JPH09179711A - カスタマイズドインタフェース制御をユーザディスプレイから保存する方法 - Google Patents

カスタマイズドインタフェース制御をユーザディスプレイから保存する方法

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JPH09179711A
JPH09179711A JP8259333A JP25933396A JPH09179711A JP H09179711 A JPH09179711 A JP H09179711A JP 8259333 A JP8259333 A JP 8259333A JP 25933396 A JP25933396 A JP 25933396A JP H09179711 A JPH09179711 A JP H09179711A
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JP8259333A
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D Levin Jonathan
ジョナサン・ディー・レビン
M Parsons David
デビッド・エム・パーソンズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 期待されるジョブ要件に応じるためにインタ
フェース制御パネルならびに関連画面ダイアログを選択
的に適応させる能力を備えた新規の優れたユーザインタ
フェースを提供すること。 【解決手段】 ユーザディスプレイは、経路ボタン配列
を含み、ネットワーク上の複数装置に相互接続される。
本方法は、カスタマイズドインタフェースコントロール
を一般的な保存インタフェース制御カテゴリに記憶した
り、ユーザ定義参照名でカスタマイズドインタフェース
コントロールを記憶したりする保存オプションを利用し
て、保存、オプションとして保存、などのプログラミン
グオプションを表示するジョブプログラミングボタンを
表示して起動することを含む。また、ネットワーク上の
選択機械の機能を拡張し、以前に利用できなかった選択
多能オペレーションを生成するための技術が含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザインタフェ
ースに関するものであり、更に詳しく言うと、多重レベ
ルカスタマイズド制御インタフェースの作成、記憶、ア
クセスの簡略化技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現代の文書のニーズに合わせるために、
文書の複写、文書の配布、文書の保存、文書の印刷とい
った、文書システムが備える種々の局所および遠隔アプ
リケーションの機能セットは常に拡大してきた。従来は
機能セットを拡大するために、通常はメニュー層を多く
し、機能カテゴリの数を増やし、ボタンとアイコンの数
を増やすことによって既存の制御パネルを増補してい
た。その結果、エンドユーザオペレータは、特定ジョブ
に必要な特定の機能セットや電子ダイアログを探したり
アクセスしたりするために、制御パネル探索というタス
クにしばしば取り組まされる。
【0003】これはオペレータにとって、ジョブのセッ
トアップの複雑さを深刻化するものであった。この問題
は、ファクス、印刷、記憶、配布といった多能機能が要
求されるときに更に強まる。これらの状況において、ユ
ーザとオペレータは、機能の可用度と、与えられたジョ
ブの目的を達成するための機能の選択と組合せについ
て、しばしば混乱させられる。大量のダイアログ情報と
多数のオプションは、オペレータをまごつかせ、誤った
選択に至らしめることがある。特に、ごく特定な要件に
対して与えられる機械サイトには、不必要なプロンプ
ト、オプション、機能を絶えず表示する機械制御パネル
は役に立たない。また、単純なジョブ要求も、ジョブ要
件を遂行するのに制御パネルに多数の機能やオプション
を要しない。米国特許第4,711,560号明細書
は、フロッピーディスク上に記憶され、ユーザがロード
するシーケンス制御プログラムに基づいて機能を発揮す
る複写機を開示している。米国特許第5,218,40
6号明細書は、診断手順を機械に転送したり、機械から
検索した診断データを記憶するためのメモリカードの利
用を開示している。しかしながら前述のシステムの問題
は、それらが外部メモリからのジョブ要件や診断手順ま
たはデータのロードに関するものであることである。
【0004】他方、本発明は、与えられたジョブ要件を
遂行する機能を選択するための制御パネルまたはシステ
ムを作成およびカスタマイズする技術という、全く異な
る設計概念に関するものである。1994年10月27
日付けで提出された特許係属出願第329,811号
(D/94101)明細書は、インタフェース制御カス
タマイジングモードにすることによって機械のインタフ
ェース制御をカスタマイズならびに記憶する方法を開示
していることに注意されたい。これにより、特定機械に
関して利用する制御機能セットを選択し、インタフェー
ス制御の拡大縮小表示に関する特定構成に制御機能セッ
トをアレンジするための制御機能ライブラリを利用でき
るようになる。制御機能セットと特定構成は、特定識別
子に照会され、それにより識別子のアクセス時に制御機
能セットと特定構成とはインタフェース制御ディスプレ
イに提供される。しかしながら、このシステムでの問題
は、サードパーティーの装置の制御への拡張性と拡大の
限界、ならびに有限な機能拡大である。従って、本発明
では、制御パネルは、予想されるジョブ要件のクラスや
特定機械サイト独特の要求だけでなく、種々ベンダの機
械の既存制御パネルまたはテンプレートの固有適合、な
らびに、特定ユーザセット、特定要件または特定位置決
めのための制御パネルの作成にも対応できるように適応
させられる。これは、機能を追加すること、または、そ
のような機能のない機械の機能を向上すること、並び
に、特徴ある多能すなわち多機能オペレーションが以前
に存在しなかった場合にそのようなオペレーションを生
成することを含むものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、期待されるジョブ要件に応じるためにインタフェー
