JPH09160888A - 疎結合多重計算機システムにおけるトランザクション負荷分散システム - Google Patents

疎結合多重計算機システムにおけるトランザクション負荷分散システム

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JPH09160888A
JPH09160888A JP7320526A JP32052695A JPH09160888A JP H09160888 A JPH09160888 A JP H09160888A JP 7320526 A JP7320526 A JP 7320526A JP 32052695 A JP32052695 A JP 32052695A JP H09160888 A JPH09160888 A JP H09160888A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】プロトコルのバージョンの異なるメッセージに
対するトランザクション処理を、疎結合多重計算機シス
テムを構成する各ホストのトランザクション処理システ
ムで分散して実行する。 【解決手段】メッセージ処理ホスト判断手段2は、端末
11から入力されたメッセージを通信処理装置10およ
びメッセージ送受信手段9を介して受け、該メッセージ
に付されているメッセージ形式のバージョンが自ホスト
計算機でトランザクション処理を実行することができる
メッセージ形式のバージョンであり、かつ自ホスト計算
機が高負荷状態でない場合には、受信したメッセージに
対するトランザクション処理をトランザクション実行処
理手段1により実行し、それ以外は他のホスト計算機に
該メッセージに対するトランザクション処理を依頼す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、疎結合多重計算機
システムにおけるトランザクション処理システムに関
し、特にメッセージ形式のバージョンが異なるメッセー
ジを処理するトランザクション処理システムが混在する
疎結合多重計算機システムにおいて、トランザクション
処理の負荷分散を実現する疎結合多重計算機システムに
おけるトランザクション負荷分散システムに関する。
【0001】
【従来の技術】特開昭63−318662号公報に記載
されているトランザクション処理の負荷分散方式は、デ
ータベースを共有してトランザクション処理を分散して
行う副数個のトランザクション処理システムが共用メモ
リ装置を共用し、さらにこの共用メモリ装置に各トラン
ザクション処理システムに共用の入力トランザクション
処理キューと、各トランザクション処理システム対応の
出力メッセージキューとを含んで構成されている。
【0002】この従来のトランザクション処理の負荷分
散方式においては、各トランザクション処理システムが
受け付けたトランザクションは、入力トランザクション
処理キューに登録され、各トランザクション処理システ
ムは1つのトランザクション処理を終わるごとに次のト
ランザクションを入力トランザクション処理キューから
取り出して処理を行う。このようにして、各トランザク
ション処理システムの負荷を均等化しオンラインシステ
ムの性能を向上させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のトランザク
ション処理の負荷分散方式においては、各トランザクシ
ョン処理システムがメッセージのメッセージ形式(以
下、プロトコルとする)のバージョンを意識せず、全て
の受け付けたメッセージは同一プロトコルのバージョン
であることを前提としてトランザクション処理を行って
おり、自トランザクション処理システムが処理可能なプ
ロトコルのバージョンのメッセージと異なるプロトコル
のバージョンのメッセージに対するトランザクション処
理を行うことができないという問題点がある。
【0004】このため、この従来のトランザクション処
理の負荷分散方式においては、端末から投入された異な
るプロトコルのバージョンのメッセージに対するトラン
ザクションを疎結合多重計算機システム内で負荷分散し
て処理できないという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、プロトコルのバージョン
の異なるメッセージに対するトランザクション処理を、
疎結合多重計算機システムを構成する各ホストのトラン
ザクション処理システムで分散して実行することができ
るようにすることにある。
【0006】本発明の他の目的は、疎結合多重計算機シ
ステムを構成するホストのいずれかに障害が発生して
も、該ホストで実行されていたトランザクション処理を
他のホストで継続することができるようにすることにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、端末利用者がプロト
コルのバージョンを意識することなくメッセージを投入
し、トランザクション処理を実行することができるよう
にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の疎結合多
重計算機システムにおけるトランザクション負荷分散シ
ステムは、トランザクション処理を実行する複数のホス
ト計算機と、該トランザクション処理を実行させるため
のメッセージにメッセージ形式を付して通信制御装置を
介して該複数のホスト計算機のいずれかに送信する端末
と、該複数のホスト計算機が共用する外部記憶装置を備
えた疎結合多重計算機システムにおいて、前記ホスト計
算機は、前記複数のホスト計算機毎にトランザクション
処理を実行することができるメッセージのメッセージ形
式を登録するプロトコル記憶手段と、自ホスト計算機の
