JPH09163527A - 電気機器の長尺体ブッシング及び電気機器の長尺体ブッシング据付工法並びに電気機器の長尺体ブッシング撤去工法 - Google Patents

電気機器の長尺体ブッシング及び電気機器の長尺体ブッシング据付工法並びに電気機器の長尺体ブッシング撤去工法

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JPH09163527A
JPH09163527A JP7314126A JP31412695A JPH09163527A JP H09163527 A JPH09163527 A JP H09163527A JP 7314126 A JP7314126 A JP 7314126A JP 31412695 A JP31412695 A JP 31412695A JP H09163527 A JPH09163527 A JP H09163527A
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bushing
flange
adapter ring
elongated
long
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Application number
JP7314126A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Takao
光昭 高尾
Satoshi Ito
悟司 伊藤
Ichirou Yotsuoka
一朗 四岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02BBOARDS, SUBSTATIONS OR SWITCHING ARRANGEMENTS FOR THE SUPPLY OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02B3/00Apparatus specially adapted for the manufacture, assembly, or maintenance of boards or switchgear

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、工期中での保安停電をなくし、
電力供給を確保できるとともに、停電に伴う損失を抑え
ることができる長尺体ブッシング及びその据付工法並び
に撤去工法を得ることを目的とする。 【解決手段】 長尺体ブッシング10のブッシング本体
9の下端側には第1および第2のフランジ11、12が
取り付けられている。アダプターリング15は2分割さ
れ、ブッシング本体9の径方向外方から第2のフランジ
12に宛てがわれ、ボルト26により締着一体化されて
いる。このアダプターリング15に穿設された貫通孔1
9を用いて、油圧ショベルのアームに装着された把持装
置が装着される。そして、油圧ショベルにより、長尺体
ブッシング10を起立して移動でき、保安停電すること
なく、ガス絶縁電気機器への据え付け/取り外しができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば高電圧の
発・変電所等におけるガス絶縁電気機器に取り付けられ
る長尺体ブッシングおよびその据付工法並びに撤去工法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から建設されてきた広大な敷地面積
を必要とする大気絶縁方式の発・変電所に代わって、優
れた絶縁性能をもつ六ふっ化硫黄(SF6)ガスを使用
したGIS(ガス絶縁変電所:GAS INSULATED SUBSTATI
ON)および単体構成の遮断器等が建設されるようになっ
てきた。このようなGISにおいては、遮断器(C
B)、断路器(DS)、変流器(CT)、計器用変圧器
(PT)、避雷器(LA)等の機器により構成されてい
る。充電部を金属容器内に収納し、その内部空間に加圧
したSF6ガスを封入し密閉してなるガス絶縁電気機器
が、敷地内に施工されたコンクリート躯体上に複合的に
かつ効率的にレイアウトされて据え付けられている。そ
して、送電線を介して送られてくる大電力がブッシング
を介して受電され、複合的にレイアウトされたガス絶縁
電気機器を介して変圧器に導かれ、所定の電力に変圧さ
れる。このようなGISでは、ガス絶縁電気機器の取替
