JPH09150522A - 印字ヘッドメンテナンス機構 - Google Patents

印字ヘッドメンテナンス機構

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JPH09150522A
JPH09150522A JP31055895A JP31055895A JPH09150522A JP H09150522 A JPH09150522 A JP H09150522A JP 31055895 A JP31055895 A JP 31055895A JP 31055895 A JP31055895 A JP 31055895A JP H09150522 A JPH09150522 A JP H09150522A
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龍二 青木
Yasushi Saeki
康 佐伯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイパーが印字ヘッドに接触する回数を減ら
し、ワイパーが変形しにくく、寿命も長くし、しかも拭
きすぎによる印字ヘッドの目づまりを解消する。 【解決手段】 印字ヘッド4aの乾きを防止するための
キャップ10を印字ヘッド4aに被せるキャップ位置
と、インクカートリッジ4内のインクを印字ヘッド4a
から被記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域とを
有する記録装置の印字ヘッド4aの清掃をワイパー12
にて行う印字ヘッドメンテナンス機構において、印字ヘ
ッド4aが印字作動域からキャップ位置へ進入またはキ
ャップ位置から印字作動域へ脱出するいずれかの場合の
み、ワイパー12を印字ヘッド4aに接触させ、印字ヘ
ッド4aの清掃を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット方
式のプリンタまたはプロッター装置等の記録装置に用い
られるもので、該記録装置内の印字ヘッドの清掃を行う
印字ヘッドメンテナンス機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクジェット方式の記録装
置には、印字ヘッドを清掃するための印字ヘッドメンテ
ナンス機構が備えられている。この印字ヘッドメンテナ
ンス機構は、インクカートリッジのホームステイション
からの脱出およびホームステーションへの進入の際に、
ゴム等からなるワイパーにより印字ヘッドを清掃するも
のである。ここで、ホームステーションとは、印字動作
の終了後、印字ヘッドを印字作動域から退避させ待機状
態とするため、印字作動域の側方に設けられた領域をい
う。そして、このホームステーションでは、インクカー
トリッジの印字ヘッド部分の乾きを防止するため、印字
ヘッドに対してキャップが被せられるようになってい
る。
【0003】このような従来の印字ヘッドメンテナンス
機構におけるワイパーの動作を図17(A)(B)に示
す。この印字ヘッドメンテナンス機構において、ワイパ
ー51は記録装置の固定側部材に固定され、インクカー
トリッジ52がホームステーションから印字作動域まで
移動する際、ワイパー51は、印字ヘッド53と接触
し、進行方向に折り曲がる状態となりながら印字ヘッド
53を拭く作業を行う。この状態を図17(A)に示
す。一方、インクカートリッジ52が印字を終了してホ
ームステーションに戻ってくる際、ワイパー51は、再
び印字ヘッド53と接触し、図17(B)に示すよう
に、進行方向側に折り曲げられながら、印字ヘッド53
を拭く作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような印字ヘッドメンテナンス機構においては、インク
カートリッジ52がワイパー51上を通過する度にワイ
パー51がインクカートリッジ52の進行方向側に折り
曲げられるものであるので、ワイパー51の折り曲げら
れる回数が多いため、ワイパー51が変形しやすく、寿
命も短いという問題がある。
【0005】また、ワイパー51が両方向に折り曲げら
れるため、ワイパー51の弾性が早期に劣化し、拭き取
り性能が早期に落ちてしまうという問題が生じている。
【0006】さらに、印字ヘッド53に残ったインクを
拭きすぎても目づまりが生じるため、印字ヘッド53の
品質が落ちてしまうという問題がある。
【0007】このような問題は、この印字ヘッドメンテ
ナンス機構を採用している記録装置の早期の不良または
故障につながることとなり、メンテナンス費用の増大を