立上げ時および一定時間間隔毎に、自ホスト計算機がト
ランザクション処理を実行することができるメッセージ
のメッセージ形式を前記プロトコル記憶手段に登録する
とともに他のホスト計算機に通知するプロトコル通知手
段と、他のホスト計算機から通知された該他のホスト計
算機がトランザクション処理を実行することができるメ
ッセージのメッセージ形式を前記プロトコル記憶手段に
登録するプロトコル更新手段と、前記端末からメッセー
ジを受け、前記プロトコル記憶手段を参照して該メッセ
ージに付されているメッセージ形式が自ホスト計算機で
トランザクション処理を実行することができるメッセー
ジ形式のバージョンであり、かつ自ホスト計算機が高負
荷状態でない場合には、受信したメッセージに対するト
ランザクション処理を実行するメッセージ処理ホスト判
断手段を含むことを特徴とする。
【0009】本発明の第2の疎結合多重計算機システム
におけるトランザクション負荷分散システムは、第1の
疎結合多重計算機システムにおけるトランザクション負
荷分散システムにおいて、前記メッセージ処理ホスト判
断手段は、さらに前記端末からメッセージを受け、前記
プロトコル記憶手段を参照して該メッセージに付されて
いるメッセージ形式が自ホスト計算機でトランザクショ
ン処理を実行することができるメッセージ形式ではない
と判定した場合には、該メッセージを前記外部記憶装置
に格納することを特徴とする。
【0010】本発明の第3の疎結合多重計算機システム
におけるトランザクション負荷分散システムは、第1お
よび第2の疎結合多重計算機システムにおけるトランザ
クション負荷分散システムにおいて、前記メッセージ処
理ホスト判断手段は、さらに前記端末からメッセージを
受け、前記プロトコル記憶手段を参照して該メッセージ
に付されているメッセージ形式が自ホスト計算機でトラ
ンザクション処理を実行することができるメッセージ形
式であると判定し、かつ自ホスト計算機が高負荷状態で
ある場合には、該メッセージを前記外部記憶装置に格納
することを特徴とする。
【0011】本発明の第4の疎結合多重計算機システム
におけるトランザクション負荷分散システムは、トラン
ザクション処理を実行する複数のホスト計算機と、該ト
ランザクション処理を実行させるためのメッセージにメ
ッセージ形式を付して通信制御装置を介して該複数のホ
スト計算機のいずれかに送信する端末と、該複数のホス
ト計算機が共用する外部記憶装置を備えた疎結合多重計
算機システムにおいて、前記ホスト計算機は、前記複数
のホスト計算機毎にトランザクション処理を実行するこ
とができるメッセージのメッセージ形式を登録するプロ
トコル記憶手段と、自ホスト計算機の立上げ時および一
定時間間隔毎に、自ホスト計算機がトランザクション処
理を実行することができるメッセージのメッセージ形式
を前記プロトコル記憶手段に登録するとともに他のホス
ト計算機に通知するプロトコル通知手段と、他のホスト
計算機から通知された該他のホスト計算機がトランザク
ション処理を実行することができるメッセージのメッセ
ージ形式を前記プロトコル記憶手段に登録するプロトコ
ル更新手段と、自ホスト計算機におけるトランザクショ
ン処理の完了時および一定時間間隔毎に前記外部記憶装
置からメッセージを読み出し、前記プロトコル記憶手段
を参照して該メッセージに付されているメッセージ形式
が自ホスト計算機でトランザクション処理を実行するこ
とができるメッセージ形式のバージョンであり、かつ自
ホスト計算機が高負荷状態でない場合には、受信したメ
ッセージに対するトランザクション処理を実行するメッ
セージ処理ホスト判断手段を含むことを特徴とする。
【0012】本発明の第5の疎結合多重計算機システム
におけるトランザクション負荷分散システムは、第4の
疎結合多重計算機システムにおけるトランザクション負
荷分散システムにおいて、前記メッセージ処理ホスト判
断手段は、さらに自ホスト計算機におけるトランザクシ
ョン処理の完了時および一定時間間隔毎に前記外部記憶
装置からメッセージを読み出し、前記プロトコル記憶手
段を参照して該メッセージに付されているメッセージ形
式が自ホスト計算機でトランザクション処理を実行する
ことができるメッセージ形式ではないと判定した場合に
は、該メッセージを前記外部記憶装置に格納することを
特徴とする。
【0013】本発明の第6の疎結合多重計算機システム
におけるトランザクション負荷分散システムは、第4お
よび第5の疎結合多重計算機システムにおけるトランザ
クション負荷分散システムにおいて、前記メッセージ処
理ホスト判断手段は、さらに自ホスト計算機におけるト
ランザクション処理の完了時および一定時間間隔毎に前
記外部記憶装置からメッセージを読み出し、前記プロト
コル記憶手段を参照して該メッセージに付されているメ
ッセージ形式が自ホスト計算機でトランザクション処理
を実行することができるメッセージ形式であると判定
し、かつ自ホスト計算機が高負荷状態である場合には、
該メッセージを前記外部記憶装置に格納することを特徴
とする。
【0014】本発明の第7の疎結合多重計算機システム
におけるトランザクション負荷分散システムは、トラン
ザクション処理を実行する複数のホスト計算機と、該複
数のホスト計算機と端末間のメッセージの送受信を制御
する通信制御装置と、該複数のホスト計算機が共用する
外部記憶装置を備えた疎結合多重計算機システムにおい
て、前記端末は、前記複数のホスト計算機のいずれかに
所望のトランザクション処理を実行させるためのメッセ
ージに該メッセージのメッセージ形式のバージョンを付
して入力し、前記外部記憶装置は、前記複数のホスト計
算機間で受け渡しされるデータを格納するグローバルメ
ッセージキューイングファイルを含み、前記ホスト計算
機は、前記端末から入力されたメッセージを前記通信制
