JPH09150808A - シート類の供給装置 - Google Patents
シート類の供給装置Info
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- JPH09150808A JPH09150808A JP33416195A JP33416195A JPH09150808A JP H09150808 A JPH09150808 A JP H09150808A JP 33416195 A JP33416195 A JP 33416195A JP 33416195 A JP33416195 A JP 33416195A JP H09150808 A JPH09150808 A JP H09150808A
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- sheet
- sheets
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- lever
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- Granted
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- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
- Auxiliary Apparatuses For Manual Packaging Operations (AREA)
Abstract
つ確実に供給位置に送り出し、供給位置でのシート類類
の取外しが容易で、構造が簡単で安価なシート類の供給
装置を提供すること。 【解決手段】 アーム6の端部に連結されたレバー部7
を下方へ押し下げると、レバー部7の下面に係着された
粘着体11が最上位のシート類2’の上面と当接し、貼
着される。レバー部7から手を離し、レバー部7が上向
き付勢力により上方に持上がると、最上位のシート類
2’のみが、その下位に積み重ねられた多数枚のシート
類2から剥離され、1枚のシート類の確実な供給が可能
となる。
Description
ケットで使用される包装袋等のプラスチック製シート類
を1枚づつ供給位置に取り出すシート類の供給装置に関
する。
した商品を持ち帰るために、薄手のプラスチック製シー
ト類の包装袋を使用している。この包装袋は、通常は勘
定カウンターの近くに積み重ねてあり、キャッシャーの
店員が支払いを済ませた顧客に必要枚数を渡し、顧客が
購入した商品とともに包装台に運んで自身で包装する
か、キャッシャーの店員が取り出した包装袋に商品を包
装して顧客に渡している。
静電気を帯びていたり、貯蔵中に重みで互いが密着して
いたりするため、最上部のシートを取上げたとき、下部
のシートが一緒に持上がってしまうため、1枚づつの取
り出しが困難であった。
5−134025号公報に記載の包装袋の供給を自動化
したものが知られている。この装置での包装袋の搬出
は、積み重ねた包装袋の最上部を、一対のピックアップ
用摩擦ローラで巻込み挾持して、送り出すものであっ
た。
置においては、1枚づつ確実に取り出すために一対以上
の摩擦ローラを相互逆方向に回転させて、袋の片面にし
わ寄せを行い、出来たしわ部分を挟み込むようにしたも
のであったため、装置が複雑になり、摩擦ローラに巻込
まれた包装袋が傷みやすいばかりか、挾持された包装袋
を取り出すのも困難で、取外す際に破れ易いなどの問題
があった。
ので、包装袋等のプラスチック製シート類を1枚づつ確
実に供給位置に送り出し、供給位置でのシート類類の取
外しが容易で、構造が簡単で安価なシート類の供給装置
を提供することを目的としている。
に、本発明のシート類の供給装置は、載置台に積み重ね
られた多数枚のプラスチック製シート類を供給位置に取
り出すシート類の供給装置において、載置台の前記シー
ト類の側辺から上下移動可能なアームを延設し、該アー
ムを前記シート類から離れる方向に常時上向きに付勢し
て配設するとともに、前記アームの端部にはシート類を
左右に横切る方向にレバー部を設け、該レバー部の下面
に前記シート類の最上位のシート上面と離間して対向す
る粘着体を取付けたことを特徴としている。この特徴に
よると、アームの端部に連結されたレバー部を下方へ押
し下げると、レバー部の下面に係着された粘着体が最上
位のシート類の上面と当接し、貼着される。レバー部か
ら手を離し、レバー部が上向き付勢力により上方に持上
がると、最上位のシート類のみが、その下位に積み重ね
られた多数枚のシート類から剥離され、1枚のシート類
の確実な供給が可能となる。
能なアームが左右一対のアームからなり、それぞれのア
ームの端部に左右内方を向く突出部を連設し、該突出部
にレバー部の左右を嵌合させて、両アームに対してレバ
ー部を着脱自在に取付けることが好ましい。このように
することにより、部品点数を増やすことなく、レバー部
のアーム端部への着脱を容易に行うことができる。
には、その裏面に前記シート類の最上位のシート上面と
離間して対向する粘着体を有する係合部材を着脱自在に
取付けることが好ましい。この特徴によると、粘着体が
劣化した場合に、係合部材をレバー部から外して係合部
材全体を交換するか、あるいは係合部材下面に取付けた
粘着体を新しいものに取り替えた後、係合部材をレバー
部に固定するだけで粘着体の交換が容易に行える。
上方が開口する箱状に形成するとともに、載置台のシー
ト類の底部と対向する垂直板に上向きに開口する取出口
を切設することが好ましい。このようにすることによ
り、積み重ねられた多数枚のプラスチック製シート類が
箱状の中に収まって載置台上からずれることがなく、ま
た、プラスチック製シート類の積み重ね枚数が少なくな
った場合でも、レバー部の押し下げ操作時、またはシー
ト類の取り出し時にもシート類の底部と対向する垂直板
