JPH09160505A - ディスプレイモニターのアース部材 - Google Patents

ディスプレイモニターのアース部材

Info

Publication number
JPH09160505A
JPH09160505A JP31415795A JP31415795A JPH09160505A JP H09160505 A JPH09160505 A JP H09160505A JP 31415795 A JP31415795 A JP 31415795A JP 31415795 A JP31415795 A JP 31415795A JP H09160505 A JPH09160505 A JP H09160505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
crt
display monitor
earth
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31415795A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kuwaharada
隆志 桑原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP31415795A priority Critical patent/JPH09160505A/ja
Publication of JPH09160505A publication Critical patent/JPH09160505A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイモニターの不要輻射の低減に有
効で、各種CRTに適用可能な汎用的な形状のディスプ
レイモニターのアース部材を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ディスプレイモニターは金属バンド12
を有するCTR11を前面に持ち、下部には金属フレー
ム14があり、金属フレーム14には電源ケーブル18
のアースが取付けられ、CRT11の帯電した電荷を電
源ケーブル18のアースに逃がすために、アース部材1
3の一端は金属バンド12に差し込まれ、その他の一端
は金属フレーム14に固定され、アース部材13の金属
バンド12側は銅板・真鍮等板状導体を根元を残して切
り曲げし、数本の互い違いの高さを持つ指状の弾性形状
を持たせているため、あらゆる形状・大きさのCRT1
1の金属バンド12に容易に幾つでも差し込め、汎用的
に取り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不要輻射を容易に低減
させることができかつ汎用的なディスプレイモニターの
アース部材に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスプレイモニターにおいて
は、人体に有害とされる不要輻射の対策に苦慮してい
る。その中でも特にCRTからの輻射低減が最も重要視
されている。
【0003】従来、この種のディスプレイモニターの不
要輻射は、図3に一部を切り欠いて示した、斜視図に表
すような構成により対処されていた。
【0004】図3に示すように、ディスプレイモニター
は大別してCRT21と基板27及びその他の金属フレ
ーム24やバックカバー26から構成されている。
【0005】すなわち、防爆の役目を果たす金属バンド
22を有するCRT21を前面に持ち、CRT21の更
に前面には前面キャビネット25が、また下部には金属
フレーム24が取付けられている。
【0006】金属フレーム24にはバックカバー26が
CRT21を覆うような形で取付けられている。
【0007】バックカバー26には電源ケーブル28が
取付けられており、その電源ケーブル28のアースは金
属フレーム24に接地されている。
【0008】さらに、金属バンド22にはその形状に合
わせたアームアース(アース部材)23が取付けが取付
けられ、アース部材23はその片端を金属フレーム24
に固定されている。
【0009】上記構成における作用を説明すると、CR
T21の帯電により、金属バンド22が帯電する。
【0010】この時帯電した電荷はアース部材23によ
って、金属バンド22→アース部材23→金属フレーム
24→電源ケーブル28へと流れて行き、結果として金
属バンド22の電位差が小さくなり、不要輻射が低減さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
スプレイモニターにおいては、金属バンドにアースを行
うために、専用の形状を持つアームアースを製作し行う
必要があった。
【0012】しかしながら、専用の形状となるため、他
の大きさの異なるCRTには使えず、常に金型費用等が
発生していた。
【0013】また、不要輻射を低減させる場合、金属バ
ンドの数カ所からアースを取らなければならない場合も
あるが、その場合また専用のアース様の金具が必要とさ
れていた。
【0014】本発明は、上記課題を解決するもので、C
RTの金属バンドのアースを取る汎用的なディスプレイ
モニターのアース部材を提供することを目的する。
【0015】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、CRTの金属バンドをアースする際に、ど
のような大きさ・形状の金属バンドにも簡単に差し込
め、導通が取れる形状を備えたアース金具を一端に持つ
ようにしたディスプレイモニターのアース部材である。
【0016】これにより、CRTの不要輻射低減のアー
ス手段において、CRTの形状・大きさ等の変化の全て
に対応でき、その汎用性が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、銅板・真鍮板等板状導体の根元を残してその先の部
分を切り曲げし、数本の弾性を持つ指状の形状を持ち、
その指状形状を互い違いになる様に曲げ加工したアース
金具と、アースリードと、ラグ端子から成り、前記アー
ス金具をCRTの金属バンドに差し込み、前記切り曲げ
に基づく弾性によって固定するするように構成したディ
スプレイモニターのアース部材としたものであり、どの
ような大きさ、形状の金属バンドを持つさし込み形にお
いても、簡単に取付けられ、金属バンドへの取付けが多
数個可能なアース部材により、不要輻射低減させたディ
スプレイモニターを実現するという作用を有する。
【0018】請求項2に記載の発明は、前記銅板・真鍮
板等板状導体の根元を残してその先の部分を切り曲げで
作成された剪片について、奇数番目の前記剪片を前方に
くの字状に曲げ、偶数番目の前記剪片を後方にくの字状
