JPH09179967A - 地図データ修正方法 - Google Patents
地図データ修正方法Info
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- JPH09179967A JPH09179967A JP7340194A JP34019495A JPH09179967A JP H09179967 A JPH09179967 A JP H09179967A JP 7340194 A JP7340194 A JP 7340194A JP 34019495 A JP34019495 A JP 34019495A JP H09179967 A JPH09179967 A JP H09179967A
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- JP
- Japan
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- map data
- data
- work file
- aerial photograph
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高空から撮影した航空写真を用いて地図デー
タベースを容易に更新することのできる地図データ修正
方法を提供すること。 【解決手段】 高空から撮影した航空写真1を画像読取
装置3と処理装置7とでイメージデータ化し第1のワー
クファイル11に格納する。既存の地図のデータベース
17から抽出したベクトルデータを、第2のワークファ
イル13に格納し、航空写真1に合わせて座標変換し
て、第3のワークファイル15に格納する。表示装置1
9に第1のワークファイル11と第3のワークファイル
15とのデータを重畳して表示させ、視覚的に比較す
る。変更のある部分について、第3のワークファイル1
5の内容を修正し、修正のあるデータの座標を逆変換し
て第2のワークファイル13と地図のデータベース17
を修正する。
タベースを容易に更新することのできる地図データ修正
方法を提供すること。 【解決手段】 高空から撮影した航空写真1を画像読取
装置3と処理装置7とでイメージデータ化し第1のワー
クファイル11に格納する。既存の地図のデータベース
17から抽出したベクトルデータを、第2のワークファ
イル13に格納し、航空写真1に合わせて座標変換し
て、第3のワークファイル15に格納する。表示装置1
9に第1のワークファイル11と第3のワークファイル
15とのデータを重畳して表示させ、視覚的に比較す
る。変更のある部分について、第3のワークファイル1
5の内容を修正し、修正のあるデータの座標を逆変換し
て第2のワークファイル13と地図のデータベース17
を修正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高空から撮影した
航空写真を用いて地図データベースを容易に更新するこ
とのできる地図データ修正方法に関するものである。
航空写真を用いて地図データベースを容易に更新するこ
とのできる地図データ修正方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、航空測量による地形図の等高線の
作成においては、上空の所定の高度において所定の距離
だけ離れた2点から撮影された、撮影対象地域が数十パ
ーセント重複する2枚の航空写真に対し、立体図化装置
などを用いて立体視を行ない、地上で測量された多数の
地点の標高値を基準として、同じ標高の点を追跡するな
どして等高線を図化していた。
作成においては、上空の所定の高度において所定の距離
だけ離れた2点から撮影された、撮影対象地域が数十パ
ーセント重複する2枚の航空写真に対し、立体図化装置
などを用いて立体視を行ない、地上で測量された多数の
地点の標高値を基準として、同じ標高の点を追跡するな
どして等高線を図化していた。
【0003】航空測量を行なうための航空写真撮影高度
は、作成する地図の縮尺により異なる。また、飛行機の
両翼にセットした1対のカメラで同時撮影を行なう場合
もある。
は、作成する地図の縮尺により異なる。また、飛行機の
両翼にセットした1対のカメラで同時撮影を行なう場合
もある。
【0004】撮影された航空写真を用いて図化作業を行
なって地図を作成する。近年では地図上の情報が、取捨
選択の上でデジタル化されて、地図データベースが構築
される場合が多い。
なって地図を作成する。近年では地図上の情報が、取捨
選択の上でデジタル化されて、地図データベースが構築
される場合が多い。
【0005】標高差の少ない都市部においては、等高線
以外の地図データである道路、河川あるいは建物などの
地理情報が地図データベース化されている。昨今、特に
都市部においては、家屋、建物あるいは道路などの改修
や新設などが頻繁に行なわれており、変更部分に関して
は、地図データベースおよび地図の迅速かつ容易な更新
が求められている。
以外の地図データである道路、河川あるいは建物などの