や増設の際には、長尺のブッシングをクレーンで吊り上
げてのレッカー工法により据え付けあるいは撤去作業を
行っていた。
【0003】ここで、従来のガス絶縁電気機器のブッシ
ングの据え付け/撤去作業におけるレッカー工法につい
て図12を参照しつつ説明する。敷地内に施工されたコ
ンクリート躯体上にはガス絶縁電気機器1が複合的かつ
効率的にレイアウトされて据え付けられている。そし
て、ガス絶縁電気機器1には、長尺体ブッシング2が据
え付けられている。また、主母線3がコンクリート躯体
から立設された鉄塔5に例えば地上19mの高さに架設
され、分岐母線4が鉄塔5に例えば地上35mの高さに
架設されている。この長尺体ブッシング2は6〜7mの
長さを有し、据え付け時には約11mの高さとなる。ガ
ス絶縁電気機器1の取替/増設工事の際には、長尺体ブ
ッシング2にワイヤロープ6bを引っ掛けてクレーン6
aにより吊り上げて、長尺体ブッシング2の据え付けあ
るいは撤去を行っている。この時、クレーン6a先端と
主母線3(充電部)との間の電気的安全距離が稼げなく
なり、フラッシュオーバー等の不具合が発生してしま
う。そこで、工事期間中は主母線3の保安停電が必要と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁電気機
器の取替/増設工事におけるブッシングの据付/撤去作
業は以上のように、クレーン6aにより長尺体ブッシン
グ2を吊り上げるレッカー工法を採用しているので、工
事期間中主母線3の保安停電が必要となる。そこで、電
力供給の確保のためには送電系統の停電が極めて困難で
あり、停電が工事上大きな問題となるという課題があっ
た。また、停電に伴う損失が甚大であるという課題もあ
った。
【0005】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、ブッシングの据付/撤去作業に
おける主母線の保安停電を無くし、電力供給を確保でき
るとともに、停電に伴う損失を抑えることができる電気
機器の長尺体ブッシング及び電気機器の長尺体ブッシン
グ据付工法並びに電気機器の長尺体ブッシング撤去工法
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る電気機器の長尺体ブッシングは、長尺のブッシング
本体と、このブッシング本体の下端側に設けられて電気
機器の金属容器に取り付けられる第1のフランジと、ブ
ッシング本体の下端側に第1のフランジの上方に相対し
て設けられた第2のフランジと、少なくとも2分割され
てブッシング本体にその径方向外方から宛てがわれ、第
2のフランジに着脱可能に締着固定された把持用のアダ
プターリングとを備えたものである。
【0007】また、この発明の第2の発明の係る電気機
器の長尺体ブッシング据付工法は、下端側に電気機器に
取り付けるための第1のフランジが設けられ、この第1
のフランジの上方に第1のフランジと相対して第2のフ
ランジが設けられた長尺体ブッシングを電気機器に据え
付ける長尺体ブッシング据付工法であって、長尺体ブッ
シングにその径方向外方から少なくとも2分割されたア
ダプターリングを第2のフランジに宛てがい、第2のフ
ランジにアダプターリングを締着固定して長尺体ブッシ
ングにアダプターリングを装着する工程と、長尺体ブッ
シングにその径方向外方から開閉自在に構成された第1
および第2の把持部を開放状態で挿入し、第1および第
2の把持部を閉じてアダプターリングに宛てがい、アダ
プターリングに第1および第2の把持部を締着固定して
アダプターリングに把持装置を装着する工程と、把持装
置を移動させて、長尺体ブッシングを電気機器まで運搬
する工程と、把持装置を旋回、回動および上下左右移動
させて長尺体ブッシングの軸方向と電気機器の金属容器
の軸方向とほぼ一致させ、長尺体ブッシングをその軸方
向に沿って下降させて金属容器内に挿入する工程と、第
1のフランジを金属容器に締着固定して長尺体ブッシン
グを金属容器に取り付ける工程と、アダプターリングと
第2のフランジとの締着を解除して、アダプターリング
を長尺体ブッシングの径方向外方に取り外す工程とを備
えたものである。
【0008】また、この発明の第3の発明の係る電気機
器の長尺体ブッシング撤去工法は、下端側に第2のフラ
ンジが設けられ、この第2のフランジの下方に第2のフ
ランジと相対して設けられた第1のフランジが電気機器
の金属容器に締着固定されて電気機器に取り付けられた
