JPH09166240A - バルブ開閉誤操作防止機構 - Google Patents

バルブ開閉誤操作防止機構

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Publication number
JPH09166240A
JPH09166240A JP32494495A JP32494495A JPH09166240A JP H09166240 A JPH09166240 A JP H09166240A JP 32494495 A JP32494495 A JP 32494495A JP 32494495 A JP32494495 A JP 32494495A JP H09166240 A JPH09166240 A JP H09166240A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
stem
handle
valve handle
operating portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP32494495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahide Kaneko
雅英 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP32494495A priority Critical patent/JPH09166240A/ja
Publication of JPH09166240A publication Critical patent/JPH09166240A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】目的とするバルブ以外のバルブの開操作を防止
し、またバルブの閉状態を確認しうるバルブ開閉誤操作
防止機構を提供する。 【解決手段】バルブハンドルの操作によって回転してバ
ルブの開閉を行なうステム、該ステム上部に嵌め込み可
能な穴を動作部に設けてなるバルブハンドル、及び該ス
テム上部の近傍に固定して設けられてなり、且つバルブ
が閉の状態でバルブハンドルの動作部が通過して該ステ
ム上部に該バルブハンドルの動作部に設けた穴が嵌め込
み可能となってバルブハンドルによるバルブの開閉操作
を可能とし該操作によってステムを回転させてバルブを
開の状態にすると該バルブハンドルをステムから取り外
せないようにする通過孔を設けてなる邪魔板を具備して
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルブ開閉誤操作防止
機構に関し、詳しくは複数のバルブが存在する際に、目
的とするバルブ以外のバルブの開操作を防止し、またバ
ルブの閉状態を確認しうるバルブ開閉誤操作防止機構に
関する。
【0002】
【従来技術】図1は本発明の背景となる従来のバルブの
一例を示す斜視図である。かかるボ−ルバルブ1は、通
路8を設けてなる本体2を有する。本体2の内部には通
路8の開閉を支配するボ−ルを有し、該ボ−ルの上部に
設けられた溝に係合するようステム3が上下方向に設け
られている。該ステム3は本体2上部の穴を通ってグラ
ンド4によって固定され、グランド4はグランドボルト
5により両端を固着される。バルブ1はバルブハンドル
6によってステム3を回転させて開閉する。バルブハン
ドル6にはステム3上部に嵌め込み可能な穴7があり、
これにステム3上部を嵌め込み回転操作に供する。
【0003】上記の通り、通常のバルブは、弁の開閉を
操作する機能とシ−ルする機能を有している。しかしな
がらかかるバルブでは、開閉操作をロックする機能がな
く、このため閉にしておくべきバルブを誤って開にして
しまい配合製造品を無駄にすることがあった。例えばボ
−ルバルブが使用されているプロセス配管などでヘッダ
−などにより分岐され仕込み先が複数存在したり、ある
いは仕込み場所において異品種用の複数配管が存在し
て、同一形状のバルブが並んでいるときに、上記誤操作
が発生しやすい。
【0004】また通常のボ−ルバルブなどでは開閉状態
がバルブの外観から判断しがたい。このため配管やバル
ブに色付けをしたり、バルブの閉の位置に印をつけるな
どして誤操作の防止や開閉状態の確認がなされてきたが
不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、バルブの開閉誤操作を防止し、またバルブの閉状態
を確認できるバルブ開閉誤操作防止機構を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、バルブ
ハンドルの操作によって回転してバルブの開閉を行なう
ステム、該ステム上部に嵌め込み可能な穴を動作部に設
けてなるバルブハンドル、及び該ステム上部の近傍に固
定して設けられてなり、且つバルブが閉の状態でバルブ
ハンドルの動作部が通過して該ステム上部に該バルブハ
ンドルの動作部に設けた穴が嵌め込み可能となってバル
ブハンドルによるバルブの開閉操作を可能とし該操作に
よってステムを回転させてバルブを開の状態にすると該
バルブハンドルをステムから取り外せないようにする通
過孔を設けてなる邪魔板を具備してなることを特徴とす
るバルブ開閉誤操作防止機構が提供される。
【0007】
