JPH09150385A - タレットハンド装置 - Google Patents

タレットハンド装置

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JPH09150385A
JPH09150385A JP30713695A JP30713695A JPH09150385A JP H09150385 A JPH09150385 A JP H09150385A JP 30713695 A JP30713695 A JP 30713695A JP 30713695 A JP30713695 A JP 30713695A JP H09150385 A JPH09150385 A JP H09150385A
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JP
Japan
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turret
hand device
rotary spindle
rotary
turret body
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JP30713695A
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Takashi Obara
隆 小原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 把持具の交換、修理作業の作業性が悪い。 【解決手段】 ロボット本体1にこのタレットハンド装
置2を取付ける取付け部材3と、取付け部材3に回転自
在に支持した回転主軸4と、取付け部材3に固定され、
回転主軸4を回転駆動する駆動モータ5と、回転主軸4
の一端部側に着脱可能に装着したタレット本体6とを備
え、このタレット本体6の四方に複数の把持具7〜10
を装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タレットハンド装
置に関し、特にロボット本体に取付けられ、複数の把持
具を有するタレット本体を回転することで作業に必要な
把持具が選択されるタレットハンド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットを用いて自動組付け作業を行う
場合に、種々のワーク形状に対応するために複数の把持
具を有するタレット本体を回転することで作業に必要な
把持具が選択されるタレットハンド装置が用いられる。
【0003】従来のタレットハンド装置としては、例え
ば実開昭61−166791号公報に記載されているよ
うに、ハンド部本体にタレット本体であるハンドフレー
ムを回転可能に装着し、このハンドフレームに複数の把
持具を装着して、各把持具を回転駆動するロータリアク
チュエータを設けると共に、ハンドフレームの軸にこの
ハンドフレームを回転する反転用ロータリアクチュエー
タを直接連結して、ハンドフレームを回転させることで
使用する把持具を選択するようにしたものがある。
【0004】また、特公昭証63−5232号公報に記
載されているように、ロボットアーム先端の支持軸で回
転自在に支持されているフレームに固定軸を設け、この
固定軸に対してタレット本体となる回転体を回転可能に
配置して、固定軸と回転体との間に回転体を回転させる
ロータリアクチュエータ及びセレーションギヤを設け、
回転体に複数の把持具をビス止めで取付け、ロータリア
クチュエータを駆動することでセレーションギヤを介し
て回転体が固定軸に対して回転することで使用する把持
具を選択できるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のタレットハンド装置にあっては、複数の把持具
を有するタレット本体の軸をロータリアクチュエータに
直接連結したり、或いは固定軸との間にロータリアクチ
ュエータ及びセッレーションギヤを介して回転体を回転
可能に配置するようにしているので、組立作業中に把持
具の破損等が生じたとき、予備の把持具と交換したり、
把持具を修理したりするために、タレット本体を一体的
に取外すことができず、個々の把持具毎に取外し、取付
けを行わなければならなくなり、把持具の交換、修理作
業の作業性が悪いという課題がある。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、把持具の交換、修理等の作業性を向上し、ダウン
タイムを向上したタレットハンド装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のタレットハンド装置は、ロボット本体に
取付けられ、複数の把持具を有するタレット本体を回転
することで作業に必要な前記把持具が選択されるタレッ
トハンド装置において、このタレットハンド装置を前記
ロボット本体に取付ける取付け部材と、この取付け部材
