テープカセット1、2がカセット装着位置P3 に矢印
b方向から水平に装着される。
【0085】すると、図2及び図10に1点鎖線で示す
ように、小型及び大型テープカセット1、2がカセット
装着位置P3 にて位置決めピン(図示せず)上に装着さ
れて位置決めされるのに対して、カセットステージ6が
カセット装着位置P3 より少し下った位置まで移動され
て、これら小型及び大型テープカセット1、2の下面1
d、2dとカセットステージ6の底板6aとの間に段差
1 が発生する。
【0086】従って、小型及び大型テープカセット1、
2のカセット装着位置P3 への装着状態では、段差G1
が相当分だけ、カセット圧着レバー35が左右一対のカ
セット圧着バネ37に抗して矢印g方向に更に回転し
て、これらによるカセット圧着力が更に増大される。
【0087】従って、前述したように、左右各一対のカ
セット圧着部13、14がそれぞれリールセンター近傍
位置P111 、P112 を圧着することと、左右一対のカセ
ット圧着バネ37によるカセット圧着力が増大されるこ
ととに合い俟って、これら小型及び大型テープカセット
1、2をカセット装着位置P3 に矢印b方向から極めて
安定良く、確実に圧着して位置決めすることができる。
【0088】「カセット排出機構の説明」次に、図2〜
図13によって、カセット排出機構16の動作について
説明する。
【0089】まず、図3及び図12に示すように、小型
及び大型テープカセット1、2を選択的にカセットステ
ージ6内の挿入基準位置P0 まで矢印a方向から水平に
挿入すると、これら小型及び大型テープカセット1、2
の前端1a、2aによって左右一対のカセット排出レバ
ー43のカセット排出用突起43aが矢印a方向に押さ
れて、これらのカセット排出レバー43が図3に1点鎖
線で示す原位置から図3及び図12に実線で示す排出動
作開始位置まで左右一対の支点ピン47を中心に矢印i
方向に回転駆動される。
【0090】そして、この後、図2及び図10に示すよ
うに、カセットステージ6によってこれら小型及び大型
テープカセット1、2がカセット挿入位置P1 からカセ
ット引込み位置P2 を経てカセット装着位置P3 まで矢
印a、b方向にローディングされるが、カセットステー
ジ6が図20に示したカセット挿入位置P1 からカセッ
ト引込み位置P2 まで矢印a方向に水平に引き込まれる
間に、左右一対のカム従動レバー42が左右一対のカム
41に矢印a方向から当接して、これらのカム従動レバ
ー42が図2及び図10に点線で示すように、支点ピン
45を中心にカムバネ46に抗して矢印h′方向に回転
して逃げながら、これらのカム従動レバー42が左右一
対のカム41上を通過する。
【0091】そして、その通過後には、これらのカム従
動レバー42は図2及び図10に実線で示す排出動作開
始位置まで支点ピン45を中心にカムバネ46によって
矢印h方向に回転して、図6に示すように、これらのカ
ム従動レバー42の突起42aが左右一対のカセット排
出レバー43の突起43bに矢印b方向から当接され
る。
【0092】そして、小型及び大型テープカセット1、
2のカセット装着位置P3 での記録、再生後に、カセッ
トステージ6によってこれら小型及び大型テープカセッ
ト1、2が図2及び図10に1点鎖線で示すカセット装
着位置P3 からカセット引込み位置P2 を経てカセット
挿入位置P1 まで矢印b′、a′方向に選択的にイジェ
クトされる際で、カセットステージ6が図20に示した
カセット引込み位置P2 からカセット挿入位置P1 へ矢
印a′方向に水平に移動される間に、これら小型及び大
型テープカセット1、2がカセットステージ6に対して
カセット排出方向(矢印a′方向)に自動的に排出され
る。
【0093】即ち、カセットステージ6が矢印a′方向
に水平に移動される間に、図9の(B)及び図13に示
すように、左右一対のカム従動レバー42の下端が左右
一対のカム41のカム面42aに当接して、これらのカ
ム41によって、これらのカム従動レバー42が相対的
に矢印a方向に蹴り出される。
【0094】すると、これら左右一対のカム従動レバー
42が支点ピン45を中心に矢印h方向に回転駆動され
て、図6に示すように、これらのカム従動レバー42の
突起42aによって左右一対のカセット排出レバー43
の突起43bが矢印h方向に駆動されて、これら左右一
対のカセット排出レバー43が図3及び図11に実線で
示す排出動作開始位置から支点ピン47を中心に矢印
i′方向に強制的に回転駆動される。
【0095】すると、図2、図3、図10及び図11に
示すように、これらのカセット排出用突起43aによっ
て小型及び大型テープカセット1、2の前端1a、2a
が矢印a′方向に押されて、これら小型及び大型テープ
カセット1、2がカセットステージ6内からカセット排
出方向(矢印a′方向)に強制的に排出される。
【0096】そして、この際、小型及び大型テープカセ
ット1、2の厚みH1 、H2 の差を利用した排出ストロ