御装置を介して受信するメッセージ送受信手段と、前記
端末から入力されたメッセージのトランザクション処理
を実行するトランザクション実行処理手段と、前記複数
のホスト計算機毎にトランザクション処理を実行するこ
とができるメッセージのメッセージ形式のバージョンを
登録するプロトコル記憶手段と、自ホスト計算機の立上
げ時および一定時間間隔毎に、自ホスト計算機がトラン
ザクション処理を実行することができるメッセージのメ
ッセージ形式のバージョンを前記プロトコル記憶手段に
登録するとともに他のホスト計算機に通知するプロトコ
ル通知手段と、他のホスト計算機から通知された該他の
ホスト計算機がトランザクション処理を実行することが
できるメッセージのメッセージ形式のバージョンを前記
プロトコル記憶手段に登録するプロトコル更新手段と、
前記グローバルメッセージキューイングファイルに対し
てデータの入出力を行うグローバルメッセージキューイ
ングファイル入出力手段と、前記端末から入力されたメ
ッセージのトランザクション処理を他のホスト計算機に
依頼するとともに、他のホスト計算機からトランザクシ
ョン処理の依頼を受け、前記グローバルメッセージキュ
ーイングファイル入出力手段により前記グローバルメッ
セージキューイングファイルに格納されているメッセー
ジを読み出す処理依頼通知手段と、前記複数のホスト計
算機毎に前記端末から入力されたメッセージに対するト
ランザクション処理を実行することができないというこ
とを未確認か確認済かを登録するホスト状態管理表と、
前記メッセージ送受信手段および前記処理依頼通知手段
からメッセージを受け、前記プロトコル記憶手段を参照
して該メッセージに付されているメッセージ形式のバー
ジョンが自ホスト計算機でトランザクション処理を実行
することができるメッセージ形式のバージョンであり、
かつ自ホスト計算機が高負荷状態でなく、かつ前記トラ
ンザクション実行処理手段が活性状態の場合には、受信
したメッセージに対するトランザクション処理を前記ト
ランザクション実行処理手段により実行するメッセージ
処理ホスト判断手段を含むことを特徴とする。
【0015】本発明の第8の疎結合多重計算機システム
におけるトランザクション負荷分散システムは、第7の
疎結合多重計算機システムにおけるトランザクション負
荷分散システムにおいて、前記メッセージ処理ホスト判
断手段は、さらに前記メッセージ送受信手段および前記
処理依頼通知手段からメッセージを受け、前記プロトコ
ル記憶手段を参照して該メッセージに付されているメッ
セージ形式のバージョンが自ホスト計算機でトランザク
ション処理を実行することができるメッセージ形式のバ
ージョンであり、かつ自ホスト計算機が高負荷状態でな
く、かつ前記トランザクション実行処理手段が非活性状
態の場合には、該メッセージにさらに自ホスト計算機に
ついて確認済としたホスト処理状態表を付して、前記グ
ローバルメッセージキューイングファイル入出力手段に
より前記グローバルメッセージキューイングファイルに
格納することを特徴とする。
【0016】本発明の第9の疎結合多重計算機システム
におけるトランザクション負荷分散システムは、第7お
よび第8の疎結合多重計算機システムにおけるトランザ
クション負荷分散システムにおいて、前記メッセージ処
理ホスト判断手段は、さらに前記メッセージ送受信手段
および前記処理依頼通知手段からメッセージを受け、前
記プロトコル記憶手段を参照して該メッセージに付され
ているメッセージ形式のバージョンが自ホスト計算機で
トランザクション処理を実行することができるメッセー
ジ形式のバージョンではないと判定した場合には、該メ
ッセージにさらに自ホスト計算機について確認済とした
ホスト処理状態表を付して、前記グローバルメッセージ
キューイングファイル入出力手段により前記グローバル
メッセージキューイングファイルに格納することを特徴
とする。
【0017】本発明の第10の疎結合多重計算機システ
ムにおけるトランザクション負荷分散システムは、第7
から第9のいずれかの疎結合多重計算機システムにおけ
るトランザクション負荷分散システムにおいて、前記メ
ッセージ処理ホスト判断手段は、さらに前記メッセージ
送受信手段および前記処理依頼通知手段からメッセージ
を受け、前記プロトコル記憶手段を参照して該メッセー
ジに付されているメッセージ形式のバージョンが自ホス
ト計算機でトランザクション処理を実行することができ
るメッセージ形式のバージョンであると判定し、かつ自
ホスト計算機が高負荷状態で、かつ前記ホスト処理状態
表に未確認のホスト計算機が存在する場合には、該メッ
セージにさらにすべてのホスト計算機について未確認と
したホスト処理状態表を付して、前記グローバルメッセ
ージキューイングファイル入出力手段により前記グロー
バルメッセージキューイングファイルに格納し、前記処
理依頼通知手段により前記ホスト処理状態表において未
確認の他のホスト計算機に該メッセージのトランザクシ
ョン処理を依頼することを特徴とする。
【0018】本発明の第11の疎結合多重計算機システ
ムにおけるトランザクション負荷分散システムは、第7
から第10のいずれかの疎結合多重計算機システムにお
けるトランザクション負荷分散システムにおいて、前記
メッセージ処理ホスト判断手段は、さらに前記メッセー
ジ送受信手段および前記処理依頼通知手段からメッセー
ジを受け、前記プロトコル記憶手段を参照して該メッセ
ージに付されているメッセージ形式のバージョンが自ホ
スト計算機でトランザクション処理を実行することがで
きるメッセージ形式のバージョンであると判定し、かつ
自ホスト計算機が高負荷状態で、かつ前記ホスト処理状
態表に未確認のホスト計算機が存在しない場合には、受
信したメッセージに対するトランザクション処理を前記