が邪魔になることがない。
シートに当接される面を、腕曲状に突出するように形成
することが好ましい。このようにすることにより、プラ
スチック製シート類の積み重ね枚数が少なくなり、アー
ムの傾きが大きくなった場合でも、粘着体の腕曲した面
をもってシート上面に確実に貼着できることになる。
づいて説明していくと、まず図1には本発明の実施例の
シート類の供給装置が示されており、1は上方が開放す
る箱状の載置台であり、該載置台1はシート2とほぼ同
じ大きさに形成された底板1aと、該底板1a上に積載
されるシート2の上下・左右側方をそれぞれ囲む垂直板
1bとで形成されている。そして該載置台1内に載置さ
れるシート2の底部2a方向に位置する垂直板1bには
切欠き部3が形成されており、また前記シート2の左右
側の垂直板1b、1b内面にはそれぞれ支持部材4、4
が固着されている。
に形成された差込口(特に図示せず)には、その基端部
5aを介してネジバネ5が取付けられている。該ネジバ
ネ5は、積載されたシート2の左右両側部に沿うように
アーム6が延設されており、さらにその先端にはそれぞ
れ内向きに屈曲されて、レバー部7を取付けるための取
付部8が形成されている。
等により形成されたものであり、特に図2に示されるよ
うに左右両側部には前記アーム6の先端の取付部8が嵌
装可能な差込口9、9が形成されている。そしてレバー
部7の裏面には腕曲状の押圧片10が形成されており、
該押圧片10の裏面には適宜粘着性を有する粘着体11
がその片面の適宜接着材11により固着されている。な
お、押圧片10はレバー部7に対して弾性屈曲可能に形
成されている。
は、まずその両端の差込口9、9にアーム6の取付部
8、8を差込んでから、ネジバネ5、5の基端部5aを
それぞれ支接部材4により形成された差込口に差込めば
よい(図1参照)。
装置の操作方法及び作用を図3、4を用いて説明する
と、まず、図3に示されるように通常アーム6は積載さ
れたシート2の上面に対して略水平位置を保つように常
時ネジバネ5により付勢されている。
上位のシート2’を1枚取り出す場合、レバー部7の押
圧片10に固着された粘着体11の下面が前記最上位の
シート2の上面に当接されるまでレバー部7を押圧す
る。そしてレバー部7より手を離すと、アーム6がネジ
バネ5により上向きに力が働き、レバー部7は自動的に
前記水平位置にまで戻される。
に貼り付き、最上位のシート2’は、この貼り付き力が
その下部のシート2同士の密着力より強いため、該下部
のシート2より剥離され、レバー部7の復帰力により上
方に持上げられる。こうして積層状のシート2より1枚
のみ取り出された最上位のシート2’は、レバー部7で
吊持されたような状態で保持されているため、使用者は
容易に前記シート2’の底部2aを掴んで取り出すこと
が出来る。
続け、特に図4に示されるように積み重ねられたシート
2の残量が少なくなった場合でも、シート2の取出口と
しての底部2a方向の垂直板1bには切欠き部3が底板
1a近傍まで形成されているため、使用者がレバー部7
を下方に押圧する際に前記垂直板1bが邪魔になること
がない。
ることにより、この腕曲面に沿う粘着体11の面は、シ
ート2の残量によるアームの傾きにかかわらず、常に腕
曲した面をもってシート2の上面に当接されるため、シ
ート2に確実に貼着され、強力に吊持することができ
る。さらに、押圧片10がレバー部7に対して弾性的に
腕曲可能となっているため、粘着体11の面が広い範囲
でシート2の上面に貼着され、強力に吊持することがで
きる。
装置にあっては、載置台1に積み重ねられたシート2よ
り最上位のシートを1枚づつ、確実にかつ容易に供給位
置に取り出すことが出来る。また、取り出す際にシート
類には巻込み等の無理が働かないため、シート類が傷む
ことがない。さらに1枚のシート2は、底部2aのみが
粘着体11に粘着されたまま保持されており、使用者
は、保持されているシート2の底部2aをつかんで簡単
にシートの取り出しを行うことができる。この場合シー
トの保持力は粘着部分のみであるため、取外しに際して
シート類が破れるようなことがない。また、装置は構造
が簡単なため、製造コストを低減できる。
おり、7は前述の実施例と同様に左右両端に差込口9を
有するレバー部であり、13は先端部に設けられた粘着
体11を前記レバー部7に取付けるための係合部材とし
てのクリップである。このように粘着体11を有するク
リップ13をレバー部に着脱自在に取付けたことによ
り、粘着体11の劣化に伴う交換作業をクリップ13ご
とに容易に行うことが出来る。また、レバー部7ごとに
交換する必要がなくなり、メンテナンスコストを低減で
きる。
ている。本実施例における種々の構造については第1実
施例と同様であるため、説明は省略するが、相違する点
としてはレバー部7における左右の両粘着体11、11
の間のシート2の取出口方向に切欠き部14が形成さ
れ、前記取出口の反対側のレバー部7の上面に、押圧板
15が固設されている点である。
うに、切欠き部14を設けられているため、使用者はシ
ート2の山折り部を上下方向から容易に掴むことが可能
になる。また、押圧板15を設けることで、レバー部7
の押圧面積を確保しておくことが出来る。
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。
法は前述の実施例に限られるものではなく、接着材、係
合部材等を用いずにレバー部7の下面に溝部を設け、粘
着体11の端部を前記溝部に挟んで着脱自在に取付けら
れるようにしてもよい。
欠き部14を設けたが、予めレバー部7を前記切欠き部
14と同様のスペースが形成されるように屈曲形成して
もよい。
る。
端部に連結されたレバー部を下方へ押し下げると、レバ
ー部の下面に係着された粘着体が最上位のシート類の上
面と当接し、貼着される。レバー部から手を離し、レバ
ー部が上向き付勢力により上方に持上がると、最上位の
