JPH09177394A - 錠前用鍵 - Google Patents

錠前用鍵

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JPH09177394A
JPH09177394A JP35045795A JP35045795A JPH09177394A JP H09177394 A JPH09177394 A JP H09177394A JP 35045795 A JP35045795 A JP 35045795A JP 35045795 A JP35045795 A JP 35045795A JP H09177394 A JPH09177394 A JP H09177394A
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JP
Japan
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key
positioning groove
guide recess
positioning
face
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JP35045795A
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Haruo Mochida
晴雄 持田
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め溝の幅を位置決め突起の幅とほぼ同
一に設定しても位置決め突起を位置決め溝に円滑に嵌め
入れることができ、操作性の良い錠前用鍵を提供する。 【解決手段】 ロータの鍵孔の内面の位置決め突起に係
合する位置決め溝を長さ方向に沿って鍵側面に設け、位
置決め溝の延長線上に半割り円錐形状のガイド凹部を設
け、ガイド凹部の大径側開口を鍵先端面に開口させ、ガ
イド凹部の小径側開口を位置決め溝の入口に連通させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明はロータの鍵孔に挿
入され、ロータを施錠位置と解錠位置に間で回転操作す
る錠前用鍵に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 ロータはピンタンブラやディスクタン
ブラなどの錠止部材によって錠前本体に対し回転拘束さ
れており、鍵の縁面や側面には錠止部材を拘束解除位置
に移動させるための凹凸部すなわち鍵山が設けられてい
る。多数の鍵違いを得るために鍵山の高低差と錠止部材
の寸法差は厳密に設定されており、ガタ付きによって鍵
が正規位置において鍵孔に挿入されないときには、錠止
部材の全部又は一部が所定距離に達するまで移動しない
か、あるいは所定距離を越えて移動してしまうため、錠
前本体に対するロータの回転拘束が解除されないことに
なる。
【0003】このような誤作動を防止するため、鍵孔に
対する鍵の挿入が正規位置でなされるように鍵孔内面に
位置決め突起を設け、該位置決め突起に係合する位置決
め溝を鍵側面に長さ方向に沿って設けることが行われて
いる。この位置決め溝は鍵先端面に開口した入口部を含
めて全長が同一幅に形成されたものであるが、ガタ付き
防止という目的を確実に達成するために位置決め溝の幅
を位置決め突起の幅とほぼ同一に設定したときには、鍵
挿入に当たって位置決め突起を位置決め溝に嵌め入れる
こと自体が容易でなくなる。他方、この嵌め入れを容易
にするため、位置決め溝の幅と位置決め突起の幅の間に
余裕を設けたときには、本来意図している位置決め機能
の大半が消失してしまうことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、位置決め溝の幅を位置決め突起の幅とほぼ同一
に設定しても位置決め突起を位置決め溝に円滑に嵌め入
れることができ、操作性の良い錠前用鍵を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の錠前用鍵では、ロ
ータ1の鍵孔2の内面2aの位置決め突起3に係合する
位置決め溝4を長さ方向に沿って鍵5の側面5aに設
け、位置決め溝4の延長線上に半割り円錐形状のガイド
凹部6を設け、ガイド凹部6の大径側開口6aを鍵先端
面5bに開口させ、ガイド凹部6の小径側開口6bを位
置決め溝4の入口4aに連通させる。
【0006】ガイド凹部6の大径側開口6aに位置決め
突起3を嵌め入れてから、鍵5を鍵孔2に押し入れる
と、位置決め突起3がガイド凹部6の半割り円錐形状内
面に誘導されて位置決め溝4の入口4aへと滑らかに進
入する。更に鍵5を押し込むと、位置決め突起3が位置
決め溝4内を長さ方向に進行するため、鍵5は正規位置
において鍵孔2に挿入される。そのため、ピンタンブラ
等の全ての錠止部材7は鍵山8に押されて所定距離だけ
正確に移動し、錠前本体9に対するロータ1の回転拘束
を解除する。
【0007】
【発明の実施の形態】 図示した実施形態では、位置決
め溝4は鍵5の側面中心線上に断面V字形に設けられ、
ガイド凹部6の大径側開口6aは鍵先端面5bのほぼ全
幅にわたって開口している。錠止部材7としては、ロー
タ1の半径方向のピン孔に挿入され、鍵山8によって押
される従動ピンと、錠前本体9の半径方向のピン孔に挿
入され、圧縮コイルバネによってロータ1に向かって摺
動付勢される駆動ピンよりなる公知のピンタンブラ機構
が使用されており、錠止部材7は90度間隔に2組設け
られている。鍵山8は鍵5の縁面5cの両角部に2列に
設けられている。
【0008】
【発明の効果】 以上のように本発明では、位置決め溝
の延長線上に半割り円錐形状のガイド凹部を設け、ガイ
ド凹部の大径側開口を鍵先端面に開口させ、ガイド凹部
の小径側開口を位置決め溝の入口に連通させたので、位
置決め溝の幅を位置決め突起の幅とほぼ同一に設定して
も、ガイド凹部の誘導作用によって位置決め突起を位置
決め溝に円滑かつ容易に嵌め入れることができ、誤作動
がなくて操作性に優れた錠前用鍵が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る鍵と該鍵が使用さ
れる錠前の挿入前の左側面図である。
【図2】 図1の錠前の正面図である。
【図3】 図1の鍵の背面図である。
【図4】 図3のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 鍵孔 3 位置決め突起 4 位置決め溝 5 鍵 6 ガイド凹部 7 錠止部材 8 鍵山 9 錠本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータの鍵孔の内面の位置決め突起に係
    合する位置決め溝を長さ方向に沿って鍵側面に設け、位
    置決め溝の延長線上に半割り円錐形状のガイド凹部を設
    け、ガイド凹部の大径側開口を鍵先端面に開口させ、ガ
    イド凹部の小径側開口を位置決め溝の入口に連通させた
    錠前用鍵。
JP35045795A 1995-12-22 1995-12-22 錠前用鍵 Expired - Fee Related JP2762065B2 (ja)

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