JPH09165945A - ハンドル機構及び該ハンドル機構を備えた窓開閉操作装置 - Google Patents

ハンドル機構及び該ハンドル機構を備えた窓開閉操作装置

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JPH09165945A
JPH09165945A JP34788395A JP34788395A JPH09165945A JP H09165945 A JPH09165945 A JP H09165945A JP 34788395 A JP34788395 A JP 34788395A JP 34788395 A JP34788395 A JP 34788395A JP H09165945 A JPH09165945 A JP H09165945A
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Masaichi Ichihara
政一 櫟原
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Chuo Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付部に対し少くとも収納位置と突出位置を
有するようにハンドルを支持し、簡単な構造で円滑にハ
ンドルを突出させ得ると共に、突出時にハンドルが取付
部の表面に接触しないように確実にハンドルを保持し得
るようにする。 【解決手段】 取付部(蓋体9)の表面に対して平行な
軸を中心に回動自在に保持部材80を支持する。この保
持部材は取付部に支持する支持部81と、この支持部か
ら取付部の表面と略平行な方向に延出しノブ74の側面
を挾持する一対の腕部82と、支持部から押釦90の移
動方向に延出し押釦の移動に応じて係合するように配置
する少くとも一つの脚部83を有する。そして、押釦の
操作に応じて保持部材の一対の腕部の少くとも一方によ
りハンドル70を突出方向に押圧すると共に、ノブを一
対の腕部間に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取付部に対し少く
とも収納位置と突出位置を有するようにハンドルを支持
し、このハンドルを突出位置とした後に操作するハンド
ル機構に係る。
【0002】また、本発明は、上記ハンドル機構を備え
た窓開閉操作装置に関し、特に、開放方向に付勢された
窓にワイヤを連結し、このワイヤを前記ハンドルの回転
操作によって巻き取って窓を閉状態とすると共に、ワイ
ヤの保持を解除することにより直ちに窓を開状態とする
窓開閉操作装置に係る。
【0003】
【従来の技術】従来より、建物の高所に配設される排煙
窓等を開閉操作する装置として、窓に一端を連結したワ
イヤを巻き取って保持することにより閉状態とすると共
に、ワイヤの保持を解除したときには窓の自重及び/又
は開放機構の付勢力によって直ちに開状態とする窓開閉
操作装置が知られている。この種の窓開閉操作装置は、
窓に一端を連結したワイヤを巻き取る巻取手段と、巻き
取った状態を保持し、窓を開放する際にはこれを解除す
る保持/解除手段を備えている。一般的には、巻取手段
として巻取機構とハンドル機構をクラッチ機構を介して
連結した機構が用いられ、保持/解除手段としてラチェ
ット機構と押ボタン式の解除機構を組み合せた機構が用
いられている。更に、特開平7−113370号公報に
は閉窓時における巻取ドラムの減速機能と、開窓時にお
いて巻取ドラムと入力軸との駆動連結を外すクラッチ機
能を遊星歯車機構1つで賄うようにした高窓の開閉操作
装置が開示されている。
【0004】そして、ハンドル機構に関し、例えば特開
平4−350280号公報に開示された機構によれば、
開釦の鍔部により可動ハンドル保持体が保持解除位置に
移動してハンドルの格納凹部への保持とノブの格納室へ
の保持が解除され、ハンドルはその回転軸に作用する付
勢によって格納凹部内からボックス本体の正面側に突出
し、ノブは格納室内における付勢により格納室内から突
出してハンドルの正面からさらに突出する位置まで移動
する。これにより、ハンドルが回転操作し得る状態とな
る。而して、開窓状態から閉窓する際には、ハンドルの
ノブを摘むことによって巻取り方向に回転操作すると、
まず、開釦保持用作動体による開釦の押込位置への保持
が解除されることにより開釦が付勢にしたがって復帰位
置に移動する。これにともない、開釦のストッパによる
回転軸の駆動体への連結の阻止が解除され、回転軸が付
勢にしたがって駆動体と連結する位置に移動する。この
ように、ハンドルだけでなくそのノブもボックス本体の
正面から突出しない収納位置に格納することができると
ともに、ハンドルとノブを操作可能な状態に突出させる
動作を、開釦の押込みによる開窓の操作と連動させて行
うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平4−350
