JPH09164985A - 自転車用操舵管支承構体 - Google Patents
自転車用操舵管支承構体Info
- Publication number
- JPH09164985A JPH09164985A JP8282591A JP28259196A JPH09164985A JP H09164985 A JPH09164985 A JP H09164985A JP 8282591 A JP8282591 A JP 8282591A JP 28259196 A JP28259196 A JP 28259196A JP H09164985 A JPH09164985 A JP H09164985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- race
- steering tube
- steering
- tube
- bicycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K21/00—Steering devices
- B62K21/06—Bearings specially adapted for steering heads
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単化されかつ改善された錠止安全性を有す
る自転車の操舵管支承構体を提供する。 【解決手段】 自転車フレームのヘツド管(1)と、フ
ロントフオークから延びる操舵管(2)と、ヘツド管内
で操舵管を回転可能に支持するベアリング構体(5)と
から成り、操舵管がネジ山のない表面を有し、ベアリン
グ構体が、ヘツド管に堅固に接続された第1レース(1
3)と、操舵管(2)に取り付けられる第2レース(1
7)と、第1レースに向かって軸方向に第2レースを押
しかつ該第2レースを操舵管に堅固に接続するための錠
止リング(22)とを含み、前記第2レースが操舵管を
取り囲みかつ弾力的に締め付け可能なネック部分(1
9)を備え、錠止リングが操舵管上へのネック部分の締
め付け、および、結果として生じる操舵管への第2レー
スの堅固な接続を達成するために、ネック部分の対応す
る外方円錐面(24)に対して軸方向に押圧され得る内
方円錐面(23)を有している。
る自転車の操舵管支承構体を提供する。 【解決手段】 自転車フレームのヘツド管(1)と、フ
ロントフオークから延びる操舵管(2)と、ヘツド管内
で操舵管を回転可能に支持するベアリング構体(5)と
から成り、操舵管がネジ山のない表面を有し、ベアリン
グ構体が、ヘツド管に堅固に接続された第1レース(1
3)と、操舵管(2)に取り付けられる第2レース(1
7)と、第1レースに向かって軸方向に第2レースを押
しかつ該第2レースを操舵管に堅固に接続するための錠
止リング(22)とを含み、前記第2レースが操舵管を
取り囲みかつ弾力的に締め付け可能なネック部分(1
9)を備え、錠止リングが操舵管上へのネック部分の締
め付け、および、結果として生じる操舵管への第2レー
スの堅固な接続を達成するために、ネック部分の対応す
る外方円錐面(24)に対して軸方向に押圧され得る内
方円錐面(23)を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車のフレーム
の1部分を形成するヘツド管、自転車のハンドルバーへ
自転車のフロントフオークを接続するための操舵管、前
記ヘツド管内で前記操舵管を回転可能に支持するベアリ
ング構体からなり、前記操舵管が滑らかな、すなわちネ
ジ山のない外方表面を有し、そして前記ベアリング構体
が、前記ヘツド管に堅固に取着された第1レース、前記
操舵管に取着される第2レース、および前記第1レース
に向かって軸方向に前記第2レースを押しかつ該第2レ
ースを前記操舵管を堅固に取着するための錠止リングを
含む自転車用操舵管支承構体に関する。
の1部分を形成するヘツド管、自転車のハンドルバーへ
自転車のフロントフオークを接続するための操舵管、前
記ヘツド管内で前記操舵管を回転可能に支持するベアリ
ング構体からなり、前記操舵管が滑らかな、すなわちネ
ジ山のない外方表面を有し、そして前記ベアリング構体
が、前記ヘツド管に堅固に取着された第1レース、前記
操舵管に取着される第2レース、および前記第1レース
に向かって軸方向に前記第2レースを押しかつ該第2レ
ースを前記操舵管を堅固に取着するための錠止リングを
含む自転車用操舵管支承構体に関する。
【0002】
【従来の技術】上記で示した型の操舵管支承構体は、例
えばヨーロツパ特許EP−B−0479138に開示さ
れている。
えばヨーロツパ特許EP−B−0479138に開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この公知の解決におい
て、ベアリング構体の前記第2レースは前記錠止リング
が第2レースを操舵管に堅固に接続するために該操舵管
と第2レースとの間に挿入され得るように操舵管の上方
にクリヤランスをもつて取り付けられる。このために、
