JPH09155767A - 多用途工具 - Google Patents

多用途工具

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JPH09155767A
JPH09155767A JP7322898A JP32289895A JPH09155767A JP H09155767 A JPH09155767 A JP H09155767A JP 7322898 A JP7322898 A JP 7322898A JP 32289895 A JP32289895 A JP 32289895A JP H09155767 A JPH09155767 A JP H09155767A
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JP
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pressing
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tool
terminal
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JP7322898A
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Masashi Arikawa
雅志 蟻川
Akira Yuma
晃 遊馬
Yasushi Shima
裕史 島
Akio Adachi
昭男 安達
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防災監視制御盤などにおける集密化した構
成、かつ、より小型化する電子部品に対して、多用途の
工具として使用できるようにする。 【解決手段】全体としてピンセット形状を有し、管ヒュ
ーズ着脱部10、差込端子のワイヤー着脱に使用する差
込端子解除部押下部13、ディップスイッチ切替部14
を有する。差込端子解除部押下部13は位置決め用の先
端部13aと押圧用の押下部13bをもつ。ディップス
イッチ切替部14は、差込端子解除部押下部13の先端
部13aを兼用している。また押圧部4a,4bの幅
を、ワイヤー外皮を適正な長さに剥くための所定の長さ
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防災設備、特に防
災監視制御盤における管ヒューズの着脱、差込端子での
ワイヤー接続、及び、ディップスイッチ切り替え等を行
うのに好適な多用途工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防災制御監視盤では、その保守時
に管ヒューズの取り外し、及び、取り付けを行うための
工具が用いられている。例えば、実開昭62−1491
45号公報「ヒューズ交換ツール」、特開平4−230
28号公報「火災受信機等のヒューズ挟み工具」が知ら
れている。
【0003】実開昭62−149145号公報例のヒュ
ーズ交換ツールは、Y字状のプラスチック材の両端部に
丸くぼみが形成されており、この丸くぼみで管ヒューズ
のガラス管部分を挟んでヒューズホルダから取り外し、
又は、ヒューズホルダに装着するようにしている。これ
によって、狭い場所に設けられたヒューズホルダに対す
る管ヒューズの着脱が容易にできるようになる。
【0004】このヒューズ交換ツールは管ヒューズを挟
む圧力が大きいため、作業性が悪いことが考えられる。
この改善を図る特開平4−23028号公報例では、管
ヒューズの着脱を容易にできるようにしている。さら
に、管ヒューズを挟む端部と反対の先端部を先鋭形状に
形成して防災制御監視盤における地区窓のカバー外しに
使用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例の多用途工具は、管ヒューズの交換及び地区窓のカ
バー外しのみに限定して使用できるものであり、近時の
集密化した構成、かつ、より小型化する電子部品に対す
る多用途の工具として利用できない欠点がある。本発明
は、このような従来の技術における欠点を解決するもの
であり、管ヒューズの着脱、差込端子でのワイヤー接
続、及び、ディップスイッチ切り替え等の多用途とし
て、防災監視制御盤などにおける集密化した構成、か
つ、より小型化する電子部品に対して容易かつ確実に対