280号公報に記載されたハンドル機構においては、そ
の実施例に示すように、ハンドル(30)は圧縮コイル
ばね(29)によって正面カバー(3)から突出する方
向に付勢されている。然し乍ら、この機構によれば、ハ
ンドル(30)を正面カバーから取り出す際に、圧縮コ
イルばね(29)によるハンドル(30)の突出方向へ
の付勢力によって、ハンドル(30)が勢いよく突出し
て正面カバー(3)方向に回転し、これに接触し表面を
傷つけるおそれがある。
【0006】そこで、本発明は、取付部に対し少くとも
収納位置と突出位置を有するようにハンドルを支持し、
このハンドルをノブによって操作するハンドル機構にお
いて、簡単な構造で円滑にハンドルを突出させ得ると共
に、突出時にハンドルが取付部の表面に接触しないよう
に確実にハンドルを保持し得るようにすることを目的と
する。
【0007】また、本発明は、ハウジングに形成した凹
部内に、ハンドルを円滑に収納し、もしくは突出させ得
ると共に、突出時にハンドルがハウジングの表面に接触
しないように、確実にハンドルを保持し得るハンドル機
構を具備した窓開閉操作装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のハンドル機構は請求項1に記載のように、
取付部に対し少くとも収納位置と突出位置を有するよう
に前記取付部に支持するハンドルと、該ハンドルに支持
するノブと、前記ハンドルの収納位置での前記ノブに隣
接して前記取付部に配置し、前記ハンドルを突出位置に
駆動する押釦とを備え、前記ノブによって前記ハンドル
を操作するハンドル機構において、前記取付部の表面に
対して平行な軸を中心に回動自在に前記取付部に支持す
る支持部と、該支持部から前記取付部の表面と略平行な
方向に延出し前記ノブの側面を挾持する一対の腕部と、
前記支持部から前記押釦の移動方向に延出し前記押釦の
移動に応じて係合するように配置する少くとも一つの脚
部とを有する保持部材を備え、前記押釦の操作に応じて
前記保持部材の一対の腕部の少くとも一方により前記ハ
ンドルを突出方向に押圧すると共に、前記ノブを前記一
対の腕部間に保持するように構成したものである。
【0009】また、本発明の窓開閉操作装置は、請求項
2に記載のように、窓枠を有する壁面に固定するハウジ
ングと、該ハウジングに支持しワイヤを巻き取る巻取機
構と、該巻取機構に係合して前記ワイヤの巻取状態を保
持し、又は前記巻取機構との係合を解除するラチェット
機構と、該ラチェット機構による前記巻取機構との係合
状態を解除する解除機構とを備え、前記窓枠に回動自在
に支持し開放方向に付勢する窓に前記ワイヤの一端を連
結し、前記ワイヤの他端側を前記巻取機構に巻き取って
保持し前記窓を閉状態にすると共に、前記解除機構を操
作して前記ワイヤの保持を解除したときには、前記窓を
開状態とする窓開閉操作装置において、前記ハウジング
に凹部を形成し、該凹部にハンドルを収納するハンドル
機構であって、前記ハウジングの表面に対して平行な軸
を中心に回動自在に前記ハウジングに支持する支持部
と、該支持部から前記取付部の表面と略平行な方向に延
出し前記ノブの側面を挾持する一対の腕部と、前記支持
部から前記押釦の移動方向に延出し前記押釦の移動に応
じて係合するように配置する少くとも一つの脚部とを有
する保持部材を備え、前記押釦の操作に応じて前記保持
部材の一対の腕部の少くとも一方により前記ハンドルを
突出方向に押圧すると共に、前記ノブを前記一対の腕部
間に保持するように構成したハンドル機構を具備し、前
記ハンドルの回動操作に応じて前記巻取機構を駆動し得
るように構成したものである。
【0010】尚、前記取付部の表面に対して垂直な第1
の軸を中心に回動自在に前記取付部に支持する回転部材
と、該回転部材に対し前記第1の軸に沿って外方に平行
移動すると共に、前記第1の軸を中心に回動するように
支持し、前記取付部から所定距離外方に平行移動した位
置で、前記回転部材に対して前記第1の軸を中心に相対
的に所定角度回転可能に支持する可動部材と、該可動部
材に支持し、前記第1の軸に対して垂直且つ前記取付部
の表面に対して平行な第2の軸を中心に、基端部を回動
自在に支持するハンドルと、前記回転部材の前記第1の
軸を中心とする回転に対し抵抗を付与する回転抵抗手段
と、前記可動部材を一方向に前記所定角度回転したとき
に、前記可動部材の前記取付部方向への移動を規制する
と共に、前記回転部材に係合し前記回転部材に対する相
対的な回転を規制する規制手段を備えたものとしてもよ
い。
【0011】更に、前記回転抵抗手段が、前記回転部材
を支持する前記取付部と前記回転部材との間に介装した
摩擦部材から成り、前記規制手段が、前記回転部材の外
周の少くとも一部に前記第1の軸と平行に延出形成した
壁部と、前記可動部材の外周の少くとも一部に突出形成
し前記壁部に沿って摺動する鍔部とを備え、前記可動部
材が前記取付部から所定距離外方に平行移動した位置
で、前記鍔部に対し前記第1の軸を中心として一方向に
前記所定角度の回転を許容すると共に前記取付部方向へ
の移動を規制し、前記所定角度回転したときに前記鍔部
に係合する案内部を、前記壁部に形成して成るように構
成してもよい。
【0012】而して、前記ハンドル機構においては、ハ
ンドルが取付部に収納された収納位置では、保持部材の
一対の腕部間にノブが挾持された状態にあり、ハンドル
は収納位置に保持されている。更に、例えばマグネット
チャックを設け、ハンドルを収納位置に保持することと
してもよい。次に、押釦を押圧操作すると一対の腕部の
少くとも一方がハンドルを突出方向に駆動する。このと
き、ノブは一対の腕部間に保持されているので、ハンド
ルは取付部から若干突出した突出位置に保持される。従
って、一気にハンドルが飛び出すことはない。そして、
この状態から手動操作によりハンドルを引き出し、例え
ば回転操作可能な位置まで回動することができる。
【0013】上記窓開閉操作装置においては、ワイヤが
巻取機構に巻き取られた状態にあって、巻取機構がラチ
ェット機構と係合しておれば窓は閉塞されている。この
とき、例えば窓の自重及び窓を開放する方向に付勢する
開放機構の付勢力の少くとも一方によって、窓は開放方
向に付勢された状態で拘束されている。また、ハンドル
機構のハンドルは、その取付部たるハウジングの凹部内
に収納された状態にある。而して、窓を開放する必要が
生じたときには、解除機構を操作すれば、ラチェット機
構による巻取機構との係合状態が解除されるので、窓の
拘束が解かれ、上記の自重及び付勢力によって窓が瞬時
に開放される。窓を閉塞する場合には、押釦を押圧操作
すると一対の腕部の少くとも一方がハンドルを突出方向
に駆動する。このとき、ノブは一対の腕部間に保持され
ており、ハンドルは取付部から若干突出した突出位置に
保持されるので、一気にハンドルが飛び出すことはな
い。そして、手動操作によりハンドルをハウジングの凹
部から引き出せば、回転操作可能な位置まで回動するこ
とができる。而して、ハンドルを回転操作すると巻取機
構が回転駆動され、ワイヤが巻き取られるので、窓が閉
状態となる。この後、ハンドルを逆方向に所定角度回転
させてハウジング方向に押圧すれば、ハンドルはハウジ
ングの表面と同一面となるまで凹部に収納される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図24はハンドル機構の実
施形態と、このハンドル機構を備えた窓開閉操作装置の
実施形態を示すものである。図1はハンドル70が取付
部たる蓋体9から引き出されて操作状態にあるハンドル
機構の要部を示す。図24はハンドル70が蓋体9に収
納された状態の窓開閉操作装置の全体を示し、ハンドル
70は蓋体9の凹部11内に収納されると、蓋体9の表
面と略同一面となるように構成されている。蓋体9の凹
部11の底面には、図1に示すように開口部9cが形成
され、その両側に一対の案内孔9dが形成されている。
【0015】図2はハンドル機構を構成する各部品の蓋
体9への組付状態を示し、蓋体9に組み付けられるハン
ドル70の支持構造に関連する部品を取り出すと、図4
に示すようになる。これらが組み付けられると、回転部
材50に可動部材60が嵌合され、この可動部材60に
ハンドル70が回動自在に支持されて図1に示す構造と
なる。回転部材50の背面にはOリング45(図1では
表れない)が嵌着されており、回転部材50と可動部材
60との間にはコイルスプリング46(図1及び図4で
は省略)が介装され、更に両部材は図3に示す軸受4
1,42(図1及び図4では省略)に夫々嵌合される。
【0016】回転部材50は、例えば図4に示す形状に
形成された部材で、図2に示す軸受42内に嵌合され、
この軸受42がプレート43によって蓋体9の裏面側に
固定される。而して、回転部材50は蓋体9の表面に対
して垂直な軸を中心に回動自在に支持される。回転部材
50の本体51は断面六角形の連結孔52が形成された
筒体で、その外周に三つの壁部53乃至55が連結孔5
2の軸と平行に延出形成されている。これらの壁部53
乃至55は図4に示すように等間隔で配置され、円筒の
一部を構成するように形成されている。従って、壁部5
3乃至55からみれば、相互の間に切除部が形成されて
いるということもできる。
【0017】壁部53乃至55の各々には、一方の回転
方向側に係止部(図4には、代表して53cのみを付し
た)が形成されると共に、他方の回転方向側に段部(図
4には、代表して53dのみを付した)が形成されてい
る。従って、回転部材50の外周に沿って段部53dと
係止部53cが交互に形成され、各壁部の端面に段部と
係止部が夫々並設されている。
【0018】また、回転部材50の本体51の底面に
は、連結孔52の軸を中心とする環状溝(図示せず)が
形成されており、この環状溝に図2及び図4に示すOリ
ング45が嵌着される。このOリング45は摩擦部材と
して機能し、軸受42の内面に圧接されると回転部材5
0に対して回転抵抗となるので回転抵抗手段を構成して
いる。
【0019】回転部材50の壁部53乃至55の内面に
は可動部材60が摺動自在に収容され、連結孔52の軸
方向に平行移動可能に支持される。また、可動部材60
は図2に示す軸受41内に嵌合され、この軸受41が蓋
体9に固定されるように構成されている。従って、可動
部材60も回転部材50と同様、蓋体9の表面に対して
垂直な軸を中心に回動自在に支持される。可動部材60
は、図4に示すように、円柱状の本体61と角柱状の支
持部62から成り、平面視扇形の一部を構成し、回転部
材50の、相互に隣接する壁部53乃至55の間隙に嵌
合するように形成された鍔部63乃至65が、本体61
の底部に一体的に形成されている。これら鍔部63乃至
65は、夫々一方の回転方向側の角部が切除され、切欠
部(図4には、代表して63eのみを付した)が形成さ
れている。
【0020】可動部材60は、図4に示すようにその本
体61が回転部材50の壁部53乃至55の内面に嵌合
すると共に、その鍔部63乃至65が隣接する壁部53
乃至55の間隙に嵌合するように組み付けられ、回転部
材50に対して軸方向に摺動可能となる。そして、後述
するように可動部材60と回転部材50との間にコイル
スプリング46(図2)が介装されると、可動部材60
は回転部材50から離隔する方向に付勢されるが、回転
部材50は蓋体9に支持されているので、結局可動部材
60は蓋体9から外方に移動するように付勢される。而
して、可動部材60は回転部材50に対して摺動すると
共に相対的に回転し得るが、後述するように所定の回転
角度を超える相対的な回転は規制され、連結孔52の軸
を中心として回転部材50と一体となって回転する。支
持部62には、本体61の中心軸に対して垂直に連通孔
66が形成されており、これにシャフト75が挿通され
る。
【0021】また、ハンドル70は図1乃至図4に示す
ように構成されており、レバー71の基端部に切欠部7
2が設けられており、この切欠部72内に可動部材60
の支持部62が収容される形で組み付けられ、シャフト
75がハンドル70の連通孔72a及び可動部材60の
連通孔に挿通され、このシャフト75を中心に両者が回
動自在に連結される。即ち、図1乃至図4に示すよう
に、可動部材60の支持部62に、ハンドル70がシャ
フト75を中心に略180°回転可能に支持される。そ
して、レバー71の先端部には、レバー71の板面に対
し垂直方向に延出する軸部73が一体的に形成され、こ
の軸部73にノブ74が回動自在に支持される。ノブ7
4には、その軸方向の中間に段部74eが形成されてい
る。
【0022】上記の回転部材50及び可動部材60は、
図2に示す他の部品と共に組み付けられ、蓋体9の正面
は図12に示すように構成され、蓋体9の背面は図13
に示すように構成される。図2において、軸受41は蓋
体9に形成された取付孔9aに嵌合される。このとき、
軸受41の外周に形成された三つの突条(代表して41
bで示す)が取付孔9aの三つの溝(代表して9bで示
す)に嵌合され、軸受41が回転しないように構成され
ている。この軸受41に可動部材60が嵌合され、前述
のようにコイルスプリング46を介して回転部材50が
可動部材60に嵌合される。そして、回転部材50の環
状溝56にOリング45が嵌着された後、軸受42が装
着され、その外周に形成された三つの突条(代表して4
2bで示す)が取付孔9aの溝9bに嵌合される。これ
により、軸受41と軸受42とで形成される円筒内に、
可動部材60、コイルスプリング46、回転部材50及
びOリング45が収容された形となる。そして、軸受4
2の背面側からプレート43が蓋体9に螺着されると図
3及び図13に示す状態となる。
【0023】上記の構成になるハンドル70の支持機構
において、ハンドル70が蓋体9内に収納されたときに
は図14に示す状態にあり、この状態からハンドル70
が引き出されると、コイルスプリング46の付勢力によ
って図15に示すように可動部材60が第1の軸に沿っ
て外方に平行移動、即ち回転部材50から突出する方向
に駆動される。即ち、可動部材60は、蓋体9の表面に
垂直な軸上を所定距離外方に移動することになる。更
に、レバー71がシャフト75を軸に略180°回転す
ると、図1に示す状態となる。
【0024】図1は可動部材60が最も外方に移動した
状態を示しており、この状態からハンドル70を時計方
向に回転させると、回転部材50は、軸受42との間に
挾持されたOリング45の摩擦抵抗によって回転を規制
されているので、可動部材60の鍔部63乃至65が回
転部材50の段部53d等の上面を摺動する。可動部材
60が所定角度回転し、鍔部63乃至65が係止部53
c等に当接すると図16に示す状態となり、この後のハ
ンドル70の回転操作によってOリング45の摩擦力を
越える回転力が回転部材50に付与されると、回転部材
50は可動部材60と一体となって回転する。
【0025】次に、ハンドル70に関し、レバー71が
蓋体9の凹部11内に収納されると、ノブ74が開口部
9cを挿通し、蓋体9に揺動自在に支持された保持部材
80によって、図3に示すように保持された状態とな
る。保持部材80は、例えば合成樹脂によって図5乃至
図11に示すように形成されており、図1に示すように
配置されている。保持部材80は、図8に示すように平
面視コ字状に形成され、支持部81と、この支持部81
から平行に延出した一対の腕部82を有し、図6に示す
ように正面視も略コ字状に形成され、支持部81から平
行に延出した一対の脚部83を有する。
【0026】支持部81には、図6及び図7に示すよう
に一対の軸部81aが上面に形成され、一対の脚部83
が下方に延出形成されている。各脚部83には図7にお
いてテーパ面83aが形成されている。一方、各腕部8
2には、図6及び図7の上方に延出する柱状の突出部8
4が一体的に形成されると共に、図6及び図8に示すよ
うに、相互に対向する面に係合突起82aが形成されて
いる。而して、支持部81に対し、突出部84と軸部8
1aは同方向に延出形成され、脚部83が反対方向に延
出形成されている。
【0027】一方、図3に示すように蓋体9の凹部11
の裏面に軸受部9eが形成されており、この軸受部9e
に支持部81の軸部81aが回動自在に支持されると共
に、図1に示すように突出部84が案内孔9dに摺動自
在に支持されている。このため、案内孔9dの長手方向
は突出部84より長く形成されている。更に、保持部材
80に隣接して押釦90が設けられており、押釦90の
外側面が保持部材80の脚部83に当接し、押釦90の
押動操作に応じて保持部材80が軸部81aを中心に揺
動するように配置されている。
【0028】押釦90は、図3に示すようにコイルスプ
リング94によって押釦90が蓋体9の外方に突出する
方向に付勢され、係止部90aが蓋体9に係止され、図
3に示す位置に保持されている。また、押釦90は、そ
の中央部がレバー91の一端に結合され、押釦90の押
圧操作に応じてレバー91が他端(図2及び図3の下
端)を中心に揺動するように構成されている。レバー9
1には、その中間部に調整螺子92が設けられており、
その先端が図3に示すように解除機構93に当接して押
圧し得るように配置されている。
【0029】ハンドル70は前述のようにシャフト75
によって可動部材60の支持部62に軸支されており、
レバー71の裏面側には磁性体プレート78(図2)が
貼着される。そして、蓋体9の、磁性体プレート78と
対向する位置には永久磁石77が圧入固着され、これに
磁性体プレート78が磁力によって吸着される。而し
て、ハンドル70は、保持部材80に加え、永久磁石7
7と磁性体プレート78のマグネットキャッチによって
図3に示す状態に保持される。
【0030】ハンドル70を図3に示す収納位置から図
1に示す操作位置とする場合には、先ず押釦90を押圧
すると、その外側面が保持部材80の脚部83のテーパ
面83aを押圧する。これにより、保持部材80が軸部
81aを中心に揺動し、突出部84がレバー71を押圧
するので、図17及び図20に示す収納位置の状態から
図18に示す状態となる。これにより磁性体プレート7
8が永久磁石77から離脱し、図19に示すようにレバ
ー71の支持部も可動部材60と共に突出し突出位置と
なる。このときのノブ74と保持部材80の腕部82と
の関係は図21に示すように、ノブ74が蓋体9の表面
から所定距離外方に突出し、ノブ74の段部74eが係
合突起82aに係止され保持状態にある。従って、レバ
ー71が飛び出してノブ74が蓋体9の表面に接触する
といったことは生じない。
【0031】而して、図19及び図21に示す突出位置
の状態から、レバー71の両側を指で摘み手前に引き出
すことにより、段部74eと係合突起82aの係合が解
かれ、図22に示す状態となる。この状態から更にレバ
ー71を引き出せば、レバー71は突起82aから離脱
して図1に示す状態とすることができる。図20乃至図
22から明らかなように、一対の腕部82は弾性を有
し、ノブ74が小径部から大径部に至るときに拡開す
る。結局、保持部材80としては、レバー71を押圧す
る機能を有すると共に、ノブ74を保持する機能も有す
る。以上のレバー71及びノブ74の移動軌跡を示す
と、図23に二点鎖線で示したようになる。
【0032】そして、図1の状態では、ハンドル70の
ノブ74を摘んで時計方向に回転させれば、レバー71
は可動部材60及び回転部材50と共に、両部材の軸を
中心に回動する。このとき、ハンドル70のレバー71
に対し蓋体9方向に荷重が加えられても、可動部材60
は鍔部63乃至65が回転部材50の段部53d等上に
あって、蓋体9方向への移動が阻止されるので、レバー
71と蓋体9との間は一定の間隙に保持されている。従
って、蓋体9の表面に接触することなく円滑に回動す
る。そして、ハンドル70を反時計方向に回転させ可動
部材60が回転部材50に対し前記所定角度回転する
と、その鍔部63乃至65が回転部材50の相互に隣接
する段部53d等の間隙に嵌合するので、ここでハンド
ル70を180°反転させて蓋体9方向に押圧すれば、
可動部材60と共に蓋体9方向に移動する。これによ
り、ハンドル70のノブ74が保持部材80に保持され
ると共に、磁性体プレート78が永久磁石77に吸着さ
れ、図3に示す収納位置とすることができる。
【0033】上記のハンドル機構は窓開閉操作装置に好
適であり、上述の各部品が組み込まれた蓋体9が、図3
に示すように種々の部品が収容された箱体8に接合さ
れ、図24に示す窓開閉操作装置に供される。図24
は、建物の高所に配設され排煙窓等に供される窓を示す
もので、その下方に前述のハンドル機構を備えた操作ボ
ックス7が装着されている。図24の窓は周知の構造
で、窓枠1に対し、窓2がその下方で回動自在に支持さ
れ、窓2の開放時には上部が室外側に突出するように配
設される。窓2は開放機構3を介して窓枠1に支持さ
れ、窓2が開放する方向に付勢されている。一方、窓枠
1及び窓2の上部には夫々滑車4,5が固着されてお
り、これらの滑車4,5を介してワイヤ6が張設されて
いる。
【0034】ワイヤ6の一端は、窓枠1の一方の側端部
(図24の右側)で固定され、他端は窓枠1の他方の側
端部(図24の左側)の下方に配置された操作ボックス
7に接続されている。而して、操作ボックス7に設けら
れたハンドル70を引き出して回転操作することによ
り、ワイヤ6が操作ボックス7内に巻き取られ、窓2が
所定の開度もしくは閉塞状態となる。一方、窓2が閉塞
された状態にあるときに押釦90が押圧されると、ワイ
ヤ6の拘束が解かれ、窓2はその自重及び開放機構3の
付勢力によって直ちに開放される。尚、詳細については
後述する。
【0035】前述のように、操作ボックス7は図3に示
すように構成されており、操作ボックス7のハウジング
は箱体8及び蓋体9から成り、両者間に構成部品が収容
された状態で前述の図24に示すように壁面(図示せ
ず)に埋設、固定された後、ワイヤ6(図3では省略)
が配索される。ハンドル70は収納時にハウジングの表
面、即ち蓋体9の表面と同一面となるように配置され
る。箱体8には巻取機構20が固定されると共に、これ
に遊星歯車機構30が連結されており、特開平7−11
3370号公報に開示された機構と同様に構成されてい
る。
【0036】巻取機構20においては、回転軸21を中
心にドラム22が回動自在に支持され、このドラム22
にワイヤ6が巻き取られる。回転軸21の一端側には連
結孔23が穿設されており、この連結孔23と回転部材
50の連結孔52との間に断面六角形の連結軸40が嵌
合されている。従って、この連結軸40を介して回転軸
21が回転部材50と一体回転可能に連結されている。
回転軸21の他端側には、遊星歯車機構30の一部を構
成する太陽歯車(図示省略)が形成されている。
【0037】ドラム22にはラチェットホイール31が
一体回転可能に接合され、これに平行にラチェットホイ
ール32が配置され自由に回転可能に支持されている。
ラチェットホイール31には内歯歯車(図示省略)が形
成され、ラチェットホイール32には3個の遊星歯車
(図示省略)が軸支されており、これらが回転軸21の
太陽歯車及びラチェットホイール31の内歯歯車と噛合
するように配置されている。尚、図3には表れていない
が、ロックレバーとロック爪から成るロック機構(図示
省略)が配設されており、ラチェットホイール31,3
2に対してロック爪が係合するように付勢されている。
而して、遊星歯車機構30並びにラチェットホイール3
1,32及びロック機構(図示省略)によって本発明に
いうラチェット機構が構成され、ドラム22が一方の回
転方向(巻取方向)に規制されるように構成されてい
る。
【0038】また、ドラム22には遠心ブレーキ機構2
4が歯車(図示省略)を介して連結されている。この遠
心ブレーキ機構24は、ドラム22の回転が加速される
のに伴い、これと連動して回転するウェイト24aが外
方に移動し、その外周面がブレーキシュー24bの内周
面に当接すると、その摩擦抵抗が制動力となってドラム
22が減速され、適切な速度となるように構成されてい
る。
【0039】更に、ラチェットホイール31,32に対
するロック機構(図示省略)の係合状態を強制的に解除
する解除機構93が設けられている。この解除機構93
は、押釦90が押圧されたときに、これと連動してロッ
ク機構のラチェットホイール31,32との係合状態を
解除するように構成されている。尚、前述のように解除
機構93はレバー91の調整螺子92に当接するように
配置されており、押釦90が押圧されたときには、レバ
ー91が他端を中心に揺動し、調整螺子92によって解
除機構93が押圧されるように構成されている。
【0040】前述のように、可動部材60と回転部材5
0との間にはハンドル70のレバー71に対し、外方に
付勢する付勢手段たるコイルスプリング46が介装され
ているが、ハンドル70をハウジングに収納した状態で
は、永久磁石77の吸着力によってレバー71が蓋体9
の面と同一面上に位置した状態で保持されている。そし
て、押釦90が押圧されると、レバー71が図19に示
すように突出し、保持部材80によってノブ74が突出
位置に保持されると共に、コイルスプリング46の付勢
力によってレバー71が外方に突出した状態で保持され
る。この位置からレバー71を図3の左側に引き出せ
ば、レバー71が180°回転し、図1に示す操作位置
に容易に移動することができる。
【0041】上記の構成になる操作ボックス7において
は、ワイヤ6がドラム22に巻き取られた状態にあれ
ば、窓2は閉塞されており、ハンドル70は収納位置と
されている。煙が発生し、これを排出する必要が生じた
ときには押釦90を押圧すればロック機構(図示省略)
とラチェットホイール31,32の係合が解除され、ド
ラム22が自由に回転し得る状態となる。即ち、このと
きのドラム22に対する回転力は遊星歯車機構30を介
して回転軸21に伝達されることはない。而して、巻取
ドラム22に巻回されたワイヤ6は、窓2の自重及び開
放機構3の付勢力により一挙に繰り出され、窓2は瞬時
に開放される。尚、上記の繰出作動の速度は巻取機構2
0の遠心ブレーキ機構24によって適切に調整される。
【0042】また、押釦90が押圧されると、保持部材
80が軸部81aを中心に揺動し、レバー71が蓋体9
の外方に押し出され、図18に示す状態となり磁性体プ
レート78が永久磁石77から離脱する。これに伴い、
可動部材60がコイルスプリング46によって蓋体9の
外方に駆動され、図19に示す突出位置となる。
【0043】上記の状態から窓2を閉塞する場合には、
突出位置にあるレバー71を手前に引き出し、180°
回転させて図1に示す状態とすれば、可動部材60及び
回転部材50とドラム22が遊星歯車機構30を介して
一体となって回動し得る状態となる。而して、ハンドル
70を回転軸21(第1の回転軸に相当)を中心に回転
操作することにより遊星歯車機構30を介してドラム2
2が回転し、このドラム22にワイヤ6が巻き取られ、
窓2が閉塞されるところとなる。この後、ハンドル70
の回転を停止し箱体8内に収納しても、ラチェットホイ
ール31,32がロック機構(図示省略)に係止されド
ラム22の回転が阻止されるように構成されているの
で、ワイヤ6が繰り出されることはない。そして、ハン
ドル70のノブ74を保持部材80の一対の腕部82間
に挾持させ、ハンドル70を押圧しレバー71の磁性体
プレート78を永久磁石77に吸着させれば、ハンドル
70は図3に示すように蓋体9の表面と面一の状態とな
る。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、請求項1に係るハンドル
機構は、押釦の押圧操作に応じて保持部材の一対の腕部
の少くとも一方によりハンドルを突出方向に押圧すると
共に、ノブを一対の腕部間に保持するように構成されて
いるので、ハンドルを取付部に対し収納位置と突出位置
を有するように支持し、円滑にハンドルを突出させるこ
とができると共に、ハンドルが取付部の表面に接触しな
いように、確実にハンドルを保持することができる。
【0045】また、本発明の窓開閉操作装置は、上記ハ
ンドル機構を備えているので、押釦の押圧操作により保
持部材を介してハンドルを突出させることができると共
に、ハウジングの表面に接触しないように、保持部材に
よって確実にハンドルを保持することができる。従っ
て、外観を損なうことなく、耐久性に優れた窓開閉操作
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンドル機構の実施形態においてハン
ドルを引き出した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明のハンドル機構の実施形態の組付状態を
示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る窓開閉操作装置の横断
面図である。
【図4】本発明のハンドル機構の実施形態におけるハン
ドル基端部の組付状態を示す斜視図である。
【図5】本発明のハンドル機構の実施形態に供する保持
部材の斜視図である。
【図6】本発明のハンドル機構の実施形態に供する保持
部材の正面図である。
【図7】本発明のハンドル機構の実施形態に供する保持
部材の側面図である。
【図8】本発明のハンドル機構の実施形態に供する保持
部材の平面図である。
【図9】本発明のハンドル機構の実施形態に供する保持
部材の底面図である。
【図10】本発明のハンドル機構の実施形態に供する保
持部材の背面図である。
【図11】本発明のハンドル機構の実施形態に供する保
持部材の一部断面側面図である。
【図12】本発明のハンドル機構の実施形態における蓋
体の正面図である。
【図13】本発明のハンドル機構の実施形態における蓋
