JPH09147962A - 防水コネクタ - Google Patents

防水コネクタ

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JPH09147962A
JPH09147962A JP30951795A JP30951795A JPH09147962A JP H09147962 A JPH09147962 A JP H09147962A JP 30951795 A JP30951795 A JP 30951795A JP 30951795 A JP30951795 A JP 30951795A JP H09147962 A JPH09147962 A JP H09147962A
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JP
Japan
Prior art keywords
connector
connector housing
housing
fitting
outer peripheral
Prior art date
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Application number
JP30951795A
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English (en)
Inventor
Arihiro Kamiya
有弘 神谷
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度変化を伴う環境下においてもシール性を確
保しつつ、雄雌の両部ハウジングを容易に装着すること
ができる防水コネクタを提供する。 【解決手段】雄側コネクタ1の樹脂製ハウジング3はリ
ードピン5を支持し、雌側コネクタ2の第1部材7はハ
ウジング3内に嵌合するとともに、雌型リード14を支
持している。ゴム製シールリング19は第1部材7の外
周面とハウジング3の内周面との間において両者により
押圧された状態で配置される。第3部材9の上部には係
合アーム部22が雄側コネクタ1に向かって延び、その
先端部は外周側から内周側に付勢し、かつ、係合部24
と係合して軸方向の移動を規制する。嵌合突起26,2
7はハウジング3の先端面の内の下側から雌側コネクタ
2に向かって延び、第3部材9の嵌合孔28,29に挿
入され、それ以上の嵌合突起26,27の外側への移動
を規制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、防水機能を有
し、雄雌のコネクタハウジングを着脱可能な防水コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12には、防水コネクタ30の縦断面
図を示すとともに、図14には防水コネクタ30を図1
2のX方向から見た側面図を示す。防水コネクタ30
は、図13に示すように、筒状の樹脂製の雄側コネクタ
ハウジング31と樹脂製の雌側コネクタハウジング32
とを有し、雄側コネクタハウジング31にはリードピン
33が支持され、雌側コネクタハウジング32には先端
に雌型リード(円筒部)34を有するワイヤ35が支持
されている。雄側コネクタハウジング31の開口端部に
は内径が大きな拡径部36が形成されている。雌側コネ
クタハウジング32において外径の小さな縮径部37を
有し、縮径部37の外周面にはゴム製シールリング38
が配置されている。そして、雌側コネクタハウジング3
2の縮径部37の外周面に雄側コネクタハウジング31
の内周面を嵌入させると、図12に示すように、両者間
においてシールリング38の外周面に設けた突起39
(図13参照)を内周側に変形させるとともに(図12
の力F1により)、シールリング38を軸方向に変形さ
せる(図12の力F2により)。このシールリング38
の弾性変形により雄側コネクタハウジング31と雌側コ
ネクタハウジング32とを気密封止する。又、雌側コネ
クタハウジング32の上面部には係合アーム部40が設
けられ、係合アーム部40の先端の爪41を雄側コネク
タハウジング31の外周面に設けた係合凹部42内に配
置することにより、雄側コネクタハウジング31と雌側
コネクタハウジング32との軸方向の移動を阻止してい
る。又、係合アーム部40の一端側の操作部45を下動