応できる多用途工具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、一方の端部を支点として湾曲かつ弾性をもって延在
し、かつ、対向する方向に変位する対称形の押圧部を有
する多用途工具について、まず管ヒューズ着脱部押圧部
として、押圧部の開放側のそれぞれの端部内側に管ヒュ
ーズを弾性をもって挟む半円弧部が形成されている。
【0007】また差込端子解除部押下部兼ディップスイ
ッチ切替部として、押圧部の支点側の端部に設けられ、
差込端子におけるワイヤー接続端子の係止状態を解除す
る解除部を押下げするための押下部と、差込端子の解除
部の押下げずれを阻止するために端子わきの空間に位置
決めのために差し込まれると共にディップスイッチの切
替可動部を移動して切り替えるための先端部とを備えて
いる。
【0008】更に、本発明の多用途工具は、押圧部に先
端部を支点とし、弾性を得るための湾曲部が形成されて
いる。更に、本発明の多用途工具は、押圧部の幅を、ワ
イヤー外皮を適正な長さに剥くために設定される所定の
長さにしている。更に、本発明の多用途工具は、押圧部
の外側にワイヤーの位置ずれを防止する溝を幅方向に平
行に形成している。この溝に合わせて目盛りを備えても
よい。また溝は、押圧部の外側に形成した指で押圧する
際の滑り止めとなる複数の平行溝と兼用とする。
【0009】本発明の多用途工具は、押圧部のそれぞれ
の内側にワイヤー外皮を弾性変形して挟んだ位置にマー
クを形成するための刃部を形成してもよい。更に、先端
部を、防災監視制御盤のパネル面に設けられた地区窓の
カバーの取り外しに用いることも可能とする。このよう
な本発明の多用途工具は、管ヒューズ着脱部の半円弧部
に、十分な弾性をもって管ヒューズのガラス部が嵌まり
込むため、特に、プリント回路基板上に集密化かつ小型
化して実装されるヒューズホルダに対する管ヒューズの
着脱が容易に出来るようになる。この結果、例えば、暗
い場所に配置された際の防災制御監視盤における管ヒュ
ーズの着脱が容易になる。
【0010】また差込端子解除部押下部兼ディップスイ
ッチ切替部では、押下部で差込端子の解除部を押下げし
てワイヤを着脱する際に、先端部が差込端子の空間部に
位置決めされ、防災制御監視盤を設置する場合、小型化
された差込端子の接続端子に対するワイヤの着脱作業を
容易かつ確実に行できる。また小さい面積のディップス
イッチの切替可動部が容易かつ確実に切り替えられる。
更にこの先端部を用いて地区窓透明カバー板の取り外し
も容易にできる。
【0011】また本発明の多用途工具は、先端部を支点
とした湾曲部によって、管ヒューズ着脱部の半円弧部
に、管ヒューズのガラス部が嵌まり込む際に、十分な弾
性が得られ、その着脱が容易かつ確実に行われる。さら
に、押圧部の外側を指で押圧する際に、溝によって、そ
の滑りが阻止される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の多用途工具の実施
形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の
多用途工具の実施形態の構成を示す斜視図であり、図2
は多用途工具の上面図、側面図及び正面図である。図1
及び図2において、この多用途工具は、全体がピンセッ
ト形状であり、その全体がプラスチック成形で作製され
るものである。一方の先端部2を支点とし、湾曲して延
在し、かつ、弾性を有して対向する方向に変位する押圧
部4a,4bを有している。
【0013】押圧部4a,4bは対称形であり、この押
圧部4a,4bが対向して弾性変形する際に十分な弾性
を得るための湾曲部5aと、この湾曲部5aに中央突出
部を介して形成された空間部5bを有している。この中
央突出部は、押圧部4a,4bから内側方向に突出して
おり、指で挟んで押圧した際に当接して内側方向に対す
る過度な変位を防止するものである。
【0014】中央突出部には、また、プラスチック成形
時の変形を避けるための貫通穴6a,6bが設けられ、
更に、押圧部4a,4bの外側には押圧時の滑り止めと
なる並行溝の押圧保持部7a,7bが設けられている。
尚、この押圧保持部7a,7bは並行溝に代えて並行突
起でもよい。さらに、この多用途工具には用途となる管
ヒューズ着脱部10と、取付ワイヤー皮剥き位置マーク
部11とを有している。また、取付ワイヤー長確認部1
