JPH09163501A - 電動車両のバッテリ監視装置 - Google Patents

電動車両のバッテリ監視装置

Info

Publication number
JPH09163501A
JPH09163501A JP7320303A JP32030395A JPH09163501A JP H09163501 A JPH09163501 A JP H09163501A JP 7320303 A JP7320303 A JP 7320303A JP 32030395 A JP32030395 A JP 32030395A JP H09163501 A JPH09163501 A JP H09163501A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
battery
load
remaining capacity
ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7320303A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Oota
廣城 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Priority to JP7320303A priority Critical patent/JPH09163501A/ja
Publication of JPH09163501A publication Critical patent/JPH09163501A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】バッテリの片減りを確実に検出して短寿命とな
ることを回避する。 【解決手段】搭載したバッテリ1における全セル群の起
電力に基づく全電圧が主負荷2に印加され、一部セル群
の起電力に基づく中間電圧が副負荷3に印加されて動作
する電動車両において、主負荷2に印加される全電圧を
検出する全電圧検出回路6と、副負荷3に印加される中
間電圧を検出する中間電圧検出回路8とを設け、更に例
えば中間電圧の検出値Vmに全セル群の個数に対する一
部セル群の個数の比率nの逆数を乗算して得られる演算
値V/nと全電圧の検出値Voとを比較し、Voに対
するVm/nの割合が例えば90%未満の場合にバッテ
リ異常と判断する電圧比較判断手段9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリの全電圧
と中間電圧とを電源とするバッテリフォークリフト等の
電動車両において、中間電圧を発生する一部セル群の片
減り現象を検出し警告したり所定の制御を行うようにし
た電動車両のバッテリ監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリを電源として動作する車両にお
いては、バッテリの全電圧(バッテリを構成する全セル
群による出力電圧)を使用する以外にタップ端子からの
中間電圧(一部セル群による出力電圧)を車両の補機類
の電源として使用している。例えばバッテリフォークリ
フトの仕様によれば、図4に示すように、バッテリ1の
高電位側より全電圧を導出する全電圧端子1aは走行モ
ータ及び荷役モータ並びにこれらを制御するコントロー
ラ等からなる主負荷2の電源とし、タップ端子1bから
取出す中間電圧はヘッドランプ、ブザー等の補機からな
る副負荷3の電源としている。そして、主負荷2と副負
荷3の基準電位端GNDはバッテリ1の低電位側の全電
圧端子1cに接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上図のような電源供給
系統によると、上記副負荷3は、図5に示すように、バ
ッテリ1を構成する全セル群のうち一部セル群Ecにお
よる充電電圧だけを中間電圧として使用するので、使用
状況によっては一部セル群Ecのみ放電が進み(片減り
現象)、バッテリを短寿命とする虞れがある。
【0004】特に、夜間等において、車両を停止した状
態でヘッドランプだけを使用する状況が続く場合は、回
生制動によるバッテリへの電力の返還が行われない因子
も働いて、一部セル群Ecで電流が多く消費され、作用
物質の減少、電極板の腐食等が偏進行する。このような
電動車両におけるバッテリに対して、従来は、全電圧を
検出してバッテリの充電時期を認識させる手段はある
が、全電圧の低下は必ずしも片減り現象とは関係がない
ので、片減り現象を発見する場合は、保守や充電時に、
一部セル群Ecと他のセル群の状態を比較するだけであ
る。
【0005】また、中間電圧を検出し、この検出した中
間電圧値と、例えば予め判明している全電圧の公称電圧
との比の関係より片減りによる中間電圧の異常低下を判
断する方法が考えられる。しかし、主負荷2と副負荷3
の各負荷電流は互いに関係なく変化して全電圧及び中間
電圧を変動させており、単に検出した中間電圧値と全電
