JPH09158891A - 送風機 - Google Patents

送風機

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JPH09158891A
JPH09158891A JP34487595A JP34487595A JPH09158891A JP H09158891 A JPH09158891 A JP H09158891A JP 34487595 A JP34487595 A JP 34487595A JP 34487595 A JP34487595 A JP 34487595A JP H09158891 A JPH09158891 A JP H09158891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
blower
stator
iron core
cylindrical body
Prior art date
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Pending
Application number
JP34487595A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Nagano
紳一郎 永野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
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Publication of JPH09158891A publication Critical patent/JPH09158891A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送風管の送風機の高効率化、長寿命化、省ス
ペース化を図る。 【解決手段】 円筒形のハウジング8の両端部には開口
8Aが形成され、開口8Aの縁部にはベアリング12が
装着されている。筒体4は送風管とほぼ同一の内径を有
し、ハウジング8の内側に挿通され、ベアリング12を
介してハウジング8により回転可能に支持されている。
羽根体24が内側に取り付けられた筒体4の外周面に
は、三相誘導電動機を形成するために、かご形巻線が形
成された筒体14が密着して装着されている。筒体14
および筒体4により回転子6が形成されている。ハウジ
ング8の内側には、筒体14に対向し筒体14の表面と
の間に所定の隙間を形成して、多数の積層鉄心16が筒
体14の周方向に一定の間隔おいて配置されている。各
積層鉄心16には巻線20が巻回され、三相誘導巻線を
形成している。これら積層鉄心および巻線により固定子
10が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は送風管用の送風機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の送風機は、一般に、電動機の出力
軸に羽根体を取り付け、電動機により羽根体を回転させ
て空気を流動させ、送風していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の送風機では、羽根体の中心部に電動機が配置されて
いるため、電動機によって空気の流動が妨げられ、特
に、空気流路の断面積が限定されている送風管では、送
風効率の低下が大きいという欠点があった。また、電動
機の箇所を空気が流通するため、電動機が汚れ易く、電
動機の故障や寿命短縮の一因となっていた。さらに、送
風管内に送風機を配置する場合、十分な流量を確保する
ためには、羽根体の回転領域全体の面積から電動機が占
める面積を減じた値が十分に大きくなるように設計する
必要があり、そのため径の大きい送風管を用いる必要が
あった。
【0004】そこで本発明の目的は、羽根体の中心部に
電動機を含まず効率良く空気を移動させることができ、
また電動機が汚れ難く、さらに送風管に取り付ける際、
太い送風管を用いる必要のない送風機を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、送風管に取り付けられる送風機であって、前
記送風管とほぼ同一の内径を有する断面円形の筒体と、
前記筒体の内側に取り付けられた複数の羽根体と、前記
筒体を、前記筒体の延在方向に平行な中心線の回りに回
転可能に支持する支持手段と、前記筒体を回転軸として
形成された電動機の回転子と、前記回転子の外側に、前
記回転子との間に隙間を形成して配置された電動機の固
定子とを備え、前記固定子と前記回転子との間に働く磁
気的相互作用により前記回転子を駆動して前記筒体を前
記複数の羽根体と共に回転させ、前記送風管内で空気を
流動させるようにしたことを特徴とする。
【0006】本発明はまた、前記固定子が鉄心と前記鉄
心に装着された巻線とを含み、前記回転子は少なくとも
一部が導電材料により形成され、前記回転子と前記固定
子とにより誘導電動機が形成されていることを特徴とす
る。本発明はまた、前記巻線が三相誘導巻線であること
を特徴とする。本発明はまた、前記回転子および前記固
定子の両方が鉄心と前記鉄心に装着された巻線とを含
み、前記回転子と前記固定子とにより直流電動機が形成
されていることを特徴とする。本発明はまた、前記回転
子および前記固定子の中のいずれか一方が鉄心と前記鉄
心に装着された巻線とを含み、前記鉄心と前記巻線とを
含まないもう一方の前記回転子または前記固定子は永久
磁石を含み、前記回転子と前記固定子とにより直流電動
機が形成されていることを特徴とする。
【0007】本発明の送風機では、内側に複数の羽根体
が取り付けられた筒体は支持手段によって筒体の中心線
の回りに回転可能に支持されており、電動機の回転子が
