JPH0917666A - 充電装置の位置決め方法及びその位置決め装置 - Google Patents

充電装置の位置決め方法及びその位置決め装置

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JPH0917666A
JPH0917666A JP7162522A JP16252295A JPH0917666A JP H0917666 A JPH0917666 A JP H0917666A JP 7162522 A JP7162522 A JP 7162522A JP 16252295 A JP16252295 A JP 16252295A JP H0917666 A JPH0917666 A JP H0917666A
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JP
Japan
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power transmission
transmission side
power
side core
electromagnetic coil
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JP7162522A
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Norimoto Minoshima
紀元 蓑島
Taiji Oodate
泰治 大立
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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    • B60L53/00Methods of charging batteries, specially adapted for electric vehicles; Charging stations or on-board charging equipment therefor; Exchange of energy storage elements in electric vehicles
    • B60L53/30Constructional details of charging stations
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の運転テクニックを要求されず、簡単且つ
迅速に充電作業を行う。 【構成】電気自動車1はその後部底面に受電側カプラ2
を取着し、地上側充電装置21は受電側カプラ2に電源
を供給する送電側カプラ23を備えている。地上側充電
装置21はケース22にてその外周が囲まれ、ケース2
2内には移動装置24が収納されている。移動装置24
は地上側カプラ23を左右方向に移動させるX軸駆動装
置41、上下方向に移動させるZ軸駆動装置42及び回
動させるθ軸駆動装置43から構成されている。θ軸駆
動装置43は支持アーム43dを備え、地上側カプラ2
3は支持アーム43dの先端に固着されている。地上側
カプラ23は、X軸駆動装置41が右端E1に、Z軸駆
動装置42の下端に位置する時、θ軸駆動装置43の駆
動に基づいて支持アーム43dとともに回動することに
より、収納位置と検出基準位置との間を回動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充電装置の位置決め方
法及びその位置決め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】充電装置は、電気自動車にとって必要不
可欠なものであり、充電装置を広く普及させることは電
気自動車の普及につながることから、より扱い易い充電
装置が望まれている。
【0003】従来、充電装置についてより扱い易くする
ための技術が、例えば特開昭63−87136号公報、
特開平3−155338号公報及び実開平1−7934
3号公報等によって種々提案されている。
【0004】特開昭63−87136号公報に記載され
ている充電装置は、ガレージ等に設けられた予め決めら
れた位置に車止めを設置し、車両タイヤをその車止めに
当接させる。この車止めの当接は、車両側の受電側電磁
コイルとガレージの床に設置した送電側電磁コイルとを
正対させることを意味する。そして、車をバックさせて
車両タイヤがその車止めに当接させたとき、その状態を
検出装置が検出し、その検出結果に基づいて自動的に充
電装置を駆動させるものである。即ち、運転者は充電装
置の充電のためのコネクタを自動車側のコネクタに接続
する手間は無くなる。
【0005】又、特開平3−155338号公報に記載
された充電装置は、地上側に電磁コイルを巻回した磁性
体を設置し、自動車側に同じく電磁コイルを巻回した磁
性体を設置する。そして、自動車に設置した磁性体を地
上側磁性体に当接するように自動車を運転する。両磁性
体が互いに当接すると、その当接したことを検出器が検
知する。この検出結果に基づいて充電装置は、地上側に
磁性体に巻回した電磁コイルに電流を流し、充電動作を
開始する。この場合にも、運転者は充電装置の充電のた
めのコネクタを自動車側のコネクタに接続する手間は無
くなる。
【0006】更に、実開平1−79343号公報に記載
された充電装置は、床面に地上コアコイルを敷設し、車
両の下面に車両用コアコイルの所定位置に止める。自動
車が所定の位置で止まると、予め設置されている近接ス
イッチが充電位置に止まったことを検知する。この検知
結果に基づいて充電装置は、地上コアコイルに電流を流
し、充電動作を開始する。この場合にも、運転者は充電
装置の充電のためのコネクタを自動車側のコネクタに接
続する手間は無くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
充電装置においては、充電位置、即ち、地上側電磁コイ
ルと車両側電磁コイルとが正対する位置に案内するの
は、運転者がハンドルを操作して車を動かさなければな
らず、停車位置の許容範囲が小さいため非常に面倒であ
った。このため、充電作業を行うために手間や時間を要
し、当該充電作業を迅速に行うことができなかった。
【0008】又、地上コアコイルは床面に敷設されてい
るため、風雨時等には地上コアコイルに容易に雨水が侵
入し、防水性が悪いという問題がある。本発明は上記問
題点を解決するためになされたものであって、第1の目
的は、運転テクニックは要求されず簡単且つ迅速に充電
