JPH09177999A - ホロージェットバルブのメンテナンス時の止水方法 - Google Patents

ホロージェットバルブのメンテナンス時の止水方法

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Publication number
JPH09177999A
JPH09177999A JP33243095A JP33243095A JPH09177999A JP H09177999 A JPH09177999 A JP H09177999A JP 33243095 A JP33243095 A JP 33243095A JP 33243095 A JP33243095 A JP 33243095A JP H09177999 A JPH09177999 A JP H09177999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
rubber sheet
hollow jet
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP33243095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tabuchi
浩之 田渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH09177999A publication Critical patent/JPH09177999A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホロージェットバルブのメンテナンス作業を
容易に行えるように、完全止水できるようにする。 【解決手段】 傘状の弁体4を弁口2より後退させた状
態において、弁体4の外周縁を覆うゴムシート15を弁
体4の全周にわたって装着し、この弁体15を弁口2に
向けて進出させてゴムシート15を弁箱3の内周面に圧
接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホロージェットバ
ルブのメンテナンス時の止水方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ホロージェットバルブとして、たとえば
図3に示したようなものがある。ホロージェットバルブ
1は、一端部に弁口2を形成した円筒形の弁箱3の内部
に、弁口2と交わる方向に出退して弁口2を開閉する傘
状の金属製弁体4を設け、弁体4が摺接する弁口2近傍
の弁箱3内周面に金属製弁シート5を周状に設けること
により構成されている。
【0003】弁体4は、シリンダー6のピストン7に取
り付けられていて、ピストン7とケーシング8との間に
パッキン9,10の介在により形成される前部室11,
12内に配管13,14を通じて油またはエアーが供給
され、それによりピストン7が移動するのにしたがい上
記した方向に出退する。
【0004】図示した開弁状態から閉弁する際には、配
管14を通じて後部室12内にエアーまたは油を供給し
てピストン7を図示における左方向に移動させ、それに
より弁体4を弁口2内に進入させてその外周面を弁シー
ト5に圧接させる。
【0005】この閉弁状態から開弁する際には、配管1
3を通じ前部室11内にエアーまたは油を供給してピス
トン7を図示における右方向に移動させ、それにより弁
体4を弁口2から退出させる。
【0006】なお、弁体4の出退は、上記したシリンダ
ー6以外に、歯車等の駆動手段によっても行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホロー
ジェットバルブ1は、上記したように金属製の弁体4と
弁シート5とを圧接させる止水方式をとっているため、
バルブ1の設置後時間が経過するに従ってある程度の漏
れが生じるようになる。ホロージェットバルブ1は通常
完全止水する必要がない場所に設置されるので、多少の
水漏れは支障ないが、水漏れがあるとシリンダー6ある
いは歯車等の駆動手段の点検や補修など、バルブ1のメ
ンテナンスを行う際に作業しにくいという問題がある。
【0008】本発明は上記問題を解決するもので、ホロ
ージェットバルブのメンテナンス時に完全止水できるよ
うにすることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明は、端部に弁口を形成した弁箱の内部に、弁
口と交わる方向に出退して弁口を開閉する傘状の弁体を
設けたホロージェットバルブのメンテナンスを行うに際
し、前記傘状の弁体を弁口より後退させた状態におい
て、弁体の外周縁を覆うゴムシートを弁体の全周にわた
って装着し、ゴムシートを装着した弁体を弁口に向けて
進出させて前記ゴムシートを弁箱の内周面に圧接させ、
完全止水するようにしたものである。
【0010】上記構成によれば、弁体に装着されたゴム
シートが弁箱の内周面に圧接することで完全止水がなさ
れるので、メンテナンスの作業を容易に行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1および図2において、ホ
ロージェットバルブ1は図3を用いて説明した従来のも
のと同様の構成を有しており、一端部に弁口2を形成し
た円筒形の弁箱3の内部に、弁口2と交わる方向に出退
して弁口2を開閉する傘状の金属製弁体4を設け、弁体
4が摺接する弁口2近傍の弁箱3内周面に金属製弁シー
ト5を周状に設けることにより構成されている。弁体4
を出退は、前述したのと同様に、シリンダー(図示せ
ず)のピストン7などにより行われる。
【0012】上記した構成において、シリンダーあるい
は歯車等の駆動手段の点検や補修など、ホロージェット
バルブ1のメンテナンスを行う際の手順を説明する。ホ
ロージェットバルブ1の上流側の止水弁(図示せず)を
閉動させて、バルブ1に向けて流下する水量を低減させ
る。
【0013】次に、図1に示したように、傘状の弁体4
を弁口2より後退させた状態として、閉弁時に弁シート
5に摺接する弁体4の外周縁4aを覆うゴムシート15
を弁体4の全周にわたって装着する。
【0014】そして、ピストン7により弁体4を弁口2
に向けて進出させて、図2に示したように、弁体4のゴ
ムシート15を弁シート5を含んだ弁箱3の内周面に圧
接させ、弁口2を確実に閉塞して完全止水する。
【0015】その後に、完全止水した状態において、シ
リンダーあるいは歯車等の点検や補修など、バルブ1の
メンテナンスを行う。メンテナンスが終了したら、上記
と逆の手順で、ピストン7により弁体4を弁口2から後
退させ、弁体4の外周縁4aからゴムシート15を取り
外した後、ピストン7によって弁体4を弁口2を開閉す
る適当位置に出退させる。そして、ホロージェットバル
ブ1の上流側の止水弁を開動させる。
【0016】上記した方法によれば、弁体4に装着した
ゴムシート15によって完全止水できるので、バルブ1
のメンテナンス作業を容易に行える。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、傘状の弁
体を有するホロージェットバルブのメンテナンスを行う
に際し、弁体の外周縁を覆うゴムシートを弁体の全周に
わたって装着し、このゴムシートを弁箱の内周面に圧接
させることにより完全止水するようにしたので、メンテ
ナンス作業を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホロージェットバルブの止水方法にお
いて、弁体にゴムシートを装着する状態を示した要部断
面図である。
【図2】同止水方法において、ゴムシートを装着した弁
体により完全止水した状態を示した要部断面図である。
【図3】同止水方法が実施される従来のホロージェット
バルブの全体構成を示した断面図である。
【符号の説明】
1 ホロージェットバルブ 2 弁口 3 弁箱 4 弁体 4a 外周縁 15 ゴムシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に弁口を形成した弁箱の内部に、弁
    口と交わる方向に出退して弁口を開閉する傘状の弁体を
    設けたホロージェットバルブのメンテナンスを行うに際
    し、前記傘状の弁体を弁口より後退させた状態におい
    て、弁体の外周縁を覆うゴムシートを弁体の全周にわた
    って装着し、ゴムシートを装着した弁体を弁口に向けて
    進出させて前記ゴムシートを弁箱の内周面に圧接させ、
    完全止水することを特徴とするホロージェットバルブの
    メンテナンス時の止水方法。
JP33243095A 1995-12-21 1995-12-21 ホロージェットバルブのメンテナンス時の止水方法 Pending JPH09177999A (ja)

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JPH09177999A true JPH09177999A (ja) 1997-07-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107152537A (zh) * 2017-07-20 2017-09-12 四川云达科技有限公司 双向锥球型的智能气体阀门
CN107191611A (zh) * 2017-07-20 2017-09-22 四川云达科技有限公司 包含压力传感器的双向控制阀
CN107191610A (zh) * 2017-07-20 2017-09-22 四川云达科技有限公司 一种基于双层密封的智能阀门

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