シート類のみが、その下位に積み重ねられた多数枚のシ
ート類から剥離され、1枚のシート類の確実な供給が可
能となる。
を増やすことなく、レバー部のアーム端部への着脱を容
易に行うことができる。
劣化した場合に、係合部材をレバー部から外して係合部
材全体を交換するか、あるいは係合部材下面に取付けた
粘着体を新しいものに取り替えた後、係合部材をレバー
部に固定するだけで粘着体の交換が容易に行える。
られた多数枚のプラスチック製シート類が箱状の中に収
まって載置台上からずれることがなく、また、プラスチ
ック製シート類の積み重ね枚数が少なくなった場合で
も、レバー部の押し下げ操作時、またはシート類の取り
出し時にもシート類の底部と対向する垂直板が邪魔にな
ることがない。
ック製シート類の積み重ね枚数が少なくなり、アームの
傾きが大きくなった場合でも、粘着体の腕曲した面をも
ってシート上面に確実に貼着できることになる。
す斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 載置台に積み重ねられた多数枚のプラス
チック製シート類を供給位置に取り出すシート類の供給
装置において、載置台の前記シート類の側辺から上下移
動可能なアームを延設し、該アームを前記シート類から
離れる方向に常時上向きに付勢して配設するとともに、
前記アームの端部にはシート類を左右に横切る方向にレ
バー部を設け、該レバー部の下面に前記シート類の最上
位のシート上面と離間して対向する粘着体を取付けたこ
とを特徴としてなるシート類の供給装置。 - 【請求項2】 上下動可能なアームが左右一対のアーム
からなり、それぞれのアームの端部に左右内方を向く突
出部を連設し、該突出部にレバー部の左右を嵌合させ
て、両アームに対してレバー部を着脱自在に取付けた請
求項1に記載のシート類の供給装置。 - 【請求項3】 レバー部には、その裏面に前記シート類
の最上位のシート上面と離間して対向する粘着体を有す
る係合部材を着脱自在に取付けたことを特徴としてなる
請求項1または2に記載のシート類の供給装置。 - 【請求項4】 載置台を上方が開口する箱状に形成する
とともに、載置台のシート類の底部と対向する垂直板に
上向きに開口する取出口を切設した請求項1〜3のいず
れかに記載のシート類の供給装置。 - 【請求項5】 粘着体のシートに当接される面を、腕曲
状に突出するように形成した請求項1〜4のいずれかに
記載のシート類の供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33416195A JP3614959B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | シート類の供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33416195A JP3614959B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | シート類の供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09150808A true JPH09150808A (ja) | 1997-06-10 |
JP3614959B2 JP3614959B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=18274230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33416195A Expired - Fee Related JP3614959B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | シート類の供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3614959B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009057057A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 収納テープ同士の連結装置及び作業台車 |
JP2019206407A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 株式会社ディスコ | シート剥離治具 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP33416195A patent/JP3614959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009057057A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd | 収納テープ同士の連結装置及び作業台車 |
JP2019206407A (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 株式会社ディスコ | シート剥離治具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3614959B2 (ja) | 2005-01-26 |
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Effective date: 20040513 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040809 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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