作業できる充電装置の位置決め方法及びその位置決め装
置を提供することにある。第2の目的は、防水性に優れ
た充電装置の位置決め装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、車両に設置されるととも
に、送電側電磁コイルに基づいて誘導起電力を発生させ
る受電側電磁コイルを巻回した受電側コアに、前記送電
側電磁コイルを巻回した送電側コアを正対させるため、
送電側コアを移動させて当該送電側コアと受電側コアと
の相対位置を検出するようにした充電装置の位置決め方
法において、前記相対位置検出時には、送電側コアを基
準端から移動させることをその要旨とする。
【0010】請求項2記載の発明は、車両に設置される
とともに、送電側電磁コイルに基づいて誘導起電力を発
生させる受電側電磁コイルを巻回した受電側コアに、前
記送電側電磁コイルを巻回した送電側コアを正対させ、
送電側電磁コイルに充電電流を流し、受電側電磁コイル
に誘導起電力を発生させて車両に搭載したバッテリを充
電する充電装置において、前記送電側コアを往復動させ
る移動手段と、前記移動手段の移動時に、送電側コアと
受電側コアとの相対位置を検出する位置検出手段と、前
記相対位置検出時には、送電側コアを移動手段の基準端
から移動させる移動制御手段とを備えたことをその要旨
とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記移動手段は、前記送電側コアを先端部
に取り付けた支持アームと、基端部を中心に前記支持ア
ームを回動させることにより、前記送電側コアを回動さ
せる回動手段と、前記送電側コアを、支持アームととも
に、受電側コアの表面に対して平行に移動させる第1移
動手段と、前記送電側コアを、支持アームとともに、受
電側コアの表面に対して垂直に移動させる第2移動手段
と、前記支持アームの基端部が第1移動手段の基準端に
あるとき、回動手段を駆動して送電側コアを収納位置と
検出基準位置との間で回動させる回動制御手段と、前記
第1移動手段を駆動して、送電側コアを第1移動手段の
基準端から移動させるとともに、当該送電側コアを受電
側コアと正対する位置に停止させる第1移動制御手段
と、前記第2駆動手段を駆動して、送電側コアを受電側
コアに当接させる第2移動制御手段とを備えたことをそ
の要旨とする。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の発明において、前記移動手段はケース内に収納され
たことをその要旨とする。請求項5記載の発明は、請求
項4記載の発明において、前記ケースには、上下方向に
回動するドアが設けられ、移動手段の駆動時にはドアが
開いた状態となるとともに、そのドアの開いた状態で
は、ドアの先端が基端に比べて下方に位置することをそ
の要旨とする。
【0013】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、送電側
電磁コイルを巻回した送電側コアを移動させて、当該送
電側コアと受動側コアとが正対する位置に位置決めす
る。この位置決め時において、送電側コアの移動は基準
端から開始される。従って、送電側コアは基準端から他
端側へと移動し、例えば少なくとも他端へ到達するまで
には送電側コアは正対する位置に位置することになる。
つまり、送電側コアの基準端から他端へと向かう一方向
の移動の間に、正対する位置は検出され、その正対する
位置に送電側コアが位置決めされる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、車両のバッ
テリを充電するために送電側コアを移動させる場合に
は、移動制御手段は移動手段を駆動して、送電側コアを
移動手段の基準端から移動させる。この送電側コアの移
動時において、位置検出手段は送電側コアと受電側コア
との相対位置を検出する。そして、移動制御手段は位置
検出手段の検出結果に基づいて、送電側コアを受電側コ
アと正対する位置に位置決めする。この場合、送電側コ
アは基準端から他端側へと移動し、例えば少なくとも他
端へ到達するまでには送電側コアは正対する位置に位置
することになる。つまり、送電側コアの基準端から他端
へと向かう一方向の移動の間に、正対する位置は検出さ
れ、その正対する位置に送電側コアが位置決めされる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、通常、車両
のバッテリに充電を行わない場合には、支持アームの基
端部は基準端に位置し、支持アームはその基端部を中心
として車両とは離間する方向に回動し、その支持アーム
の先端部に送電側コアが位置している。即ち、車両のバ
ッテリに充電を行わない場合には、送電側コアは収納位
置に位置している。
【0016】この状態から、バッテリに充電を行う場合
には、まず、回動制御手段は回動手段を駆動して、支持
アームを車両方向に向けて回動させ、例えば支持アーム
の軸線が車両の前後方向と一致する位置に位置決めす
る。即ち、送電側コアを検出基準位置に位置決めする。
この場合、支持アームの基端部は移動体の基準端に位置
している。次に、第1移動制御手段は第1移動手段を制
御して、支持アームとともに、送電側コアを基準端から
受電側コアの表面に対して平行に移動させる。この移動
時において、位置検出手段は送電側コアと受電側コアと
の相対位置を検出する。そして、第1移動制御手段は位
置検出手段の検出結果に基づいて送電側コアを正対する
位置に位置させる。
【0017】続いて、送電側コアが正対する位置に位置
すると、第2移動制御手段は第2移動手段を制御して、
送電側コアを受電側コアの表面に対して垂直に移動させ
る。そして、例えば送電側コアと充電側コアとを当接さ
せ、バッテリの充電を行う。
【0018】請求項4記載の発明によれば、前記移動手
段はケース内に収納されているので、例えば風雨等から
当該移動手段を保護することができる。請求項5記載の
発明によれば、ケースのドアはその開いた状態では、ド
アが庇となって、ケース内を保護するとともに、先端へ
向かう程下方へと傾斜している。従って、ドアを開けた
状態であっても、ドア上に雨水等が溜まることを防止で
きる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図8に従って説明する。図1に示すように、電気自動車
1の後部底面には、当該電気自動車1のバッテリを充電
するための車両側充電器の一部を構成する受電側カプラ
2が設けられている。この受電側カプラ2は受電側コア
3と、受電側電磁コイル4とから構成されている。受電