圧の公称電圧とを比較しただけでは正確に片減り現象か
否かを判断することはできない。
【0006】本発明は上記従来技術の実情に鑑みてなさ
れたもので、バッテリを構成する全セル群による全電圧
とタップ端子より取り出す一部セル群による中間電圧と
を使用する電動車両において、全電圧と中間電圧とをそ
れぞれ検出する手段若しくは全セル群及び一部セル群の
残容量を計算する手段を設けることにより、両検出電圧
の比若しくは両残容量の比に基づいてバッテリの片減り
現象か否かを正確に判断し、バッテリの寿命を短命とす
る使用を回避するようにした電動車両のバッテリ監視装
置を提供することを解決すべき課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した請求
項1に係る発明の要旨は、(a)主負荷に印加される閉
路電圧としての全電圧を検出する全電圧検出回路と、
(b)副負荷に印加される閉路電圧としての中間電圧を
検出する中間電圧検出回路と、(c)上記全電圧検出回
路の検出値と上記中間電圧検出回路からの検出値との比
と、予め規定される上記全電圧と上記中間電圧との比を
比較することにより、上記一部セル群での片減りの有無
を判断し、該判断結果をオペレータに認識させる電圧比
較判断手段とを設けたことにある。
【0008】即ち、請求項1に係る発明の電圧比較判断
手段は、運転中の電動車両における主負荷への全電圧と
副負荷への中間電圧との各検出値とを、両者の比が予め
設定される正規の比、例えば全セル群と一部セル群との
個数の比又は公称電圧の比に基づいて比較し、正常範囲
の比から外れているか否かにより、バッテリが正常か片
減りかを判断する。
【0009】請求項2に係る発明の要旨は、(a)全電
圧により主負荷に供給される電流を検出する第1電流検
出回路と、(b)中間電圧により副負荷に供給される電
流を検出する第2電流検出回路と、(c)上記第1及び
第2電流検出手段からの各検出値をそれぞれ積算して上
記全電圧及び中間電圧が放電終止電圧に達するまでの各
残容量を計算する第1及び第2残容量計算手段と、
(d)上記第1残容量計算手段で算出した残容量と上記
第2残容量計算手段で算出した残容量とを、予め設定さ
れる上記全セル群と一部セル群との容量の比に基づいて
比較することにより、上記一部セル群での片減りの有無
を判断し、該判断結果をオペレータに認識させる残容量
比較判断手段とを設けたことにある。
【0010】即ち、請求項2に係る発明の残容量比較判
断手段は、バッテリを構成する全セル群の残容量と中間
電圧を発生する一部セル群の残容量とを、両者の比が予
め設定される容量の比に基づいて比較し、正常範囲より
外れているか否かにより片減りの有無を判断し、片減り
がある場合にオペレータに認識させるようにしている。
【0011】請求項3の発明の要旨は、上記電圧比較判
断手段又は残容量比較判断手段が、上記一部セル群での
片減りを判断した場合に、上記副負荷の一部若しくは全
部の動作を制限又は禁止し、副負荷での電流の消費を強
制的に低下させるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
第1実施形態 本発明の第1実施形態に係る電動車両のバッテリ監視装
置は、図1に示すように、主負荷2がバッテリ1の例え
ば高電位側の全電圧端子1aと低電位側の全電圧端子1
dとの間に接続され、副負荷3が同バッテリ1の中間電
圧を取出すタップ端子1bと上記低電位側の全電圧端子
1dとの間に接続されている。フォークリフトの場合、
主負荷2は走行モータ及び荷役モータ並びにこれらを制
御するコントローラ等にて構成され、副負荷3はヘッド
ランプ、ブザー等から構成される。なお、副負荷3は、
各補機3A、3B毎に電磁リレー等の電源遮断スイッチ
4A、4Bが設けられている。
【0013】しかして、上記全電圧端子1aと主負荷2
の電源ライン5との間には、同全電圧端子1aから主負
荷2に印加されるバッテリ1の全電圧(閉路電圧)を例
えば検出抵抗により検出する全電圧検出回路6が設けら
れている。また、上記タップ端子1bと副負荷3の電源
ライン7との間には、同タップ端子1bから副負荷3に
印加される中間電圧(閉路電圧)を同様に検出抵抗によ
り検出する中間電圧検出回路8が設けられている。
【0014】上記各電圧検出回路6,8からの各検出電
圧6a、8aは、本発明の電圧比較判断手段9に導出さ
れている。電圧比較判断手段9は例えば主負荷2として
の上記コントローラ内に搭載されたマイコン回路にて構
成され、上記各検出電圧6a(=Vo)及び8a(=V
m)をそれぞれデジタル値に変換し、検出電圧6aの検
出値Voと検出電圧8aの検出値Vmを得て、両検出値
の比を例えば全セル群に対する一部セル群の個数の比n
(全セル群の個数を1とした場合の一部セル群の個数の
比率とする)と比較する。具体的には、上記比nの逆数
を検出値Vmに乗算し、更に、この乗算により得られる
演算値Vm/nと検出値Voとを比較する。この比較
は、例えばVoに対するVm/nの割合を予め定めた百