トランザクション実行処理手段により実行することを特
徴とする。
【0019】本発明の第12の疎結合多重計算機システ
ムにおけるトランザクション負荷分散システムは、第7
から第11のいずれかの疎結合多重計算機システムにお
けるトランザクション負荷分散システムにおいて、前記
処理依頼通知手段は、さらに自ホスト計算機におけるト
ランザクション処理の完了時および一定時間間隔毎に、
前記グローバルメッセージキューイングファイル入出力
手段により前記グローバルメッセージキューイングファ
イルに格納されているメッセージを読み出すことを特徴
とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1を参照すると、本発明の一実施例は、
グローバルメッセージキューイングファイル(以下、G
MQFとする)3を共用して疎結合多重計算機システム
を構成するホストA(ホスト番号0001)、ホストB
(ホスト番号0002)と、該ホストA、ホストBと端
末11間のメッセージの送受信を制御する通信制御装置
10とから構成されている。
【0022】ホストA、ホストBは、それぞれトランザ
クション処理システムを有する。
【0023】該トランザクション処理システムは、メッ
セージ処理を行う業務プログラムを有するトランザクシ
ョン実行処理手段1、メッセージ処理ホスト判断手段
2、GMQF入出力手段4、プロトコル更新手段5、プ
ロトコル記憶手段6、プロトコル通知手段7、処理依頼
通知手段8、およびメッセージ送受信手段9を含む。
【0024】図2は、プロトコル通知手段7で受信した
他ホストのプロトコル情報を記憶するプロトコル記憶手
段6の記憶情報のデータ形式を示す図である。記憶情報
には各ホストの番号21と各ホストのトランザクション
処理システムで処理可能なプロトコルバージョン22を
含む。
【0025】図3は、GMQF3に格納されるデータ形
式を示す図である。格納される情報には、投入されたト
ランザクションメッセージのプロトコルバージョン31
と各ホストでのメッセージ処理状態を表すホスト処理状
態表32および受信メッセージ33を含む。
【0026】図4は、GMQF3に格納されるホスト処
理状態表(第3図の32)の内部情報を示す図である。
格納する情報にはホスト番号41とそのホストでの処理
状態42があり、そのホストが投入されたメッセージの
プロトコルのバージョンを処理することができないと確
認した場合には処理状態に確認済を、未確認の場合には
未確認を設定する。
【0027】図5は、プロトコルバージョンが異なるト
ランザクション処理システムを有した5台のホストで疎
結合多重計算機システムを構成した場合に、各トランザ
クション処理システムのプロトコル記憶手段6で保持す
る情報について示した図である。
【0028】以下に本発明の一実施例である疎結合多重
計算機システムにおけるトランザクション負荷分散シス
テムについて、図1を参照して説明する。
【0029】利用者は、端末11からホストAに所望の
トランザクション処理を実行させためのメッセージに該
メッセージのプロトコルのバージョンを付して入力す
る。
【0030】端末11から入力されたメッセージは、通
信処理装置10を介してホストA内トランザクション処
理システムのメッセージ送受信手段9で受信される(ス
テップ61)。
【0031】メッセージ送受信手段9が受信したメッセ
ージは、メッセージ処理ホスト判断手段2に渡され(ス
テップ62)、該メッセージに付されているプロトコル
のバージョンと自ホストの負荷状況により処理すべきホ
スト(自ホスト/他ホスト)が決定される(ステップ6
3)。
【0032】ステップ63においては、まず受信したメ
ッセージに付されているプロトコルのバージョンがプロ
トコル記憶装置6に記憶されている自ホストがトランザ
クション処理を実行することができるメッセージのプロ
トコルのバージョンより高位であれば、メッセージの処
理を他ホストに依頼し、高位でなくても自ホストのCP
U使用率、メモリ使用率、入出力回数等の資源の使用率
が予め設定した閾値より高い、すなわち自ホストの負荷
が高いと判定した場合には、メッセージの処理を他ホス
トに依頼する。
【0033】メッセージ処理ホスト判断手段2が該メッ
セージを他ホストで処理すると判断した場合は、受信し
たメッセージに該メッセージのプロトコルのバージョン
と全ホスト未確認状態のホスト処理状態表を付加してG
MQF入出力手段4を用いてGMQF3に格納し(ステ
ップ64)、処理依頼通知手段8で他ホストに処理を依
頼する(ステップ65)。
【0034】メッセージ処理ホスト判断手段2が、ステ
ップ63において該メッセージを自ホストで処理すると
判断した場合は、受信したメッセージをGMQF3に格
納することなくトランザクション実行処理手段1に渡し
てトランザクション処理を実行する(ステップ66)。
【0035】ホストBの処理依頼通知手段8は、ホスト
Aから処理依頼通知を受信し(ステップ67)、GMQ
F入出力手段4を用いてGMQF3のメッセージを読み
出す(ステップ68)。なお、GMQF3のメッセージ
読み出しは、処理依頼通知受信時だけでなく実行中トラ
ンザクションの完了(負荷低下)時および一定時間ごと
にも行う。
【0036】ホストBのメッセージ処理ホスト判断手段
2は、読み出したメッセージに付加されているホスト処
理状態表を参照し(ステップ69)、自ホストが未確認
の状態であればプロトコル記憶手段6に記憶された情報
を参照して自ホストの処理可能プロトコルのバージョン
と読み出したメッセージに付加されているプロトコルの
バージョンとを比較する(ステップ6A)。
【0037】ホストBのメッセージ処理ホスト判断手段
2は、読み出したメッセージに付加されているプロトコ
