JPH09161886A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

Info

Publication number
JPH09161886A
JPH09161886A JP34509995A JP34509995A JPH09161886A JP H09161886 A JPH09161886 A JP H09161886A JP 34509995 A JP34509995 A JP 34509995A JP 34509995 A JP34509995 A JP 34509995A JP H09161886 A JPH09161886 A JP H09161886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
connection terminal
movable contact
terminal
contact piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34509995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Yoshikatsu Hasegawa
佳克 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryosei Electro Circuit Systems Ltd filed Critical Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority to JP34509995A priority Critical patent/JPH09161886A/ja
Publication of JPH09161886A publication Critical patent/JPH09161886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1のハウジングと第2のハウジングをずれ
た位置から結合する。 【構成】 第1のハウジング21に剛性を有する補強板
28を埋設し、第1のハウジング21の上下面に設けた
端子収容溝29には、第1の接続端子25を接触部25
bが露出するように収容する。第2のハウジング22に
は第1のハウジング21を隙間Sを有して受け入れるハ
ウジング受入室42を設け、第2のハウジング22の端
子収容室41には、第2の接続端子27を可動接触片3
5がハウジング受入室42に膨出するように収容する。
第1のハウジング21に補強板28を埋設したため、第
1のハウジング21は第1の接続端子25の変形を防止
する。従って、第1のハウジング21をハウジング受入
室42にずれた位置から結合すると、第1のハウジング
21は剛性によって一方の可動接触片35を撓ませると
共に、可動接触片35の弾力が第1のハウジング21の
方向を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器等の組付
体をラック等の被組付体に組み付ける際に、組付体又は
被組付体の一方に取り付けた第1のハウジングと、他方
に取り付けた第2のハウジングとを若干ずれた位置から
でも結合し得るコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように例えばモジュー
ルタイプの複数の電気機器1、2を収納するラック3に
は、多数の収納室4、5が例えば複段複列に設けられて
おり、各収納室4、5は電気機器1、2を移動させるこ
となく収納する大きさとされている。電気機器1、2に
は第1のコネクタ1a、2a、2bが取り付けられ、収
納室4、5の奥壁には第1のコネクタ1a、2a、2b
と結合する第2のコネクタ6、7、8が取り付けられ、
第2のコネクタ6、7、8はワイヤハーネス9に接続さ
れて給電や信号伝達がなされている。そして、第1のコ
ネクタ1a、2a、2bと第2のコネクタ6、7、8
は、電気機器1、2を収納室4、5に押し込んだ際に自
動的に結合するようになっている。
【0003】
【問題が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来例では、第1のコネクタ1a、2a、2bや第2の
コネクタ6、7、8は、取付誤差を有して電気機器1、
2やラック3に取り付けられていることが多いため、電
気機器1、2を収納室4、5に押し込んだだけでは、第
1のコネクタ1a、2a、2bと第2のコネクタ6、
7、8が容易に結合せず、特に複数の第1のコネクタ2
a、2bと第2のコネクタ7、8を同時に結合させるこ
とは容易ではないという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上述した問題点を解決
し、若干ずれた位置からでもハウジング同志を確実に結
合し得るコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタは、第1の接続端子を設けた合
成樹脂製の第1のハウジングと、前記第1の接続端子と
接触する第2の接続端子を設け前記第1のハウジングと
結合する合成樹脂製の第2のハウジングとから成るコネ
クタにおいて、前記第1のハウジングには撓みを防止す
るための剛性部材を埋設すると共に、前記第1の接続端
子の接触部を露出するように設け、前記第2のハウジン
グには前記第1のハウジングを隙間を有して受け入れる
ハウジング受入室を設けると共に、前記第2の接続端子
の可動接触片を前記ハウジング受入室内に膨出するよう
に収容し、前記第1のハウジングと前記第2のハウジン
グとは、前記第1の接続端子の接触部が前記第2の接続
端子の可動接触片を撓ませながら結合することを特徴と
する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図5に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1はプラグ型の第1の
ハウジング21とレセプタクル型の第2のハウジング2
2の結合前の斜視図、図2は第1のハウジング21と第
2のハウジング22の結合時の断面図であり、第1のハ
ウジング21は図示しない電気機器等の組付体に取り付
けられ、第2のハウジング22は例えばラック等の被組
付体のパネル部23に取り付けられている。第1のハウ
ジング21には、フラットケーブル24を接続した第1
の接続端子25が上下の複列に設けられ、第2のハウジ
ング22には、電線26を接続した第2の接続端子27
が上下の複列に設けられている。
【0007】第1のハウジング21は合成樹脂材料によ
り形成され、図3の拡大斜視図に示すように、第1のハ
ウジング21の内部には剛性を補強するための金属等か
ら成る補強板28が埋設されている。この第1のハウジ
ング21の上下面には、第1の接続端子25を収容する
ための蟻溝状の端子収容溝29が形成されている。第1
の接続端子25は導電金属板により形成されており、端
子収容溝29の底側の幅広部29aに収容される底板2
