JPH09173036A - 棒状野菜類のこま切れ片縦割り機 - Google Patents

棒状野菜類のこま切れ片縦割り機

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JPH09173036A
JPH09173036A JP35229395A JP35229395A JPH09173036A JP H09173036 A JPH09173036 A JP H09173036A JP 35229395 A JP35229395 A JP 35229395A JP 35229395 A JP35229395 A JP 35229395A JP H09173036 A JPH09173036 A JP H09173036A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】太さの異なるごぼうのこま切れ片の断面積を揃
えるように縦割りにする機械を提供すること。 【構成】ごぼうのこま切れ片を底部に切断刃を有する筒
部に受容し、これを押し込んで縦割りにする。その際、
その筒部の内径をごぼうの太さに応じて複数種類揃え、
ごぼうの太さをセンサーを用いて検知し、その太さに応
じた内径の筒部に受容し押し込んで縦割りするとより正
確にほぼ一定断面積に縦割りすることができる。その際
こま切れ片は定寸に切断するこま切れ機と併用しても良
い。 【効果】上記目的を達成し、偶数割りのみならず奇数割
りをすることもでき、歩留まりが良く、製造コストを低
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばごぼう等の
棒状野菜類のこま切れ片を縦割りにする棒状野菜類のこ
ま切れ片縦割り機に関する。
【0002】
【従来の技術】棒状野菜類の例えばごぼうを、例えば1
0〜15cmの長さにこま切れにしてちくわの中空部に
詰め、ちくわとごぼうを一体にした食品を作ることが行
われており、両方の材料が加味された食品としておでん
等の材料によく用いられている。このようなこま切れの
ごぼうは、元の細長いごぼうから得られるが、その元の
1本のごぼうはその太さがだんだん細くなっているの
で、同じ長さに切ってもほぼ一定の径のちくわの中空部
に詰められる太さのものと、そうでないものとが生じ
る。適度の太さのもののみを使用することもできるが、
これでは無駄が多くなる。太すぎる場合はこれを縦割り
にして断面の大きさを小さくすればよいが、これを手作
業で行うのは面倒であるのみならず、例えば2つ割りの
ような偶数割りはできても3つや5つのような奇数割り
を行うことは容易でなく、営業用のものを製造する場合
にはコスト的に不可能といって良い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような手作業の代
わりに、機械化することも考えられているが、少なくと
も今のところ、太さの異なる一定の長さのいわゆる定寸
のこま切れ片のごぼうについて、無駄なく利用できるよ
うな縦割り機はまだ開発されておらない。本発明の第1
の目的は、ごぼう等の棒状野菜類の太さの異なるこま切
れ片、特に定寸のこま切れ片を縦割りにする棒状野菜類
のこま切れ片縦割り機を提供することにある。本発明の
第2の目的は、ごぼう等の棒状野菜類等を偶数のみなら
ず奇数にも容易に縦割りできる棒状野菜類のこま切れ片
縦割り機を提供することにある。本発明の第3の目的
は、そのこま切れ片の縦割りを断面積が一定になるよう
にすることができる棒状野菜類のこま切れ片縦割り機を
提供することにある。本発明の第4の目的は、ごぼう等
の棒状野菜類を定寸にこま切れにするとともに、上記目
的に適った縦割りを連続して行うことができる棒状野菜
類のこま切れ片縦割り機を提供することにある。本発明
の第5の目的は、ごぼう等の棒状野菜類を無駄なく用い
て歩留まりが良く、製造コストを低減できる棒状野菜類
のこま切れ片縦割り機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)、棒状野菜類の処理対象物をこま
切れにするこま切れ片形成手段と、該こま切れ片形成手
段からの該こま切れ片を受容、排出自在のこま切れ片案
内手段と、該こま切れ片案内手段から該こま切れ片を受
容する筒部と該筒部の出口側に直径方向に設けた少なく
とも1枚の切断刃を有しかつ該筒部に受容した該こま切
れ片を押し込み該切断刃により縦割りにする押込機構を