地理情報が地図データベース化されている。昨今、特に
都市部においては、家屋、建物あるいは道路などの改修
や新設などが頻繁に行なわれており、変更部分に関して
は、地図データベースおよび地図の迅速かつ容易な更新
が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大縮尺
の地図を作成する場合の撮影高度は、2000メートル
程度の低空であり危険を伴う。また、地図上の変更部分
を図化する際にも、従来の方法では改訂に多大な手間、
時間、および費用を要していた。したがって、地図デー
タベースの更新を頻繁に行なうことは困難であった。
の地図を作成する場合の撮影高度は、2000メートル
程度の低空であり危険を伴う。また、地図上の変更部分
を図化する際にも、従来の方法では改訂に多大な手間、
時間、および費用を要していた。したがって、地図デー
タベースの更新を頻繁に行なうことは困難であった。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、航空写真を撮影す
る際に危険な低空飛行を行なわずにすみ、しかも容易な
作業で正確な地図データを取得でき、地図データベース
を迅速に更新できる地図データ修正方法を提供すること
にある。
たもので、その目的とするところは、航空写真を撮影す
る際に危険な低空飛行を行なわずにすみ、しかも容易な
作業で正確な地図データを取得でき、地図データベース
を迅速に更新できる地図データ修正方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、データベースに保管された地図デー
タを修正する地図データ修正方法において、(a)対象
地域の航空写真をイメージデータとして読み取る工程
と、(b)前記データベースから前記対象地域の地図デ
ータを抽出する工程と、(c)前記地図データを座標変
換して、前記イメージデータと重畳する工程と、(d)
前記地図データと前記イメージデータとを、視覚的に比
較して、差異のある部分については、前記地図データを
修正し、前記データベースを更新する工程とを具備する
ことを特徴とする地図データ修正方法である。
ために、本発明は、データベースに保管された地図デー
タを修正する地図データ修正方法において、(a)対象
地域の航空写真をイメージデータとして読み取る工程
と、(b)前記データベースから前記対象地域の地図デ
ータを抽出する工程と、(c)前記地図データを座標変
換して、前記イメージデータと重畳する工程と、(d)
前記地図データと前記イメージデータとを、視覚的に比
較して、差異のある部分については、前記地図データを
修正し、前記データベースを更新する工程とを具備する
ことを特徴とする地図データ修正方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。図1は航空写真1
を用いて地図データを修正する際に用いる機器類の構成
図である。イメージスキャナーなどの画像読取装置3お
よびキーボードなどの入力装置5から入力されたデータ
は、処理装置7に送られる。
実施の形態について詳細に説明する。図1は航空写真1
を用いて地図データを修正する際に用いる機器類の構成
図である。イメージスキャナーなどの画像読取装置3お
よびキーボードなどの入力装置5から入力されたデータ
は、処理装置7に送られる。
【0010】処理装置7はワークステーション等であ
り、処理装置7には、記憶装置9が接続されており、記
憶装置9内には第1のワークファイル11、第2のワー
クファイル13、第3のワークファイル15などが設定
される。処理装置7に接続されるデータベース17は、
含まれるデータ量が多い場合には、外部記憶装置に格納
する場合が多い。本実施の形態では、データベース17
は、地図データベースであるものとする。
り、処理装置7には、記憶装置9が接続されており、記
憶装置9内には第1のワークファイル11、第2のワー
クファイル13、第3のワークファイル15などが設定
される。処理装置7に接続されるデータベース17は、
含まれるデータ量が多い場合には、外部記憶装置に格納
する場合が多い。本実施の形態では、データベース17
は、地図データベースであるものとする。
【0011】各種処理の経過および結果は、処理装置7
に接続されたディスプレイなどの表示装置19に表示さ
れる。なお、21はハードコピー、23はデジタイザで
あり、いずれも、処理装置7に接続されている。
に接続されたディスプレイなどの表示装置19に表示さ
れる。なお、21はハードコピー、23はデジタイザで
あり、いずれも、処理装置7に接続されている。
【0012】次に地図データの修正に用いる航空写真に
ついて説明する。本発明で用いる航空写真は立体視(実
体視)用の組写真ではなく、単写真、あるいは単写真を
つなぎ合わせたモザイク写真でよい。
ついて説明する。本発明で用いる航空写真は立体視(実
体視)用の組写真ではなく、単写真、あるいは単写真を
つなぎ合わせたモザイク写真でよい。
【0013】図2は航空写真1の撮影を示す図である。
