JPH09154793A - 箸洗浄機 - Google Patents

箸洗浄機

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JPH09154793A
JPH09154793A JP32330695A JP32330695A JPH09154793A JP H09154793 A JPH09154793 A JP H09154793A JP 32330695 A JP32330695 A JP 32330695A JP 32330695 A JP32330695 A JP 32330695A JP H09154793 A JPH09154793 A JP H09154793A
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JP
Japan
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chopstick
disk
basket
rotation
revolution
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP32330695A
Other languages
English (en)
Inventor
Akimasa Iyoda
明允 伊与田
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IYOTA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
IYOTA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小形化できると共に、一度により多くの箸を効
率よく洗浄することができる箸洗浄機を提供する。 【解決手段】この箸洗浄機は、同軸状に配設された公転
用円盤9と自転用円盤6を有し、複数の箸篭30を公転
用円盤とが自転用円盤の回転動作により公転および自転
させながら、箸篭内の箸に洗浄用シャワーをかけて洗浄
する箸洗浄機である。箸篭30を立てて装着可能な複数
個の篭支持台10が、公転用円盤9上の周縁部に一定間
隔で回転自在に軸支されて配置され、自転用円盤6が公
転用円盤9の上側に、自転用円盤の周縁部を篭支持台1
0または箸篭30の基部に接触可能に配設され、公転用
円盤9を回転駆動しながら、自転用円盤6を公転用円盤
9より速い速度で回転駆動して、篭支持台上に立てて装
着された箸篭を公転及び自転させて箸を洗浄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給食センターなど
において、使用後の多量の箸を、箸篭に入れたままで洗
浄できる箸洗浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、実公昭61−18842号
公報において、多量の箸を箸篭に入れたままで洗浄でき
る箸洗浄機を提案した。
【0003】この箸洗浄機は、公転用円盤を上に自転用
円盤を下にして、両円盤を同軸上に水平に軸支し、公転
用円盤の下側端部に篭ホルダを略水平にして軸支し、篭
ホルダの基部に設けた摩擦リングを自転用円盤に接触さ
せ、自転用円盤と公転用円盤を低速で回転させることに
より、篭ホルダを回転させ、同時に洗浄シャワーを箸篭
にかけながら、篭ホルダに挿入した箸篭の箸を洗浄する
ように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の箸
洗浄機は、箸篭に入れた箸を、良好に洗浄できるもの
の、篭ホルダが略水平に配置され回動しながら洗浄する
ため、洗浄室の形状が横に広く大形化し、また、公転用
円盤に軸支する篭ホルダの数に制限があるため、一度に
洗浄できる箸篭の数に制限があり、より多くの箸を効率
よく洗浄できる箸洗浄機が望まれていた。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、小形化できると共に、一度により多くの箸を効率よ
く洗浄することができる箸洗浄機を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の箸洗浄機は、同軸状に配設された公転用円
盤と自転用円盤を有し、複数の箸篭を公転用円盤とが自
転用円盤の回転動作により公転および自転させながら、
箸篭内の箸に洗浄用シャワーをかけて洗浄する箸洗浄機
において、箸篭を立てて装着可能な複数個の篭支持台
が、公転用円盤上の周縁部に一定間隔で回転自在に軸支
されて配置され、自転用円盤が公転用円盤の上側に、自
転用円盤の周縁部を該篭支持台または箸篭の基部に接触
可能に配設され、公転用円盤を回転駆動しながら、自転
用円盤を公転用円盤より速い速度で回転駆動して、篭支
持台上に立てて装着された箸篭を公転及び自転させて箸
を洗浄することを特徴とする。
【0007】ここで、篭支持台の底部には、軸が垂直に
取付けられ、篭支持台の軸が公転用円盤上の周縁部に回