錠止リングは第2レースの対応する円錐内面に係合する
ことが可能な外方円錐面を有し、その結果錠止リングは
操舵管と第2レースとの間に強制されて第2レースを操
舵管上に錠止させる。
て、ベアリング構体の前記第2レースは前記錠止リング
が第2レースを操舵管に堅固に接続するために該操舵管
と第2レースとの間に挿入され得るように操舵管の上方
にクリヤランスをもつて取り付けられる。このために、
錠止リングは第2レースの対応する円錐内面に係合する
ことが可能な外方円錐面を有し、その結果錠止リングは
操舵管と第2レースとの間に強制されて第2レースを操
舵管上に錠止させる。
【0004】本発明の目的は、上述した公知の解決の利
点、すなわち最も普通の解決においてその代わりに存在
する操舵管上の外方ネジ切りの除去を保持する一方、装
置の簡単化および錠止安全性を改善する上で示した型の
操舵管支承構体を提供することにある。
点、すなわち最も普通の解決においてその代わりに存在
する操舵管上の外方ネジ切りの除去を保持する一方、装
置の簡単化および錠止安全性を改善する上で示した型の
操舵管支承構体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、冒頭に示されたすべての特徴を有しかつ
さらに前記第2レースがそれに弾力的に締め付けられ得
る操舵管を取り囲むネック部分を備えそして前記錠止リ
ングが前記操舵管上への前記ネック部分の締め付けおよ
び結果として生じる前記操舵管への前記第2レースの堅
固な接続を完了するために前記ネック部分の対応する外
方円錐面の上方で軸方向に押圧され得る内方円錐面を有
することを特徴とする自転車用操舵管支承構体を提供す
る。
に、本発明は、冒頭に示されたすべての特徴を有しかつ
さらに前記第2レースがそれに弾力的に締め付けられ得
る操舵管を取り囲むネック部分を備えそして前記錠止リ
ングが前記操舵管上への前記ネック部分の締め付けおよ
び結果として生じる前記操舵管への前記第2レースの堅
固な接続を完了するために前記ネック部分の対応する外
方円錐面の上方で軸方向に押圧され得る内方円錐面を有
することを特徴とする自転車用操舵管支承構体を提供す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】理論的には、前記ネック部分は前
記第2レースと1部片において作られ得るけれども、本
発明の好適な実施の形態においてネック部分は前記第2
レース(17)から分離されかつそれに堅固に接続され
るブツシユの外方円錐面を有する端部分により構成さ
れ、前記端部分が、前記ネック部分上への錠止リングの
係合の結果として前記操舵管に締め付けられるために、
弾力的に偏向し得る長手方向耳片を画成する複数の長手
方向スロツトを有する。
記第2レースと1部片において作られ得るけれども、本
発明の好適な実施の形態においてネック部分は前記第2
レース(17)から分離されかつそれに堅固に接続され
るブツシユの外方円錐面を有する端部分により構成さ
れ、前記端部分が、前記ネック部分上への錠止リングの
係合の結果として前記操舵管に締め付けられるために、
弾力的に偏向し得る長手方向耳片を画成する複数の長手
方向スロツトを有する。
【0007】また前記好適な実施の形態において、前記
第1レースが前記ヘツド管内に固定された管状尾部を有
するカツプ状形状を備えたハウジング体内に堅固に固定
されそして埃および異物からベアリングの種々の部分を
保護するために、錠止リングが前記カツプ形状体の上方
部分を被覆する周辺の保護スカートを備えている。
第1レースが前記ヘツド管内に固定された管状尾部を有
するカツプ状形状を備えたハウジング体内に堅固に固定
されそして埃および異物からベアリングの種々の部分を
保護するために、錠止リングが前記カツプ形状体の上方
部分を被覆する周辺の保護スカートを備えている。
【0008】前記錠止リングを軸方向に錠止するための
手段は、それ自体公知の方法において、(ハンドルバー
への接続のための構造の1部分を形成する)操舵管のま
わりに摺動可能に取り付けられかつ前記錠止リングと前
記操舵管の頂部に固定されたストツパ要素のヘツドとの
間に軸方向に挿入されるスペーサ管を包含する。本発明
によれば、前記ストツパ要素はネジによつて前記操舵管
内に錠止され得る膨張可能な装置により構成される。
手段は、それ自体公知の方法において、(ハンドルバー
への接続のための構造の1部分を形成する)操舵管のま
わりに摺動可能に取り付けられかつ前記錠止リングと前
記操舵管の頂部に固定されたストツパ要素のヘツドとの
間に軸方向に挿入されるスペーサ管を包含する。本発明
によれば、前記ストツパ要素はネジによつて前記操舵管
内に錠止され得る膨張可能な装置により構成される。
【0009】本発明による操舵管支承構体は取り付けら
れた状態において構体の完全な錠止を保証しながら比較
的簡単であることにより特徴付けられる。
れた状態において構体の完全な錠止を保証しながら比較
的簡単であることにより特徴付けられる。
【0010】本発明のさらに他の特徴および利点は、非