備えた縦割り手段を有する棒状野菜類のこま切れ片縦割
り機を提供するものである。また、本発明は、(2)、
棒状野菜類の処理対象物を支持し案内する対象物支持案
内手段と、該対象物支持案内手段において該処理対象物
を送り出す対象物送出手段と、該対象物送出手段により
該対象物支持案内手段において送り出された該処理対象
物を切断するカッターと、該カッターによる該処理対象
物の切断位置より後方に設けられた該処理対象物の先端
位置を感知するセンサーと、該センサーの動作による信
号に基づいて上記送出手段を動作させる制御装置を有
し、該制御装置により該センサーにより感知した上記処
理対象物の位置に基づいて該送出手段を動作させること
により該処理対象物の上記対象物支持案内手段における
送り出し量を上記カッターにより該処理対象物をほぼ一
定長さに切断可能に制御する棒状野菜類の定寸こま切れ
機を有するとともに、該一定長さに切断した定寸こま切
れ片を受容、排出自在のこま切れ片案内手段と、該こま
切れ片案内手段からの該こま切れ片を受容する筒部と該
筒部の出口側に直径方向に設けた少なくとも1枚の切断
刃を有しかつ該筒部に受容した該こま切れ片を押し込み
該切断刃により縦割りにする押込機構を有する縦割り手
段を備えた棒状野菜類の縦割り機を有する棒状野菜類の
こま切れ片縦割り機、(3)、縦割り手段としてこま切
れ片の太さに対応した直径の異なる筒部とその直径の大
きいものほど多い枚数の切断刃を有するようにした複数
の縦割り装置を設けるとともに、こま切れ片案内手段に
よる該こま切れ片を受容すること、該複数の縦割り手段
及びこま切れ片案内手段の少なくともいずれか一方を移
動させることにより該こま切れ片をその太さに対応する
筒部を有する該縦割り手段に対して案内すること及び該
縦割り手段によりこま切れ片を縦割りすることの動作を
少なくとも制御する制御装置を設け、該縦割り手段によ
り形成された該こま切れ片の縦て割り片をほぼ一定の断
面積に形成する上記(1)又は(2)の棒状野菜類のこ
ま切れ片縦割り機を提供するものである。また、本発明
は、(4)、上記(2)において、「・・・上記カッタ
ーにより該処理対象物をほぼ一定長さに切断可能に制御
する・・・」を、「・・・上記カッターにより該処理対
象物をほぼ一定長さに切断可能に制御し、該制御装置は
該カッターの切断後に再度該処理対象物の太さに基づい
てその送り出し量を制御して切断することを繰り返す・
・・」とし、また、(3)において、「・・・制御装置
を設け、該縦割り手段により形成された該こま切れ片の
縦て割り片をほぼ一定の断面積に形成する・・・」を、
「・・・制御装置を設け、該制御装置が上記棒状野菜類
の定寸こま切れ機が定寸のこま切れ片を供給する毎に上
記こま切れ片案内手段による該こま切れ片を受容するこ
と、該複数の縦割り手段及びこま切れ片案内手段の少な
くともいずれか一方を移動させることにより該こま切れ
片をその太さに対応する筒部を有する該縦割り手段に対
して案内すること及び該縦割り手段によりこま切れ片を
縦割りすることの動作を少なくとも繰り返し、該縦割り
手段により形成された該こま切れ片の縦て割り片をほぼ
一定の断面積に形成することを繰り返す・・・」とする
こともできる。また、(2)、(3)において、「棒状
野菜類のこま切れ片縦割り機」を「棒状野菜類の定寸こ
ま切れ片縦割り機」とすることもでき、また、「(これ
らを)用いて棒状野菜類の(定寸)こま切れ片を縦割り
し、その縦割り片をほぼ一定の断面積にする棒状野菜類
の(定寸)こま切れ片の縦割り方法」とすることもでき
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に発明の実施の形態を以下の実
施例により説明する。
【0006】
【実施例】図1〜3に示すように、Aは定寸こま切れ機
であり、1はごぼうを支持し、案内するごぼう支持案内
体であり、断面V字状の樋状に形成され、その先端は後
方から前方に向かって切り欠かれており、横方向に架設
されている。2はそのごぼうを送り出すごぼう送出装置
であり、図3に示すように上記ごぼう支持案内体1に平
行に架設されたレール2aにスライダー2bが抜け止め
されて移動自在に係合され、そのスライダー2bには腕
片を介してその下端が上記ごぼう支持案内体1の内側に
適合するV字状に形成された当て体2cが垂直に突設さ
れ、吊持ちされている。3はカッターであり、図2に示
すように、カッター3はピストン装置3aにより進退自
在に設けられている。5はごぼう押え装置兼用センサー