飛行機25にカメラ27を搭載し、高度7000mから
10000mの高い撮影高度29で航空写真1を撮影し
ている。このとき地上分解能力が10cmより詳細なも
のになるように、カメラ27の性能およびフィルム、印
画紙などの使用材料を選定する。特に平野部で、建物の
形状や道路の位置などの平面の位置を測量するには、高
い高度であっても望遠レンズを用いて、粒子の細かいフ
ィルムを用いれば十分である。
飛行機25にカメラ27を搭載し、高度7000mから
10000mの高い撮影高度29で航空写真1を撮影し
ている。このとき地上分解能力が10cmより詳細なも
のになるように、カメラ27の性能およびフィルム、印
画紙などの使用材料を選定する。特に平野部で、建物の
形状や道路の位置などの平面の位置を測量するには、高
い高度であっても望遠レンズを用いて、粒子の細かいフ
ィルムを用いれば十分である。
【0014】撮影高度および地上分解能力が同じ条件を
満たしていれば、1機の飛行機から複数の航空写真を同
時に撮影することも可能である。図3は2枚の航空写真
35a、35bの撮影を示す図、図4は4枚の航空写真
45a、45b、45c、45dの撮影を示す図であ
る。ただし立体視用の組写真を得る必要がないため、地
上の撮影対象範囲がカバーされていさえすれば、同一機
に搭載された複数のカメラの撮影タイミングは、ずれて
もかまわない。したがって撮影は比較的容易である。
満たしていれば、1機の飛行機から複数の航空写真を同
時に撮影することも可能である。図3は2枚の航空写真
35a、35bの撮影を示す図、図4は4枚の航空写真
45a、45b、45c、45dの撮影を示す図であ
る。ただし立体視用の組写真を得る必要がないため、地
上の撮影対象範囲がカバーされていさえすれば、同一機
に搭載された複数のカメラの撮影タイミングは、ずれて
もかまわない。したがって撮影は比較的容易である。
【0015】図3では、飛行機31の両翼に、それぞれ
カメラ33aおよびカメラ33bを搭載して、航空写真
35aおよび35bを撮影している。図4では、飛行機
41の両翼に、それぞれカメラ43a、43b、カメラ
43c、43dを搭載して、航空写真45a、45b、
45c、45dを撮影している。
カメラ33aおよびカメラ33bを搭載して、航空写真
35aおよび35bを撮影している。図4では、飛行機
41の両翼に、それぞれカメラ43a、43b、カメラ
43c、43dを搭載して、航空写真45a、45b、
45c、45dを撮影している。
【0016】図5は、航空写真1を用いた地図データの
修正を示すフローチャートである。航空写真1を、画像
読取装置3でイメージデータに変換し、第1のワークフ
ァイル11に格納する(ステップ501)。
修正を示すフローチャートである。航空写真1を、画像
読取装置3でイメージデータに変換し、第1のワークフ
ァイル11に格納する(ステップ501)。
【0017】なお、撮影高度29および撮影時の角度に
よって異なるが、航空写真1は写真の各部の縮尺が異な
って歪んだものになっている。したがって、イメージデ
ータを、撮影高度29および撮影時の角度のデータを用
いて幾何学的に修正し、修正後のデータを第1のワーク
ファイル11に格納する。このとき、カメラが自動制御
により常時水平に保たれていた場合には、幾何学的な修
正が容易である。
よって異なるが、航空写真1は写真の各部の縮尺が異な
って歪んだものになっている。したがって、イメージデ
ータを、撮影高度29および撮影時の角度のデータを用
いて幾何学的に修正し、修正後のデータを第1のワーク
ファイル11に格納する。このとき、カメラが自動制御
により常時水平に保たれていた場合には、幾何学的な修
正が容易である。
【0018】次に、データベース17からデータを修正
しようとする該当範囲の地図データを検索し、抽出し
て、第2のワークファイル13に格納する(ステップ5
02)。該当範囲は、次のステップ503で変化のない
目立つ地点や構造物を複数選定して照合点とする必要が
あるため、やや広めに設定しておく。
しようとする該当範囲の地図データを検索し、抽出し
て、第2のワークファイル13に格納する(ステップ5
02)。該当範囲は、次のステップ503で変化のない
目立つ地点や構造物を複数選定して照合点とする必要が
あるため、やや広めに設定しておく。
【0019】ステップ503では、第1のワークファイ
ル11のデータと、第2のワークファイル13のデータ
との、照合点をオペレータが指示して入力する。図6は
座標変換のための照合点を示す図であり、実線は第1の
ワークファイル11に含まれる航空写真データ51を示
し、破線は第2のワークファイル15に含まれるデータ
ベースデータ53を示す。
ル11のデータと、第2のワークファイル13のデータ
との、照合点をオペレータが指示して入力する。図6は
座標変換のための照合点を示す図であり、実線は第1の
ワークファイル11に含まれる航空写真データ51を示
し、破線は第2のワークファイル15に含まれるデータ
ベースデータ53を示す。