ーク切替手段17によって、これらの排出ストロークS
11、s12が自動的に切り替えられて、図2及び図3に示
すように、小型テープカセット1は大きな排出ストロー
クS11だけ矢印a′方向に排出されるのに対して、図1
0及び図11に示すように、大型テープカセット2の排
出ストロークS12は小さく抑えられる。
【0097】即ち、図2に示すように、小型テープカセ
ット1のイジェクト時には、その厚みH1 が小さいこと
から、前述したカセット圧着機構16におけるカセット
圧着レバー35の上方である矢印g方向への回転量が小
さく、左右一対のカム従動レバー42の支点ピン42が
カセットステージ6の底板6aに対して僅かだけ上昇さ
れるので、これらのカム従動レバー42の下端とカム4
1のカム面41aとのオーバーラップ量OV11が大きく
設定される。
【0098】従って、図9の(B)に示すように、小型
テープカセット1の排出時において、左右一対のカム面
41aによって左右一対のカム従動レバー42が矢印h
方向へ回転駆動される際の回転量が大きくなり、これら
左右一対のカム従動レバー42は左右一対のカセット排
出レバー43を図3に実線で示す排出動作開始位置から
1点鎖線で示す原位置まで矢印i′方向に大きな回転量
だけ回転駆動する。従って、小型テープカセット1の排
出ストロークS11が大きくなる。
【0099】一方、図10に示すように、大型テープカ
セット2のイジェクト時には、その厚みH2 が大きいこ
とから、前述したカセット圧着機構16におけるカセッ
ト圧着レバー35の上方である矢印g方向への回転量が
大きく、左右一対のカム従動レバー42の支点ピン45
がカセットステージ6の底板6aに対して高い位置まで
上昇されて、これらのカム従動レバー42の下端とカム
41のカム面41aとのオーバーラップ量OV12が小さ
く設定される。
【0100】従って、図13に示すように、大型テープ
カセット1の排出時において、左右一対のカム面41a
によって左右一対のカム従動レバー42が矢印h方向に
回転駆動される際の回転量が小さくなり、これら左右一
対のカム従動レバー42は左右一対のカセット排出レバ
ー43を図11に実線で示す排出動作開始位置から1点
鎖線で示す排出位置まで矢印i′方向に小さな回転量だ
け回転駆動する。従って、大型テープカセット2の排出
ストロークS12が小さく抑えられる。
【0101】そして、図2及び図3に示すように、小型
テープカセット1のイジェクト完了状態では、その小型
テープカセット1の後端1bはカセット挿入口4からフ
ロントパネル3外まで矢印a′方向に大きな突出量L1
だけ突出されることになり、そのイジェクト完了後に、
その小型テープカセット1の後端1bを手でつまんでフ
ロントパネル3外に矢印a′方向に容易に抜き取ること
ができる。
【0102】一方、図10及び図11に示すように、大
型テープカセット2のイジェクト完了状態では、その大
型テープカセット2の後端2bのカセット挿入口4から
フロントパネル3外への矢印a′方向の突出量L5 が従
来に比べて小さく抑えられることになり、その後端2b
がオペレータの手や体に不用意に衝突して怪我をした
り、その大型テープカセット2がカセット挿入口4から
フロントパネル3外に不用意に脱落するような危険を極
力防止することができる。
【0103】「圧着力可変手段の動作説明」次に、図
2、図3及び図9の(A)によって小型テープカセット
1についての圧着力可変手段15の動作を説明する。
【0104】まず、図2に示すように、小型テープカセ
ット1のローディング時に、前述したように、その小型
テープカセット1がカセット挿入口4からカセットステ
ージ6内に矢印a方向から水平に挿入されて、カセット
圧着機構11の左右一対のカセット圧着部13によって
その小型テープカセット1がカセットステージ6の底板
6a上に矢印g′方向から圧着された時の左右一対のカ
セット圧着バネ37によるカセット圧着力F1 は強い値
に設定されている。
【0105】一方、前述したように、小型テープカセッ
ト1のイジェクト時にカセット排出機構16によって小
型テープカセット1がカセットステージ6内から矢印a
方向に排出される際には、上記カセット圧着バネ37に
よるカセット圧着力が弱い値F2 に切り替えられる。
【0106】即ち、図9の(A)に示すように、小型テ
ープカセット1の矢印a′方向へのイジェクト時に、左
右一対のカム従動レバー42の下端が左右一対のカム4
1の傾斜面51を矢印a′方向にすべり上った後にカム
面41a上に到達することになり、この間にこれらのカ
ム従動レバー42が矢印h方向に回転駆動されて、図2
及び図3で説明したように、左右一対のカセット排出レ
バー43によって小型テープカセット1がカセットステ
ージ6内から矢印a′方向に排出される。
【0107】そして、この小型テープカセット1の排出
途中では、左右一対のカセット圧着バネ37によるカセ
ット圧着力F1 によるカセット排出負荷と、左右一対の