ス制御パネルならびに関連画面ダイアログを選択的に適
応させる能力を備えた新規の優れたユーザインタフェー
スを提供することである。本発明の、オペレータにとっ
ての他の目的は、以前に存在しない機能を作成して機械
に追加することを含む、機械インタフェース用のカスタ
マイズド制御パネルを提供することである。本発明の更
に別の目的は、複数ベンダの既存機械からカスタマイズ
されたか、或いは、一般的にいずれか任意のジョブ要件
のためのファンクションまたは機能別に作成されたかし
た制御パネルまたはテンプレートを含む、特定ジョブ要
件または機械ユーザに選択的に合わせられる複数のカス
タマイズドユーザインタフェースを提供することであ
る。本発明の更に別の目的は、任意のジョブ要件に合わ
せた所定の制御パネルを、要求に応じて記憶および検索
する簡単な方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ユーザディス
プレイからカスタマイズドインタフェース制御を記憶お
よび検索する方法に関するものである。ユーザディスプ
レイは、経路ボタン配列を含み、ネットワーク上の複数
装置に相互接続される。本方法は、カスタマイズドイン
タフェース制御を一般的な保存インタフェース制御カテ
ゴリに記憶したり、ユーザ定義参照名でカスタマイズド
インタフェース制御を記憶したりする保存オプションを
利用して、保存、オプションとして保存、などのプログ
ラミングオプションを表示するジョブプログラミングボ
タンを表示して起動することを含む。また、ネットワー
ク上の選択機械の機能を拡張し、以前に利用できなかっ
た選択多能オペレーションを生成するための技術が含ま
れる。
【0007】本発明を更によく理解するために添付図面
を参照するが、図中、同一参照番号は同様部品に対して
適用される。
【0008】
【発明実施の形態】図1は、本発明を反映したシステム
環境の図である。図2は、図1に示したディスプレイ画
面で使用される典型的なマルチ装置ユーザインタフェー
スの拡大図である。図3に、図1のシステム環境で使用
される典型的なシステムアーキテクチャの概略図を示
す。図4に、オペレータ制御テンプレートをカスタマイ
ズするための典型的な画面を示す。図5に、カスタマイ
ズド制御テンプレートで使用するメッセージエリア、経
路、プログラミングアクセスエリアを示す。図6に、本
発明によるカスタムインタフェース制御パネルの保存と
検索の技術の模擬画面図を示す。図7に、本発明による
装置固有のユーザ定義総称インタフェース制御を表示す
る画面を示す。図8Aと図9Bは、本発明による優れた
カスタマイズド制御パネルを表示する画面である。
【0009】ここで図面、特に図1、を参照すると、ユ
ーザは、ワークステーション4を含む典型的マルチメデ
ィア装置情報システムまたはネットワーク2により、透
過的または装置非依存式に交信できるようになってい
る。マルチメディアシステム2は、種々のハードウェア
プラットフォームを利用して実行することができ、スキ
ャナまたはディジタル複写機5、キーボード6、座標指
示器またはマウス7、マイクロホン8、ならびにビデオ
カメラ9を含む入力用装置を備えている。このシステム
は更に、ディスプレイ端末10、プリンタ11、スピー
カ12を含む出力用装置を有している。入出力(I/
O)装置は、ファクシミリ13、ファイルサーバ14、
電話15を含む。サーバ14は、ユーザのアクセス権に
よって区別される公用、共用、および/または私用デー
タ記憶装置によりワークステーション4の中枢または遠
隔に配置される。サーバ14は、関連データベースシス
テム17、ネットワーク管理システム18、メールシス
テム19(例えば、eメール、ボイスメール)、データ
記憶検索システム20を含み、オプティカルドライブ、
ハードドライブ、フロッピードライブおよび/またはテ
ープドライブを用いて物理的に構成されうる。関連デー
タベースシステム17は、データの高速照会と検索を備
えたシステムを提供する。
【0010】ワークステーション4は、異なるワークス
テーション4のユーザがリアルタイムに一緒に作業し
て、異なる形式で存在する公用、共用、または私用情報
を処理および配布できる、協力的環境で作動する。(本
明細書では、公用データは誰もがアクセスできるデー
タ、共用データは限定数のユーザがアクセスできるデー
タ、私用データは個人ユーザが自分だけアクセスできる
データ、と定義付ける。)ワークステーション4は、分
散型または集中型環境に存在できる。いずれの環境にお
いても、ワークステーション4は、ローカルエリアネッ
トワーク(LAN)24、ゲートウェイ25、および/
またはモデム26を介して、他のシステムと装置に接続
される。分散型システムでは、例えば冗長記憶または固
有アプリケーションの単独搭載を行うことにより、多数
のワークステーションが互いに分散型処理および記憶能
力を拡大する。ワークステーション4は、典型的なオフ
ィス環境の各種抽象概念を使ったオフィスのデスクトッ
プメタファーを説明する表示のような種々のデータオブ
ジェクトやユーザアプリケーションを表すアイコンとウ
ィンドウを利用するオブジェクト指向ユーザインタフェ
ース(UI)40を備えている。データを維持し、種々
のユーザ空間を介してナビゲートし、抽象的なコンピュ
ータ概念を示すためのメタファーを提供するオブジェク
ト指向方法論を有するウィンドウとアイコンを用いるユ
ーザインタフェースは周知であり、その一例は、デスク
トップ、インバスケット、アウトバスケット、ならびに
文書といった抽象概念を利用する、ゼロックス社から入
手できるソフトウェアGlovalView TM(”
GV”)である。
【0011】図2に、ワークステーション4とプリンタ
11とスキャナ5の画面10に表示される多能装置ユー
ザインタフェース40の一実施例を示す。ユーザインタ
フェース(UI)40は、いずれのシステムからも遠く
はなれて作動可能で、Xウィンドウのような遠隔ウィン
ドイングプロトコルを利用してネットワークサービスに
広げることができる。例えば、プリンタ11のユーザイ
ンタフェース40は、いずれかのワークステーション4