ルのバージョンが自ホストの処理可能プロトコルのバー
ジョンに比して同一または低位の場合には、さらに自ホ
ストの負荷が高いか否かを判定し(ステップ6B)、自
ホストの負荷が高い場合には、ホスト処理状態表の当該
ホストの処理状態を未確認の状態としたままGMQF3
に該メッセージを再格納する(ステップ6C)。ホスト
の負荷が低くトランザクションを実行できる環境の場合
には、さらにトランザクション実行処理手段1が活性状
態か否かを判定し(ステップ6D)、活性状態の場合に
は、ホスト処理状態表の自ホストの処理状態を確認済と
して、該メッセージのプロトコルに対応したトランザク
ション処理を実行する(ステップ6E)。トランザクシ
ョン実行処理手段1が非活性状態の場合には、ホストB
ではトランザクション処理を実行することができないた
めホスト処理状態表の該ホストの処理状態を確認済とし
て、GMQF3に該メッセージを再格納する(ステップ
6F)。
【0038】ホストBのメッセージ処理ホスト判断手段
2は、ステップ6C終了後、ホスト処理状態表で未確認
状態の他ホストが存在するか否かを判定し(ステップ6
G)、未確認状態の他ホストが存在すると判定した場合
には、さらに、プロトコル記憶手段6の内容から該他の
ホストが該メッセージのプロトコルのバージョンを処理
することができるか否かを判定する(ステップ6H)。
ステップ6Gにおいて未確認状態の他ホストが存在しな
いと判定した場合、およびステップ6Hにおいて該他の
ホストが該メッセージのプロトコルのバージョンを処理
することができないと判定した場合には、ステップ6D
へ至る。ステップ6Hにおいて該他のホストが該メッセ
ージのプロトコルのバージョンを処理することができる
と判定した場合には、処理依頼通知手段8で他ホストに
処理を依頼する(ステップ6I)。
【0039】またホストBのメッセージ処理ホスト判断
手段2は、ステップ6Aにおいて、読み出したメッセー
ジに付加されているプロトコルのバージョンが自ホスト
の処理可能プロトコルのバージョンに比して高位である
と判定した場合には、自ホストではトランザクション処
理を実行することができないためホスト処理状態表の自
ホストの処理状態を確認済として、GMQF3に該メッ
セージを再格納する(ステップ6J)。
【0040】これとは別に各ホストは、トランザクショ
ン処理システムが起動した時、もしくは起動後一定時間
ごとにプロトコル通知手段7が自トランザクション処理
システムで処理可能なメッセージのプロトコルのバージ
ョンをプロトコル記憶手段6に登録するとともに他ホス
トに通知する。該通知を受信したホストのプロトコル通
知手段7は、プロトコル更新手段5を用いてプロトコル
記憶手段6内の該ホストのプロトコルのバージョンを通
知されたプロトコルのバージョンで更新する。
【0041】次にプロトコルのバージョンの記憶方法に
ついて、図2を参照して説明する。
【0042】プロトコル通知手段7により他ホストに通
知する情報は、自ホスト番号と該ホストがトランザクシ
ョン処理を実行することができるメッセージのプロトコ
ルのバージョンである。プロトコル通知手段7によりプ
ロトコル通知を受け取るとプロトコル更新手段5はプロ
トコル記憶手段6に、通知されたホスト番号21に対応
してプロトコルバージョン22を記憶する。プロトコル
通知を受信していないホストのプロトコルのバージョン
はプロトコル記憶手段上、未確認の状態として処理可能
ホストの候補とはしない。
【0043】次にGMQF3のデータ形式について図3
および図4を参照して説明する。
【0044】通信処理装置10からメッセージを受信
し、メッセージ処理ホスト判断手段2で該メッセージを
他ホストで処理すると判断した場合、処理可能なプロト
コルのバージョン31と全ホスト未確認状態としたホス
ト処理状態表32を受信メッセージ33に付加してGM
QF3に格納する。また、GMQF3から読み出した場
合、メッセージのプロトコルのバージョンが自トランザ
クション処理システムよりも高位のプロトコルのバージ
ョンのメッセージである場合、または読み出したホスト
のトランザクション実行処理手段1が非活性状態である
ためトランザクション実行が不可能な状態の場合は、ホ
スト処理状態表32のホスト番号41に対応する処理状
態42を確認済としてGMQF3に書き戻す。
【0045】次にプロトコルが混在した5台のホストで
疎結合多重計算機システムを構成した場合の負荷分散例
について図5を参照して説明する。
【0046】ホストA(ホスト番号0001)〜ホスト
E(同0005)で疎結合多重計算機システムを構成
し、それぞれのホストで動作するトランザクション処理
システムが処理できるプロトコルのバージョンがそれぞ
れホストA=2、B=2、C=3、D=2、およびE=
3となっている場合、各トランザクション処理システム
のプロトコル記憶手段6が保持する情報は図5の51の
ようになる。
【0047】この疎結合多重計算機システムにプロトコ
ルのバージョンが2のトランザクションメッセージを投
入した場合、プロトコル記憶手段6の内容からプロトコ
ルのバージョン2のメッセージを処理可能なホストは全
ホストとなるため、全てのホストが負荷分散対象となり
負荷の低いホストで処理される。また、プロトコルのバ
ージョンが3のトランザクションメッセージの場合は、
プロトコル記憶手段の内容から処理可能なホストはホス
トCとホストEになり、その2台のホストで負荷分散が
行われる。
【0048】以上により、本発明の一実施例である疎結
合多重計算機システムにおけるトランザクション負荷分
散システムの処理が完了する。
【0049】本発明の一実施例である疎結合多重計算機
システムにおけるトランザクション負荷分散システム
は、GMQF3に格納するメッセージにプロトコルのバ