カセット排出レバー43の矢印i′方向の駆動力とがバ
ランスする瞬間が生じ、左右一対のカム従動レバー42
の矢印h方向の回転が止まる。
【0108】すると、左右一対の傾斜面51によって左
右一対のカム従動レバー42にその傾斜面51に対する
法線方向である斜め上方への突上げ力F3 が働き、その
突上げ力F3 によってカセット圧着レバー35に支点ピ
ン36を中心とした矢印g方向の回転モーメントMが発
生する。なお、この回転モーメントMは、M=F3 ×r
である。
【0109】そして、そのカセット圧着レバー35に発
生した回転モーメントMによって左右一対のカセット圧
着バネ37によるカセット圧着力が強い値F1 から弱い
値F2 に切り替えられる。
【0110】そして、そのカセット圧着力がF2 に弱め
られた瞬間に、左右一対のカム従動レバー42によって
左右一対のカセット排出レバー43が図3に1点鎖線で
示す原位置まで矢印i′方向にスムーズに回転駆動され
て、小型テープカセット1がカセットステージ6内から
矢印a′方向に排出ストロークS11だけスムーズに排出
される。
【0111】そして、この際、左右一対のカセット排出
レバー43は、これらのカセット排出用突起43aがカ
セットステージ6における底板6aの左右一対のカセッ
ト排出ストッパー50に当接して停止される原位置まで
確実に矢印i′方向に回転駆動されることになり、小型
テープカセット1はカセットステージ6内から排出スト
ロークS11だけ常に安定して、かつ、正確に排出される
ことになる。
【0112】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0113】例えば、本発明は、上記したビデオカセッ
トレコーダに限定されることなく、その他の各種のカセ
ット式記録再生装置に適用可能である。
【0114】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のカセッ
ト式記録再生装置は、次のような効果を奏する。
【0115】請求項1は、カセットステージによってテ
ープカセットをカセット挿入位置からカセット装着位置
へローディングする際には、圧着力可変手段によってカ
セット圧着機構によるカセット圧着力を強くして、カセ
ットステージ上でのテープカセットの位置ずれを防止で
きるようにしたので、テープカセットをカセット装着位
置に正しく、しかも、強力に装着することができる。従
って、テープカセットの装着ミスを未然に防止できると
共に、記録、再生中の外乱による振動等によって磁気テ
ープの走行が不安定になり、記録、再生のミスを招くこ
とがなくなり、外乱に対して強いカセット式記録再生装
置を実現することができる。
【0116】請求項1は、カセットステージによってテ
ープカセットをカセット装着位置からカセット挿入位置
へイジェクトする際には、圧着力可変手段によってカセ
ット圧着機構によるカセット圧着力を弱めるようにし
て、カセット排出機構によってテープカセットをカセッ
トステージに対して一定量だけスムーズに、かつ、確実
に排出することができるようにしたので、テープカセッ
トをカセット挿入位置へ復帰させた時に、そのテープカ
セットの後端をフロントパネル外に一定量だけ常に安定
して突出させることができて、テープカセットを手でつ
まんでフロントパネル外に容易に抜き取ることができ
る。
【0117】請求項2は、カセット圧着機構に回転自在
に取り付けられたカセット圧着レバーに、カセット排出
機構のカセット排出レバーを回転駆動するカム従動レバ
ーを回転自在に取り付け、そのカム従動レバーと、定位
置に固定されてカム従動レバーを相対的に回転駆動され
るカムに形成された傾斜面とによって圧着力可変手段を
構成したので、カセットローディング時には圧着力可変
手段とは無関係に、主としてカセット圧着レバーによっ
て強いカセット圧着力を発生することができる一方、カ
セットイジェクト時には、カム従動レバーがカムの傾斜
面を登る際に、そのカム従動レバーでカセット圧着レバ
ーを突き上げるようにして、カセット圧着レバーによる
カセット圧着力を弱めて、カセット排出レバーによって
テープカセットをカセットステージに対して一定量だけ
スムーズに、かつ、確実に排出することができる。そし
て、カセット排出機構のカム従動レバーを利用して、カ
セット圧着力可変手段を構成しているので、構造が簡単
で、低コストなカセット式記録再生装置を実現すること
ができる。
【0118】請求項3は、カセット排出レバーにカセッ
ト排出方向の停止位置を規制するカセット排出ストッパ
ーを設けたので、カセットステージに対するテープカセ
ットの排出量を常に一定の値に正確に揃えることができ
て、フロントパネル外へのテープカセットの抜き取り操
作を常に容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したカセット式記録再生装置の実
施の形態における発明の要旨を説明する概略図である。
【図2】本発明の実施の形態の詳細を説明する上でのカ