限定の例として単に付与される、添付図面を参照して後
に続く説明から明らかとなる。
限定の例として単に付与される、添付図面を参照して後
に続く説明から明らかとなる。
【0011】
【実施例】図1を参照して、符号1で自転車のフレーム
の1部分をを形成するヘツド管が示され、該ヘツド管1
内にはその下方端で自転車のフロントフオーク3に、か
つその上方端で自転車のハンドルバー支持ステムを形成
する管状部分4に接続される、所謂「フォークステム」
である操舵管2が回転可能に取り付けられる。
の1部分をを形成するヘツド管が示され、該ヘツド管1
内にはその下方端で自転車のフロントフオーク3に、か
つその上方端で自転車のハンドルバー支持ステムを形成
する管状部分4に接続される、所謂「フォークステム」
である操舵管2が回転可能に取り付けられる。
【0012】操舵管2は上方の軸方向−半径方向ベアリ
ング5およびまた軸方向−半径方向型からなる下方ベア
リング6によつてヘツド管1内に回転可能に取り付けら
れる。
ング5およびまた軸方向−半径方向型からなる下方ベア
リング6によつてヘツド管1内に回転可能に取り付けら
れる。
【0013】下方ベアリング6は操舵管2上に強制され
かつ表面9に対して軸方向に当接する第1レース8と、
ひっくり返されたカツプ状形状、およびヘツド管1内に
強制される管状尾部12を有する、例えば軽合金からな
るハウジング体11内に強制される第2レース10との
間に挿入されるボール7を含む。
かつ表面9に対して軸方向に当接する第1レース8と、
ひっくり返されたカツプ状形状、およびヘツド管1内に
強制される管状尾部12を有する、例えば軽合金からな
るハウジング体11内に強制される第2レース10との
間に挿入されるボール7を含む。
【0014】上方ベアリング5は、同様に、ヘツド管1
内に強制された管状尾部15を有する、カツプ状形状を
備えた、軽合金からなるハウジング体14内に強制され
た第1レース13を有する。ベアリング5は第1レース
13と第2レース17との間に挿入されたボール16か
らなる。
内に強制された管状尾部15を有する、カツプ状形状を
備えた、軽合金からなるハウジング体14内に強制され
た第1レース13を有する。ベアリング5は第1レース
13と第2レース17との間に挿入されたボール16か
らなる。
【0015】添付図面(図2参照)に示される好適な実
施の形態において、第2レース17内には操舵管2を取
り囲むネック部分を構成する端部分19を有するプラス
チツク材料からなるブツシユ18(同様に図3参照)の
1部分が強制される。端部分19は第2レース17を操
舵管2に堅固に接続するために操舵管2上に締め付けら
れ得るように弾力的に偏向可能である複数の長手方向耳
片21を画成するように、ブツシユ18の端縁部から延
びる複数の長手方向スロツト20を有する。完全な錠止
を設けるために、ブツシユ18の長手方向耳片21を画
成する端部分に形成される対応する外方円錐面に係合す
ることができる内方円錐面23を有する錠止リング22
が設けられる。該錠止リング22はさらに外方環境から
ベアリングの部品を保護するためにカツプ状形状体14
の上方部分を被覆する周辺スカート25を備えている。
施の形態において、第2レース17内には操舵管2を取
り囲むネック部分を構成する端部分19を有するプラス
チツク材料からなるブツシユ18(同様に図3参照)の
1部分が強制される。端部分19は第2レース17を操
舵管2に堅固に接続するために操舵管2上に締め付けら
れ得るように弾力的に偏向可能である複数の長手方向耳
片21を画成するように、ブツシユ18の端縁部から延
びる複数の長手方向スロツト20を有する。完全な錠止
を設けるために、ブツシユ18の長手方向耳片21を画
成する端部分に形成される対応する外方円錐面に係合す
ることができる内方円錐面23を有する錠止リング22
が設けられる。該錠止リング22はさらに外方環境から
ベアリングの部品を保護するためにカツプ状形状体14
の上方部分を被覆する周辺スカート25を備えている。
【0016】錠止リング22は操舵管2のまわりに摺動
可能に取り付けられかつ錠止リング22の上に載置する
リング26と操舵管2内にネジ29によつて錠止され得
る膨張可能な装置28のヘツド27との間に軸方向に挿
入される管4によつて軸方向に締め付けられ得る。
可能に取り付けられかつ錠止リング22の上に載置する
リング26と操舵管2内にネジ29によつて錠止され得
る膨張可能な装置28のヘツド27との間に軸方向に挿
入される管4によつて軸方向に締め付けられ得る。
【0017】単なる例として、膨張可能な装置28はこ
こでは2つの端部要素30,31からなる型からなり、
これらの要素は要素30の上に載置するその頭部および
要素31のネジ付き孔32に螺入されるそのネジ付き部
分を有する前記ネジ29によつて互いにに向かって軸方
向に動かされ得る。要素30,31は向かい合う円錐面
を有し、それらの間には分割された弾性リング34によ
りともに保持されるプラスチツク材料からなる3つの部
分33(その内の2つが図1において見ることができ
