JPH09162759A - 中波放送装置の保護回路 - Google Patents

中波放送装置の保護回路

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JPH09162759A
JPH09162759A JP32138195A JP32138195A JPH09162759A JP H09162759 A JPH09162759 A JP H09162759A JP 32138195 A JP32138195 A JP 32138195A JP 32138195 A JP32138195 A JP 32138195A JP H09162759 A JPH09162759 A JP H09162759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
protection circuit
spark gap
antenna
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32138195A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Nakagawa
圭介 中川
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH09162759A publication Critical patent/JPH09162759A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雷を検知するための設定を行うことなく、雷
が連続的に発生しても放送を継続可能とする。 【解決手段】 スパークギャップ8の近傍の周囲は絶縁
体でできた筐体5で囲われており、筐体5内には外部か
ら光が入らないようになっている。受光素子6は筐体5
内で雷サージ等によってスパークギャップ8で発生する
放電光(スパーク光)のみを受光する。受光素子6は受
光した光信号を光ファイバケーブル100にてVSWR
保護回路3に出力する。VSWR保護回路3では受光素
子6からの光信号を光/電圧変換器34で電気信号に変
換し、その変換した電気信号を計数回路5にリセット信
号として出力する。計数回路5では光/電圧変換器34
からの信号によってカウント値がリセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中波放送装置の保護
回路に関し、特に負荷インピーダンスの変化に応じて中
波放送機出力に対して保護を行う保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の保護回路においては、図
2に示すように、中波放送機9に内蔵されているVSW
R(Voltage Standing−Wave R
atio:電圧定在波比)保護回路10の検知回路10
aで進行波と反射波とを監視し、検知回路10aが外来
サージや負荷インピーダンスの不整合を検知した時に中
波放送機9を制御する制御回路2に遮断命令を出力し、
中波放送機9の出力電力を短時間遮断することで中波放
送機9の保護を行っている。
【0003】このとき、VSWR保護回路10による保
護制御の回数を計数回路10bにてカウントし、計数回
路10bのカウント値が設定された回数になった時に制
御回路2に対して中波放送機9の停止命令を出力し、中
波放送機9を停止させることで中波放送機9の保護を行
っている。
【0004】リセット(RESET)タイマ10cは1
回目の遮断制御に応答して動作し、設定時間になると計
数回路10bのカウント値をリセットし、中波放送機9
の停止命令を禁止している。これは負荷側の異常が瞬間
的なものか、連続的なものかを判断するためである。
【0005】中波放送機9と空中線7との間に配設され
た空中線整合器4内のドレインコイル41は空中線7か
らの雷サージをアースに流す働きがある。雷探知器11
はドレインコイル41が空中線7からの雷サージをアー
スに流す際の電圧を取出し、フィルタ11aによって高
い周波数成分を除去し、検知回路11bによって雷を検
知している。尚、空中線7はまたスパークギャップ8を
介してアースされている。
【0006】雷探知器11で雷が検知された時に検知回
路11bから出力される検知信号は計数回路10bにリ
セット信号として入力され、計数回路10bのカウント
値をリセットするので、雷が連続的に発生しても中波放
送機9を停止することなく、放送を継続することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の中波放
送装置の保護回路では、空中線整合器内のドレインコイ
ルによってアースに流れる雷サージ等の電圧を分圧して
低電圧に変換してから雷探知器の検知回路に入力してい
る。
【0008】その際、雷サージを取出す装置はドレイン
コイルのアース側となるが、分圧位置がアースに近すぎ
ると、電圧が検知レベル以下となって不動作となり、分
圧位置をアースから離し過ぎると、つまり分圧比を上げ
ると雷サージによって壊れたり、あるいは妨害波等でか
かる電圧によって誤動作してしまうので、分圧位置の設
定は非常に困難である。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、雷を検知するための設定を行うことなく、雷が連
続的に発生しても放送を継続することができる中波放送
装置の保護回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による中波放送装
置の保護回路は、空中線インピーダンスの変化を基に空
中線の異常を検出する検出手段と、前記検出手段で前記
空中線の異常が検出された時に瞬停制御を行って放送機
を保護する保護手段と、前記保護手段による前記瞬停制
御の回数を計数する計数手段と、前記計数手段の計数値
が予め設定された所定値となった時に前記放送機の停止
制御を行う手段とを含む中波放送装置の保護回路であっ
て、前記空中線の接地位置近傍に設けられたスパークギ
ャップと、前記スパークギャップにおける放電光を検知
する光検知手段と、前記光検知手段で前記スパークギャ
ップにおける放電光が検知された時に前記計数手段の計
数値をリセットする手段とを備えている。
【0011】本発明による他の中波放送装置の保護回路
は、上記の構成のほかに、前記スパークギャップ近傍を
外部光から遮蔽しかつ絶縁体からなる筐体を具備してい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明の作用について以下
に述べる。
【0013】空中線の接地位置近傍に設けられたスパー
クギャップ近傍を絶縁体でできた筐体で囲い、外部から
光が入らないようにした筐体内で受光素子が雷サージ等
によってスパークギャップで発生する放電光(スパーク
光)を受光した時にVSWR保護回路の計数回路のカウ
ント値をリセットする。
【0014】これによって、従来例のように雷を検知す
るための設定を行うことなく、雷が連続的に発生しても
放送を継続することが可能となる。
【0015】次に、本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の一実施例の構成を示す
ブロック図である。図において、中波放送機1には制御
回路2とVSWR保護回路3とが内蔵され、空中線整合