に曲げ、それらくの字状の先端部分を押し広げて前記C
RTの金属バンドの板状部分を挿入し、前記金属バンド
の板状部分を前記剪片の先端部分で押圧接触するように
形成した請求項1記載のディスプレイモニターのアース
部材としたものであり、くの字状の曲げ程度・板状導体
の材質とその厚さで弾性の強弱が調節できかつ電気的接
触も完全にできるという作用を有する。
【0019】請求項3に記載の発明は、前記剪片の先端
部分をさらに反対側にくの字状に曲げ、それらのさらな
る曲げ部分に前記CRTの金属バンドの板状部分を挿入
押圧接触させるように形成した請求項2記載のディスプ
レイモニターのアース部材としたものであり、前記CR
Tの金属バンドの板状部分を挿入の際に円滑に滑り込ま
せることができ、かつ押圧部分の電気的接触もさらに良
好になるという作用を有する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図1
および図2を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の一実施の形態によるア
ース部材を取付けたディスプレイモニターの内部構成を
表すように一部を切り欠いて示す斜視図を示し、図2は
本発明の一実施の形態によるアース部材の外観拡大斜視
図である。
【0021】ディスプレイモニターは大別してCRT1
1とプリント配線基板17とその他金属フレーム14や
バックカバー16から構成されている。
【0022】防爆の役目を果たす金属バンド12を有す
るCRT11を前面に持ち、CRT11の更に前面には
前面キャビネット15が、また下部には金属フレーム1
4が取付けられている。
【0023】金属フレーム14にはバックカバー16が
CRT11を覆うような形で取付けられている。バック
カバー16には電源ケーブル18が取付けられており、
その電源ケーブル18のアースは金属フレーム14に取
付けられている。
【0024】金属バンド12にはアース部材13が取付
けられ、その一端が金属フレーム14に固定されてい
る。
【0025】アース部材13はアース金具13aとアー
スリード13bとラグ端子13cとから成り、アース金
具13aは銅板・真鍮板等板状導体を切り曲げしたもの
で、根元を残して数本の指状の形状を持ち、それぞれ互
い違いなるように曲げ加工されている。
【0026】このアース金具13aは金属バンド12に
差し込まれると、その指状の弾性によって金属バンド1
2を挟み込んで固定される。また、ラグ端子13cは金
属フレーム14上にビスで固定される。
【0027】上記構成における作用を説明する。CRT
11の帯電により、金属バンド12が帯電する。この
時、帯電した電荷はアース部材13[アース金具13a
とアースリード13bとラグ端子13cとから成る]に
よって、CRT11→金属バンド12→アース部材13
→金属フレーム14→電源ケーブル18へと流されて行
く。
【0028】結果として金属バンド12の電位差が小さ
くなり、不要輻射が低減されるのである。
【0029】このように本発明の実施例のアース部材1
3によれば、金属バンド12への取付けをアース金具1
3aの弾性を利用した差し込み(挟み込み)としている
ため、金属バンド12を持つあらゆる大きさ、形状のC
RT11においても簡単にアースを取ることができる。
【0030】また、CRT11からの不要輻射を更に低
減させようとした場合、金属バンド12に更に追加して
同形状のアース部材13を付け加えるだけでよく、幾つ
かの箇所への専用のアース様の金具を製作するようなこ
とはなく、安価でかつ容易に不要輻射を低減できる。
【0031】図2から分かるように本発明は、前記銅板
・真鍮板等板状導体の根元を残してその先の部分を切り
曲げで作成された剪片であるアース金具13aについ
て、奇数番目の剪片のアース金具13aを前方にくの字
状に曲げ、偶数番目の剪片のアース金具13aを後方に
くの字状に曲げ、それらくの字状のアース金具13a先
端部分を押し広げてCRT11の金属バンド12の板状
部分を挿入し、金属バンド12の板状部分を剪片のアー
ス金具13a先端部分で押圧接触するように形成したデ
ィスプレイモニターのアース部材13としたものであ
る。
【0032】そして、くの字状の曲げ程度・板状導体の
材質とその厚さで弾性の強弱が調節できかつ電気的接触
も完全にできるという作用を有する。
【0033】さらに、図2に示すように本発明は、剪片
のアース金具13a先端部分をさらに反対側にくの字状
に曲げ、それらのさらなる曲げ部分にCRT11の金属
バンド12の板状部分を挿入押圧接触させるように形成
したディスプレイモニターのアース部材13である。
【0034】従って、CRT11の金属バンド12の板
状部分を挿入の際に円滑に滑り込ませることができ、か
つ押圧部分の電気的接触もさらに良好になるという作用
を有する。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アース部
材を数本の指状の弾性形状を持つアース金具から構成し
ているために、あらゆる大きさ・形状のCRTの金属バ
ンドに差し込んで挟み込むことで、容易に取付けること
ができ、かつ幾つでも異なった多数個のCRTに対して
同一形状のアース部材を取付けられるために、不要輻射
を低減させたディスプレイモニターがコストを低減して
提供できるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるアース部材を取付
けたディスプレイモニターの内部構成を表すように一部
を切り欠いて示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態によるアース部材の外観
拡大斜視図
【図3】従来例のアース部材を取付けたディスプレイモ
ニターの内部構成を表すように一部を切り欠いて示す斜
視図
【符号の説明】
11,21 CRT 12,22 金属バンド 13,23 アース部材 13a アース金具 13b アースリード 13c ラグ端子 14,24 金属フレーム 15,25 前面キャビネット 16,26 バックカバー 17,27 プリント配線基板 18,28 電源ケーブル 19,29 偏向コイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】銅板・真鍮板等板状導体の根元を残してそ
    の先の部分を切り曲げし、数本の弾性を持つ指状の形状
    を持ち、その指状形状を互い違いになる様に曲げ加工し
    たアース金具と、アースリードと、ラグ端子から成り、
    前記アース金具をCRTの金属バンドに差し込み、前記
    切り曲げに基づく弾性によって固定するするように構成
    したディスプレイモニターのアース部材。
  2. 【請求項2】前記銅板・真鍮板等板状導体の根元を残し
    てその先の部分を切り曲げで作成された剪片について、
    奇数番目の前記剪片を前方にくの字状に曲げ、偶数番目
    の前記剪片を後方にくの字状に曲げ、それらくの字状の
    先端部分を押し広げて前記CRTの金属バンドの板状部
    分を挿入し、前記金属バンドの板状部分を前記剪片の先
    端部分で押圧接触するように形成した請求項1記載のデ
    ィスプレイモニターのアース部材。
  3. 【請求項3】前記剪片の先端部分をさらに反対側にくの
    字状に曲げ、それらのさらなる曲げ部分に前記CRTの
    金属バンドの板状部分を挿入押圧接触させるように形成
    した請求項2記載のディスプレイモニターのアース部
    材。
JP31415795A 1995-12-01 1995-12-01 ディスプレイモニターのアース部材 Pending JPH09160505A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31415795A JPH09160505A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 ディスプレイモニターのアース部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31415795A JPH09160505A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 ディスプレイモニターのアース部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09160505A true JPH09160505A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18049932

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31415795A Pending JPH09160505A (ja) 1995-12-01 1995-12-01 ディスプレイモニターのアース部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09160505A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6885156B2 (en) 2000-07-24 2005-04-26 Canon Kabushiki Kaisha Electron-emitting device and image forming apparatus
JP2020123527A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 住友電装株式会社 ジョイントコネクタ及びバスバー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6885156B2 (en) 2000-07-24 2005-04-26 Canon Kabushiki Kaisha Electron-emitting device and image forming apparatus
US7282852B2 (en) 2000-07-24 2007-10-16 Canon Kabushiki Kaisha Electron-emitting device and image forming apparatus
JP2020123527A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 住友電装株式会社 ジョイントコネクタ及びバスバー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4780570A (en) EMI/RFI shielding for electronic assemblies
EP0040941A1 (en) Electrical connector shield
JP2019114491A (ja) 端子金具
US20020094724A1 (en) Shield connection structure
JP2009193879A (ja) 圧着端子、及びこの圧着端子を用いた圧着構造
JP3159073B2 (ja) 端子金具及びその製造方法
US5186663A (en) Electrical female terminal
JPH09160505A (ja) ディスプレイモニターのアース部材
US4219252A (en) Electric plug connection
US20010041472A1 (en) Connection structure for electric wire and terminal, connection method therefor and terminal connecting apparatus
US5358426A (en) Connector assembly for discrete wires of a shielded cable
US6639147B2 (en) Captive low-profile EMI grounding clip
JP2003346939A (ja) ソケット装置及び該ソケット装置のリード線接続方法
US3805005A (en) Electrical switch blade and terminals
JP3276876B2 (ja) 圧接端子及び圧接端子の製造方法
KR100441442B1 (ko) 전기, 전자제품의 접지단자 및 접지장치
JPH0750190A (ja) 端子圧着装置
JP2015035369A (ja) 圧接コネクタ、電線付き圧接コネクタ、および、圧接コネクタと被覆電線との接続方法
KR200243884Y1 (ko) 전기, 전자제품의 접지단자 및 접지장치
US2741753A (en) Flexible electrical connector assembly
DE19539552A1 (de) Ablagehalter für den Schirm elektr. Kabel
US5032920A (en) Ground strap for conductive screen on CRT
US6293816B1 (en) High arc resistant connector having a flexible wire-trap member
JP2933542B2 (ja) 電子機器の接地構造
JPH07220791A (ja) 雌型電気端子