JPH09167696A - 誘導結合プラズマ処理装置 - Google Patents

誘導結合プラズマ処理装置

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JPH09167696A
JPH09167696A JP7327421A JP32742195A JPH09167696A JP H09167696 A JPH09167696 A JP H09167696A JP 7327421 A JP7327421 A JP 7327421A JP 32742195 A JP32742195 A JP 32742195A JP H09167696 A JPH09167696 A JP H09167696A
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JP
Japan
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dielectric
chamber
antenna
plasma processing
inductively coupled
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JP7327421A
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Seiichi Fukuda
誠一 福田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、RFアンテナ、プラズマ処理室に
大幅な構造的変更を加えずに、プラズマ密度を均一化す
ることができ、外周壁の不均一な消耗を防止することが
できる誘導結合プラズマ処理装置を提供する。 【解決手段】 本発明を適用した誘導結合プラズマ処理
装置は、外周壁の一部が誘電体11からなるチャンバ1
0と、誘電体11の外周に配設されたRFアンテナ23
と、誘電体11とRFアンテナ23の間であってRFア
ンテナ23の接地端の近傍に設けられた環状の誘電体1
5とを備える。RFアンテナ23は、その接地端が天板
である対抗電極12側に位置するように配設されてい
る。環状の誘電体15は、誘電体11とRFアンテナ2
3の間であって、RFアンテナ23の接地端の近傍に、
すなわちこの誘電体15が設けられていないときにプラ
ズマ密度が高くなる空間113aに対応して配設されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体回路を加工す
るプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の所謂VLSI、ULSI等のよう
に半導体デバイスの高集積化に伴い、半導体チップの面
積が拡大し、ウェーハが大口径化している。また、デザ
インルールが高度に微細化されている。これらにより、
プラズマを用いてドライエッチングを行う所謂プラズマ
CVD装置において、高選択性、実用的なエッチング速
度、良好な堆積速度、低汚染性、良好な再現性を同時に
可能な限り実現することが求められている。
【0003】この多様な要求条件に対応するために、従
来から用いられている所謂平行平板型プラズマ処理装置
に加えて、マグネトロンプラズマ処理装置、ECRプラ
ズマ処理装置が開発され、また実用化されてきた。
【0004】また、近年、構造が簡単、コストが安い等
の理由で誘導結合プラズマを用い、上述の要求条件を満
足するプラズマ処理装置の開発が、大学や企業を中心に
進められている。そして、一部には既に誘導結合型プラ
ズマを用いたプラズマ処理装置が実用化されている。プ
ラズマ処理装置において、反応性ガスをプラズマ化し、
半導体基板表面での反応を精密に制御するためには、プ
ラズマ自体の精密な制御が必要である。
【0005】ここで、従来の誘導結合プラズマ処理装置
の構成について説明する。
【0006】従来の誘導結合プラズマ処理装置は、図3
に示すように、外周壁の一部が誘電体111からなる円
筒状のチャンバ110と、上記誘電体111の外周に複
数回巻かれたRFアンテナ123と、上記RFアンテナ
123に高周波電力を供給する誘導結合プラズマ用高周
波電源121と、半導体基板101を搭載する基板設置
電極133と、上記半導体基板101とチャンバ110
の天板である対抗電極112間に高周波の電圧を印加す
る基板バイアス用高周波電源131とを備える。
【0007】チャンバ110の外周壁の一部である誘電
体111は石英からなり、この誘導結合プラズマ処理装
置では、誘導結合プラズマ用高周波電源121からブロ
ッキングコンデンサ122を介し、RFアンテナ123
に高周波電力を供給してプラズマ放電を起こさせること
により、半導体基板101と対抗電極(アノード)11
2の間の空間(以下、プラズマ処理室という。)113
にプラズマを発生する。
【0008】そして、このプラズマが発生した状態にお
いて、基板バイアス用高周波電源131からブロッキン
