JPH0916258A - バックラッシ補正方式 - Google Patents

バックラッシ補正方式

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JPH0916258A
JPH0916258A JP18478795A JP18478795A JPH0916258A JP H0916258 A JPH0916258 A JP H0916258A JP 18478795 A JP18478795 A JP 18478795A JP 18478795 A JP18478795 A JP 18478795A JP H0916258 A JPH0916258 A JP H0916258A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックラッシ補正に対する応答波形を適切な
波形に設定することにより、バックラッシによるに誤差
を減少させる。 【構成】 モータ反転検出部8は、位置指令と、位置制
御部2の速度指令とからモータの反転を判断する。バッ
クラッシ位置補正部9は、モータ反転検出部8の判断を
受け、あらかじめ設定してあるバックラッシ位置補正量
を位置指令に足し込み、バックラッシ分の位置誤差を補
正する。また、バックラッシ速度逆伝達補正部10は、
バックラッシ位置補正部9の出力に速度ループの逆伝達
関数を用いて処理し、その処理結果をフィードフォワー
ド的に速度指令に加える。これにより、速度ループの伝
達関数の影響を無くし、応答の波形を最適な応答の波形
に変換することができ、最適なバックラッシ補正が実現
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックラッシ補正方式
に関し、特に大きいバックラッシを有する機械や高速加
工で高精度が要求される工作機械等を制御する場合にお
いて、バックラッシ位置補正に対する整定を迅速にした
バックラッシ補正方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバックラッシ補正方式は、例えば
特開平2−54314号公報に開示されているように、
NC工作機械等で、サーボ制御装置により、機械の反転
時に起こるバックラッシによる位置誤差をなくすために
用いられている。
【0003】図4は、特開平2−54314号公報に開
示された従来のバックラッシ補正方式を示すブロック図
である。図4に示す従来方式は、位置移動量を指令とし
て発生する位置指令発生部1と、位置指令発生部1から
の位置指令により位置を制御する速度指令を出す位置制
御部2と、速度指令に応じた速度制御を行うための電流
指令を出す速度制御部3と、電流指令により電流を制御
するための指令をモータアンプ5に出す電流制御部4
と、電流制御部4からの指令により制御されるモータア
ンプ5と、制御対象であるモータを含む機械6と、モー
タの電流値及びモータの回転子の位置を検出する検出器
(エンコーダ等)7と、前記位置指令と位置制御部2か
らの速度指令を基にモータの方向転換を検出するモータ
反転検出部8と、モータ反転検出部8の出力信号によ
り、バックラッシ分の位置補正量を加算器12に送り前
記位置指令に足し込むバックラッシ位置補正部9と、モ
ータ反転検出部8の出力信号によりバックラッシ加速量
を加算器13に送り、速度制御部3からの速度指令に加
算するバックラッシ加速量補正部11とから構成され
る。
【0004】次に、図4を参照して、上述した従来方式
の動作について説明する。バックラッシによる位置誤差
は機械6におけるモータの反転時に起きる。モータ反転
検出部8は、位置指令発生部1からの位置指令と位置制
御部2からの速度指令を基に、位置指令が反転した後、
位置制御部2の速度指令が反転した時をモータの回転子
の反転と判断し、バックラッシ位置補正部9及びバック
ラッシ加速量補正部11にその判断結果である反転を示
す出力信号を送る。
【0005】バックラッシ位置補正部9は、モータ反転
検出部8の出力信号を取り込み、あらかじめ設定してい
るバックラッシ位置補正量を加算器12に送って位置指
令に足し込み、バックラッシ分の位置誤差を補正する。
【0006】また、バックラッシ加速量補正部11は、
モータ反転検出部8の出力信号を取り込み、これを基に
バックラッシ加速量を加算器13に送って速度指令に足
し込む。このバックラッシ加速量は、あらかじめ設定し
てある漸減する関数に従った信号であり、加速の開始時
は値を大きくし加速量が不足するのを防止し、時間の経
過と共に漸減し、加速終了時のショックが出ないような
漸減特性を持つように設定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のバックラッシ補正方式においては、バックラッ
シ位置補正量に対する整定が遅いという問題がある。そ
の理由は、速度指令に足し込むバックラッシ加速量を、
位置指令に足し込むバックラッシ補正量に関係なく設定
しているので、バックラッシ加速量がバックラッシ補正