側コア3は長方形の平板形状に形成され、その断面形状
がI形であるとともに、前記自動車1の後部底面に固定
されている。受電側電磁コイル4は前後方向に長く、車
幅方向に短いコイルであって、受電側コア3の下面(表
面)3aに取り付けられている。そして、この受電側電
磁コイル4の内側は略長円状の空間部4a(図5参照)
を形成している。又、電気自動車1には車両側無線機B
1が搭載されている。
【0020】この電気自動車1を駐車するガレージ11
には、その後部に電気自動車1の車輪12の位置を規定
するための輪止め13が設けられている。即ち、電気自
動車1は車輪(後輪)12を輪止め13に当接した状態
で、ガレージ11に駐車される。この輪止め13の後方
には、地上側充電装置21が設置されている。
【0021】図2〜図4に示すように、地上側充電装置
21は、その外周りをケース22にて囲まれている。ケ
ース22内には、その下部に前記受電側カプラ2との間
で電力の電送を行う送電側カプラ23、送電側カプラ2
3を移動させる移動手段としての移動装置24が配設さ
れている。ケース22内の上部には、地上側カプラ23
に電源を供給する電源装置25、当該地上側充電装置2
1を制御する制御装置26、車両側と通信する地上側無
線機B2が配設されている。又、ケース22の上面に
は、前記制御装置26を構成し、地上側充電装置21を
操作するための操作パネル27並びに各種データ及び情
報を表示するためのディスプレイ28が組み込まれてい
る。更に、ケース22の上面にはアラーム用の報知器K
が設置されている。
【0022】ケース22は、その本体が直方体状の箱体
にて形成されている。ケース22の正面22aの下半分
は開閉可能なドア29となっている。このドア29は、
ドア29の上端を基端としてその先端が上下方向に回動
可能に設けられ、ドア開閉モータ30の駆動に基づいて
リンク機構33を駆動することにより、開閉するように
なっている。このドア29の閉じた状態とは、図4に示
すように正面22aが面一となった状態である。開いた
状態とは、図3に示すように閉じた状態から所定の角度
だけ回動した状態であって、ドアの基端から先端に向か
って、僅かに下方に傾いた状態である。このケース22
はドア29が閉じた状態となることで、完全に密閉さ
れ、雨等による水滴の侵入が防止されている。又、開い
た状態であっても、ドア29が庇(ひさし)となって、
ドア29が開いたことによる開口部からの水滴等の侵入
が防止される。更に、ドア29が開いた状態において、
ドア29の上部に落下した雨等の水滴は、その傾きに従
って下方へと流れ落ち、当該ドア29上に溜まることは
ない。
【0023】送電側カプラ23は、断面E字形の送電側
コア31と、送電側電磁コイル32とから構成されてい
る。送電側コア31は下面に後記する支持アーム43d
の先端が固着され、上面の中央部において長手方向に延
びる突片31aに前記送電側電磁コイル32が巻回され
ている。この送電側電磁コイル32は前記受電側電磁コ
イル4にて形成された空間部4aよりも小さく、当該送
電側電磁コイル32は、その長手方向を自動車1の前後
方向に一致させた状態で受電側電磁コイル4による空間
部4a内に収納できるようになっている。この収納され
た状態において、前後方向には、送電側電磁コイル32
と受電側電磁コイル4との間に所定の長さの隙間が形成
される。
【0024】図2は、ケース22の下方位置に設置され
た移動装置24の一例を示す概略図である。この移動装
置24は前記送電側カプラ23を左右方向(X方向)、
上下方向(Z方向)及び回動方向(θ方向)の3方向に
移動させることができる。尚、本実施例での左右とは電
気自動車1の運転者にとっての左右を意味する。
【0025】この移動装置24は、第1移動手段として
のX軸駆動装置41、第2移動手段としてのZ軸駆動装
置42及び回動手段としてのθ軸駆動装置43等から構
成されている。
【0026】X軸駆動装置41は、X軸レール41a、
X軸ボールネジ41b、X軸モータ41c及びX軸スラ
イダ41d等から構成されている。X軸レール41aは
直線上に延びるレールである。そして、ケース22内の
後面内側には、上下一対のX軸レール41aが左右方向
に延びるように固着されている。これら各X軸レール4
1aの間にはX軸ボールネジ41bが配設されている。
そして、X軸スライダ41dは、X軸レール41aに設
けられた当該レールに沿って移動するスライドブロック
(図示せず)及びボールネジ41bに螺入されたナット
(図示せず)に固着されている。又、X軸モータ41c
は、前記ケース22の後面内側に固着されるとともに、
その回転軸がX軸ボールネジ41bに連結されている。
即ち、X軸モータ41cの回転に伴って、X軸ボールネ
ジ41bが回転すると、X軸スライダ41dはX軸レー
ル41aに沿って、左右方向に直線的に移動(スライ
ド)するようになっている。
【0027】Z軸駆動装置42は、Z軸レール42a、
Z軸ボールネジ42b、Z軸モータ42c及びZ軸スラ
イダ42d等から構成されている。Z軸レール42aは
直線上に延びるレールである。そして、X軸スライダ4
1dには、左右一対のZ軸レール42aが上下方向に延
びるように固着されている。これら各Z軸レール42a
の間にはZ軸ボールネジ42bが配設されている。そし
て、Z軸スライダ42dは、Z軸レール42aに設けら
れた当該レールに沿って移動するスライドブロック(図
示せず)及びボールネジ42bに螺入されたナット(図
示せず)に固着されている。又、Z軸モータ42cは、
前記X軸スライダ41dに固着されるとともに、その回
転軸がZ軸ボールネジ42bに連結されている。即ち、
Z軸モータ42cの回転に伴って、Z軸ボールネジ42
bが回転すると、Z軸スライダ42dはZ軸レール42
aに沿って、上下方向にスライドするようになってい
る。
【0028】θ軸駆動装置43は、ブロック43a、回
動軸43b、θ軸モータ43c及び支持アーム43d等
から構成されている。ブロック43aは略直方体状に形
成され、前記Z軸スライダ42dに固着されている。ブ
ロック43aには円柱状の回動軸43bが上下方向に延
びるように挿通されている。この回動軸43bはブロッ
ク43a内にベアリング(図示せず)を介して挿通さ
れ、回動軸43bはブロック43aに対して回転可能に
設けられるとともに、上下方向へは移動できないように
規制されている。又、前記Z軸スライダ42dにはθ軸
モータ43cが固着され、θ軸モータ43cの回転軸は
ギアG等を介して前記回動軸43bに連結されている。
更に、回動軸43bには支持アーム43dが固定されて
いる。即ち、θ軸モータ43cの回転軸が回転すると、