招くことはもちろんのこと、記録装置製造者への信頼の
低下につながるという重大な危険性を有している。
【0008】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたものであり、ワイパーが印字ヘッドに接触する
回数を減らして、ワイパーが変形しにくく、寿命も長く
し、しかも拭きすぎによる目づまりを解消した印字ヘッ
ドメンテナンス機構を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、印字ヘッドの乾きを防止
するためキャップを該印字ヘッドに被せるキャップ位置
と、インクカートリッジ内のインクを印字ヘッドから被
記録媒体上に噴射して印字を行う印字作動域とを有する
記録装置の印字ヘッドの清掃をワイパーにて行う印字ヘ
ッドメンテナンス機構において、印字ヘッドが印字作動
域からキャップ位置へ進入またはキャップ位置から印字
作動域へ脱出するいずれかの場合のみ、ワイパーを印字
ヘッドに接触させ、印字ヘッドの清掃を行うようにして
いる。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の印字ヘッドメンテナンス機構において、インクカ
ートリッジを直線的往復運動により運搬するインクキャ
リッジと、このインクキャリッジにより押されスライド
するスライダーと、このスライダーを摺動自在に保持す
るベースと、このベースに保持される一方、ワイパーを
保持するワイパーホルダーとを備え、スライダーにワイ
パー用カムを設け、そのカムを、直線的往復運動に伴っ
てワイパーホルダーの一部が当接し、直線的往復運動の
一方向への移動時にのみ、ワイパーを印字ヘッドに接触
させるようにしたカムとしている。
【0011】さらに、請求項3記載の発明では、請求項
1記載の印字ヘッドメンテナンス機構において、印字ヘ
ッドをインクカートリッジと一体に設け、このインクカ
ートリッジを直線的往復運動により運搬するインクキャ
リッジと、このインクキャリッジにより押されスライド
するスライダーと、このスライダーを摺動自在に保持す
るベースと、このベースに摺動可能に支持される一方、
キャップを保持するキャップホルダーと、ベースに摺動
可能に支持される一方、ワイパーを保持するワイパーホ
ルダーとを備え、スライダーにキャップ用カムと、ワイ
パー用カムとを設け、キャップホルダーとワイパーホル
ダーとがスライダーの直線的往復運動に伴って各カムに
案内され、直線的往復運動の折り返し位置でキャップを
印字ヘッドに被せ、直線的往復運動の一方向への移動キ
ャリッジ時にのみワイパーを印字ヘッドに接触させてい
る。
【0012】加えて、請求項4記載の発明では、請求項
2又は3記載の印字ヘッドメンテナンス機構において、
インクキャリッジが直線的往復運動を行う際、一方向へ
の移動時にはワイパーホルダーの一部がワイパー用カム
の下側を通過し、ワイパーと印字ヘッドは非接触とな
り、他方向への移動時にはワイパーホルダーの一部がワ
イパー用のカムの上側を通過し、ワイパーが印字ヘッド
に接触して清掃を行うように、ワイパー用カムの形状を
形成している。
【0013】本発明の印字ヘッドメンテナンス機構で
は、印字ヘッドが印字作動域からキャップ位置へ進入ま
たはキャップ位置から印字作動域に脱出するいずれか一
方の場合のみ、ワイパーが印字ヘッドに接触するように
構成される。このため、印字ヘッドとワイパーとの接触
回数が減り、ワイパーは変形しにくくなる。しかも、両
方向に折り曲げられることがなくなり、ワイパーの弾性
劣化が少なくなる。このため、ワイパーの寿命を長くで
き、ワイパーの機能を長く維持することができる。加え
て、印字ヘッドの拭きすぎによる目づまりもなくなり、
印字ヘッドの品質を長く維持できる。
【0014】また、キャップ位置への進入または脱出の
いずれかは一方の場合のみ、ワイパーを印字ヘッドに接
触させるに当たり、ワイパー用カム等を適宜配設してい
る。すなわち、インクカートリッジを運搬するインクキ
ャリッジが、印字終了後、印字作動域からキャップ位置
の方にモータの駆動を受けて移動してくる。すると、こ
のインクキャリッジによってスライダーが押圧されベー
スに対して摺動する。
【0015】このベースにはキャップを保持するキャッ
プホルダーと、ワイパーを保持するワイパーホルダーと
が、スライダーの摺動方向に対し垂直方向に摺動自在に
保持されている。一方、スライダーにはキャップホルダ
ーを案内するキャップ用カムと、ワイパーホルダーを案
内するワイパー用カムとが設けられているので、スライ