【0020】同一地域に係る2種類の地図図形データを
比較してアフィン変換によりデータを統合する方法につ
いては、例えば本願出願人による「図形処理方法(特開
平6−251120)」が出願されている。図6の例で
は、オペレータは、まず表示装置19上で破線で示され
たデータベースデータ53上の点Fiにカーソルを合わ
せ、点Fiを通る線分faiを指定する。次に実線で示
された航空写真データ51を見て、データベースデータ
53上の線分faiに対応する航空写真データ51上の
線分gaiを探し、線分gai上の任意の点Giをカー
ソルで指定する。すなわちオペレータは、対応する第2
のワークファイル13上の線分faiと第1のワークフ
ァイル11上の線分gaiを見つけ、各線分上の点Fi
と点Giとを指示して入力する。
比較してアフィン変換によりデータを統合する方法につ
いては、例えば本願出願人による「図形処理方法(特開
平6−251120)」が出願されている。図6の例で
は、オペレータは、まず表示装置19上で破線で示され
たデータベースデータ53上の点Fiにカーソルを合わ
せ、点Fiを通る線分faiを指定する。次に実線で示
された航空写真データ51を見て、データベースデータ
53上の線分faiに対応する航空写真データ51上の
線分gaiを探し、線分gai上の任意の点Giをカー
ソルで指定する。すなわちオペレータは、対応する第2
のワークファイル13上の線分faiと第1のワークフ
ァイル11上の線分gaiを見つけ、各線分上の点Fi
と点Giとを指示して入力する。
【0021】処理装置7は、点Giと線分faiとの距
離diと角度θiを算出する。オペレータは、線分ga
iおよび線分faiの組とは別の線分に次々に着目しつ
つ、データベースデータ53上の線分と航空写真データ
51上の点との組を複数組指定する。処理装置7は、複
数組の点と線分との距離と角度をそれぞれ求めて、アフ
ィン変換などの手法を用いて、第2のワークファイル1
3に含まれる地図データを座標変換するための変換パラ
メータを決定する(ステップ504)。求められた変換
パラメータを用いて、第2のワークファイル13のデー
タを座標変換して、第3のワークファイル15に格納す
る(ステップ505)。
離diと角度θiを算出する。オペレータは、線分ga
iおよび線分faiの組とは別の線分に次々に着目しつ
つ、データベースデータ53上の線分と航空写真データ
51上の点との組を複数組指定する。処理装置7は、複
数組の点と線分との距離と角度をそれぞれ求めて、アフ
ィン変換などの手法を用いて、第2のワークファイル1
3に含まれる地図データを座標変換するための変換パラ
メータを決定する(ステップ504)。求められた変換
パラメータを用いて、第2のワークファイル13のデー
タを座標変換して、第3のワークファイル15に格納す
る(ステップ505)。
【0022】次に座標の揃えられた、第1のワークファ
イル11のデータと第3のワークファイル15のデータ
とを、重畳して表示装置19に表示する(ステップ50
6)。表示の際には、両ワークファイルの全範囲を表示
装置19の画面全体に表示してもよいが、適宜、部分的
に拡大して表示することも可能である。
イル11のデータと第3のワークファイル15のデータ
とを、重畳して表示装置19に表示する(ステップ50
6)。表示の際には、両ワークファイルの全範囲を表示
装置19の画面全体に表示してもよいが、適宜、部分的
に拡大して表示することも可能である。
【0023】図6は、また表示装置19への表示内容の
一部を拡大して示したものとなっている。実線は航空写
真データ51を示し、破線はデータベースデータ53で
あるが、実際の表示装置19上では、両者は異なる色彩
の線などで区別され、識別が容易である。
一部を拡大して示したものとなっている。実線は航空写
真データ51を示し、破線はデータベースデータ53で
あるが、実際の表示装置19上では、両者は異なる色彩
の線などで区別され、識別が容易である。
【0024】航空写真データ51では、非常に細かい情
報が認められるが、データベースデータ53の表示は地
図情報である道路境界、建物の外殻線などの単純な図形
で構成されており、細かい部分では簡略化してデータ化
されたりしている。また、航空写真データ51でみられ
る横断歩道橋55は、データベースデータ53には含ま
れていない。
報が認められるが、データベースデータ53の表示は地
図情報である道路境界、建物の外殻線などの単純な図形
で構成されており、細かい部分では簡略化してデータ化
されたりしている。また、航空写真データ51でみられ
る横断歩道橋55は、データベースデータ53には含ま
れていない。
【0025】オペレータは、表示装置19を見て、第1
のワークファイル11のデータと第3のワークファイル
15のデータとを比較し、変更箇所について、第3のワ
ークファイル15のデータを修正する(ステップ50
7)。
のワークファイル11のデータと第3のワークファイル
15のデータとを比較し、変更箇所について、第3のワ
ークファイル15のデータを修正する(ステップ50
7)。