この筒体を回転軸として形成されている。そして、電動
機の固定子が上記回転子の外側に回転子との間に隙間を
形成して配置されている。従って、回転子と固定子との
間に磁力が作用して回転子は回転し、筒体の内側に取り
付けられた羽根体が回転して送風管内を空気が流動し、
送風される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について説明
する。図1は本発明の実施例を示す側面断面図、図2は
同正面図である。図1、図2に示すように、この送風機
2は、回転軸を成す筒体4、筒体4の内側に取り付けら
れた複数の羽根体24、電動機の回転子6、ハウジング
8内に収容された電動機の固定子10などにより構成さ
れている。断面が円形の概ね円筒形のハウジング8の両
端部には開口8Aが形成され、開口8Aの縁部の内面に
はベアリング12が装着されている。筒体4は、取り付
けられる送風管28、30とほぼ同じ内径を有して断面
が円形であり、上記ハウジング8の内側に挿通され、ベ
アリング12を介してハウジング8により、筒体4の延
在方向と平行な中心線の回りに回転可能に支持されてお
り、この実施例ではハウジング8やベアリング12によ
り支持手段が構成されている。
【0009】筒体4の外周面には、本実施例では三相誘
導電動機を形成するために、筒体14が密着して装着さ
れている。この筒体14の外周面には、筒体4の中心線
と平行な溝が周方向に一定の間隔で多数形成され、それ
らの溝には不図示のアルミ棒または銅棒が填め込まれて
かご形巻線が形成されている。筒体4、およびかご形巻
線が形成された筒体14により上記三相誘導電動機の回
転子6が形成されている。
【0010】ハウジング8の内側には、筒体14に対向
し、筒体14の表面との間に所定の隙間を形成して、多
数の積層鉄心16が筒体14の周方向に一定の間隔をお
いて配置されている。各積層鉄心16のハウジング8側
の端部は互いに積層鉄心18により連結されており、積
層鉄心18はハウジング8の内面に取り付けられ、固定
されている。各積層鉄心16には巻線20が巻回され、
三相誘導巻線を形成している。これら積層鉄心16、1
8および巻線20により三相誘導電動機の固定子10が
形成されている。なお、積層鉄心16、18は、板状の
素材をプレス加工により積層鉄心16、18のそれぞれ
の部分を一体化した状態で打ち抜き、積層して一体化し
た積層鉄心16、18を形成することも無論可能であ
る。
【0011】ハウジング8の両端部には、送風管を取り
付けるためのフランジ26が設けられている。筒体4の
前後には、送風管28、30が、それぞれの中心線を筒
体4の中心線に一致させて配置されている。送風管2
8、30の筒体4側の端部にはそれぞれフランジ28
A、30Aが設けられており、フランジ28A、30A
をそれぞれハウジング8の両端のフランジ26にそれぞ
れ、ボルトおよびナットにより固定することにより、各
送風管28、30がハウジング8に連結されている。
尚、このようなハウジング8と送風管28、30との連
結構造は、例えば、嵌合させる方式等種々考えられ、フ
ランジを用いた実施例の連結方式に限定されない。
【0012】このように構成された送風機2に対して、
ケーブル22を通じて巻線20に三相交流電圧を印加す
ると、積層鉄心16の箇所で生成された磁界により筒体
14に起電力が誘導されて電流が流れ、積層鉄心16と
筒体14との間に作用する磁力により、筒体14、従っ
て筒体4は例えば矢印A(図2)の方向に回転駆動され
る。その結果、複数の羽根体24は筒体4と共に回転
し、送風管28、30内で例えば矢印B(図1)の方向
に空気が流動し、送風される。
【0013】そして、この送風機2では、羽根体24の
中心部には、従来のように電動機などはなく、空気の流
動を妨げるものがないので、極めて効率良く送風するこ
とができる。また、この送風機2では、電動機は空気が
流通する箇所ではなく、送風管の外側に配置されている
ので、電動機の本体部分の箇所には空気は流通しない。
従って、電動機は汚れ難く、故障の低減および長寿命化
を実現できる。そして、従来の送風機のように電動機が
空気の流通を阻むことがないので、太い送風管を用いる
必要がない。さらに、この送風機2では、電動機部が発
生する熱は、ハウジング8の外側から放熱されるだけで
なく、筒体4の内面側からも放熱される。従って、従来
の電動機に比べ極めて効率良く熱が除去され、電動機が
高温となることに伴う、磁界強度の低下による駆動力の
低下や、故障発生あるいは短命化が防止される。
【0014】なお、上記送風機2では、羽根体24は回
転子6を構成する筒体14の位置に配置したが、利用形
態に応じて、例えば図3に示すように、筒体4を一方に
延長して筒体4’とし、延長した箇所に羽根体24’を
取り付けるといった構成も無論可能である。また、送風
機2の長さL(図1)は用途などに応じて様々に設計で
きるが、一般に、出力の大きい送風機とする場合には長
さLは長くし、逆に出力の小さい送風機とする場合には
長さLは短くすることになる。また、設置スペースを十
分に確保できないような場合には、長さLを極めて短く
して薄型の送風機を構成することも可能である。
【0015】なお、上記実施例では、三相誘導電動機に
より羽根体24を駆動したが、電動機としては無論、単
相誘導電動機としてもよく、また、直流電動機とするこ
とも可能である。直流電動機の場合には、良く知られて
いるように、回転子6および固定子10はそれぞれ鉄心
と鉄心に巻回された巻線とにより構成したり、あるいは
一方を永久磁石により構成すればよい。その際、回転子
を鉄心と巻線とにより構成した場合には、従来の直流電
動機と同様、整流子とブラシにより巻線に流れる電流を
回転子の回転角に応じて切り換えればよい。また回転子
を永久磁石を用いて構成した場合には、適切な制御装置