転自在にかつ軸方向に摺動可能に支持され、公転用円盤
の下側に篭支持台の軸を上下に支持するガイドレールが
円環状に配設され、ガイドレールが、箸篭の出入れ口付
近で該篭支持台を軸を介して下降させ、自転用円盤との
接触を解除して箸篭の自転を停止させるように形成され
る。
【0008】また、篭支持台の軸の軸孔には、下側から
摺動軸が摺動可能に挿入され、軸孔内にコイルばねが配
設され、摺動軸の下端に前記ガイドレール上に当接する
フリーベアリングが取付けられる。
【0009】
【作用・効果】このような構成の箸洗浄機では、公転用
円盤は非常に低速で回転駆動され、自転用円盤は公転用
円盤より速い速度で回転駆動される。この公転用円盤と
自転用円盤の回転により、篭支持台上に装着された箸篭
は公転用円盤と同速度で公転しながら、自転用円盤に接
触して自転用円盤の数倍の速度で自転する。このとき、
各箸篭内の箸には洗浄シャワーがかけられ、自転と公転
を行いながら、洗浄が行われる。そして、出入れ口に達
した篭支持台上の箸篭は、ガイドレールの支持作用によ
り、下降されて自転用円盤との接触が解除され、これに
より、自転を停止し、この間に洗浄された箸篭が篭支持
台から外され、次に洗浄する箸篭が篭支持台に装着さ
れ、洗浄が繰り返し行われる。
【0010】このように、本発明の箸洗浄機は、公転用
円盤の周縁部に一定間隔で支持された各篭支持台に、箸
篭を立て装着させるため、従来の箸洗浄機に比べ、一度
に多くの箸篭を装着して洗浄することができ、また、洗
浄機の平面形状が小形化できるとともに、機械全体の小
形化と設置スペースの低減を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1は箸洗浄機の正面図を示し、図2はそ
の平面図を、図3はその縦断面図を示している。1は箱
型の本体であり、本体1上に洗浄槽2が設けられる。洗
浄槽2の上部は正面の出入れ口を除きカバー3で包囲さ
れ、カバー3の上部には蓋体4が着脱可能に設けられ
る。
【0013】本体1内の略中央には回転軸5が回転可能
に垂直に支持される。その回転軸5の上部は洗浄槽2内
に進入し、洗浄槽2内の回転軸5の上端に、自転用円盤
6が水平に固定される。回転軸5の中間部にはスプロケ
ット19が固定され、チェーンを介して減速機付きの自
転用モータ7に連係される。
【0014】また、回転軸5の中間部の周囲にはベアリ
ングを介して、円筒軸8が回転自在に取り付けられ、そ
の円筒軸8の上端に公転用円盤9が水平に固定される。
公転用円盤9の周縁部には、底部に軸を突設した円盤状
の篭支持台10が、一定の間隔で、回転可能に及び軸方
向に一定の範囲で移動可能に支持される。
【0015】即ち、篭支持台10は、図4に示すよう
に、軸11の先端に固定され、軸11は軸受け12を介
して公転用円盤9に支持される。軸11内に下側から穿
設された軸孔には、コイルばね13を介して摺動軸14
が下側から挿入され、その摺動軸14の下端にフリーベ
アリング15が取り付けられる。
【0016】フリーベアリング15はその下方に配設さ
れたガイドレール16上に接触して移動し、ガイドレー
ル16の高さに応じて上下に上げ下げされ、軸11つま
り篭支持台10は、摺動軸14を介して同様に上下移動
する。ガイドレール16は、洗浄槽2内に環状に配置さ
れるが、正面に設けられた箸の出入れ口では、篭支持台
10の位置を下げて自転用円盤6との接触を解除し、篭
支持台10の自転を停止させるように、位置を下げて配
設される。他の位置では、ガイドレール16は、篭支持
台10を持ち上げて自転用円盤6に接触させるように形
成される。
【0017】円筒軸8の下部には、スプロケット18が
取り付けられ、そのスプロケット18がチェーンを介し
て減速機付きの公転用モータ17に連係される。この公
転用モータ17は非常に遅い速度、例えば毎分1回転程
度の速度で公転用円盤9を回転・駆動する。上記自転用
モータ7は例えば毎分20回転程度の速度で自転用円盤
6を回転・駆動する。
【0018】従って、自転用モータ7と公転用モータ1
7の駆動により、公転用円盤9の円周状に配設された多
数の篭支持台10は、公転用円盤9と共に低速で公転し
ながら、自転用円盤6に接触して毎分約100回転程度
の速度で駆動され自転する。篭支持台10に箸篭30が
嵌着されているときには、箸篭30の基部と自転用円盤
6が接触する。
【0019】さらに、本体1内には洗浄水用タンク20
とそのタンクに接続された洗浄水用ポンプが配設され、
すすぎ用タンク21とそのタンクに接続されたすすぎ用
ポンプ23が配設される。
【0020】また、洗浄槽2内の中央には、洗浄用シャ
ワー管24、すすぎ用シャワー管25、仕上げ用シャワ
ー管26が公転方向に順に配置され、洗浄用シャワー管
24は洗浄水用ポンプの吐出側に接続され すすぎ用シ
ャワー管25はすすぎ用ポンプ21の吐出側に接続され
る。仕上げ用シャワー管26は水道管に接続される。
【0021】箸篭30は、上記篭支持台10に嵌合可能
な基部を有し、基部上に略円筒状でが上方に少し拡がっ
た形状の篭が取り付けられ、上部に蓋が設けられる。