る)が挿入され、3つの部分はそれらの順番で要素3
0,31の円錐面に係合する円錐面を有する。互いに向
かう要素30,31の軸方向の運動は前記操舵管内に錠
止されるように操舵管2の内壁に対して圧縮される3つ
の部分33の半径方向外方移動を生じる。もちろん、し
かしながら、単なる例として上述された要素の代替物と
して他のどのようなストツパ要素も使用され得る。例え
ば、操舵管2の上方端部分は内部にネジが切られても良
く、かつヘツド27は操舵管に螺入されたネジ付きブツ
シユに接続されることも可能である。
こでは2つの端部要素30,31からなる型からなり、
これらの要素は要素30の上に載置するその頭部および
要素31のネジ付き孔32に螺入されるそのネジ付き部
分を有する前記ネジ29によつて互いにに向かって軸方
向に動かされ得る。要素30,31は向かい合う円錐面
を有し、それらの間には分割された弾性リング34によ
りともに保持されるプラスチツク材料からなる3つの部
分33(その内の2つが図1において見ることができ
る)が挿入され、3つの部分はそれらの順番で要素3
0,31の円錐面に係合する円錐面を有する。互いに向
かう要素30,31の軸方向の運動は前記操舵管内に錠
止されるように操舵管2の内壁に対して圧縮される3つ
の部分33の半径方向外方移動を生じる。もちろん、し
かしながら、単なる例として上述された要素の代替物と
して他のどのようなストツパ要素も使用され得る。例え
ば、操舵管2の上方端部分は内部にネジが切られても良
く、かつヘツド27は操舵管に螺入されたネジ付きブツ
シユに接続されることも可能である。
【0018】上記から明瞭にされるように、本発明によ
る構体は比較的簡単でかつ減少された数の部品により構
成される。同時に、操舵管2のまわりに締め付けられ得
る第2レース17に堅固に接続されるネック部分19の
配置は操舵管への構体の安全な接続を得ることを可能に
する。もちろん、記載した例は第2レース17に対して
分離されかつそれに堅固に接続されるプラスチツク材料
からなるブツシユ18を有するけれども、理論的には、
第2レース17と1部片においてネック部分19を設け
るのを阻止するものは何もない。
る構体は比較的簡単でかつ減少された数の部品により構
成される。同時に、操舵管2のまわりに締め付けられ得
る第2レース17に堅固に接続されるネック部分19の
配置は操舵管への構体の安全な接続を得ることを可能に
する。もちろん、記載した例は第2レース17に対して
分離されかつそれに堅固に接続されるプラスチツク材料
からなるブツシユ18を有するけれども、理論的には、
第2レース17と1部片においてネック部分19を設け
るのを阻止するものは何もない。
【0019】もちろん、そのうえ、本発明の原理は同一
のままでありながら、構造の細部および実施の形態は、
本発明の範囲から逸脱することなく、例としてのみ説示
されたものに対して幅広く変化し得る。
のままでありながら、構造の細部および実施の形態は、
本発明の範囲から逸脱することなく、例としてのみ説示
されたものに対して幅広く変化し得る。
【0020】
【発明の効果】叙上のごとく、自転車のフレームの1部
分を形成するヘツド管、自転車のハンドルバーへ自転車
のフロントフオークを接続するための操舵管、前記ヘツ
ド管内で前記操舵管を回転可能に支持するベアリング構
体からなり、前記操舵管が外方の滑らかな、すなわちネ
ジ山のない表面を有し、そして前記ベアリング構体が、
前記ヘツド管に堅固に接続された第1レース、前記操舵
管に取り付けられる第2レース、および前記第1レース
に向かって軸方向に前記第2レースを押しかつ該第2レ
ースを前記操舵管を堅固に接続するための錠止リングを
含む自転車用操舵管支承構体において、前記第2レース
がそれに弾力的に締め付けられ得る前記操舵管を取り囲
むネック部分を備え、前記錠止リングが前記操舵管上へ
の前記ネック部分の締め付けおよび結果として生じる前
記操舵管への前記第2レースの堅固な接続を完了するた
めに前記ネック部分の対応する外方円錐面に対して軸方
向に押圧され得る内方円錐面を有する構成としたので、
比較的簡単でかつ少ない部品点数により構成されかつ組
み立ても容易であると言った効果が得られる。
分を形成するヘツド管、自転車のハンドルバーへ自転車
のフロントフオークを接続するための操舵管、前記ヘツ
ド管内で前記操舵管を回転可能に支持するベアリング構
体からなり、前記操舵管が外方の滑らかな、すなわちネ
ジ山のない表面を有し、そして前記ベアリング構体が、
前記ヘツド管に堅固に接続された第1レース、前記操舵
管に取り付けられる第2レース、および前記第1レース
に向かって軸方向に前記第2レースを押しかつ該第2レ
ースを前記操舵管を堅固に接続するための錠止リングを
含む自転車用操舵管支承構体において、前記第2レース
がそれに弾力的に締め付けられ得る前記操舵管を取り囲
むネック部分を備え、前記錠止リングが前記操舵管上へ
の前記ネック部分の締め付けおよび結果として生じる前
記操舵管への前記第2レースの堅固な接続を完了するた
めに前記ネック部分の対応する外方円錐面に対して軸方