またはスキャナ5のような代替サービスから遠く離れて
利用することができる。具体的に言うと、ユーザインタ
フェース40は、リソースバー42、状態バー43、サ
ービスエリア44の三領域に分かれている。リソースバ
ー42は、ネットワーク24に組み込まれた高レベルサ
ービスをユーザが利用できるようにするメニューバーで
ある。リソースバー内では、文書ソースすなわちスーツ
ケース45がユーザに文書用の一時記憶域を提供する。
スーツケース45はネットワークサービス間で容易に移
動するために実行状態または編集可能な文書を格納し、
即ち、スーツケース45は、ユーザがネットワーク24
をナビゲートするときに文書を格納する遷移空間であ
る。
【0012】リソースバー42には、更に、ネットワー
クサービスメニュー46とネットワーク管理メニュー4
7も備わっている。ネットワークサービスメニュー46
は、プリンタ11、ファクシミリ13、スキャナ5、フ
ァイルサーバ20(私用、共用、公用ファイル記憶機
構)、データベースサーバ17、メールサーバ(例え
ば、ボイスメール、eメールなど)19、(モデム2
6、ネットワークゲートウェイ25のような)ポート、
ならびに他のワークステーション4のような、いずれか
ネットワークでつながれたサービスを利用できるように
する。サービスエリア44では、ネットワーク管理18
から利用できる公開通信チャネル63も利用できる。こ
れらは、ネットワーク管理18を管理する(図示されて
いない)ユーティリティに提供されるチャネルである。
ユーザプロファイルに含まれるこれらチャネルは、ネッ
トワーク24上の他のユーザからデータを受信しようと
するユーザによって提供される。ネットワーク管理18
で利用できる他のユーティリティは、配布先リストと、
サービスアクセスリストと、他のドメインならびにエリ
アネットワークサービスである。ネットワーク管理47
は、プロファイルとサービスの識別および探索のための
ユーティリティにユーザがアクセスできるようにする。
例えば、ネットワーク管理47は、ユーザアクセス特権
ならびにファイルサーバアクセスに対するリソース特権
に関する情報を含んでいる。
【0013】状態バー43は、システムメッセージエリ
ア48と、装置メッセージエリア49と、プログラミン
グコンフリクトメッセージおよびプロンプトエリア50
という三つの専用メッセージエリアに分かれている。テ
キストは、システムの状態が変わるときにメッセージエ
リア50で更新される。メッセージエリア50は、更に
詳細なメッセージを表示するように指定することができ
る。例えば、プリンタがダウンしたときに、メッセージ
エリアには「プリンタダウン」というメッセージが表示
され、メッセージエリア50を更に指定することによ
り、プリンタがダウンした原因の詳細記述が表示され
る。サービスエリア44は、関連サービスと機能を分類
保持し、ユーザ作業空間51を提供する。選択された装
置はヘラルドメニュー52上で識別され、つまり、メニ
ュー52上でのコーディングにより装置名53に利用可
能ユーティリティが提供される。例えば、装置53は、
走査、印刷またはファクス機能を備えたネットワークパ
ブリッシングシステムでありうる。装置54は、サービ
スをエクスポートする物理的ネットワークパブリッシャ
となる。サービスバー55は、サービス53上で利用で
きるサービスを分類する。例えば、ユーザは、特定文書
サービス(例えば、走査56または送信57)を利用で
きるようにするサービスモジュールを選択できる。サー
ビスサブバー58は、サービスモジュール内のサブサー
ビスを利用できるようにする。作業空間51は、パブリ
ケーションとアーカイブを含みうる配布用文書を作成す
るためのユーザエリアを提供する。
【0014】チャネルアーキテクチャは、クライアント
−サーバの関係に基づくものであり、クライアントファ
シリティはネットワーク24にエクスポートされるアプ
リケーションであり、サーバファシリティはネットワー
クからインポートされる。つまり、クライアントはエク
スポートされたサーバ機能にアクセスする。このよう
に、いくつかのサービス(プリンタ、スキャナ等)は、
クライアント機能を利用しないでサーバ機能をエクスポ
ートすなわち提供するだけの場合がある。その結果、チ
ャネルクライアントとチャネルサーバは、いずれも、同
一サービスについて作用する場合もあるし、異なるサー
ビスについて独特に作用する場合もある。図3にアーキ
テクチャを詳細に示す。図中、統合クライント/サーバ
システム102は、独立クライアント104と、サーバ
103と、ディスク106に通信チャネル情報を格納す
るといったネットワーク管理ファシリティを提供する通
信チャネル管理サーバ105、とにより作動している。
【0015】クライアントとサーバの両方のアーキテク
チャに共通しているのは、通信チャネルマネージャ11
0である。マネージャ110は、ユーザインタフェース
111を、ネットワーク24、局所記憶ディスク112
とキャッシュ113、レシーバサービス114、センダ
サービス115にインタフェースする。マネージャ11
0が利用できる局所記憶機構は、長期間記憶機構112
(例えば、ディスク、フロッピー、またはテープ)と、
短期間高速アクセス即ちキャッシュ記憶機構113の形
のものである。レシーバサービス114はサーバ機能を
提供し、一方、センダサービス115はクライアント機
能をマネージャ110に提供する。典型的なシステムに
ついて更に詳しくは、本明細書に組み込まれている、特
許係属出願第第07/130,929号(D/9236
5)明細書を参照されたい。
【0016】本明細書に組み込まれている、94年10
月27日付特許係属出願第329,811号(D/94
101)明細書に開示されているように、ファクス機、
プリンタ、複写機、多能装置、ワークステーションのた
めのダイアログ画面上の多能ユーザインタフェース制御
をアセンブルするのに、機能ライブラリが利用される。
機能ライブラリにより、オペレータは機能配列を容易に
電子的にアセンブルして、多種類のジョブを最も効果的
にサポートすることができる。カスタマイザーション
は、制御パネルの拡大縮小表示、単純なオン/オフセレ
クタにより追加または削除される機能、メニュー、表示