グコンデンサ132及び基板設置電極133を介して、
半導体基板101に高周波のバイアス電圧を印加するこ
とにより、この誘導結合プラズマ処理装置では、半導体
基板101を、例えばエッチングするようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のRF
アンテナ123に相当するコイル状のアンテナのインピ
ーダンスZは、式1に示すように表される。
【0010】 Z=R+j(ωL−1/(ωC)) ・・・ (1) R:レジスタンス L:インダクタンス C:キャパシタンス ω:角周波数 この式1で表されるインピーダンスZのリアクタンス成
分は、式2で表される。
【0011】 リアクタンス成分=j(ωL−1/(ωC)) ・・・ (2) アンテナのある一点xにおける電圧をV、電流をIとす
ると、式3が成立し、V=ZIが成立する。
【0012】
【数1】
【0013】式2で表されるリアクタンス成分は、アン
テナの材質の特性インピーダンスにより、アンテナの長
さによって変化する。このため、アンテナの始点(高周
波電力供給端)付近と終点(接地端)付近において、電
位差を生じる。このアンテナの長さにより生じる電位差
は、プラズマ処理室113内に発生するプラズマの密度
に対しても影響を及ぼす。具体的には、上述の図3に示
すように、コイルの上部に位置する空間113aのプラ
ズマ密度が高くなる。そして、アンテナが長くなるほ
ど、プラズマ密度も不均一となる。このプラズマ密度の
不均一性は、誘導結合プラズマ処理装置の例えばエッチ
ング等の加工性能に悪影響を及ぼすのみならず、プラズ
マ処理室113に隣接した誘電体111を含む外周壁を
不均一に消耗させたり、プラズマ処理室113内の一部
のみの温度を上昇させる等の作用を引き起こす。
【0014】また、図4に示すように、円筒状のチャン
バ140の天板が誘電体141からなると共に、その外
周壁の一部が対抗電極142であり、誘電体141の上
部に螺旋状に巻かれたRFアンテナ124を備える従来
の誘導結合プラズマ処理装置においては、RFアンテナ
124の中心部分に対応するプラズマ処理室143内の
空間143aの電磁波が、外周部のコイルとの相互作用
により強くなって、図4に示すように、空間143aの
プラズマ密度が不必要に高くなり、上述した加工性能、
誘電体141の損傷等の問題があった。なお、図3に示
す誘導結合プラズマ処理装置と同じ構成部品について
は、同じ符号を付して、説明を省略する。
【0015】そこで、上述した従来の誘導結合プラズマ
処理装置の問題点を解決するため、RFアンテナを複数
の等しい長さに分割する等が試みられているが、構造が
複雑になる等の問題がある。
【0016】本発明は、上述のような実情に鑑みてなさ
れたものであり、RFアンテナ及びプラズマ処理室に大
幅な構造的変更を加えずに、プラズマ処理室内のプラズ
マ密度を均一化することができ、例えばエッチング等の
加工性能が良好であって、外周壁の不均一な消耗を防止
することができる誘導結合プラズマ処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る誘導結合プ
ラズマ処理装置は、一部が電磁波を透過する第1の誘電
体からなるチャンバと、チャンバの第1の誘電体の外側
に配設された電磁波を発生するアンテナと、第1の誘電
体とアンテナの間であって、第1の誘電体の一部に対応
して配設された電磁波を透過する第2の誘電体とを備え
ることを特徴とする。そして、この誘導結合プラズマ処
理装置では、第2の誘電体を設けることにより、プラズ
マ処理室内に浸透する電磁波の強度を実効的に均等にす
ることができ、均一なプラズマ密度を作り出すことがで
きる。
【0018】また、本発明に係る誘導結合プラズマ処理
装置は、一部が電磁波を透過する誘電体からなるチャン
バと、チャンバの誘電体の外側に配設された電磁波を発
生するアンテナとを備え、誘電体の一部を厚くしたこと
を特徴とする。そして、この誘導結合プラズマ処理装置
では、誘電体の一部を厚くすることにより、プラズマ処
理室内に浸透する電磁波の強度を実効的に均等にするこ
とができ、均一なプラズマ密度を作り出すことができ
る。
【0019】また、本発明に係る誘導結合プラズマ処理
装置は、一部が電磁波を透過する誘電体からなるチャン
バと、チャンバの誘電体の外側に配設された電磁波を発
生するアンテナとを備え、誘電体を、互いに異なる誘電
率の第1の誘電体と第2の誘電体とから形成したことを
特徴とする。そして、この誘導結合プラズマ処理装置で
は、例えば第1の誘電体の誘電率を高くすることによ
り、プラズマ処理室内に浸透する電磁波の強度を実効的
に均等にすることができ、均一なプラズマ密度を作り出
すことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る誘導結合プラ
ズマ処理装置の実施の形態について図面を用いて詳細に
説明する。
【0021】(1)実施例1 本発明を適用した誘導結合プラズマ処理装置は、例えば