向に押圧され得る内方円錐面を有する構成としたので、
比較的簡単でかつ少ない部品点数により構成されかつ組
み立ても容易であると言った効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による操舵管支承構体を示す長手方向断
面図である。
面図である。
【図2】図1の細部の拡大図である。
【図3】図2の細部の斜視図である。
1 ヘツド管 2 操舵管 5 ベアリング構体 13 第1レース 14 ハウジング体(カツプ形状体) 15 管状尾部 17 第2レース 18 ブツシユ 19 ネック部分 20 長手方向スロツト 21 長手方向耳片 22 錠止リング 23 内方円錐面 24 外方円錐面 25 周辺保護スカート 27 ヘツド 28 膨張可能な装置 29 ネジ
Claims (5)
- 【請求項1】自転車のフレームの1部分を形成するヘツ
ド管(1)、 自転車のハンドルバーへ自転車のフロントフオークを接
続するための操舵管(2)、 前記ヘツド管(1)内で前記操舵管(2)を回転可能に
支持するベアリング構体(5)からなり、 前記操舵管(2)が外方の滑らかな、すなわちネジ山の
ない表面を有し、そして前記ベアリング構体(5)が、 前記ヘツド管(1)に堅固に取着された第1レース(1
3)、 前記操舵管(2)に取着される第2レース(17)、お
よび前記第1レース(13)に向かって軸方向に前記第
2レース(17)を押しかつ該第2レース(17)を前
記操舵管(2)を堅固に取着するための錠止リング(2
2)を含む自転車用操舵管支承構体において、 前記第2レース(17)がそれに弾力的に締め付けられ
得る前記操舵管(2)を取り囲むネック部分(19)を
備え、前記錠止リング(22)が前記操舵管(2)上へ
の前記ネック部分(19)の締め付けおよび結果として
生じる前記操舵管(2)への前記第2レース(17)の
堅固な接続を完了するために前記ネック部分(19)の
対応する外方円錐面(24)に対して軸方向に押圧され
得る内方円錐面(23)を有することを特徴とする自転
車用操舵管支承構体。 - 【請求項2】前記ネック部分(19)が前記第2レース
(17)から分離されかつそれに堅固に接続されるブツ
シユ(18)の外方円錐面(24)を有する端部分によ
り構成され、前記端部分(19)が、前記操舵管(2)
に締め付けられかつ前記ネック部分(19)上への前記
錠止リング(22)の係合の結果としてそれにしつかり
固定されるために、弾力的に偏向し得る長手方向耳片
(21)を画成する複数の長手方向スロツト(20)を
有することを特徴とする請求項1に記載の自転車用操舵
管支承構体。 - 【請求項3】前記ブツシユ(18)がプラスチツク材料
の1部片本体を有することを特徴とする請求項2に記載
の自転車用操舵管支承構体。 - 【請求項4】前記第1レース(13)が前記ヘツド管
(1)内に固定された管状尾部(15)を有するカツプ
状形状を備えたハウジング体(14)内に堅固に固定さ
れ、前記錠止リング(22)が前記カツプ形状体(1
4)の上方部分を被覆する周辺の保護スカート(25)
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の自転車
用操舵管支承構体。 - 【請求項5】前記操舵管(2)のまわりに摺動可能に取
り付けられかつ前記錠止リング(22)と前記操舵管
(2)の頂部に固定されたストツパ要素のヘツド(2
7)との間に軸方向に挿入されるスペーサ管(4)を包
含する、前記錠止リング(22)を軸方向に錠止するた
めの手段が設けられるもので、前記ストツパ要素がネジ
(29)によつて前記操舵管(2)内に錠止され得る、
膨張可能な装置(28)により構成されることを特徴と
する請求項1に記載の自転車用操舵管支承構体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT95-A-000871 | 1995-10-31 | ||
IT95TO000871A IT1281002B1 (it) | 1995-10-31 | 1995-10-31 | Gruppo di sterzo per bicicletta. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09164985A true JPH09164985A (ja) | 1997-06-24 |
JP3549987B2 JP3549987B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=11413924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28259196A Expired - Fee Related JP3549987B2 (ja) | 1995-10-31 | 1996-10-24 | 自転車用操舵管 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5893574A (ja) |