長尺体ブッシングを電気機器から撤去する長尺体ブッシ
ング撤去工法であって、長尺体ブッシングにその径方向
外方から少なくとも2分割されたアダプターリングを第
2のフランジに宛てがい、第2のフランジにアダプター
リングを締着固定して長尺体ブッシングにアダプターリ
ングを装着する工程と、長尺体ブッシングにその径方向
外方から開閉自在に構成された第1および第2の把持部
を開放状態で挿入し、第1および第2の把持部を閉じて
アダプターリングに宛てがい、アダプターリングに第1
および第2の把持部を締着固定してアダプターリングに
把持装置を装着する工程と、第1のフランジと電気機器
の金属容器との締着を解除する工程と、把持装置を長尺
体ブッシングの軸方向に沿って上昇させて、長尺体ブッ
シングを金属容器から引き抜く工程と、把持装置を移動
させて、長尺体ブッシングを撤去場所まで運搬する工程
と、アダプターリングと第2のフランジとの締着を解除
して、アダプターリングを長尺体ブッシングの径方向外
方に取り外す工程とを備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図につ
いて説明する。図1はこの発明の一実施例に係る長尺体
ブッシングを示す側面図、図2はこの発明の一実施例に
係る長尺体ブッシングの要部を示す拡大側面図、図3は
図2のIII−III矢視断面図である。図において、
10は長尺体ブッシング、11は長尺体ブッシング10
のブッシング本体9の下端側に取り付けられたガス絶縁
電気機器1に連結される第1のフランジ、12は第1の
フランジ11の上方に第1のフランジ11と相対してブ
ッシング本体9の下端側に取り付けられた第2のフラン
ジである。この第2のフランジ12は、貫通孔13が2
4個同一円周上に等角ピッチで設けられたリング板12
aと貫通孔13とねじ穴14がそれぞれ24個づつ同一
円周上に等角ピッチで交互に形成されたリング板12b
とを重ね合わせ、貫通孔13にボルト(図示せず)を挿
通させ、該ボルトにナット(図示せず)を螺合させ、締
め付けて一体化されている。
【0010】つぎに、上記第2のフランジ12に装着さ
れるアダプターリング15の構成について図4を参照し
つつ説明する。このアダプターリング15は鉄板からな
り、分割線16を介して第1アダプターリング15aと
第2アダプターリング15bとに2分割されるように構
成されている。そして、このアダプターリング15の内
周側には、大径の貫通孔17と小径の貫通孔18とがそ
れぞれ24個づつ同一円周上に等角ピッチで交互に形成
されている。さらに、その外周側には、貫通孔19が1
2個同一円周上に等角ピッチで形成されている。なお、
内周側に形成された貫通孔17、18は、アダプターリ
ング15を第2のフランジ12に装着した際に、第2の
フランジ12に形成された貫通孔13、ねじ穴14と重
なり合うような位置関係となっている。
【0011】ついで、長尺体ブッシング10の把持装置
20の構成について図5および図6を参照しつつ説明す
る。この把持装置20は、本体部21と、この本体部2
1に回動可能に取り付けられたリング状の把持部22と
から構成され、例えば油圧ショベルのアーム先端部に装
着されている。そして、このリング状の把持部22は、
第1の把持部22aと第2の把持部22bとに2分割さ
れ、その内周側にアダプターリング15を載置する環状
の段差23が形成され、さらに段差23にねじ穴24が
12個同一円周上に等角ピッチで形成されている。この
ねじ穴24はアダプターリング15が段差23に載置さ
れた際に貫通孔19と重なり合うような位置関係となっ
ている。また、第1および第2の把持部22a,22b
と本体部21との間には、それぞれ油圧シリンダ25が
配設され、この油圧シリンダ25を作動させることによ
り、第1および第2の把持部22a,22bを開閉でき
るように構成されている。
【0012】ここで、この実施例による長尺体ブッシン
グ10の据付/撤去工法について図7乃至図11を参照
しつつ説明する。まず、工場において、長尺体ブッシン
グ10の第2のフランジ12には、両側から第1および
第2アダプターリング15a,15bを宛てがい、ボル
ト26を貫通孔18に挿入し第2のフランジ12に設け
られたねじ穴14に螺着して、アダプターリング15が
あらかじめ取り付けられる。この時、図7および図8に
示すように、第2のフランジ12を構成する2枚のリン
グ板12a,12bはボルト27およびナット28によ