であり、ごぼう押え体5aがピストン装置5bのピスト
ンロッドに連結されて上下動可能に設けられ、そのごぼ
う押え体5aの下端は上記ごぼう支持案内体1上を送り
出されてきたごぼうをその支持案内体1の下部内面に押
さえつけ、上記カッター3による切断をする際の押さえ
にできるとともに、その状態においてごぼうの先端位置
を示し、その先端位置を感知するセンサーとしての機能
も有することができる。図4のブロック図に示すよう
に、6はごぼう定寸切り用制御装置であり、ごぼう送出
装置2、カッター3、ごぼう押え装置兼用センサー5の
それぞれに信号を送り、あるいはこれらから送られる信
号に基づいてこれらを制御して動作させることができ
る。
【0007】このような主な構成からなるごぼう定寸こ
ま切れ機が得られるが、その作動は以下のようにして行
ない、そのようにごぼう定寸切り用制御装置6を構成す
る。すなわち、ごぼう支持案内体1にごぼうをその太
い方を前側にして入れ、ごぼう送出装置2の当て体2c
にこのごぼうの細い方の端部を当接させたとき、ごぼ
う送出装置2のスライダー2bを動作させて当て体2c
を移動させ、これによりごぼうを前方に送り出す。次
に、その先端がごぼう押え装置兼用センサー5のごぼう
押え体5aの真下に来たとき(これは光センサー等で確
認する。)、このごぼう押え装置兼用センサー5のピス
トン装置5bを動作させてごぼう押え体5aを下降さ
せ、その下降をごぼうを押さえることにより継続でき
ず、ピストン装置5bのピストンが停止したとき、これ
を検知し、ついでそのピストンを当初の位置に戻し、
ごぼう押え体5aをごぼうから引き離すとともに、ごぼ
うの先端位置の検知信号に基づいて演算しその結果によ
りごぼう送出装置2のスライダー2bを動作させて当て
体2cを予め決められた一定の長さ分移動させて停止さ
せ、こぼうをその長さ分だけごぼう支持案内路体1の先
端から突出させる。これと同時にごぼう押え装置兼用
センサー5のピストン装置5bを動作させてごぼう押え
体5aを下降させ、上記と同様にしてごぼうを押さえ、
ピストン装置5bのピストンが停止したとき、カッタ
ー3を進出させてごぼうを垂直に切断し、その切断の後
はカッター3は後退させ、その後退を確認する。この後
上記と同様にして検知したごぼうの先端位置に基づい
て上記、ついで、を行ない、以下同様なことを繰
り返して順次ごぼうをほぼ定寸のこま切れ片に切断する
ことができる。そして、最後に一定長さに満たない端し
切れは、ごぼう送出装置2の当て体2cがその一定長さ
にしようとして移動するが途中で止まるその長さ分がな
いので、その端し切れはごぼう支持案内路体1の先端か
ら落下し、これによりごぼう送出装置2の当て体2cは
ごぼうとの接触を解かれるので、これを検知してこの当
て体2cをスライダー2bの移動により当初の位置に戻
し、再度別のごぼうが供給されるのを待ち、その供給が
あったときに上記と同様に処理する。このようにしてご
ぼうをこま切れにすると、カッターで切断するごぼうの
先端は自由端であるので、その切り口が直截であり、縁
部は角ばっていて潰れて丸みを帯びるようなことがな
く、また、組織も破壊されず、見た目にもよい外観を示
す。
【0008】図5〜7中、Bはごぼう縦割り機であり、
分類案内体11と縦割り装置12からなっている。分類
案内体11は、その背面突部にレール11aが嵌合され
て横方向に移動自在に設けられ、その表面側にはごぼう
のこま切れ片が収容される上面開口の樋状こま切れ片収
容部11bを有し、その下端側にストッパー11cがピ
ストン装置11dにより進退自在に設けられている。縦
割り装置12は、第1〜4の縦割り装置13〜16から
なり、これらは上記レール11aに沿って配設されてい
る。第1の縦割り装置13は図5〜7に示すように上部
を拡開した内径30mmの筒状部13aを有し、その底
部には5枚の切断刃13b・・・がその先端を断面の円
の中心に向けて着脱自在に取り付けられているととも
に、ピストン装置13cを有し、そのピストンロッド先
端には上記筒状部13aに挿脱自在の押圧体13c−1
を有する。図6、7に示すように第2の縦割り装置1
4、第3の縦割り装置15、第4の縦割り装置16もそ
れぞれ内径が24mm、20mm、14mmの筒状部1
4a、15a、16aと、これらのそれぞれに適合する
押圧体14c−1、15c−1、16c−1を有するピ
ストン装置14c、15c、16cと、それぞれ4枚、
3枚、2枚の切断刃14b・・、15b・・、16b・
