JPH09179493A - ディジタルデータ暗号化および復号化装置 - Google Patents

ディジタルデータ暗号化および復号化装置

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JPH09179493A
JPH09179493A JP34017695A JP34017695A JPH09179493A JP H09179493 A JPH09179493 A JP H09179493A JP 34017695 A JP34017695 A JP 34017695A JP 34017695 A JP34017695 A JP 34017695A JP H09179493 A JPH09179493 A JP H09179493A
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JP
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bit
digital data
encryption
data
key
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Application number
JP34017695A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Fujii
寛 藤井
Noburo Taniguchi
展郎 谷口
Yasushi Yamanaka
康史 山中
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は,ディジタルデータを同時に複数の
鍵で暗号化することを可能にし,かつ,各々の鍵毎に,
ディジタルデータ中の暗号化の対象とする部分を他の鍵
による暗号化とは独立に設定可能にすることを目的とし
ている。 【解決手段】 ディジタルデータの暗号化または復号化
のための鍵となるビット系列を発生させる手段と,ディ
ジタルデータ中における,上記暗号鍵による暗号化また
は復号化の対象となるビット位置を指定する手段の組を
複数と,上記複数の暗号鍵とビット位置情報をもちい
て,一つのビット系列からなる合成暗号鍵を生成する手
段と,上記合成暗号鍵を用いてディジタルデータを変換
する手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタルデータ暗
号化および復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタルデータ暗号化法とし
て,例えば「暗号とデータセキュリティ」(培風館昭和
63年6月)にその解説が行われている。従来の暗号化
はビット系列Mに対して単一の鍵Kによる暗号化によっ
て暗号文eK(M)を得るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】当該従来の場合,系列
中の任意の一部分に対する暗号化を同時に,複数,独立
に行うことはできない。
【0004】本発明は,ディジタルデータを同時に複数
の鍵で暗号化することを可能にし,かつ,各々の鍵毎
に,ディジタルデータ中の暗号化の対象とする部分を他
の鍵による暗号化とは独立に設定可能にすることを目的
としている。なお,複数の鍵による暗号化において,暗
号化を複数回に分けて繰り返し行った場合も,その結果
が鍵のビット系列にのみ依存し,適用する鍵の順序によ
らず,すべての鍵によって同時に暗号化したときと同じ
暗号文を得ることができ,復号化においても複数鍵によ
る上記の性質を満たした復号化が行われなければならな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタルデー
タ暗号化装置は,ディジタルデータの暗号化のための暗
号鍵となるビット系列を発生させる暗号鍵発生手段と,
ディジタルデータ中における,前記暗号鍵による暗号化
の対象となるビット位置を指定する暗号位置指定手段と
からなる組を,複数組備えており,複数組からなる暗号
鍵とビット位置情報とを用いて一つのビット系列からな
る合成暗号鍵を生成する合成暗号鍵生成手段と前記合成
暗号鍵を用いてディジタルデータを変換する暗号変換手
段とを有することを特徴とするディジタルデータ暗号化
装置によって実現され,本発明のディジタルデータ復号
化装置は,復号化のための復号鍵となるビット系列を発
生させる復号鍵発生手段と,暗号化されたディジタルデ
ータ中における,前記復号鍵による復号化の対象となる
ビット位置を指定する復号位置指定手段とからなる組
を,複数組備えており,前記ディジタルデータ暗号化装
置による暗号化の際の暗号鍵とビット位置情報と同じ内
容で複数組からなる復号鍵とビット位置情報とを用い
て,一つのビット系列からなる合成復号鍵を生成する合
成復号鍵生成手段と,前記合成復号鍵を用いて前記暗号
化されたディジタルデータを変換する復号変換手段とを
有することを特徴とするディジタルデータ復号化装置に
よって実現される。
【0006】各暗号鍵に対して暗号化位置を指定する手
段を有するから,ディジタルデータの任意の部分がどの
鍵を用いて暗号化または復号化されるかを決定できる。
よって,合成暗号鍵を生成する手段を用いてディジタル
データの各ビット位置に対応する暗号鍵のデータを合成
することで,ディジタルデータ全体に対する合成暗号鍵
を生成できる。合成暗号鍵を用いることで,ディジタル
データ中の任意の一部分に対する暗号化または復号化を
同時に,複数,独立に行うことができる。また,鍵の合
成およびデータの変換を排他的論理和演算を用いて行う
ため,鍵の適用順序によらず変換結果が等しくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を説明
するためのディジタルデータ暗号化装置の構成図で,図
2はディジタルデータ復号化装置の構成図である。図
1,図2においてクロック等の制御信号は省略してい
る。
【0008】図1において1は暗号鍵発生手段で,暗号
鍵の最大数に対応した鍵発生器をもつ。2は暗号位置指
定手段で,暗号鍵の数に対応した位置指定器をもつ。鍵
発生器と位置指定器とが一対の組となり,複数組備え
る。3は合成暗号鍵生成手段,4は暗号変換手段であ
る。
【0009】暗号化するディジタルデータは暗号変換手
段4へ入力され,ここからの出力が暗号化されたディジ
タルデータとなる。位置指定器は暗号化するディジタル
データのビットに同期して外部入力パラメータをとり込
み1ビットずつ鍵発生器にデータを出力する。
【0010】鍵発生器は暗号化するディジタルデータの
ビットに同期して位置指定器から1ビットずつディジタ
ルデータを受け取り,同時に合成暗号鍵生成手段3へ1
ビットずつ出力する。位置指定器からの入力ビットの値
が「1」のとき鍵発生器は暗号鍵ビット系列中の次のビ
ットを出力する。また,位置指定器からの入力ビットの
値が「0」のときは暗号鍵ビット系列とは無関係に
「0」を出力する。
【0011】鍵の数が最大数より少ない場合,対応する
鍵の存在しない位置指定器から常に「0」が出力される
か,または,鍵の存在しない鍵発生器が,位置指定器か
らの入力に関わらず「0」を出力するように設定する。
【0012】合成暗号鍵生成手段3は鍵発生器からのす
べての入力の排他的論理和を出力する手段であり,複数
組からなる暗号鍵(暗号鍵発生手段の出力)とビット位
置情報(暗号位置指定手段の出力)とを用いて,一つの
ビット系列からなる合成暗号鍵を生成する。
【0013】暗号変換手段4はディジタルデータのビッ
トと合成暗号鍵生成手段3から出力されたビットとの排
他的論理和を出力する手段である。図2の復号化装置の
構成例を示した図において,11は復号鍵発生手段で,
図1の暗号鍵発生の最大数に対応した鍵発生器を備え
る。12は復号位置指定手段で,復号鍵の数に対応した
位置指定器を備える。鍵発生器と位置指定器とが一対の
組となり,複数組備える。13は合成復号鍵生成手段
で,14は復号変換手段である。復号化するディジタル
データは復号変換手段14へ入力され,ここからの出力
が復号化されたディジタルデータとなる。
【0014】位置指定器は,復号化するディジタルデー
タのビットに同期して外部入力パラメータをとり込み,
1ビットずつ鍵発生器にデータを出力する。鍵発生器は
復号化するディジタルデータのビットに同期して位置指
定器から1ビットずつデータを受け取り,同時に合成復
号鍵生成手段13へ1ビットずつ出力する。位置指定器
からの入力ビットの値が「1」のとき鍵発生器は復号鍵
ビット系列中の次のビットを出力する。また,位置指定
器からの入力ビットの値が「0」のときは復号鍵ビット
系列とは無関係に「0」を出力する。鍵の数が最大数よ
り少ない場合,対応する鍵の存在しない位置指定器から
常に「0」が出力されるか,または,鍵の存在しない鍵
発生器が,位置指定器からの入力に関わらず「0」を出
力するように設定する。
【0015】合成復号鍵生成手段13は,鍵発生器から
のすべての入力の排他的論理和を出力する手段であり,
前記ディジタルデータ暗号化装置による暗号化の際の暗
号鍵とビット位置情報と同じ内容で複数組からなる復号
鍵(復号鍵発生手段の出力)とビット位置情報(復号位
置指定手段の出力)とを用いて一つのビット系列からな
る合成復号鍵を生成する。
【0016】復号変換手段14は,ディジタルデータの
ビットと合成復号鍵生成手段13から出力されたビット
との排他的論理和を出力する手段である。以上のディジ
タルデータ暗号化装置と復号化装置は,専用の回路装置
として構成してもよいし,コンピュータに該当する機能
を備えたプログラムを組込んで構成することも可能であ
る。
【0017】鍵発生器の実施例1 鍵発生器は暗号鍵ビット系列を格納した記憶装置として
実現できる。位置指定器からの入力ビットの値が「1」
のとき暗号鍵の記憶装置は格納している暗号鍵ビット系
列を1ビットずつ順に出力する。また,位置指定器から
の入力ビットの値が「0」のときは暗号鍵の記憶装置内
のデータとは無関係に「0」を出力する。暗号鍵の記憶
装置には暗号鍵ビット系列をあらかじめ外部から入力
し,格納しておく。
【0018】鍵発生器の実施例2 鍵発生器はフィードバックレジスタを用いた乱数発生器
としても実現できる。このとき鍵発生器の出力は次のよ
うになる。位置指定器からの入力ビットの値が「1」の
とき,格納しているビット系列の先頭の1ビットを出力
し,1ビットシフトする。位置指定器からの入力ビット
の値が「0」のときは「0」を出力し,格納しているデ
ータは変化しない。フィードバックレジスタには暗号鍵
発生のための初期情報として初期値を外部から入力して
おく。
【0019】鍵発生器の実施例3 図3は暗号化アルゴリズムを用いた乱数系列発生器を用
いた鍵発生器の例である。暗号化アルゴリズムによって
nビットのデータがnビットのデータに変換される。入
力レジスタ21には最初に外部から乱数系列の種となる
nビットの初期値X0 が与えられる。乱数変換器22は
暗号化アルゴリズムに基づいてnビットのデータをnビ
ットのデータに変換する。入力レジスタ21のデータが
i のとき乱数変換器22の出力はeK(Xi )で,こ
れは出力レジスタ23に格納されると同時に入力レジス
タ21にフィードバックされる。これを繰り返すことに
よって乱数変換器22の出力からeK(X0 ),eK
(eK(X0 )),eK(eK(eK(X0 ))),・
・・というビット系列が発生する。
【0020】この乱数系列発生器の動作は次のようにな
る。位置指定器からの入力ビット(位置情報)の値が
「1」のとき,出力レジスタ23から格納しているビッ
ト系列を1ビットずつ順に出力する。また,位置指定器
からの入力ビットの値が「0」のときは出力レジスタ2
3のデータとは無関係に「0」を出力する。出力レジス
タ23に格納された長さnのビット系列のうち先頭n’
ビット(1≦n’≦n)を暗号鍵ビット系列として使用
するとしたとき,出力レジスタ23内の先頭n’ビット
のデータがすべて出力されると入力レジスタ21のデー
タを乱数変換器22に入力し,乱数系列の次のnビット
を出力レジスタ23に用意する。
【0021】なお,図3の入力レジスタ21は図4のレ
ジスタ24のように出力レジスタを兼ねることができ
る。また,乱数変換器25は鍵発生器間で共有できる。
図5は,乱数変換器27をもつと共に,入力レジスタと
出力レジスタとを共有したレジスタ26をもつ場合の鍵
発生器の構成図である。
【0022】位置指定器の実施例1 位置指定器はディジタルデータを暗号化および復号化す
る位置のビットの値を「1」にしたビット系列を格納し
た記憶装置によって実現できる。この記憶装置は暗号化
または復号化するディジタルデータのビットに同期して
1ビットずつ順に鍵発生器にデータを出力する。
【0023】位置指定器の実施例2 ディジタル画像データ等,フォーマットの定義されたデ
ータの暗号化を行う場合,フォーマットを解析してデー
タ中の特定の意味を持つ部分を暗号化することができ
る。
【0024】図6は特定のフォーマットをもつデータに
対する位置指定器である。位置指定器は条件レジスタ2
8と条件判定器29とからなる。条件レジスタ28に
は,暗号化または復号化対象となるビット位置を画像デ
ータフォーマットのパラメータを用いて記述した条件文
を格納する。条件判定器29にはまた,ディジタルデー
タの現在処理中のビットに関するフォーマット情報が外
部入力パラメータとして入力される。条件判定器29は
フォーマット情報と条件レジスタ28中の条件文とに基
づいて,現在のビットが暗号化または復号化の対象とな
るかを決定する。
【0025】ディジタル静止画像の符号化方式にJPE
Gがある。JPEGは静止画像を8×8画素のブロック
に分割し,各々のブロックを二次元離散コサイン変換
(DCT)によって水平および垂直方向の空間周波数に
分解する。周波数係数(DCT係数)の値は可変長符号
とそれに続く0ビット以上の付加ビットの組で符号化さ
れる。
【0026】図6の位置指定器をJPEGデータに対し
て用いる場合その動作は次のようになる。条件判定器2
9は,暗号化または復号化対象のJPEGデータの現在
処理中のビットがJPEGデータフォーマットのどの部
分に属するかを表す情報,そのビットが符号化している
8×8画素ブロックの画像上の位置と空間周波数,DC
T係数の可変長符号部分に続く付加ビット系列中におけ
るビット位置,JPEGデータを8ビット毎に区切った
場合の現在のビットと同一8ビットグループ内の先行す
るビットに値が「0」であるものが出現したかどうかを
示すフラグ,といった外部入力パラメータをもつ。ビッ
トがJPEGデータフォーマットのどの部分に属するか
を表す情報以外の入力で,値に意味を持たないものには
それぞれ無効値が入力される。これらの入力データは外
部で行われたJPEGデータの構文解析器の結果から得
られる。条件レジスタ28にはJPEGデータのビット
が暗号化または復号化の対象となる条件を示す条件文
を,上記のパラメータを用いて記述して格納する。条件
判定器29は外部入力と条件式から判定し,現在処理中
のビットが暗号化または復号化の対象か否かに応じて
「1」または「0」を出力する。
【0027】MPEGはディジタル動画像符号化方式で
JPEGと同様に画像を二次元DCTによって空間周波
数に分解しDCT係数の値が符号化される。さらに,動
き補償ベクトルによって前後のフレームに対する現フレ
ームの画像の水平,垂直の動きが表される。DCT係数
および動き補償ベクトルの符号化は可変長符号とそれに
続く0ビット以上の付加ビットの組または,正負を表す
符号ビットとして1ビットを設けている可変長符号で符
号化される。
【0028】図6の位置指定器をMPEGデータに対し
て用いる場合その動作は次のようになる。条件判定器2
9は,暗号化または復号化対象のMPEGデータの現在
処理中のビットがMPEGデータフォーマットのどの部
分に属するかを表す情報,そのビットが符号化している
8×8画素ブロックの画像上の位置と空間周波数,可変
長符号中の正負を識別するビットか否か,付加ビット系
列中におけるビット位置,といった外部入力パラメータ
をもつ。ビットがMPEGデータフォーマットのどの部
分に属するかを表す情報以外の入力で,値に意味を持た
ない入力にはそれぞれ無効値が入力される。これらの入
力データは外部のMPEGデータの構文解析器の結果か
ら得られる。条件レジスタ28にはMPEGデータのビ
ットが暗号化または復号化の対象となる条件を示す条件
文を,上記のパラメータを用いて記述して格納する。条
件判定器29は外部入力と条件式から判定し,現在処理
中のビットが暗号化または復号化対象か否かに応じて
「1」または「0」を出力する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば,複
数の暗号鍵を同時に発生させ,そのビット系列の合成を
合成の順序によらず,逆変換可能な演算である排他的論
理和によって行い,ディジタルデータの暗号化を合成暗
号鍵との排他的論理和をとることで行っているので, (1)ディジタルデータの任意の一部分に対する暗号化
および復号化を複数同時に,他の暗号化とは独立に行う
ことができる。つまり複数の暗号鍵による暗号化または
復号化を本発明によってすべての鍵を同時に指定して行
うことも,一部の鍵についての暗号化または復号化を繰
り返すことによって行うことも可能であり,両者の結果
は一致する。 (2)復号化は暗号化と同じ装置と鍵を用いることで行
なえる。復号化を複数回に分けて行うか一度に行うか,
複数回に分けて復号化する場合の鍵の適用順序は暗号化
時とは独立に決定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるディジタルデータ暗号化装置の
構成図である。
【図2】本発明に用いるディジタルデータ復号化装置の
構成図である。
【図3】鍵発生器の構成例を示す。
【図4】鍵発生器の構成例を示す。
【図5】鍵発生器の構成例を示す。
【図6】位置指定器の構成例を示す。
【符号の説明】
1 暗号鍵発生手段 2 暗号位置指定手段 3 合成暗号鍵生成手段 4 暗号変換手段 11 復号鍵発生手段 12 復号位置指定手段 13 合成復号鍵生成手段 14 復号変換手段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータの暗号化を行う装置で
    あって,ディジタルデータの暗号化のための暗号鍵とな
    るビット系列を発生させる暗号鍵発生手段と,ディジタ
    ルデータ中における,前記暗号鍵による暗号化の対象と
    なるビット位置を指定する暗号位置指定手段とからなる
    組を,複数組備えており,複数組からなる暗号鍵とビッ
    ト位置情報とを用いて一つのビット系列からなる合成暗
    号鍵を生成する合成暗号鍵生成手段と前記合成暗号鍵を
    用いてディジタルデータを変換する暗号変換手段とを有
    することを特徴とするディジタルデータ暗号化装置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタルデータ暗号化装置によっ
    て暗号化されたディジタルデータの復号化を行う復号化
    装置であって,前記ディジタルデータ暗号化装置による
    暗号化の際の暗号鍵と同じ内容のビット系列を発生させ
    る復号鍵発生手段と,暗号化されたディジタルデータ中
    における,前記復号鍵による復号化の対象となるビット
    位置を指定する復号位置指定手段とからなる組を,複数
    組備えており,前記ディジタルデータ暗号化装置による
    暗号化の際の暗号鍵とビット位置情報と同じ内容で複数
    組からなる復号鍵とビット位置情報とを用いて,一つの
    ビット系列からなる合成復号鍵を生成する合成復号鍵生
    成手段と,前記合成復号鍵を用いて前記暗号化されたデ
    ィジタルデータを変換する復号変換手段とを有すること
    を特徴とするディジタルデータ復号化装置。
  3. 【請求項3】 前記合成暗号鍵生成手段に関して,複数
    の暗号鍵と対応する複数の暗号化対象のビット位置情報
    とを用いて排他的論理和演算によって合成暗号鍵を生成
    することを特徴とする請求項1記載のディジタルデータ
    暗号化装置。
  4. 【請求項4】 前記暗号変換手段に関して,暗号化され
    るディジタルデータと合成暗号鍵との排他的論理和演算
    によってデータ変換することを特徴とする請求項1記載
    のディジタルデータ暗号化装置。
  5. 【請求項5】 前記合成復号鍵生成手段に関して,複数
    の復号鍵と対応する複数の復号化対象のビット位置情報
    とを用いて排他的論理和演算によって合成復号鍵を生成
    することを特徴とする請求項2記載のディジタルデータ
    復号化装置。
  6. 【請求項6】 前記復号変換手段に関して,暗号化され
    たディジタルデータと合成復号鍵との排他的論理和演算
    によってデータ変換することを特徴とする請求項2記載
    のディジタルデータ復号化装置。
  7. 【請求項7】 前記暗号鍵発生手段に関して,暗号鍵と
    なるビット系列をあらかじめ所定の記憶域内に格納した
    記憶装置として構成することを特徴とする請求項1記載
    のディジタルデータ暗号化装置。
  8. 【請求項8】 前記暗号鍵発生手段に関して,暗号鍵発
    生のための初期情報をあらかじめ格納したフィードバッ
    クレジスタを用いた乱数発生器として構成することを特
    徴とする請求項1記載のディジタルデータ暗号化装置。
  9. 【請求項9】 前記暗号鍵発生手段に関して,暗号鍵発
    生のためのnビットの初期情報をあらかじめ格納した入
    力レジスタと,所定の暗号化アルゴリズムに基づいてn
    ビットの入力データをnビットの乱数出力データに変換
    し,所定の出力レジスタに出力すると共に前記入力レジ
    スタにもフィードバックする乱数変換器とから構成する
    ことを特徴とする請求項1記載のディジタルデータ暗号
    化装置。
  10. 【請求項10】 前記暗号位置指定手段に関して,暗号
    化する位置のビットの値を「1」にしたビット系列をあ
    らかじめ所定の記憶域内に格納した記憶装置として構成
    することを特徴とする請求項1記載のディジタルデータ
    暗号化装置。
  11. 【請求項11】 前記暗号位置指定手段に関して,暗号
    化対象となるビット位置をディジタルデータフォーマッ
    トのパラメータを用いて記述した条件文をあらかじめ格
    納した条件レジスタと,現在処理中のディジタルデータ
    のビットに関するフォーマット情報が外部入力パラメー
    タとして入力され,該フォーマット情報と前記条件レジ
    スタ中の条件文に基づいて現在処理中のディジタルデー
    タのビットが暗号化の対象となるか否かを判定する条件
    判定器とから構成することを特徴とする請求項1記載の
    ディジタルデータ暗号化装置。
  12. 【請求項12】 前記暗号化装置にて対象とするディジ
    タルデータとして,画像を長方形または正方形のブロッ
    クによって分割し,各々のブロックを二次元離散コサイ
    ン変換(DCT)によって空間周波数に分解し,周波数
    係数(DCT係数)の値を可変長符号とそれに続く0ビ
    ット以上の付加ビットの組で符号化を施したディジタル
    画像データを用い,前記暗号位置指定手段の前記条件判
    定器に入力される外部入力パラメータに関して,暗号化
    対象のディジタル画像データの現在処理中のビットが該
    ディジタル画像データフォーマットのどの部分に属する
    かを表す情報と,該現在処理中のビットが符号化してい
    るブロックの画像上の位置と空間周波数と,周波数係数
    (DCT係数)の可変長符号部分に続く付加ビット系列
    中におけるビット位置と,該ディジタル画像データを8
    ビット毎に区切った場合の現在のビットと同一8ビット
    グループ内の先行するビットに値が「0」であるものが
    出現したかどうかを示すフラグ情報,とを含むことを特
    徴とする請求項11記載のディジタルデータ暗号化装
    置。
  13. 【請求項13】 前記暗号化装置にて対象とするディジ
    タルデータとして,画像を長方形または正方形のブロッ
    クによって分割し,各々のブロックのデータまたは動画
    像中の基準となるフレームのデータとの差分を二次元離
    散コサイン変換(DCT)によって空間周波数に分解
    し,周波数係数(DCT係数)の値を可変長符号とそれ
    に続く0ビット以上の付加ビットの組,または,正負を
    表す符号ビットとして1ビットを設けている可変長符号
    で符号化し,また,基準となるフレームと符号化される
    フレームとの差分を求める時の両フレームの位置の差で
    ある動き補償ベクトルを可変長符号とそれに続く0ビッ
    ト以上の付加ビットの組,または,正負を表す符号ビッ
    トとして1ビットを設けている可変長符号で符号化を施
    した動画像データを用い,前記暗号位置指定手段の前記
    条件判定器に入力される外部入力パラメータに関して,
    暗号化対象のディジタル動画像データの現在処理中のビ
    ットが該ディジタル動画像データフォーマットのどの部
    分に属するかを表す情報と,該現在処理中のビットが符
    号化しているブロックの画像上の位置と空間周波数と、
    可変長符号中の正負を識別するビットか否かの情報と,
    付加ビット系列中におけるビット位置情報,とを含むこ
    とを特徴とする請求項11記載のディジタルデータ暗号
    化装置。
  14. 【請求項14】 前記復号鍵発生手段に関して,復号鍵
    となるビット系列をあらかじめ所定の記憶域内に格納し
    た記憶装置として構成することを特徴とする請求項2記
    載のディジタルデータ復号化装置。
  15. 【請求項15】 前記復号鍵発生手段に関して,復号鍵
    発生のための初期情報をあらかじめ格納したフィードバ
    ックレジスタを用いた乱数発生器として構成することを
    特徴とする請求項2記載のディジタルデータ復号化装
    置。
  16. 【請求項16】 前記復号鍵発生手段に関して,復号鍵
    発生のためのnビットの初期情報をあらかじめ格納した
    入力レジスタと,所定の暗号化アルゴリズムに基づいて
    nビットの入力データをnビットの乱数出力データに変
    換し,所定の出力レジスタに出力すると共に前記入力レ
    ジスタにもフィードバックする乱数変換器とから構成す
    ることを特徴とする請求項2記載のディジタルデータ復
    号化装置。
  17. 【請求項17】 前記復号位置指定手段に関して,復号
    化する位置のビットの値を「1」にしたビット系列をあ
    らかじめ所定の記憶域内に格納した記憶装置として構成
    することを特徴とする請求項2記載のディジタルデータ
    復号化装置。
  18. 【請求項18】 前記復号位置指定手段に関して,復号
    化対象となるビット位置をディジタルデータフォーマッ
    トのパラメータを用いて記述した条件文をあらかじめ格
    納した条件レジスタと,現在処理中のディジタルデータ
    のビットに関するフォーマット情報が外部入力パラメー
    タとして入力され,該フォーマット情報と前記条件レジ
    スタ中の条件文とに基づいて現在処理中のディジタルデ
    ータのビットが復号化の対象となるか否かを判定する条
    件判定器とから構成することを特徴とする請求項2記載
    のディジタルデータ復号化装置。
  19. 【請求項19】 前記復号化装置にて対象とするディジ
    タルデータとして,画像を長方形または正方形のブロッ
    クによって分割し,各々のブロックを二次元離散コサイ
    ン変換(DCT)によって空間周波数に分解し,周波数
    係数(DCT係数)の値を可変長符号とそれに続く0ビ
    ット以上の付加ビットの組で符号化を施したディジタル
    画像データを用い,前記復号位置指定手段の前記条件判
    定器に入力される外部入力パラメータに関して,復号化
    対象のディジタル画像データの現在処理中のビットが該
    ディジタル画像データフォーマットのどの部分に属する
    かを表す情報と,該現在処理中のビットが符号化してい
    るブロックの画像上の位置と空間周波数と,周波数係数
    (DCT係数)の可変長符号部分に続く付加ビット系列
    中におけるビット位置と,該ディジタル画像データを8
    ビット毎に区切った場合の現在のビットと同一8ビット
    グループ内の先行するビットに値が「0」であるものが
    出現したかどうかを示すフラグ情報,とを含むことを特
    徴とする請求項18記載のディジタルデータ復号化装
    置。
  20. 【請求項20】 前記復号化装置にて対象とするディジ
    タルデータとして,画像を長方形または正方形のブロッ
    クによって分割し,各々のブロックのデータまたは動画
    像中の基準となるフレームのデータとの差分を二次元離
    散コサイン変換(DCT)によって空間周波数に分解
    し,周波数係数(DCT係数)の値を可変長符号とそれ
    に続く0ビット以上の付加ビットの組,または,正負を
    表す符号ビットとして1ビットを設けている可変長符号
    で符号化し,また,基準となるフレームと符号化される
    フレームとの差分を求める時の両フレームの位置の差で
    ある動き補償ベクトルを可変長符号とそれに続く0ビッ
    ト以上の付加ビットの組,または,正負を表す符号ビッ
    トとして1ビットを設けている可変長符号で符号化を施
    した動画像データを用い,前記復号位置指定手段の前記
    条件判定器に入力される外部入力パラメータに関して,
    復号化対象のディジタル動画像データの現在処理中のビ
    ットが該ディジタル動画像データフォーマットのどの部
    分に属するかを表す情報と,該現在処理中のビットが符
    号化しているブロックの画像上の位置と空間周波数と、
    可変長符号中の正負を識別するビットか否かの情報と,
    付加ビット系列中におけるビット位置情報,とを含むこ
    とを特徴とする請求項18記載のディジタルデータ復号
    化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258964A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及びプログラム

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JP2008258964A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及びプログラム

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