り締着一体化されているが、このボルト27の頭部が、
アダプターリング15に設けられた大径の貫通孔17内
に収納され、アダプターリング15装着の際のボルト2
7の干渉が防止されている。ついで、アダプターリング
15が装着された長尺体ブッシング10をトレーラ30
により現地に運搬される。そこで、油圧シリンダ25を
作動させて、第1および第2の把持部22a,22bを
開ける。そして、開けられた把持装置20を旋回、回動
および上下左右移動させて、径方向外方から長尺体ブッ
シング10に挿入し、その後油圧シリンダ25を作動さ
せて第1および第2の把持部22a,22bを閉じる。
さらに、把持装置20を旋回、回動および上下左右移動
させて、アダプターリング15の分割線16が第1およ
び第2の把持部22a,22bの当接部とほぼ一致する
ようにしてアダプターリング15を段差23内に収納す
る。そこで、ボルト(図示せず)を貫通孔19に挿入し
把持部22に設けられたねじ穴24に螺着し、図9に示
すように、アダプターリング15、すなわち長尺体ブッ
シング10に把持装置20を装着する。
【0013】つぎに、油圧ショベル31を駆動して、図
10に示すように、長尺体ブッシング10を起立させ
る。そして、油圧ショベル31にて長尺体ブッシング1
0を据え付けるガス絶縁電気機器1まで運搬する。さら
に、長尺体ブッシング10の軸方向をガス絶縁電気機器
1の金属容器のブッシング取付軸方向に一致させ、図1
1に示すように、長尺体ブッシング10をその軸方向に
沿って下降させる。そして、長尺体ブッシング10の先
端部がガス絶縁電気機器1の金属容器内に挿入される。
その後、把持装置20を旋回、回動および上下左右移動
させて、第1のフランジ11と該金属容器のフランジ
(図示せず)との位置合わせを行い、両者をボルト等に
より締着固定して、長尺体ブッシング10がガス絶縁電
気機器1の金属容器に据え付けられる。ついで、アダプ
ターリング15と第2のフランジ12とを締着固定して
いるボルト26を取り外し、油圧シリンダ25を作動さ
せて把持部22を開け、油圧ショベル31を駆動して、
把持装置20とともにアダプターリング15を径方向外
方に取り去り、長尺体ブッシング10の据付作業を完了
する。その後、把持部22とアダプターリング15とを
締着固定しているボルトを取り外し、アダプターリング
15を取り外す。
【0014】また、長尺体ブッシング10を撤去する場
合には、上述の据付作業とは逆の手順を繰り返せばよ
い。すなわち、まず長尺体ブッシング10に、両側から
第1および第2アダプターリング15a,15bを宛て
がい、ボルト26を貫通孔18に挿入し第2のフランジ
12に設けられたねじ穴14に螺着して、アダプターリ
ング15を第2のフランジ12に装着する。ついで、油
圧ショベル31を撤去される長尺体ブッシング10が据
え付けられているガス絶縁電気機器1付近まで移動す
る。そこで、油圧シリンダ25を作動させて、第1およ
び第2の把持部22a,22bを開ける。そして、開け
られた把持装置20を旋回、回動および上下左右移動さ
せて、径方向外方から長尺体ブッシング10に挿入し、
その後油圧シリンダ25を作動させて第1および第2の
把持部22a,22bを閉じる。さらに、把持装置20
を旋回、回動および上下左右移動させて、アダプターリ
ング15の分割線16が第1および第2の把持部22
a,22bの当接部とほぼ一致するようにしてアダプタ
ーリング15を段差23内に収納する。そこで、ボルト
(図示せず)を貫通孔19に挿入し把持部22に設けら
れたねじ穴24に螺着し、アダプターリング15、すな
わち長尺体ブッシング10に把持装置20を装着する。
【0015】そして、ガス絶縁電気機器1の金属容器と
長尺体ブッシング10の第1のフランジ11との締着を
解除し、油圧ショベル31を駆動して長尺体ブッシング
10を金属容器のブッシング取付軸方向に沿って上昇さ
せて金属容器から引き抜く。さらに、油圧ショベル31
により長尺体ブッシング10を運搬してトレーラ30に
載置する。そこで、把持部22とアダプターリング15
とを締着固定しているボルトを取り外し、油圧シリンダ
25を作動させて把持部22を開け、油圧ショベル31
を駆動してブッシング本体9から把持装置20を取り去
る。ついで、アダプターリング15と第2のフランジ1
2とを締着固定しているボルト26を取り外し、アダプ
ターリング15を径方向外方に取り去り、長尺体ブッシ
ング10の撤去作業を完了する。
