JPH09158232A - 共同溝等の出入り口の蓋用施錠装置 - Google Patents
共同溝等の出入り口の蓋用施錠装置Info
- Publication number
- JPH09158232A JPH09158232A JP7345531A JP34553195A JPH09158232A JP H09158232 A JPH09158232 A JP H09158232A JP 7345531 A JP7345531 A JP 7345531A JP 34553195 A JP34553195 A JP 34553195A JP H09158232 A JPH09158232 A JP H09158232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- lid
- locking device
- fixed
- cam lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少ない部品数でより簡単な構造を有する共同
溝等の出入り口の扉用施錠装置を提供する。 【解決手段】 固定筒体3の内周面の上部に設けられた
雌ねじ部3aに螺合する雄ねじ部4aを外周面に持つロ
ータ4と;該ロータ4の上面に設けられ、鍵ハンドル1
0の先端に設けた鍵部10aと嵌合する凹部4bと;ロ
ータ4の下部に設けられた駆動用突起4cと;ケース2
の中間板部2cに枢軸11によって枢着され、受動端部
5aがロータ4の駆動用突起4cの底部に当接した作動
用カムレバー5と;ケース2に前後に摺動可能に収容さ
れ、右端部内面が作動用カムレバー5の作動端部5bに
当接するラッチ体7と;該ラッチ体7を前進付勢するバ
ネ8とからなる。
溝等の出入り口の扉用施錠装置を提供する。 【解決手段】 固定筒体3の内周面の上部に設けられた
雌ねじ部3aに螺合する雄ねじ部4aを外周面に持つロ
ータ4と;該ロータ4の上面に設けられ、鍵ハンドル1
0の先端に設けた鍵部10aと嵌合する凹部4bと;ロ
ータ4の下部に設けられた駆動用突起4cと;ケース2
の中間板部2cに枢軸11によって枢着され、受動端部
5aがロータ4の駆動用突起4cの底部に当接した作動
用カムレバー5と;ケース2に前後に摺動可能に収容さ
れ、右端部内面が作動用カムレバー5の作動端部5bに
当接するラッチ体7と;該ラッチ体7を前進付勢するバ
ネ8とからなる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は例えば通信ケーブ
ル、送電ケーブル、上下水道管等を収納する共同溝の、
路上に設けられた作業用出入り口等の蓋用の施錠装置に
関するものである。
ル、送電ケーブル、上下水道管等を収納する共同溝の、
路上に設けられた作業用出入り口等の蓋用の施錠装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の共同溝出入り口の蓋用の施錠装
置では、ラッチ体を前進付勢するバネとラッチ体を後退
させるのに用いる作動用のカムレバーを回動付勢するバ
ネとを独立して備えていた。
置では、ラッチ体を前進付勢するバネとラッチ体を後退
させるのに用いる作動用のカムレバーを回動付勢するバ
ネとを独立して備えていた。
【0003】このため、施錠装置を構成する部品点数が
増加し、部品調達に要する費用や組み立てに要する労力
を徒に消費してきた。
増加し、部品調達に要する費用や組み立てに要する労力
を徒に消費してきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって、本発明
の目的は、従来より少ない部品数でより簡単な構造を有
する共同溝等の出入り口の扉用施錠装置を提供すること
にある。
の目的は、従来より少ない部品数でより簡単な構造を有
する共同溝等の出入り口の扉用施錠装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の蓋用施錠装置は、
蓋1に固着されるケース2の上面板部2aと中間板部2
bとの間に上下方向に貫通して固着される固定筒体3
と;該固定筒体3の内周面の上部に設けられた雌ねじ部
3aと;該雌ねじ部3aに螺合する雄ねじ部4aを外周
面に持つロータ4と;該ロータ4の上面に設けられ、鍵
ハンドル10の先端に設けた鍵部10aと嵌合する凹部
4bと;ロータ4の下部に設けられた駆動用突起4c
と;中間板部2cの下方に枢軸11によって枢着され、
受動端部5aが駆動用突起4cの底部に当接した作動用
カムレバー5と;ケース2に前後に摺動可能に収容さ
れ、右端部内面が作動用カムレバー5の作動端部5bに
当接するラッチ体7と;該ラッチ体7を前進付勢するバ
ネ8と;固定壁9に設けられ、ラッチ体7と係脱可能な
受け具9aとからなる。
照符号を用いて説明すると、本発明の蓋用施錠装置は、
蓋1に固着されるケース2の上面板部2aと中間板部2
bとの間に上下方向に貫通して固着される固定筒体3
と;該固定筒体3の内周面の上部に設けられた雌ねじ部
3aと;該雌ねじ部3aに螺合する雄ねじ部4aを外周
面に持つロータ4と;該ロータ4の上面に設けられ、鍵
ハンドル10の先端に設けた鍵部10aと嵌合する凹部
4bと;ロータ4の下部に設けられた駆動用突起4c
と;中間板部2cの下方に枢軸11によって枢着され、
受動端部5aが駆動用突起4cの底部に当接した作動用