5aと、この底板25aの前方部に盛り上がるように設
けられると共に、端子収容溝29の開口側の幅狭部29
bに収容される接触部25bとから構成され、接触部2
5bの前端には面取部25cが形成されている。接触部
25bは第1のハウジング21が第2のハウジング22
と結合した際に、第2の接続端子27に接触する部分と
され、第1の接続端子25は端子収容溝29に嵌着、接
着、係止等により移動することがないように収容されて
いる。そして、第1の接続端子25の底板25aの後端
には、フラットケーブル24の導体24aが超音波溶接
等により接続されている。
【0008】一方、第2の接続端子27は導電金属板に
より形成され、第1の接続端子25と接続する端子接続
部31と、姿勢を安定させるためのスタビライザ部32
と、電線26の芯線を固定する芯線固定部33と、電線
26の被覆を固定する被覆固定部34とが前方から順次
に設けられている。端子接続部31の天板には、弾性を
有して外方へ膨出するように弯曲する可動接触片35
と、この可動接触片35の内側に位置し、その過剰な変
形を規制する規制部36とが形成され、底板には後述す
る係止ランスが係合するランス係合孔37が形成されて
いる。
【0009】そして、第2のハウジング22は合成樹脂
材料により形成され、隔壁40の上下には、第2の接続
端子27を収容するための端子収容室41が、例えば2
段複列に設けられている。図4の一部を切欠した斜視図
に示すように、第2のハウジング22の前方部には、第
1のハウジング21の先端側を受け入れるハウジング受
入室42が形成されている。ハウジング受入室42の上
下壁には、第2の接続端子27の後方への移動を防止す
るための係止ランス43が形成され、係止ランス43の
背面側には係止ランス43の移動空間である溝44が設
けられている。更にハウジング受入室42の上下壁に
は、第2の接続端子27の可動接触片35をハウジング
受入室42に突出させる孔45が形成されている。
【0010】ここで、ハウジング受入室42の大きさ
は、第1のハウジング21と第2のハウジング22の軸
線が一致した場合に、第1のハウジング21の外周面と
ハウジング受入室42の内周面との間に隙間Sを有する
大きさとされている。この隙間Sは、第1のハウジング
21と第2のハウジング22が電気機器とラックにそれ
ぞれ取り付けられた場合に、それぞれの取付誤差を吸収
し得る大きさとされている。また、第2の接続端子27
の可動接触片35は、第1のハウジング21がずれた位
置からハウジング受入室42に進入しても、第1の接続
端子25の接触部25bに接触し得る形状とされ、かつ
補強板28により補強された剛性を有する第1のハウジ
ング21の押圧力に耐え得る弾性が与えられている。
【0011】このような構成により、パネル23に取り
付けた第2のハウジング22のハウジング受入室42に
第1のハウジング21をずれた位置から押し込むと、第
1の接続端子25の面取部25cが第2の接続端子27
の可動接触片35の前方斜面を摺動し、第1の接続端子
25が可動接触片35を撓ませると共に、第1のハウジ
ング21の方向が可動接触片35の弾力によって修正さ
れる。このとき、第1のハウジング21に補強板28が
埋設されているため、第1の接続端子25は変形するこ
となく可動接触片35を撓ませる。更に第1のハウジン
グ21を押し込むと、第1のハウジング21は仕切壁4
0の端面に当接して前進が停止し、上下の第1の接続端
子25の接触部25bが上下の可動接触片35により挟
持される。
【0012】このように実施例では、第1のハウジング
21に補強板28を埋設したため、第1のハウジング2
1によって第1の接続端子25の変形を防止することで
きる。このため、第1のハウジング21と第2のハウジ
ング22をずれた位置から結合する場合でも、第1の接
続端子25の接触部25bは、変形することなく第2の
接続端子27の可動接触片35を撓ませることができ、
同時に、可動接触片35の弾力によって第1のハウジン
グ21の方向を修正でき、第1のハウジング21と第2
のハウジング22を確実に結合することができる。従っ
て、第1のハウジング21と第2のハウジング22の何
れか一方を電気機器等の組付体に取り付けると共に、他
方をラック等の被組付体に取り付けた場合でも、組付体
を被組付体に組み付ける際に、第1のハウジング21と
第2のハウジング22を確実に結合することができる。
【0013】図5は第2の実施例の斜視図であり、第1
のハウジング51には、上述した第1の接続端子25と
は形状の異なる第1の接続端子52が収容されている。
即ち、第1の接続端子51には角筒状の端子接続部52
aと、電線53の芯線を固定する芯線固定部52bと、
電線53の被覆を固定する被覆固定部52cとが順次に
設けられている。また、端子接続部52aの上面は第2
の接続端子27の可動接触片35に接触する接触部52
dとされ、端子接続部52aの側面には係合孔52eが
形成されている。
【0014】一方、第1のハウジング51の前方部に
は、第1の接続端子52の端子接続部52aを収容する
端子収容溝54が形成され、第1のハウジング51の後
方部には、第1の接続端子52の後方部と電線53の一
部を保持する保持板55が形成されている。また、端子
収容溝53の側壁には、第1の接続端子52の係合孔5
2eに係合する係合突起56が設けられている。
【0015】この第2の実施例は、第1の実施例と同様
な作用効果を有すると共に、従来の接続端子を若干変形
するだけで対応させることができ、コストの上昇を抑え
ることができる。
【0016】なお、上述した実施例では、第1の接続端
子25、52のそれぞれの接触部25b、52dを、第
1のハウジング21、51の上下面に露出させると共
に、第2の接続端子27の可動接触片35をハウジング
受入室42に対向させたが、第1のハウジング21、5
1と第2のハウジング22は、第1の接続端子25、5
2を第1のハウジング21の片面に露出させ、一方だけ
の第2の接続端子27の可動接触片35を、ハウジング
受入室42内に膨出させるようにすることもできる。
【0017】また、第1のハウジング21、51を方体
状としたが、円柱状として第1の接続端子25、52を
露出させ、第2のハウジングのハウジング受入室42も
円柱状として、第2の接続端子27の可動接触片35を
膨出させるようにすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タは、第1のハウジングに撓みを防止するための剛性部
材を埋設したので、第1の接続端子の変形を防止するこ
とができる。従って、第1のハウジングと第2のハウジ
ングをずれた位置から結合する場合には、第1の接続端
子の接触部によって第2の接続端子の可動接触片を撓ま
せ、かつ可動接触片の弾力により第1のハウジングの方
向を修正しながら確実に結合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1のハウジングと第2のハウジングの結合前
の実施例の斜視図である。
【図2】結合時の断面図である。
