JPH09173656A - 組立式創作玩具 - Google Patents

組立式創作玩具

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JPH09173656A
JPH09173656A JP33904795A JP33904795A JPH09173656A JP H09173656 A JPH09173656 A JP H09173656A JP 33904795 A JP33904795 A JP 33904795A JP 33904795 A JP33904795 A JP 33904795A JP H09173656 A JPH09173656 A JP H09173656A
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JP
Japan
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holding
members
parts
ball joint
assembly
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JP33904795A
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English (en)
Inventor
Tomotake Kanouya
知勇 叶谷
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ACE BUREIN KK
Original Assignee
ACE BUREIN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉛筆等の筆記具を組立用パーツの一部として
有効に利用して組み立て作業を楽しむことができる新た
な組立式の玩具を提供する。 【解決手段】 組立用パーツとして、球状体と球状体が
着脱自在に嵌合される球状体保持部とからなるボールジ
ョイント式結合子のいずれか一方を設けた、筆記具の一
部を保持する保持部材と、保持部材の結合子に嵌合する
ボールジョイント式連結子の他方を設けた複数の接続部
材とを備えた基本パーツと、基本パーツ又は筆記具に取
り付け、模擬物の特徴付けをする形態からなる特殊パー
ツとで構成されるものを有している。筆記具を併用し、
その筆記具を中心にして組立用パーツを組み合せながら
結合させてロボットや恐竜等の模擬物を組み立てること
により使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛筆等の筆記具を
併用して組立用パーツを所定の形に自由に組み立てるこ
とにより遊ぶことができる組立式創作玩具に関するもの
である。
【0002】従来、組立用パーツを設計図面等にしたが
って順次組むことによりロボットや自動車等の物品に模
した物を組み立てて遊ぶことができる組立式の玩具はあ
るものの、組立用パーツの一部として極めて身近な筆記
具を利用した組立式の玩具は特に知られていない。
【0003】一方、子供達の多くは、一般に、ロボット
や自動車等の物品に酷似して完成された(形像)玩具に
興味を抱く反面、自分達の手で自由に創作することがで
きる類いの玩具にも興味を示す傾向があるとされてい
る。殊に、手軽に個性的な作品を自由に組み立てて遊ぶ
ことができる玩具があれば、個人個人の想像力や創作意
欲などをかき立てることになると考えられる。
【0004】そこで、本発明は、学習用具の一部でもあ
る鉛筆等の筆記具を組立用パーツの一部として有効に利
用して組み立て作業を楽しむことができる新たな組立式
の玩具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する、
本発明の組立式創作玩具は、筆記具を併用し、その筆記
具を中心にして組立用パーツを組み合せながら結合させ
て所定の模擬物を組み立て得る創作玩具であって、上記
組立用パーツは、球状体と球状体が着脱自在に嵌合され
る球状体保持部とからなるボールジョイント式結合子の
いずれか一方を設けた、筆記具の一部を保持する保持部
材と、保持部材の結合子に嵌合するボールジョイント式
連結子の他方を設けた複数の接続部材とを備えた基本パ
ーツと、基本パーツ又は筆記具に取り付け、模擬物の特
徴付けをする形態からなる特殊パーツとで構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0006】この玩具と併用する筆記具は、この玩具で