カムレバー5と;ケース2に前後に摺動可能に収容さ
れ、右端部内面が作動用カムレバー5の作動端部5bに
当接するラッチ体7と;該ラッチ体7を前進付勢するバ
ネ8と;固定壁9に設けられ、ラッチ体7と係脱可能な
受け具9aとからなる。
【0006】この扉用施錠装置では、ロータ4の上部外
周面に設けた雄ねじ部4aと、固定筒体3の内周面の上
部に設けた雌ねじ部3aが螺合している。したがって鍵
ハンドル10の先端に設けられた鍵部10aをロータ4
の上面に設けられた凹部4bに挿入し、適当な方向に回
転させることによってロータ4をねじ運動によって上下
方に移動させることができる。
周面に設けた雄ねじ部4aと、固定筒体3の内周面の上
部に設けた雌ねじ部3aが螺合している。したがって鍵
ハンドル10の先端に設けられた鍵部10aをロータ4
の上面に設けられた凹部4bに挿入し、適当な方向に回
転させることによってロータ4をねじ運動によって上下
方に移動させることができる。
【0007】鍵ハンドル10を所定の方向に回転させる
とロータ4が下方に移動する。ロータ4が下方に移動す
ることにより、ロータ4の下部に設けた駆動用突起4c
が該駆動用突起4c底面に当接する作動用カムレバー5
の受動端部5aを下方に押し込み、バネ8の力に抗して
作動用カムレバー5の他端に設けられた作動端部5bが
ラッチ体7を後退させる。ラッチ体7が後退することに
より固定壁9に設けられた受け具9aとの係合が解けて
蓋1は解錠され、開放可能となる。
とロータ4が下方に移動する。ロータ4が下方に移動す
ることにより、ロータ4の下部に設けた駆動用突起4c
が該駆動用突起4c底面に当接する作動用カムレバー5
の受動端部5aを下方に押し込み、バネ8の力に抗して
作動用カムレバー5の他端に設けられた作動端部5bが
ラッチ体7を後退させる。ラッチ体7が後退することに
より固定壁9に設けられた受け具9aとの係合が解けて
蓋1は解錠され、開放可能となる。
【0008】施錠方法は、解錠過程を逆に繰り返せばよ
い。すなわち、蓋1を閉鎖した状態で鍵ハンドル10を
解錠時とは逆の方向に回転させるとロータ4がねじ運動
によって上昇する。バネ8の付勢によりラッチ体7は前
進付勢され、同時に該ラッチ体7に当接する作動用カム
レバー5は初期位置に復帰する方向に回動付勢される。
ロータ4を十分に上昇させると固定筒体3の下部に設け
た止め具12によってロータ4は制止される。この状態
では、作動用カムレバー5は所期位置に復帰し、ラッチ
体7も十分に前進しているため、固定壁9側の受け具9
aと係合して、蓋1は施錠される。
い。すなわち、蓋1を閉鎖した状態で鍵ハンドル10を
解錠時とは逆の方向に回転させるとロータ4がねじ運動
によって上昇する。バネ8の付勢によりラッチ体7は前
進付勢され、同時に該ラッチ体7に当接する作動用カム
レバー5は初期位置に復帰する方向に回動付勢される。
ロータ4を十分に上昇させると固定筒体3の下部に設け
た止め具12によってロータ4は制止される。この状態
では、作動用カムレバー5は所期位置に復帰し、ラッチ
体7も十分に前進しているため、固定壁9側の受け具9
aと係合して、蓋1は施錠される。
【0009】
【発明の実施の形態】 図示した実施形態では、蓋1に
ボルトを用いて中間板部2bおよび2cを固着する。本
体の下部に納められたラッチ体7には前後方向に長い切
欠部7aがあり、これにガイドピン6が挿入されている
ため、横方向に移動することなく前後に摺動可能であ
り、固定壁9に設けられた適当な受け具9aと係脱する
ことにより施解錠が可能である。ケース2の中間板部2
bおよび2cによって蓋1の金属部分1aを挟み込み、
該金属部分1aに設けた4か所の盲孔を用いてボルトで
中間板部2bおよび2cを固着してから、蓋1の金属部
分1a上にコンクリート1bを盛って施錠装置の上面板
部2aおよびロータ4の上面だけが露出するようにして
ある。
ボルトを用いて中間板部2bおよび2cを固着する。本
体の下部に納められたラッチ体7には前後方向に長い切
欠部7aがあり、これにガイドピン6が挿入されている
ため、横方向に移動することなく前後に摺動可能であ
り、固定壁9に設けられた適当な受け具9aと係脱する
ことにより施解錠が可能である。ケース2の中間板部2
bおよび2cによって蓋1の金属部分1aを挟み込み、
該金属部分1aに設けた4か所の盲孔を用いてボルトで
中間板部2bおよび2cを固着してから、蓋1の金属部
分1a上にコンクリート1bを盛って施錠装置の上面板
部2aおよびロータ4の上面だけが露出するようにして
ある。
【0010】
【発明の効果】 以上のように本発明によれば、作動用
カムレバー5の受動端部5aがロータ4の駆動用突起4
cの底部に当接し、ラッチ体7の右端部内面が作動用カ
ムレバー5の作動端部5bに当接しているため、ラッチ
体7を前進付勢するバネ8が同時に作動用カムレバー5
を復帰付勢するバネとしても用いられているので、組み
込むバネがひとつだけで済むことになり、従来に比べて
冗長な部品が排除されて製造コストを低減することが可
能である。
カムレバー5の受動端部5aがロータ4の駆動用突起4
cの底部に当接し、ラッチ体7の右端部内面が作動用カ
ムレバー5の作動端部5bに当接しているため、ラッチ
体7を前進付勢するバネ8が同時に作動用カムレバー5
を復帰付勢するバネとしても用いられているので、組み
込むバネがひとつだけで済むことになり、従来に比べて