・を有するほかは第1の縦割り装置13に準じて設けら
れている。図8に示すように、17はごぼう縦割り制御
装置であり、ごぼう定寸切り用制御装置6と相互に信号
のやりとりを行なうとともに、分類案内体11の移動、
ストッパー11cの作動、、第1〜第4の縦割り装置1
3〜16の作動を制御する。なお、上記ごぼう定寸こま
切れ機Aのごぼう押え装置兼用センサー5による太さの
検知は、ごぼう押え体5aの当初位置からの下降位置を
ピストン装置5bを動作させる例えばモータの回転量か
ら検知し、その検知信号をごぼう縦割り制御装置17に
送出しておく。また、上記においてカッター3の動作
は、ごぼう押え装置兼用センサー5のピストン装置5b
のピストンが下降を停止したことの信号により行なう代
わりに、分類案内体11がごぼう支持案内体1の直下に
位置したことの信号を上記ごぼう定寸切り用制御装置6
に送出し、これに基づいて行う。
【0009】このような主な構成からなるごぼう縦割り
機Bが得られるが、その作動は以下のようにして行な
い、そのようにごぼう縦割り制御装置17を構成する。
すなわち、(1)上記ごぼう定寸こま切れ機Aのごぼう
支持案内体1の先端に分類案内体11を位置させ、これ
により定寸に切断されたごぼうの定寸こま切れ片を受け
取る。この際ストッパー11bは進出させておき、定寸
こま切れ片が抜け落ちないようにする。(2)ついでご
ぼう押え装置兼用センサー5の動作によるその定寸こま
切れ片の太さの信号に基づいて演算され、その直径が例
えば20mmより大きく24mmより小さいと判断され
たときは、分類案内体11をレール11aに沿って、そ
の太さに適合した内径を有する図7に示す第2の縦割り
装置14の筒状部14aの直上に移動させてストッパー
11cを後退させ、定寸こま切れ片をその筒状部14a
に落とし込む。それからピストン装置14cを動作させ
て押圧体14c−1を筒状部14aに挿入し、その定寸
こま切れ片を押し込み4枚の切断刃14b・・に押圧し
て縦割りにするとともに、それが終わったとき押圧体1
4c−1を当初の位置に後退させる。(3)その後退を
始めたことの信号に基づいて分類案内体11をごぼう支
持案内体1の先端に移動させるとともに、ストッパー1
1cを進出させ、さらに分類案内体11が再度戻るまで
にすでに定寸に突出しているごぼうをカッターを動作さ
せて切断する。以下、上記(1)〜(3)を順次行って
定寸のこま切れ片をその太さに応じて縦割り装置13〜
16により2〜5つに縦割りにすることができる。最後
の定寸に満たないもの、あるいは直径が11mmに満た
ないごぼうは第1の縦割り装置13と第2の縦割り装置
14の間に分類案内体11を移動させて上記と同様にし
てそこに落下させる。
【0010】このようにして定寸こま切れ片のごぼうは
2〜5つに縦割りされるが、切断刃の数を変えることに
より偶数のみならず奇数に縦割りすることができ、予め
縦割り処理される定寸こま切れ片の直径とこれを何分割
したら縦割り片の断面積をほぼ一定にすることができる
かを定めておき、これに対応して切断刃の枚数を定め
る。この切断刃は図5に示すようにねじ止め等により着
脱自在であり、切れ味が悪くなったら適宜交換すること
ができるが、そのためには切断刃13b・・はその装着
体13b−1が筒状体13aに着脱自在に螺合等により
取り付けられ、その切断刃を交換するときはその装着体
を外す。その装着体の詳細は図示省略したが、装着体の
底部に中心に向かう取り付け用穴を設けておきその内側
面に切断刃を取り付けるようにする。他の縦割り装置1
4〜16についても図示省略したが同様である。上記は
分類案内体11を移動させたが第1〜4の縦割り装置を
移動させても良く、両方を移動させても良い。またその
移動は直線状のみならず円形その他の環状でも良い。ま
た、ごぼう定寸こま切れ機の代わりに乱切りこま切れ片
を用いても良く、その場合にはごぼう押え装置兼用セン
サーの代わりにごぼう抜け防止バーを設けその下にごぼ
うを潜らせてカッターで切断するようにすればよい。そ
の際ごぼう送出装置の当て体の移動とカッターの進出は
同期しなくても良いが、それを同期させて定寸こま切れ
片を作成することもできる。なお、棒状野菜類とはごぼ
うのほかに人参、山芋等細長野菜類で棒状のものであれ
ばこられに限らない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ごぼう等の棒状野菜類
等の太さの異なるこま切れ片、特に定寸のこま切れ片を