【0016】ここで、油圧ショベル31により長尺体ブ
ッシング10を起立させた際には、ブッシング高さが1
5m以下となり、主母線3との距離が4mと電気的安全
距離を確保している。
【0017】このように、この実施例によれば、長尺体
ブッシング10にその径方向外方から2分割された第1
および第2アダプターリング15a,15bを宛てが
い、ブッシング本体9の下端側に取り付けられた第2の
フランジ12にアダプターリング15を締着固定して長
尺体ブッシング10にアダプターリング15を装着する
工程と、アダプターリング15の径方向外方から2分割
された第1および第2の把持部22a,22bを宛てが
い、アダプターリング15に把持部22を締着固定して
アダプターリング15に把持装置20を装着する工程
と、把持装置20を旋回、回動および上下左右移動させ
て、長尺体ブッシング10をガス絶縁電気機器1まで運
搬する工程と、長尺体ブッシング10の軸方向とガス絶
縁電気機器1の金属容器のブッシング取付軸方向とほぼ
一致させ、長尺体ブッシング10をその軸方向に沿って
下降させてガス絶縁電気機器1の金属容器内に挿入する
工程と、長尺体ブッシング10の第2のフランジ12の
下端側に取り付けられた第1のフランジ11を金属容器
に締着固定して長尺体ブッシング10を金属容器に取り
付ける工程と、アダプターリング15を第2のフランジ
12から取り外す工程とを備えているので、従来のレッ
カー工法のように、長尺体ブッシング2にワイヤロープ
6bを引っ掛けてクレーン6aにより吊り上げる必要が
なく、長尺体ブッシング10の先端部と主母線3(充電
部)との間の電気的安全距離が十分に稼げ、フラッシュ
オーバー等の不具合が発生しない。そこで、工事期間中
は主母線3の保安停電が不要となり、長尺体ブッシング
10の据付作業における無停電化工法が可能となり、電
力供給を確保できるとともに、停電に伴う損失を抑える
ことができる電気機器の長尺体ブッシング据付工法が得
られる。
【0018】また、第1および第2の把持部22a,2
2bの当接部がアダプターリング15の分割線16とほ
ぼ一致するように把持部22とアダプターリング15と
を締着しているので、長尺体ブッシング10をガス絶縁
電気機器1の金属容器に締着固定した後第2のフランジ
12とアダプターリング15との締着を解除すれば、把
持装置20とともにアダプターリング15を長尺体ブッ
シング10から取り外すことができる。そこで、ガス絶
縁電気機器1の金属容器上での煩雑な締着部材の取り外
し作業が削減され、据付作業性を向上できる。
【0019】また、長尺体ブッシング10の軸方向をガ
ス絶縁電気機器1の金属容器のブッシング取付軸方向と
ほぼ一致させ、該軸方向に沿って下降させているので、
金属容器のブッシング取付軸方向が垂直でない場合であ
っても、金属容器と衝突して破損することなく、容易に
据え付けることができる。
【0020】また、この実施例によれば、長尺体ブッシ
ング10にその径方向外方から2分割された第1および
第2アダプターリング15a,15bを宛てがい、ブッ
シング本体9の下端側に取り付けられた第2のフランジ
12にアダプターリング15を締着固定して長尺体ブッ
シング10にアダプターリング15を装着する工程と、
アダプターリング15の径方向外方から2分割された第
1および第2の把持部22a,22bを宛てがい、アダ
プターリング15に把持部22を締着固定してアダプタ
ーリング15に把持装置20を装着する工程と、長尺体
ブッシング10の第1のフランジ11とガス絶縁電気機
器1の金属容器との締着を解除する工程と、長尺体ブッ
シング10をその軸方向に沿って上昇させてガス絶縁電
気機器1の金属容器から引き抜く工程と、長尺体ブッシ
ング10を撤去場所まで運搬する工程と、アダプターリ
ング15を第2のフランジ12から取り外す工程とを備
えているので、従来のレッカー工法のように、長尺体ブ
ッシング2にワイヤロープ6bを引っ掛けてクレーン6
aにより吊り上げる必要がなく、長尺体ブッシング10
の先端部と主母線3(充電部)との間の電気的安全距離
が十分に稼げ、フラッシュオーバー等の不具合が発生し
ない。そこで、工事期間中は主母線3の保安停電が不要
となり、長尺体ブッシング10の撤去作業における無停
電化工法が可能となり、電力供給を確保できるととも
に、停電に伴う損失を抑えることができる電気機器の長
尺体ブッシング撤去工法が得られる。
【0021】また、長尺体ブッシング10の軸方向に沿