図1に示すように、外周壁の一部が誘電体11からなる
円筒状のチャンバ10と、上記誘電体11の外周に複数
回巻かれたRFアンテナ23と、上記RFアンテナ23
に高周波電力を供給する誘導結合プラズマ用高周波電源
21と、半導体基板1を搭載する基板設置電極33と、
上記半導体基板1とチャンバ10の天板である対抗電
極12間に高周波の電圧を印加する基板バイアス用高周
波電源31と、上記誘電体11とRFアンテナ23の間
であって、RFアンテナ23の接地端の近傍に設けられ
た環状の誘電体15とを備える。
【0022】チャンバ10の外周壁の一部である誘電体
11及びその外周に配設された誘電体15は、例えば石
英からなり、この誘導結合プラズマ処理装置では、誘導
結合プラズマ用高周波電源21からブロッキングコンデ
ンサ22を介し、RFアンテナ23に高周波電力を供給
してプラズマ放電を起こさせることにより、半導体基板
1と対抗電極(アノード)12の間の空間(以下、プラ
ズマ処理室という。)13にプラズマを発生する。
【0023】そして、このプラズマが発生した状態にお
いて、基板バイアス用高周波電源31からブロッキング
コンデンサ32及び基板設置電極33を介して、半導体
基板1に高周波のバイアス電圧を印加することにより、
この誘導結合プラズマ処理装置では、半導体基板1を、
例えばエッチングするようになっている。
【0024】ここで、複数回巻かれたコイル状のRFア
ンテナ23は、その接地端が天板である対抗電極12側
に位置するように配設されている。そして、環状の誘電
体15は、誘電体11とRFアンテナ23の間であっ
て、RFアンテナ23の接地端の近傍に、すなわち従来
の技術で述べたようにこの誘電体15が設けられていな
いときにプラズマ密度が高くなる図3に示す空間113
aに対応して配設されている。これにより、プラズマ処
理室13内に浸透する電磁波の強度が実行的に均等にな
り、プラズマ処理室13内のプラズマ密度を均一化する
ことができる。
【0025】以上のように、チャンバ10の外周壁の一
部を誘電体11とし、この誘電体11の外側にRFアン
テナ23を配設した構造の誘導結合プラズマ処理装置で
は、RFアンテナ23の接地端に近くなるほど、すなわ
ちコイル上部に近くなるほどプラズマ密度が高くなる
が、この実施例では、図1に示すように、RFアンテナ
23と誘電体11の間であって、プラズマ密度が高くな
る空間に対応した誘電体11の一部の外周に直径が一回
り大きい誘電体15を取り付けることにより、プラズマ
処理室13内のプラズマ密度を均一化し、従来の装置で
問題となっていた誘電体11の表面の局所的な損傷を防
止することができる。換言すると、RFアンテナ及びプ
ラズマ処理室に大幅な構造的変更を加えずに、プラズマ
処理室内のプラズマ密度を均一化することができ、誘電
体、すなわち外周壁の不均一な消耗を防止することがで
き、かつ誘電体のライフを伸ばすことができるので、生
産性を向上させることができる。また、例えばエッチン
グ等の加工性能を向上させることができる。
【0026】(2)実施例2 つぎに、本発明を適用した誘導結合プラズマ処理装置の
第2の実施例を説明する。なお、第1の実施例の誘導結
合プラズマ処理装置と同じ構成部品については、同じ符
号を付している。
【0027】この誘導結合プラズマ処理装置は、例えば
図2に示すように、天板が誘電体41からなる円筒状の
チャンバ40と、上記誘電体41の上部に螺旋状に巻か
れたRFアンテナ24と、上記RFアンテナ24に高周
波電力を供給する誘導結合プラズマ用高周波電源21
と、半導体基板1を搭載する基板設置電極33と、上記
半導体基板1と、チャンバ40の外周壁の一部である対
抗電極42間に高周波の電圧を印加する基板バイアス用
高周波電源31と、上記誘電体41とRFアンテナ24
の間であって、RFアンテナ24の中心部分に設けられ
た円盤状の誘電体45とを備える。
【0028】チャンバ40の天板である誘電体41及び
その上部に配設された誘電体45は、例えば石英からな
り、この誘導結合プラズマ処理装置では、誘導結合プラ
ズマ用高周波電源21からブロッキングコンデンサ22
を介し、RFアンテナ24に高周波電力を供給してプラ
ズマ放電を起こさせることにより、半導体基板1と誘電
体41の間の空間(以下プラズマ処理室という。)43
にプラズマを発生する。
【0029】そして、このプラズマが発生した状態にお
いて、基板バイアス用高周波電源31からブロッキング
コンデンサ32及び基板設置電極33を介して、半導体
基板1に高周波のバイアス電圧を印加することにより、
この誘導結合プラズマ処理装置では、半導体基板1を、
例えばエッチングするようになっている。
【0030】ここで、円盤状の誘電体45は、誘電体4
1とRFアンテナ24の間であって、RFアンテナ24
の中心部分に、すなわち従来の技術で述べたようにこの
誘電体45が設けられていないときにプラズマ密度が高
くなる図4に示す空間143aに対応して配設されてい
る。これにより、プラズマ処理室43内に浸透する電磁