体の背面図である。
【図14】本発明のハンドル機構の実施形態においてハ
ンドルを収納した状態の支持機構を示す斜視図である。
【図15】本発明のハンドル機構の実施形態においてハ
ンドルを引き出す過程の状態の支持機構を示す斜視図で
ある。
【図16】本発明のハンドル機構の実施形態においてハ
ンドルを引き出した状態の支持機構を示す斜視図であ
る。
【図17】本発明の実施形態のハンドル機構の通常の状
態を示す断面図である。
【図18】本発明の実施形態のハンドル機構の押釦を押
圧した直後の状態を示す断面図である。
【図19】本発明の実施形態のハンドル機構においてハ
ンドルが突出した状態を示す断面図である。
【図20】本発明のハンドル機構の実施形態においてハ
ンドルを突出させる過程を示す断面図である。
【図21】本発明のハンドル機構の実施形態においてハ
ンドルを突出位置で保持した状態を示す断面図である。
【図22】本発明のハンドル機構の実施形態においてハ
ンドルを突出位置から引き出す状態を示す断面図であ
る。
【図23】本発明のハンドル機構の実施形態においてハ
ンドルを引き出す過程を示す側面図である。
【図24】本発明の実施形態に係る窓開閉操作装置を窓
枠の下方に取付けた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 窓枠 2 窓 3 開放機構 6 ワイヤ 7 操作ボックス 8 箱体 9 蓋体(取付部) 20 巻取機構 21 回転軸 22 巻取ドラム 24 遠心ブレーキ機構 30 遊星歯車機構 40 連結軸 41,42 軸受 45 Oリング 46 コイルスプリング 50 回転部材 60 可動部材 70 ハンドル 71 レバー 80 保持部材 81 支持部 82 腕部 83 脚部 84 突出部 90 押釦

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付部に対し少くとも収納位置と突出位
    置を有するように前記取付部に支持するハンドルと、該
    ハンドルに支持するノブと、前記ハンドルの収納位置で
    の前記ノブに隣接して前記取付部に配置し、前記ハンド
    ルを突出位置に駆動する押釦とを備え、前記ノブによっ
    て前記ハンドルを操作するハンドル機構において、前記
    取付部の表面に対して平行な軸を中心に回動自在に前記
    取付部に支持する支持部と、該支持部から前記取付部の
    表面と略平行な方向に延出し前記ノブの側面を挾持する
    一対の腕部と、前記支持部から前記押釦の移動方向に延
    出し前記押釦の移動に応じて係合するように配置する少
    くとも一つの脚部とを有する保持部材を備え、前記押釦
    の操作に応じて前記保持部材の一対の腕部の少くとも一
    方により前記ハンドルを突出方向に押圧すると共に、前
    記ノブを前記一対の腕部間に保持するように構成したこ
    とを特徴とするハンドル機構。
  2. 【請求項2】 窓枠を有する壁面に固定するハウジング
    と、該ハウジングに支持しワイヤを巻き取る巻取機構
    と、該巻取機構に係合して前記ワイヤの巻取状態を保持
    し、又は前記巻取機構との係合を解除するラチェット機
    構と、該ラチェット機構による前記巻取機構との係合状
    態を解除する解除機構とを備え、前記窓枠に回動自在に
    支持し開放方向に付勢する窓に前記ワイヤの一端を連結
    し、前記ワイヤの他端側を前記巻取機構に巻き取って保
    持し前記窓を閉状態にすると共に、前記解除機構を操作
    して前記ワイヤの保持を解除したときには、前記窓を開
    状態とする窓開閉操作装置において、前記ハウジングに
    凹部を形成し、該凹部にハンドルを収納するハンドル機
    構であって、前記ハウジングの表面に対して平行な軸を
    中心に回動自在に前記ハウジングに支持する支持部と、
    該支持部から前記取付部の表面と略平行な方向に延出し
    前記ノブの側面を挾持する一対の腕部と、前記支持部か
    ら前記押釦の移動方向に延出し前記押釦の移動に応じて
    係合するように配置する少くとも一つの脚部とを有する
    保持部材を備え、前記押釦の操作に応じて前記保持部材
    の一対の腕部の少くとも一方により前記ハンドルを突出
    方向に押圧すると共に、前記ノブを前記一対の腕部間に
    保持するように構成したハンドル機構を具備し、前記ハ
    ンドルの回動操作に応じて前記巻取機構を駆動し得るよ
    うに構成したことを特徴とする窓開閉操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418132B1 (ko) * 2000-09-09 2004-02-11 주식회사 3지테크놀러지 창문 개폐장치용 핸들구조

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