2と、差込端子解除部押下部13と、ディップスイッチ
切替押圧部14とを有している。
【0015】管ヒューズ着脱部10は押圧部4a,4b
のそれぞれの端部に形成され、図3に示すように、管ヒ
ューズのガラス管部を挟む半円弧部10a,10bが設
けられている。また、取付ワイヤー皮剥き位置マーク部
11は、図7に示すように、押圧部4a,4bのそれぞ
れの中央部の内側に、この間で取付ワイヤーの外皮を挟
み、その挟んだ跡の位置にマークを形成するための刃部
11a,11bが設けられている。
【0016】取付ワイヤー長確認部12は、以降の図6
に示すように、押圧部4a,4bのそれぞれの中央部に
形成され、この押圧部4a,4bの幅で、ワイヤーの外
皮を取り去る際の皮剥き寸法、例えば10mmを確認す
るために、押圧保持部7a,7bと並行に配置された溝
12a,12bが設けられている。差込端子解除部押下
部13は、管ヒューズ着脱部10の反対側の端部に設け
られ、図4で明らかにするように、差込端子におけるワ
イヤー接続を解除する解除部の押下時の位置ずれを阻止
するために端子わきの空間に差し込まれる位置決め用の
先端部13aと、差込端子の係止状態を解除する解除部
を押下げするための押下部13bとを有している。位置
決め用の先端部13aと解除部押下用の押下部13b
は、略尖状の突出形状をもち、位置決め用の先端部13
aに対し解除部押下用の押下部13bの方が少し低くな
っている。
【0017】ディップスイッチ切替部14は、図5をも
って説明するように、先端でディップスイッチの切替可
動部を移動して切り替えるものであり、差込端子解除部
押下部13の位置決め用の先端部13aと兼用してい
る。次に、この実施形態の構成における本発明の多用途
工具の機能について説明する。
【0018】図3は管ヒューズ着脱部10での管ヒュー
ズの着脱状態を示す斜視図である。図3において、押圧
部4a,4bの押圧保持部7a,7bを指で保持し、図
3(a)に示すように、管ヒューズ着脱部10をヒュー
ズホルダ16に装着されている管ヒューズ17のガラス
管部17aに上部から差し込む。この場合、押圧部4
a,4bが先端部2を支点として弾性変形して半円弧部
10a,10bに管ヒューズ17のガラス管部17aが
嵌まり込む。この状態で図3(b)に示すように、押圧
保持部7a,7bを指で保持したまま、その全体を引き
上げることによって、管ヒューズ17が管ヒューズ着脱
部10で保持してヒューズホルダ16から取り外され
る。
【0019】また、ヒューズホルダ16に管ヒューズ1
7を装着する場合、まず、管ヒューズ17を半円弧部1
0a,10bに押圧して挿入する。この後、ヒューズホ
ルダ16の両端金具に管ヒューズ17の両端キャップを
押圧し、挿入して装着する。このように管ヒューズ着脱
部10では、押圧部4a,4bでの、十分な弾性によっ
て管ヒューズ17のガラス管部17aが半円弧部10
a,10bに嵌まり込むため、特に、プリント回路基板
上に集密化かつ小型化して実装されるヒューズホルダ1
6に対する管ヒューズ17の着脱が容易に出来るように
なる。したがって、例えば、暗い場所に設置された防災
制御監視盤における管ヒューズ17の着脱が容易にな
る。
【0020】図4は差込端子解除部押下部13を使用し
てワイヤー着脱状態を示す斜視図である。図4(a)に
示すように、差込端子20は差し込み穴20cに対し取
付ワイヤーWの芯線Wcを押し込むことで、内部の接続
機構に芯線Wcが挟み込まれて接続固定できる。取付ワ
イヤーWを外したい場合は、差込端子20の上部に設け
ている解除部20aを押し込めばよい。このワイヤー取
外しの際に本発明の多用途工具の差込端子解除部押下部
13が使用される。
【0021】即ち図4(b)のように、差込端子20の
上部に配置している解除部20aのわきの空間部20b
に先端部13aを差し込んで位置決めを行い、次に、押
下部13bを解除部20aに当接して押圧する。この押
圧で差し込み孔20c内の接続機構が解除されて開き、
取付ワイヤーWを外すことができる。また取付ワイヤ−
Wの芯線Wcが柔らかくて差し込み孔20cからの押し
込みだけでは接続できない場合、取外し時と同様に、解
除部20aのわきの空間部20bに先端部13aを差し
込んで押圧部13bにより解除部20aを押圧すること
で内部の接続機構が開き、この状態で取付ワイヤーWの
芯線Wcを挿入し、先端部13a及び押下部13bを解