波の強度が実行的に均等になり、プラズマ処理室43内
のプラズマ密度を均一化することができる。
【0031】以上のように、チャンバ40の天板を誘電
体41とし、この誘電体41の上部に螺旋状のRFアン
テナ24を配設した構造の誘導結合プラズマ処理装置で
は、RFアンテナ24の中心部分の電磁波が外周部のコ
イルとの相互作用により強くなり、RFアンテナ24の
中心部分のプラズマ密度が高くなるが、この実施例で
は、図2に示すように、RFアンテナ24と誘電体41
の間であって、プラズマ密度が高くなる空間に対応して
誘電体41を取り付けることにより、中心部分のプラズ
マ密度を低下させてプラズマ処理室43内のプラズマ密
度を均一化し、誘電体41の表面の局部的損傷及び局所
的な温度上昇を抑制することができる。換言すると、R
Fアンテナ及びプラズマ処理室に大幅な構造的変更を加
えずに、プラズマ処理室内のプラズマ密度を均一化する
ことができ、誘電体、すなわち外周壁の不均一な消耗を
防止することができ、かつ誘電体のライフを伸ばすこと
ができるので、生産性を向上させることができる。ま
た、例えばエッチング等の加工性能を向上させることが
できる。
【0032】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、例えば、誘電体15、45を設ける代わ
りに、プラズマ密度が高くなる空間113a、143a
(図3、4)に対応する誘電体11、41の部分の厚さ
を厚くするようにしてもよい。また、例えば、誘電体1
5、45を設ける代わりに、プラズマ密度が高くなる空
間113a、143a(図3、4)に対応する誘電体1
1、41の部分の誘電率を他の部分に比して高くするよ
うにしてもよい。さらに、例えば、誘電体15、45を
取り外し可能にし、必要に応じて種々の誘電率の誘電体
を取り付けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明でも明らかなように、本発明
に係る誘導結合プラズマ処理装置は、一部が電磁波を透
過する第1の誘電体からなるチャンバと、チャンバの第
1の誘電体の外側に配設された電磁波を発生するアンテ
ナと、第1の誘電体とアンテナの間であって、第1の誘
電体の一部に対応して配設された電磁波を透過する第2
の誘電体とを備えることを特徴とする。そして、この誘
導結合プラズマ処理装置では、第2の誘電体を設けるこ
とにより、プラズマ処理室内に浸透する電磁波の強度を
実効的に均等にすることができ、均一なプラズマ密度を
作り出すことができる。
【0034】また、本発明に係る誘導結合プラズマ処理
装置は、一部が電磁波を透過する誘電体からなるチャン
バと、チャンバの誘電体の外側に配設された電磁波を発
生するアンテナとを備え、誘電体の一部を厚くしたこと
を特徴とする。そして、この誘導結合プラズマ処理装置
では、誘電体の一部を厚くすることにより、プラズマ処
理室内に浸透する電磁波の強度を実効的に均等にするこ
とができ、均一なプラズマ密度を作り出すことができ
る。
【0035】また、本発明に係る誘導結合プラズマ処理
装置は、一部が電磁波を透過する誘電体からなるチャン
バと、チャンバの誘電体の外側に配設された電磁波を発
生するアンテナとを備え、誘電体を、互いに異なる誘電
率の第1の誘電体と第2の誘電体とから形成したことを
特徴とする。そして、この誘導結合プラズマ処理装置で
は、例えば第1の誘電体の誘電率を高くすることによ
り、プラズマ処理室内に浸透する電磁波の強度を実効的
に均等にすることができ、均一なプラズマ密度を作り出
すことができる。
【0036】したがって、本発明では、プラズマに接触
する誘電体表面の局所的損傷を防止することができ、誘
電体のライフが伸びるので生産性を向上させることがで
きる。また、プラズマ密度の不均一性に起因する加工の
不均一性を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した誘導結合プラズマ処理装置
の構造を示す模式図である。
【図2】 本発明を適用した誘導結合プラズマ処理装置
の構造を示す模式図である。
【図3】 従来の誘導結合プラズマ処理装置の構造を示
す模式図である。
【図4】 従来の誘導結合プラズマ処理装置の構造を示
す模式図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 10、40 チャンバ 11、41 誘電体 12、42 対抗電極 13、43 プラズマ室 15、45 誘電体 21 誘導結合プラズマ用高周波電源 23、24 RFアンテナ 31 基板バイアス用高周波電源 33 基板設置電極

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘導結合プラズマを用いるプラズマ処理
    装置において、 一部が電磁波を透過する第1の誘電体からなるチャンバ
    と、 上記チャンバの第1の誘電体の外側に配設された電磁波