スタイルを変更するためのオブジェクト・ドロップ・ア
ンド・ドラッグ調整可能機能、ならびに機能の位置決め
により、可能となる。これらのダイアログ機構により、
同一製品上に種々の制御パネルを作成して利用すること
が可能となり、顧客は、自分自身のカスタマイズド制御
パネルを容易に考案することができる。
【0017】多能文書システムのユーザインタフェース
(UI)により、文書の配布、記憶、検索、複写、印刷
における各種の新タスクに関してジョブプログラミング
が可能となる。ユーザは、どのようにしたらシステムの
機能を最も良く組合わせて利用できるか分からないでい
ることが多い。機能ライブラリの概念は、UIダイアロ
グがユーザのニーズに取り組み、拡張可能なカスタマイ
ズした解決手段を提供し、システムの利用法をユーザを
案内できるようにするもの、のことである。機能ライブ
ラリは、スクリーン上で容易に機能をアセンブルするた
めの電子UIダイアログ含まれており、いずれか種類の
ジョブをサポートする。このアセンブルは、製品が顧客
現場にいく前後に、製品開発者またはエンドユーザによ
って実施される。ソフトウェアには完全配列の可能多能
機能オプションが常駐しているが、電子表示媒体の融通
性により、単純なオブジェクト思考方法を利用して有用
なオプションサブセットを特定のジョブプログラミング
画面に置いたり、取り除いたりできる。
【0018】電子制御パネルのレイアウト中の全機能
は、操作可能なオブジェクトである。それらは、電子的
に検索、削除、または移動されてジョブ制御画面を構成
する。機能カテゴリの割付ならびに選択は、最終画面レ
イアウトの縮小表示で機能をドラッグすることによって
調整されうる。機能に関連するオブジェクトのプロパテ
ィならびにレイアウトは、表示スタイルを調整するのに
利用される。一旦アセンブルされた一枚または複数枚の
これら制御パネルは、適応解として、プログラムジョブ
の再使用のために保存することができ、異なるニーズの
ために、同一装置上に複数枚の制御パネルが常駐でき
る。機能ライブラリを利用することにより、独自の多能
制御パネルを作成し、新アプリケーションでユーザを支
援したり、進化するニーズに対応することができる。
【0019】ユーザは、提案機能セットのいずれかにチ
ェックをオン/オフするか、或いは、メニューから別の
機能を検索する。チェックされた機能は、アニメーショ
ンにより拡大縮小表示に追加される。ユーザは、機能を
「チェック解除」して、同様方法で削除することも可能
である。グリッド上の機能は、指またはマウスで指定し
て、グリッドに沿っていずれか新しい位置にドラッグす
ることも可能である。各機能は、産業規格または製品仕
様によって定義された通りの固有スタイルに基づいたそ
の表示特性を定義するプロパティオプションを持ってい
る。プロパティを選択することにより、ボタンタイプ
等、ならびにレイアウト上で機能が占有するグリッド空
間量が決定される。本発明により、ジョブセットアップ
を種々の個人、ワークグループプラクティス、ジョブタ
イプに合わせるために、同一装置に多重制御パネルが提
供される。個々の制御パネルは、名付けられ、保存さ
れ、ネットワークで共有される。これらの制御パネルは
「そのまま」利用されるか、或いは、ユーザ自身のジョ
ブセットアップ制御を作成するための青写真として作用
しうる。
【0020】今日の制御パネルならびに電子ダイアログ
で、オペレータは、任意のジョブに関して、オペレータ
が必要とする特定機能を見つけるだけの探索タスクに直
面させられている。これまでは、制御パネルは電子ディ
スプレイに単に多くのメニュー層を追加し、機能のカテ
ゴリ数を増やし、更に多くボタン等を追加して機能を成
長させていた。このことはユーザにとってジョブのセッ
トアップの複雑さを深刻化するものであり、ファクス、
印刷、記憶、配布に関する多機能が追加された場合に問
題が深くなる。ユーザは、もはやシステム上で利用でき
る機能は何であるかも分からず、ジョブをセットアップ
するためにそれらをどのように効率的に組み合わせるか
も構わない。
【0021】本発明によれば、ダイアログの機能をいく
つかの自蔵制御パネルに組織するために電子ディスプレ
イ媒体が利用される。制御パネルは、種々の個人、ワー
クグループプラクティス、ならびにジョブタイプのニー
ズに合うように導き出された機能サブセットを含んでい
る。その総合結果が、平易さ、セットアップ効率、適応
能力が向上したダイアログである。ユーザは、システム
で利用できる何枚かの制御パネルのうちの一枚を選択し
てジョブをセットアップする。多重制御パネルという概
念は、機能が豊富な多機能システムにとって大きな利益
に通じるものである。一製品に多重標準制御パネルが備
わっていることにより、既知種類のタスク(例えば、フ
ィルムスライドから紙に移動する特定種類のオリジナル
/ソース文書、または、宛名を書いた封筒のような特殊
タイプの出力を達成すること)に関してユーザの便宜を
最適化するように機能を組織できる。或いは、これらの
制御パネルは、システムが何をできるかについて新たな
ユーザの期待(例えば、走査および複写された画像をワ
ークステーションに自動伝送で戻したり、複写機を利用
した電子配布に関する機能など)を築くのに利用されう
る。予めアセンブルされた制御パネルは、「そのまま」
で利用することも、青写真にしてユーザが自分自身のバ
ージョンを作成および保存することもできる。ユーザ
は、カスタム/ブランク制御パネルオプションを介し
て、機能を組み合わせて新たな機能性を生成できる。カ
スタム制御パネルは、これら同ツールを利用してワーク
ステーションで作成することもできるし、別の装置で作
成していずれかの場所で使用するために送ることもでき
る。
【0022】一実施例において、利用可能な制御パネル
オプションは、メインダイアログ画面で名前付きボタン
として表示される。ユーザは利用可能な制御パネルオプ
ションのいずれかを選択し、デフォルト設定を利用した
い場合には、ワンタッチジョブプログラミングにより、
単にスタートを押してジョブを開始する。ユーザが制御
の設定の変更を選択する場合には、オプションボタンを
二回選択することにより、いずれかの制御パネル画面が