ージョンを付加しておくことにより、自トランザクショ
ン処理システムで処理可能なプロトコルのバージョンと
同じか低位のプロトコルのバージョンのメッセージをG
MQF3から読み出した場合、そのメッセージに対応し
たトランザクション処理が可能となり、また高位のプロ
トコルのバージョンのメッセージの場合はGMQF3へ
の再格納を行うといったプロトコルのバージョンに対応
した処理が可能となるので、プロトコルのバージョンの
異なるメッセージに対するトランザクション処理を、疎
結合多重計算機システムを構成する各ホストのトランザ
クション処理システムで分散して実行することができる
効果を有している。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の疎結合多
重計算機システムにおけるトランザクション負荷分散シ
ステムは、他ホスト上のトランザクション処理システム
のプロトコルのバージョンを相互に通知し認識すること
により、プロトコルのバージョン毎に処理できるホスト
を決定することができるので、プロトコルのバージョン
の異なるメッセージに対するトランザクション処理を、
疎結合多重計算機システムを構成する各ホストのトラン
ザクション処理システムで分散して実行することがで
き、疎結合多重計算機システムを構成するホストのいず
れかに障害が発生しても、該ホストで実行されていたト
ランザクション処理を他のホストで継続することができ
る効果を有している。
【0051】また、端末利用者がプロトコルのバージョ
ンを意識することなくメッセージを投入し、トランザク
ション処理を実行することができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例におけるプロトコル記憶手段
6の内容を示す図である。
【図3】本発明の一実施例におけるGMQF3の内容を
示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるホスト処理状態表の
内容を示す図である。
【図5】本発明の一実施例においてプロトコルが混在し
た5台のホストで疎結合多重計算機システムを構成した
場合の負荷分散例について説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例におけるメッセージ送受信手
段9、メッセージ処理ホスト判断手段2、GMQF入出
力手段4、処理依頼通知手段8、およびトランザクショ
ン実行処理手段1の処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 トランザクション実行処理手段 2 メッセージ処理ホスト判断手段 3 グローバルメッセージキューイングファイル(G
MQF) 4 GMQF入出力手段 5 プロトコル更新手段 6 プロトコル記憶手段 7 プロトコル通知手段 8 処理依頼通知手段 9 メッセージ送受信手段 10 通信処理装置 11 端末 21 ホスト番号 22 プロトコルバージョン 31 プロトコルバージョン 32 ホスト処理状態表 33 受信メッセージ 41 ホスト番号 42 処理状態 51 各ホストのトランザクション処理システムのプ
ロトコル記憶手段が保持する内容

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランザクション処理を実行する複数の
    ホスト計算機と、該トランザクション処理を実行させる
    ためのメッセージにメッセージ形式を付して通信制御装
    置を介して該複数のホスト計算機のいずれかに送信する
    端末と、該複数のホスト計算機が共用する外部記憶装置
    を備えた疎結合多重計算機システムにおいて、 前記ホスト計算機は、 前記複数のホスト計算機毎にトランザクション処理を実
    行することができるメッセージのメッセージ形式を登録
    するプロトコル記憶手段と、 自ホスト計算機の立上げ時および一定時間間隔毎に、自
    ホスト計算機がトランザクション処理を実行することが
    できるメッセージのメッセージ形式を前記プロトコル記
    憶手段に登録するとともに他のホスト計算機に通知する
    プロトコル通知手段と、 他のホスト計算機から通知された該他のホスト計算機が
    トランザクション処理を実行することができるメッセー
    ジのメッセージ形式を前記プロトコル記憶手段に登録す
    るプロトコル更新手段と、 前記端末からメッセージを受け、前記プロトコル記憶手
    段を参照して該メッセージに付されているメッセージ形
    式が自ホスト計算機でトランザクション処理を実行する
    ことができるメッセージ形式のバージョンであり、かつ
    自ホスト計算機が高負荷状態でない場合には、受信した
    メッセージに対するトランザクション処理を実行するメ
    ッセージ処理ホスト判断手段を含むことを特徴とする疎
    結合多重計算機システムにおけるトランザクション負荷
    分散システム。
  2. 【請求項2】 前記メッセージ処理ホスト判断手段は、 さらに前記端末からメッセージを受け、前記プロトコル
    記憶手段を参照して該メッセージに付されているメッセ
    ージ形式が自ホスト計算機でトランザクション処理を実
    行することができるメッセージ形式ではないと判定した
    場合には、該メッセージを前記外部記憶装置に格納する
    ことを特徴とする請求項1記載の疎結合多重計算機シス
    テムにおけるトランザクション負荷分散システム。
  3. 【請求項3】 前記メッセージ処理ホスト判断手段は、 さらに前記端末からメッセージを受け、前記プロトコル
    記憶手段を参照して該メッセージに付されているメッセ
