JPH09156723A - 行き先管理方法および装置 - Google Patents
行き先管理方法および装置Info
- Publication number
- JPH09156723A JPH09156723A JP7322726A JP32272695A JPH09156723A JP H09156723 A JPH09156723 A JP H09156723A JP 7322726 A JP7322726 A JP 7322726A JP 32272695 A JP32272695 A JP 32272695A JP H09156723 A JPH09156723 A JP H09156723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmitter
- signal
- destination
- wireless transmitter
- receiver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の無線を利用した行き先管理方式では、通
信の信頼性を考慮した場合、無線送信機と、その信号を
受信する受信端末との通信経路を長くできず、閉域内で
しか適用できないという課題があった。 【解決手段】無線送信機１０１が送信するＩＤ信号を、
所定位置に設置され、その位置コードを割り当てられた
送受信機Ｓ１〜Ｓ３が受信し、位置コードとＩＤを含ん
だ信号を制御装置１０２に送信し、制御装置１０２が、
行き先情報の管理、表示を行う。無線送信機１０１の電
波が到達する範囲、および送受信機Ｓ１〜Ｓ３の受信可
能範囲を小さくすることにより、無線送信機１０１と送
受信機Ｓ１〜Ｓ３との通信経路を短くした。その結果、
通信の信頼性が高まり、閉域内に限定されることのない
行き先管理を可能とした。
信の信頼性を考慮した場合、無線送信機と、その信号を
受信する受信端末との通信経路を長くできず、閉域内で
しか適用できないという課題があった。 【解決手段】無線送信機１０１が送信するＩＤ信号を、
所定位置に設置され、その位置コードを割り当てられた
送受信機Ｓ１〜Ｓ３が受信し、位置コードとＩＤを含ん
だ信号を制御装置１０２に送信し、制御装置１０２が、
行き先情報の管理、表示を行う。無線送信機１０１の電
波が到達する範囲、および送受信機Ｓ１〜Ｓ３の受信可
能範囲を小さくすることにより、無線送信機１０１と送
受信機Ｓ１〜Ｓ３との通信経路を短くした。その結果、
通信の信頼性が高まり、閉域内に限定されることのない
行き先管理を可能とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線送信機を利用
した行き先管理システムに関し、通信の信頼性を高め、
比較的広範囲でも適用できるようにしたシステムに関す
る。
した行き先管理システムに関し、通信の信頼性を高め、
比較的広範囲でも適用できるようにしたシステムに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】特開昭６３−８１２８７号として、無線
を利用した行き先管理方式があるが、これは各人が携帯
する無線送信機の発信する信号を、電話機に接続された
複数の分散受信端末により受信し、それぞれの分散受信
端末が受信した信号の強度により、最寄りの端末を決定
し、全ての分散受信端末に表示その旨を表示し、外線か
らの電話着信がある場合には、最寄りの電話機に着信を
転送するものであった。
を利用した行き先管理方式があるが、これは各人が携帯
する無線送信機の発信する信号を、電話機に接続された
複数の分散受信端末により受信し、それぞれの分散受信
端末が受信した信号の強度により、最寄りの端末を決定
し、全ての分散受信端末に表示その旨を表示し、外線か
らの電話着信がある場合には、最寄りの電話機に着信を
転送するものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の行き先
管理方式では、無線送信機が発信する信号の届く範囲、
または分散受信端末が信号を受信できる範囲を考慮しな
ければならなかった。無線送信機を携帯した人物が屋外
にでている場合や、どの受信端末からも遠い位置にいた
場合等、無線送信機と分散受信端末との通信経路が通信
可能な範囲を越えた長さとなり、分散受信端末が、無線
送信機が発信する信号を受信できず、行き先を知る手掛
かりがなかった。たとえ通信が可能であっても、通信経
路が長いと、ノイズ等の通信障害が発生する可能性があ
った。以上のことから、閉域内でしか適用できないとい
う課題があった。
管理方式では、無線送信機が発信する信号の届く範囲、
または分散受信端末が信号を受信できる範囲を考慮しな
ければならなかった。無線送信機を携帯した人物が屋外
にでている場合や、どの受信端末からも遠い位置にいた
場合等、無線送信機と分散受信端末との通信経路が通信
可能な範囲を越えた長さとなり、分散受信端末が、無線