組み立てる対象となる模擬物の中心(位置的な中心を意
味しない)又は基準となるような骨格部を構成するパー
ツとして使用される。もちろん、これ以外の模擬物の一
部分をかたちづくるパーツとして使用してもよい。筆記
具としては、基本的に既製の鉛筆を使用することができ
るが、組立用パーツと容易に組み合せて使用することが
可能なものであれば特に制約されず、シャープペン、ボ
ールペン、毛筆等を使用することもできる。
【0007】上記の組立用パーツは、任意に組み合せな
がら結合することができ、これにより所望の模擬物、例
えば、ロボット、恐竜、昆虫、動物、乗り物等をかたち
づくることが可能な構成材料であり、具体的には、筆記
具を併用して模擬物の概略の形態(骨格)を構成するた
めに使用する基本パーツと、模擬物の特徴となる要素を
付加して模擬物の仕上げを行うために使用する特殊パー
ツとで構成されるものである。この組立用パーツは、通
常、プラスチック成形品として製造するものであるが、
他の製造法や材料にて製造したものであってもよい。
【0008】基本パーツは、大別すると、筆記具を保持
する(或いは筆記具に取り付ける)ための保持部材と、
その保持部材に結合して模擬物の概略形状を展開して構
成するための接続部材とを備えたものである。
【0009】基本パーツの保持部材は、着脱自在なボー
ルジョイント(いわゆる玉継手)式結合子である球状体
と球状体保持部の少なくともいずれか一方が設けられて
いる。その結合子は1個又は複数個設けられ、複数個設
ける場合には互いの結合子は同種であっても或いは異種
であってもよい。また、保持部材は、筆記具を1つ保持
する保持構造を有するものであっても、或いは、複数の
筆記具を同時に保持する保持構造を有するものであって
もよい。この場合、筆記具の保持構造は、筆記具を着脱
自在に嵌合できる簡易な構造であることが望ましい。
【0010】また、基本パーツの接続部材は、保持部材
の結合子に着脱自在に嵌合できるボールジョイント式結
合子を設けたものであればその形態については特に限定
されるものではないが、より多様な組み立て形態を創作
し得るという観点から、複数に分割した構成のものがよ
い。例えば、複数に分割した構成の接続部材としては、
両端部にボールジョイント式結合子を設けた中継部材
と、中継部材の結合子に嵌合するボールジョイント式連
結子を少なくとも一端部に設けた棒状のアーム部材とで
構成したものが挙げられる。
【0011】特殊パーツは、模擬物の特徴部分を効果的
に現出させる役割をはたすパーツであるため種々の形態
や機構からなるものであり、模擬物の対象物に応じて多
種多様のものが用意され、模擬物の種類や組み立て者の
意志等によって任意に選択して使用される。この特殊パ
ーツは、基本的に接続部材に取り付ける構造を有してい
るが、筆記具に直接取り付ける構造を有するものであっ
てもよい。接続部材に取り付けるタイプの特殊パーツ
は、接続部材のボールジョイント式結合子に嵌合する結
合子を設けることが好ましい。
【0012】この特殊パーツについては、組み立てる模
擬物としてロボットを対象にする場合、ロボットとして
のイメージを効果的に現出させることができるような形
態や機構を備えたパーツ部材が用意される。具体的に
は、例えば、ロボットの頭部をかたどった頭部材、その
手や足部をかたどった手足部材、肩部をかたどった肩部
材などをはじめ、ロボットが装備するような銃、ロケッ
ト砲、剣等の武器をかたどった機能付加部材である。
【0013】また、模擬物として恐竜を対象にする場
合、恐竜としてのイメージを効果的に現出させることが
できるような形態や機構を備えたパーツ部材が用意され
る。具体的には、例えば、恐竜の頭部をかたどった頭部
材、その手や足部をかたどった手足部材、尻尾をかたど
った尻尾部材等をはじめ、前記したような機能付加部材
等である。
【0014】さらに、特殊パーツは、模擬物として自動
車を対象にする場合、自動車としてのイメージを効果的
に現出させることができるような形態や機構を備えたパ
ーツ部材が用意される。このように特殊パーツは、模擬
物の対象品に応じて適宜設定されて用意されるものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る組立式創作玩
具の実施の形態について、具体的な実施例を挙げて詳細
に説明する。
【0016】実施例1 図1及び図2は本発明の組立式創作玩具の一実施例を示
すものであり、図1はその玩具を構成する組立用パーツ