    ージ形式が自ホスト計算機でトランザクション処理を実
    行することができるメッセージ形式であると判定し、か
    つ自ホスト計算機が高負荷状態である場合には、該メッ
    セージを前記外部記憶装置に格納することを特徴とする
    請求項1および請求項2に記載の疎結合多重計算機シス
    テムにおけるトランザクション負荷分散システム。
  4. 【請求項4】 トランザクション処理を実行する複数の
    ホスト計算機と、該トランザクション処理を実行させる
    ためのメッセージにメッセージ形式を付して通信制御装
    置を介して該複数のホスト計算機のいずれかに送信する
    端末と、該複数のホスト計算機が共用する外部記憶装置
    を備えた疎結合多重計算機システムにおいて、 前記ホスト計算機は、 前記複数のホスト計算機毎にトランザクション処理を実
    行することができるメッセージのメッセージ形式を登録
    するプロトコル記憶手段と、 自ホスト計算機の立上げ時および一定時間間隔毎に、自
    ホスト計算機がトランザクション処理を実行することが
    できるメッセージのメッセージ形式を前記プロトコル記
    憶手段に登録するとともに他のホスト計算機に通知する
    プロトコル通知手段と、 他のホスト計算機から通知された該他のホスト計算機が
    トランザクション処理を実行することができるメッセー
    ジのメッセージ形式を前記プロトコル記憶手段に登録す
    るプロトコル更新手段と、 自ホスト計算機におけるトランザクション処理の完了時
    および一定時間間隔毎に前記外部記憶装置からメッセー
    ジを読み出し、前記プロトコル記憶手段を参照して該メ
    ッセージに付されているメッセージ形式が自ホスト計算
    機でトランザクション処理を実行することができるメッ
    セージ形式のバージョンであり、かつ自ホスト計算機が
    高負荷状態でない場合には、受信したメッセージに対す
    るトランザクション処理を実行するメッセージ処理ホス
    ト判断手段を含むことを特徴とする疎結合多重計算機シ
    ステムにおけるトランザクション負荷分散システム。
  5. 【請求項5】 前記メッセージ処理ホスト判断手段は、 さらに自ホスト計算機におけるトランザクション処理の
    完了時および一定時間間隔毎に前記外部記憶装置からメ
    ッセージを読み出し、前記プロトコル記憶手段を参照し
    て該メッセージに付されているメッセージ形式が自ホス
    ト計算機でトランザクション処理を実行することができ
    るメッセージ形式ではないと判定した場合には、該メッ
    セージを前記外部記憶装置に格納することを特徴とする
    請求項4記載の疎結合多重計算機システムにおけるトラ
    ンザクション負荷分散システム。
  6. 【請求項6】 前記メッセージ処理ホスト判断手段は、 さらに自ホスト計算機におけるトランザクション処理の
    完了時および一定時間間隔毎に前記外部記憶装置からメ
    ッセージを読み出し、前記プロトコル記憶手段を参照し
    て該メッセージに付されているメッセージ形式が自ホス
    ト計算機でトランザクション処理を実行することができ
    るメッセージ形式であると判定し、かつ自ホスト計算機
    が高負荷状態である場合には、該メッセージを前記外部
    記憶装置に格納することを特徴とする請求項4および請
    求項5に記載の疎結合多重計算機システムにおけるトラ
    ンザクション負荷分散システム。
  7. 【請求項7】 トランザクション処理を実行する複数の
    ホスト計算機と、該複数のホスト計算機と端末間のメッ
    セージの送受信を制御する通信制御装置と、該複数のホ
    スト計算機が共用する外部記憶装置を備えた疎結合多重
    計算機システムにおいて、 前記端末は、前記複数のホスト計算機のいずれかに所望
    のトランザクション処理を実行させるためのメッセージ
    に該メッセージのメッセージ形式のバージョンを付して
    入力し、 前記外部記憶装置は、前記複数のホスト計算機間で受け
    渡しされるデータを格納するグローバルメッセージキュ
    ーイングファイルを含み、 前記ホスト計算機は、 前記端末から入力されたメッセージを前記通信制御装置
    を介して受信するメッセージ送受信手段と、 前記端末から入力されたメッセージのトランザクション
    処理を実行するトランザクション実行処理手段と、 前記複数のホスト計算機毎にトランザクション処理を実
    行することができるメッセージのメッセージ形式のバー
    ジョンを登録するプロトコル記憶手段と、 自ホスト計算機の立上げ時および一定時間間隔毎に、自
    ホスト計算機がトランザクション処理を実行することが
    できるメッセージのメッセージ形式のバージョンを前記
    プロトコル記憶手段に登録するとともに他のホスト計算
    機に通知するプロトコル通知手段と、 他のホスト計算機から通知された該他のホスト計算機が
    トランザクション処理を実行することができるメッセー
    ジのメッセージ形式のバージョンを前記プロトコル記憶
    手段に登録するプロトコル更新手段と、 前記グローバルメッセージキューイングファイルに対し
    てデータの入出力を行うグローバルメッセージキューイ
    ングファイル入出力手段と、 前記端末から入力されたメッセージのトランザクション
    処理を他のホスト計算機に依頼するとともに、他のホス
    ト計算機からトランザクション処理の依頼を受け、前記
    グローバルメッセージキューイングファイル入出力手段