って上昇させて金属容器から引き抜いているので、金属
容器のブッシング取付軸方向が垂直でない場合であって
も、金属容器と衝突して破損することなく、容易に撤去
することができる。
【0022】また、この実施例によれば、ブッシング本
体9の下端側にガス絶縁電気機器1への取付用の第1の
フランジ11を取り付け、この第1のフランジ11の上
部側に相対して第2のフランジ12を取り付け、この第
2のフランジ12に同一円周上に複数個のねじ穴14を
設け、さらに第1および第2アダプターリング15a,
15bに2分割されたアダプターリング15に上記ねじ
穴14と重なり合うように複数個の貫通孔18を設ける
とともに、その外周側に貫通孔19を同一円周上に等角
ピッチで複数個の貫通孔19を設けているので、アダプ
ターリング15をブッシング本体9の径方向外方から宛
てがい、ボルト26を貫通孔18に挿入しねじ穴14に
螺着してアダプターリング15を第2のフランジ12に
容易に装着できる。そして、貫通孔19を利用してアダ
プターリング15を油圧ショベル31に装着された把持
装置20の把持部22に容易に装着できる。そこで、油
圧ショベル31により長尺体ブッシング10を運搬移動
して、クレーン6aで吊り上げることなく、主母線3を
保安停電することなく、長尺体ブッシング10の据付/
撤去作業を行うことができる。
【0023】また、把持装置20による把持用として2
分割されたアダプターリング15を備えているので、ブ
ッシング本体9を直接把持せず、ブッシング各部の破損
を防止できるとともに、長尺体ブッシング10はその第
2のフランジ12にねじ穴14を設けるだけで従来のブ
ッシング構造を変更する必要がない。また、このアダプ
ターリング15は着脱自在に構成されているので、再利
用できる。
【0024】なお、上記実施例では、アダプターリング
15が第1および第2のアダプターリング15a,15
bに2分割されているものとしているが、アダプターリ
ング15はブッシング本体9にその軸方向外方から第2
のフランジ12に装着できる構造であればよく、3分割
であっても、それ以上に分割された構造であってもよ
い。
【0025】また、上記実施例では、アダプターリング
15の内周側に第2のフランジ12との連結用の貫通孔
18を穿設し、外周側に把持部22との連結用の貫通孔
19を穿設するものとしているが、アダプターリング1
5の内周側に貫通孔19を、外周側に貫通孔18を穿設
してもよい。この場合、第2のフランジ12の径を大き
くし、アダプターリング15と把持部22との締着作業
スペースを確保すればよい。また、アダプターリング1
5に穿設された貫通孔18、19は、ねじ穴であっても
よい。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】この発明の第1の発明によれば、長尺のブ
ッシング本体と、このブッシング本体の下端側に設けら
れて電気機器の金属容器に取り付けられる第1のフラン
ジと、ブッシング本体の下端側に第1のフランジの上方
に相対して設けられた第2のフランジと、少なくとも2
分割されてブッシング本体にその径方向外方から宛てが
われ、第2のフランジに着脱可能に締着固定された把持
用のアダプターリングとを備えているので、アダプター
リングに油圧ショベル等の重機に装着された把持装置を
装着でき、クレーンによる吊り上げ作業が不要となり、
保安停電することなく、据付/撤去作業を行うことがで
きる電気機器の長尺体ブッシングが得られる。
【0028】また、この発明の第2の発明によれば、下
端側に電気機器に取り付けるための第1のフランジが設
けられ、この第1のフランジの上方に第1のフランジと
相対して第2のフランジが設けられた長尺体ブッシング
を電気機器に据え付ける長尺体ブッシング据付工法であ
って、長尺体ブッシングにその径方向外方から少なくと
も2分割されたアダプターリングを第2のフランジに宛
てがい、第2のフランジにアダプターリングを締着固定
して長尺体ブッシングにアダプターリングを装着する工
程と、長尺体ブッシングにその径方向外方から開閉自在
に構成された第1および第2の把持部を開放状態で挿入
し、第1および第2の把持部を閉じてアダプターリング
に宛てがい、アダプターリングに第1および第2の把持
部を締着固定してアダプターリングに把持装置を装着す
る工程と、把持装置を移動させて、長尺体ブッシングを
電気機器まで運搬する工程と、把持装置を旋回、回動お