の基本パーツを示し、図2は組立用パーツの特殊パーツ
を示す。なお、同一の(或いは左右対象で一対の関係か
らなる)構成で重複する各組立用パーツについては図中
にその重複する数量をかっこ書きして個々の図示を省略
している(図10についても同様である)。
【0017】図1において、符号2はプラスチック成形
品からなる基本パーツであり、この基本パーツ2は2個
の保持部材10と複数の接続部材20とで構成されてい
る。接続部材20は、さらに2個の中継部材21と複数
のアーム部材22とに分けて構成されている。一方、図
2において、符号3はプラスチック成形品からなる特殊
パーツであり、この特殊パーツ3は1個の頭部材31
と、2個の手部材32と、2個の足部材33と、2個の
肩部材34とからなっている。
【0018】基本パーツ2の保持部材10は、図1や図
3に示すように、中央に断面正六角形状の貫通孔からな
る保持孔11が形成された円筒形状の本体12の周囲
に、ボールジョイント式結合子13の一方側の球状体1
3aを突出させるような状態で左右対称に2つ設けた構
造になっている。筆記具保持部としての保持孔11は、
既製の鉛筆を差し込んで保持できる程度の寸法に設定さ
れている。
【0019】基本パーツ2の接続部材20としての中継
部材21は、図1や図4に示すように、円筒形状の本体
内部に、保持部材10の球状体13aが着脱自在に嵌合
されるボールジョイント式結合子13の他方となる球状
体保持部13bを設けた構造になっている。すなわち、
球状体保持部13bは、図4b,cに示すように円筒形
状の本体の両側と中央部において円筒中心側に向けて隆
起した首れ形状であるとともに、それ以外の部分におい
て球状体13aに沿う球面からなる膨張形状である空間
として形成されている。これにより、球状体13aを、
球状体保持部13b(の膨張形状である2つの空間部)
に容易に嵌合したり反対に引き抜いたりすることができ
るようになっており、しかも、球状体保持部13bに保
持した状態で自在に回動(揺動)させることができるよ
うになっている。そして、中継部材21の両側開口部に
は切り欠き部23を互いに対称となるような位置に設け
れており、これにより中継部材自体又はアーム部材22
をより大きな角度まで回動させることができるようにな
っている。
【0020】また、接続部材20としてのアーム部材2
2は、図1に示すように、棒状本体の両端部にボールジ
ョイント式結合子13の球状体13aを設けた構造のも
のである。具体的には、棒状本体の長さが互いに異なる
寸法に設定されたものが用意されており、最も短い寸法
の本体をもつアーム部材22aが4本、中間的な寸法の
本体をもつアーム部材22bが2本、最も長い寸法の本
体をもつアーム部材22cが2本という構成になってい
る。
【0021】一方、この実施例における特殊パーツ3
は、図2や図5に示すように、ロボット用の特殊パーツ
として構成されている。頭部材31はロボットの頭部を
かたどったものであり、その所定の箇所には鉛筆の後端
に差し込むための嵌合孔31aが設けられている。ま
た、手部材32はロボットの手を、足部材33はロボッ
トの足をそれぞれかたどったものであり、そのいずれ
も、アーム部材22の球状体13aに着脱自在に嵌合で
きるボールジョイント式結合子13の球状体保持部13
bが設けられている。さらに、肩部材34はロボットの
肩をかたどったものであり、接続部材の中継部材21や
アーム部材22に被せるようにして取り付けることがで
きる形状及び寸法からなる嵌合溝34aが設けられてい
る。
【0022】この組立用創作玩具は、その使用に際して
は鉛筆を使用し、例えば、その鉛筆をロボットの骨格部
(胴体部)とみなし、鉛筆を中心にして上記の組立用パ
ーツを適宜組み合せて結合することにより、ロボットを
組み立てることができる。この玩具と併用する鉛筆は、
使用済みのものであっても或いは未使用のものであって
もよい。そして、その組み立て形態、手順等については
特に限定されるものではなく任意であるが、例えば、以
下のように組み立てて使用することができる。
【0023】まず、図6に示すように、鉛筆1の2箇所
に基本パーツ2としての保持部材21を取り付ける。す
なわち、2つの保持部材10における保持孔11に鉛筆
1を差し込み、片方の保持部材10を鉛筆1の後端部1
bの少し内部側に位置させ、他方の保持部材10を鉛筆
1の先端部(削って芯が出ている側)1aの少し内側に
位置させて固定する。この際、2つの保持部材10にお
けるボールジョイント式結合子の球状体13aが互いに