開かれる。その後、ユーザは表示された制御パネルを利
用してプログラミングすることが出来る。顧客が選択す
れば、いずれの表示パネルもメインウォークアップスク
リーン(main walk up screen)の
代わりに用いることができる。それぞれの制御パネル
は、別のパネルにあるのと同じ(用紙供給ならびに枚数
といった)機能をいくつか備えているが、それ以外の機
能を追加したり省略することもできる。また、ウィンド
ウのヘッダバーからドロップダウンメニューを利用し
て、機能ライブラリのようなリストを介してユーザが必
要とする他機能を要求に応じて検索したりパネルに追加
したりできる。レイアウトと設定に対する変更は保存で
きる。
【0023】図4を参照すると、オペレータがオペレー
タの制御をカスタマイズできるようにする典型的な画面
表示が示されている。特に、機能または機械ファンクシ
ョンライブラリは、制御パネル作成ボタンまたは機能ラ
イブラリ表示ボタンの起動によってオペレータがカスタ
マイズド制御を選択またはアレンジできるようにする。
例えば、図4の画面には、枚数ボタン122、用紙供給
ボタン124、縮小/拡大ボタン126、出力ボタン1
28、ならびに画像形成面ボタン130が表示されてい
る。これらの機能は、いずれか適当な方法(例えばハイ
ライト表示)で選択され、縮小ディスプレイ120上に
(移動または複写のように)位置決めできる。縮小ディ
スプレイ120はインタフェースのスクリーン上に現れ
る実際の画面ディスプレイの縮尺調整表示である。この
縮尺調整表示表示は、希望に応じて選択された機能をオ
ペレータが受け取るのに利用できる。画面ディスプレイ
に表示されていない機能は、利用可能機能の追加メニュ
ーを提供する他機能ボタン132により利用可能にでき
る。
【0024】一実施例において、スクロールボタン13
8、140は、142、144、146で識別された複
数のパネルに沿って縮小ディスプレイを水平にスライド
させる。選択機能セットは、各パネルごとに機械ファン
クションライブラリから挿入または受信できる。例え
ば、縮小ディスプレイ120がパネル142と重なる場
合にはパネル142は選択機能を受けとり、縮小ディス
プレイ120がパネル144の上に覆いかぶさる場合に
はパネル144が選択機能を受けとる、各パネルについ
て同様である。
【0025】パネル142、144、および146のよ
うな各パネルは、一度にフル表示画面で見られないこと
がある。従って、種々のパネルは、スクロールボタン1
38と140により選択的に表示される仮想制御パネル
となる。スクロールボタン138、140ならびにパネ
ル142、144、146を利用することは、カスタマ
イズド制御を作成するモードの一つに過ぎず、本発明の
適用範囲は、フルディスプレイと、部分ディスプレイ
と、ウィンドウと、独自の制御パネルまたはフレームを
作成するためにアイコンと機械機能を選択および位置決
めするメニュー、とに関わるいずれか適切な方法に及ぶ
ものであることも理解されたい。
【0026】図示の通り、保存/閉じるボタン134に
より、オペレータは、将来の用途のために縮小ディスプ
レイ120に配置された通りの表示を格納することがで
きる。カスタマイジング操作は、取消し/閉じるボタン
136または他の適当な操作により、取消される。オペ
レータによる完了時にパネルを記憶ならびに保存するた
めに種々のメモリスロットを利用できる。本質的には、
オペレータに、種々の機械機能を選択および構成して所
定要件に合わせるための適当な制御ボタンが提供され
る。図4の画面には数個だけしか機能が表示されていな
いが、図4の画面または以降の画面には、オペレータが
選択したり、拡大縮小ディスプレイ120上への位置決
めのために、もっと多くの機能を表示できることに注意
されたい。本発明によれば、多能装置のユーザインタフ
ェースダイアログは、装置の局所ユーザインタフェース
または遠隔ワークステーションまたはPC上で作動して
もよい。遠隔PCまたはワークステーション上では、こ
のユーザインタフェースダイアログは、別個のアプリケ
ーション、または、「透過的な」アプリケーションのよ
うに見える場合があり、即ち、現在利用可能なシステム
でプリントドライバがトリガされるように内部の別のア
プリケーションからトリガされてもよい。
【0027】本発明とプリントドライバの技術の相違
は、プリントドライバは印刷ジョブに従うように考案さ
れた装置特定アプリケーションであるのに対し、本発明
によれば、ユーザが種々のジョブタイプを種々の装置タ
イプに提示し、且つ、他のシステムレベルのアプリケー
ションのタスクの実施できるように考案されたシステム
レベルアプリケーションが存在する。このことは、ユー
ザが首尾一貫した単純な方法で、あらゆる利用可能装置
ならびにネットワーク上の利用可能サービスと対話処理
できることを意味する。
【0028】この技術は、メッセージエリア、経路、プ
ログラミングアクセスエリアの産業規格規則に服するも
のであり、図5に記載されているように、単一コヒーレ
ントユニットにそれらを統合する。全体システムは、ユ
ーザのために、プルダウンメニュー202、メッセージ
エリア204、経路ボタン配列206、ジョブプログラ
ミングアクセスエリア208、機械状態プログラミング
エリア210を含む、たった5つの基本カテゴリにまと
められていることに注意されたい。それぞれの経路はユ
ーザのために主焦点を一つしか有さず、それによりダイ
アログの学習と利用に関するタスクを単純化している。
それぞれの経路の主焦点は、次の通りである: ジョブ
プログラミング212:制御パネル、ジョブ状態21
4:待ち行列、機械状態216:機械模倣、システム管
理218、および、診断220。
【0029】典型的な一実施例は、制御テンプレートを
利用するためにグラフィカルユーザインタフェース(G
UI)を採用した製品である。これらのテンプレート
は、ベンダがネットワークした独立型多機能ならびに単
一機能装置について制御(ならびに情報表示)するのに
利用されうる。これらの制御テンプレートは、装置UI
ダイアログソフトウェアアプリケーションの一部として
表示される仮想制御パネルである。それらは、1)現時
