JPH09158449A - メンテナンスを容易にする床施工方法とその床構造 - Google Patents

メンテナンスを容易にする床施工方法とその床構造

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JPH09158449A
JPH09158449A JP34847395A JP34847395A JPH09158449A JP H09158449 A JPH09158449 A JP H09158449A JP 34847395 A JP34847395 A JP 34847395A JP 34847395 A JP34847395 A JP 34847395A JP H09158449 A JPH09158449 A JP H09158449A
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JP
Japan
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floor
reinforcing plate
floor material
reinforcing plates
foot member
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Pending
Application number
JP34847395A
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English (en)
Inventor
Hikari Mutou
ひかり 武藤
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IWATE SHOKAI KK
Original Assignee
IWATE SHOKAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屋上、ベランダ、バルコニー、パテイオ等の
床面を、補強板付き各種石材、擬石、タイル、レンガ等
の床材と足部材によって二重構造にし、メンテナンスを
容易にする。 【構成】 コンクリートを打設した下地の上に、堅固な
材料からなり、所定間隔で固定又は置設される足部材
と、耐蝕性・耐候性のある略一定の金属製又は強化コン
クリートの補強板と、前記補強板上にあらかじめ接着剤
によって該補強板に接着される各種石材、擬石、タイ
ル、レンガ等の床材とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば公共、医療、養
護、文化施設や、ホテル、商業ビル、マンション等の屋
上、テラス、バルコニー、パティオ等を有効利用する場
合に多く用いられる各種石材、擬石、タイル、レンガ等
の材料からなる床材を敷設する場合に利用されるこれら
床材の施工方法及びその床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】各種石材、擬石、タイル、レンガ等の床
材を床面に敷設施工する場合、従来の施工手順を説明す
ると、各種石材、擬石とタイルとレンガでは、施工方法
が多少異なるが、共通してコンクリート打設後、床材仕
上がり表面を想定した床仕上げ面を明示する規準糸を張
設する。屋外である為に水勾配を考慮して、規準糸は張
設される。
【0003】前記床仕上げ面を明示する規準糸に沿っ
て、表面の飛び出た各種床材を叩いてモルタルにめり込
ませ、水勾配を考慮した規準糸の明示する仕上がり面に
合わせるように床材を接着させる。その際、床には点検
口や排水の為の設備やその他の設備の為の蓋を設ける。
【0004】最後に床材と床材の間に目地を入れ、以後
前記モルタルが固化するまで立ち入りを禁じ、数日間放
置しておく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記床材をモルタルで
施設する為、例えば下地に防水をしている場合、漏水補
修工事において、防水層の補修個処を見つけることが困
難であり、従って部分補修が困難であった。又、改修工
事における配線、配管の施設工事の為にも床面を剥す必
要があり、モルタルが既に固化しているので、床材をは
つって剥す際に該床材が破壊されるので、再利用するこ
とが困難であった。又、はつる為に要する多くの時間
と、新たに補充する床材料費と、再施工する為の多くの
費用を要した。
【0006】又、点検口や排水口やその他の設備の多い
床面では、床表面に点検口や排水の為の設備やその他の
設備の為の蓋を施設するので、美観を損ねる。
【0007】本発明は如上従来技術の欠点に鑑み、足部
材の上に、予め耐蝕性、耐候性のある略一定の金属製又
は強化コンクリートの補強板を接着剤によって接着され
た各種石材、擬石、タイル、レンガ等の補強板付き床材
を載設する床施工方法とその床構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前目的を達成す
る為、はじめに床仕上がり面を明示した規準糸を張設す
る。予めコンクリートを打設した下地の所定位置に、複
数の足部材を配設し、必要に応じて接着剤で固定する。
予め接着剤によって、耐蝕性、耐候性のある略一定の金
属製又は強化コンクリートの補強板に接着された各種石
材、擬石、タイル、レンガ等の補強板付き床材を前記足
部材の上に載設し、必要に応じて補強板付き床材と補強
板付き床材の間の目地にシール剤を入れる屋外用の床施
工方法を提供する。
【0009】更に、本発明は、床下地の上に適宜間隔を
隔てて配設される足部材と、予め底部に耐蝕性、耐候性
のある略一定の金属製又は強化コンクリートの補強板が
接着された各種石材、擬石、タイル、レンガ等の補強板
付き床材とからなり、前記足部材上に該補強板付き床材
の端部を載置される二重構造とした。
【0010】
【作用】本発明によれば予め各種石材、擬石、タイル、
レンガ等を耐蝕性、耐候性のある略一定の金属製又は強
化コンクリートの補強板に取り付けて一体化させた補強
板付き床材を成形し、これを足部材の上に載設するだけ