ダーの摺動例えば、直線的往復運動に伴い、キャップホ
ルダーとワイパーホルダーが共にスライダーの摺動方向
に対し垂直方向に摺動する。これにより、キャップは印
字ヘッドを覆うこととなり、ワイパーは印字ヘッドに接
触することとなる。
【0016】この動作の際、インクキャリッジの直線的
往復運動のいずれか一方向の移動時のみ、例えば、イン
クキャリッジがキャップ位置から脱出する時のみワイパ
ーが印字ヘッドに接触するようにする。このようにする
と、印字ヘッドがキャップ位置に進入しかつ脱出する度
に必ず1回、印字ヘッドが清掃される。しかも、この動
きと連動させてキャップを印字ヘッドに被せるようにす
ると、キャップ位置で必ずキャップが印字ヘッドを覆う
ようになり、印字ヘッドの乾きが確実に防止される。
【0017】また、このワイパーの動作を行わせるに際
し、いずれか一方向の移動時はワイパー用カムの下側通
路を、他方向の移動時はワイパー用カムの上側通路をワ
イパーホルダーの一部が移動するようにしたカムにする
と、簡単な構成で確実に上述した他方向の移動時のみ印
字ヘッドの清掃を行うようにできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図15に基づき説明する。
【0019】 図1は、本発明の実施の形態による印
字ヘッドメンテナンス機構を備えたインクジェットプリ
ンタ装置の斜視図である。このインクジェットプリンタ
装置1は、直線的往復移動可能に設けられたインクキャ
リッジ2を備えている。そして、このインクキャリッジ
2は、記録媒体である印刷用紙3上にインクを噴射して
印刷を行う印字ヘッド4aを備えるインクカートリッジ
4を保持し、運搬するものである。このインクキャリッ
ジ2は、図示しないシャーシ側板間に取り付けられたガ
イドシャフト5およびガイドプレート(図示なし)によ
って直線往復移動可能に保持され、印字時に歯付き駆動
ベルト6により直線的往復駆動される。この歯付き駆動
ベルト6は、インクキャリッジ2の直線的往復移動の駆
動源として設けられたモーター7の回転駆動をインクキ
ャリッジ2に伝えるものである。
【0020】なお、印刷用紙3の搬送機構として、図示
しないモーターによって回転駆動され印刷用紙3を搬送
するプラテンローラー(図示省略)、プラテンローラー
上に接離自在に設けられ、プラテンローラーとの間に印
刷用紙3を挟んで印刷用紙3の搬送を補助する従動のテ
ンションローラー(図示省略)、図示しないモーターに
よって回転駆動されることにより印刷用紙3を排紙する
排紙ローラー(図示省略)、および排紙ローラー上に接
離自在に設けられ、排紙ローラーとの間に印刷用紙3を
挟んで、印刷用紙3の排紙を補助する従動の排紙テンシ
ョンローラー(図示省略)が設けられている。これらの
プラテンローラー、テンションローラー、排紙ローラー
および排紙テンションローラーは、シャーシ側板間に掛
け渡され、回転自在に支持されている。
【0021】この印字ヘッドメンテナンス機構は、イン
クキャリッジ2によって押される先端部8aを有するス
ライダー8と、このスライダー8を摺動自在に保持する
固定部材となるベース9と、このベース9に摺動可能に
支持される一方、キャップ10を保持するキャップホル
ダー11と、ベース9に摺動可能に支持される一方、ワ
イパー12を保持するワイパーホルダー13とを備えて
いる。
【0022】そして、この印字ヘッドメンテナンス機構
の詳細構造を図2から図9に基づき説明する。なお、説
明に当たっては、理解しやすいように各部品単体から順
に説明する。ワイパー12は、ゴム等の弾性部材からな
り、図2に示すように、その先端が幅広となっており、
樹脂製のワイパーホルダー13に保持されている。この
ワイパーホルダー13の側面には、2組のボス部13
a,13a,13b,13bが設けられ、下部には板バ
ネ部13cが設けられている。そして、キャップ10
は、ゴム等の弾性部材からなり、図3に示すように箱状
となっている。そして、キャップ10は、樹脂製の円柱
状の第1のキャップホルダー14に固着され、キャップ
スプリング16により樹脂製の第2のキャップホルダー
15に対し垂直方向に移動可能とされている。また、こ
の第2のキャップホルダー15には、2組のボス部15
a,15a,15b,15bが設けられている。なお、
第1および第2のキャップホルダーによって、キャップ
ホルダー11を構成している。
【0023】このように構成されるワイパーホルダー1
3とキャップホルダー11とは、図4から図9に示すよ
うに、ベース9に対し垂直方向摺動自在に保持される。
すなわち、ワイパーホルダー13は、図5および図8に