【実施例】次に図2〜図4を参照して、本発明の好適実
施例に従うバルブ開閉誤操作防止機構を説明する。
【0008】図2は本発明の機構の一実施例を示す斜視
図である。
【0009】バルブ1は、バルブハンドルの操作によっ
て回転してバルブの開閉を行なうステム3を具備する通
常のバルブである。
【0010】バルブハンドル6は、ステム3上部に嵌め
込み可能な穴10が設けられた動作部9を備える。該動
作部9は、その周縁形状が円柱の側面部に突起部11を
有する形状でありハンドルから取り外しも可能である。
該動作部9の平面図を図3に示す。
【0011】邪魔板12は、ステム上部の近傍で、グラ
ンド4と平行に且つ間隔をもった位置に固定して設けら
れる。具体的には、図2の通り、該邪魔板12をグラン
ド4とともにナットを2つ備えたボルト14により両端
を固着できる。該邪魔板の素材は、ステンレス、銅など
の金属やプラスチックなどが使用できる。
【0012】該邪魔板12は、バルブが閉の状態でバル
ブハンドル6の動作部9が通過して該ステム3上部に該
バルブハンドルの動作部9に設けた穴10が嵌め込み可
能となってバルブハンドルによるバルブの開閉操作を可
能とし、該操作によってステムを回転させてバルブを開
の状態にすると該バルブハンドルをステムから取り外せ
ないようにする通過孔15を設けてなる。該邪魔板12
の平面図を図4に示す。
【0013】該通過孔15の形状は円形であり、加え
て、バルブが閉の状態で嵌め込んだバルブハンドルがバ
ルブが開の状態ではステムから取り外せないようにする
ための切欠16を有する形状である。該切欠16はバル
ブハンドル6の動作部9の突起部11の形状よりわずか
に大きい形状である。
【0014】該通過孔の切欠の位置は、バルブが閉の状
態でバルブハンドルの動作部及びその突起部が邪魔板の
通過孔15及び切欠16を通過して該ステムの上部にバ
ルブハンドルの動作部に設けた穴が嵌め込み可能となる
ように決定される。このように該通過孔15の切欠16
とバルブハンドル6の動作部9の突起部11は位置を合
わせて設けるようにする。また該突起部11の位置は該
通過孔15の切欠16を通過して邪魔板12よりバルブ
本体に近くなるように決める。
【0015】すなわちバルブに備えた邪魔板の通過孔の
切欠の位置に突起部の位置が合った動作部を備えたバル
ブハンドルでないと該バルブが開閉できないことにな
る。
【0016】以上の通り、ステム、バルブハンドル、邪
魔板を具備してなる本発明のバルブ開閉誤操作防止機構
は、バルブハンドルと邪魔板が一対となって、他のバル
ブハンドルでは邪魔板を通過できないので、目的とする
バルブハンドルを選択すれば、目的以外のバルブを誤っ
て開操作することがない。またバルブが閉以外の状態で
はバルブハンドルがステムから取り外せないので、バル
ブの閉め忘れが防止でき、さらにバルブの所にバルブハ
ンドルがなければバルブの閉状態を確認できる。
【0017】次いで図5を参照して、上記バルブ開閉誤
操作防止機構が複数個ある場合を説明する。
【0018】図5は、3個の隣り合うバルブ上に設けた
邪魔板21、22、23の平面図である。各通過孔の切
欠24、25、26が異なる位置に設けられている。
【0019】このように2個以上のバルブ開閉誤操作防
止機構においては、それぞれのバルブハンドルの動作部
周縁の突起部及び邪魔板の通過孔の切欠の位置が異なる
ようにそれぞれの位置を決定する。具体的には、バルブ
ハンドルと邪魔板とを一対として、バルブハンドルの動
作部周縁の突起部の位置と邪魔板の通過孔の切欠の位置
を合わせて、それぞれのバルブごとに異なる位置とした
り、あるいは複数個の突起部とそれと同数個の切欠を設
けたりして区別がつくようにするものである。加えて、
バルブハンドルと邪魔板に色を付けるなどしてさらに明
確にしてもよい。
【0020】さらにこれらのバルブに合致する各バルブ
ハンドルを任意の場所に集めて掲示し、該ハンドルが該
場所にあることで該バルブが閉の状態であることを確認
する。動作部を固定したバルブハンドルだけでなく、バ
ルブハンドルを共用として動作部のみを集めて掲示して
もよい。各バルブハンドルあるいは動作部のみの掲示場
所には、該バルブハンドルが使用可能なバルブの名称を
表示したり色分けしてもよい。これにより目的とするバ
ルブハンドルの選択が容易になる。
【0021】このように一カ所に集めることで工程作業
の確認が容易になる。
【0022】
【発明の効果】本発明のバルブ開閉誤操作防止機構によ
れば、複数のバルブが存在する際に、目的とするバルブ
以外のバルブの開操作を防止でき、またバルブの閉状態
の確認が容易なので工程作業の確認が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の背景となる従来のバルブの一例を示す
斜視図。
【図2】本発明の好適実施例に従うバルブ開閉誤操作防
止機構を示す斜視図。
【図3】図2に示したバルブハンドルに設けられる動作
部の平面図。
【図4】図2に示した邪魔板の平面図。
【図5】図2に示すバルブ開閉誤操作防止機構が3個隣
り合うバルブ上に設けた邪魔板の平面図。
【符号の説明】
1 バルブ 3 ステム 4 グランド 6 バルブハンドル 9 動作部 10 穴 11 突起部 12 邪魔板 14 ボルト 15 通過孔 16 切欠 21〜23 邪魔板 24〜26 切欠