よび上下左右移動させて長尺体ブッシングの軸方向と電
気機器の金属容器の軸方向とほぼ一致させ、長尺体ブッ
シングをその軸方向に沿って下降させて金属容器内に挿
入する工程と、第1のフランジを金属容器に締着固定し
て長尺体ブッシングを金属容器に取り付ける工程と、ア
ダプターリングと第2のフランジとの締着を解除して、
アダプターリングを長尺体ブッシングの径方向外方に取
り外す工程とを備えているので、長尺体ブッシングにワ
イヤロープを引っ掛けてクレーンにより吊り上げる必要
がなく、長尺体ブッシングの先端部と充電部との間の電
気的安全距離が十分に稼げ、フラッシュオーバー等の不
具合が発生せず、工事期間中の保安停電が不要となり、
電力供給を確保できるとともに、停電に伴う損失を抑え
ることができる電気機器の長尺体ブッシング据付工法が
得られる。
【0029】また、この発明の第3の発明によれば、下
端側に第2のフランジが設けられ、この第2のフランジ
の下方に第2のフランジと相対して設けられた第1のフ
ランジが電気機器の金属容器に締着固定されて電気機器
に取り付けられた長尺体ブッシングを電気機器から撤去
する長尺体ブッシング撤去工法であって、長尺体ブッシ
ングにその径方向外方から少なくとも2分割されたアダ
プターリングを第2のフランジに宛てがい、第2のフラ
ンジにアダプターリングを締着固定して長尺体ブッシン
グにアダプターリングを装着する工程と、長尺体ブッシ
ングにその径方向外方から開閉自在に構成された第1お
よび第2の把持部を開放状態で挿入し、第1および第2
の把持部を閉じてアダプターリングに宛てがい、アダプ
ターリングに第1および第2の把持部を締着固定してア
ダプターリングに把持装置を装着する工程と、第1のフ
ランジと電気機器の金属容器との締着を解除する工程
と、把持装置を長尺体ブッシングの軸方向に沿って上昇
させて、長尺体ブッシングを金属容器から引き抜く工程
と、把持装置を移動させて、長尺体ブッシングを撤去場
所まで運搬する工程と、アダプターリングと第2のフラ
ンジとの締着を解除して、アダプターリングを長尺体ブ
ッシングの径方向外方に取り外す工程とを備えているの
で、長尺体ブッシングにワイヤロープを引っ掛けてクレ
ーンにより吊り上げる必要がなく、長尺体ブッシングの
先端部と充電部との間の電気的安全距離が十分に稼げ、
フラッシュオーバー等の不具合が発生せず、工事期間中
の保安停電が不要となり、電力供給を確保できるととも
に、停電に伴う損失を抑えることができる電気機器の長
尺体ブッシング撤去工法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る電気機器の長尺体
ブッシングを示す側面図である。
【図2】 この発明の一実施例に係る電気機器の長尺体
ブッシングの要部を示す拡大側面図である。
【図3】 図2のIII−III矢視断面図である。
【図4】 この発明の一実施例に係る電気機器の長尺体
ブッシングにおけるアダプターリングを示す平面図であ
る。
【図5】 この発明の一実施例に係る電気機器の長尺体
ブッシングの把持装置を示す平面図である。
【図6】 この発明の一実施例に係る電気機器の長尺体
ブッシングの把持装置を示す側面図である。
【図7】 この発明の一実施例に係る電気機器の長尺体
ブッシングにおけるアダプターリング装着状態を示す一
部破断側面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII矢視断面図であ
る。
【図9】 この発明の一実施例に係る電気機器の長尺体
ブッシング据付工法を説明する図である。
【図10】 この発明の一実施例に係る電気機器の長尺
体ブッシング据付工法を説明する図である。
【図11】 この発明の一実施例に係る電気機器の長尺
体ブッシング据付工法を説明する図である。
【図12】 従来の電気機器の長尺体ブッシング据付/
撤去工法を説明する図である。
【符号の説明】
1 ガス絶縁電気機器(電気機器)、9 ブッシング本
体、10 長尺体ブッシング、11 第1のフランジ、
12 第2のフランジ、15 アダプターリング、20
把持装置、22 把持部、22a 第1の把持部、2
2b 第2の把持部。
フロントページの続き (72)発明者 四岡 一朗 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺のブッシング本体と、このブッシン
    グ本体の下端側に設けられて電気機器の金属容器に取り