JP (1) | JP3549987B2 (ja) |
DE (1) | DE19644968B4 (ja) |
FR (1) | FR2740403B1 (ja) |
IT (1) | IT1281002B1 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6231063B1 (en) * | 1999-07-13 | 2001-05-15 | Yi-Chen Chi | Combination of steering bearing assembly and head tube of a bicycle |
US6332735B1 (en) * | 2000-02-04 | 2001-12-25 | Tien Hsin Industries Co. Ltd. | Bicycle headset assembly with a circular cover having tapered tabs |
IT1320338B1 (it) * | 2000-05-09 | 2003-11-26 | Campagnolo Srl | Gruppo di sterzo per una bicicletta. |
JP3476746B2 (ja) * | 2000-05-29 | 2003-12-10 | 株式会社マルイ | 自転車用ホークステムの支持構造 |
US6497425B1 (en) | 2001-07-11 | 2002-12-24 | Satoshi Tange | Head bowl set of bicycle and the like |
DE10136149B4 (de) * | 2001-07-11 | 2006-02-16 | Satoshi Tange | Rahmenkopf |
US6651525B2 (en) * | 2001-12-28 | 2003-11-25 | Cheng-Xun Jiang | Head set assembly for bicycles |
US20030146595A1 (en) * | 2002-02-04 | 2003-08-07 | Cane Creek Cycling Components, Inc. | Bicycle headset construction |
FR2844247B1 (fr) * | 2002-09-06 | 2005-05-27 | Specialites Ta | Dispositif de direction pour bicyclette |
DE20302856U1 (de) * | 2003-02-21 | 2004-07-15 | Canyon Bicycles Gmbh | Lenkungsanordnung und Einstelleinrichtung für eine Lenkungsanordnung |
DE10330419A1 (de) * | 2003-07-04 | 2005-02-03 | Frank Weidner | Steuerkopflagerung für Zweiradfahrzeuge |
US6883818B1 (en) * | 2003-10-30 | 2005-04-26 | Douglas Chiang | Bicycle headset assembly |
US7396032B2 (en) * | 2003-11-07 | 2008-07-08 | Shimano Inc. | Bicycle headset structure |
JP2006056410A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Shimano Inc | 自転車用ヘッド部品 |
TWI261037B (en) * | 2004-09-23 | 2006-09-01 | Tange Seiki Taichung Co Ltd | Steering bearing assembly for vehicle |
DE102005022808A1 (de) | 2005-05-12 | 2006-11-16 | Frank Weidner | Sicherungseinrichtung für Steuerkopflagerungen und Verfahren zur Sicherung von Steuerkopflagerungen |
FR2907756B1 (fr) * | 2006-10-26 | 2008-12-26 | Look Cycle Internat Sa | "jeu de direction de cycle" |
CN201501490U (zh) * | 2009-09-18 | 2010-06-09 | 鋐光实业股份有限公司 | 无牙车头碗组的复合式上盖 |
US8632090B2 (en) * | 2011-01-28 | 2014-01-21 | Chih-Hsien Chen | Coaxial tube holder |
TWI414693B (zh) * | 2011-04-26 | 2013-11-11 | Tange Seiki Taichung Co Ltd | Lightweight bearings |