除部20aから離すことによって、取付ワイヤーWの芯
線Wcを容易に接続固定できる。
【0022】このように差込端子解除部押下部13で
は、押下部13bで解除部20aを押下する際に、先端
部13aが空間部20bに位置決めされるため、例え
ば、防災制御監視盤を設置する場合、小型化された差込
端子20の解除部20aを押下部13bで押下する際
に、その位置ずれが生じなくなり、ワイヤーの着脱作業
が容易かつ確実に出来るようになる。
【0023】図5はディップスイッチ切替部14でのデ
ィップスイッチの切替状態を示す斜視図である。図5に
おいて、ディップスイッチ25の切替可動部25aを差
込端子解除部押下部13の先端部13aで、移動させて
切り替える。このようにディップスイッチ切替部14で
は、例えば、防災制御監視盤を設置する際の、極めて小
型化されたディップスイッチ25の切替可動部25aの
切り替えが確実かつ容易に出来るようになる。
【0024】なお、差込端子解除部押下部13の先端部
13aは地区窓を覆う透明カバー板の取り外しにも用い
ることが出来る。図6は取付ワイヤー長確認部12での
ワイヤーの外皮を取り除く皮剥き作業の際の寸法確認状
態を示す斜視図である。図6において、ワイヤーWから
外皮を取り去る際に、取付ワイヤーWを溝12a又は溝
12bに当てがって、取り去る外皮の長さを確認する。
端子接続のために必要な外皮を取り去る長さは、通常、
10mm程度であり、本発明の多用途工具は、これに合
わせて横幅を10mmに作っており、横幅に合わせるこ
とで、簡単にワイヤーWの外皮を取り去る長さを確認で
きる。
【0025】横幅に合わせた状態で、爪等でワイヤーに
マークを付けてストリッパー等の工具で外皮をとったな
らば、ワイヤーWの芯線を溝12a又は溝12bにセッ
トして、芯線の長さを確認してもよい。この場合、もし
芯線が長すぎたら、横幅に合わせて10mmに切り揃え
ればよい。また、取付ワイヤー長確認部12に、図6に
示すように2,4,6,8mmの目盛りを設けると、他
の皮剥きの寸法の確認が容易に出来るようになる。
【0026】更に、取付ワイヤー長確認部12は押圧部
4a,4bの短手方向の幅に対して形成しているが、こ
の多用途工具のいずれの部分を取付ワイヤー長確認部1
2として用いても良い。例えば、押圧部4a,4bの長
手方向に溝を設けても良く、この場合、短手方向の幅よ
りも長い皮剥きの寸法確認が可能になる。このように取
付ワイヤー長確認部12を使用することで、ワイヤーW
の外皮を取り去る長さをスケールなどを用意することな
く、確実かつ容易に確認して揃えることができる。
【0027】図7は取付ワイヤー皮剥き位置マーク部1
1での皮剥き位置をマークする状態を示す斜視図であ
る。図7において、押圧部4a,4bのそれぞれの中央
部内側に形成された刃部11a,11bに取付ワイヤー
Wを挿通し、その先端を押圧部4a,4bの幅に一致さ
せ、指で押圧部4a,4bの中央部を押圧して刃部11
a,11bで外皮を挟み、その挟んだ跡の位置マークW
aを形成する。
【0028】このように取付ワイヤー皮剥き位置マーク
部11では、ワイヤーの外皮における所定長の皮剥き位
置にマークが確実に形成され、スケールなどを用意する
ことなく、ワイヤーの皮剥き長さを揃えることができ、
差込端子に対するワイヤー芯線の長さを適切な長さにで
き、短すぎて接続が十分にできなかったり、長すぎて芯
線部分が露出するような不具合をなくし、仕上りを良く
し作業性も向上する。
【0029】尚、上述した多用途工具は、防災監視制御
盤以外の中継器や火災感知器等の防災設備にも同様に使
用できる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の多用途工具によれば、管ヒューズ着脱部の半円弧部
で、十分な弾性によって管ヒューズのガラス管部が嵌ま
り込むため、その管ヒューズの着脱が容易に出来るよう
になる。また、本発明の多用途工具は、先端部を支点と
した湾曲部によって、管ヒューズ着脱部の半円弧部に、
管ヒューズのガラス管部が嵌まり込む際に、十分な弾性
が得られる。
【0031】また、ワイヤーの外皮を取り去る際の所定
長の位置決めのマークが、スケールなどを用意すること
なく、確実かつ容易に出来るようになる。また、差込端
子へのワイヤーの着脱作業を行う際に、先端部が空間部
に位置決めされ、小型化された差込端子の解除部を押下