分率値、例えば90%以内か否かを判断するものであ
る。
【0015】なお、上記両検出値の比をセルの個数の比
と比較する手法は、検出値Voにnを乗算し、nVoと
Vmとを比較しても同じである。そして、上記電圧比較
判断手段9は、検出値Vo(又はVm)に対する演算値
Vm/n(又はnVo)の割合が、90%以内にあれ
ば、バッテリ正常を意味する例えば低電位の信号9aを
出力し、90%未満であれば、バッテリ異常を示す例え
ば高電位の信号9aを出力する。
【0016】上記電圧比較判断手段9からの判断結果を
示す信号9aは、視覚的若しくは聴覚的にバッテリ異常
をオペレータに認識させる警告手段7に出力される。警
告手段7は、例えば音声IC若しくは可聴域発振器とス
ピーカとからなる発音手段若しくはバッテリ異常のメッ
セージを記憶した記憶手段及びディスプレイからなる表
示手段の少なくとも一方を有し、これら発音手段若しく
は表示手段を信号9aが高電位のときに駆動するもので
ある。
【0017】上記構成において、主負荷2への全電圧及
び副負荷3への中間電圧は、作業中の車両により刻々と
何らの関係なく変化する各負荷電流によって変動してお
り、全電圧検出回路6及び中間電圧検出回路8からの各
検出電圧6a、8aも上記変動に応じた検出値Vo,V
mをとる。しかし、バッテリ1は電圧源であるため、両
負荷電流が変化しても全電圧と中間電圧との比の関係
は、例えばほぼ全セル群に対する一部セル群Ecとの個
数の比nに近い値をとる。
【0018】そこで、電圧比較判断手段9はある時間の
検出値Vmに上記比nの逆数を乗算して得られる演算値
Vm/nと検出値Voとを比較する。そして、Voに対
するVm/nの割合が例えば90%以内にあれば、電圧
比較判断手段9はバッテリ正常を意味する例えば低電位
の信号9aを出力し、90%未満であれば、バッテリ異
常を示す例えば高電位の信号9aを出力するのである。
【0019】つまり、全セル群と一部セル群の個数関係
(又は公称電圧で全電圧と中間電圧の関係)が例えば2
対1とすると、検出値Vmを2倍した値がほぼ検出値V
oになれば、上記2対1の関係が保たれているものとし
てバッテリ正常と判断し、検出値Vmを2倍した値が検
出値Voから相当ずれていれば、一部セル群Ecで片減
り現象が生じているものと判断する。
【0020】そして、片減り現象が生じていると判断し
た場合、電圧比較判断手段9は高電位の信号6aにより
警告手段10を動作させ、その発音手段若しくは表示手
段によってオペレータに認識させる。こうしてバッテリ
1の片減りを認識したオペレータが、ブザーやヘッドラ
ンプの使用を控えると、走行モータの回生制動時にバッ
テリ1に回生電流が流れ、バッテリ1は片減りが解消さ
れ、片減りによる充電の回数が減って長寿命化を図るこ
とができる。
【0021】なお、上記実施形態のように検出値Vm/
nと演算値Voとの比較でなく、上記各検出電圧6a、
8aの比(Vo:Vm)を全セル群と一部セル群Ecと
の比(1:n)と直接に比較し、例えばVo/Vm(又
はVm/Vo)が1/n(又はn)を中心としたある範
囲の上限から外れた場合に、バッテリの片減りと判断し
てもよい。
【0022】次に図2に示す実施形態は、片減り現象が
生じていると判断した場合の対応策として、電圧比較判
断手段9より副負荷3の動作を自動的に制限する信号を
発するようにしたものである。この第2実施形態では、
片減りの程度によって副負荷3の動作を段階的に制限す
るようにしている。即ち、図2の構成では、副負荷3お
ける各補機3A、3Bに対し中間電圧を遮断する電磁リ
レー等のノーマル導通型のスイッチ4A、4Bを設け、
電圧比較判断手段9は、片減りの程度によって動作制限
信号9bだけを発してスイッチ4Aを非導通とする状態
と、動作制限信号9b,9cを発してスイッチ4A,4
B共に非導通とする状態とに副負荷3の動作を制限して
いる。
【0023】この構成では、電圧比較判断手段9は、片
減りの程度が比較的軽微なとき(例えばVmに対するn
Voの割合が例えば95%以内にあるとき)、補機3A
に中間電圧の供給を断って片減り進行を抑え、片減りの
程度が比較的大きいとき(例えばVmに対するnVoの
割合が例えば95〜90%以内にあるとき)は、補機3
A、3B共に中間電圧の供給を断って更に片減り進行を
抑える。これにより、オペレータの意思によることなく
自動的に片減りの進行が抑制される効果がある。 第3実施形態 次に図3に示す第3実施形態は、主負荷2への電源ライ
ン5に負荷電流を検出する第1電流検出回路11を設
け、副負荷3への電源ライン7に負荷電流を検出する第
2電流検出回路12を設けるとともに、第1電流検出回
路11の検出電流11aを積算し残容量を計算する残容
量計算手段13と、第2電流検出回路12の検出電流1
2aを積算し残容量を計算する残容量計算手段14とを
設け、更に、これら残容量計算手段13,14で演算し
て得られる残容量値13a,14aの比に基づいて片減
りを判断する残容量比較判断手段15を設けたものであ