回動軸43bが回動し、回動軸43bとともに、支持ア
ーム43dが回動する。支持アーム43dの先端には固
定板44が設けられ、固定板44上に前記送電側カプラ
23が取り付けられている。
【0029】この移動装置24では、X軸スライダ41
dは基準端としての右端E1と左端E2との間を移動す
る。即ち、右端E1と左端E2との間の区間はX軸スラ
イダ41dのストロークであって、通常X軸スライダ4
1dが制御装置26(コントローラ51)の制御に基づ
いて移動可能な範囲である。この場合、右端E1及び左
端E2はそのストロークエンドとなる。
【0030】Z軸スライダ42dは上端と下端との間を
上下動する。即ち、上端と下端との間の区間はZ軸スラ
イダ41dのストロークであって、通常Z軸スライダ4
1dが制御装置26(コントローラ51)の制御に基づ
いて移動可能な範囲である。この場合、上端及び下端は
そのストロークエンドとなる。
【0031】支持アーム43dは、X軸スライダ41d
が右端に位置し、Z軸スライダ42dが下端に位置した
状態において、ケース22内に左右方向に平行に収納さ
れた収納回動位置(図2参照)と、収納回動位置と直交
して前後方向に延びるとともに、支持アーム43dの先
端がケース22内から突出した突出回動位置(図5参
照)との間を回動する。この場合、収納回動位置での送
電側カプラ23の位置は収納位置である。又、突出回動
位置において、X軸スライダ41dが右端に位置し、Z
軸スライダ42dが下端に位置した状態での送電側カプ
ラ23の位置は検出基準位置である。
【0032】そして、このように構成された移動装置2
4を使用して送電側カプラ23を移動させて、受電側カ
プラ2と正対する位置に位置決めすることによって充電
作業が行われる。正対する位置とは、各カプラ2,23
が互いに対向する位置であって、本実施例では、電気自
動車1の底面において、受電側カプラ2と送電側カプラ
23とが互いに上下方向に対向する位置である。この状
態から、送電側カプラ23を上昇させて、受電側コア3
及び送電側コア31を互いに当接させるとともに、受電
側電磁コイル4に形成された収納部4a内に送電側電磁
コイル32を収納させた状態が充電可能状態である。通
常、この充電可能状態において充電作業が行われる。
【0033】尚、本実施例では、図5に示すように、ガ
レージ11にて後輪12を輪止13に当接させて駐車し
た場合に、支持アーム43dを突出回動位置に回動する
と、送電側カプラ23の前後方向の位置と受電側カプラ
2の前後方向の位置とは略一致する。又、本実施例にお
いて、両後輪12を、両輪止め13にそれぞれはみ出る
ことなく当接した状態で駐車すれば、車両側カプラ2の
左右方向の位置は、X軸スライダ41dのストローク範
囲内、即ち、送電側カプラ23のX軸方向の移動範囲内
に位置する。
【0034】次に、電気的構成について説明する。図7
に示すように、制御装置26にはコントローラ51が設
けられている。このコントローラ51にはメモリ51a
が設けられ、コントローラ51はメモリ51aに各種デ
ータを記憶できるようになっている。コントローラ51
には前記操作パネル27及びディスプレイ28が接続さ
れている。コントローラ51には車両側無線機B1と通
信可能な地上側無線機B2が接続されている。コントロ
ーラ51には、ドア開閉モータ30、X軸モータ41
c、Z軸モータ42c及びθ軸モータ43cが接続され
ている。即ち、コントローラ51は操作パネル27等の
操作に基づいてドア開閉モータ30、X軸モータ41
c、Z軸モータ42c及びθ軸モータ43cを駆動する
ようになっている。又、コントローラ51には、X軸モ
ータ41cの回転角度を検出するエンコーダ52が接続
されている。そして、コントローラ51はエンコーダ5
2からの回転角度を示すカウント信号に基づいてX軸ス
ライダ43dの移動位置を演算するようになっている。
更に、コントローラ51には報知器Kが接続されてい
る。コントローラ51は例えば車両の駐車状態及びベッ
テリの充電状態等に基づいて報知器Kを鳴らし、運転者
(作業者)等に注意を喚起させるようになっている。
【0035】又、コントローラ51には電源装置25が
接続されている。そして、電源装置25には送電側カプ
ラ23が接続されている。電源装置25は、送電側カプ
ラ23の送電側電磁コイル31に充電及び位置検出のた
めの電源を供給する電源回路53、電源回路53から出
力される電流の値を検出する位置検出手段としての電流
検出回路54及び電流検出回路54による電流の検出値
に基づいて予め設定された基準値I0 以上の電流が電源
回路53から出力されているか否かを判断する判別信号
を出力する判別回路55とを備えている。即ち、電流検
出回路54は電源回路53に判別回路55は電流検出回
路54に接続されているとともに、各電源回路53、電
流検出回路54及び判別回路55はそれぞれコントロー
ラ51に接続されている。
【0036】電源回路53は車両側充電器を充電するた
めの交流電源からなる充電用電源と、受電側カプラ2の
位置を識別するために出力する交流電源からなるチェッ
ク用電源との2種類の電源を送電側カプラ6の送電側電
磁コイル31に供給できるようになっている。そして、
これら各電源はコントローラ51からの指令信号に基づ
いて選択される。
【0037】電源検出回路54は、図6に示すように電
流回路53から出力される電流の値(電流値)IRMS
検出し、その電流値IRMS を示す信号をコントローラ5
1及び判別回路55に出力するようになっている。判別
回路55はチェック用電源時においてのみ駆動され、電
流検出回路54が検出した電流値IRMS が基準値I0
上である場合にはLレベルの信号を出力する。そして、
これらH,Lレベルの判別信号はコントローラ51に出
力される。
【0038】次に、上記のように構成した充電装置の作
用及び効果について図8に示すフローチャトに基づいて
説明する。尚、明細書中の「ステップ」の記載は図面に
おいて「S」と略記するものとする。
【0039】通常、電気自動車1をガレージ11に駐車
する場合には、後輪12が輪止め13と当接した位置に
駐車する。そして、ガレージ11への駐車動作が完了す
ると、例えば運転者は電気自動車1の運転レンジをパー
キングレンジ(Pレンジ)とする。すると、車両側無線
機B1からPレンジ信号が送信される。更に、運転レン
ジをPレンジとすると、自己の電気自動車1を識別する
ためのID番号を示すID信号、及び、電気自動車1の
バッテリの充電状態を示す充電状態信号が車両側無線機
B1から送信される。
【0040】地上側無線機B2がPレンジ信号を受信