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブハンドルの操作によって回転してバ
    ルブの開閉を行なうステム、該ステム上部に嵌め込み可
    能な穴を動作部に設けてなるバルブハンドル、及び該ス
    テム上部の近傍に固定して設けられてなり、且つバルブ
    が閉の状態でバルブハンドルの動作部が通過して該ステ
    ム上部に該バルブハンドルの動作部に設けた穴が嵌め込
    み可能となってバルブハンドルによるバルブの開閉操作
    を可能とし該操作によってステムを回転させてバルブを
    開の状態にすると該バルブハンドルをステムから取り外
    せないようにする通過孔を設けてなる邪魔板を具備して
    なることを特徴とするバルブ開閉誤操作防止機構。
  2. 【請求項2】バルブハンドルの動作部の周縁形状が円柱
    の側面部に突起部を有する形状であり、邪魔板の通過孔
    の形状が円形に加えて切欠を有する形状であって、該通
    過孔の切欠がバルブハンドルの動作部の突起部の形状よ
    りわずかに大きく且つ通過孔の切欠の位置にバルブハン
    ドルの動作部の突起部の位置を合わせることによって、
    バルブハンドルの動作部及びその突起部が邪魔板の通過
    孔及び切欠を通過して該ステムの上部にバルブハンドル
    の動作部に設けた穴が嵌め込み可能となるようにしてな
    る請求項1記載のバルブ開閉誤操作防止機構。
  3. 【請求項3】2個以上の請求項2記載のバルブ開閉誤操
    作防止機構において、それぞれのバルブハンドルの動作
    部周縁の突起部の位置が異なるバルブ開閉誤操作防止機
    構。
  4. 【請求項4】バルブに合致するハンドルを任意の場所に
    掲示し、該ハンドルが該場所にあることで該バルブが閉
    の状態であることを確認する請求項1ないし3のいずれ
    か1項記載のバルブ開閉誤操作防止機構。
JP32494495A 1995-12-14 1995-12-14 バルブ開閉誤操作防止機構 Pending JPH09166240A (ja)

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JP32494495A JPH09166240A (ja) 1995-12-14 1995-12-14 バルブ開閉誤操作防止機構

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JP32494495A JPH09166240A (ja) 1995-12-14 1995-12-14 バルブ開閉誤操作防止機構

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JPH09166240A true JPH09166240A (ja) 1997-06-24

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ID=18171375

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32494495A Pending JPH09166240A (ja) 1995-12-14 1995-12-14 バルブ開閉誤操作防止機構

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JP (1) JPH09166240A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010043659A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Maeda Valve Kogyo Kk 止水栓
JP2019124357A (ja) * 2018-01-18 2019-07-25 ゲオルク フィッシャー ローアライトゥングスズュステーメ アクチェンゲゼルシャフトGeorg Fischer Rohrleitungssysteme AG ハンドレバー

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