る。残容量比較判断手段15は、第1実施形態と同様
に、警告手段10に警告動作を行わせるか否かの信号1
5aを出力するとともに、動作制限信号15bを副負荷
3に導出している。
【0024】上記各電流検出回路11、12は、例えば
変流器や磁界検出器等の電流センサを用い、第1電流検
出回路11は全電圧端子1aから主負荷2に流れる負荷
電流を、第2電流検出回路11、12タップ端子1bか
ら副負荷3へ流れる負荷電流を検出する。第1、第2残
容量計算手段13,14は、電源投入時より定期的(例
えば1sec間隔)に各電流検出回路11、12からの
検出電流11a,12aをそれぞれ電圧化してデジタル
量に変換し、そのデジタル量を積算する各アナログデジ
タル変換器と、バッテリ1を連続放電した場合の容量
(Ah)を表す容量値のデジタル量を記憶した第1メモ
リと、一部セル群Ecを連続放電した場合の容量(A
h)を表す容量値のデジタル量を記憶した第2メモリ
と、該各メモリの容量値から対応した上記アナログデジ
タル変換器の積算値を減算する各アキュムレータより構
成される。
【0025】上記構成によれば、第1残容量計算手段1
3は、単位時間に主負荷2に流れる電流の積算値を予め
判明しているバッテリ1の容量値(全セル群の容量値)
から減算して全セル群の残容量値を演算する。第2残容
量計算手段14は、同じく単位時間に副負荷3に流れる
電流の積算値を予め判明している一部セル群Ecの容量
値から減算して一部セル群の残容量値を演算する。
【0026】そして、残容量比較判断手段15は、電源
投入時より経過時間毎に全セル群の残容量と一部セル群
Ecの残容量とを比較することができる。従って、上記
全セル群の残容量と一部セル群Ecの残容量との比が、
例えば全セル群の個数と一部セル群Ecの個数との比を
中心とするある範囲内の場合、残容量比較判断手段15
はバッテリ正常と判断し、前者の比が上記範囲より外れ
た場合、片減りと判断することができる。
【0027】この第3実施形態によれば、実際の各負荷
電流を積算し、各残容量を求めてこれらの比を計算して
いるので、電圧の比を対象とする第1実施形態より正確
な判断が可能となる。なお、第3実施形態において、全
セル群の容量値及び一部セル群Ecの容量値は、電源投
入時に前回までの使用時間に応じて補正してもよい。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、特
許請求の範囲の各請求項に記載された構成の採用によ
り、全セル群による全電圧若しくは残容量と一部セル群
による中間電圧若しくは残容量との比を判断対象として
いるので、一部セル群の片減りを確実に判断し、バッテ
リの延命化を図ることができる。
【0029】とりわけ、請求項3の発明によれば、上記
一部セル群での片減りを判断した場合に、副負荷の一部
若しくは全部の動作を制限ないし禁止し、オペレータに
よる意図的な制限動作によることなく、バッテリの片減
りを防止してバッテリの延命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電動車両のバッテ
リ監視装置を示す構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る電動車両のバッテ
リ監視装置を示す構成図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る電動車両のバッテ
リ監視装置を示す構成図である。
【図4】従来の電動車両における負荷の構成を示す説明
図である。
【図5】バッテリの各セルと各負荷の関係を示す説明図
である。
【符号の説明】
1はバッテリ、1aは全電圧端子、1bはタップ端子、
2は主負荷、3は副負荷、6は全電圧検出回路、8は中
間電圧検出回路、9は電圧比較判断手段、11、12は
第1及び第2電流検出回路、Ecは一部セル群であり、
各図において、同一の要素には共通の符号を付す。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】バッテリを電源として動作する車両にお
いては、バッテリの全電圧(バッテリを構成する全セル
群による出力電圧)を使用する以外にタップ端子からの
中間電圧(一部セル群による出力電圧)を車両の補機類
の電源として使用している。例えばバッテリフォークリ
フトの仕様によれば、図4に示すように、バッテリ1の
高電位側より全電圧を導出する全電圧端子1aは走行モ
ータ及び荷役モータ並びにこれらを制御するコントロー
ラ等からなる主負荷2の電源とし、タップ端子1bから
取出す中間電圧はヘッドランプ、ブザー等の補機からな
る副負荷3の電源としている。そして、主負荷2と副負
荷3の基準電位端GNDはバッテリ1の低電位側の全電
圧端子1に接続している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】上記構成によれば、第1残容量計算手段1