し、コントローラ51にPレンジ信号が入力されると、
ステップ101にてコントローラ51は電気自動車1が
駐車されたと判断する。即ち、ステップ101では、コ
ントローラ51はPレンジ信号に基づいて電気自動車1
の駐車を判断し、Pレンジ信号が入力されれば、電気自
動車1が駐車されたと判断し、Pレンジ信号が入力され
なければ電気自動車1は駐車されていないと判断する。
【0041】コントローラ51は電気自動車1が駐車し
たと判断すると、ステップ102にて、コントローラ5
1は地上側無線機B2を介して受信したID信号に基づ
いて、駐車された電気自動車1が予め登録された本ガレ
ージ11に駐車してもよい指定された車両(指定車両)
であるか否かを判断する。即ち、コントローラ51は、
メモリ51aに記憶された指定車両を示すID番号と比
較して、そのID信号が示すID番号がその記憶された
ID番号と一致するか否かを判断する。そして、一致し
ていなければ、指定車両ではないとして、ステップ10
3にて、コントローラ51は報知器Kを鳴らし、再度ス
テップ101からの制御を行う。
【0042】又、一致していれば、指定車両であるとし
て、ステップ104へと移る。このステップ104に
て、コントローラ51は地上側無線機B2を介して受信
した充電状態信号に基づいて、駐車した電気自動車1の
バッテリの充電が必要か否かを判断する。即ち、コント
ローラ51はバッテリの充電が必要でないと判断すれ
ば、制御を完了し、充電作業を行わない。又、コントロ
ーラ51はバッテリの充電が必要であると判断した場合
には、次のステップ105へと移る。
【0043】ステップ105では、コントローラ51は
操作パネル27の操作に基づいて充電前作業を行う。こ
の充電前作業では、まず、コントローラ51はドア開閉
モータ30を駆動して、ドア29を開いた状態とする。
次に、コントローラ51はθ軸モータ43cを駆動し
て、支持アーム43dを収納回動位置から突出回動位置
まで回動させる。この時、送電側カプラ23は収納位置
から検出基準位置へと回動する。そして、送電側カプラ
23が検出基準位置に位置すると、コントローラ51は
電源回路53に位置決めモードの信号を出力する。そし
て、電源回路53はチェック用電源を送電側カプラ23
(送電側電磁コイル32)に出力する。この場合、電流
検出回路54は電流検出信号をコントローラ51に出力
し、判別回路55は判別信号をコントローラ51に出力
する。
【0044】次に、ステップ106にて、コントローラ
51はX軸モータ41cを駆動して、送電側カプラ23
を検出基準位置から左方向(図5参照)へ一定速度で移
動させ、正対する位置の検出を開始する。送電側カプラ
23が左方向へ移動すると、送電側カプラ23と受電側
カプラ2との距離は互いに近づく。送電側カプラ23と
受電側カプラ2とが近づくにつれて、送電側カプラ2と
受電側カプラ2との間に電磁誘導が生じ、受電側カプラ
2には誘導起電力が生じる。この誘導起電力は送電側カ
プラ23が受電側カプラ2に近づく程大きくなる。
【0045】図6は、前記電磁誘導の影響により変化す
る送電側カプラ23の電磁コイル32に流れる電流の電
流値IRMS を示している。即ち、誘導起電力による電力
変化としての送電側電磁コイル32を流れる電流の電流
値IRMS を示している。上述のようにX軸スライダ41
dの移動に従って、送電側カプラ23が受電側カプラ2
に近づくにつれて、電磁誘導による誘導起電力が大きく
なる。すると、送電側カプラ23の電磁コイル32に流
れる電流値IRMS は受電側カプラ2側に誘導された分だ
け小さくなる。そして、送電側カプラ23が受電側カプ
ラ2に接近した後は、X軸スライダ41dの移動に従っ
て受電側カプラ2から離れていくにつれて電磁誘導によ
る誘導起電力が小さくなり、電流値IRMS は大きくな
る。即ち、誘導起電力が最大となる位置、つまり、電流
値IRMS が最小となる位置が送電側カプラ23と受電側
カプラ2とが最接近した位置であって、X方向において
正対する位置となる。この場合、電流値IRMS は送電側
カプラ23と受電側カプラ2との間の距離の関数である
ので、電流値IRMS の波形は正対する位置に対して対称
の波形となる。
【0046】そして、コントローラ51は、この左方向
へ移動する過程において、判別回路55からの判別信号
がHレベルからLレベルになる時点(Hレベルの立ち下
がり時点)を検出する。そして、コントローラ51はH
レベルの立ち下がり時点でのエンコーダ52のカウント
数に基づいて、その時点での位置x1 を演算し、その位
置x1 をメモリ21aに記憶させる。同様に、コントロ
ーラ51は判別回路55からの判別信号がLレベルから
Hレベルになる時点(Hレベルの立ち上がり時点)を検
出する。そして、コントローラ51はHレベルの立ち上
がり時点でのエンコーダ52のカウント数に基づいて、
その時点での位置x2 を演算し、その位置x2 をメモリ
21aに記憶させる(ステップ107,108)。
【0047】更に、コントローラ51は、X軸スライダ
41dが左端E2まで移動すると、ステップ109に
て、コントローラ51はメモリ51aに記憶した位置x
1 ,x 2 に基づいてその中間位置、即ち、X方向におけ
る正対する位置xA を次式に従って求める。
【0048】xA =(x1 +x2 )/2 … そして、X方向における正対する位置xA を求めると、
コントローラ51はその位置xA に基づいて正対する位
置xA に送電側カプラ23を位置決めするためのエンコ
ーダ52のカウント数(正対カウント数)を演算し、そ
の正対カウント数をメモリ21aに記憶させる。
【0049】コントローラ51は、ステップ110に
て、左端E2からX軸スライダ41dを移動させ、正対
カウント数に基づいて送電側カプラ23を正対する位置
A に位置決めする。
【0050】そして、ステップ111にてコントローラ
51は、Z軸スライダ42dを所定の位置まで上昇させ
て、送電側電磁コイル32を受電側電磁コイル4にて形
成された収納部4a内に収納し、充電可能状態とする。
【0051】この状態において、コントローラ51は、
ステップ112にて、バッテリの充電を開始させる。即
ち、コントローラ51は操作パネル27からの信号に基
づいて電源回路53に充電モード信号を出力する。する
と、電源回路53は充電用電源を送電側カプラ23(送
電側電磁コイル32)に供給する。そして、送電側カプ
ラ23を介して受電側カプラ2に誘導起電力を発生さ
せ、その起電力を電気自動車1のバッテリに供給するこ
とによって当該バッテリは充電される。
【0052】この充電時において、ステップ113に