US9651138B2 (en) | 2011-09-30 | 2017-05-16 | Mtd Products Inc. | Speed control assembly for a self-propelled walk-behind lawn mower |
FR3004769B1 (fr) * | 2013-04-23 | 2015-08-28 | Skf Ab | Dispositif de palier a roulement pour colonne de direction |
FR3004770B1 (fr) * | 2013-04-23 | 2015-08-21 | Skf Ab | Dispositif de palier a roulement pour colonne de direction |
US9415826B2 (en) | 2014-04-07 | 2016-08-16 | Industries Rad Inc. | Bicycle head tube spacer |
AT15088U1 (de) * | 2015-08-26 | 2016-12-15 | Msg Mechatronic Systems Gmbh | Wellenlagerung |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3917425A (en) * | 1973-02-09 | 1975-11-04 | Borg Warner | Shaft lock device |
US5095770B1 (en) * | 1990-09-28 | 2000-01-25 | Homer J Radar | Steering bearing assembly for wheeled vehicle |
JP2546159Y2 (ja) * | 1991-11-05 | 1997-08-27 | 株式会社シマノ | 自転車用ヘッドパーツ |
US5332245A (en) * | 1993-01-26 | 1994-07-26 | King Christopher D | Bicycle steering fork bearing system |
US5246296A (en) * | 1993-02-09 | 1993-09-21 | Chi Yi Chen | Journal for a head tube of a bicycle |
JP2798357B2 (ja) * | 1993-08-27 | 1998-09-17 | 松下電器産業株式会社 | 自転車ハンドルポストの前ホーク締付構造 |
DE9316723U1 (de) * | 1993-11-02 | 1994-01-13 | Chiang Douglas | Lenklageranordnung für ein Fahrrad |
US5387255A (en) * | 1994-01-26 | 1995-02-07 | Chiang; Douglas | Steering bearing assembly for a bicycle |
US5405202A (en) * | 1994-06-21 | 1995-04-11 | Chi; Yi Chen | Headset for a bicycle |
US5573262A (en) * | 1994-08-16 | 1996-11-12 | Chi; Yi Chen | Steering bearing assembly for a wheeled vehicle |
DE9420884U1 (de) * | 1994-12-29 | 1995-02-09 | Lin Wen Hwa | Vorderradgabel-Montageaufbau für ein Fahrrad |
US5544905A (en) * | 1995-03-30 | 1996-08-13 | Dia-Compe, Taiwan Co., Ltd. | Device for making microadjustment of bearing of bicycle head bowl |
US5647684A (en) * | 1995-05-16 | 1997-07-15 | Chen; Chia-Ching | Two-step and toothless bicycle head shaft bowl set |
US5737974A (en) * | 1996-07-25 | 1998-04-14 | Chen; Chia-Lung | Fastening assembly of bicycle upright tube |
US5810380A (en) * | 1996-08-23 | 1998-09-22 | Lin; Wen-Hwa | Bicycle front fork packing structure |
-
1995
- 1995-10-31 IT IT95TO000871A patent/IT1281002B1/it active IP Right Grant