点でUIダイアログが参照しているベンダ装置上で、
2)ネットワークされたシステムで利用可能で、現在U
Iダイアログが参照している、いずれか装置に依存しな
いソフトウェアサービスから、或いは、3)1と2の組
合せにより、利用できる機能の各種ユーザ指定組合せを
表示する。
【0030】制御パネルに随時表示される機能は、要求
に応じてシステムのユーザによって配置および位置決め
される。制御パネルを構成する方法の一つは、上で参照
された係属中の米国出願第329,811号明細書に記
述されている。図6に記載されている通り、いくつかの
機能は、制御パネルX222で表されている制御パネル
に常駐できることに注意されたい。画面224に合わな
い機能は、右側に層状に積み重ねられる。ユーザは、ス
クロールボタン226、228を介して、または、現在
制御パネル内にある全部の機能を載せた制御パネル22
2の右上にある選択メニュー230を介して、層状に積
み重ねられた機能にアクセスする。ユーザによって選択
された機能は、ディスプレイの可視部に表示される。制
御パネルの上のツールバー232にも留意されたい。こ
のツールバー232の働きは、具体的にはジョブプログ
ラミングのコンテクストにあてはまるものであり、詳し
く言うと、保存制御パネル234、保存236、名前を
付けて保存238、選択機能ライブラリ240を表して
いる。
【0031】ユーザインタフェース上のテンプレートボ
タンにより、ユーザは仮想制御パネルまたはテンプレー
トに具現された自分のジョブプログラミングを保存し、
ボタン一個を押すだけでそのプログラミングを呼び出す
ことができる。ジョブプログラミング経路のツールバー
は、保存制御パネルのウィンドウを開くボタン234を
備えている。更に詳しく言うと、保存制御パネルと呼ば
れるこの機能により、ユーザはユーザの制御パネルを記
憶し、また、同システムを利用して他に配布することも
できる。機能ライブラリを利用してユーザが希望通りに
制御パネルを構成した時点で、ボタン一個(「保存」ま
たは「名前を付けて保存」ボタン)を押すことにより、
ユーザはそれを保存しうる。また、名前が分かっていな
い場合には、システムはそれについてユーザにプロンプ
トを出す。パネルが保存された後、ユーザは保存制御パ
ネルウィンドウでパネルを選択して、ボタン一個を押す
ことにより、随時、そのパネルとその全部の機能プログ
ラミングを呼び出すことができる。一実施例において、
基本的な制御パネルセットが提供される。これらは削除
または変更はできないが、ユーザが自分自身で新たな保
存制御パネルを作ることのできる「スタータ」またはテ
ンプレートとして利用するためにコピーできる。
【0032】ユーザは保存制御パネルを選択することに
よって、機能を追加または削除する。この選択により、
その保存制御パネルの機能とプログラミングの検索がウ
ィンドウに対してなされる。その後、ユーザは制御パネ
ルをプログラミングする、即ち、機能ライブラリを利用
して制御パネルから機能を追加および/または削除す
る。この構成作業がなされると、ユーザはジョブプログ
ラミングツールバーの「保存」236を選択することが
でき、新プログラミングは保存制御パネルとして保存さ
れる。図7に、この方法でユーザによって定義された保
存制御パネルの典型を示す多数のボタンを示す。これら
は、複写246、ファクス248、印刷250、ファイ
ル252、および複写/ファクス254といった種々の
カテゴリに基づいたベンダ固有または関連パネル244
であってもよい。「デフォルト」256の保存制御パネ
ルは、全解除が選択されたりシステムがタイムアウトの
ときの制御パネルの見え方を定義するのに利用される。
このパネルは、他の保存制御パネルと同じ方法で構成さ
れる。他のパネル258は、特定作業グループパネル2
60、または個人定義262、264、266、または
機能定義268のように、更にユーザ定義することが出
来る。
【0033】保存制御パネルウィンドウ上部のツールバ
ーは、保存制御パネルのコンテクストにのみ適用される
機能を含んでいる。いずれの保存制御パネルも、(所定
の定義およびユーザ定義保存制御パネルが自身のカテゴ
リに留まらなくてはならないことを除き)コピーまたは
移動できる。削除できるのは、ユーザ定義保存制御パネ
ル258だけである。機能を追加または削除するため
に、ジョブプログラミング経路のツールバーは、機能ラ
イブラリウィンドウを開くボタンを備えている。更に詳
しく言うと、ハードウェアならびにソフトウェアベンダ
によって提供される機能、オペレーション、およびサー
ビスが提供される。ユーザが或る種の装置またはサービ
ス、例えばレーザプリンタ、を指示していると、機能ラ
イブラリにこの機能が表示される。次いでユーザは仮想
制御パネルにこれら機能を配置して、これら機能をプロ
グラミングする機会を得る。これらの設定は、後で使用
するために保存することもできる。
【0034】本発明により、装置の機能を拡張すること
が可能である。例えば、ユーザが縮小/拡大機能を欲し
ているが、プリントドライバではその機能を実現しえな
い場合、オペレータは、他のプリントサービスの縮小/
拡大機能を制御パネルに追加することができ、従って、
以前存在しなかったプリンタの縮小/拡大機能が可能と
なる。この機能は、機能ライブラリウィンドウの上部の
ツールバーを介して出来るようになる。ツールバーは、
図8Aと図8Bに記載されているようにウィンドウを開
く三つのボタン、詳しく言うと、装置272、サービス
274、スクリプト276、を備えている。例えば「サ
ービス」274を選択することにより、複写278、印
刷280、ファクスサービス282といった、ハードウ
ェアとは無関係にプログラミングに利用できるサービス
をユーザに設定させるウィンドウが図8Aのように開
く。図8Bに「装置」ウィンドウで装置272が選択さ
れたときの機能ライブラリ構成を示す。ユーザは装置と
サービスを組み合わせて選択してもよい。詳しく言う
と、ベンダ#1の装置284とベンダ#2の装置286
に関連する機能が表示されている。
【0035】「スクリプト」ウィンドウでは、ユーザ
は、装置、サービス、作業プラクティスオブジェクトを
いろいろと組み合わせたものを利用して、便利な方法で