に回転自在に支持した回転主軸と、前記取付け部材に固
定され、前記回転主軸を回転駆動する駆動手段と、前記
回転主軸に着脱可能に装着した前記タレット本体とを備
えた。
【0008】請求項2のタレットハンド装置は、上記請
求項1のタレットハンド装置において、前記回転主軸と
タレット本体とのはめ合い部をテーパ形状に形成した構
成とした。
【0009】請求項3のタレットハンド装置は、上記請
求項1又は2のタレットハンド装置において、前記回転
主軸及びタレット本体のいずれか一方に位置決めピンを
設け、他方にこの位置決めピンが係合するはめ合い穴を
設けた構成とした。
【0010】請求項4のタレットハンド装置は、上記請
求項1乃至3のいずれかのタレットハンド装置におい
て、前記回転主軸及びタレット本体を中空構造に形成
し、これらの回転主軸及びタレット本体の内部に、装着
時に互いに接触して導通する導通部材を有するコネクタ
部材をそれぞれ設けた構成とした。
【0011】請求項5のタレットハンド装置は、上記請
求項1乃至4のいずれかのタレットハンド装置におい
て、前記回転主軸及びタレット本体のいずれか一方に凹
部を、他方にこの凹部に嵌合する凸部を形成して、この
凸部の外周部にシール部材を装着し、更に前記凹部及び
凸部内にそれぞれ流路を形成した構成とした。
【0012】請求項6のタレットハンド装置は、上記請
求項1のタレットハンド装置において、前記回転主軸と
前記タレット本体とを作動流体によって脱着する脱着機
構を備えた構成とした。
【0013】請求項7のタレットハンド装置は、上記請
求項6のタレットハンド装置において、前記脱着機構を
構成しているピストン部材が前記回転主軸側とタレット
本体との電気配線を継切するコネクタ部材を備えている
構成とした。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明の第1実施例に
係るタレットハンド装置の側面図、図2は同装置の正面
図、図3は図1の要部拡大断面図である。
【0015】ロボット本体1の先端にはタレットハンド
装置2が装着されている。このタレットハンド装置2
は、ロボット本体1にこのタレットハンド装置2を取付
ける取付け部材3と、この取付け部材3に回転自在に支
持した回転主軸4と、取付け部材3に固定され、回転主
軸4を回転駆動する駆動手段である駆動モータ5と、回
転主軸4の一端部側に着脱可能に装着したタレット本体
6とを備え、このタレット本体6の四方に複数の把持具
7〜10を装着してタレットハンド11を構成してい
る。
【0016】そして、駆動モータ5の回転部にカップリ
ング12を介して軸受13によって支持したピニオンギ
ヤ14を連結し、このピニオンギヤ14を回転主軸4の
他端部側に固着したギヤ15に噛み合わせて、駆動モー
タ5の駆動力を回転主軸4に伝達するようにしている。
【0017】このタレットハンド装置2においては、駆
動モータ5によって回転主軸4を回転させてタレットハ
ンド11のタレット本体6を回転することによって、作
業に応じてタレット本体6に装着された複数の把持具7
〜8のいずれかを選択することができる。
【0018】そこで、回転主軸4とタレット本体6との
間の着脱部について図3を参照して説明する。まず、回
転主軸4は中空状に形成して軸受21にて取付け部材3
に回転自在に支持している。そして、この回転主軸4に
はタレット本体6を装着するはめ合い部22を一体的に
形成して、このはめ合い部22の外周側をテーパ形状に
形成し、更にはめ合い部22の先端部にはタレット本体
6の中空部6aを通って外部に出る外周面にねじを刻設
したねじ部23を一体的に形成し、このねじ部23に止
めねじ24を螺着することでタレット本体6を固定でき
るようにしている。一方、タレット本体6も中空状に形
成し、回転主軸4のはめ合い部22に装着するテーパ形
状のはめ合い部25を形成している。
【0019】また、回転主軸4のタレット本体6側端面
には位置決めピン27を設け、タレット本体6側にはこ
の位置決めピン27が係合するはめ合い穴28を形成し
て、回転主軸4とタレット本体6との回転位置合せが可
能な構造にしている。
【0020】さらに、回転主軸4の中空部4a内部に
は、はめ合い部22内周面にコネクタ部材30を嵌着し
て、このコネクタ部材30には同心状に複数の導通部材
であるピン部材31を取付け、一方タレット本体6には
回転主軸4への装着時に回転主軸4内に臨む保持部32
aを有する保持部材32を取付け、この保持部材32の
保持部32a内周面にコネクタ部材33を嵌着して、こ
のコネクタ部材33に装着時に前記複数のピン部材31
に接触する複数の導通部材であるピン部材34を同心状
に取付けている。
【0021】そして、回転主軸4側のコネクタ部材30
のピン部材31にはロボット本体1側からの配線35を
接続し、タレット本体6側のコネクタ部材33のピン部
材34には把持具7〜10側の配線36を接続してい