であるから、現場における施工時間の大幅な短縮にな
る。又、施工後の養生期間を必要としない。又、技術面
でも安易になる。
【0011】又、漏水等の補修工事においても、漏水箇
所を簡単に見つけることが可能となり、補修工事に際し
て、床をはつることもなく、既存床材の再利用も出来る
ので、材料のコスト、時間面でも節約となる。
【0012】又、模様替や改修工事においても、古くな
った補強板付床材を新しい補強板付床材に取り替えるだ
けでよく、従来の改修工事につきものの、はつり工事の
必要がないので、防水層を損傷することもなくなる。
又、点検口や排水の為の設備やその他の設備の為の蓋が
床表面の美観を損ねることがなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づき具体
的に説明する。図1は本発明の実施例において床材敷設
前の一工程を模式的に示す斜視図、図2は図1で示され
る足部材3に補強板4に接着させられた床材5を載置し
た状態を示す斜視図。
【0014】図1において屋上、ベランダ、バルコニ
ー、パディオ等の側壁1a,1a,下地1bからなる施
工現場の一隅が示されている。前記施工現場において、
下地1bはコンクリートを打設した床であってこの下地
1b上に敷設される床の仕上げ予定面を示す規準糸2,
2・・・が張設されている。前記規準糸2を目印とし
て、足部材3,3・・・が下地1bの上に配設されてい
る。
【0015】図2で示したように耐蝕性、耐候性のある
略一定の金属製又は強化コンクリート等の補強板4を接
着した各種石材、擬石、タイル、レンガ5等の補強板付
き床材6を所定の場所に載置してある。
【0016】各種石材、擬石等の床材5は、御影石、石
英岩などの天然石を所定の厚さと形状に加工したものの
他、テラゾー系、合成樹脂系或はその他の材料からなる
擬石を用いたものも含まれる。又、タイル、レンガも各
種、各素材からなるものが含まれる。
【0017】以上の如き構成において以下本発明の実施
例における施工方法について説明する。先ず、施工対象
の下地1bに対し床面予定とする、「床仕上げ面」に沿
って複数の規準糸2を縦横に張設する。
【0018】次に足部材3を各据え付け位置に施設す
る。必要に応じて該足部材3の下にモルタル系又は樹脂
系などの接着剤7を塗布し固定させる。
【0019】予め工場又は現場において略一定のサイズ
に切断加工された耐蝕性、耐候性のある金属製又は強化
コンクリートの補強板4に、各種石材、擬石、タイル、
レンガ5等を接着させた補強板付き床材6を置設して施
工完了となる。必要に応じて補強板付き床材6と補強板
付き床材6の間の目地にシール剤を入れる。補強板4と
床材5の重量によって足部材3は押圧される為、補強板
付き床材6を置設するにあたって、接着剤の使用は不要
である。模様替え或はメンテナンス等の必要を生じた場
合には前記補強板付き床材6は単に載置された状態で取
り付けられている為、取り外しを極めて容易に行うこと
ができる。
【0020】以上で示した実施例は本発明を具体的に例
示した一実施例であるに過ぎず、例えば床材5の材料は
御影石、石英岩その他の天然石からなるとは限らず、テ
ラゾー系或は合成樹脂系その他からなる擬石を含む。
又、タイル、レンガも各種、各素材からなるものも本発
明に含まれるものであることは改めて言う迄もない。
【0021】更に足部材3として使用される材質及び形
状は、それぞれの用途に応じて任意に設定できるもので
あることも、改めて言う迄もない。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、例えばメンテナンス等
の為に床材を外す必要を生じた場合、補強板付き床材が
足部材と接着されておらず、載置された儘の状態である
為、補強板付床材を載置された状態から容易に外すこと
ができ、従ってメンテナンスを容易に行うことができ
る。
【0023】又、点検口や排水の為の設備やその他の設
備の為の蓋が床表面の美観を損ねることがなくなる。
【0024】又、屋上、ベランダ、バルコニー、パティ
オ等を二重構造にすることにより、断熱効果も生じる。
【0025】又、現場施工時間が短縮され、しかも熟練
工を必要とされる従来工法に比べると現場での施工が易
しくなるので、職人の高齢化が進む時代にあって将来需
要が見込まれる。又、施工後の養生期間が必要なくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において、床材敷設前の工程を
模式的に示す斜視図である。
【図2】図1で示される下地1bに足部材3および床材
5と補強板4を貼り合わせた補強板付き床材6を載置し
た状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 施工現場 1a 壁面 1b 下地 2 規準糸 3 足部材 4 補強板 5 床材 6 補強板付き床材 7 接着剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋上、テラス、バルコニー、パティオ等
    の、例えば防水処理をした床面や点検口・設備の多い床
    の所定位置に足部材を置設し、予め耐蝕性、耐候性のあ
    る略一定の金属製又は強化コンクリートの補強板を、各
    種石材、擬石、タイル、レンガ等の床材の裏面に接着剤
    によって接着した補強板付き床材を足部材の上に載設し
    てなし、メンテナンスを容易にする為の床施工方法。
  2. 【請求項2】 床下地の上に適宜間隔を隔てて固定され
    る足部材と、該足部の上に載設する耐蝕性、耐候性のあ
    る略一定の金属製又は強化コンクリートの補強板を接着
    した各種石材、擬石、タイル、レンガ等の補強板付き床
    材によって構成される床構造。
JP34847395A 1995-12-08 1995-12-08 メンテナンスを容易にする床施工方法とその床構造 Pending JPH09158449A (ja)

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