送信機が発信する信号を受信できず、行き先を知る手掛
かりがなかった。たとえ通信が可能であっても、通信経
路が長いと、ノイズ等の通信障害が発生する可能性があ
った。以上のことから、閉域内でしか適用できないとい
う課題があった。
【０００４】本発明の目的は、通信経路を短縮し通信の
信頼性を高め、適用範囲を考慮することなく行き先管理
を行うことにある。
信頼性を高め、適用範囲を考慮することなく行き先管理
を行うことにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、あらかじめ設
定された個々のＩＤ番号を含む信号を発信することがで
きる無線送信機と、常時受信状態にあり、無線送信機か
らのＩＤ信号を受信した後、受信した信号にあらかじめ
設定された個々の位置コードを付加した信号をパーソナ
ルコンピュータ（以下、パソコン）等の制御装置に送信
することができる送受信機と、データベース管理システ
ムを内蔵し、表示機能が付いたパソコン等の制御装置を
使用する。
定された個々のＩＤ番号を含む信号を発信することがで
きる無線送信機と、常時受信状態にあり、無線送信機か
らのＩＤ信号を受信した後、受信した信号にあらかじめ
設定された個々の位置コードを付加した信号をパーソナ
ルコンピュータ（以下、パソコン）等の制御装置に送信
することができる送受信機と、データベース管理システ
ムを内蔵し、表示機能が付いたパソコン等の制御装置を
使用する。
【０００６】部屋や建物の出入口に送受信機を設置する
ことにより、無線送信機が最後に通過した出入口を特定
できる。つまり、無線送信機が現在何処にあるのか、あ
るいは、直前まで何処にあったのかを、容易に知ること
ができる。
ことにより、無線送信機が最後に通過した出入口を特定
できる。つまり、無線送信機が現在何処にあるのか、あ
るいは、直前まで何処にあったのかを、容易に知ること
ができる。
【０００７】送受信機を、出入口付近でのみ無線送信機
からの信号を受信できるように設定するので、通信経路
が短くなり、ノイズ等の通信障害を解消でき、信頼性の
高い行き先管理を実現する。よって、閉域内でなくとも
適用が可能となる。
からの信号を受信できるように設定するので、通信経路
が短くなり、ノイズ等の通信障害を解消でき、信頼性の
高い行き先管理を実現する。よって、閉域内でなくとも
適用が可能となる。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１に本発明実施例のシステム構
成を示し説明する。図１に示す行き先管理システムは、
あらかじめ設定された個々のＩＤ番号を含んだ信号を発
信するよう設定された携帯可能な無線送信機１０１と、
部屋や建物の出入口に設置され、無線送信機１０１から
の信号を受信し、受信した信号にあらかじめ設定された
個々の位置コードを付加した信号を、パソコン１０２に
送信することを可能とした送受信機Ｓ１〜Ｓ３と、送受
信機Ｓ１〜Ｓ３からの信号を受信、解読し、データベー
スに格納された行き先情報の検索、管理、表示を可能と
した、データベース管理システムを内蔵するパソコン１
０２とを有する。無線送信機１０１は、自己のＩＤを含
んだ信号を常時発信している。送受信機Ｓ１〜Ｓ３は常
時受信可能状態になっている。
成を示し説明する。図１に示す行き先管理システムは、
あらかじめ設定された個々のＩＤ番号を含んだ信号を発
信するよう設定された携帯可能な無線送信機１０１と、
部屋や建物の出入口に設置され、無線送信機１０１から
の信号を受信し、受信した信号にあらかじめ設定された
個々の位置コードを付加した信号を、パソコン１０２に
送信することを可能とした送受信機Ｓ１〜Ｓ３と、送受
信機Ｓ１〜Ｓ３からの信号を受信、解読し、データベー
スに格納された行き先情報の検索、管理、表示を可能と
した、データベース管理システムを内蔵するパソコン１
０２とを有する。無線送信機１０１は、自己のＩＤを含
んだ信号を常時発信している。送受信機Ｓ１〜Ｓ３は常
時受信可能状態になっている。
【０００９】無線送信機と送受信機との通信における通
信障害を解消し、通信の信頼性を高めるため、無線送信
機の電波が到達する範囲、および送受信機の受信可能範
囲を小さくしている。
信障害を解消し、通信の信頼性を高めるため、無線送信
機の電波が到達する範囲、および送受信機の受信可能範
囲を小さくしている。
【００１０】図２に処理フロ−を示し説明する。無線送
信機１０１を携帯する人物がＡ室に入室する場合、必ず
送受信機Ｓ１が設置された出入口を通過しなければなら
ない。無線送信機１０１をもつ人物が出入口からＡ室に
入室する際、送受信機Ｓ１は、無線送信機１０１のＩＤ
信号を受信し（Ｓｔｅｐ１０）、自己に割り当てられた
位置コードＰＡと、受信したＩＤを含む信号をパソコン
１０２へ送信する。（Ｓｔｅｐ２０）パソコン１０２
は、送受信機Ｓ１からの信号を受信し、その信号の位置
コードから、その信号が送受信機Ｓ１から送信されたこ
とを知り、更にそのＩＤから送受信機Ｓ１が設置された
出入口を通過した人物が誰かを知る。（Ｓｔｅｐ３０）
人物と行き先を特定できたら、データベース管理システ
ムにより、データベース中の、その人物の行き先情報を
検索し、更新する。（Ｓｔｅｐ４０）行き先情報をパソ
コンに表示する際、データベース管理システムの機能に
より、他のデータベースに登録されている関連情報、例
えば社員名簿の内容等、を併せて表示することができ
る。（Ｓｔｅｐ５０）このように、データベース管理シ
ステムにより、自由度の高いシステムを構築することが
できる。また、無線送信機を持つ人物が多数いて、一画
面で全てを表示することができない場合等、検索条件を
入力し、その条件を満足する人物のみ情報表示を行うこ
とができる。
信機１０１を携帯する人物がＡ室に入室する場合、必ず
送受信機Ｓ１が設置された出入口を通過しなければなら
ない。無線送信機１０１をもつ人物が出入口からＡ室に
入室する際、送受信機Ｓ１は、無線送信機１０１のＩＤ
信号を受信し（Ｓｔｅｐ１０）、自己に割り当てられた
位置コードＰＡと、受信したＩＤを含む信号をパソコン
１０２へ送信する。（Ｓｔｅｐ２０）パソコン１０２
は、送受信機Ｓ１からの信号を受信し、その信号の位置
コードから、その信号が送受信機Ｓ１から送信されたこ
とを知り、更にそのＩＤから送受信機Ｓ１が設置された
出入口を通過した人物が誰かを知る。（Ｓｔｅｐ３０）
人物と行き先を特定できたら、データベース管理システ
ムにより、データベース中の、その人物の行き先情報を
検索し、更新する。（Ｓｔｅｐ４０）行き先情報をパソ
コンに表示する際、データベース管理システムの機能に
より、他のデータベースに登録されている関連情報、例
えば社員名簿の内容等、を併せて表示することができ
る。（Ｓｔｅｐ５０）このように、データベース管理シ
ステムにより、自由度の高いシステムを構築することが
できる。また、無線送信機を持つ人物が多数いて、一画
面で全てを表示することができない場合等、検索条件を
入力し、その条件を満足する人物のみ情報表示を行うこ
とができる。
【００１１】従来のシステムでは、何らかの理由により
無線送信機の信号が受信できない場合には、その人物の
行き先は全く分からず、行方不明となっていた。しか
し、本発明である行き先管理システムによると、行き先
情報は更新されるまで保持されるため、無線送信機を携
帯した人物の行き先について、必ず何らかの情報を得る
ことができる。本発明では、無線送信機を携帯する人物
が、今現在何処にいるのかを詳細には把握できないもの
の、その人物が最後に通過した出入口を知ることがで
き、その人物が、その出入口を通過して何処へ向かった
のかを予測することができる。また、その人物が最後に
立ち寄った場所に電話をかけ、その人物の行き先を訪ね
ることもできる。
無線送信機の信号が受信できない場合には、その人物の
行き先は全く分からず、行方不明となっていた。しか
し、本発明である行き先管理システムによると、行き先
情報は更新されるまで保持されるため、無線送信機を携
帯した人物の行き先について、必ず何らかの情報を得る
ことができる。本発明では、無線送信機を携帯する人物
が、今現在何処にいるのかを詳細には把握できないもの
の、その人物が最後に通過した出入口を知ることがで
き、その人物が、その出入口を通過して何処へ向かった
のかを予測することができる。また、その人物が最後に
立ち寄った場所に電話をかけ、その人物の行き先を訪ね
ることもできる。
【００１２】この行き先管理システムに使用する無線送
信機のＩＤ信号の発信周期は任意に設定することができ
る。
信機のＩＤ信号の発信周期は任意に設定することができ
る。
【００１３】この行き先管理システムに使用する送受信
機は、出入口の上部に取り付けてあるが、その位置は限
定しない。ドアの有無も問わない。また、送受信機から
パソコンへの通信方法は、有線、無線どちらでも可能で
あるが、比較的広範囲でこの行き先管理システムを適用
する場合、通信の信頼性を考慮し、有線にするべきであ
る。
機は、出入口の上部に取り付けてあるが、その位置は限
定しない。ドアの有無も問わない。また、送受信機から
パソコンへの通信方法は、有線、無線どちらでも可能で
あるが、比較的広範囲でこの行き先管理システムを適用
する場合、通信の信頼性を考慮し、有線にするべきであ
る。
【００１４】この行き先管理システムでは、パソコン１
０２をサーバとするネットワークを構築することができ
る。図１の行き先管理システムでは、行き先情報はパソ
コン１０２一台でのみ参照可能である。この状態では、
Ａさんがある人物を捜そうとしたとき、Ａさんはパソコ
ン１０２のあるＣ室まで移動するか、または、Ｃ室に電
話をかけ、そこにいる人に、パソコンの行き先情報を見
てもらわなければならず、大変な手間である。そこでそ
の対策として、パソコン１０２をサーバとして、ネット
ワークを構築すれば、複数のクライアント端末から、サ
ーバ上の行き先情報を参照することができ、より一層便
利なシステムとなる。
０２をサーバとするネットワークを構築することができ
る。図１の行き先管理システムでは、行き先情報はパソ
コン１０２一台でのみ参照可能である。この状態では、
Ａさんがある人物を捜そうとしたとき、Ａさんはパソコ
ン１０２のあるＣ室まで移動するか、または、Ｃ室に電
話をかけ、そこにいる人に、パソコンの行き先情報を見
てもらわなければならず、大変な手間である。そこでそ
の対策として、パソコン１０２をサーバとして、ネット
ワークを構築すれば、複数のクライアント端末から、サ
ーバ上の行き先情報を参照することができ、より一層便
利なシステムとなる。
【００１５】
【発明の効果】上記のように本発明の行き先管理方法を
用いると、無線送信機の動きにより、適用範囲を気にせ
ず行き先管理を行うことができる。
用いると、無線送信機の動きにより、適用範囲を気にせ
ず行き先管理を行うことができる。
【図１】本発明に係る行き先管理システムの一実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図２】本発明に係る行き先管理方式の処理フローチャ
ートである。
ートである。
１０１…無線送信機、１０２…制御装置、Ｓ１…Ａ室の
出入口に設置された送受信機、Ｓ２…Ｂ室の出入口に設
置された送受信機、Ｓ３…Ｃ室の出入口に設置された送
受信機、ＰＡ…送受信機Ｓ１の位置コード、ＰＢ…送受
信機Ｓ２の位置コード、ＰＣ…送受信機Ｓ３の位置コー
ド。
出入口に設置された送受信機、Ｓ２…Ｂ室の出入口に設
置された送受信機、Ｓ３…Ｃ室の出入口に設置された送
受信機、ＰＡ…送受信機Ｓ１の位置コード、ＰＢ…送受
信機Ｓ２の位置コード、ＰＣ…送受信機Ｓ３の位置コー
ド。
Claims (2)
- 【請求項１】携帯可能な無線送信機が発信するＩＤ信号
を、所定位置に設置された送受信機が受信し、 送受信機はあらかじめ割り当てられている位置コードと
受信したＩＤを、制御装置に送信し、 制御装置により行き先情報の管理を行い、要求に応じて
表示を行うこと、 を特徴とした行き先管理方法。 - 【請求項２】あらかじめ設定された個々のＩＤ番号を含
んだ信号を発信することができる携帯可能な無線送信機
と、 常時受信可能状態にあり、無線送信機からのＩＤ信号を
受信した後、受信した信号にあらかじめ設定された個々
の位置コードを付加した信号を送信することができる送
受信機と、 前記送受信機の信号を受信し、内蔵したデータベース管
理システムの機能により、あらかじめ格納されたＩＤ情
報、位置コード情報からその内容を解読し、該当する無
線送信機の行き先情報を更新することができ、要求に応
じた表示が可能な制御装置と、 からなる行き先管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322726A JPH09156723A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 行き先管理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7322726A JPH09156723A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 行き先管理方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09156723A true JPH09156723A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18146942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322726A Pending JPH09156723A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 行き先管理方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09156723A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007102392A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Toshiba Corp | 行き先掲示板システム |
-
1995
- 1995-12-12 JP JP7322726A patent/JPH09156723A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007102392A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Toshiba Corp | 行き先掲示板システム |
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