3は、単位時間に主負荷2に流れる電流の積算値を予め
判明しているバッテリ1の容量値(全セル群の容量値)
から減算して全セル群の残容量値を演算する。第2残容
量計算手段14は、同じく単位時間に副負荷3に流れる
電流の積算値と、主負荷2に流れる電流の積算値を予め
判明している一部セル群Ecの容量値から減算して一部
セル群の残容量値を演算する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】そして、残容量比較判断手段15は、電源
投入時より経過時間毎に全セル群の残容量と一部セル群
Ecの残容量とを比較することができる。従って、上記
全セル群の残容量と一部セル群Ecの残容量との比が、
例えば全セル群の容量値と一部セル群Ecの容量値との
比を中心とするある範囲内の場合、残容量比較判断手段
15はバッテリ正常と判断し、前者の比が上記範囲より
外れた場合、片減りと判断することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭載したバッテリにおける全セル群の起
    電力に基づく全電圧が主負荷に印加され、一部セル群の
    起電力に基づく中間電圧が副負荷に印加されて動作する
    電動車両において、 上記主負荷に印加される閉路電圧としての上記全電圧を
    検出する全電圧検出回路と、 上記副負荷に印加される閉路電圧としての上記中間電圧
    を検出する中間電圧検出回路と、 上記全電圧検出回路の検出値と上記中間電圧検出回路か
    らの検出値との比と、予め設定される上記全電圧と上記
    中間電圧との比とを比較することにより、上記一部セル
    群での片減りの有無を判断し、片減りの場合にオペレー
    タに認識させる電圧比較判断手段とを具備したことを特
    徴とする電動車両のバッテリ監視装置。
  2. 【請求項2】 搭載したバッテリにおける全セル群の起
    電力に基づく全電圧が主負荷に印加され、一部セル群の
    起電力に基づく中間電圧が副負荷に印加されて動作する
    電動車両において、 上記全電圧により上記主負荷に供給される電流を検出す
    る第1電流検出回路と、 上記中間電圧により上記副負荷に供給される電流を検出
    する第2電流検出回路と、 上記第1及び第2電流検出回路からの各検出値をそれぞ
    れ積算して上記全電圧及び中間電圧が放電終止電圧に達
    するまでの各残容量を計算する第1及び第2残容量計算
    手段と、 上記第1残容量計算手段で算出した残容量と上記第2残
    容量計算手段で算出した残容量との比と、予め設定され
    る上記全セル群と一部セル群との容量の比とを比較する
    ことにより、上記一部セル群での片減りの有無を判断
    し、該判断結果をオペレータに認識させる残容量比較判
    断手段とを具備したことを特徴とする電動車両のバッテ
    リ監視装置。
  3. 【請求項3】 上記電圧比較判断手段又は残容量比較判
    断手段は、上記一部セル群での片減りを判断した場合
    に、上記副負荷の一部若しくは全部の動作を制限ないし
    禁止することを特徴とする請求項1又は2記載の電動車
    両のバッテリ監視装置。
JP7320303A 1995-12-08 1995-12-08 電動車両のバッテリ監視装置 Pending JPH09163501A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7320303A JPH09163501A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 電動車両のバッテリ監視装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7320303A JPH09163501A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 電動車両のバッテリ監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09163501A true JPH09163501A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18119998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7320303A Pending JPH09163501A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 電動車両のバッテリ監視装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09163501A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006136475A1 (de) * 2005-06-23 2006-12-28 Robert Bosch Gmbh Batteriezustandserkennung für kfz-akkumulatoren