することにより係合アーム部40の先端の爪41を係合
凹部42から外して両ハウジングのロック状態を解除で
きる。
【0003】このような構造を採用した防水コネクタ3
0において、1ブロック当たりの極数(ピン数)が多く
なると、ハウジング31と32との接合面も広くなりそ
の周囲長さが長くなる。このため、環状のシールリング
38の長さも長くなる。このように長いシールリング3
8を用いたときに、高温環境下に置かれると樹脂製雄側
コネクタハウジング31の開口端部が塑性変形してしま
い、環状のシールリング38との間(接触面)に隙間が
でき、防水性が低下してしまう。
【0004】つまり、図12に示すように、雄側コネク
タハウジング31の開口端部は常にはシールリング38
により外側への力F3を受けており、常温と高温とが繰
り返されると雄側コネクタハウジング31の開口端部は
外周側に反ったままの形状となり、シールリング38に
よるシール性が低下してしまう。
【0005】そこで、図15,16,17に示すよう
に、雌側コネクタハウジング32における環状のシール
リング38の近傍において複数の嵌合孔43を設けると
ともに、それに対応した雄側コネクタハウジング31に
嵌合突起44を設け、嵌合孔43と嵌合突起44とを嵌
合させることが行われている。このようにすることによ
り、環状のシールリング38の周辺部において雌側コネ
クタハウジング32と雄側コネクタハウジング31とが
離間してシールリング38の接触面に隙間ができ防水性
が低下してしまうことを防止することができる。図17
においては一対の嵌合孔43と嵌合突起44とを、上面
部と下面部と左側面部と右側面部の4箇所に形成した場
合を示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成を採ると、防水コネクタは雄側コネクタハウジング
31と雌側コネクタハウジング32とを組み付ける際に
おいて、シールリング38の周辺部に嵌合突起44を設
けるためシールリング38の弾性力により嵌合突起44
も外側に変形しようとして全て(4つの)嵌合孔43と
嵌合突起44とを同時に位置合わせして嵌合させること
が困難であるという問題がある。
【0007】そこで、この発明の目的は、温度変化を伴
う環境下においてもシール性を確保し、かつ、雄雌の両
ハウジングを容易に装着することができる防水コネクタ
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、軸方向の移動を規制するための係合アーム部の先端
部と係合する係合部を、シールリングの配置箇所の外周
側における第1のコネクタハウジングの外周面に形成し
たことを特徴としている。
【0009】このような構成を採ることにより、嵌合部
においては第1のコネクタハウジングの先端部と第2の
コネクタハウジングとが凹凸関係により嵌合しており、
筒状の第1のコネクタハウジングがシールリングの弾性
力により外周側に付勢されるが、頻繁に温度が変化する
環境下において第1のコネクタハウジングの外周側への
変形が抑制される。このように第1のコネクタハウジン
グの外周側への変形を抑制する構造とする際に、係合部
と係合する係合アーム部の先端部が外周側から内周側に
付勢しており、筒状の第1のコネクタハウジングがシー
ルリングの弾性力により外周側に付勢されるが、この係
合部の形成箇所においては頻繁に温度が変化する環境下
において第1のコネクタハウジングの外周側への変形が
抑制される。
【0010】よって、係合アーム部によっても第1のコ
ネクタハウジングの外周側への広がりを抑制することが
できるので、嵌合部の数を極力少なくして嵌合箇所が低
減され、第1のコネクタハウジングと第2のコネクタハ
ウジングの装着の際の位置合わせを容易に行うことがで
きる。即ち、図15〜図17においてはコネクタの上面
部に係合アーム部40を設けるとともに同じくコネクタ
の上面部に嵌合孔43および嵌合突起44を設ける必要
があり、嵌合箇所(嵌合孔43および嵌合突起44)の
数が多くなってしまっていたが、本構成においては係合
アーム部の設置箇所であるコネクタの上面部には嵌合孔
および嵌合突起を設ける必要はなく、嵌合箇所が低減さ
れ、装着の際の位置合わせを容易に行うことができる。
【0011】このように、温度変化を伴う環境下におい
てもシール性を確保し、かつ、雄雌の両ハウジングを容