て、コントローラ51は、受電側及び送電側電磁コイル
4,32に流れる電流や、当該コイル4,32に印加さ
れる電圧を監視(モニタ)する。この場合、受電側コイ
ル4に流れる電流及び印加される電圧は、車両から車両
側無線機B1及び地上側無線機B2を介してコントロー
ラ51に入力される。そして、コントローラ51は、こ
れらコイル4,32に流れる電流や、当該コイル4,3
2に印加される電圧を、ディスプレイ28に表示する。
【0053】更に、充電時において、コントローラ51
は、ステップ114にて、充電作業状態の制御(充電制
御)を行う。例えばコントローラ51は、常に受電側電
磁コイル4を流れる電流が一定となるように、送電側電
磁コイル32に流れる電流又は当該コイル32にかかる
電圧を制御する。
【0054】そして、ステップ115にて、コントロー
ラ51は車両側無線機B1からのバッテリの充電が完了
したことを示す充電完了信号が出力されたか否かを判断
する。即ち、コントローラ51は充電完了信号が出力さ
れなければ、ステップ113へ戻り、充電完了信号が出
力されれば、充電が完了したとして、ステップ116へ
と移る。
【0055】ステップ116にて、コントローラ51は
支持アーム43dの収納を行う。即ち、コントローラ5
1は、まず、Z軸モータ42cを駆動して、Z軸スライ
ダ42dを下端まで移動させる。その後、X軸モータ4
1cを駆動して、X軸スライダ41dを右端E1まで移
動させる。この時、送電側カプラ23は検出基準位置に
位置する。そして、θ軸モータ43cを駆動して、支持
アーム43dを収納回動位置まで回動させる。この時、
送電側カプラ23はケース22内の収納位置に位置す
る。
【0056】従って、本実施例によれば、電気自動車1
の駐車後に、移動装置24を駆動して送電側カプラ23
を移動させることによって、電気自動車1の受電側カプ
ラ2に対して容易に正対する位置xA に位置決めするの
で、電気自動車1の停車位置の許容範囲が大きくなり、
簡単にバッテリの充電作業を行うことができる。
【0057】この送電側カプラ23を受電側カプラ2に
対して正対する位置xA に位置決めする場合には、X軸
スライダ41dを右端E1から移動させる。即ち、送電
側カプラ23を検出基準位置から移動させる。すると、
送電側カプラ23は検出基準位置から左方向へと移動
し、例えば少なくともX軸スライダ41dが左端E2へ
到達するまでには送電側カプラ23は受電側カプラ2に
対して正対する位置xAに位置することになる。つま
り、送電側カプラ23がその検出基準位置から左方向へ
と向かう一方向の移動の間に、受電側カプラ2と正対す
る位置xA を演算するための位置x1 ,x2 を確実に検
出することができる。従って、確実且つ迅速に受電側カ
プラ2に対して正対する位置xA を見い出すことがで
き、コントローラ51は送電側カプラ23を迅速にその
正対する位置xA に位置決めできる。
【0058】又、送電側カプラ23は、ケース22内に
X軸スライダ41cが右端E1に位置した状態で収納さ
れている。従って、この送電側カプラ23を収納した状
態から、支持アーム43dを突出回動位置へと回動させ
るだけで、容易且つ迅速に送電側カプラ23を検出基準
位置に位置決めできる。このため、送電側カプラ23を
収納した状態から支持アーム43dを突出回動位置まで
回動させると、直ちに、正対する位置xA を求めるため
の検出作業(位置x1 ,x2 の検出作業)に移ることが
できるので、より迅速に検出作業を行うことができ、そ
の正対する位置xA に送電側カプラ2を位置決めでき
る。加えて、支持アーム43dを回動させるだけで送電
側カプラ23をケース22内に収納したり、突出させる
ことができるので、地上側充電装置21の作業性及び操
作性を向上できる。
【0059】この地上側充電装置21にはケース22を
設けたので、移動装置24及び制御装置26等の各種装
置を雨風から保護できる。即ち、ドア29を閉じた場合
には、ケース22内は密閉され、雨水等の侵入を防止で
きる又、ドア29を開けた場合にも、ドア29は庇とな
るので、開口部からの雨水等の侵入を防止できる。更
に、ドア29は、そのドア29の先端が下方になるよう
に傾斜した状態で開かれるので、ドア29上に落下した
雨水等はその傾斜に従って先端から地面等へと落下す
る。従って、当該ドア29上に雨水等が溜まることを防
止できる。
【0060】受電側カプラ2の収納部4aの前後方向の
長さは送電側電磁コイル32の外周の長手方向の長さよ
りも長く形成されている。従って、収納部4a内に送電
側電磁コイル32が収納された場合には、前後方向に若
干の隙間ができる。このため、電気自動車1の駐車位置
が前後方向において若干変わっても、電気自動車1の後
輪12が輪止め13に当接していれば、送電側カプラ2
3を受電側カプラ2に対して正対する位置に位置決めす
ることによって、収納部4a内に送電側電磁コイル32
を収納できる。即ち、電気自動車1の前後方向における
駐車位置の誤差を吸収できる。従って、電気自動車1の
駐車は後輪12を輪止め13に当接するように行うだけ
でよく、駐車作業がより楽となる。更に、送電側カプラ
23の前後方向の位置決めを行う必要が無いので、移動
装置24の構成をより簡略化できる。
【0061】又、本実施例において、誘導起電力による
チェック用の電流値IRMS の変化によって送電側カプラ
23と受電側カプラ2との相対位置を検出した。この場
合、送電側カプラ23に流れる電流値IRMS を検出する
電流検出回路54及び判別回路55は、一般に電源装置
15に内蔵された充電のための電流検出回路及び判別回
路を使用できる。従って、特別に受電用カプラ2の位置
を検出するためのセンサを設ける必要がなく、移動装置
24及び制御装置26等の構成を簡略化できる。
【0062】更に、前記正対する位置xA は、基準値I
0 以下となる時点での位置x1 及び基準値I0 より大き
くなる時点での位置x2 を加算し、2で除することによ
って、簡単な演算にて求めることができる。そして、X
軸モータ41dを演算にて求めた正対する位置xA を示
す正対カウント数になるまで回転させることによって容
易に送電側カプラ23を受電側カプラ2に対して正対す
る位置xA に位置決めできる。
【0063】コントローラ51には、判別回路55から
Hレベル及びLレベルの判別信号が出力されるので、コ
ントローラ51はこのHレベルの判別信号の立ち上がり
時点、立ち下がる時点を判別することによって容易に位
置x1 ,x2 を判別できる。又、ディスプレイ28に
は、受電側カプラ2の位置を検出するためのチェック用
電源が送電側カプラ23に供給されている時の受電側及