CN102684257A (zh) * 2012-05-03 2012-09-19 友达光电股份有限公司 太阳能系统、太阳能模块及供电方法
CN103123992A (zh) * 2011-11-17 2013-05-29 财团法人工业技术研究院 电池组和以其热电特性控制电池组充放电的方法
CN111204223A (zh) * 2018-11-16 2020-05-29 现代自动车株式会社 车辆的电力分配装置及其控制方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006136475A1 (de) * 2005-06-23 2006-12-28 Robert Bosch Gmbh Batteriezustandserkennung für kfz-akkumulatoren
CN103123992A (zh) * 2011-11-17 2013-05-29 财团法人工业技术研究院 电池组和以其热电特性控制电池组充放电的方法
US9153846B2 (en) 2011-11-17 2015-10-06 Industrial Technology Research Institute Battery pack and method of controlling charge-and-discharge of battery pack by its thermoelectric property
CN102684257A (zh) * 2012-05-03 2012-09-19 友达光电股份有限公司 太阳能系统、太阳能模块及供电方法
CN111204223A (zh) * 2018-11-16 2020-05-29 现代自动车株式会社 车辆的电力分配装置及其控制方法
CN111204223B (zh) * 2018-11-16 2024-03-26 现代自动车株式会社 车辆的电力分配装置及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8085515B2 (en) Electric power source for motor vehicle
US20020070608A1 (en) Relay welding detector and detecting method
KR101234059B1 (ko) 셀 밸런싱부의 고장 진단 장치 및 방법
US7368829B2 (en) Method and apparatus for detecting welding of a relay contact
US8427003B2 (en) Electric power supply device
JP5104416B2 (ja) 組電池の異常検出装置
JP3311268B2 (ja) 電流センサの故障判定装置
US6429623B2 (en) Power-supply unit incorporating an electric double layer capacitor, and a method of charging the electric double layer capacitor
JP4488921B2 (ja) 車両用の電源装置と電源装置の溶着検出方法
US5397974A (en) Rechargeable battery overdischarge prevention circuit
IL299802A (en) A device for discharging rechargeable batteries and a method for discharging a large number of rechargeable batteries
JP2006081394A (ja) 車載バッテリ監視装置
JP5315953B2 (ja) 車両エンジン始動用のバッテリーの状態検出装置およびこの装置を備えたバッテリーおよび車両、および車両エンジン始動用のバッテリーの状態検出方法
JP2007135375A (ja) Dc/dcコンバータの制御装置
JPH09163501A (ja) 電動車両のバッテリ監視装置
JPH05215800A (ja) コンデンサの劣化診断方法
JPWO2004034074A1 (ja) バッテリ管理方法および装置
JPH0898417A (ja) 2次電池の充放電管理方法
CN114619915B (zh) 电池包的控制方法、控制系统以及故障检测方法
JP2004320923A (ja) バッテリ寿命判定方法
CN115603438A (zh) 车辆电源系统
JPH08182115A (ja) 電気自動車の電源制御装置
JPH05322998A (ja) バッテリ容量判定装置
JP3317184B2 (ja) 電源装置及び電源装置の劣化検出方法
US11588188B2 (en) Battery unit