示すように、そのボス部13a,13a,13b,13
bがベース9の両側面の切り欠き長孔9a,9aに入
り、かつボス部13b,13bの先端は、その長孔9
a,9aを突き抜け、スライダー8のワイパー用カム8
cが配置されるカム部8bに係合している。
【0024】一方、キャップホルダー11は、図5およ
び図9に示すように、そのボス部15a,15aがベー
ス9の両側面に設けた第1カム溝9b,9bに入り、そ
のボス部15b,15bがベース9の両側面に設けた第
2カム溝9c,9cに入っている。このボス部15b,
15bの先端はさらに、その第2のカム溝9c,9cを
突き抜け、スライダー8のキャップ用カム8dに係合し
ている。
【0025】スライダー8には、上述のように、インク
キャリッジ2によって押される先端部8aと、ワイパー
用カム8cが配置されるカム部8bと、キャップ用カム
8dとが設けられている。このスライダー8には、さら
に図6に示すように、ベース9に設けられたねじ付け部
9d,9dに案内される摺動案内長孔8eが設けられて
いる。なお、ワイパー用カム8cは図5に示されるよう
に、右に傾いた平行四辺形となっており、その下側の通
路18と上側の通路19をこのカム8cで分岐させるよ
うな構造となっている。
【0026】固定部材となるベース9には、上述したよ
うに、切り欠き長孔9a,9aと、第1カム溝9b,9
bと、第2カム溝9c,9cと、ねじ付け部9d,9d
とが設けられている。このベース9には、さらに図6に
示すように、ねじ付け部9d,9dに入りスライダー8
の底面部を挟み込むねじ9e,9eと、スライドスプリ
ング17を挿通するスプリング挿通部9fと、ワイパー
ホルダー13の板バネ部13cの円形凸部13dが当接
するバネ当たり部9gとが設けられている。
【0027】次に、このように構成されるインクジェッ
トプリンタ装置1および印字ヘッドメンテナンス機構の
動作を図10から図15に基づいて説明する。なお、こ
の動作の説明に当たって使用する「左、右、上、下」の
語句はこれらの図に基づき、便宜上使用するもので絶対
的なものではない。
【0028】印字ヘッド4aが印刷用紙3の印刷面の全
てについて印字を終えると、印刷用紙3は排紙ローラー
等によってインクジェットプリンタ装置1外へ排出さ
れ、インクキャリッジ2はホームステーションであるキ
ャップ位置への移入動作を開始する。すなわち、印字動
作が終了した後、インクカートリッジ4を載置したイン
クキャリッジ2は、キャップ位置へモーター7を駆動源
とした歯付きベルト7により駆動され直線的運動を行
う。その際、インクキャリッジ2がまだスライダー8の
先端部8aに当たらない状態では、図10(A)に示す
ように、ワイパーホルダー13のボス部13bは、ワイ
パー用カム8cの右側に位置している。その後、インク
キャリッジ2が先端部8aに当たりスライダー8が右側
に押されると、ボス部13bは、ワイパー用カム8cの
右側斜面に当たり、その斜面に沿って下側、すなわち、
通路18側へ移動する。そして、図11(A)に示す状
態となる。このとき、ワイパーホルダー13は下方に動
かされるため、ワイパー12は、印字ヘッド4aから離
れ接触しない状態となっている。なお、ワイパーホルダ
ー13の板バネ部13cはたわみ状態となっていると共
にスライドスプリング17もスライダー8の移動により
圧縮され始めている。
【0029】インクキャリッジ2によりスライダー8が
さらに右側に押されると、図12(A)に示すように、
ボス部13bはワイパー用カム8cを通り過ぎ、下側の
通路18から共通の通路部分にくる。その後、さらにス
ライダー8が右側に押されて、終端位置、すなわちキャ
ップ位置へくると、キャップホルダー11のボス部15
bがベース9の第1カム溝9bおよび第2カム溝9cの
働き並びにキャップ用カム8dに案内されて上方へ移動
する。このため、キャップ10が印字ヘッド4aを覆い
囲むようにインクカートリッジ4に当接する。これによ
り、印字ヘッドの乾きを防止している。この状態を図1
3に示す。なお、このとき、スライドスプリング17
は、最も圧縮されている。また、キャップスプリング1
6も圧縮された状態となっており、キャップ10をイン
クカートリッジ4の面にそのバネ力で押圧するようにな
っている。このため、キャップ10のインクカートリッ
ジ4への当接がしっかり行われ、乾き防止が完全になさ
れる。
【0030】この後、印字動作の命令が来て印紙用紙3
の搬送が開始されると、キャップ位置に待機していたイ
ンクキャリッジ2は、モーター7を駆動源とした歯付き
ベルト6により印字作動域に向かって動き出す。そし
て、図14の状態となる。なお、この状態は図12と同
じ状態であり、板バネ部13cの働きによりワイパーホ
ルダー13は自重により下方へ移動しないようにされて
いる。また、図14の状態となる間に、キャップ10は
インクカートリッジ4から離れ、キャップ状態を終了し
ている。
【0031】さらに、インクキャリッジ2が左側に動く
と、ボス部13bは、ワイパー用カム8cの左側斜面に
当たり、その斜面に沿って上側、すなわち通路側19側
へ移動する。そして、図15に示す状態となる。このと
き、ワイパーホルダー13は、上方に動かされており、
ワイパー12は、印字ヘッド4aと接触できる状態とな
っている。具体的には図15に示すように、ワイパー1
2は、その先端が折れ曲がり、その弾性力で印字ヘッド
4aに強く摺接し、印字ヘッド4aの清掃ができるよう
になっている。
【0032】この後、インクキャリッジ2は、さらに左
側に動き、図10の状態をなった後、印字作動域へ移動
していく。そして、印字ヘッド4aが印字を行う所望の
位置まで移動すると、印字ヘッド4aは、インク粒子を
印刷用紙3の印字面に噴射して、プラテンローラーと排
紙ローラー間の位置において印字を行う。
【0033】以上のような実施の形態では、インクキャ
リッジ2の直線的往復運動において、ホームステーショ
ンであるキャップ位置への進出時には、ワイパー12が
印字ヘッド4aと非接触となり、印字ヘッド4aの清掃
が行われず、キャップ位置からの脱出時のみワイパー1
2が印字ヘッド4aに接触し、印字ヘッド4aの清掃を
行うものとなる。このため、ワイパー12が印字ヘッド
4aに接触する回数が減り、ワイパー12が折り曲げら
れる回数が減るため、ワイパー12を変形しにくくする
ことができ、寿命を延ばすことができる。また、インク
キャリッジ2のキャップ位置への進出時には、ワイパー
ホルダー13のボス部13bがワイパー用カム8cの下
側、すなわち通路18内を移動し、ワイパー12および
ワイパーホルダー13を下方向へ移動させ、インクキャ
リッジ2のキャップ位置からの脱出時には、ボス部13
bがワイパー用カム8cの上側、すなわち通路19内を
移動し、ワイパー12およびワイパーホルダー13を上
方向へ移動させるようにしている。そして、そのような
動作を行わせるようにワイパー用カム8cの形状を形成
しているので、インクキャリッジ2の移動によって、ワ
イパー12が印字ヘッド4aの清掃を行うか否か自動的
に決定される。
【0034】また、以上のような実施の形態では、キャ
ップスプリング16により、インクカートリッジ4の面
に、ゴム等の弾性部材で形成されるキャップ10を押圧
しているので、印字ヘッド4aの乾きを十分防止するこ
とができる。さらに、スライドスプリング17によりス
ライダー8は、自動的に元の位置に復帰するので、スラ
イダー8の動作機構を簡単な構成のものとできる。
【0035】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。例えば、ワイパー用カム8cの形状
を平行四辺形ではなく、他の形状のカム、例えば、楕円
形にし、ボス部13b側のカムとの当接面を平行四辺形
にするようにしても良い。また、インクキャリッジ2と
スライダー8とを一体化させても良い。また、ワイパー
12の印字ヘッド4aへの接触は、実施の形態で示した
カム等の入力機構ではなく、ワイパー専用の駆動モータ
ーを制御することにより動作させるようにしても良い。
その場合、インクカートリッジ4がホームステーション
となるキャップ位置へ来る度に清掃するのではなく、1
回おきまたは数回おきに駆動モーターを動かし、清掃さ
せるようにしても良い。
【0036】また、ワイパーホルダー13の下部には、
ワイパーホルダー13を上下動自在に支持する弾性部材
として板バネ部13cが取り付けられているが、これは
板バネ部13cに限定されるものではなく、ワイパーホ
ルダー13をワイパー用カム8cによって移動させられ
た位置に支持することができる弾性部材であれば、他の
部材によるものであっても差し支えない。例えば、図1
6のように、ワイパーホルダー13の弾性腕部20,2
0の外方突起21,21をベース9に押圧するようなコ
イルスプリング23を両腕部20,20の内方突起2
2,22に挿入するようにしても良い。このようにする
と、ワイパーホルダー13の設置方向性がなくなり、一
層好ましいものとなる。また、ワイパー12による印字
ヘッド4aの清掃は、インクキャリッジ2のキャップ位
置からの脱出時に行われるものに限られず、キャップ位
置への進入時に行われるものとしても良い。この場合に