器4を通して空中線7に接続されている。
【0016】また、中波放送機1には光ファイバケーブ
ル100を通して、空中線7の接地位置近傍に設けられ
たスパークギャップ8における放電光を検出する受光素
子6が接続されている。ここで、空中線整合器4内には
空中線7からの雷サージをアースに流す働きがあるドレ
インコイル41が設けられている。
【0017】VSWR保護回路3は進行波と反射波とを
監視して外来サージや負荷インピーダンスの不整合を検
知する検知回路31と、VSWR保護回路3による保護
制御の回数をカウントする計数回路32と、1回目の遮
断制御に応答して動作して設定時間になると計数回路3
1のカウント値をリセットするリセット(RESET)
タイマ33と、光ファイバケーブル100を通して入力
された光信号を電気信号に変換する光/電圧変換器34
とから構成されている。
【0018】スパークギャップ8の近傍の周囲は絶縁体
でできた筐体5で囲われており、筐体5内に外部から光
が入らないようにしている。これによって、受光素子6
は雷サージ等によってスパークギャップ8で発生する放
電光(スパーク光)のみを受光することができる。
【0019】受光素子6は受光した光信号を光ファイバ
ケーブル100にてVSWR保護回路3に出力する。V
SWR保護回路3では受光素子6からの光信号を光/電
圧変換器34で電気信号に変換し、その変換した電気信
号を計数回路5にリセット信号として出力する。計数回
路5では光/電圧変換器34からの信号によってカウン
ト値がリセットされる。
【0020】これによって、従来のように雷を検知する
ための設定を行う必要がなくなり、雷が連続的に発生し
ても中波放送機1を停止することなく、放送を継続する
ことができる。
【0021】このように、空中線7の接地位置近傍に設
けられたスパークギャップ8の近傍を絶縁体からなる筐
体5で囲い、外部から光が入らないようにした筐体5内
で受光素子6が雷サージ等によってスパークギャップ8
で発生する放電光(スパーク光)を受光した時にVSW
R保護回路3の計数回路32のカウント値をリセットす
ることによって、従来例のように雷を検知するための設
定を行うことなく、雷が連続的に発生しても放送を継続
することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
中線インピーダンスの変化を基に空中線の異常を検出す
る検出手段で空中線の異常が検出された時に瞬停制御を
行って放送機を保護するとともに、この瞬停制御の回数
の計数結果が予め設定された所定値となった時に放送機
の停止制御を行う中波放送装置の保護回路において、空
中線の接地位置近傍に設けられたスパークギャップにお
ける放電光が検知された時に瞬停制御の回数の計数結果
をリセットすることによって、雷を検知するための設定
を行うことなく、雷が連続的に発生しても放送を継続す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 中波放送機 2 制御回路 3 VSWR保護回路 4 空中線整合器 5 筐体 6 受光素子 7 空中線 8 スパークギャップ 31 検知回路 32 計数回路 33 リセットタイマ 34 光/電圧変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空中線インピーダンスの変化を基に空中
    線の異常を検出する検出手段と、前記検出手段で前記空
    中線の異常が検出された時に瞬停制御を行って放送機を
    保護する保護手段と、前記保護手段による前記瞬停制御
    の回数を計数する計数手段と、前記計数手段の計数値が
    予め設定された所定値となった時に前記放送機の停止制
    御を行う手段とを含む中波放送装置の保護回路であっ
    て、前記空中線の接地位置近傍に設けられたスパークギ
    ャップと、前記スパークギャップにおける放電光を検知
    する光検知手段と、前記光検知手段で前記スパークギャ
    ップにおける放電光が検知された時に前記計数手段の計
    数値をリセットする手段とを有することを特徴とする保
    護回路。
  2. 【請求項2】 前記スパークギャップ近傍を外部光から
    遮蔽しかつ絶縁体からなる筐体を含むことを特徴とする
    請求項1記載の保護回路。
JP32138195A 1995-12-11 1995-12-11 中波放送装置の保護回路 Withdrawn JPH09162759A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32138195A JPH09162759A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 中波放送装置の保護回路

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JP32138195A JPH09162759A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 中波放送装置の保護回路

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JPH09162759A true JPH09162759A (ja) 1997-06-20

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ID=18131928

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32138195A Withdrawn JPH09162759A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 中波放送装置の保護回路

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JP (1) JPH09162759A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10250344B2 (en) 2014-04-23 2019-04-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Broadcast of audio data based on input broadcast signals stored during a detected anomaly period by lightning energy

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10250344B2 (en) 2014-04-23 2019-04-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Broadcast of audio data based on input broadcast signals stored during a detected anomaly period by lightning energy

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Effective date: 20030304