作業フローオペレーションをプログラミングできる。ユ
ーザは、(図8Aと図8BのXの)トグルボタンにより
機能ライブラリにリストされた機能をターンオンするこ
とによってプログラミングする。これにより、それらは
制御パネルに表示され、ユーザは必要に応じて制御パネ
ルにてそれらをプログラミングできる。
【0036】前述の通り、ユーザディスプレイに対する
インタフェース制御の作成、保存、検索の階層化方法を
開示する。ユーザディスプレイには、経路ボタン配列、
例えば、ジョブプログラミング、ジョブ状態、機械状態
ボタンを含む第一レベルのオプションならびにシステム
管理および診断オプション、が含まれる。状態オプショ
ンには、表示ジョブ完了状態データと任意の装置の待ち
行列状態が含まれる。ジョブプログラミングボタンの起
動時、機能ライブラリ、カスタマイズパネル保存、制御
パネルサイズ変更、カスタマイズドパネル検索ボタンを
含む、第二レベルのプログラミングオプションまたはボ
タンの表示が出る。カスタマイズドパネル検索ボタンの
起動または使用時、特定装置のカスタマイズドパネルを
含む第三レベルのプログラミングオプションが表示され
る。オペレータがネットワーク上の特定装置のカスタマ
イズドパネルを選択すると、ネットワーク上の特定装置
のカスタマイズドパネルアイコンが、ディスプレイと相
互接続されたメモリからアクセスされる。
【0037】ネットワーク装置は、プリンタ、ワークス
テーション、パーソナルコンピュータのようなハードウ
ェア装置と、ソフトウェア装置とを含んでいることに注
意されたい。また、特定制御パネルまたはテンプレート
は、種々のベンダ装置および機械用、ならびに、ソフト
ウェアサービスのような装置に依存しないサービス用に
保存できることにも注意されたい。制御パネルの保存
は、予め定められた名前または参照名により、一般的な
保存メモリになされるか、或いは、制御パネルを随意に
名付けて、そのような参照名に基づいて検索することも
できる。このように、オペレータはカスタムテンプレー
トを記憶および検索するのに種々のオプションを利用で
きる。例えば、いくつかのテンプレートは、ネットワー
ク上の特定装置と関連付けることができる。これらのテ
ンプレートまたは制御パネルは、設定参照または設定名
により変更不可能であるようにロックまたは保持でき
る。これらの変更不能テンプレートは、コピーによって
別の制御パネルを作成し、既存の変更不能な原テンプレ
ートを変更する場合の基礎となりうる。これら変更され
たテンプレートは、テンプレートのカスタマイズの性質
を識別する適当な名前をもらうことができる。
【0038】特に注意されたいのは、制御パネルをカス
タマイズするときに、以前に利用できなかった機能を機
械に追加できるようにする能力のことである。このよう
に、例えば、レーザプリンタを駆動する適当なフォーマ
ットに画像を縮小または拡大できるワークステーション
またはパーソナルコンピュータにアクセスすることによ
り、オペレータはこの機能を、縮小/拡大能力がない機
械の制御パネルにこの機能を統合することができる。こ
のように、機械の現場外または外部であっても、機械は
この機能を持っているように取り扱われうる。機械がこ
の機能を持っていなくとも、カスタマイズドパネルはこ
の機能をオペレータに表示する。機能選択時、システム
は、指定の印刷用装置に指示する前にネットワーク上の
適当な装置で縮小/拡大を実施する。基本的には、縮小
/拡大機能を備えていない機械が、縮小/拡大を持って
いるかのようにプログラムされ、それなりにジョブが完
了される。
【0039】縮小/拡大は、ネットワーク上のどこかで
実施できる総称ファンクションまたは機能と考えられ
る。その機能が特定の機械と互換性のある転送可能機能
であった場合、その特定機械はその機能が本来備わって
いるものであるかのように動作できる。制御パネルを変
更することにより、この機能は装置の一部としてオペレ
ータに提示されうる。典型的な総称機能は、ネットワー
ク上のメモリに常駐するソフトウェア機能である。
【0040】また、前述の通り、制御パネルまたはテン
プレートをカスタマイズするために種々の技術が存在す
る。一つの方法は、その装置に特有または固有の機能を
選択するための機能インジケータを備えた、ネットワー
ク上の装置用の標準制御テンプレートを提供することで
ある。次レベルの制御テンプレートは、特定装置に固有
な標準制御テンプレートの機能インジケータを、修正標
準制御テンプレートに再アレンジしたものである。更に
別のレベルの制御テンプレートは、任意装置との互換性
に応じて任意装置のテンプレートに組み込まれたり組み
込まれなかったりする、装置に依存しない、即ち、総称
的な機能セットを提供するものである。その後、テンプ
レートは、呼び出し用に適当な名前を付けてネットワー
ク上のメモリに記憶される。
【0041】種々レベルの機能は、いずれか随意の方法
で組み合わせて、いずれか任意の要件または状況に合っ
た独自のカスタマイズドテンプレートを作成することが
出来る。パネルならびにインジケータの縮小と拡大を含
む、仮想制御パネル上のアイコンと機能インジケータの
アレンジならびに再アレンジにより、制御パネルの種々
表示が提供されうることにも留意されたい。また、多能
機能は随意に作成することも可能であることにも留意さ
れたい。これは、別々の機能を一つのアイコンまたはイ
ンジケータに組合わせて、一つのアイコンまたはファン
クション表示にアクセスすることにより高速多機能オペ
レーションを可能にすることによって達成される。
【0042】例えば、第一のアイコンが第一プリンタの
アイコンで第二のアイコンが第二プリンタのアイコンで
ある場合に、二個のアイコンを組み合わせて第三のアイ
コンにすることができる。例えば、第三アイコンを指定
することにより、ジョブは第一および第二プリンタの両
方に自動送信される。別の例では、第一アイコンはプリ
ンタのアイコンで、第二アイコンはファクスのアイコン
である。従って、オペレータが一度指定するだけで、任
意のジョブ要件がプリンタとファクス機に自動的に送ら
れる。機能やファンクションの各種組合せは、オペレー
タが制御パネルまたはテンプレートをカスタマイズする
のに利用できることを理解されたい。