は、ワイパー用カム8cのコーナーの構成を図5におい
て上下逆なものとすれば良い。
【0037】また、キャップ10やワイパー12として
は、ゴムの他に樹脂等の弾性部材を利用することができ
る。さらに、インクカートリッジ4と印字ヘッド4aが
別体のものにも適用できる。また、インクキャリッジ2
の運動としては、直線的往復運動が最も好ましいが、印
字作動域以外の部分は必ずしも直線的運動をする必要は
なく、例えば、円弧的運動としても良い。さらに、ワイ
パー12とワイパーホルダー13とを同一部材で一体化
したり、キャップ10とキャップホルダー11とを同一
部材で一体化したりしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の印
字ヘッドメンテナンス機構では、ワイパーと印字ヘッド
との接触回数が減り、ワイパーは変形しにくくなる。し
かも、ワイパーは両方向に折り曲げられることがなくな
り、弾性劣化が少なくなる。このため、ワイパーの寿命
を長くでき、ワイパーの機能を長く維持することができ
る。加えて、印字ヘッドの拭きすぎによる目づまりもな
くなり、印字ヘッドの品質を長く維持できる。
【0039】また、請求項2記載の発明では、インクキ
ャリッジの直線的往復運動のいずれか一方向の移動時の
み、メカニカル的にワイパーが印字ヘッドに接触するの
で、印字ヘッドがキャップ位置にくる度に確実に印字ヘ
ッドの清掃が行われる。
【0040】また、請求項3記載の発明では、ワイパー
を印字ヘッドに接触させる動作とキャップを印字ヘッド
に被せる動作をメカニカル的に一連の動作として行わせ
ているので、印字ヘッドがキャップ位置にくる度に確実
に印字ヘッドの清掃と印字ヘッドの乾き防止が行われ
る。
【0041】加えて、請求項4記載の発明では、ワイパ
ー用カムの上側通路と下側通路を利用して、ワイパーの
印字ヘッドへの接触、非接触を制御しているので、ワイ
パー用カムとワイパーホルダーとの当接により、自動的
に印字ヘッドの清掃を行うか否かが決められる。このた
め、ワイパーの動作機構を小型化かつ簡略化でき、この
印字ヘッドメンテナンス機構を採用したインクジェット
プリンタ装置等を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印字ヘッドメンテナンス機構を備えた
インクジェットプリンタ装置の要部斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタ装置に使用され
るワイパーおよびワイパーホルダーの斜視図である。
【図3】図1のインクジェットプリンタ装置に使用され
るキャップおよびキャップホルダーの斜視図である。
【図4】図1のインクジェットプリンタ装置に使用され
る印字ヘッドメンテナンス機構を示す平面図である。
【図5】図4の印字ヘッドメンテナンス機構の正面図で
ある。
【図6】図4のVI−VI断面図である。
【図7】図4の印字ヘッドメンテナンス機構の右側面図
である。
【図8】図4のVIII−VIII断面図である。
【図9】図4のIX−IX断面図である。
【図10】図4の印字メンテナンス機構の動作を説明す
る図で、インクキャリッジが印字作動域からキャップ位
置へ移動する前の図であり、(A)はその要部正面図、
(B)は要部断面図である。
【図11】図4の印字メンテナンス機構の動作を説明す
る図で、インクキャリッジが移動を開始しスライダーを
押し始め、ボス部がワイパー用カムの下側の通路にいる
状態の図であり、(A)はその要部正面図、(B)は要
部断面図である。
【図12】図4の印字メンテナンス機構の動作を説明す
る図で、ボス部がワイパー用カムの下側の通路を通り過
ぎた状態の図であり、(A)はその要部正面図、(B)
は要部断面図である。
【図13】図4の印字メンテナンス機構の動作を説明す
る図で、インクキャリッジがキャップ位置にきたときの
図であり、(A)はその要部正面図、(B)は要部断面
図である。
【図14】図4の印字メンテナンス機構の動作を説明す
る図で、インクキャリッジがキャップ位置から印字作動
域へ動き始めた状態の図であり、(A)はその要部正面
図、(B)は要部断面図である。
【図15】図4の印字メンテナンス機構の動作を説明す
る図で、ボス部がワイパー用カムの上側の通路にきてワ
イパーが印字ヘッドを清掃する体制となっている状態を
示す図であり、(A)はその要部正面図、(B)は要部
断面図である。
【図16】ワイパーホルダーの位置保持のための機構の
他の例を示す要部斜視図である。
【図17】従来の印字ヘッドメンテナンス機構における