部で押下げする際の押下ずれが確実に防止され、その着
脱作業が容易かつ確実に出来るようになる。
【0032】さらに、極めて小面積のディップスイッチ
の切替可動部を、先端部で容易かつ確実に切り替えるこ
とが出来るようになる。また、この先端部を用いて地区
窓透明カバー板の取り外しが容易に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多用途工具の実施形態の構成を示す斜
視図
【図2】図1に示す多用途工具の上面図、側面図及び正
面図
【図3】管ヒューズ着脱部での管ヒューズの着脱状態を
示す斜視図
【図4】差込端子解除部押下部でのワイヤー着脱状態を
示す斜視図
【図5】ディップスイッチ切替部での切替状態を示す斜
視図
【図6】取付ワイヤー長確認部でのワイヤー外皮の皮剥
き寸法確認状態を示す斜視図
【図7】取付ワイヤー外皮の皮剥き位置マーク部での切
断位置のマーク状態を示す斜視図
【符号の説明】
2:先端部 4a,4b:押圧部 5:湾曲部 6a,6b:貫通孔 7a,7b:押圧保持部 10:管ヒューズ着脱部 10a,10b:半円弧部 11:取付ワイヤー皮剥き位置マーク部 11a,11b:刃部 12:取付ワイヤー長確認部 12a,12b:溝 13:差込端子解除部押下部 13a:先端部 13b:押下部 14:ディップスイッチ切替部 16:ヒューズホルダ 17:管ヒューズ 17a:ガラス管部 20:差込端子 20a:解除部 20b:空間部 20c:差し込み孔 25:ディップスイッチ 25a:切替可動部 W:取付ワイヤ Wa:位置マーク Wc:芯線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 昭男 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の端部を支点として湾曲かつ弾性をも
    って延在し、かつ、対向する方向に変位する対称形の押
    圧部を有する多用途工具に於いて、 前記押圧部の開放側のそれぞれの端部内側に管ヒューズ
    を弾性をもって挟む半円弧部が形成された管ヒューズ着
    脱部と、 前記押圧部の支点側の端部に設けられ、差込端子におけ
    るワイヤー接続端子の係止状態を解除する解除部を押下
    げするための押下部と、前記解除部の押下げずれを阻止
    するために端子わきの空間に位置決めのために差し込ま
    れると共にディップスイッチの切替可動部を移動して切
    り替えるための先端部とを有する差込端子解除部押下部
    兼ディップスイッチ切替部と、 を備えることを特徴とする多用途工具。
  2. 【請求項2】請求項1記載の多用途工具に於いて、前記
    押圧部に、先端部を支点として弾性変形を得るための湾
    曲部を形成したことを特徴とする多用途工具。
  3. 【請求項3】請求項1記載の多用途工具に於いて、前記
    押圧部の幅は、ワイヤー外皮を適正な長さに剥くために
    設定される所定の長さであることを特徴とする多用途工
    具。
  4. 【請求項4】請求項3記載の多用途工具に於いて、前記
    押圧部の外側にワイヤーの位置ずれを防止する溝を幅方
    向に平行に形成したことを特徴とする多用途工具。
  5. 【請求項5】請求項4記載の多用途工具に於いて、前記
    溝に合わせて目盛りを備えたことを特徴とする多用途工
    具。
  6. 【請求項6】請求項4記載の多用途工具に於いて、前記
    溝を、前記押圧部の外側に形成した指で押圧する際の滑
    り止めとなる複数の平行溝と兼用としたことを特徴とす
    る多用途工具。
  7. 【請求項7】請求項3記載の多用途工具に於いて、前記
    押圧部のそれぞれの内側にワイヤー外皮を弾性変形して
    挟んだ位置にマークを形成するための刃部を形成したこ
    とを特徴とする多用途工具。
  8. 【請求項8】請求項1記載の多用途工具に於いて、前記
    押圧部の支点側の端部に設けられた先端部を、防災監視
    制御盤のパネル面に設けられた地区窓のカバーの取り外
    しに用いることを特徴とする多用途工具。
JP7322898A 1995-12-12 1995-12-12 多用途工具 Pending JPH09155767A (ja)

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