一列に揃うように、保持部材の鉛筆に対する固定方向を
調整する。
【0024】次に、図7に示すように、保持部材10の
球状体13aに基本パーツ2としての接続部材20であ
る中継部材21やアーム部材22を適宜連結させる。
【0025】すなわち、鉛筆1の先端1aに取り付けた
保持部材10に対しては、ロボットの腕部を形成するた
めに、保持部材10の球状体13aにボールジョイント
式結合子13を介して中継部材21の一端側を結合した
後、その中継部材21の他端側に最短のアーム部材22
aの一端側をボールジョイント式結合子13を介して結
合し、次いで、そのアーム部材22aの他端側に、腕の
肘関節部を形成するために、ボールジョイント式結合子
13を介して中継部材21の一端側を結合した後、その
中継部材21の他端側に最短のアーム部材22aの一端
側をボールジョイント式結合子13を介して同様に結合
する。これを左右同様にして行うことにより、左右対称
の腕部が形成される。
【0026】一方、鉛筆1の後端1bに取り付けた保持
部材10に対しては、ロボットの脚部を形成するため
に、その保持部材10の球状体13aにボールジョイン
ト式結合子13を介して中継部材21の一端側を結合し
た後、その中継部材21の他端側に中間長のアーム部材
22bの一端側をボールジョイント式結合子13を介し
て結合し、次いで、そのアーム部材22bの他端側に、
脚の膝関節部を形成するために、ボールジョイント式結
合子13を介して中継部材21の一端側を結合した後、
最長のアーム部材22cの一端側をボールジョイント式
結合子13を介して連結する。これを左右同様にして行
うことにより、左右対称の脚部が形成される。
【0027】最後に、図8に示すように、鉛筆1と基本
パーツ2とで組み立てられた骨組み構造体(図7)に対
して特殊パーツ3を適宜取り付ける。すなわち、頭部材
31の嵌合孔31aを鉛筆の後端1aに嵌めんでロボッ
トの頭部を完成させ、次に、手部材32を腕部の先端と
なるアーム部材22aにボールジョイント式結合子13
を介して嵌合させてロボットの腕及び手部を完成させる
とともに、足部材33を脚部の先端となるアーム部材2
2aにボールジョイント式結合子13を介して嵌合させ
てロボットの脚部を完成させる。そして、肩部材34の
嵌合溝34aを鉛筆の後端部1aに取り付けた保持部材
10に結合した中継部材21に被せるように取り付けて
ロボットの肩部を完成させる。
【0028】このようにして、図8に示すような鉛筆を
併用した組立用パーツからなるロボットが組み立てられ
る。そして、この組立ロボットの腕部と脚部(実際には
各アーム部材)は、そのいずれもボールジョイント式結
合子により結合されているため、その連結部において自
由に回動させることができ、しかも、特殊パーツである
頭部材31や手部材32や足部材33も、自由に可動さ
せて任意の方向に向きを変えることができるため、ロボ
ットの姿かっこうを自由に変化させて遊ぶことができ
る。
【0029】また、この組立ロボットは、上述したよう
に頭部や腕部や足部等の位置や向きを自由に変えて遊ぶ
ことができる他、接続部材20であるアーム部材22の
使用本数を増減させることによって腕部や足部の長さを
変えて遊ぶことができる。さらに、特殊パーツとして別
途用意されているもの(図2に例示した以外の特殊パー
ツ)を選んで取り付けることにより、独自の(個性的
な)ロボットを組み立てて楽しむことが可能である。
【0030】実施例2 図9及び図10は、本発明に係る組立式創作玩具の他の
実施例を示すものであり、図9はその玩具を構成する組
立用パーツの基本パーツを示し、図10は組立用パーツ
の特殊パーツを示す。図中のかっこ書きは各部材の数量
を示している。
【0031】基本パーツ2は、図9に示すように、3種
類の保持部材10と、中継部材21並びに3種のアーム
部材22とからなる接続部材20とで構成されている。
特に、保持部材10は、ボールジョイント式結合子13
の球状体13aを1箇所に設けた保持部材14と、その
球状体13aを2箇所に設けた保持部材15と、その球
状体13aを3箇所に設けた保持部材16という3タイ
プのものとした以外は実施例1における保持部材とほぼ
同様の構成からなるものである。また、接続部材20は
実施例1と同様に、中継部材21と長さの異なるアーム
部材22a、22b、22cとで構成されている。
【0032】一方、この実施例における特殊パーツ3
は、図10に示すように、恐竜用の特殊パーツとして構
成されており、恐竜の頭部をかたどった頭部材41、そ