【0022】次に、上記構成の箸洗浄機の動作を説明す
る。
【0023】箸洗浄機を起動すると、公転用モータ1
7、自転用モータ7が回転し、毎分1回転程度の速度で
公転用円盤9を回転させ、毎分20回転程度の速度で自
転用円盤6を回転させる。これにより、自転用円盤6は
図2の反時計方向に毎分20回転程度の速度で回転し、
公転用円盤9は同方向に毎分1回転程度の速度で回転す
るため、篭支持台10とそこに嵌着された箸篭30は、
同速度で公転しながら、自転用円盤6が箸篭30の基部
に接触することにより、約毎分100回転の速度で自転
する。しかし、正面の出入れ口に達した篭支持台10
は、下降位置にあって、自転用円盤6に接触してないた
め、自転を停止する。
【0024】多数の箸は、箸篭30に入れられ、箸を入
れた箸篭30は、洗浄機正面の出入れ口に位置する篭支
持台10の上に、その基部を嵌めるようにして立設状態
で装着される。また、出入れ口の篭支持台10は、自転
を停止しゆっくり公転しているだけであるため、箸篭3
0を容易に装着することができる。
【0025】各篭支持台10に立てて装着された各箸篭
30は、出入れ口を過ぎると、自転用円盤6に接触して
自転しながら公転し、まず、洗浄用シャワー管24の位
置に達する。ここで、箸篭30内の箸は、洗浄用シャワ
ーを受けて洗浄され、次に、すすぎ用シャワー管25の
位置に達し、ここで、すすぎ用シャワーを受けてすすぎ
を行う。
【0026】そして最後に、箸篭30内の箸は、仕上げ
用シャワー管26の位置に達し、そのシャワー管から噴
出する清水ですすがれ、洗浄を終了する。洗浄を終了し
た箸篭30は、再び正面の出入れ口に到達し、ここで、
自転を停止した篭支持台10から、洗浄された箸篭30
が取り出される。そして、次に洗浄する端篭30が篭支
持台10に装着され、上記と同様な動作が繰り返される
ことにより、多数の箸が効率よく洗浄されていく。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す箸洗浄機の正面図であ
る。
【図2】同洗浄機の平面図である。
【図3】同洗浄機の縦断面図である。
【図4】篭支持台付近の拡大断面図である。
【符号の説明】 6−自転用円盤、 9−公転用円盤、 10−篭支持台、 11−軸、 14−摺動軸、 15−フリーベアリング、 16−ガイドレール、 30−箸篭。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸状に配設された公転用円盤と自転用
    円盤を有し、複数の箸篭を該公転用円盤とが該自転用円
    盤の回転動作により公転および自転させながら、箸篭内
    の箸に洗浄用シャワーをかけて洗浄する箸洗浄機におい
    て、 前記箸篭を立てて装着可能な複数個の篭支持台が、前記
    公転用円盤上の周縁部に一定間隔で回転自在に軸支され
    て配置され、該自転用円盤が該公転用円盤の上側に、該
    自転用円盤の周縁部を該篭支持台または該箸篭の基部に
    接触可能に配設され、該公転用円盤を回転駆動しなが
    ら、該自転用円盤を該公転用円盤より速い速度で回転駆
    動して、該篭支持台上に立てて装着された箸篭を公転及
    び自転させて箸を洗浄することを特徴とする箸洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記篭支持台の底部に軸が垂直に取付け
    られ、該篭支持台の軸が前記公転用円盤上の周縁部に回
    転自在にかつ軸方向に摺動可能に支持され、該公転用円
    盤の下側に該篭支持台の軸を上下に支持するガイドレー
    ルが円環状に配設され、該ガイドレールが箸篭の出入れ
    口付近で該篭支持台を軸を介して下降させ前記自転用円
    盤との接触を解除して箸篭の自転を停止させるように形
    成されている請求項1記載の箸洗浄機。
  3. 【請求項3】 前記篭支持台の軸の軸孔には下側から摺
    動軸が摺動可能に挿入され、該軸孔内にコイルばねが配
    設され、該摺動軸の下端に前記ガイドレール上に当接す
    るフリーベアリングが取付けられた請求項2記載の箸洗
    浄機。
JP32330695A 1995-12-12 1995-12-12 箸洗浄機 Withdrawn JPH09154793A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102366321A (zh) * 2011-09-15 2012-03-07 浙江工业大学 全自动筷子整理清洗机
CN106725211A (zh) * 2016-12-30 2017-05-31 福州品行科技发展有限公司 一种电解筷子清洗装置
CN114521855A (zh) * 2022-02-25 2022-05-24 桂林电子科技大学 一种筷子消毒装置

Cited By (4)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304