量に対して早く減衰してしまうと、バックラッシ加速量
が加算されなくなるので、整定が遅くなる。ここで、バ
ックラッシ加速量をバックラッシ補正量に合せて設定す
ることも考えられるが、そうするとその設定のための計
算が複雑になり、設定がかなり面倒になるという問題が
生じる。
【0008】また、バックラッシ加速量が時間経過と共
に漸減する関数に従った特性であるため、加速終了時の
ショックは出ないが、その分、位置補正が終わった時の
減速状態が弱く、整定は遅くなる。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構成により、迅速かつ的確に制御対象の
バックラッシ補正を行なうことができるバックラッシ補
正方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御対象の位
置を検出する位置検出器と、制御対象に対する位置移動
量を示す位置指令を発生する位置指令発生部と、位置指
令および位置検出器からの信号を入力して速度指令を出
力する位置制御部と、位置指令発生部からの位置指令と
位置制御部からの速度指令とにより制御対象の反転を検
出する反転検出部と、反転検出部の検出に基づいて制御
対象のバックラッシの位置誤差に対する補正量を位置指
令に足し込むバックラッシ位置補正部と、バックラッシ
位置補正部の補償量に対して速度ループ逆伝達関数を用
いた処理を行ない、その処理結果を速度指令にフィード
フォワード的に足し込むバックラッシ速度逆伝達補正部
とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、位置指令に加える補正量を、
速度ループの逆伝達関数を用いて処理し、即ち、速度ル
ープの伝達関数の影響を打消して所望の応答が得られる
ように処理し、その処理結果をフィードフォワード的に
速度指令に加えて補正する構成なので、本来速度ループ
の伝達関数に依存する制御対象(モータ等)の応答を所
望の応答にすることができ、バックラッシ補正における
迅速かつ的確な整定を実現できる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図1乃至図3を参
照して説明する。
【0013】図1は、本実施例のバックラッシ補正方式
を実現する構成を示すブロック図である。図1に示すバ
ックラッシ補正方式は、図4に示す従来のバックラッシ
補正方式の構成と略同様の構成を有するが、前記バック
ラッシ加速量補正部11の代りにバックラッシ速度逆伝
送補正部10を設けたことが特徴である。
【0014】即ち、本実施例のバックラッシ補正方式を
実現する構成は、位置移動量を指令として発生する位置
指令発生部1と、位置指令発生部1からの位置指令によ
り位置を制御する速度指令を出す位置制御部2と、速度
指令に応じた速度制御を行うための電流指令を出す速度
制御部3と、電流指令により電流を制御するための指令
をモータアンプ5に出す電流制御部4と、電流制御部4
からの指令により制御されるモータアンプ5と、制御対
象であるモータを含む機械6と、モータの電流値及びモ
ータの回転子の位置を検出する検出器7と、前記位置指
令と位置制御部2からの速度指令とを基にモータの方向
転換を検出するモータ反転検出部8と、モータ反転検出
部8の出力信号により、バックラッシ分の位置補正量を
加算器12に送り前記位置指令に足し込むバックラッシ
位置補正部9と、バックラッシ位置補正部9が出力する
バックラッシ分の位置補正量を、速度ループ(速度制御
部3,電流制御部4,モータアンプ5,検出器7で構成
されるループ)の逆伝達関数を用いて処理し、その処理
結果を加算器13に送り、フィードフォワード的に速度
指令に加えるバックラッシ速度逆伝送補正部10とを具
備している。
【0015】次に、図1を参照して、本実施例の動作に
ついて説明する。
【0016】バックラッシによる位置誤差は、機械6に
おけるモータの反転時に起きる。モータ反転検出部8
は、前記位置指令と位置制御部2からの速度指令を入力
し、位置指令が反転した後、位置制御部2からの速度指
令が反転した時をモータの反転と判断し、バックラッシ
位置補正部9に反転を示す出力信号を送る。
【0017】バックラッシ位置補正部9は、モータ反転
検出部8の判断を受け、予め設定しているバックラッシ
位置補正量を加算器12に送り位置指令に足し込み、バ
ックラッシ分の位置誤差を補正する。
【0018】バックラッシ速度逆伝達補正部10は、バ
ックラッシ位置補正部9からのバックラッシ位置補正量
を取り込み、速度ループの逆伝達関数を用いて処理し
て、速度ループの伝達関数の影響を無くして所望の応答
が得られるように処理し、この処理結果を加算器13に
送り、速度指令にフィードフォワード的に加算する。
【0019】以上のようすれば、速度ループの伝達関数
の影響を打消して所望の応答が得られるように処理し、
その処理結果をフィードフォワード的に速度指令に加え
て補正する構成なので、本来速度ループの伝達関数に依
存するモータの応答を所望の応答にすることができ、バ