【図3】第1のハウジングの拡大斜視図である。
【図4】第2のハウジングの一部を切欠した斜視図であ
る。
【図5】第2の実施例の斜視図である。
【図6】従来例の電気機器とラックの部分断面図であ
る。
【符号の説明】
21、51 第1のハウジング 22 第2のハウジング 25、52 第1の接続端子 25b、52d 接触部 27 第2の接続端子 28 補強板 29、54 端子収容溝 35 可動接触片 41 端子収容室 42 ハウジング受入室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の接続端子を設けた合成樹脂製の第
    1のハウジングと、前記第1の接続端子と接触する第2
    の接続端子を設け前記第1のハウジングと結合する合成
    樹脂製の第2のハウジングとから成るコネクタにおい
    て、前記第1のハウジングには撓みを防止するための剛
    性部材を埋設すると共に、前記第1の接続端子の接触部
    を露出するように設け、前記第2のハウジングには前記
    第1のハウジングを隙間を有して受け入れるハウジング
    受入室を設けると共に、前記第2の接続端子の可動接触
    片を前記ハウジング受入室内に膨出するように収容し、
    前記第1のハウジングと前記第2のハウジングとは、前
    記第1の接続端子の接触部が前記第2の接続端子の可動
    接触片を撓ませながら結合することを特徴とするコネク
    タ。
JP34509995A 1995-12-08 1995-12-08 コネクタ Pending JPH09161886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34509995A JPH09161886A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34509995A JPH09161886A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09161886A true JPH09161886A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18374284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34509995A Pending JPH09161886A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09161886A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016110786A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 富士ゼロックス株式会社 コネクタ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
CN110447147A (zh) * 2017-03-29 2019-11-12 泰连德国有限公司 接触单元及制造这种接触单元的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016110786A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 富士ゼロックス株式会社 コネクタ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
CN110447147A (zh) * 2017-03-29 2019-11-12 泰连德国有限公司 接触单元及制造这种接触单元的方法
CN110447147B (zh) * 2017-03-29 2022-02-22 泰连德国有限公司 接触单元及制造这种接触单元的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5771094B2 (ja) シールドコネクタ
JP5949628B2 (ja) コネクタ
JP5563241B2 (ja) 電気コネクタ
US5240433A (en) Waterproof electric connector
US10177486B2 (en) Connector
US6659801B2 (en) Multi-contact connector plug for transmitting and receiving electrical signals and supplying electrical power
US5788520A (en) Connector shorting bar retention
US7232341B2 (en) Connector in which a shell can be readily assembled to a connector housing
WO2012153472A1 (ja) コネクタ端子及びこのコネクタ端子を含むカードエッジ型コネクタ
CN103457084A (zh) 连接器
US11973287B2 (en) Board mounted connector
US10622743B2 (en) Terminal module with a conductive obliquely wound coil spring held against an electrical contact member and connector having such a terminal module
EP0840402B1 (en) Connector
CN113826283A (zh) 连接装置及连接器
US20100068941A1 (en) Electrical connector having retainer for securing terminals disposed therein
JP3122580B2 (ja) 中継コネクタ
JP3534290B2 (ja) シールドコネクタ
JP2005149935A (ja) 圧接ジョイントコネクタ
US7556530B2 (en) Connector in which defective electrical connection between a plurality of shell components is suppressed
JPH09161886A (ja) コネクタ
US6206732B1 (en) Electrical connector
US5419709A (en) Shielded connector
JP4871628B2 (ja) コネクタ
JP6641320B2 (ja) コネクタ
US5078616A (en) Electrical connector

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041008

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041116