冗長な部品が排除されて製造コストを低減することが可
能である。
【図1】 本発明の一実施形態に係る蓋用施錠装置の平
面図である。
面図である。
【図2】 該蓋用施錠装置を設けた共同溝の出入り口の
蓋と固定壁の縦断正面図であり、施錠状態を示す。
蓋と固定壁の縦断正面図であり、施錠状態を示す。
【図3】 該蓋用施錠装置の縦断左側面図である。
【図4】 該蓋用施錠装置の解錠状態を示す縦断正面図
である。
である。
【図5】 該蓋用施錠装置に用いる鍵ハンドルの正面図
である。 1 蓋 2 ケース 3 固定筒体 4 ロータ 5 作動用カムレバー 6 ガイドピン 7 ラッチ体 8 バネ 9 固定壁 10 鍵ハンドル 11 枢軸 12 止め具
である。 1 蓋 2 ケース 3 固定筒体 4 ロータ 5 作動用カムレバー 6 ガイドピン 7 ラッチ体 8 バネ 9 固定壁 10 鍵ハンドル 11 枢軸 12 止め具
Claims (1)
- 【請求項1】 蓋1に固着されるケース2の上面板部2
aと中間板部2bとの間に上下方向に貫通して固着され
る固定筒体3と;該固定筒体3の内周面の上部に設けら
れた雌ねじ部3aと;該雌ねじ部3aに螺合する雄ねじ
部4aを外周面に持つロータ4と;該ロータ4の上面に
設けられ、鍵ハンドル10の先端に設けた鍵部10aと
嵌合する凹部4bと;ロータ4の下部に設けられた駆動
用突起4cと;中間板部2cの下方に枢軸11によって
枢着され、受動端部5aがロータ4の駆動用突起4cの
底部に当接した作動用カムレバー5と;ケース2に前後
に摺動可能に収容され、右端部内面が作動用カムレバー
5の作動端部5bに当接するラッチ体7と;該ラッチ体
7を前進付勢するバネ8と;固定壁9に設けられ、ラッ
チ体7と係脱可能な受け具9aとからなる共同溝等の出
入り口の蓋用施錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345531A JPH09158232A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 共同溝等の出入り口の蓋用施錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7345531A JPH09158232A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 共同溝等の出入り口の蓋用施錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158232A true JPH09158232A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18377222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7345531A Pending JPH09158232A (ja) | 1995-12-08 | 1995-12-08 | 共同溝等の出入り口の蓋用施錠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09158232A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001094709A1 (de) * | 2000-06-08 | 2001-12-13 | Broermann, Rita | Rinnenelement |
KR100446481B1 (ko) * | 2001-12-10 | 2004-09-01 | 안판상 | 도로용 측구 뚜껑의 록킹장치 |
JP2008266974A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Mikuni Plast Kk | 地下埋設機器のカバーボックス |
WO2013032996A1 (en) * | 2011-08-26 | 2013-03-07 | Stadler David M | Latch mechanism for manhole cover with captured operator |
-
1995
- 1995-12-08 JP JP7345531A patent/JPH09158232A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001094709A1 (de) * | 2000-06-08 | 2001-12-13 | Broermann, Rita | Rinnenelement |
KR100446481B1 (ko) * | 2001-12-10 | 2004-09-01 | 안판상 | 도로용 측구 뚜껑의 록킹장치 |
JP2008266974A (ja) * | 2007-04-19 | 2008-11-06 | Mikuni Plast Kk | 地下埋設機器のカバーボックス |
WO2013032996A1 (en) * | 2011-08-26 | 2013-03-07 | Stadler David M | Latch mechanism for manhole cover with captured operator |
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