-
1996
- 1996-10-24 JP JP28259196A patent/JP3549987B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1996-10-29 DE DE19644968A patent/DE19644968B4/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-10-31 US US08/742,059 patent/US5893574A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-10-31 FR FR9613315A patent/FR2740403B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE19644968B4 (de) | 2007-04-19 |
ITTO950871A0 (ja) | 1995-10-31 |
US5893574A (en) | 1999-04-13 |
FR2740403B1 (fr) | 2000-09-01 |
JP3549987B2 (ja) | 2004-08-04 |
ITTO950871A1 (it) | 1997-05-01 |
DE19644968A1 (de) | 1997-05-07 |
IT1281002B1 (it) | 1998-02-11 |
FR2740403A1 (fr) | 1997-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09164985A (ja) | 自転車用操舵管支承構体 | |
US5095770A (en) | Steering bearing assembly for wheeled vehicle | |
US5482307A (en) | Footrest assembly for motorcycle | |
US6431575B2 (en) | Steering bearing assembly for a bicycle | |
US5496126A (en) | Bicycle front fork mounting structure | |
JP2008006190A (ja) | 車椅子のキャスター取付け構造 | |
EP0093379B1 (en) | A two-wheeled vehicle head parts assembly | |
US6651525B2 (en) | Head set assembly for bicycles | |
US3976307A (en) | Means for preventing the detachment of the front wheel from a bicycle | |
WO1982002433A1 (en) | Ajustable support system for cycle mirror | |
JP3195578B2 (ja) | フロントフォークを備えたステアリング装置 | |
JPH01311977A (ja) | 二輪車の操縦系の安全装置 | |
US6068090A (en) | Braking device for a bicycle | |
US6843493B2 (en) | Fastener cover | |
JPS6312037B2 (ja) | ||
JPH1071980A (ja) | 自動二輪車のフロントカウリング装置 | |
JP2500960Y2 (ja) | 自動二輪車のフロントホ―ク装置 | |
JP3209076B2 (ja) | ステアリングホイールの取付構造 | |
US20210107587A1 (en) | Bicycle Handlebar Stem | |
IT202100001340A1 (it) | Meccanismo di recupero giochi della serie sterzo di una bicicletta | |
JPH08108878A (ja) | 軸端固定機構 | |
EP0072358B1 (fr) | Joint de montage pour éléments tubulaires des rayons d'étagères | |
JPH01168586A (ja) | フロントフォーク支持用アッパブラケットの締結構造 | |
JPH1016861A (ja) | 自動二輪車のセパレート式ハンドルバーの取付け構造 | |
JP2563380Y2 (ja) | 自転車のハンドル装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040414 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040422 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |