JPH09165077A - アンプル一個用収納枠 - Google Patents
アンプル一個用収納枠Info
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- JPH09165077A JPH09165077A JP7326826A JP32682695A JPH09165077A JP H09165077 A JPH09165077 A JP H09165077A JP 7326826 A JP7326826 A JP 7326826A JP 32682695 A JP32682695 A JP 32682695A JP H09165077 A JPH09165077 A JP H09165077A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アンプルの一個ずつに収納枠を設け、容易に
アンプル全数を一度に取出すことができ、全数取出しに
当たってもアンプルが破損することがない。 【解決手段】 アンプル首部挿嵌孔3を一端より設けた
首部支持板2の両側にアンプル胴部添接板5,5と、こ
れら胴部添接板の下端にアンプル底部添接板62,63
とを設け、これら一方の底部添接板63の他端側にアン
プル底部43を係止する抜け止め舌片7を設け、他方の
底部添接板62における他端にこの抜け止め舌片と係合
するロック8を設け、両方の底部添接板を重合させ、抜
け止め舌片とロックとを係合させると共に、アンプル底
部の抜け止めとする。
アンプル全数を一度に取出すことができ、全数取出しに
当たってもアンプルが破損することがない。 【解決手段】 アンプル首部挿嵌孔3を一端より設けた
首部支持板2の両側にアンプル胴部添接板5,5と、こ
れら胴部添接板の下端にアンプル底部添接板62,63
とを設け、これら一方の底部添接板63の他端側にアン
プル底部43を係止する抜け止め舌片7を設け、他方の
底部添接板62における他端にこの抜け止め舌片と係合
するロック8を設け、両方の底部添接板を重合させ、抜
け止め舌片とロックとを係合させると共に、アンプル底
部の抜け止めとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンプルを一個ず
つ収納し、アンプル用緩衝保護装置のない公知の外箱に
収納可能とし、アンプルの全数を一度に薬棚の引出し等
に取出す場合にも、アンプルを安全に保護できるアンプ
ル一個用収納枠に関するものである。
つ収納し、アンプル用緩衝保護装置のない公知の外箱に
収納可能とし、アンプルの全数を一度に薬棚の引出し等
に取出す場合にも、アンプルを安全に保護できるアンプ
ル一個用収納枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種アンプル収納容器には、ア
ンプルの破損を防止するため、ロンドレーションの波形
部間に挿入させたり、アンプルの首部と胴部又は底部を
トレーに形成した挿嵌孔等に挿入させるアンプル用緩衝
保護装置を備えたものがある。
ンプルの破損を防止するため、ロンドレーションの波形
部間に挿入させたり、アンプルの首部と胴部又は底部を
トレーに形成した挿嵌孔等に挿入させるアンプル用緩衝
保護装置を備えたものがある。
【0003】そして、この種アンプル収納容器を使用す
るに当たって、病院等では、看護婦がこれらアンプル用
緩衝保護装置を備えた収納容器からアンプルを取出し、
薬棚の引出し等に収納している。
るに当たって、病院等では、看護婦がこれらアンプル用
緩衝保護装置を備えた収納容器からアンプルを取出し、
薬棚の引出し等に収納している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アンプルをロンドレー
ションの波形部間に挿入したり、アンプルの首部と胴部
又は底部をトレーに形成した挿嵌孔等に挿入するアンプ
ル用緩衝保護装置を備えた収納容器からのアンプルの取
出しは、一本ずつでも取出し難い欠点があった。
ションの波形部間に挿入したり、アンプルの首部と胴部
又は底部をトレーに形成した挿嵌孔等に挿入するアンプ
ル用緩衝保護装置を備えた収納容器からのアンプルの取
出しは、一本ずつでも取出し難い欠点があった。
【0005】それ故、看護婦がこれらアンプル用緩衝保
護装置を備えた収納容器からアンプルを取出し、薬棚の
引出し等に収納する際に、取出しに手間がかかり、取出
したアンプルを引出し等に無造作に収納し、アンプルが
破損するという問題点があった。
護装置を備えた収納容器からアンプルを取出し、薬棚の
引出し等に収納する際に、取出しに手間がかかり、取出
したアンプルを引出し等に無造作に収納し、アンプルが
破損するという問題点があった。
【0006】本発明は、アンプルの一個ずつに収納枠を
設け、従来のアンプル用緩衝保護装置を設備していない
公知の六面体サック式等の外箱にそのまま収納可能と
し、容易にアンプル全数を一度に取出すことができる。
また、全数取出しに当たっても、アンプルが一個ずつ保
護されており、取出したアンプルを引出し等に無造作に
収納しても、破損することがないアンプル一個用収納枠
を提供することを目的とする。
設け、従来のアンプル用緩衝保護装置を設備していない
公知の六面体サック式等の外箱にそのまま収納可能と
し、容易にアンプル全数を一度に取出すことができる。
また、全数取出しに当たっても、アンプルが一個ずつ保
護されており、取出したアンプルを引出し等に無造作に
収納しても、破損することがないアンプル一個用収納枠
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、アンプル首部挿嵌孔を一端より設けた首
部支持板の両側にアンプル胴部添接板と、これら胴部添
接板の下端にアンプル底部添接板とを設ける。
に、本発明は、アンプル首部挿嵌孔を一端より設けた首
部支持板の両側にアンプル胴部添接板と、これら胴部添
接板の下端にアンプル底部添接板とを設ける。
【0008】これら一方の底部添接板の他端側にアンプ
ル底部を係止する抜け止め舌片を設け、他方の底部添接
板における他端側にこの抜け止め舌片と係合するロック
を設ける。
ル底部を係止する抜け止め舌片を設け、他方の底部添接
板における他端側にこの抜け止め舌片と係合するロック
を設ける。
【0009】そして、両方の底部添接板を重合させ、抜
け止め舌片とロックとを係合させると共に、アンプル底
部の抜け止めとする。
け止め舌片とロックとを係合させると共に、アンプル底
部の抜け止めとする。
【0010】また、別の実施形態として、一方のアンプ
ル胴部添接板の下端に連設したアンプル底部添接板先端
に貼着片を設ける。
ル胴部添接板の下端に連設したアンプル底部添接板先端
に貼着片を設ける。
【0011】この貼着片を他方のアンプル胴部添接板下
端部に貼着させ、底部添接板で両方のアンプル胴部添接
板の下端を閉塞させる。
端部に貼着させ、底部添接板で両方のアンプル胴部添接
板の下端を閉塞させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明のアンプル一個用収
納枠の実施形態を示した添付図面に基づいて詳細に説明
する。
納枠の実施形態を示した添付図面に基づいて詳細に説明
する。
【0013】図1は本発明のアンプル収納時のアンプル
一個用収納枠を公知の外箱に収納した状態を示すもので
ある。
一個用収納枠を公知の外箱に収納した状態を示すもので
ある。
【0014】図2〜図4は首部支持板の両側にアンプル
胴部添接板とアンプル底部添接板とを設けた実施形態1
のもので、図2はアンプル収納時のアンプル一個用収納
枠、図3はその展開図、図4はその製作方法の一例を示
したものである。
胴部添接板とアンプル底部添接板とを設けた実施形態1
のもので、図2はアンプル収納時のアンプル一個用収納
枠、図3はその展開図、図4はその製作方法の一例を示
したものである。
【0015】図5〜図8は首部支持板の両側に設けたア
ンプル胴部添接板の一方にアンプル底部添接板と貼着片
とを設けた実施形態2のもので、図5はアンプル収納時
のアンプル一個用収納枠、図6はその展開図、図7はそ
の製作方法の一例を示したものである。図8は図7と別
の製作方法を示したものである。
ンプル胴部添接板の一方にアンプル底部添接板と貼着片
とを設けた実施形態2のもので、図5はアンプル収納時
のアンプル一個用収納枠、図6はその展開図、図7はそ
の製作方法の一例を示したものである。図8は図7と別
の製作方法を示したものである。
【0016】アンプル一個用収納枠1は、アンプル4の
首部41の首部支持板2における中央部の一端よりU字
状の切込み31を入れ、アンプル首部挿嵌孔3を形成し
たものである。そして、この首部支持板2の両側にアン
プル4の胴部42に添接するアンプル胴部添接板5,5
を折目51,51を介して設けたものである。
首部41の首部支持板2における中央部の一端よりU字
状の切込み31を入れ、アンプル首部挿嵌孔3を形成し
たものである。そして、この首部支持板2の両側にアン
プル4の胴部42に添接するアンプル胴部添接板5,5
を折目51,51を介して設けたものである。
【0017】(実施形態1)本実施形態のものは、図2
〜図4に示すもので、首部支持板2の両側にアンプル胴
部添接板5,5を折目51,51を介して設け、両胴部
添接板5,5の先端に折目61,61を介してアンプル
底部添接板62,63を設けたものである。
〜図4に示すもので、首部支持板2の両側にアンプル胴
部添接板5,5を折目51,51を介して設け、両胴部
添接板5,5の先端に折目61,61を介してアンプル
底部添接板62,63を設けたものである。
【0018】アンプル底部添接板62,63の内、図3
の右方の底部添接板63には、アンプル首部挿嵌孔3を
設けた首部支持板2の一端と反対側端部(他端側)中央
に円弧状切目71と切目71の両端を結ぶ折目72とを
設け、抜け止め舌片7とする。
の右方の底部添接板63には、アンプル首部挿嵌孔3を
設けた首部支持板2の一端と反対側端部(他端側)中央
に円弧状切目71と切目71の両端を結ぶ折目72とを
設け、抜け止め舌片7とする。
【0019】また、左方の底部添接板62には、前記同
様に首部支持板2にアンプル首部挿嵌孔3を設けた一端
と反対側端部(他端側)中央に円弧状切目81とこの切
目81の両端を結ぶ切目82を設け、抜け止め舌片7と
係合するロック8とする。
様に首部支持板2にアンプル首部挿嵌孔3を設けた一端
と反対側端部(他端側)中央に円弧状切目81とこの切
目81の両端を結ぶ切目82を設け、抜け止め舌片7と
係合するロック8とする。
【0020】これら底部添接板62,63を底部添接板
62の下方に底部添接板63がくるように、折目61,
61においてアンプル胴部添接板5,5より内方へ折込
み、下方から抜け止め舌片7を上方に折込み、ロック8
に嵌入係合する。
62の下方に底部添接板63がくるように、折目61,
61においてアンプル胴部添接板5,5より内方へ折込
み、下方から抜け止め舌片7を上方に折込み、ロック8
に嵌入係合する。
【0021】このとき、図2に示すように抜け止め舌片
7はロック8を貫通して上方へ突出し、アンプル4の底
部43を係止し、この底部43が底部添接板62の、首
部支持板2のアンプル首部挿嵌孔3を穿設した他端側よ
りの抜出を防止する。
7はロック8を貫通して上方へ突出し、アンプル4の底
部43を係止し、この底部43が底部添接板62の、首
部支持板2のアンプル首部挿嵌孔3を穿設した他端側よ
りの抜出を防止する。
【0022】これを組立てるに当たっては、首部支持板
2の一端よりアンプル首部挿嵌孔3にアンプル4の首部
41を挿嵌し、アンプル4の胴部42にアンプル胴部添
接板5,5を首部支持板2から折目51,51において
折曲する。次に、アンプル胴部添接板5,5下端の両底
部添接板62,63をこの順序で順次折目61,61に
おいて内方へ折曲し、抜け止め舌片7を下方から上方に
折込み、ロック8に嵌入係合する。そして、アンプル4
の底部42を抜け止め舌片7により係止してアンプル一
個用収納枠1として完成する。
2の一端よりアンプル首部挿嵌孔3にアンプル4の首部
41を挿嵌し、アンプル4の胴部42にアンプル胴部添
接板5,5を首部支持板2から折目51,51において
折曲する。次に、アンプル胴部添接板5,5下端の両底
部添接板62,63をこの順序で順次折目61,61に
おいて内方へ折曲し、抜け止め舌片7を下方から上方に
折込み、ロック8に嵌入係合する。そして、アンプル4
の底部42を抜け止め舌片7により係止してアンプル一
個用収納枠1として完成する。
【0023】こうすることにより、図2に示すように、
アンプル4の一個ずつにアンプル一個用収納枠1が挿着
でき、緩衝用等の作用を発揮するものである。だから、
従来のようにアンプルの収納容器自体にロンドレーショ
ンの波形空間部やトレーにアンプルの首部と胴部又は底
部の挿嵌孔を形成したアンプル用緩衝保護装置を設備す
る必要がない。
アンプル4の一個ずつにアンプル一個用収納枠1が挿着
でき、緩衝用等の作用を発揮するものである。だから、
従来のようにアンプルの収納容器自体にロンドレーショ
ンの波形空間部やトレーにアンプルの首部と胴部又は底
部の挿嵌孔を形成したアンプル用緩衝保護装置を設備す
る必要がない。
【0024】よって、例えば図1に示すような公知の天
オープン式サック状等の外箱15に仕切り板16を設け
てそのまま収納でき、この外箱15の蓋17を開蓋する
ことにより、アンプルの全数取出しも容易に可能となる
ものである。それに、この外箱15の外周に図1に示す
ようなジッパー18を設けて開蓋するようにしてもよ
い。
オープン式サック状等の外箱15に仕切り板16を設け
てそのまま収納でき、この外箱15の蓋17を開蓋する
ことにより、アンプルの全数取出しも容易に可能となる
ものである。それに、この外箱15の外周に図1に示す
ようなジッパー18を設けて開蓋するようにしてもよ
い。
【0025】また、図3の展開図に示すような形状を作
製するに当たっては、ロール状厚紙に何列にも図4に示
す帯状物9を両側の切離線10,10で区画する。そし
て、この帯状物9に縦方向に図3の展開図の折目51,
51、61,61を設け、図3の展開図の形状を上下方
向に連続した状態とする。次に、この帯状物9に図3の
展開図の一つずつを区切る印91,91を付け、この印
91,91を通る切離線11を横方向に設け、首部支持
板2、アンプル胴部添接板5,5及びアンプル底部添接
板62,63とする。また、帯状物9の各首部支持板
2、アンプル底部添接板62,63の所定個所に切込み
31、切目71,81,82と折目72を施し、それぞ
れにアンプル首部挿嵌孔3および抜け止め舌片7、ロッ
ク8を形成する。そして、切離線11により図3の展開
図に示すような形状に一個ずつ切り離す。
製するに当たっては、ロール状厚紙に何列にも図4に示
す帯状物9を両側の切離線10,10で区画する。そし
て、この帯状物9に縦方向に図3の展開図の折目51,
51、61,61を設け、図3の展開図の形状を上下方
向に連続した状態とする。次に、この帯状物9に図3の
展開図の一つずつを区切る印91,91を付け、この印
91,91を通る切離線11を横方向に設け、首部支持
板2、アンプル胴部添接板5,5及びアンプル底部添接
板62,63とする。また、帯状物9の各首部支持板
2、アンプル底部添接板62,63の所定個所に切込み
31、切目71,81,82と折目72を施し、それぞ
れにアンプル首部挿嵌孔3および抜け止め舌片7、ロッ
ク8を形成する。そして、切離線11により図3の展開
図に示すような形状に一個ずつ切り離す。
【0026】(実施形態2)本実施形態のものは、図5
〜図8に示すもので、実施形態1と同様に首部支持板2
の両側にアンプル胴部添接板5,5を折目51,51を
介して設け、一方の胴部添接板5先端に折目61を介し
てアンプル底部添接板6を設けたものである。
〜図8に示すもので、実施形態1と同様に首部支持板2
の両側にアンプル胴部添接板5,5を折目51,51を
介して設け、一方の胴部添接板5先端に折目61を介し
てアンプル底部添接板6を設けたものである。
【0027】そして、このアンプル底部添接板6の、首
部支持板2にアンプル首部挿嵌孔3を設けた一端の反対
側端部(他端側)中央に、実施形態1と同様に円弧状切
目71とこの切目71の両端を結ぶ折目72とを設け、
抜け止め舌片7とする。
部支持板2にアンプル首部挿嵌孔3を設けた一端の反対
側端部(他端側)中央に、実施形態1と同様に円弧状切
目71とこの切目71の両端を結ぶ折目72とを設け、
抜け止め舌片7とする。
【0028】貼着片12はアンプル底部添接板6先端に
折目121を介して連設したもので、他方(図5の左
方)の胴部添接板5の下端部内面に貼着して、この底部
添接板6で両胴部添接板5,5の下端を閉塞させるもの
である。
折目121を介して連設したもので、他方(図5の左
方)の胴部添接板5の下端部内面に貼着して、この底部
添接板6で両胴部添接板5,5の下端を閉塞させるもの
である。
【0029】これを組立てるに当たっては、首部支持板
2の一端のアンプル首部挿嵌孔3にアンプル4の首部4
1を挿嵌し、両側のアンプル胴部添接板5,5を折目5
1,51において垂下させ、アンプル4の胴部42に添
接させる。そして、一方のアンプル胴部添接板5の下端
のアンプル底部添接板6をアンプル4の底部43に添接
し、アンプル底部添接板6先端の貼着片12を他方の胴
部添接板5の下端部内面に貼着し、アンプル一個用収納
枠1として完成する。
2の一端のアンプル首部挿嵌孔3にアンプル4の首部4
1を挿嵌し、両側のアンプル胴部添接板5,5を折目5
1,51において垂下させ、アンプル4の胴部42に添
接させる。そして、一方のアンプル胴部添接板5の下端
のアンプル底部添接板6をアンプル4の底部43に添接
し、アンプル底部添接板6先端の貼着片12を他方の胴
部添接板5の下端部内面に貼着し、アンプル一個用収納
枠1として完成する。
【0030】それから、アンプル底部添接板6の抜け止
め舌片7を折目72において下方から上方に折込み、図
5に示すようにアンプル4の底部42を抜け止め舌片7
で係止する。
め舌片7を折目72において下方から上方に折込み、図
5に示すようにアンプル4の底部42を抜け止め舌片7
で係止する。
【0031】こうすることにより、図5に示すように、
アンプル4の一個ずつにアンプル一個用収納枠1が挿着
でき、緩衝用等の作用を発揮するものである。だから、
従来のようにアンプルの収納容器自体にロンドレーショ
ンの波形空間部やトレーにアンプルの首部と胴部又は底
部の挿嵌孔を形成したアンプル用緩衝保護装置を設備す
る必要がない。
アンプル4の一個ずつにアンプル一個用収納枠1が挿着
でき、緩衝用等の作用を発揮するものである。だから、
従来のようにアンプルの収納容器自体にロンドレーショ
ンの波形空間部やトレーにアンプルの首部と胴部又は底
部の挿嵌孔を形成したアンプル用緩衝保護装置を設備す
る必要がない。
【0032】よって、実施形態1に記載したような公知
の外箱15にそのまま収納でき、図1に示すようにこの
外箱15の蓋17を開蓋することにより、全数取出しも
容易に可能となるものである。
の外箱15にそのまま収納でき、図1に示すようにこの
外箱15の蓋17を開蓋することにより、全数取出しも
容易に可能となるものである。
【0033】それに、この外箱15の外周に図1に示す
ようなジッパー18を設けて開蓋するようにしてもよい
ことは勿論である。
ようなジッパー18を設けて開蓋するようにしてもよい
ことは勿論である。
【0034】また、図6の展開図に示すような形状を作
製するに当たっては、ロール状厚紙に何列にも図7に示
す帯状物13を両側の切離線10,10で区画する。そ
して、この帯状物13に縦方向に図6の展開図の折目5
1,51、61,121を設け、図6の展開図の形状を
上下方向に連続した状態とする。次に、この帯状物13
に図6の展開図の一つずつを区切る印131,131を
付け、この印131,131を通る切離線11を横方向
に設け、首部支持板2、アンプル胴部添接板5,5及び
アンプル底部添接板6とする。また、帯状物13の首部
支持板2、アンプル底部添接板6の所定個所に切込み3
1、切目71と折目72を施し、アンプル首部挿嵌孔3
および抜け止め舌片7を形成する。そして、切離線11
により図6の展開図に示すような形状に一個ずつ切り離
す。
製するに当たっては、ロール状厚紙に何列にも図7に示
す帯状物13を両側の切離線10,10で区画する。そ
して、この帯状物13に縦方向に図6の展開図の折目5
1,51、61,121を設け、図6の展開図の形状を
上下方向に連続した状態とする。次に、この帯状物13
に図6の展開図の一つずつを区切る印131,131を
付け、この印131,131を通る切離線11を横方向
に設け、首部支持板2、アンプル胴部添接板5,5及び
アンプル底部添接板6とする。また、帯状物13の首部
支持板2、アンプル底部添接板6の所定個所に切込み3
1、切目71と折目72を施し、アンプル首部挿嵌孔3
および抜け止め舌片7を形成する。そして、切離線11
により図6の展開図に示すような形状に一個ずつ切り離
す。
【0035】別の製作例として、図8に示すようにシー
ト状厚紙を両側で切離線10,10により切離して枚葉
物14とする。そして、この枚葉物14に図6の展開図
の折目51,51,61,121を設け、図6の展開図
の形状を上下方向に連続した状態とする。次に、この枚
葉物14に図6の展開図の一つずつを区切る切離線11
を横方向に設け、首部支持板2、アンプル胴部添接板
5,5及びアンプル底部添接板6とする。また、枚葉物
14の首部支持板2、アンプル底部添接板6の所定個所
に切込み31、切目71と折目72を施し、アンプル首
部挿嵌孔3および抜け止め舌片7を形成する。そして、
切離線11により図6の展開図に示すような形状に一個
ずつ切り離す。
ト状厚紙を両側で切離線10,10により切離して枚葉
物14とする。そして、この枚葉物14に図6の展開図
の折目51,51,61,121を設け、図6の展開図
の形状を上下方向に連続した状態とする。次に、この枚
葉物14に図6の展開図の一つずつを区切る切離線11
を横方向に設け、首部支持板2、アンプル胴部添接板
5,5及びアンプル底部添接板6とする。また、枚葉物
14の首部支持板2、アンプル底部添接板6の所定個所
に切込み31、切目71と折目72を施し、アンプル首
部挿嵌孔3および抜け止め舌片7を形成する。そして、
切離線11により図6の展開図に示すような形状に一個
ずつ切り離す。
【0036】これを組立てるに当たっては、枚葉物14
の上下に長く連続した貼着片12をグルアーで、アンプ
ル底部添接板6を連設していない他方の同様に長く連続
したアンプル胴部添接板5の下端部内面に貼着する。そ
れから、長く筒状に形成した枚葉物14を切離線11で
一個ずつ切り離し、アンプル一個用収納枠1とする。
の上下に長く連続した貼着片12をグルアーで、アンプ
ル底部添接板6を連設していない他方の同様に長く連続
したアンプル胴部添接板5の下端部内面に貼着する。そ
れから、長く筒状に形成した枚葉物14を切離線11で
一個ずつ切り離し、アンプル一個用収納枠1とする。
【0037】そして、アンプル4の首部41を首部支持
板2のアンプル首部挿嵌孔3に挿嵌し、アンプル底部添
接板6の抜け止め舌片7を折目72において下方から上
方に折込み、アンプル4の底部43を係止する。
板2のアンプル首部挿嵌孔3に挿嵌し、アンプル底部添
接板6の抜け止め舌片7を折目72において下方から上
方に折込み、アンプル4の底部43を係止する。
【0038】また、実施態様1においても、図8に示す
ようなシート状厚紙に図3のような展開図を構成するこ
ともでき、前記同様に組立て得ることは勿論である。
ようなシート状厚紙に図3のような展開図を構成するこ
ともでき、前記同様に組立て得ることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】本発明は、アンプルの一個ずつにアンプ
ル一個用収納枠を設け、アンプル用緩衝保護装置を設備
していない公知の六面体サック式等の外箱にそのまま収
納可能としたから、容易にアンプル全数を一度に取出す
ことができる。
ル一個用収納枠を設け、アンプル用緩衝保護装置を設備
していない公知の六面体サック式等の外箱にそのまま収
納可能としたから、容易にアンプル全数を一度に取出す
ことができる。
【0040】また、全数取出しに当たっても、アンプル
の一個ずつに緩衝保護装置の役目をするアンプル一個用
収納枠を存するから、薬棚の引出し等にアンプル全数を
一度に取出し、無造作に収納してもアンプルが破損する
ことがない。
の一個ずつに緩衝保護装置の役目をするアンプル一個用
収納枠を存するから、薬棚の引出し等にアンプル全数を
一度に取出し、無造作に収納してもアンプルが破損する
ことがない。
【0041】本発明のアンプル一個用収納枠は前記のよ
うに大量生産が可能で、ロンドレーションやアンプルの
首部と胴部又は底部をトレーに形成した挿嵌孔等に挿入
する従来の緩衝保護装置に比べて安価に付き、包装経費
を軽減することができる。
うに大量生産が可能で、ロンドレーションやアンプルの
首部と胴部又は底部をトレーに形成した挿嵌孔等に挿入
する従来の緩衝保護装置に比べて安価に付き、包装経費
を軽減することができる。
【0042】また、本発明のアンプル一個用収納枠は、
図2及び図5に示すように、アンプル一個用収納枠のア
ンプル首部挿嵌孔を設けた他端からアンプルを押すと、
容易にアンプル一個用収納枠よりアンプルを取出すこと
ができるものである。
図2及び図5に示すように、アンプル一個用収納枠のア
ンプル首部挿嵌孔を設けた他端からアンプルを押すと、
容易にアンプル一個用収納枠よりアンプルを取出すこと
ができるものである。
【図1】本発明のアンプル収納時のアンプル一個用収納
枠を公知の外箱に収納した状態を示す斜視図である。
枠を公知の外箱に収納した状態を示す斜視図である。
【図2】首部支持板の両側にアンプル胴部添接板とアン
プル底部添接板とを設けた実施形態1のもので、アンプ
ル収納時のアンプル一個用収納枠の斜視図である。
プル底部添接板とを設けた実施形態1のもので、アンプ
ル収納時のアンプル一個用収納枠の斜視図である。
【図3】同実施形態1のアンプル一個用収納枠の展開図
である。
である。
【図4】同実施形態1のアンプル一個用収納枠の製作方
法を示したものである。
法を示したものである。
【図5】首部支持板の両側に設けたアンプル胴部添接板
の一方にアンプル底部添接板と貼着片とを設けた実施形
態2のもので、アンプル収納時のアンプル一個用収納枠
の正面図である。
の一方にアンプル底部添接板と貼着片とを設けた実施形
態2のもので、アンプル収納時のアンプル一個用収納枠
の正面図である。
【図6】同実施形態2のアンプル一個用収納枠の展開図
である。
である。
【図7】同実施形態2のアンプル一個用収納枠の製作方
法を示したものである。
法を示したものである。
【図8】同実施形態2のアンプル一個用収納枠の別の製
作方法を示したものである。
作方法を示したものである。