により、固定子の巻線に流す電流を回転子の回転角に応
じて切り換えればよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の送風機で
は、内側に複数の羽根体が取り付けられた筒体は支持手
段によって筒体の中心線の回りに回転可能に支持されて
おり、電動機の回転子がこの筒体を回転軸として形成さ
れている。そして、電動機の固定子が上記回転子の外側
に回転子との間に隙間を形成して配置されている。従っ
て、回転子と固定子との間に磁力が作用して回転子は回
転し、筒体の内側に取り付けられた羽根体が回転して送
風管内を空気が流動し、送風される。
【0017】従って本発明の送風機では、羽根体の中心
部には、言い換えると、送風管の内部には、従来のよう
に電動機などはなく、空気の流動を妨げるものがないの
で、極めて効率良く送風することができる。また、本発
明の送風機では、電動機は空気が流通する箇所ではな
く、送風管の外側に配置されるので、電動機部の本体部
分の箇所には空気は流通しない。従って、電動機部は汚
れ難く、故障の低減および長寿命化を実現できる。そし
て、従来の送風機のように電動機部が空気の流通を阻む
ことがないので、太い送風管を用いる必要がない。さら
に、本発明の送風機では、電動機部が発生する熱は、固
定子の外側から放熱されるだけでなく、筒体の内面側か
らも放熱される。従って、従来の電動機に比べ極めて効
率良く熱が除去され、電動機が高温となることに伴う、
磁界強度の低下による駆動力の低下や、故障発生あるい
は短命化が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面断面図である。
【図2】図1の送風機を示す正面図である。
【図3】図1の送風機の変形例を示す概略側面断面図で
ある。
【符号の説明】
2 送風機 4、14 筒体 6 回転子 8 ハウジング 8A 開口 10 固定子 12 ベアリング 16、18 積層鉄心 20 巻線 22 ケーブル 24 羽根体 26、28A、30A フランジ 28、30 送風管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風管に取り付けられる送風機であっ
    て、 前記送風管とほぼ同一の内径を有する断面円形の筒体
    と、 前記筒体の内側に取り付けられた複数の羽根体と、 前記筒体を、前記筒体の延在方向に平行な中心線の回り
    に回転可能に支持する支持手段と、 前記筒体を回転軸として形成された電動機の回転子と、 前記回転子の外側に、前記回転子との間に隙間を形成し
    て配置された電動機の固定子とを備え、 前記固定子と前記回転子との間に働く磁気的相互作用に
    より前記回転子を駆動して前記筒体を前記複数の羽根体
    と共に回転させ、前記送風管内で空気を流動させるよう
    にした、 ことを特徴とする送風機。
  2. 【請求項2】 前記固定子は鉄心と前記鉄心に装着され
    た巻線とを含み、前記回転子は少なくとも一部が導電材
    料により形成され、前記回転子と前記固定子とにより誘
    導電動機が形成されている請求項1記載の送風機。
  3. 【請求項3】 前記巻線は三相誘導巻線である請求項2
    記載の送風機。
  4. 【請求項4】 前記回転子および前記固定子の両方が鉄
    心と前記鉄心に装着された巻線とを含み、前記回転子と
    前記固定子とにより直流電動機が形成されている請求項
    1記載の送風機。
  5. 【請求項5】 前記回転子および前記固定子の中のいず
    れか一方が鉄心と前記鉄心に装着された巻線とを含み、
    前記鉄心と前記巻線とを含まないもう一方の前記回転子
    または前記固定子は永久磁石を含み、前記回転子と前記
    固定子とにより直流電動機が形成されている請求項1記
    載の送風機。
JP34487595A 1995-12-05 1995-12-05 送風機 Pending JPH09158891A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34487595A JPH09158891A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 送風機

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JP34487595A JPH09158891A (ja) 1995-12-05 1995-12-05 送風機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100927325B1 (ko) * 2009-07-24 2009-11-19 이화랑 날개 없는 안전 선풍기
JP2012514178A (ja) * 2009-02-24 2012-06-21 ジーテック 局所排気装置
KR101456077B1 (ko) * 2014-06-10 2014-11-04 주식회사 한국방재정보연구원 배수 펌프 시스템 및 이를 사용한 배수 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012514178A (ja) * 2009-02-24 2012-06-21 ジーテック 局所排気装置
KR100927325B1 (ko) * 2009-07-24 2009-11-19 이화랑 날개 없는 안전 선풍기
KR101456077B1 (ko) * 2014-06-10 2014-11-04 주식회사 한국방재정보연구원 배수 펌프 시스템 및 이를 사용한 배수 시스템

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