    により前記グローバルメッセージキューイングファイル
    に格納されているメッセージを読み出す処理依頼通知手
    段と、 前記複数のホスト計算機毎に前記端末から入力されたメ
    ッセージに対するトランザクション処理を実行すること
    ができないということを未確認か確認済かを登録するホ
    スト状態管理表と、 前記メッセージ送受信手段および前記処理依頼通知手段
    からメッセージを受け、前記プロトコル記憶手段を参照
    して該メッセージに付されているメッセージ形式のバー
    ジョンが自ホスト計算機でトランザクション処理を実行
    することができるメッセージ形式のバージョンであり、
    かつ自ホスト計算機が高負荷状態でなく、かつ前記トラ
    ンザクション実行処理手段が活性状態の場合には、受信
    したメッセージに対するトランザクション処理を前記ト
    ランザクション実行処理手段により実行するメッセージ
    処理ホスト判断手段を含むことを特徴とする疎結合多重
    計算機システムにおけるトランザクション負荷分散シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記メッセージ処理ホスト判断手段は、 さらに前記メッセージ送受信手段および前記処理依頼通
    知手段からメッセージを受け、前記プロトコル記憶手段
    を参照して該メッセージに付されているメッセージ形式
    のバージョンが自ホスト計算機でトランザクション処理
    を実行することができるメッセージ形式のバージョンで
    あり、かつ自ホスト計算機が高負荷状態でなく、かつ前
    記トランザクション実行処理手段が非活性状態の場合に
    は、該メッセージにさらに自ホスト計算機について確認
    済としたホスト処理状態表を付して、前記グローバルメ
    ッセージキューイングファイル入出力手段により前記グ
    ローバルメッセージキューイングファイルに格納するこ
    とを特徴とする請求項7記載の疎結合多重計算機システ
    ムにおけるトランザクション負荷分散システム。
  9. 【請求項9】 前記メッセージ処理ホスト判断手段は、 さらに前記メッセージ送受信手段および前記処理依頼通
    知手段からメッセージを受け、前記プロトコル記憶手段
    を参照して該メッセージに付されているメッセージ形式
    のバージョンが自ホスト計算機でトランザクション処理
    を実行することができるメッセージ形式のバージョンで
    はないと判定した場合には、該メッセージにさらに自ホ
    スト計算機について確認済としたホスト処理状態表を付
    して、前記グローバルメッセージキューイングファイル
    入出力手段により前記グローバルメッセージキューイン
    グファイルに格納することを特徴とする請求項7および
    請求項8記載の疎結合多重計算機システムにおけるトラ
    ンザクション負荷分散システム。
  10. 【請求項10】 前記メッセージ処理ホスト判断手段
    は、 さらに前記メッセージ送受信手段および前記処理依頼通
    知手段からメッセージを受け、前記プロトコル記憶手段
    を参照して該メッセージに付されているメッセージ形式
    のバージョンが自ホスト計算機でトランザクション処理
    を実行することができるメッセージ形式のバージョンで
    あると判定し、かつ自ホスト計算機が高負荷状態で、か
    つ前記ホスト処理状態表に未確認のホスト計算機が存在
    する場合には、該メッセージにさらにすべてのホスト計
    算機について未確認としたホスト処理状態表を付して、
    前記グローバルメッセージキューイングファイル入出力
    手段により前記グローバルメッセージキューイングファ
    イルに格納し、前記処理依頼通知手段により前記ホスト
    処理状態表において未確認の他のホスト計算機に該メッ
    セージのトランザクション処理を依頼することを特徴と
    する請求項7から請求項9のいずれかに記載の疎結合多
    重計算機システムにおけるトランザクション負荷分散シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記メッセージ処理ホスト判断手段
    は、 さらに前記メッセージ送受信手段および前記処理依頼通
    知手段からメッセージを受け、前記プロトコル記憶手段
    を参照して該メッセージに付されているメッセージ形式
    のバージョンが自ホスト計算機でトランザクション処理
    を実行することができるメッセージ形式のバージョンで
    あると判定し、かつ自ホスト計算機が高負荷状態で、か
    つ前記ホスト処理状態表に未確認のホスト計算機が存在
    しない場合には、受信したメッセージに対するトランザ
    クション処理を前記トランザクション実行処理手段によ
    り実行することを特徴とする請求項7から請求項10の
    いずれかに記載の疎結合多重計算機システムにおけるト
    ランザクション負荷分散システム。
  12. 【請求項12】 前記処理依頼通知手段は、 さらに自ホスト計算機におけるトランザクション処理の
    完了時および一定時間間隔毎に、前記グローバルメッセ
    ージキューイングファイル入出力手段により前記グロー
    バルメッセージキューイングファイルに格納されている
    メッセージを読み出すことを特徴とする請求項7から請
    求項11のいずれかに記載の疎結合多重計算機システム
    におけるトランザクション負荷分散システム。
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