【0026】この変化箇所の選定に当たっては、航空写
真1の修正しきれない歪みなどを考慮の上、差異につい
て適当な許容範囲を設定し、許容範囲を越える差異を変
更箇所とし、データを修正する。また、例えば元のデー
タベースデータ53に含まれていなかった横断歩道橋5
5のデータを追加し、新たなデータベースを構築するこ
とも可能となる。
真1の修正しきれない歪みなどを考慮の上、差異につい
て適当な許容範囲を設定し、許容範囲を越える差異を変
更箇所とし、データを修正する。また、例えば元のデー
タベースデータ53に含まれていなかった横断歩道橋5
5のデータを追加し、新たなデータベースを構築するこ
とも可能となる。
【0027】修正あるいは追加の作業に続いて、修正後
の第3のワークファイル15のデータを逆変換して、第
2のワークファイル13の座標に戻したものを、第2の
ワークファイル13に格納する(ステップ508)。ス
テップ508には、修正のある度に行なう方法、所定の
区画毎に行なう方法、第3のワークファイル15全体の
修正が終了してから行なう方法などがある。
の第3のワークファイル15のデータを逆変換して、第
2のワークファイル13の座標に戻したものを、第2の
ワークファイル13に格納する(ステップ508)。ス
テップ508には、修正のある度に行なう方法、所定の
区画毎に行なう方法、第3のワークファイル15全体の
修正が終了してから行なう方法などがある。
【0028】第2のワークファイル13全体の修正が完
了した後、第2のワークファイル13の修正内容に合わ
せて、データベース17を修正する(ステップ50
9)。
了した後、第2のワークファイル13の修正内容に合わ
せて、データベース17を修正する(ステップ50
9)。
【0029】以上詳細に説明したように本発明の実施の
形態では、航空写真を撮影する際に危険な低空飛行を行
なわずにすみ、しかも容易な作業で正確な地図データを
取得でき、地図データベースを迅速に更新することがで
きる。
形態では、航空写真を撮影する際に危険な低空飛行を行
なわずにすみ、しかも容易な作業で正確な地図データを
取得でき、地図データベースを迅速に更新することがで
きる。
【0030】なお、航空写真データ51とデータベース
データ53との重畳は、本実施の形態で述べたように表
示装置19上で行なうほかに、ハードコピー21により
航空写真データ51およびデータベースデータ53のい
ずれかを透明フィルム上に出力して重畳することも可能
である。また、1枚の紙に航空写真データ51およびデ
ータベースデータ53を重畳して出力してもよい。この
場合、オペレータによる修正作業はデジタイザ23上で
なされる。
データ53との重畳は、本実施の形態で述べたように表
示装置19上で行なうほかに、ハードコピー21により
航空写真データ51およびデータベースデータ53のい
ずれかを透明フィルム上に出力して重畳することも可能
である。また、1枚の紙に航空写真データ51およびデ
ータベースデータ53を重畳して出力してもよい。この
場合、オペレータによる修正作業はデジタイザ23上で
なされる。
【0031】なお、航空写真は、対象地域全体を一枚の
写真でカバーする必要はなく、対象地域内の各部分につ
いて撮影高度や撮影角度の異なった様々な航空写真を用
いても良い。すなわち、用いる航空写真毎に地図データ
ベースの座標変換を行なって重畳して、上述の修正作業
を行なえば良い。
写真でカバーする必要はなく、対象地域内の各部分につ
いて撮影高度や撮影角度の異なった様々な航空写真を用
いても良い。すなわち、用いる航空写真毎に地図データ
ベースの座標変換を行なって重畳して、上述の修正作業
を行なえば良い。
【0032】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、航空写真を撮影する際に危険な低空飛行を行な
わずにすみ、しかも容易な作業で正確な地図データを取
得でき、地図データベースを迅速に更新できるような地
図データ修正方法を提供することができる。
よれば、航空写真を撮影する際に危険な低空飛行を行な
わずにすみ、しかも容易な作業で正確な地図データを取
得でき、地図データベースを迅速に更新できるような地
図データ修正方法を提供することができる。
【図1】 本発明の地図データ修正方法に用いる機器類
の構成図
の構成図
【図2】 航空写真1の撮影を示す図
【図3】 航空写真35a、35bの撮影を示す図
【図4】 航空写真45a、45b、45c、45dの
撮影を示す図
撮影を示す図
【図5】 航空写真1を用いた地図データの修正を示す
フローチャート
フローチャート
【図6】 座標変換のための照合点を示す図
1………航空写真 3………画像読取装置 5………入力装置 7………処理装置 9………記憶装置 11………第1のワークファイル 13………第2のワークファイル 15………第3のワークファイル 17………データベース 19………表示装置 21………ハードコピー 23………デジタイザ 25、31、41………飛行機 27………カメラ 29………撮影高度 33a、33b………カメラ 35a、35b………航空写真 43a、43b、43c、43d………カメラ 45a、45b、45c、45d………航空写真 51………航空写真データ 53………データベースデータ
Claims (5)
- 【請求項1】 データベースに保管された地図データを
修正する地図データ修正方法において、 (a)対象地域の航空写真をイメージデータとして読み
取る工程と、 (b)前記データベースから前記対象地域の地図データ
を抽出する工程と、 (c)前記地図データを座標変換して、前記イメージデ
ータと重畳する工程と、 (d)前記地図データと前記
イメージデータとを、視覚的に比較して、差異のある部
分については、前記地図データを修正し、前記データベ
ースを更新する工程と、 を具備することを特徴とする地図データ修正方法。 - 【請求項2】 前記工程(a)は、前記航空写真の、撮
影時の高度による写真の各部の縮尺および撮影時の角度
による写真の歪みを幾何学的に修正する工程を含むもの
であることを特徴とする請求項1に記載された地図デー
タ修正方法。 - 【請求項3】 前記航空写真は、高度7000mから1
0000mで撮影された、地上分解能力が10cm以上
の航空写真であることを特徴とする請求項1および請求
項2に記載された地図データ修正方法。 - 【請求項4】 前記航空写真は、飛行機の機体に平行に
配置された複数のカメラによって撮影された航空写真で
あることを特徴とする請求項3に記載された地図データ
修正方法。 - 【請求項5】 前記カメラの基準面は、自動制御により
常時水平に保たれていることを特徴とする請求項4に記
載された地図データ修正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7340194A JPH09179967A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 地図データ修正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7340194A JPH09179967A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 地図データ修正方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09179967A true JPH09179967A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18334616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7340194A Pending JPH09179967A (ja) | 1995-12-27 | 1995-12-27 | 地図データ修正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09179967A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000057357A1 (fr) * | 1999-03-24 | 2000-09-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Procede et dispositif permettant d'elaborer une carte geographique au moyen d'images photographiques et procede de correction de la distorsion de ces images photographiques |
JP2007219432A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Kddi Corp | 地図データに座標系参照情報を付加する地図データ編集装置及びプログラム |
JP2007241085A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Mitsubishi Electric Corp | 撮影映像処理システム及び撮影映像処理装置並びに撮影映像表示方法 |
US11408740B2 (en) | 2016-05-30 | 2022-08-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Map data update apparatus, map data update method, and computer readable medium |
-
1995
- 1995-12-27 JP JP7340194A patent/JPH09179967A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
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