易に装着することができることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。図1には、雄側コネクタ1と雌側
コネクタ2とを接続した状態での縦断面を示す。図2に
は雄側コネクタ1と雌側コネクタ2とを分離した状態で
の縦断面を示す。図3には雄側コネクタ1の平面図を示
す。つまり、図2においてA方向から雄側コネクタ1を
見たときの状態を示す図である。図4には図2において
B方向から雌側コネクタ2を見たときの状態を示す。
【0013】さらに、図11には防水コネクタの分解斜
視図を示す。ただし、図11においては雌側コネクタ2
でのリード(ワイヤ)は省略している。雄側コネクタ1
において、雄側コネクタハウジング(第1のコネクタハ
ウジング)としての樹脂製ハウジング3は筒状をなし、
一方の開口部は底部4により塞がれている。底部4は長
方形状をなし、底部4において34個のリードピン(第
1のリード)5が貫通状態にて一体形成されている。よ
って、リードピン5は底部4において気密状態にて保持
されるとともにリードピン5の先端がハウジング3内に
突出している。ハウジング3の開口部には、内径の大き
な拡径部6が形成されている。
【0014】雌側コネクタ2は、樹脂製の第1部材7
と、樹脂製の第2部材8と、樹脂製の第3部材9と、樹
脂製のロックプレート10と、ゴム製のシールプレート
11とを備えている。これらの部材7〜11により雌側
コネクタハウジング(第2のコネクタハウジング)が構
成されている。図5には、雌側コネクタ2の側面図を示
し、図6には第3部材9とそれ以外の部材とを分解した
状態を示す。図7には図6においてC方向から第3部材
9以外の部材を見たときの状態を示す。図8には図6に
おいてC方向から樹脂製の第3部材9を見たときの状態
を示す。図9には第3部材9の側面図を示す。
【0015】図2,4において、第1部材7は柱部12
と管部13とからなる。柱部12は断面四角形状をな
し、柱部12の外周面は雄側コネクタ1のハウジング3
の内周面と摺動して嵌合するようになっている。柱部1
2には34個の雌型リード(円筒部)14が貫通状態に
て支持されている。第1部材7内には、ロックプレート
10と第2部材8とシールプレート11とが順に嵌入さ
れ、これら部材によりワイヤ15の先端部が支持され、
雌型リード14とワイヤ15とが接続されている。より
詳しくは、雌型リード14(ワイヤ15)がロックプレ
ート10による二重係止構造(瓢箪形をなす孔における
大径部にコードを挿入しコードを小径部に移動させて移
動不能にロックする構造)により支持されている。
【0016】第3部材9は、図5,8,9に示すよう
に、四角筒状をなし、側面に嵌合孔16が形成され、こ
の嵌合孔16に対し図7に示すように第1部材7の外周
面に形成された係合突起17が係合して第3部材9と第
1部材7とが連結支持されている。この際、シールプレ
ート11が第3部材9と第1部材7の間において押圧さ
れワイヤ15を気密状態で支持している。又、第3部材
9における雄側コネクタ側の開口部には径の大きな拡径
部9aが形成されるとともに、第1部材7の管部13に
は外径の小さな縮径部18が形成されている。そして、
第3部材9と第1部材7とが連結した状態においては第
3部材9の拡径部9aの内面と第1部材7の縮径部18
の外面との間に環状の空間が形成されている。これを、
図4においてエアギャップAGにて示す。
【0017】第1部材7の縮径部18の外周面にはゴム
製シールリング19が配置されている。具体的にはシー
ルリング19としてシリコン系ゴム材を用いている。こ
のゴム製シールリング19は、図7に示すように、コ字
状の嵌合部20を有し、この嵌合部20を第1部材7の
外周面に形成した嵌合凹部21に嵌入することにより移
動が規制されている。シールリング19は、その内周面
と外周面において周方向に延びる3つの突起13aを有
している。そして、第1部材7の外周面と雄側コネクタ
1の樹脂製ハウジング3との間において両者により押圧
された状態で配置されている。又、図2に示すように、
シールリング19の軸方向での幅L3は図1における装
着状態での隙間の幅L4よりも小さくなっており、シー
ルリング19は軸方向には押圧しておらず軸方向にはシ
ールリング19の弾性力は作用しない。
【0018】このように、雌側コネクタ2と雄側コネク
タ1との間には環状のシールリング19が配置され、防