セットステージによる小型テープカセットのローディン
グ及びイジェクトの動作を説明する一部切欠き側面図で
ある。
【図3】図2の一部切欠き平面図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】同上の開閉蓋、圧着レバー及びカム従動レバー
を示した斜視図である。
【図6】同上のカム従動レバー及び排出レバーを示した
斜視図である。
【図7】カセットステージの開閉蓋によってフロントパ
ネルのカセット挿入口を閉蓋している状態を説明する一
部切欠き側面図である。
【図8】カセットステージ内に挿入された小型テープカ
セットの圧着状態を説明する一部切欠き側面図である。
【図9】小型テープカセットのイジェクト時におけるカ
セット排出動作を説明する一部切欠き側面図である。
【図10】本発明の実施の形態の詳細を説明する上での
カセットステージによる大型テープカセットのローディ
ング及びイジェクト動作を説明する一部切欠き側面図で
ある。
【図11】図10の平面図である。
【図12】カセットステージ内に挿入された大型テープ
カセットの圧着状態を説明する一部切欠き側面図であ
る。
【図13】大型テープカセットのイジェクト時における
カセット排出動作を説明する一部切欠き側面図である。
【図14】本発明の実施の形態の詳細を説明する上での
カセット判別部材とカセット挿入ガイドを説明する一部
切欠き平面図である。
【図15】図14の正面図である。
【図16】同上のカセット判別部材、カセット挿入ガイ
ド及びロックレバーを示した斜視図である。
【図17】同上のカセット挿入ガイドによる小型テープ
カセットの誤挿入防止動作を説明する一部切欠き側面図
である。
【図18】同上のカセット判別部材による大型テープカ
セットの検出動作を説明する一部切欠き側面図である。
【図19】同上のロックレバーによるカセット判別部材
のロック及びロック解除動作を説明する一部切欠き側面
図である。
【図20】従来のカセット式記録再生装置の課題を説明
する概略図である。
【符号の説明】
1 テープカセット 3 フロントパネル 6 カセットステージ 16 カセット排出機構 15 カセット圧着力可変手段 35 カセット圧着レバー 41 カム 42 カム従動レバー 43 カセット排出レバー 50 カセット排出ストッパー 51 傾斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントパネルに形成されたカセット挿入
    口と、 上記カセット挿入口からテープカセットが挿入されるカ
    セット挿入位置と、その挿入されたテープカセットを記
    録、再生するカセット装着位置との間で往復動されるカ
    セットステージと、 上記カセットステージに設けられて、上記カセット挿入
    口からそのカセットステージに挿入されたテープカセッ
    トを圧着するカセット圧着手段と、 上記カセットステージに取り付けられて、そのカセット
    ステージを上記カセット装着位置から上記カセット挿入
    位置へイジェクトする際に、テープカセットをそのカセ
    ットステージに対してカセット排出方向に排出するカセ
    ット排出機構と、 上記カセットステージのカセット挿入位置からカセット
    装着位置へのローディング時には、上記カセット圧着機
    構によるカセット圧着力を強くし、上記カセットステー
    ジのカセット装着位置からカセット挿入位置へのイジェ
    クト時には、上記カセット圧着機構による圧着力を弱め
    る圧着力可変手段を備えたことを特徴とするカセット式
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記カセット圧着機構は上記カセットステ
    ージに回転自在に取り付けられたカセット圧着レバーを
    備え、 上記カセット排出機構は、定位置に固定されたカムと、
    上記カセット圧着レバーに回転自在に取り付けられて上
    記カムによって相対的に回転駆動されるカム従動レバー
    と、上記カセットステージに回転自在に取り付けられて
    上記カム従動レバーによって回転駆動されるカセット排
    出レバーとを備え、 上記圧着力可変手段は、上記カムに形成された傾斜面
    と、上記カム従動レバーとによって構成されたことを特
    徴とする請求項1記載のカセット式記録再生装置。
  3. 【請求項3】上記カセットステージに設けられ、上記カ
    セット排出レバーをカセット排出方向の一定位置で停止
    するためのカセット排出ストッパーを備えたことを特徴
    とする請求項1記載のカセット式記録再生装置。
JP7350741A 1995-12-26 1995-12-26 カセット式記録再生装置 Withdrawn JPH09180323A (ja)

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