縦割りにでき、その際偶数のみならず奇数にも容易に縦
割りでき、しかもそのこま切れ片の縦割りを断面積が一
定になるようにすることができ、さらにごぼう等の棒状
野菜類を定寸にこま切れにすることと、その縦割りを連
続して行うことができ、これらによりごぼう等の棒状野
菜類を無駄なく用いて歩留まりが良く、製造コストを低
減できる棒状野菜類のこま切れ片縦割り機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の機械の一部のごぼう定寸こ
ま切れ機の主要部の側面図である。
【図2】その正面図のカッターの位置関係を示す説明図
である。
【図3】ごぼう送出装置を示す図1の後方から見た説明
図である。
【図4】その定寸こま切れ機の制御方法を示すブロック
図である。
【図5】この実施例の一部のごぼう縦割り機の主要部の
側面図である。
【図6】その斜め上からみた一部の上面図である。
【図7】そのごぼう縦割り機の縦割り装置と分類案内体
を示す一部断面の正面図である。
【図8】そのごぼう縦割り機の制御方法を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 ごぼう支持案内体 2 ごぼう送出装置 3 カッター 5 ごぼう押え装置兼用センサー 6 ごぼう定寸切り用制御装置 11 分類案内体 12 縦割り装置 13〜16 第1〜第4の縦割り装置 17 ごぼう縦割り制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状野菜類の処理対象物をこま切れにす
    るこま切れ片形成手段と、該こま切れ片形成手段からの
    該こま切れ片を受容、排出自在のこま切れ片案内手段
    と、該こま切れ片案内手段から該こま切れ片を受容する
    筒部と該筒部の出口側に直径方向に設けた少なくとも1
    枚の切断刃を有しかつ該筒部に受容した該こま切れ片を
    押し込み該切断刃により縦割りにする押込機構を備えた
    縦割り手段を有する棒状野菜類のこま切れ片縦割り機。
  2. 【請求項2】 棒状野菜類の処理対象物を支持し案内す
    る対象物支持案内手段と、該対象物支持案内手段におい
    て該処理対象物を送り出す対象物送出手段と、該対象物
    送出手段により該対象物支持案内手段において送り出さ
    れた該処理対象物を切断するカッターと、該カッターに
    よる該処理対象物の切断位置より後方に設けられた該処
    理対象物の先端位置を感知するセンサーと、該センサー
    の動作による信号に基づいて上記送出手段を動作させる
    制御装置を有し、該制御装置により該センサーにより感
    知した上記処理対象物の位置に基づいて該送出手段を動
    作させることにより該処理対象物の上記対象物支持案内
    手段における送り出し量を上記カッターにより該処理対
    象物をほぼ一定長さに切断可能に制御する棒状野菜類の
    定寸こま切れ機を有するとともに、該一定長さに切断し
    た定寸こま切れ片を受容、排出自在のこま切れ片案内手
    段と、該こま切れ片案内手段からの該こま切れ片を受容
    する筒部と該筒部の出口側に直径方向に設けた少なくと
    も1枚の切断刃を有しかつ該筒部に受容した該こま切れ
    片を押し込み該切断刃により縦割りにする押込機構を有
    する縦割り手段を備えた棒状野菜類の縦割り機を有する
    棒状野菜類のこま切れ片縦割り機。
  3. 【請求項3】 縦割り手段としてこま切れ片の太さに対
    応した直径の異なる筒部とその直径の大きいものほど多
    い枚数の切断刃を有するようにした複数の縦割り装置を
    設けるとともに、こま切れ片案内手段による該こま切れ
    片を受容すること、該複数の縦割り手段及びこま切れ片
    案内手段の少なくともいずれか一方を移動させることに
    より該こま切れ片をその太さに対応する筒部を有する該
    縦割り手段に対して案内すること及び該縦割り手段によ
    りこま切れ片を縦割りすることの動作を少なくとも制御
    する制御装置を設け、該縦割り手段により形成された該
    こま切れ片の縦て割り片をほぼ一定の断面積に形成する
    請求項1又は2に記載の棒状野菜類のこま切れ片縦割り
    機。
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