る。ここで、回転主軸4内には図4に示すようなガイド
円筒部材37を装着し、このガイド円筒部材37の外周
面に回転主軸4の軸方向にガイド溝38を形成して、こ
のガイド溝38に前記ロボット本体1側の配線35を通
すことにより、断線時の保守性を向上している。
【0022】また、回転主軸4のタレット本体6側端面
には位置決めピン27と異なる部分に凹部である連通穴
41を形成し、この回転主軸4のギヤ15側端部からこ
の連通穴41に連通する流路42を形成する一方、タレ
ット本体6側には連通穴41に嵌合する外周にシール部
材であるO−リング43を嵌装した凸部であるピン部4
4を形成し、このタレット本体6の把持具7〜10取付
け面端部からピン部44の内部を介して連通穴41に連
通可能な流路45を形成している。
【0023】以上のように構成したタレットハンド装置
2において、作業中等に把持具7〜10の破損、寿命に
よる劣化等によって交換、修理が必要になったときに
は、止めねじ24を緩めて取外すことで、タレット本体
6を回転主軸4から抜き出すことができるので、把持具
7〜10をタレット本体6ごと回転主軸4から取外す。
【0024】そして、把持具7〜10について必要な修
理、或いは交換を行った後、タレット本体6のはめ合い
部25を回転主軸4のはめ合い部22にはめ込む。この
とき、回転主軸4の位置決めピン17がタレット本体6
のはめ合い穴28に係合するようにタレット本体6を回
転させて位置決めを行う。そして、はめ合い完了後、止
めねじ24を回転主軸4のねじ部23に螺着してタレッ
ト本体6を回転主軸4に固定する。
【0025】これによって、回転主軸4のコネクタ部材
30に設けたピン部材31とタレット本体6のコネクタ
部材33に設けたピン部材34とが接触してロボット本
体1側とハンド側との配線35,36が接続される。ま
た、タレット本体6のピン部44が回転主軸4の連通穴
41内に嵌合して、回転主軸4の流路42とタレット本
体6の流路45とが連通状態になり、外部からの作動流
体を把持具7〜10に供給することができるようにな
る。
【0026】このように、このタレットハンド装置2に
おいては、回転主軸4に複数の把持具7〜10を有する
タレット本体6を着脱可能に装着したので、把持具の交
換等の作業が必要になった場合には、タレット本体6ご
と回転主軸4から取外して作業を行うことができて、把
持具の交換、修理等の作業性が向上し、ダウンタイム向
上を図ることができる。
【0027】そして、この場合、回転主軸4とタレット
本体6とのはめ合い部22,25をテーパ形状に形成す
ることによって、タレット本体6を取外して再度装着す
るしたときの同軸、並進位置の再現性を向上でき、一層
のダウンタイムの向上を図ることができる。
【0028】また、回転主軸4及びタレット本体6のい
ずれか一方に位置決めピン17を設け、他方にこの位置
決めピン17が係合するはめ合い穴18を設けることに
よって、タレット本体6を取外して再度装着するしたと
きの回転位置の再現性を向上でき、一層のダウンタイム
の向上を図ることができる。
【0029】さらに、回転主軸4及びタレット本体6を
中空構造に形成すると共に、これらの回転主軸4及びタ
レット本体6の内部には、装着時に互いに接触して導通
状態になる複数の導通部材であるピン部材31,34を
配置したコネクタ部材30,33をそれぞれ設けること
によって、外部から把持具への電気配線をワンタッチで
継切することができるようになり、修理時の作業性を向
上でき、保守性の向上を図れる。
【0030】さらにまた、回転主軸4及びタレット本体
6のいずれか一方に凹部である連通穴41を、他方にこ
の連通穴41に嵌合する外周部にシール部材を設けた凸
部であるピン部44を設け、連通穴41及びピン部44
内部にそれぞれ流路42,45を形成することによっ
て、把持具への作動流体の供給路をワンタッチで継切す
ることができるようになり、修理時の作業性を向上で
き、保守性の向上を図れる。
【0031】次に、本発明の第2実施例について図5を
参照して説明する。この実施例は回転主軸4に対してタ
レット本体6を作動流体によって脱着する脱着機構50
を備えたものである。この脱着機構50は、回転主軸4
とこの回転主軸4の端部に嵌着した蓋部材51によっ
て、回転主軸4内にシリンダ室52を形成し、回転主軸
4及び蓋部材51内に中空のピストン部材53を摺動自
在に嵌挿し、このピストン部材53の外周面にシリンダ
室52内周面に摺接するピストン部54を形成して、シ
リンダ室52に2つの油室55、56を画成している。
【0032】ピストン部材53の外周面には蓋部材51
内周面との間をシールするO−リング57、回転主軸4
内周面との間をシールするO−リング58、シリンダ室
52内周面との間をシールするO−リング59をそれぞ
れ嵌装している。また、蓋部材51及び回転主軸4には
シリンダ室52の油室55,56にそれぞれ作動流体を
供給する流路61,62を形成している。