水機能を有するコネクタとなっている。又、第3部材9
の上面には係合アーム部22が外周側から内周側に付勢
された状態で設けられている。係合アーム部22の先端
には爪(突起)23が設けられている。図1に示すよう
に、ゴム製シールリング19の配置箇所の外周での雄側
コネクタのハウジング3の外周面には係合部24が形成
され、係合アーム部2222の爪23が係合して軸方向
(図1においてL10にて示す)の移動を規制する。
又、係合アーム部22の基端側には操作部25が形成さ
れ、この操作部25を下方に押すことにより、爪23が
上動してハウジング3の係合部24との係合を解除でき
るようになっている。
【0019】このように係合アーム部22は、雌側コネ
クタ2に設けられ、雄側コネクタ1との嵌合状態を保持
するためのロック部材となる。さらに、操作部25の操
作によりロック状態を解除して雌側コネクタ2と雄側コ
ネクタ1とを離間して分離することができる。
【0020】図4に示すように、四角形状をなす雌側コ
ネクタ2の第3部材9の下部において拡径部9aの根元
部には、左右に嵌合孔28,29が設けられ、この嵌合
孔28,29は軸方向に所定の深さを有している。図3
に示すように、雄側コネクタ1のハウジング3の先端面
における下部には、雌側コネクタ2に向かって延びる嵌
合突起26,27が設けられ、嵌合突起26,27が嵌
合孔28,29と嵌合している。即ち、第3部材9は四
角筒状をなし、その上辺(第1の辺)において係合アー
ム部22が配置され、第1の辺に対向する下辺(第2の
辺)において突起26,27に嵌合する嵌合孔28,2
9が二箇所にわたり配置されている。
【0021】図10には、図4でのE−E線における縦
断面図を示す。図10から、嵌合突起26,27が嵌合
孔28,29に挿入されていることが分かる。このよう
に、嵌合突起26,27が、シール面に極めて近いとこ
ろに設けられ、ゴム製シールリング19によるシール面
が広がり嵌合時の雌側コネクタ2と雄側コネクタ1の各
中心軸がズレるのを防止している。このとき、第3部材
9が嵌合突起26,27の外側面と接触してそれ以上の
嵌合突起26,27の外側への移動を規制するストッパ
部材として機能する。
【0022】このように構成した防水コネクタにおいて
は、雄側コネクタ1のハウジング3がゴム製シールリン
グ19の弾性力により外周側に付勢される。一方、係合
部24と係合する係合アーム部22が外周側から内周側
に付勢している。これにより、雄側コネクタ1のハウジ
ング3の外周側への変形が抑制される。このようにして
筒状のハウジング3の開口端部における外周側への変形
が抑制されていることにより、雌側コネクタ2の第1部
材7の外周面と雄側コネクタ1のハウジング3の内周面
との間においてゴム製シールリング19が押圧状態を保
持し、防水性(シール性)が確保される。
【0023】又、雄側と雌側のコネクタを分離した状態
から装着(嵌入)する際には、嵌合突起26,27と嵌
合孔28,29とを嵌合する。つまり、角形状をなすコ
ネクタにおける下辺において二箇所のみ設けられている
嵌合突起26,27と嵌合孔28,29とを嵌合するだ
けでよく、その位置決めは容易なものである。
【0024】又、ゴム製シールリング19の使用形態と
して軸方向への変形は伴っていないので(図1,2にお
いてL3≦L4)、雌側コネクタ2の中心軸と雄側コネ
クタ1の中心軸とがズレる方向への付勢力は作用しにく
くなっている。よって、雌側コネクタ2と雄側コネクタ
1の各中心軸がズレにくく、捩じりによる接触抵抗が低
減されている。又、このように雌側コネクタ2と雄側コ
ネクタ1の各中心軸がズレにくいということは、雄側と
雌側のコネクタを分離する際においてその作業が容易に
行える。つまり、係合アーム部22によるロックを解除
して雌側コネクタ2と雄側コネクタ1の嵌合状態を解除
する作業において雌側コネクタ2と雄側コネクタ1の各
中心軸がズレがなく引き抜きをスムーズに行える。
【0025】このように本実施の形態では、軸方向の移
動を規制するための係合アーム部22の先端部と係合す
る係合部24を、シールリング19の配置箇所の外周で
のハウジング3の外周面に形成するとともに、ハウジン
グ3の先端部と当該部位に対応する雌側コネクタ2の第
3部材9との間において凹凸関係により嵌合する嵌合突
起26,27および嵌合孔28,29(嵌合部)を設け
