JPH091797A - インクの着弾位置制御方法 - Google Patents
インクの着弾位置制御方法Info
- Publication number
- JPH091797A JPH091797A JP17288895A JP17288895A JPH091797A JP H091797 A JPH091797 A JP H091797A JP 17288895 A JP17288895 A JP 17288895A JP 17288895 A JP17288895 A JP 17288895A JP H091797 A JPH091797 A JP H091797A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signals
- resolution
- printing
- encoder
- landing position
- Prior art date
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- Pending
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】情報処理の遺伝的アルゴリズムを適用したニュ
ーラルネットワークによ所望の分解能を有するインクリ
メンタルエンコーダ用い、分解能の整数倍の着弾位置を
制御する信号を生成し、さらに生成した信号間を電気的
に補完する機能を付加して1ドット以内の着弾位置を制
御することによって、印字ヘッドの速度揺らぎが生じて
もインクの着弾位置にずれを生じることなく、さらに1
ドット以内の着弾位置を制御可能ならしめることにあ
る。 【構成】印字ヘッドの位置検出装置をインクリメンタル
エンコーダにより互いに90度位相のずれたA相、B相
の信号によって印字ヘッドの位置をエンコーダの分解能
の最大4倍まで検出すると同時に、検出した信号をトリ
ガにしたタイマを設け、タイマがイクスパイアしたこと
を示す信号を飛翔司令の信号として用いる方法である。
ーラルネットワークによ所望の分解能を有するインクリ
メンタルエンコーダ用い、分解能の整数倍の着弾位置を
制御する信号を生成し、さらに生成した信号間を電気的
に補完する機能を付加して1ドット以内の着弾位置を制
御することによって、印字ヘッドの速度揺らぎが生じて
もインクの着弾位置にずれを生じることなく、さらに1
ドット以内の着弾位置を制御可能ならしめることにあ
る。 【構成】印字ヘッドの位置検出装置をインクリメンタル
エンコーダにより互いに90度位相のずれたA相、B相
の信号によって印字ヘッドの位置をエンコーダの分解能
の最大4倍まで検出すると同時に、検出した信号をトリ
ガにしたタイマを設け、タイマがイクスパイアしたこと
を示す信号を飛翔司令の信号として用いる方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリンタ
やプロッタ等のインクジェット方式の作画装置におい
て、インクを飛翔せしめるタイミング制御方法に関す
る。
やプロッタ等のインクジェット方式の作画装置におい
て、インクを飛翔せしめるタイミング制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインクの着弾位置制御方法は、ヘ
ッドの速度と所望の印字分解能とからインクを飛翔せし
めるタイミングを時間でのみ制御していた。例えば、印
字ヘッドをステッピングモータで駆動する場合などで
は、モータドライバに与えるパルストレーンを分周した
り、またはあらかじめ計画した時間列で飛翔せしめてい
た。
ッドの速度と所望の印字分解能とからインクを飛翔せし
めるタイミングを時間でのみ制御していた。例えば、印
字ヘッドをステッピングモータで駆動する場合などで
は、モータドライバに与えるパルストレーンを分周した
り、またはあらかじめ計画した時間列で飛翔せしめてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法によれば、モータの速度むらが発生した場合、本来着
弾すべき位置からずれが生じる。また、印字ヘッドがそ
の印字方向に対し、複数の列状の印字ノズルを有し、列
間が印字すべき分解能の整数倍から外れている場合に着
弾位置にずれを生じる。本発明は上述した点に鑑みて創
案されたもので、その目的とするところは、これらの欠
点を解決するインクの着弾位置制御方法を提供すること
にある。
法によれば、モータの速度むらが発生した場合、本来着
弾すべき位置からずれが生じる。また、印字ヘッドがそ
の印字方向に対し、複数の列状の印字ノズルを有し、列
間が印字すべき分解能の整数倍から外れている場合に着
弾位置にずれを生じる。本発明は上述した点に鑑みて創
案されたもので、その目的とするところは、これらの欠
点を解決するインクの着弾位置制御方法を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】つまり、その目的を達成
するための手段は、印字ヘッドの位置検出装置として、
互いに90度位相差を有する2相の信号を発生するエン
コーダを用い、分解能の整数倍で且つ最大4倍のを有す
る着弾位置を制御する信号を生成し印字司令信号として
用いて着弾位置を制御することにある。印字司令信号の
信号間を電気的に補完して、印字司令信号を所望時間だ
け遅延させるようにして1ドット以内の着弾位置を制御
する。また、エンコーダとして例えばインクリメンタル
エンコーダを使用するが、これに限定されたものではな
い。すなわち、互いに90度位相のずれたA相、B相の
信号によって印字ヘッドの位置をエンコーダの分解能の
最大4倍まで検出すると同時に、検出した信号をトリガ
にしたタイマを設け、タイマがイクスパイアしたことを
示す信号を飛翔司令の信号として用いることを特徴とし
ている。
するための手段は、印字ヘッドの位置検出装置として、