【0033】そして、回転主軸4のはめ合い部22に複
数の鋼球63を嵌め合い部22周面に対して突出及び後
退可能に保持すると共に、ピストン部材53の先端部側
にこれらの鋼球63に当接するテーパ部64を形成し
て、ピストン部材53が進退することでこれらの鋼球6
3が回転主軸4のはめ合い部22外周面から突出及び後
退できるようにしている。一方、タレット本体6には鋼
球63が係合可能な凹部6bを形成している。なお、こ
の実施例では回転主軸4には第1実施例のねじ部23を
設けていない。
【0034】また、ピストン部材53の先端部にはコネ
クタ部材30を取付け、第1実施例のガイド円筒部材3
7はピストン部材53の内周面に嵌装している。
【0035】このように構成したので、図示の回転主軸
4にタレット本体6を装着した状態において、流路62
に作動流体を供給してシリンダ室52の油室56に作動
圧を加えることによって、ピストン部材53が図で左方
向に後退するので、ピストン部材53のテーパ部64に
当接している回転主軸4の鋼球63が内部に落ち込み、
タレット本体6の凹部6bから離脱するので、タレット
本体6を回転主軸4のはめ合い部22から取外すことが
できる。それによって、タレット本体6の把持具の交
換、修理等を行うことができる。
【0036】そして、タレット本体6の把持具の交換、
修理等が完了した後タレット本体6を回転主軸4のはめ
合い部22に位置決めピン17とはめ合い穴18を対応
させてはめ込んだ後、蓋部材51の流路61に作動流体
を供給してシリンダ室52の油室55に作動圧を加える
ことによって、ピストン部材53が図で右方向に進出す
るので、ピストン部材53のテーパ部64が回転主軸4
の鋼球61を押出して、鋼球61がタレット本体6の凹
部6bに係合し、タレット本体6が回転主軸4に固定さ
れる。
【0037】また、このときピストン部材53の先端部
に設けたコネクタ部材30のピン部材31がタレット本
体6のコネクタ33のピン部材34と接触して配線3
5,36が接続される。
【0038】このように、回転主軸4とタレット本体6
とを作動流体によって脱着する脱着機構50を備えるこ
とによって、タレット本体の脱着を容易にかつ迅速に行
うことができるようになり、段取り変更等に迅速に対応
することができて、ダウンタイムの向上を図ることがで
きると共に、保守性、作業性の向上を図ることができ
る。また、脱着機構50を構成しているピストン部材5
3が回転主軸4側とタレット本体6との電気配線を継切
するコネクタ部材30を備えることによって、小型化を
図ることができる。
【0039】なお、上記各実施例においては、タレット
本体6の形状として、図6(b)に示すような4本ハン
ド用のもので説明したが、同図(a)に示すような3本
ハンド用のもの、或いは同図(c)に示すような6本ハ
ンド用のものの他その他の形状のものを用いることがで
きる。そして、上述したようにタレット本体6全体を回
転主軸4に着脱できるので、タレット本体の形状を変更
することが容易になり、ハンドの設計自由度、タレット
搭載本数の自由度が向上し、必要に応じてハンド数の異
なるタレット本体に交換することも容易に行うことがで
きる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のタレッ
トハンド装置によれば、回転主軸に複数の把持具を有す
るタレット本体を着脱可能に装着したので、タレット本
体ごと回転主軸から取外して把持具の交換、修理等の作
業を行うことができ、把持具の交換、修理等の作業性が
向上し、ダウンタイム向上を図ることができる。
【0041】請求項2のタレットハンド装置によれば、
上記請求項1のタレットハンド装置において、回転主軸
とタレット本体とのはめ合い部をテーパ形状に形成した
ので、タレット本体の脱着の際の同軸、並進位置の再現
性を向上でき、一層のダウンタイムの向上を図ることが
できる。
【0042】請求項3のタレットハンド装置によれば、
上記請求項1又は2のタレットハンド装置において、回
転主軸及びタレット本体のいずれか一方に位置決めピン
を設け、他方にこの位置決めピンが係合するはめ合い穴
を設けたので、タレット本体の脱着の際の回転位置の再
現性を向上でき、一層のダウンタイムの向上を図ること
ができる。
【0043】請求項4のタレットハンド装置によれば、
上記請求項1乃至3のいずれかのタレットハンド装置に
おいて、回転主軸及びタレット本体を中空構造に形成し
て、これらの回転主軸及びタレット本体の内部に、装着
時に互いに接触して導通する導通部材を有するコネクタ
部材をそれぞれ設けたので、外部から把持具への電気配
線をワンタッチで継切することができるようになり、修
理時の作業性を向上でき、保守性の向上を図れる。
【0044】請求項5のタレットハンド装置によれば、
上記請求項1乃至4のいずれかのタレットハンド装置に
おいて、回転主軸及びタレット本体のいずれか一方に凹
部を、他方にこの凹部に嵌合する凸部を形成して、この