ワイパーの動作を示す図である。
【符号の説明】 1 インクジェットプリンタ装置 2 インクキャリッジ 4 インクカートリッジ 8 スライダー 9 ベース 10 キャップ 11 キャップホルダー 12 ワイパー 13 ワイパーホルダー 14 第1のキャップホルダー 15 第2のキャップホルダー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドの乾きを防止するためキャッ
    プを該印字ヘッドに被せるキャップ位置と、インクカー
    トリッジ内のインクを上記印字ヘッドから被記録媒体上
    に噴射して印字を行う印字作動域とを有する記録装置の
    上記印字ヘッドの清掃をワイパーにて行う印字ヘッドメ
    ンテナンス機構において、 上記印字ヘッドが上記印字作動域から上記キャップ位置
    へ進入または上記キャップ位置から上記印字作動域へ脱
    出するいずれかの場合のみ、上記ワイパーを上記印字ヘ
    ッドに接触させ、上記印字ヘッドの清掃を行うように構
    成したことを特徴とする印字ヘッドメンテナンス機構。
  2. 【請求項2】 前記インクカートリッジを直線的往復運
    動により運搬するインクキャリッジと、このインクキャ
    リッジにより押されスライドするスライダーと、このス
    ライダーを摺動自在に保持するベースと、このベースに
    保持される一方、前記ワイパーを保持するワイパーホル
    ダーとを備え、上記スライダーにワイパー用カムを設
    け、そのカムを、上記直線的往復運動に伴って上記ワイ
    パーホルダーの一部が当接し、上記直線的往復運動の一
    方向への移動時にのみ、上記ワイパーを上記印字ヘッド
    に接触させるようにしたカムとしたことを特徴とする請
    求項1記載の印字ヘッドメンテナンス機構。
  3. 【請求項3】 前記印字ヘッドを前記インクカートリッ
    ジと一体に設け、このインクカートリッジを直線的往復
    運動により運搬するインクキャリッジと、このインクキ
    ャリッジにより押されスライドするスライダーと、この
    スライダーを摺動自在に保持するベースと、このベース
    に摺動可能に支持される一方、前記キャップを保持する
    キャップホルダーと、上記ベースに摺動可能に支持され
    る一方、前記ワイパーを保持するワイパーホルダーとを
    備え、上記スライダーにキャップ用カムとワイパー用カ
    ムとを設け、上記キャップホルダーと上記ワイパーホル
    ダーとが上記スライダーの直線的往復運動に伴って上記
    各カムに案内され、上記直線的往復運動の折り返し位置
    で上記キャップを上記印字ヘッドに被せ、上記直線的往
    復運動の一方向への移動時にのみ上記ワイパーを上記印
    字ヘッドに接触させたことを特徴とする請求項1記載の
    印字ヘッドメンテナンス機構。
  4. 【請求項4】 前記インクキャリッジが直線的往復運動
    を行う際、一方向への移動時には前記ワイパーホルダー
    の一部が前記ワイパー用カムの下側を通過し、前記ワイ
    パーと前記印字ヘッドは非接触となり、他方向への移動
    時には前記ワイパーホルダーの一部が前記ワイパー用の
    カムの上側を通過し、前記ワイパーが前記印字ヘッドに
    接触して清掃を行うように、前記ワイパー用カムの形状
    を形成したことを特徴とする請求項2又は3記載の印字
    ヘッドメンテナンス機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012106442A (ja) * 2010-11-18 2012-06-07 Seiko Epson Corp 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法
US9156267B2 (en) 2013-10-31 2015-10-13 Kyocera Document Solutions Inc. Inkjet recording apparatus
JP2019188786A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェット印刷装置
JP2021526468A (ja) * 2018-06-04 2021-10-07 メファム ベー フェー 使い捨てプリンタカートリッジのための拡張モジュールおよびプリンタ

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