    付けられる第1のフランジと、前記ブッシング本体の下
    端側に前記第1のフランジの上方に相対して設けられた
    第2のフランジと、少なくとも2分割されて前記ブッシ
    ング本体にその径方向外方から宛てがわれ、前記第2の
    フランジに着脱可能に締着固定された把持用のアダプタ
    ーリングとを備えたことを特徴とする電気機器の長尺体
    ブッシング。
  2. 【請求項2】 下端側に電気機器に取り付けるための第
    1のフランジが設けられ、この第1のフランジの上方に
    第1のフランジと相対して第2のフランジが設けられた
    長尺体ブッシングを電気機器に据え付ける長尺体ブッシ
    ング据付工法であって、 前記長尺体ブッシングにその径方向外方から少なくとも
    2分割されたアダプターリングを前記第2のフランジに
    宛てがい、前記第2のフランジに前記アダプターリング
    を締着固定して前記長尺体ブッシングに前記アダプター
    リングを装着する工程と、 前記長尺体ブッシングにその径方向外方から開閉自在に
    構成された第1および第2の把持部を開放状態で挿入
    し、前記第1および第2の把持部を閉じて前記アダプタ
    ーリングに宛てがい、前記アダプターリングに前記第1
    および第2の把持部を締着固定して前記アダプターリン
    グに把持装置を装着する工程と、 前記把持装置を移動させて、前記長尺体ブッシングを前
    記電気機器まで運搬する工程と、 前記把持装置を旋回、回動および上下左右移動させて前
    記長尺体ブッシングの軸方向と前記電気機器の金属容器
    の軸方向とほぼ一致させ、前記長尺体ブッシングをその
    軸方向に沿って下降させて前記金属容器内に挿入する工
    程と、 前記第1のフランジを前記金属容器に締着固定して前記
    長尺体ブッシングを前記金属容器に取り付ける工程と、 前記アダプターリングと前記第2のフランジとの締着を
    解除して、前記アダプターリングを前記長尺体ブッシン
    グの径方向外方に取り外す工程とを備えたことを特徴と
    する電気機器の長尺体ブッシング据付工法。
  3. 【請求項3】 下端側に第2のフランジが設けられ、こ
    の第2のフランジの下方に第2のフランジと相対して設
    けられた第1のフランジが電気機器の金属容器に締着固
    定されて電気機器に取り付けられた長尺体ブッシングを
    電気機器から撤去する長尺体ブッシング撤去工法であっ
    て、 前記長尺体ブッシングにその径方向外方から少なくとも
    2分割されたアダプターリングを前記第2のフランジに
    宛てがい、前記第2のフランジに前記アダプターリング
    を締着固定して前記長尺体ブッシングに前記アダプター
    リングを装着する工程と、 前記長尺体ブッシングにその径方向外方から開閉自在に
    構成された第1および第2の把持部を開放状態で挿入
    し、前記第1および第2の把持部を閉じて前記アダプタ
    ーリングに宛てがい、前記アダプターリングに前記第1
    および第2の把持部を締着固定して前記アダプターリン
    グに把持装置を装着する工程と、 前記第1のフランジと前記電気機器の金属容器との締着
    を解除する工程と、 前記把持装置を前記長尺体ブッシングの軸方向に沿って
    上昇させて、前記長尺体ブッシングを前記金属容器から
    引き抜く工程と、 前記把持装置を移動させて、前記長尺体ブッシングを撤
    去場所まで運搬する工程と、 前記アダプターリングと前記第2のフランジとの締着を
    解除して、前記アダプターリングを前記長尺体ブッシン
    グの径方向外方に取り外す工程とを備えたことを特徴と
    する電気機器の長尺体ブッシング撤去工法。
JP7314126A 1995-12-01 1995-12-01 電気機器の長尺体ブッシング及び電気機器の長尺体ブッシング据付工法並びに電気機器の長尺体ブッシング撤去工法 Pending JPH09163527A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104092136A (zh) * 2014-07-18 2014-10-08 国网上海市电力公司 一种gis母线通管隔断检修方法

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