【0043】本発明は開示された構造を参照しながら説
明されているが、記載詳細事項に制限されるものではな
く、請求項の適用範囲内である修正または変更に及ぶも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を反映したシステム環境の図である。
【図2】 図1に示したディスプレイ画面で使用される
典型的なマルチ装置ユーザインタフェースの拡大図であ
る。
【図3】 図1のシステム環境で使用される典型的なシ
ステムアーキテクチャの概略図をである。
【図4】 オペレータ制御テンプレートをカスタマイズ
するための典型的な画面の図である。
【図5】 カスタマイズド制御テンプレートで使用す
るメッセージエリア、経路、プログラミングアクセスエ
リアを示す図である。
【図6】 本発明によるカスタムインタフェース制御パ
ネルの保存と検索の技術の模擬画面を示す図である。
【図7】 本発明による装置固有でユーザ定義総称イン
タフェース制御を提供する画面を示す図である。
【図8】 本発明による優れたカスタマイズド制御パネ
ルを例示する画面を示す図である。
【符号の説明】
2…マルチメディア装置情報システムまたはネットワー
ク、4…ワークステーション、5…スキャナまたはディ
ジタル複写機、6…キーボード、7…座標指示器または
マウス、8…マイクロホン、9…ビデオカメラ、10…
ディスプレイ端末、11…プリンタ、12…スピーカ、
13…ファクシミリ、14…ファイルサーバ、15…電
話、17…データベースシステム、18…管理システ
ム、19…メールシステム、20…データ記憶検索シス
テム、24…ローカルエリアネットワーク(LAN)、
25…ゲートウェイ、26…モデム、40…オブジェク
ト指向ユーザインタフェース、42…リソースバー、4
3…状態バー、44…サービスエリア、45…スーツケ
ース、46…ネットワークサービスメニュー、47…ネ
ットワーク管理メニュー、48…システムメッセージエ
リア、49…装置メッセージエリア、50…プログラミ
ングコンフリクトメッセージおよびプロンプトエリア、
51…ユーザ作業空間、52…ヘラルドメニュー、53
…装置名、54…装置、55…サービスバー、56…走
査、57…送信、58…サービスサブバー、63…公開
通信チャネル、102…クライアント/サーバシステ
ム、103…サーバ、104…独立クライアント、10
5…通信チャネル管理サーバ、106…ディスク、11
0…通信チャネルマネージャ、111…ユーザインタフ
ェース、112…局所記憶ディスク、113…キャッシ
ュ、114…レシーバサービス、115…センダサービ
ス、120…縮小ディスプレイ、122…枚数ボタン、
124…用紙供給ボタン、126…縮小/拡大ボタン、
128…出力ボタン、130…画像形成面ボタン、13
2…他機能ボタン、134…保存/閉じるボタン、13
6…取消し/閉じるボタン、138…スクロールボタ
ン、140…スクロールボタン、142…パネル、14
4…パネル、146…パネル、202…プルダウンメニ
ュー、204…メッセージエリア、206…経路ボタン
配列、208…ジョブプログラミングアクセスエリア、
210…機械状態プログラミングエリア、212…ジョ
ブプログラミング、214…ジョブ状態、216…機械
状態、218…システム管理、220…診断、222…
制御パネル、224…画面、226…スクロールボタ
ン、228…スクロールボタン、230…選択メニュ
ー、232…ツールバー、234…保存制御パネル、2
36…保存、238…名前を付けて保存、240…選択
機能ライブラリ、244…ベンダ固有または関連パネ
ル、246…複写、248…ファクス、250…印刷、
252…ファイル、254…複写/ファクス、256…
デフォルト、258…ユーザ定義保存制御パネル、26
0…特定作業グループパネル、262…個人定義パネ
ル、264…個人定義パネル、266…個人定義パネ
ル、268…機能定義パネル、272…装置、274…
サービス、276…スクリプト、278…複写、280
…印刷、28
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 13/00 354 G06F 13/00 354D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カスタマイズドインタフェース制御をユ
    ーザディスプレイから保存する方法であって、ユーザデ
    ィスプレイは経路ボタン配列を備えており、ネットワー
    ク上の複数の装置に相互接続されており、 カスタマイズドインタフェース制御を提供するステップ
    と、 ジョブプログラミングボタンを表示するステップと、 ジョブプログラミングボタンを起動して、保存、オプシ
    ョンとして保存、を含むプログラミングオプションを表
    示するステップと、 保存オプションを利用して、一般的な保存インタフェー
    ス制御カテゴリにカスタマイズドインタフェース制御を
    記憶するステップと、 オプションとして保存を利用して、ユーザが定義した参
    照名によりカスタマイズドインタフェース制御を記憶す
    るステップ、 とを備えた前記方法。
  2. 【請求項2】 オプションとして保存を利用するステッ
    プは、カスタマイズドインタフェース制御にカスタマイ
    ズド名を与えるステップを含むことを特徴とする、請求
    項1に記載の方法。
JP8259333A 1995-10-10 1996-09-30 カスタマイズドインタフェース制御をユーザディスプレイから保存する方法 Withdrawn JPH09179711A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US54154795A 1995-10-10 1995-10-10
US541547 1995-10-10

Publications (1)

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ID=24160044

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