たので、係合部24と係合する係合アーム部22が外周
側から内周側に付勢しており、筒状のハウジング3がシ
ールリング19の弾性力により外周側に付勢されるが、
頻繁に温度が変化する環境下においてハウジング3の外
周側への変形が抑制される。又、嵌合突起26,27お
よび嵌合孔28,29(嵌合部)においてはハウジング
3の先端部と雌側コネクタ2の第3部材9とが凹凸関係
により嵌合しており、筒状のハウジング3がシールリン
グ19の弾性力により外周側に付勢されるが、頻繁に温
度が変化する環境下においてハウジング3の外周側への
変形が抑制される。
【0026】よって、係合アーム部22によってもハウ
ジング3の外周側への広がりを抑制することができるの
で、嵌合突起26,27および嵌合孔28,29(嵌合
部)の数を極力少なくして嵌合箇所が低減され、組付け
の際の位置合わせを容易に行うことができる。即ち、図
15〜図17においてはコネクタの上面に係合アーム部
40を設けるとともに同じくコネクタの上面に嵌合孔4
3および嵌合突起44を設ける必要があり、嵌合箇所
(嵌合孔43および嵌合突起44)の数が多くなってし
まっていたが、本実施の形態においてはコネクタの上面
に嵌合孔および嵌合突起を設ける必要はなく、嵌合箇所
が低減され、組付けの際の位置合わせを容易に行うこと
ができる。
【0027】このように、温度変化を伴う設置環境下に
おいてもシール性を確保し、かつ、雄雌の両ハウジング
を容易に組付け一体化することができることとなる。さ
らに、ロック用の係合アーム部22を上辺に加え下辺に
も設けると、雌側コネクタ2と雄側コネクタ1との嵌合
作業時において、嵌合方向の判別が難しく作業性の低下
を招いてしまうが、本構成によれば、ロック用の係合ア
ーム部22を上辺のみに設けており、雌側コネクタ2と
雄側コネクタ1との嵌合作業時(装着時)において、嵌
合方向が容易に判別でき作業性に優れている。
【0028】これまで説明した実施の形態以外にも次の
ように実施してもよい。前記実施の形態においては筒状
をなす第1のコネクタハウジングにリードピン5を設
け、少なくともその一部が第1のコネクタハウジング内
に嵌入する第2のコネクタハウジングに雌型リード14
を設けたが、筒状をなす第1のコネクタハウジングに雌
型リード14を設け、少なくともその一部が第1のコネ
クタハウジング内に嵌入する第2のコネクタハウジング
にリードピン5を設けてもよい。
【0029】又、前記実施の形態においては四角筒状を
なすハウジング3における上辺(第1の辺)において係
合アーム部22を設け、嵌合突起26,27および嵌合
孔28,29を上辺(第1の辺)に対向する下辺(第2
の辺)において二箇所に配置したが、四角筒状をなすハ
ウジング3における上辺に係合アーム部22を設け、嵌
合突起(26,27)および嵌合孔(28,29)を下
辺において一箇所に配置してもよい。あるいは、四角筒
状をなすハウジング3における上辺に係合アーム部22
を設け、下辺に嵌合突起(26,27)および嵌合孔
(28,29)を一箇所に配置し、かつ、左および右の
辺に嵌合突起(26,27)および嵌合孔(28,2
9)をそれぞれ一箇所に配置してもよい。
【0030】さらに、前記実施の形態においては凹凸関
係により嵌合する嵌合部として、雄側コネクタハウジン
グ3(第1のコネクタハウジング)に設けた嵌合突起2
6,27と雌側コネクタハウジング(7〜11)に設け
た嵌合孔28,29とにより構成したが、雄側コネクタ
ハウジング3(第1のコネクタハウジング)に嵌合孔を
設けるとともに雌側コネクタハウジング(7〜11)に
嵌合突起を設けてもよい。
【0031】さらには、弾性体よりなるシールリングと
してゴム製シールリング19を用いたが、それ以外の材
料を用いてもよい。又、コネクタの断面形状は四角形状
以外の形状をなしていてもよい。
【0032】さらに、前記実施の形態においてはワイヤ
同士の接続を想定した場合に具体化したが、雄側コネク
タを電子機器ハウジングに直接設けた構造としてもよ
い。さらには、コネクタの材料は、樹脂以外の材料を用
いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 雄側コネクタと雌側コネクタとを接続した状
態での縦断面図。
【図2】 雄側コネクタと雌側コネクタとを分離した状
態での縦断面図。
【図3】 雄側コネクタの平面図を示す。
【図4】 図2においてB方向からの雌側コネクタを見