凸部の外周部にシール部材を装着し、更に凹部及び凸部
内にそれぞれ流路を形成したので、把持具への作動流体
の供給路をワンタッチで継切することができるようにな
り、修理時の作業性を向上でき、保守性の向上を図れ
る。
【0045】請求項6のタレットハンド装置によれば、
上記請求項1のタレットハンド装置において、回転主軸
とタレット本体とを作動流体によって脱着する脱着機構
を備えたので、タレット本体の脱着を容易にかつ迅速に
行うことができるようになり、段取り変更等に迅速に対
応することができて、ダウンタイムの向上を図ることが
できると共に、保守性、作業性の向上を図ることができ
る。
【0046】請求項7のタレットハンド装置によれば、
上記請求項6のタレットハンド装置において、脱着機構
を構成しているピストン部材が回転主軸側とタレット本
体との電気配線を継切するコネクタ部材を備えている構
成としたので、小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るタレットハンド装置
の側面図
【図2】同装置の正面図
【図3】図1の要部拡大断面図
【図4】図3のガイド円筒部材の斜視図
【図5】本発明の第2実施例を示す要部拡大断面図
【図6】タレット本体の異なる形状を示す斜視図
【符号の説明】
1…ロボット本体、2…タレットハンド装置、3…取付
け部材、4…回転主軸、5…駆動モータ、6…タレット
本体、7〜10…把持具、22,25…はめ合い部、2
7…位置決めピン、28…はめ合い穴、30,33…コ
ネクタ部材、31,34…ピン部材、41…連通穴、4
4…ピン部、42,45…流路、50…脱着機構、53
…ピストン部材、63…鋼球。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボット本体に取付けられ、複数の把持
    具を有するタレット本体を回転することで作業に必要な
    前記把持具が選択されるタレットハンド装置において、
    このタレットハンド装置を前記ロボット本体に取付ける
    取付け部材と、この取付け部材に回転自在に支持した回
    転主軸と、前記取付け部材に固定され、前記回転主軸を
    回転駆動する駆動手段と、前記回転主軸に着脱可能に装
    着した前記タレット本体とを備えたことを特徴とするタ
    レットハンド装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタレットハンド装置に
    おいて、前記回転主軸とタレット本体とのはめ合い部を
    テーパ形状に形成したことを特徴とするタレットハンド
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のタレットハンド
    装置において、前記回転主軸及びタレット本体のいずれ
    か一方に位置決めピンを設け、他方にこの位置決めピン
    が係合するはめ合い穴を設けたことを特徴するタレット
    ハンド装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のタレ
    ットハンド装置において、前記回転主軸及びタレット本
    体を中空構造に形成し、これらの回転主軸及びタレット
    本体の内部に、装着時に互いに接触して導通する導通部
    材を有するコネクタ部材をそれぞれ設けたことを特徴と
    するタレットハンド装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のタレ
    ットハンド装置において、前記回転主軸及びタレット本
    体のいずれか一方に凹部を、他方にこの凹部に嵌合する
    凸部を形成して、この凸部の外周部にシール部材を装着
    し、更に前記凹部及び凸部内にそれぞれ流路を形成した
    ことを特徴とするタレットハンド装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のタレットハンド装置に
    おいて、前記回転主軸と前記タレット本体とを作動流体
    によって脱着する脱着機構を備えたことを特徴とするタ
    レットハンド装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のタレットハンド装置に
    おいて、前記脱着機構を構成しているピストン部材が前
    記回転主軸側とタレット本体との電気配線を継切するコ
    ネクタ部材を備えていることを特徴とするタレットハン
    ド装置。
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CN114633276A (zh) * 2022-05-10 2022-06-17 淮阴工学院 一种用于材料加工的多功能智能机械手

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