の前足をかたどった前足部材42、その後足をかたどっ
た後足部材43、その後足のつけ根の膨らみをかたどっ
たつけ根部材44、および、その尻尾をかたどった尻尾
部材45からなっている。また、頭部材41、前足部材
42、後足部材43及び尻尾部材45には、図5に示す
実施例1の特殊パーツと同様に、ボールジョイント式結
合子13の球状体13aに着脱自在に嵌合できるボール
ジョイント式結合子13の球状体保持部13bが設けら
れている。また、つけ根部材44には、実施例1の肩部
材34と同様に、嵌合溝44aが設けられている。な
お、頭部材41の口41aは、紙等を挟むことができる
クリップ構造になっており、メモ用紙等を挟めるように
なっている。また、前足部材42は、先端部42aが3
本の指で物を挟むことができるクリップ構造になってお
り、鉛筆などをつかめるようになっている。
【0033】このような組立用パーツとともに鉛筆を使
用することにより、図11に示すような恐竜を組み立て
ることができる。
【0034】すなわち、この組立恐竜は、例えば、恐竜
の胴体部とみなして併用する鉛筆1に対して保持部材1
4、15、16を図示するような鉛筆の各位置に取り付
けた後、保持部材14(の1つの結合子)に対して1つ
の中継部材21と1本の最長アーム部材22cと頭部材
41をこの順に結合して恐竜の首と頭部を形成し、保持
部材15(の2つの結合子)に対して2つの中継部材2
1と2本の最短アーム部材22aと前足部材42をそれ
ぞれ結合して恐竜の前方側脚部を形成する。
【0035】次いで、保持部材16(の左右2つの結合
子)に対して2つの中継部材21と2本の中間長アーム
部材22bと足部材43をそれぞれ結合して恐竜の後方
側脚部を形成し、さらに、保持部材16(の残り1つの
結合子)に対して3つの中継部材21と3本の最長アー
ム部材22cと尻尾部材45とを結合して恐竜の尻尾部
分を形成する。そして、最後に、後足のつけ根部分(保
持部材16の左右に結合される中継部材)につけ根部材
44を取り付けることにより、図11に図示のごとき恐
竜が組み立てられる。
【0036】この組立恐竜においても、実施例1の組立
ロボットと同様に、その各部材の結合部において向きや
角度等を変えて遊ぶことができる。
【0037】実施例3 図12は、本発明の他の実施例を示すもので、2本の鉛
筆を併用して恐竜用の組立パーツを結合して組み立てた
恐竜を示している。
【0038】この実施例における組立式捜索玩具の組立
パーツは、基本パーツの保持部材として2本の鉛筆を同
時に保持できる保持部材17を備えている以外は実施例
2の組立パーツとほぼ同様の構成からなるものである
(特殊パーツの形状等は少々異なる)。すなわち、上記
の保持部材17は、図13に示すように、その本体の中
央部に2本の鉛筆を同時に挿通させて保持できる貫通し
た保持孔18を設けたものである。その他は、本体の周
囲に3つ又は4つのボールジョイント式結合子の球状体
13aを設けた構成になっている。
【0039】このような保持部材17により鉛筆を2本
使用することができ、これにより重厚な模擬物(この例
では恐竜)を組み立てて遊ぶことができる。また、この
ような複数本の鉛筆を保持できる保持部材17を使用す
る場合には、その一部の鉛筆を保持部材から抜き取って
も残りの鉛筆が保持されて組み立てた作品の形がくずれ
ないように構成することにより、この玩具を鉛筆の保持
用具(ペンホルダー)として使用することもできる。
【0040】実施例4 図14は本発明の他の実施例を示すもので、ロボット用
の組立パーツを結合して組み立てたロボットを示してい
る。
【0041】すなわち、この実施例に係る組立式捜索玩
具の組立パーツは、基本パーツの中継部材として特殊な
外形をもつ中継部材25を有し、特殊パーツとして鉛筆
等の筆記具を取り付けることができる機能部材36を有
している以外は実施例1の組立パーツとほぼ同様の構成
からなるものである(特殊パーツの形状等は少々異な
る)。中継部材25は、円筒状の本体の外周面中央に隆
起したリブ25aが形成されているとともに、装飾のた
めの線模様が施されている。また、機能部材36は、手
部材32に取り付けられる構造になっているとともに、
その一部に差し込み孔36aが設けられている。そし
て、この差し込み孔36aには鉛筆1を差し込んで、剣
として遊ぶことができるようになっている。この差し込
み孔36aには、鉛筆に代えてプラスチック成形された
剣部材を差し込むように構成してもよい。
【0042】なお、前記した各実施例のように筆記具と
して鉛筆を使用する場合には、その鉛筆が組み立て時以
外には通常の筆記に使用されて長さが次第に短くなって
いくため、組み立てに使用する度に長さの異なる(次第
に短くなった)鉛筆を使うことになり、この鉛筆長さの
変化が原因で、組み立てられるロボットや恐竜等の模擬
物の外観イメージも自然に変化したものとなる。従っ
て、このような鉛筆長さの変化に応じて組み立て品の外
観イメージが変化していく様を独特の楽しみとして味わ
うことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の組立式創
作玩具は、組立用パーツとともに筆記具を併用して所定
の模擬物を組み立てて遊ぶことができる新しい創作玩具
であり、きわめて手軽に個性的な作品を自由に組み立て
て遊ぶことができる画期的なものである。しかも、鉛筆
等の身近で意外な筆記具を併用することにより、愛着の
ある独特な組み立て作業を楽しむことができる。このた
め、今までの組み立て玩具にはない、個人個人の想像力
や創作意欲などをかき立てることができる知的な玩具に
もなり得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係る組立用パーツの基本パーツを
示す説明図である。
【図2】 実施例1に係る組立用パーツの特殊パーツを
示す説明図である。
【図3】 図1の保持部材を示すもので、(a)はその
斜視図、(b)は(a)のB−B線断面図である。
【図4】 図1の中継部材を示すもので、(a)はその
斜視図、(b)は(a)のB−B線断面、(c)は嵌合
状態を示す説明図である。
【図5】 図2の各特殊パーツの概略断面図である。
【図6】 組み立て工程の一部(保持部材の鉛筆への取
り付け)を示す説明図である。
【図7】 組み立て工程の一部(接続部材の結合)を示
す説明図である。
【図8】 組み立て工程の一部(特殊パーツの結合)と
組み立て完了状態を示す説明図である。
【図9】 実施例2に係る組立用パーツの基本パーツを
示す説明図である。
【図10】 実施例2に係る組立用パーツの特殊パーツ
を示す説明図である。
【図11】 組み立て完了状態を示す説明図である。
【図12】 実施例3の組み立て完了状態を示す説明図
である。
【図13】 実施例3における保持部材を示すもので、
(a)はその斜視図、(b)は(a)のB−B線断面図
である。
【図14】 実施例4の組み立て完了状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
1…鉛筆(筆記具)、2…基本パーツ、3…特殊パー
ツ、10、14、15、16、17…保持部材、13a
…ボールジョイント式結合子の球状体、13b…ボール
ジョイント式結合子の球状体保持部、20…接続部材、
21…中継部材、22…アーム部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具を併用し、その筆記具を中心にし
    て組立用パーツを組み合せながら結合させて所定の模擬
    物を組み立て得る創作玩具であって、 上記組立用パーツは、球状体と球状体が着脱自在に嵌合
    される球状体保持部とからなるボールジョイント式結合
    子のいずれか一方を設けた、筆記具の一部を保持する保
    持部材と、保持部材の結合子に嵌合するボールジョイン
    ト式連結子の他方を設けた複数の接続部材とを備えた基
    本パーツと、 基本パーツ又は筆記具に取り付け、模擬物の特徴付けを
    する形態からなる特殊パーツとで構成されていることを
    特徴とする組立式創作玩具。
  2. 【請求項2】 基本パーツの接続部材は、保持部材の結
    合子に嵌合するボールジョイント式結合子を両端部に設
    けた中継部材と、中継部材の結合子に嵌合するボールジ
    ョイント式連結子を少なくとも一端部に設けた棒状のア
    ーム部材とで構成されている請求項1記載の組立式創作
    玩具。
  3. 【請求項3】 特殊パーツは、模擬物としてロボットを
    対象にする場合、少なくとも頭部材、手足部材及び機能
    付加部材である請求項1又は2記載の組立式創作玩具。
  4. 【請求項4】 特殊パーツは、模擬物として恐竜を対象
    にする場合、少なくとも頭部材、手足部材及び尻尾部材
    である請求項1又は2記載の組立式創作玩具。
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