たときの状態を示す図。
【図5】 雌側コネクタ2の側面図。
【図6】 第3部材とそれ以外の部材とを分解した状態
を示す図。
【図7】 図6においてC方向から第2部材以外の部材
を見たときの状態を示す図。
【図8】 図6においてC方向から第3部材を見たとき
の状態を示す図。
【図9】 第3部材の側面図。
【図10】 防水コネクタの断面図。
【図11】 防水コネクタの分解斜視図。
【図12】 従来技術を説明するための防水コネクタの
断面図。
【図13】 従来技術を説明するための防水コネクタの
分解断面図。
【図14】 従来技術を説明するための防水コネクタの
側面図。
【図15】 従来技術を説明するための防水コネクタの
分解断面図。
【図16】 従来技術を説明するための防水コネクタの
断面図。
【図17】 従来技術を説明するための防水コネクタの
側面図。
【符号の説明】
3…第1のコネクタハウジングとしてのハウジング、5
…第1のリードとしてのリードピン、7…第2のコネク
タハウジングを構成する第1部材、8…第2のコネクタ
ハウジングを構成する第2部材、9…第2のコネクタハ
ウジングを構成する第3部材、10…第2のコネクタハ
ウジングを構成するロックプレート、11…第2のコネ
クタハウジングを構成するシールプレート、14…第2
のリードとしての雄型リード、19…シールリング、2
2…係合アーム部、24…係合部、25…操作部、26
…嵌合部を構成する嵌合突起、27…嵌合部を構成する
嵌合突起、28…嵌合部を構成する嵌合孔、29…嵌合
部を構成する嵌合孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状をなし、第1のリードを支持する第
    1のコネクタハウジングと、 少なくともその一部が前記第1のコネクタハウジング内
    に嵌入するとともに、前記第1のリードに対応する第2
    のリードを支持する第2のコネクタハウジングと、 前記第1のコネクタハウジングの内周面と前記第2のコ
    ネクタハウジングの外周面との間において両者により押
    圧された状態で配置される弾性体よりなるシールリング
    と、 前記第2のコネクタハウジングから前記第1のコネクタ
    ハウジングの外周側に向かって延び、先端部が前記第1
    のコネクタハウジングの外周側から内周側に付勢された
    係合アーム部と、 前記シールリングの配置箇所の外周側における前記第1
    のコネクタハウジングの外周面に形成され、前記係合ア
    ーム部の先端部と係合して軸方向の移動を規制する係合
    部と、 前記係合アーム部の付勢力に抗して前記係合アーム部の
    先端部を移動させるための操作部と、 前記第1のコネクタハウジングの先端部と当該部位に対
    応する前記第2のコネクタハウジングとにおいて凹凸関
    係により嵌合する嵌合部とを備えたことを特徴とする防
    水コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記第1のコネクタハウジングは四角筒
    状をなし、その第1の辺において前記係合アーム部が配
    置され、第1の辺に対向する第2の辺において前記嵌合
    部が配置された請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記第2の辺において前記嵌合部が二箇
    所に配置された請求項2に記載の防水コネクタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000331740A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Yazaki Corp 防水コネクタ
JP2001110506A (ja) * 1999-10-01 2001-04-20 Thomas & Betts Corp <T&B> 防水コネクタ

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JP2000331740A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Yazaki Corp 防水コネクタ
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