ックラッシ補正における迅速かつ的確な整定を実現でき
る。
【0020】また、上記速度ループ逆伝達関数を用いる
ことにより、位置指令に対する補正がなくなった時をバ
ックラッシ位置誤差の補正が終わった時とみなして、積
極的な減速を行うことができるので、従来例のような漸
減する関数では実現できなかった早い整定を実現でき
る。
【0021】次に例を示して説明する。速度指令に加え
た補正の応答は、本来速度ループ伝達関数V(s)に依
存することになる。いま、速度ループ逆伝達関数を式
(1)とする。
【0022】 1/V(s) (1)
【0023】また、所望の最適な応答が持つ速度ループ
伝達関数をW(s)とする。一般に式(1)で示す速度
ループ逆伝達関数は、微分回路を持ち、実際の回路では
実現できないため、最適な応答が持つ速度ループ伝達関
数W(s)で帯域制限し(分母の次数を高くする)、バ
ックラッシ速度逆伝達補正部10の伝達関数F(s)を
下式(2)のように設定する。
【0024】 F(s)=W(s)/V(s) (2)
【0025】このとき、速度指令に加えたバックラッシ
速度逆伝達補正部10の出力から機械6におけるモータ
の速度応答は式(3)で示すものになる。
【0026】 V(s)×{W(s)/V(s)}=W(s) (3)
【0027】すなわち、式(3)より、速度指令に加え
た補正の応答を、速度ループ伝達関数V(s)による応
答から、伝達関数W(s)による最適な応答に変換で
き、補正に対し迅速かつ的確に整定を行なうことが可能
となる。
【0028】具体的には、速度ループ伝達関数V(s)
を時定数Tの一次遅れで近似し、例えば式(4)のよう
に設定し、所望の応答特性を時定数T1の一次遅れとし
て、バックラッシ速度逆伝達補正部10が持つ伝達関数
F(s)を、速度ループの逆伝達関数に所望の応答が持
つ伝達関数を乗じ、式(5)のように定めることができ
る。この伝達関数F(s)は、式(5)より、位相進み
補償の場合と同様の伝達関数となるので、簡単に実現で
きる。
【0029】 V(s)=1/(1+Ts) (4)
【0030】 F(s)=(1+Ts)/(1+T1s) (5)
【0031】したがって、機械6のモータの速度応答
は、下記式(6)となる。
【0032】 V(s)F(s)={1/(1+Ts)}×{(1+Ts)/(1+T1s) } =1/(1+T1s) (6)
【0033】図2は上記式(5)で表されるバックラッ
シ速度逆伝達補正部10の伝達関数F(s)を、ソフト
ウェアで実現するブロック図である。Z-1(22)は1
サンプリング時間の遅延手段である。また、サンプリン
グ周期をτとし、第1位相進み要素20のゲインKa、
第2位相進み要素21のゲインKb、かつ、Ka=T/
T1、Kb=(τ /T1 )×2πとすれば、図2に示す
回路の伝達関数を求めると下記の通りとなる。
【0034】図2に示す回路において、入力をX
(s)、出力をY(s)、Z-1を含む帰還ループの信号
をA(s)とすれば、このA(s)は下記式(7)とな
る。
【0035】 A(s)=A(s)Z-1+X(s)−Y(s) (7)
【0036】式(7)からA(s)を求めると、下記式
(8)となる。
【0037】 A(s)={1/(1−Z-1)}{X(s)−Y(s)} ={Z/(Z−1)}×2πτ×{X(s)−Y(s)}/2πτ (8)
【0038】ここで、{Z/(Z−1)}×2πτは、
1/sで近似できるので、A(s)は下記式(9)で近
似できる。 A(s)=(1/s)×{X(s)−Y(s)}/2πτ (9)
【0039】従って、図2に示す回路において、下記式
(10)が成立する。
【0040】 Y(s)=KaX(s)+KbA(s) =(T/T1)X(s)+(τ /T1 )×2π×(1/s)× {X(s)−Y(s)}/2πτ ={1/T1s}{TsX(s)+X(s)−Y(s)} (10)
【0041】従って、式(10)から、式(11)が成
立する。 Y(s)={(1+Ts)/(1+T1s)}X(s) (11)
【0042】即ち、図2に示す回路の伝達関数は、式
(5)で示すバックラッシ速度逆伝達補正部10の伝達
関数F(s)と等しくなる。
【0043】上述したように、式(6)から、位相進み
補償を用いてモータの応答を最適な時定数T1を持つ応
答に変換することができるので、式(5)の時定数T及
び時定数T1を決めるだけでバックラッシ補正の調整を
簡単に行なうことができる。
【0044】次に、図3に、バックラッシ位置補正部
9、バックラッシ速度逆伝達補正部10の各出力波形1
9、14及びモータが応答する速度応答波形15を示
す。
【0045】バックラッシ位置補正部9は、一般的に図
3に示す出力波形19のように、バックラッシ補正速度
16で、バックラッシ補正時間17の間に、バックラッ
シ位置補正量18を、バックラッシ速度逆伝達補正部1
0へ出力する。
【0046】また、図3に示すバックラッシ速度逆伝達
補正部10の出力波形14は、前記バックラッシ速度逆
伝達補正部10がバックラッシ位置補正部9からの出力
波形19を取り込んで処理した結果の波形を示すもので
ある。バックラッシ速度逆伝達補正部10は、この処理
結果の出力波形14を、加算器13に送り、速度指令に
フィードフォワード的に加算する。
【0047】出力波形14にみられるように、速度ルー
プ逆伝達関数を用いることにより、位置指令に対する補
正がなくなった時をバックラッシ位置誤差の補正が終わ
った時とみなして、積極的な減速(出力波形14の右側
の立下りの部分)を行うことができるので、従来例のよ
うな漸減する関数では実現できなかった早い整定を実現
できる。
【0048】さらに、図3に示す出力波形15は、バッ
クラッシ速度逆伝達補正部10の出力波形14を入力し
て、モータが応答する速度応答波形であり、所望のバッ
クラッシ補正速度最適時定数T1の応答をする。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、バックラッシ位置補正
の出力に対して速度ループの逆伝達関数を用いて速度ル
ープの伝達関数の影響を無くす処理をし、その処理結果
を、フィードフォワード的に速度指令に加える構成とし
たため、簡単な構成によって、制御対象の応答を最適な
特性にすることができ、バックラッシによる誤差を迅速
かつ大幅に改善することができる。
【0050】また、本発明によれば、速度ループ逆伝達
関数を用いて処理するので、従来の漸減する関数では実
現できなかった、積極的な減速を行うことができ、これ
により早い整定が実現できる。
【0051】さらに、本発明によれば、前記制御対象
を、各種機械に含まれるモータとすることにより、NC
工作機械等に用いられるモータの応答を最適な応答とす
ることができ、モータのバックラッシ補正における早い
整定を実現できるバックラッシ補正方式を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックラッシ補正方式の実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本実施例をソフトウェアで実現する場合のブロ
ック図である。
【図3】本実施例における各部の波形図である。
【図4】従来のバックラッシ補正方式の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 位置指令発生部 2 位置制御部 3 速度制御部 4 電流制御部 5 モータアンプ 6 機械 7 検出器 8 モータ反転検出部 9 バックラッシ位置補正部 10 バックラッシ速度逆伝達補正部 20 第1位相進み要素 21 第2位相進み要素

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象の位置を検出する位置検出器
    と、 制御対象に対する位置移動量を示す位置指令を発生する
    位置指令発生部と、 前記位置指令および前記位置検出器からの信号を入力し
    て速度指令を出力する位置制御部と、 前記位置指令発生部からの位置指令と前記位置制御部か
    らの速度指令とにより制御対象の反転を検出する反転検
    出部と、 前記反転検出部の検出に基づいて制御対象のバックラッ
    シの位置誤差に対する補正量を位置指令に足し込むバッ
    クラッシ位置補正部と、 前記バックラッシ位置補正部の補償量に対して速度ルー
    プの逆伝達関数を用いた処理を行ない、その処理結果を
    前記速度指令にフィードフォワード的に足し込むバック
    ラッシ速度逆伝達補正部とを備えたことを特徴とするバ
    ックラッシ補正方式。
  2. 【請求項2】 前記バックラッシ速度逆伝達補正部の、
    速度ループの逆伝達関数を用いる処理として、位相進み
    を用いることを特徴とする請求項1記載のバックラッシ
    補正方式。
  3. 【請求項3】 前記制御対象は、各種機械に含まれるモ
    ータであることを特徴とする請求項1又は2記載のバッ
    クラッシ補正方式。
  4. 【請求項4】 モータの位置を検出する位置検出器と、 前記モータに対する位置移動量を示す位置指令を発生す
    る位置指令発生部と、 前記位置指令および前記位置検出器からの信号を入力し
    て速度指令を出力する位置制御部と、 前記位置指令発生部からの位置指令と前記位置制御部か
    らの速度指令とによりモータの反転を検出する反転検出
    部と、 前記反転検出部の検出に基づいてモータのバックラッシ
    の位置誤差に対する補正量を位置指令に足し込むバック
    ラッシ位置補正部と、 前記バックラッシ位置補正部の補償量を入力し、その出
    力信号を前記速度指令に足し込むバックラッシ速度逆伝
    達補正部とを備え、 前記バックラッシ速度逆伝達補正部の伝達関数が、速度
    ループの逆伝達関数に所望の応答が持つ伝達関数を乗じ
    たものであることを特徴とするバックラッシ補正方式。
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