互いに90度位相差を有する2相の信号を発生するエン
コーダを用い、分解能の整数倍で且つ最大4倍のを有す
る着弾位置を制御する信号を生成し印字司令信号として
用いて着弾位置を制御することにある。印字司令信号の
信号間を電気的に補完して、印字司令信号を所望時間だ
け遅延させるようにして1ドット以内の着弾位置を制御
する。また、エンコーダとして例えばインクリメンタル
エンコーダを使用するが、これに限定されたものではな
い。すなわち、互いに90度位相のずれたA相、B相の
信号によって印字ヘッドの位置をエンコーダの分解能の
最大4倍まで検出すると同時に、検出した信号をトリガ
にしたタイマを設け、タイマがイクスパイアしたことを
示す信号を飛翔司令の信号として用いることを特徴とし
ている。
【0005】
【作用】その作用は、インクリメンタルエンコーダのA
相、B相は位相が90度ずれているため、各変化点につ
いて特徴的なパルスを生成することによって、生成した
パルスはエンコーダの分解能の4倍に相当するパルス密
度が得られる。このパルスを分周することによって、3
種類の印字すべき分解能の位置および印字司令のパルス
が得られる。さらに得られたパルスをトリガにしてタイ
マが起動される。タイマがイクスパイアしたことを示す
信号を、印字司令に用いる。以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳述する。
相、B相は位相が90度ずれているため、各変化点につ
いて特徴的なパルスを生成することによって、生成した
パルスはエンコーダの分解能の4倍に相当するパルス密
度が得られる。このパルスを分周することによって、3
種類の印字すべき分解能の位置および印字司令のパルス
が得られる。さらに得られたパルスをトリガにしてタイ
マが起動される。タイマがイクスパイアしたことを示す
信号を、印字司令に用いる。以下、本発明の一実施例を
図面に基づいて詳述する。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す構成図、図2
はインクリメンタルエンコーダのA相、B相の信号によ
り生成した各信号の波形図であり、1は変化点における
特徴点の生成回路、2はカウンタを利用したタイマ、3
はタイマプリロードのレジスタである。図1において、
印字ヘッドの位置検出装置として、互いに90度位相差
を有する2相の信号を発生するエンコーダ(図示せず)
を用い、その2相、つまり(b)に示すA相、B相が変
化点における特徴点の生成回路1に入力され、ここで分
解能の整数倍で且つ最大4倍のを有する着弾位置を制御
する信号を生成し、この生成した印字司令信号がタイマ
2に入力される。
はインクリメンタルエンコーダのA相、B相の信号によ
り生成した各信号の波形図であり、1は変化点における
特徴点の生成回路、2はカウンタを利用したタイマ、3
はタイマプリロードのレジスタである。図1において、
印字ヘッドの位置検出装置として、互いに90度位相差
を有する2相の信号を発生するエンコーダ(図示せず)
を用い、その2相、つまり(b)に示すA相、B相が変
化点における特徴点の生成回路1に入力され、ここで分
解能の整数倍で且つ最大4倍のを有する着弾位置を制御
する信号を生成し、この生成した印字司令信号がタイマ
2に入力される。
【0007】また、(a)からはプリセット値をプログ
ラマブルに設定できるように信号がレジスタ3に入力さ
れ、その出力信号としてのカウンタのプリセット値がタ
イマ2に入力されている。更に(c)からクロックパル
ス信号が生成回路1及びタイマ2に与えられている。そ
して、タイマ2から、図2に示す印字司令パルス信号が
インクの着弾位置の制御を行っている。このように構成
された制御装置の着弾位置制御方法は、図2に示すよう
に、インクリメンタルエンコーダのA相、B相の信号に
より、各信号の変化点について生成回路1において、特
徴的な4点についてパルスを発生させている。このとき
エンコーダの分解能が150dpIであれば、パルスは
600dpIに相当する。また、300dpI、150
dpIのそれぞれの信号は、600dpIの信号を分周
しても、A相、B相の変化点から生成してもよい。また
図では、片方向についてのみ示されているが、逆方向に
ついても同様である。図1では、図2で生成したパルス
をトリガにして、ダウンカウンタを起動してそのボロー
信号をイクスパイア信号として用いている。カウンタの
クロック信号は、600dpI相当のパルス間隔を約2
56分割できる周波数を用いている。
ラマブルに設定できるように信号がレジスタ3に入力さ
れ、その出力信号としてのカウンタのプリセット値がタ
イマ2に入力されている。更に(c)からクロックパル
ス信号が生成回路1及びタイマ2に与えられている。そ
して、タイマ2から、図2に示す印字司令パルス信号が
インクの着弾位置の制御を行っている。このように構成
された制御装置の着弾位置制御方法は、図2に示すよう
に、インクリメンタルエンコーダのA相、B相の信号に
より、各信号の変化点について生成回路1において、特
徴的な4点についてパルスを発生させている。このとき
エンコーダの分解能が150dpIであれば、パルスは
600dpIに相当する。また、300dpI、150
dpIのそれぞれの信号は、600dpIの信号を分周
しても、A相、B相の変化点から生成してもよい。また
図では、片方向についてのみ示されているが、逆方向に
ついても同様である。図1では、図2で生成したパルス
をトリガにして、ダウンカウンタを起動してそのボロー
信号をイクスパイア信号として用いている。カウンタの
クロック信号は、600dpI相当のパルス間隔を約2
56分割できる周波数を用いている。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果が得られる。印字ヘッドの位置と印字司令
とが1対1に対応しているので、ヘッドの移動速度が揺