び送電側電磁コイル4,32に流れる電流値、受電側及
び送電側電磁コイル4,32に印加された電圧の値を表
示できる。同様に、送電側カプラ23に充電用電源が供
給されている時の受電側及び送電側電磁コイル4,32
に流れる電流値、受電側及び送電側電磁コイル4,32
に印加された電圧の値を表示できる。従って、作業者は
ディスプレイ18に表示された電流値や電圧値を確認す
ることによって、確実に位置決め作業及び充電作業を行
うことができる。
【0064】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変更
して実施してもよい。 (1)上記実施例では、送電側電磁コイル32に流れる
電流値IRMS を検出して、送電側カプラ23と受電側カ
プラ2とが正対する位置xA を検出した。これを、図9
に示すように、電磁誘導によって受電側電磁コイル4に
生じる誘導起電力による電圧値VRMS を測定することに
より、正対する位置xA を演算するよう構成してもよ
い。即ち、受電用カプラ2に、当該受電用カプラ2にか
かる電圧値VRMS を測定する電圧検出器を接続し、その
電圧検出器には、検出した電圧値V RMS が基準値V0
上であるか否かを判別する判別回路を接続する。判別回
路は検出された電圧値VRMS が基準値V0 以上である時
にはHレベルの信号を、基準値V0 以下の場合にはLレ
ベルの信号を無線機B1,B2等を介してコントローラ
51に出力する。そして、コントローラ51は、前記送
電用カプラ6の電流値IRMS に基づいて正対する位置x
A を演算した場合と同様に、Hレベルの信号及びLレベ
ルの信号に基づいて電圧値VRMS が基準値V0 以上とな
る時点の位置x 1 、基準値V0 以下となる時点の位置x
2 を求め、これら各位置x1 ,x2 に基づいて正対する
位置xA を演算する。
【0065】又、コントローラ51に予め基準値V0
記憶させ、電圧検出器からコントローラ51に各無線機
B1,B2を介して電圧VRMS の値を示す信号を直接通
信し、コントローラ51が電圧VRMS の値と基準値V0
とを比較して前記位置x1 ,x2 を求め、正対する位置
A を演算してもよい。
【0066】(2)上記実施例において、送電側電磁コ
イル32にかかる電圧値の電磁誘導による変化、又は、
受電側電磁コイル4に流れる電流値の電磁誘導による変
化に基づいて正対する位置xA を求めてもよい。
【0067】(3)上記実施例では、送電側カプラ23
にチェック用電源を供給して、正対する位置xA を求め
たが、例えば電気自動車1内にチェック用電源を搭載す
ることによって、受電側カプラ2にチェック用電源を供
給して正対する位置xA を求めてもよい。この場合、送
電側電磁コイル23の電流値及び電圧値並びに車両側電
磁コイル4の電流値及び電圧値の4つの値の内一つの値
の電磁誘導による変化の検出に基づいて正対する位置を
A 求めることができる。
【0068】(4)上記実施例では、送電側電磁コイル
32と受電側電磁コイル4との間に生じる電磁誘導によ
る電流値の変化を検出して、受電側カプラ2の位置を検
出した。これを、受電側カプラ2の位置を検出するセン
サを例えば支持アーム43dに設け、そのセンサにて当
該受電側カプラ2の位置を判断するように構成してもよ
い。このセンサは例えば光センサであって、受電側カプ
ラ2に対応する位置に取着されたマークを検出する。そ
して、そのマークの検出に基づいて送電側カプラ23を
停止させることによって、送電側カプラ23は受電側カ
プラ2に対して正対する位置xA に位置決めされる。
【0069】(5)上記実施例において、コントローラ
51に予め基準値I0 を記憶させる。そして、コントロ
ーラ51が電流検出回路54が検出した電流値IRMS
基準値I0 とを比較して、電流値IRMS が基準値I0
下となる時点の位置x1 、基準値I0 以上となる時点の
位置x2 を求め、各位置x1 ,x2 に基づいて正対する
位置xA を求めてもよい。この場合、判別回路55は不
用であるので、電源装置25の構成を簡略化できる。
【0070】(6)上記実施例において、コントローラ
51は電流検出回路54から入力される電流値IRMS
順次比較することによって、電流値IRMS の最小値を判
別し、その最小値となる位置を正対する位置xA を求め
てもよい。
【0071】(7)上記実施例では、正対する位置を検
出するために、右端E1から左端E2までX軸スライダ
41dを移動させた。これを、コントローラ51はHレ
ベルの立ち上がり時点、即ち、位置x2 を検出した時点
で、X軸スライダ41dの移動を中止し、正対する位置
A を演算し、その位置x2 から正対する位置xA へま
でX軸スライダ41dを移動させてもよい。
【0072】(8)上記実施例では、ステップ114に
て充電制御として受電側電磁コイル4を流れる電流が一
定となるように送電側電磁コイル32を流れる電流又は
当該コイル32にかかる電圧を制御した。これを、充電
制御として、コントローラ51は、受電側電磁コイル4
にかかる電圧が一定となるように、送電側電磁コイル3
2を流れる電流又は当該コイル32にかかる電圧を制御
してもよい。同様に、コントローラ51は、受電側電磁
コイル4に供給される電力が一定となるように、送電側
電磁コイル32を流れる電流又は当該コイル32にかか
る電圧を制御してもよい。
【0073】(9)上記実施例において、支持アーム4
3dを伸縮可能に設けてもよい。この場合、前後方向に
送電側カプラ2を移動させることができるので、電気自
動車1をよりラフに駐車でき、駐車作業がより楽とな
る。又、前後方向に送電側カプラ2を移動できることか
ら、前後方向においても正確に送電側カプラ23を充電
側カプラ2に対して正対する位置に位置決めできる。こ
のため、より効率良く充電作業を行うことができる。更
に、縮んだ状態で、支持アーム43dをケース22内に
収納することによって、ケース22の左右方向の幅を短
くでき、ケース22自体をコンパクト化できる。
【0074】又、前後方向における送電側カプラ2の正
対する位置への位置決めも、X軸方向と同様に電磁誘導
による送電側電磁コイル32に流れる電流値の変化に基
づいて行ってもよい。
【0075】(10)上記実施例において、受電側カプ
ラ2を電気自動車1の後面に設けてもよい。この場合、
受電側コア3の表面3aは電気自動車1の後方を向くこ
とになる。従って、受電側コア3の表面3aに対して平
行な方向とは、左右方向及び上下方向となり、受電側コ
ア3の表面3aに対して垂直な方向とは、前後方向とな
る。
【0076】(11)上記実施例において、基準端を左
端E2としてもよい。但し、送電側カプラ2は、X軸ス
ライダ41dが左端E2にある状態で、ケース22内に
収納できるものとする。
【0077】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1記載の発明において、送電側コアと受電
側コアとの相対位置の検出は、電磁誘導による送電側電
磁コイル又は受電側電磁コイルの電力変動によって検出
する充電装置の位置決め方法。この位置決め方法によれ
ば、電力変動に基づいて簡単に相対位置を検出できる。
【0078】(2)請求項2記載の発明において、前記
位置検出手段は、電磁誘導による送電側電磁コイル又は
受電側電磁コイルの電力変動を検出する充電装置の位置
決め装置。この位置決め装置によれば、相対位置を検出
するための特別なセンサを使用することなく、送電側電
磁コイル又は受電側電磁コイルに生じる電力変動を検出
することによって、容易かつ簡単な構成で相対位置を検
出できる。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の発明
によれば、基準端から相対位置の検出を開始するので、
例えば少なくとも他端へ到達するまでには正対する位置
を検出できる。従って、迅速に正対する位置を検出でき
る。
【0080】請求項2記載の発明によれば、基準端から
送電側コアの移動を開始させるので、例えば少なくとも
送電側コアが他端へ到達するまでには位置検出手段が正
対する位置を検出できる。従って、迅速に正対する位置
を検出できる。
【0081】請求項3記載の発明によれば、支持アーム
を回動させることによって、容易に送電側コアを基準検
出位置に位置決めできるとともに、収納位置へと退避で
きる。
【0082】請求項4記載の発明によれば、ケースによ
って移動手段を保護できる。請求項5記載の発明によれ
ば、ドアを開けた状態であっても、ドアが庇となって雨
水の侵入を防止できるとともに、その開いたドアは先端
へ向かう程下方へと傾斜しているのでドア上に雨水が溜
まることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガレージに駐車される電気自動車及びガレー
ジに設置された地上側充電装置等を示す斜視図。
【図2】 地上側充電装置を示す正面図。
【図3】 地上側充電装置のケースのドアが開いた状態
を示す側面図。
【図4】 同ケースが閉じた状態を示す側面図。
【図5】 ガレージに駐車された電気自動車を示す平面
図。
【図6】 正対する位置の検出時において、電流検出回
路及び判別回路からコントローラに出力される電流値及
び信号を示す説明図。
【図7】 充電装置の電気ブロック図。
【図8】 充電装置の作用を示すフローチャート。
【図9】 別例による正対する位置の検出時において、
車両側からコントローラに出力される電圧値及び信号を
示す説明図。
【符号の説明】
1…車両としての電気自動車、2…受電側カプラ、3…
受電側コア、3a…表面、4…受電側電磁コイル、22
…ケース、23…送電側カプラ、24…移動手段として
の移動装置、29…ドア、31…送電側コア、32…送
電側電磁コイル、41…第1移動手段としてのX軸駆動
装置、42…第2移動手段としてのZ軸駆動装置、43
…回動手段としてのθ軸駆動装置、43d…支持アー
ム、51…第1,第2移動制御手段及び回動制御手段と
してのコントローラ、54…位置検出手段としての電流
検出回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設置されるとともに、送電側電磁
    コイルに基づいて誘導起電力を発生させる受電側電磁コ
    イルを巻回した受電側コアに、前記送電側電磁コイルを
    巻回した送電側コアを正対させるため、送電側コアを移
    動させて当該送電側コアと受電側コアとの相対位置を検
    出するようにした充電装置の位置決め方法において、 前記相対位置検出時には、送電側コアを基準端から移動
    させる充電装置の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 車両に設置されるとともに、送電側電磁
    コイルに基づいて誘導起電力を発生させる受電側電磁コ
    イルを巻回した受電側コアに、前記送電側電磁コイルを
    巻回した送電側コアを正対させ、送電側電磁コイルに充
    電電流を流し、受電側電磁コイルに誘導起電力を発生さ
    せて車両に搭載したバッテリを充電する充電装置におい
    て、 前記送電側コアを往復動させる移動手段と、 前記移動手段の移動時に、送電側コアと受電側コアとの
    相対位置を検出する位置検出手段と、 前記相対位置検出時には、送電側コアを移動手段の基準
    端から移動させる移動制御手段とを備えた充電装置の位
    置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記移動手段は、 前記送電側コアを先端部に取り付けた支持アームと、 基端部を中心に前記支持アームを回動させることによ
    り、前記送電側コアを回動させる回動手段と、 前記送電側コアを、支持アームとともに、受電側コアの
    表面に対して平行に移動させる第1移動手段と、 前記送電側コアを、支持アームとともに、受電側コアの
    表面に対して垂直に移動させる第2移動手段と、 前記支持アームの基端部が第1移動手段の基準端にある
    とき、回動手段を駆動して送電側コアを収納位置と検出
    基準位置との間で回動させる回動制御手段と、 前記第1移動手段を駆動して、送電側コアを第1移動手
    段の基準端から移動させるとともに、当該送電側コアを
    受電側コアと正対する位置に停止させる第1移動制御手
    段と、 前記第2駆動手段を駆動して、送電側コアを受電側コア
    に当接させる第2移動制御手段と、を備えた請求項2記
    載の充電装置の位置決め装置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段はケース内に収納された請
    求項2又は3記載の充電装置の位置決め装置。
  5. 【請求項5】 前記ケースには、上下方向に回動するド
    アが設けられ、移動手段の駆動時にはドアが開いた状態
    となるとともに、そのドアの開いた状態では、ドアの先
    端が基端に比べて下方に位置する請求項4記載の充電装
    置の位置決め装置。
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