    を発生するアンテナと、 上記第1の誘電体とアンテナの間であって、第1の誘電
    体の一部に対応して配設された電磁波を透過する第2の
    誘電体と、 を備えることを特徴とする誘導結合プラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記チャンバが円筒状であって、チャン
    バの外周壁の一部が上記第1の誘電体からなり、上記ア
    ンテナがコイル状であって第1の誘電体の外側に配設さ
    れると共に、アンテナの接地端がチャンバの天板側にあ
    り、 上記第2の誘電体を、環状とすると共に、上記第1の誘
    電体とアンテナの間であって上記チャンバの天板の近傍
    に設けたことを特徴とする請求項1記載の誘導結合プラ
    ズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 上記チャンバが円筒状であって、チャン
    バの円盤状の天板が上記第1の誘電体からなり、上記ア
    ンテナが螺旋状であって第1の誘電体の上部に配設さ
    れ、 上記第2の誘電体を、円盤状とすると共に、上記第1の
    誘電体とアンテナの間であってアンテナの中心部分に対
    応して設けたことを特徴とする請求項1記載の誘導結合
    プラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の誘電体が取り外し可能なこと
    を特徴とする請求項2又は3記載の誘導結合プラズマ処
    理装置。
  5. 【請求項5】 誘導結合プラズマを用いるプラズマ処理
    装置において、 一部が電磁波を透過する誘電体からなるチャンバと、 上記チャンバの誘電体の外側に配設された電磁波を発生
    するアンテナとを備え、 上記誘電体の一部を厚くしたことを特徴とする誘導結合
    プラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 上記チャンバが円筒状であって、チャン
    バの外周壁の一部が上記誘電体からなり、上記アンテナ
    がコイル状であって誘電体の外側に配設されると共に、
    アンテナの接地端がチャンバの天板側にあり、 チャンバの天板に近い上記誘電体の部分を厚くしたこと
    を特徴とする請求項5記載の誘導結合プラズマ処理装
    置。
  7. 【請求項7】 上記チャンバが円筒状であって、チャン
    バの円盤状の天板が上記誘電体からなり、上記アンテナ
    が螺旋状であって誘電体の上部に配設され、 上記円盤状の誘電体の中心部分を厚くしたことを特徴と
    する請求項5記載の誘導結合プラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】 誘導結合プラズマを用いるプラズマ処理
    装置において、 一部が電磁波を透過する誘電体からなるチャンバと、 上記チャンバの誘電体の外側に配設された電磁波を発生
    するアンテナとを備え、 上記誘電体を、互いに異なる誘電率の第1の誘電体と第
    2の誘電体とから形成したことを特徴とする誘導結合プ
    ラズマ処理装置。
  9. 【請求項9】 上記チャンバが円筒状であって、チャン
    バの外周壁の一部が上記誘電体からなり、上記アンテナ
    がコイル状であって誘電体の外側に配設されると共に、
    アンテナの接地端がチャンバの天板側にあり、 チャンバの天板に近い上記第1の誘電体の誘電率を、上
    記第2の誘電率よりも高くしたことを特徴とする請求項
    8記載の誘導結合プラズマ処理装置。
  10. 【請求項10】 上記チャンバが円筒状であって、チャ
    ンバの円盤状の天板が上記誘電体からなり、上記アンテ
    ナが螺旋状であって誘電体の上部に配設され、 円盤状の誘電体の中心部分である上記第1の誘電体の誘
    電率を、円盤状の誘電体の周辺部分である上記第2の誘
    電体の誘電率よりも高くしたことを特徴とする請求項8
    記載の誘導結合プラズマ処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11167037A (ja) * 1997-10-02 1999-06-22 Samsung Electron Co Ltd 誘導結合プラズマ装置を利用する光導波路素子製造方法
KR100363820B1 (ko) * 1998-06-19 2002-12-06 도쿄 엘렉트론 가부시키가이샤 플라스마 처리장치
KR100701376B1 (ko) * 2005-12-28 2007-03-28 동부일렉트로닉스 주식회사 반도체 플라즈마 식각 장치
JP2012190957A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 薄膜形成装置

Cited By (4)

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