らいでも着弾位置のずれは非常に少ない。インクの飛翔
時のヘッドの加速度およびヘッド移動方向の初期速度の
成分だけが着弾位置のずれの要素になるだけで、累積誤
差によるずれはなくなる。1ドット以内の印字司令を制
御可能にすることによって、印字ヘッドがその印字方向
に対し、複数の列状の印字ノズルを有する場合、列間が
印字すべき分解能の整数倍から外れている場合に着弾位
置に生じるずれを小さくすることが可能である。また、
このことは、印字の見掛け上の分解能を向上させている
と考えることができる。すなわち、列間が印字すべき分
解能の整数倍から外れていない場合には1ドット以内に
印字できるので、作画画像の縁の1ドットの段差内を補
完するように用いることによって、作画画像の縁を滑ら
かにすることが可能である。
のような効果が得られる。印字ヘッドの位置と印字司令
とが1対1に対応しているので、ヘッドの移動速度が揺
らいでも着弾位置のずれは非常に少ない。インクの飛翔
時のヘッドの加速度およびヘッド移動方向の初期速度の
成分だけが着弾位置のずれの要素になるだけで、累積誤
差によるずれはなくなる。1ドット以内の印字司令を制
御可能にすることによって、印字ヘッドがその印字方向
に対し、複数の列状の印字ノズルを有する場合、列間が
印字すべき分解能の整数倍から外れている場合に着弾位
置に生じるずれを小さくすることが可能である。また、
このことは、印字の見掛け上の分解能を向上させている
と考えることができる。すなわち、列間が印字すべき分
解能の整数倍から外れていない場合には1ドット以内に
印字できるので、作画画像の縁の1ドットの段差内を補
完するように用いることによって、作画画像の縁を滑ら
かにすることが可能である。
【図1】図1は本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図2はインクリメンタルエンコーダのA相、B
相の信号により生成した各信号の波形図である。
相の信号により生成した各信号の波形図である。
1 生成回路 2 タイマ 3 レジスタ
Claims (3)
- 【請求項1】 印字ヘッドの位置検出装置として、互い
に90度位相差を有する2相の信号を発生するエンコー
ダを用い、分解能の整数倍で且つ最大4倍のを有する着
弾位置を制御する信号を生成し印字司令信号として用い
て着弾位置を制御するインクの着弾位置制御方法。 - 【請求項2】 前記印字司令信号の信号間を電気的に補
完して、印字司令信号を所望時間だけ遅延させるように
して1ドット以内の着弾位置を制御する請求項1記載の
インクの着弾位置制御方法。 - 【請求項3】 前記エンコーダとしてインクリメンタル
エンコーダを使用する請求項1又は2記載のインクの着
弾位置制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17288895A JPH091797A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | インクの着弾位置制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17288895A JPH091797A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | インクの着弾位置制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH091797A true JPH091797A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15950190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17288895A Pending JPH091797A (ja) | 1995-06-15 | 1995-06-15 | インクの着弾位置制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH091797A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1331670C (zh) * | 2004-03-31 | 2007-08-15 | 明基电通股份有限公司 | 打印机及其喷墨方法 |
US7307392B2 (en) | 2003-07-16 | 2007-12-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for processing the output signal of an encoder |
JP2009113040A (ja) * | 2001-06-01 | 2009-05-28 | Ulvac Japan Ltd | マイクロデポジション装置 |
-
1995
- 1995-06-15 JP JP17288895A patent/JPH091797A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009113040A (ja) * | 2001-06-01 | 2009-05-28 | Ulvac Japan Ltd | マイクロデポジション装置 |
US7307392B2 (en) | 2003-07-16 | 2007-12-11 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for processing the output signal of an encoder |
CN1331670C (zh) * | 2004-03-31 | 2007-08-15 | 明基电通股份有限公司 | 打印机及其喷墨方法 |
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