1 アンプル一個用収納枠 2 首部支持板 3 アンプル首部挿嵌孔 31 切込み 4 アンプル 41 首部 42 胴部 43 底部 5 アンプル胴部添接板 51 折目 6,62,63 アンプル底部添接板 61 折目 7 抜け止め舌片 71 円弧状切目 72 折目 8 ロック 81 円弧状切目 82 切目 9 帯状物 91 印 10,11 切離線 12 貼着片 121 折目 13 帯状物 131 印 14 枚葉物 15 外箱 16 仕切り板 17 蓋 18 ジッパー
Claims (2)
- 【請求項1】 アンプル首部挿嵌孔を一端より設けた首
部支持板の両側にアンプル胴部添接板と、これら胴部添
接板の下端にアンプル底部添接板とを設け、これら一方
の底部添接板の他端側にアンプル底部を係止する抜け止
め舌片を設け、他方の底部添接板における他端側にこの
抜け止め舌片と係合するロックを設け、両方の底部添接
板を重合させ、抜け止め舌片とロックとを係合させると
共に、アンプル底部の抜け止めとしてなるアンプル一個
用収納枠。 - 【請求項2】 一方のアンプル胴部添接板の下端に連設
したアンプル底部添接板先端に貼着片を設け、この貼着
片を他方のアンプル胴部添接板下端部に貼着させ、底部
添接板で両方のアンプル胴部添接板の下端を閉塞してな
る請求項1記載のアンプル一個用収納枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7326826A JP2740149B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | アンプル一個用収納枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7326826A JP2740149B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | アンプル一個用収納枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09165077A true JPH09165077A (ja) | 1997-06-24 |
JP2740149B2 JP2740149B2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=18192152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7326826A Expired - Fee Related JP2740149B2 (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | アンプル一個用収納枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2740149B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008504180A (ja) * | 2004-07-02 | 2008-02-14 | グラクソ グループ リミテッド | パッケージ |
JP2015078147A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 大陽日酸株式会社 | 凍結保存用密封容器の保持具 |
CN106619116A (zh) * | 2017-01-03 | 2017-05-10 | 山东大学齐鲁医院 | 一种安瓿插架 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7326826A patent/JP2740149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008504180A (ja) * | 2004-07-02 | 2008-02-14 | グラクソ グループ リミテッド | パッケージ |
JP2015078147A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | 大陽日酸株式会社 | 凍結保存用密封容器の保持具 |
CN106619116A (zh) * | 2017-01-03 | 2017-05-10 | 山东大学齐鲁医院 | 一种安瓿插架 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2740149B2 (ja) | 1998-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |